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ドラコンさんの返信一覧。得点の低い順1ページ目

元記事:作中の生活を描くとき、必要なことの質問です

映画のロードオブザリングの冒頭を見ていて思ったのですが、話の始めに作中の生活を端的に示すのに必要な要素って何でしょうか?

作品によるでしょうが、
自然、作物、人々(見た目とか価値観)、超能力的なもの(魔法とか)、かなと思ったりもするのですが、確信が出来ません…

あまり何でもかんでも描いても邪魔臭いし、逆に端折ってしまったら伝わらない……気がしますし…

それと、作中生活を上手く伝えてくる作品も教えてもらえると有難いです。二つも質問があって申し訳ないですがよろしくお願いします。

上記の回答(作中の生活を描くとき、必要なことの質問ですの返信)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 ドラコンと申します。ご質問の件につき、私見を申し上げます。

 外国や異世界が舞台で、作中の生活を示すのであれば、衣食住の描写は必要でしょう。それを端的に示すのであれば、私は食事の場面を入れます。少なくとも、舞台の文化圏を象徴する食べ物を、セリフか字の文の中に入れます。どんな食事をとっているのかで、その人物の生活水準が分かるかと存じます。

 中華風ファンタジーを書いたときのことです。私が読んだ中華風ファンタジーには肉まんが登場することが多かったので、「中華風世界」を明確にするため、肉まんを出しました。和風世界ならおむすび、西洋風世界ならパンでしょう。

 それに、「住」はまだレンガ造りか木造か、石造りかの別は書きやすいです。しかし、「衣」は素材(綿、絹、ウール、皮などの別)や色はともかく、形は書きづらいすね。絵なら一発で分かるのですが。

 また、魔法が存在する世界であれば、冒頭で派手な攻撃魔法ではなくても、変身や空飛ぶ手紙、空飛ぶじゅうたんやほうきでも出しておいたほうが、「魔法が存在する」ことを明確にできます。実際、中華風ファンタジーを書いたときには、鏡を使った「テレビ電話」を出しました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 作中の生活を描くとき、必要なことの質問です

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元記事:実在する国や地域をモデルにするとき

こんにちは。
まだ具体的なプロットは出来ていませんが、アジア圏の文化が好きなので、中国やその周辺の国々の地理や文化をモデルにした架空の場所が舞台の小説のアイデアがあります。
科学的におかしい内容にはしたくないので、
「北に住む民族は背が高く、小麦をよく食べ、寒さを防ぐのに適した服を着ている」
「南に住む民族は小柄で、米をよく食べ、風通しの良い服を着ている」
といった、生物学的、気象学的な理由があって、現実にもモデルにした地域で見られる設定は残そうと思っています。
また
「南方に交易で栄えていて宝石のように美しい島々からなる国があり、主人公がそこで崇拝されている動物の骨をうっかり手にしてしまったために追われる身になる」
「西の山岳地帯に独自の文化を持つ王国があり、主人公の相棒が実はその国の王子だった」
など、具体的な国や地域をモデルにした設定も思いつきました。(ちなみに例に挙げた設定のモデルは、どちらも私が非常に憧れを持っている場所です)
しかし、あまり現実に近い設定にしてしまうと、書き方によって人種差別的に取られてしまったり(例えば、南方系の特徴があって社会的な地位が低い人物を登場させた場合など)、現実の政治的な問題を想起させてしまったりするのでは、という不安があります。
例えば『精霊の守り人』シリーズでは、やはりアジア的な世界観で、何となくこの辺りがモデルだろうかと分かりつつも現実とは違う設定になっていたと思いますが、やはりそうすべきでしょうか?

上記の回答(実在する国や地域をモデルにするときの返信)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 ドラコンと申します。遅ればせながら、ご質問の件につき、私見を申し上げます。

 >アジア圏の文化が好きなので、中国やその周辺の国々の地理や文化をモデルにした架空の場所が舞台の小説のアイデアがあります。

 私も同じ構想を持っています。特に、中国のチベット自治区や新疆ウイグル自治区を考えています(前者については、プロローグのみですが、こちらの「小説のタイトル・プロローグ改善相談所」に投稿しています)。両方とも、独立問題があり、チベット族やウイグル族からすれば、異民族の漢族に支配されています。ただ、創作ですので、そういった事情はきれいさっぱり無視しました。負の要素は、物語を面白くする要素でなければ、無理して描くことはないかと存じます。

 参考記事
 「小説のタイトル・プロローグ改善相談所」
 http://www.raitonoveru.jp/howto1/sekai/09.html

 「リアリティはなぜ必要?」
 http://www.raitonoveru.jp/howto1/sekai/10.html

 浄瑠璃・歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』は、ご存じの通り「赤穂事件」を題材にしています。ですが、幕府を憚って(江戸時代、江戸時代に起きた武家の事件を取り上げると、上演禁止になりかねない)、時代設定を南北朝時代に移しています(詳しくは、リンク先冒頭をご参照のこと)。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%A0%E8%87%A3%E8%94%B5

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 実在する国や地域をモデルにするとき

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元記事:実在する国や地域をモデルにするときの返信

 ドラコンと申します。遅ればせながら、ご質問の件につき、私見を申し上げます。

 >アジア圏の文化が好きなので、中国やその周辺の国々の地理や文化をモデルにした架空の場所が舞台の小説のアイデアがあります。

 私も同じ構想を持っています。特に、中国のチベット自治区や新疆ウイグル自治区を考えています(前者については、プロローグのみですが、こちらの「小説のタイトル・プロローグ改善相談所」に投稿しています)。両方とも、独立問題があり、チベット族やウイグル族からすれば、異民族の漢族に支配されています。ただ、創作ですので、そういった事情はきれいさっぱり無視しました。負の要素は、物語を面白くする要素でなければ、無理して描くことはないかと存じます。

 参考記事
 「小説のタイトル・プロローグ改善相談所」
 http://www.raitonoveru.jp/howto1/sekai/09.html

 「リアリティはなぜ必要?」
 http://www.raitonoveru.jp/howto1/sekai/10.html

 浄瑠璃・歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』は、ご存じの通り「赤穂事件」を題材にしています。ですが、幕府を憚って(江戸時代、江戸時代に起きた武家の事件を取り上げると、上演禁止になりかねない)、時代設定を南北朝時代に移しています(詳しくは、リンク先冒頭をご参照のこと)。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%A0%E8%87%A3%E8%94%B5

上記の回答(実在する国や地域をモデルにするときの返信の返信)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 訂正です。参考記事の「小説のタイトル・プロローグ改善相談所」は、正しくは「読者の夢を壊す現実性に注意!」です。誤字の件、お詫びして訂正します。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 実在する国や地域をモデルにするとき

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元記事:描写、どこまで

はじめまして、グリーンと言います。

今回ご相談させていただくのは施設の描写についてです。(こういう言い方が適切かはわかりませんが)

会話文、人物の描写は割とスラスラ出てくるのですが、施設の描写
(駅や学校、部屋など)
風景の描写
(田舎町、自然)
と行った部分がいかんせんうまくいきません。

自分で書いた文章を読み返しても風景があまりはっきり想像できず、実際に描写したい場所に行って自分で見て来てもうまく文に落とし込めません。

とにかく見えるものを書こうとするとごちゃごちゃして読みにくくなってしまいます。

書いてるうちに慣れてくるものなのかもしれませんが、皆さんの中でコツ。どういった部分を強調すればいいかなどがあったらぜひ教えてください。

上記の回答(描写、どこまでの返信)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 ドラコンと申します。ご質問の件につき、私見を申し上げます。
 
 駅の描写でしたら、私なら「駅のアナウンス」を入れておきます。例えば以下の感じです。

「ご乗車ありがとうございました。終着東京~、東京~。お忘れ物ございませんよう、お気お付けくださーい」

 これに、必要に応じで乗り換えの案内などを入れます。Yahoo!で、「駅 アナウンス」のキーワードで動画検索を書ければ、駅のアナウンスの動画はすぐ出てきます。

 グリーンさんのご構想は、ご質問から現代日本が舞台と拝察しています。田舎でしたら、田舎ならではの郷土料理があるでしょうから、それを出されるのも一案でしょう。

 私が中華風ファンタジーを書いたときには、「中華世界」と理解してもらうため、肉まんをはじめ、中華料理を大量に出しました。特に、異世界や外国が舞台の場合では、モチーフや舞台の文化圏を代表する食べ物を出しますね。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 描写、どこまで

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元記事:なろう系ラノベに努力の要素を持ち込むのはタブーか?

なろう系ラノベは、「友情」「努力」「勝利」の法則を掲げた少年ジャンプとは対極にある存在で、読者はチートハーレムを望んでおり、主人公が努力するのはタブーである、ラノベ読者は努力が嫌いである、という言説があります。

一方で、ラノベ新人賞の下読みさんによると、物語には成長要素が不可欠で、読者は登場人物が成長していく姿に心を動かされると言います。
果たして努力をせずに、成長が描けるのか?

実は、なろう系ラノベの読者は努力が嫌いなのではなく、対価の約束されていない努力が嫌いというのが真実だと思います。

その証拠として、主人公がモンスターを倒して経験値を稼ぎ、ステータスをアップさせる、新たなスキルを獲得するというタイプの物語が多いことが挙げられます。

これはシリーズ累計発行部900万部突破のヒット作「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 」(GA文庫・2013/1/11刊行)がパイオニアとなった要素で、主人公などの登場人物のパラメータがゲーム的に表示され、モンスターを倒すたびにこれがアップしていきます。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 」の主人公は、登場した当初は最弱でしたが、成長速度が異様に早くなるスキルの持ち主で、どんどん強くなっていきます。
この成長要素が快感だったわけです。

なろう系の異世界転生とは、より本質的に言えば、ゲーム世界への転生です。
ゲームの世界では、モンスターを倒せば必ず経験値やアイテム、お金が手に入ることが約束されており、努力が無駄になりません。

これはラノベの読者層であるオタクに馴染みやすい要素であるため、受け入れやすく、努力して強くなっていく主人公に感情移入しやすくなっています。

しかし、これ以外の方法で努力したり、主人公の成長を描いたなろう系ラノベ(書籍化作品)は、寡聞にして知りません。
もし、これが以外の方法で努力したり、主人公の成長を描いた書籍化作品がありましたら、その内容などを教えていただけるとありがたいです。

なろう系に努力の要素を持ち込むのはタブーか?についてもご意見をいただけるとありがたいです!

上記の回答(なろう系ラノベに努力の要素を持ち込むのはタブーか?の返信)

投稿者 ドラコン : 0 投稿日時:

 こんばんは、ドラコンです。「なろう」系のライトノベルを読みつけているわけでもないに、うっぴーさんのこのスレッドに私見を申し上げるのは、僭越の極みで恐縮しております。

 >なろう系の異世界転生とは、より本質的に言えば、ゲーム世界への転生です。
 >ゲームの世界では、モンスターを倒せば必ず経験値やアイテム、お金が手に入ることが約束されており、努力が無駄になりません。
 
 このご見解には納得できます。私が唯一読んだ「なろう」系の異世界移転ライトノベル『レベル99冒険者によるはじめての領地経営』(モンスター文庫、藤崎著、1~5巻、2015年~2016年)を紹介すれば、以下の一言で足ります。
 
 「魔王を倒した後の『ドラクエ』的世界が舞台の、都市経営シミュレーションゲーム『シムシティ』『A列車で行こう』」
 
『レベル99冒険者によるはじめての領地経営』は、努力の結果としてレベルや資金といった多額の報酬を得てからスタートしています。現実世界から移転した主人公が、最高位の魔法使いになるために努力をしていないわけではありません。ですが、余り努力・成長の描写はありませんでした。時々、主人公自身のセリフで、「師匠からこういうスパルタ教育を受けた」と出てくるぐらいです。

 実際、領地経営の資金も豊富で、主人公たちのレベルも高く、一般人では到底使えぬ高度な魔法を日常生活で惜しげもなく使っています。しかも、資金が枯渇したら、ドラゴンを退治して、その財産を手に入れればいい、と平然と言っています(作中ではモンスターの財産は退治した冒険者の物になります)。

 これは、先に挙げた『シムシティ』や『A列車で行こう』に例えると、資金を無制限にする裏技を使っているようなものです。現に、『シムシティ』『A列車で行こう』共に、作品によっては資金を無制限に裏技が存在する場合もあります。それどころか、『A列車で行こう』シリーズの最新作『A列車で行こうExp.』では、株式売買で「無理やり」資金を増やさねば、まともなまちづくりが出来なかったですね。これは裏技ではなくて、「表技」です。鉄道会社の社長になって、線路を伸ばして、建物を建ててまちをつくるゲームなのに、株売買を使わずに初期資金を使い切ると、線路は伸ばせない、建物も建てられないで、面白くないですから(私が下手だったからですが)。

 ですので、この『レベル99冒険者によるはじめての領地経営』は、RPG要素はありますが、都市経営シミュレーションゲーム感覚で読めました。そして、都市経営シミュレーションゲーム的な領地経営が楽しかったですね。

「なろう」発で書籍化され、ゲーム的世界観でなく、主人公の努力を描いた作品としては、私が読んだものの中では、次の作品が該当するかと存じます。ただ、「ライトノベル」の定義に該当するかは、微妙なところです。

『皇華走狗伝 星なき少年と宿命の覇王』(喜多村やすは、宝島文庫、2018年)

 特徴は以下の通りです。

 ・舞台は古代中国風の異世界(「皇帝」の語を使っているが、春秋戦国時代を想定か?)。
 ・異世界移転モノではない。
 ・主人公は側室の子のため、戸籍を持たず、「所有物(もの)」扱いされている、引きこもり志願の少年(17歳)。ただし、相当の読書家で知識は豊富。だが、武のほうはからっきしダメ。
 ・ストーリーは、主人公が軍師となって、副主人公の皇子を戦で勝たせること。
 ・努力の動機は「暇」。仕えることになった皇子に「人」扱いされて、皇子に心服。その立場が盤石になるまでの10年間努力することを決意。鍛え上げた軍人でなければ不可能なこともやってのけている。
 ・主人公に敵国の王から引き抜きの話があったが、「新たな関係を築くのが面倒」との理由で断る。
 ・ハーレム的要素はない。ヒロインは正・副ヒロインの2人のみ。しかも、正ヒロインの初出は5歳、作中で成長するが、それでも8歳。副主人公は副ヒロインに告白して、実質婚約する。

 これは、「ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?」のスレッドに書くべきことかもしれませんが、ついでなのでここに書いておきます。

『レベル99冒険者によるはじめての領地経営』と『皇華走狗伝』の主人公は、両方とも「父性愛」の持ち主として描かれていました。

『レベル99冒険者によるはじめての領地経営』の主人公も、5巻で3人のヒロインと婚約関係になります。ですが、ヒロインはもう1人いて合計4人です。そして、4人目のヒロインは10歳の女の子です。さすがに10歳の女の子では、婚約の対象にはなりません。しかし、他のヒロインから「子育てできない父親のようだ」と評されているように、主人公はほいほいとおねだりを許してしまったり、小遣いを与えていたりします。

 また、『皇華走狗伝』の正主人公と正ヒロインの関係も、正ヒロインを政略結婚から救うためとの理由で、形式的に「夫婦」なっています。ですが、読んでいて娘のままごとに付き合う父親との感じがしました(年齢的には兄と妹ですが)。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: なろう系ラノベに努力の要素を持ち込むのはタブーか?

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元記事:物語を終わらせる事について

6年近く小説を書いていて、1度くらいは新人賞に応募したいと思っている者です。
元々2次創作から始まって12万字程度を4本、なろうで2本書き上げてきました。
たまにエタる事もありましたが基本的には一度始めた作品はどんな形であれ完結させることにしていました。
しかし連載ものならコレコレこうして〜と最初から完結まで漕ぎ着けるのですが、いざ新人賞向けに書き始めると思うように話が続かず筆を折ってしまいます。
このような場合の改善方法をご教授下されば幸いです。

上記の回答(物語を終わらせる事についての返信)

投稿者 サタン : 0

正直わかんね。
スレ主さんにとって新人賞とWeb連載とで何が違うんだろう? 文字数的には同じくらいの規模で書いてることから、新人賞への練習という意味合いもあってのことなのかなと思うんだけど。
二次を含め計6本も長編を書いてればそれなりに構成力は身についてるだろうし、話の転がし方もわかってると思う。
なら、逆になんで出来ないのと聞きたくなるくらい。

新人賞用だぞと気負いすぎてるのかな。
それとも、Web連載なら書けるというならWeb連載をして書けたものを新人賞に送ればいいと思うけど、書き上げた二本でそれをしないあたり、Webと新人賞は違うという認識があるのかな。
だとしたらそれはそれで正しいけど、書けなきゃ送るモノが無いんだから新人賞用のネタをWeb連載してみりゃいいんじゃないのかな。

途中で筆を折ってしまうとかって話の場合は、だいたいプロットを立ててないのが原因だしプロットが設計図としての用途を果たしてないことが原因だけど、Web連載では書けてるってんだから、そういう話じゃないような気もする。

ひょっとしたら、Web連載 = 5000~1万程度の短い場面を複数書くことに長けていて、12万字の1個のでかい物語を作るというのが経験なくて苦手とか?
だとしたら開き直って短編集のようなものにしてみるとか、主人公がそれぞれ違う短編を3本書いて、その3本を編集して一本にまとめて群像劇にしてみるとか。
とにかく短いお話、短い場面の集合体で成立する物語のアイディアを練ってみたらどうかな。これなら まとめかた の問題になるから、書くには書けるはず。

あとは、新人賞ってことは受賞したら続刊を書くわけで、「きっちりちゃんと物語を終わらせる」ということに抵抗があるとか?
この場合は、下手なことしないで「きっちりちゃんと」終わらせたほうがいいので、気にしてること自体が間違いかな。
続刊なんて「主人公は死にました」のラストからでも作れるから、主人公が死ぬラストならちゃんと殺しとかないとね。続刊とか後のことは気にしちゃいかん。
ありがちなのは、続けられる余裕を残した終わり方を模索する感じだと思うけど、これは「終わり方」だけでは解決しない問題だから、終盤付近で躓いたりグダグダしちゃったり中途半端感が出ちゃって評価を下げることになりがちだと思う。

とりあえず思い当たる状況をいくつか書いてみたけど、たぶんどれもピンと来ないんじゃないかな。
スレ主さんの状況を詳しく知らないと、特に新人賞とWeb連載で何が違うのか、そういうスレ主さん分析をしないと現状だけでは何もわからんし、こういうパターンならよくあると思うよって例を上げるだけになる。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物語を終わらせる事について

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投稿日時:

元記事:現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点

 タイトルの通りです。
 現代ファンタジーで学園ものを書きたいのですが、気をつけるべき点を教えて下さい。
 私の知っている学園ものだと『学戦都市アスタリスク』や『とある魔術の禁書目録』、『落第騎士の英雄譚』、『緋弾のアリア』などがあります。
 どれも作品によって描かれている世界の細かな所が違うと思いました。
 現代ファンタジーでは書かなくてはいけない点や書かなくても問題のない点などを具体的に知りたいと思っています。

上記の回答(現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信)

投稿者 あまくさ : 0

設定・世界観についてはサタンさんの説明がたいへん行き届いていていると思います。
私から強いて付け加えるとしたら、主人公の能力でしょうか。

あげられた作品のうちいくつか読んでいないものもありますが、すべて異能バトル系ということになると思います。学園ものであれば主人公は中学・高校生相当。そしてエンタメは重要な戦いの局面では主人公が中心になって活躍するのが定石なので、かなり強い能力を与える必要があります。
異世界ファンタジーならともかく、現代ファンタジー・学園ものでいきなり最強の高校生主人公だと普通は浮いてしまうと思うんですね。なのでよく使われる方法としては、序盤では低スキルに見えた主人公が実は何か特殊な血筋などを引いていて、やがて覚醒するというやつです。しかし、このパターンは作者にとっては使い勝手がよいでしょうが、あまりに使い古されてしまって今では芸がなさすぎです。
ヒットした作品の多くはそこに工夫がこらされていて、例えばとあるシリーズに代表される「最強の劣等生」パターンなどのアイデアが見られます。
小説以外のジャンルも見渡すと、fateでは主人公の能力を抑える要因にドラマとしての重厚な背景をあたえていました。またアニメ『まどマギ』は、大きな謎が徐々に解き明かされるストーリー構成でしたが、それらのすべてが主人公に隔絶した力が集中する理由として収斂していくんですね。
いろいろ個性的なアイデアがこらされた先行作がありますから、参考にしてみてください。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点

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投稿日時:

元記事:アクション描写で気をつけること

今現在、人生初のオリジナル小説を執筆中で別掲示板に貼り付けています。
読んでもらうとわかるように、かなり文章が拙いのです。特にアクション描写が酷く残念な感じになっています。
アクションシーンはどうやって鍛えるべきでしょうか?参考になるものがあれば、教えてください。

上記の回答(アクション描写で気をつけることの返信)

投稿者 にわとり : 1

 ピクシブの遊園地のやつですよね。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10896456

 個人的に読んで思ったのが、主人公が戦闘してるわけじゃないから書きづらいんじゃないのかな、ということ。
 小説で戦闘描写が多いやつって、具体的に何を書いているのかというと戦闘中の心理描写であることが多いんですよね。活字媒体は動きを説明するのが苦手な一方で心理描写に秀でているので、メディアの特性に従って有利なフィールドに引き込んで勝負している、みたいな。
 動きの描写は下手に盛るとかえってわかりにくくなるけど、心理描写はそうでもないし。戦闘シーンを書くのがうまい作家は大抵、戦闘中のこころの動きを描くのがうまい。

 その点、あなたの作品は主人公が特に親しいわけでもない知り合ったばかりの人物の戦闘を傍観しているだけなので、感情のうごきを描くのが難しい。そのせいでアクションシーンが『残念な感じ』になってしまうのではないかと思いました。
 まあ傍観者視点でもやりようはあって、スポーツ中継みたいなノリで「正面から迫ってくる触手の猛攻に気を取られている間に、背後にも数本の触手が回り込んでいる。大きくしなった触手が彼女の無防備な背中を狙う! 彼女はまだ気づいていない、いや、今更気づいたところでもう逃げられない。どうする!」みたいなことを書いていけばいいのだけれど、この場合も描くべきことの主眼は動きではなく、人の感情です。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: アクション描写で気をつけること

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