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蛇鷲さんの返信一覧。最新の投稿順13ページ目

元記事:初心者が書く分量はどれくらいがいいかの返信

自身のやりたいことがあれば短編でも大長編でも構わないと思います。私もかなりブランクの空けて小説を執筆していますが当時作っていなかった大長編を書いています。

サタンさんが述べている通り大長編でいきなり処女作がヒットした作品もあります。しかし30万文字以上のある一作をまとめるのには時間が掛かるでしょう。
世の中何が売れるのかは誰にもわかりません、これは自身のスキルが必要かなと思います。

まずは何をしたらいいのかをまとめてから制作に取り組むことを考えるべきかなと思います。

上記の回答(初心者が書く分量はどれくらいがいいかの返信の返信)

スレ主 蛇鷲 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
当方文章力が低いのはわかっているのですが、正直言いまして何をすべきかそれすらよくわかりません。
とりあえず課題点の洗い出しがてらなにかしら書いてみたいと思います。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 初心者が書く分量はどれくらいがいいか

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元記事:初心者が書く分量はどれくらいがいいかの返信

私も同じでしたね~。
「書きたいものを書きたい! 完結させる!」という目的のもとで、
書きながらネットに公開しております。
私の場合、好みの要素を入れると、長編になることが多くて、
ある作品は30万字を超えたことがあります…

ただ、こうやって書いているうちに、どのくらい要素を詰め込んだら、どのくらいの長さになるのか、感覚が分かってきた気がします。
そのおかげで、やっと短編小説が書けるようになりました。
私の場合、多分、「書きたいものを書く!」という目的が短編を書くのを邪魔をしたのと、構成力が低すぎて、そもそも話を短くまとめられないという状況だったので、なかなか文字数を調節することが難しかったんでしょうね。
ちなみに、今も苦労してます…

とりあえず、自分の実力を知るためにも、書きたいものを書くといいのでは?と思いました。
やってみないと、何が苦手なのか、得意なのか、分からないと思うんですよね!

「短編は長編の練習とはならない」というのは、どういうことなんでしょうね。
あくまで私の想像なのですが、
話の組み立て方が違うのかな?と思いました。
長編から短編を書くようになった感覚では、短編を書く場合、かなり詰め込む要素を減らすんですよねー。
でも、短編に慣れた人だと、もしかしたら、要素の詰め込み方や(その多くの要素の)見せ方がよく分からない…といった問題にぶつかるのかもしれません。

なにかの参考になれば幸いです。分かりづらかったら、ごめんなさいね。
ではでは、失礼しました。

上記の回答(初心者が書く分量はどれくらいがいいかの返信の返信)

スレ主 蛇鷲 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
短くまとめることにも力がいるのですね。
短編への挑戦に少し不安が出てきました。
それでも一回挑戦してみようと思います。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 初心者が書く分量はどれくらいがいいか

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元記事:主人公が戦う理由ないし戦える理由

こんばんは。
リームと申します。前回の質問は様々な意見をいただき、ありがとうございました。

今回も現在構想中の「異世界転生モノ」について、皆さんの意見を聞きたくスレッドを立ち上げました。

タイトルの通り主人公が戦う理由なのですが、正確に言うと「一般人だった主人公が、何故、生死をかけた戦いができるのだろうか。それができるほどの強い動機や目的はどういったものだろうか」ということです。

本音を言いますと「異世界転生」以前に元は一般人「巻き込まれ主人公」が書くのが致命的に苦手で、実際に作品を見てるときはそうはならないのに、いざ自分が書くと「そもそも何で元は一般人だった主人公が、命がけの戦いにすぐに参加できてるのだろうか」「殺したり殺されることへの恐怖は無いのだろうか」っという思考になってしまいます。

そのため「元からその世界で生きてきた」とか「元々、命のやり取りが非日常ではない世界観(ファンタジー世界もしくは世紀末等)」ということで深く考えなくて済む、自発的なタイプの主人公を主に書いてきました。

しかし、読者と同じ目線に立てる、成長を描ける(最初から無双してるのが多いですが)故に親近感が持てると、巻き込まれ主人公には数多くの利点があるのも承知してます。

現時点での構想では主人公は女性で
・現実世界では中3でちょうど受験生
・文武の才能はある方で、努力も怠らないが中々結果が出ない(中の上止まり)
・両親が社会的地位のある職業で、期待が大きくスパルタ教育を受けてきた
・その反動で欲というか負けん気や闘争心が薄く、他人との競争が苦手になる
・故にコミュニケーション能力は高くない。コミュ障一歩手前。
・期待に応えたいという気持ちはあるが、気負いすぎて空回りすることがほとんど
・周囲からの評価は極端で「能力があるのに手を抜いてる」「ノミの心臓」から「平和主義」「繊細で優しい」等
・最終的に無理が祟って事故死or悲観して自殺、そのまま異世界へ召喚される。

とまあ、見事な豆腐メンタル主人公なのですが スタート地点が非常に低い上に明確な目的が無いため、ここからどう戦いの覚悟持たせるかを考えています。
私なりに過去の作品を参考に、いくつかパターンを考えてはみました。

1.実は命のやり取りを何とも思わないサイコパスだった
これは昨今の異世界転生でよく見る気がします。コミュ障故に他人の生き死ににも無関心だから冷酷になれるという(単に描写不足のだけの気もしますが)もしくは生前の無欲さは自分の本質を無意識に抑えつけてたからとか。ここまで書いてなんですが、あまり使いたくはないです。

2.初陣で心をへし折り、修羅ルートへ
私がよく使っていた主人公の過去の挫折や暗い過去を、初陣に持っていき「もう戦うしかないんだ……」と豆腐なメンタルに鞭打っていく。シンジ君かな?

3.戦闘時は別人格が出てくる
異世界転生ですが異能力バトル要素もあるので、能力発動時には好戦的な人格が現れて大暴れするという闇遊戯スタイル。上記の修羅ルートから別人格を形成したパターンや別人格を向き合っていくストーリーにするなど、工夫の余地はありそう。

4.好きな人を守るため
王道のボーイ・ミーツ・ガール。この場合は逆ですが……。他にも修羅からの脱却として新しく芽生えた戦う理由と覚悟としても使えるでしょうか。

と、色々長くなりましたが 「日常から非日常へ変わったときに、主人公はなぜ戦いの覚悟を持てるのか」 これに関して皆さんの意見を聞かせてください。
よろしくお願いします。

上記の回答(主人公が戦う理由ないし戦える理由の返信)

投稿者 蛇鷲 : 2 投稿日時:

聴かれていることとはだいぶ違うかもしれませんし共感も得られないでしょうが少し。
武装勢力が素人を戦闘員にするとき、殺人への抵抗をなくすために無理やり人を殺させるそうです(少年兵を作るときは肉親や同じコミュニティの住人を殺害させ、帰れない立場に追い込むこともあるのだとか)。
他にも宗教や麻薬で罪悪感を消したり嫌悪をあおって敵愾心を募るのも古来から使われてきた方法です。
こういった少々ヤバめな方法で主人公の理性、罪悪感をまひさせて戦える人にするのはいかがでしょうか。
また一度人の捕食に成功した動物は相手の弱さ、狩りやすさを覚えて積極的に人間を襲うようになるという話もあるので、最初は不可抗力だったもののやったら意外と簡単で実もあったから続けられる、というのもありだと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公が戦う理由ないし戦える理由

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元記事:初心者が書く分量はどれくらいがいいかの返信

処女作でヒットを飛ばした「風と共に去りぬ」も大長編ですし、可能か不可能かで言えば可能です。
スタローン主演の映画ランボーも原作者は処女作でランボーを書きました。
日本のサブカルでも、ラノベではないけど「ひぐらしのなく頃に」は、公表されてないけどおそらく処女作(か、それに近い初心者)だろうと思う。原作の序盤は小説を書くなら知ってるだろう文章的な作法がまるでなってなかった。
そのうえ当時のテンプレや流行を完全無視していましたね。
処女作・まったくの初心者がヒットを飛ばすというのはままあるものです。

ただ、そうした前例は確かにあるけど、彼らが処女作を書くに至った土台に目を向けないまま「処女作でヒットした」という結果だけが語られているので、本当に下地がまったくない初心者がやっても実現しないだろうと思う。
例えば「風と共に去りぬ」のマーガレット・ミッチェルは記者をしていて文章を書くことには慣れていましたし、小説は初めてだけど小さい頃から本を読むのが好きで婆さんの南北戦争の話などを聞いたりしてて、そもそも「物語に対して造詣が深かった」という土台があります。
「ひぐらしのなく頃に」の作者も、確かもともとはカードゲームなんかを作ってたりしたので設定関係には強い感性が育ってたと思う。それ以前にも小説ではないが戯曲なんかを作ったりもしていた。
ノベルの経験は浅いが、それなりに土台は作れていたわけだね。

なので、可能か不可能かで言えば可能だけど、そんな甘いものじゃない、ということがわかる結果になるだけだと思う。

>また五十嵐貴久氏の著作で「短編は長編の練習とはならない」と書いてあるのですが
私見でしかないけど、これはプロの意見だね。
ええと、プロに対して通用する言葉、ってことね。
というのも、「短編は長編の練習にはならない」というのは正しいです。しかし、そもそもアマチュアや初心者というのは、プロとは違って「物語の作り方を知らない」し、それどころか「物語がどういうものかも知らない」ということを彼は無視して語っています。
それは当然プロだから、すなわち「出来て当たり前の事をいちいち言ってないだけ」だから、プロに対しての言として正しいことを言っています。

短編と長編は、「まとめかた」が大きく違います。
よく言われるのは、短編に慣れてしまうと「物語の広げ方がわからない」「小さくまとまってしまう」というものです。
短編は小さいネタで奇策を用いてサッと終わらせるのが理想的なんですが、長編で同じことをすると場が持たないし、ページを水増しするためどーでもいい事を延々書いたりして、本来面白いネタなのにつまらない出来になったりもする。
長編は話題を複数用意してそれらをまとめ一気に落とすわけで、「サブプロット」の存在が長編と短編とで大きく違い、話題の数や扱いが変わればそのまとめかたも違ってくるので、確かに「短編と同じように長編を書くことは出来ない」と言えます。

しかしながら、そもそも初心者は「物語の作り方を知らない」のだから、それを学ぶべきでしょう。
そしてそのためには、数多くの物語を作ったほうが良いのは当たり前。
で、効率的に多くの物語を作るにはどうしたら良いかつったら、短編や掌編など短いものを量産するのが良い。
「短編の技術」は確かに「長編」では使えないけど、長編の中にはいくつもの小ネタが入っています。
その小ネタの扱いで「短編の技術」は使えるし、まったく無意味な行為ではありません。
短編と長編は確かに別物ですが、おなじ「物語」を書いています。そこには起承転結もあるし三幕構成で分解してみることもできるし、「物語」という視点で見ると同じものです。

これも私見なんですが、プロはプロとして当たり前の事を言わないで解説することがよくあるので、あんま意識しないほうがいいですよ。
今の時代、PCで小説を書くのは当たり前ですが、「小説を書きたいんです」と言われてキーボードの打ち方から教えたりしないでしょ? それくらい出来るよねっ前提で話を始めるでしょ。でも初心者はそれさえ知らないという事を考えてないんですよ。
多くは彼らが経験から悟った「俺ルールの創作術」なわけで、物語の作り方と称してはいるけど、そもそも物語の作り方を知ってる人でないと理解しにくい内容ばかりだと思う。

……そもそもが、彼の定義する「長編」と「短編」ってどういう規定なんでしょうかね? それも言ってないでしょ。
じゃあ、長編と大長編でもまた違ってくるのか? 何ページから変わってくる?
これはもちろん、そうではなく、まあ私個人の見解ですが、「まとめかた」が違うというだけで、短編は短い話題なのでサブプロットが無いことも多いし、「一つの話題に集中して話す」のと「2つ以上の話題を話して一つにまとめる」というのは確かに違うものだ、という事ですね。
「複数の話題を同時に扱い、それをうまく落とすテクニック」は確かに短編では学べません。
でも、初心者はそんなテクニックよりまず「物語」を書けるようになることが優先だという事はわかるでしょう。
そのために短編から始めるのは有効です。
まずは「物語」を学ぶべきだ、そのために短編は良い練習になる、というのが私の意見ですね。

上記の回答(初心者が書く分量はどれくらいがいいかの返信の返信)

スレ主 蛇鷲 : 1 投稿日時:

返信ありがとうございます。
当方別にヒット作がほしいわけではなく、とにかく書きたいことを書きあげたいだけです。
それでも、初心者が長編をきちんと書き上げるのは難しいということはわかりました。
また五十嵐氏の著作ですが当方小説を書くための入門本と考えていたのですけれど、サタン様の言葉からプロの小説家になるための本、つまりある程度話が書ける人向けと認識しなおしました。
とにかく物語をきちんと書けるようになるため、まず短編からチャレンジすることにします。

なお長編と短編の規定ですが、新人賞の区分としては書いてあります。短編が原稿用紙50~100枚程度、長編は350~500枚前後とのことです。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 初心者が書く分量はどれくらいがいいか

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元記事:初心者が書く分量はどれくらいがいいかの返信

たいした実績がある訳ではありませんが、意見を言います。

>当方のような初心者でも書きたいことがあるならば、テンプレなどまるで無視の大長編にいきなりチャレンジしても大丈夫なのでしょうか。
大丈夫というのがどういう状態かによりますね。
初心者が大長編を書いてはいけないという法律がある訳ではないので、もちろん書きたいことがあるなら自由に書いてもOKです。
ただ、20万字、30万字と書いてしまえば字数オーバーで出版社の新人賞に応募できないこともあります。出版社の主催する新人賞に応募するなら大丈夫ではありません。
ネットの未完でも応募可能な新人賞なら字数は関係なく応募できるので、問題ありませんね。
そうではなく、面白い作品が作れるか、という意味なのであれば、それは執筆者が初心者であるかどうかに関わらず、ただ実力があれば良い作品が書けると言えますね。
チャレンジして罪になる訳でもないので、やってみたいなら挑戦してみては?と思います。
ただ、成功するかは実力次第です。

>それともまず単行本一冊分くらいの短~中編をたたき台として書くべきでしょうか。
単行本1冊なら、10万字くらいでしょうか。長編の部類に入るのでは?と思いますが……。
出版社の主催する新人賞に応募したい、プロになりたい、というのであれば、確かにその分量で完結作品を書ききるというのは修行になるかと思います。

>また五十嵐貴久氏の著作で「短編は長編の練習とはならない」と書いてあるのですが、その点皆様のご意見を伺いたいです。
確かに、短編は長編の練習にはならないというのは一理あると思います。
盛り込めるエピソードの数が違いますし、踏み込める内容の深さも違うからです。
プロになることを見越したとき、10万字相当で作品をまとめる勘のようなものを身につけるには、そりゃあ10万字の作品をたくさん書いて練習した方が良いに決まっています。

ただ……私個人としては、3万字くらいの作品をたくさん書いたことで、多くのことを手軽に学べた経験があるので、短編を書くのもおすすめです。
起承転結をきちんと作って一作書くことで、どこで盛り上げるか、や伏線をどう貼るかなども学べますし、何より長編より短編の方が単純なストーリーの作りになっているのでわかりやすく、手っ取り早く学べます。
さらに誰かに見せて評価してもらい、それをもとに反省して次回作に活かす、というPDCAサイクルを早く回すことができます。
何より、一作完結させると未完作品をいっぱい書くより自信になると思います。

ただ、文字数が少なければ、踏み込める内容も浅くなってしまいがちなので、重厚なストーリーを作りたいとお考えなら、やっぱり長編を書かないと始まらない、とも思いますが……。
一長一短ですね。
プロになりたいのであれば、単行本一冊相当の作品をたくさん書いて、一冊にまとめる勘を身につけるのが良いと思います。
が、そうでないのなら、すきなように創作を楽しめばいいと思いますよ。

上記の回答(初心者が書く分量はどれくらいがいいかの返信の返信)

スレ主 蛇鷲 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
当方書きたいことがどれだけの分量になるか正直見当もつかないレベルだったもので、いきなりそんなものを書いて色々大丈夫かと不安でしたので質問しました。
ご意見伺うと代替にはならなくても起承転結のとり方などいろいろ学べるようなので、まずは勉強のため短編を完結まできちんと書き上げたいと思います。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 初心者が書く分量はどれくらいがいいか

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元記事:「実は○○だった」は絶対に必要でしょうか?

こんにちは。みね子と申します。

現代ファンタジーの小説を書いています。
簡単にストーリーを紹介すると、こんな感じです。
・主人公とヒロインがいるところに、宇宙人がやってくる。
・宇宙人は「ヒロインは"宇宙人性毒霧病"にかかっている。これは18歳の誕生日に、猛毒の煙になって死んでしまう病気だ」と説明する。
(宇宙人はこの病気の調査にきており、たまたま罹患したヒロインがいたため、親切心で教えた)
・治療薬は宇宙人用のものしかなく、地球人には効かない。
・主人公がいろいろ活躍して、ヒロインを完治させてハッピーエンド。

問題はこの「宇宙人性毒霧病」の説明なのですが、
どうしてヒロインがこの病気にかかったのか、どうして18歳の誕生日に死ぬのか、
説明をしないつもりです。
説明をしない理由は、病気にかかった理由を探る場面や、病気の性質を理解する場面は話の本筋と関係ないので、読者によけいな情報・負担を与えてしまうためです。

小説には説明しなくてもいい重要な設定があると思っています。
たとえばグラスホッパーは、現代日本に暗殺者集団がいるというトンデモ設定ですが、暗殺集団の後ろ楯は何か、どうして暗殺集団が結成されているのか、説明はなかったとおもいます。

1から10までつまびらかにするより、少しだけ「なぜなんだろう」の謎を残しておいた方がわくわくすると思います。
しかし、「いやそこは説明せんかい!」という謎もあると思います。

その「残しておく謎」と「説明しなければならない謎」の違いやさじ加減がわからず、悩んでおります。
みなさんはどのようにしているのでしょうか?
アドバイスいただけないでしょうか。

上記の回答(「実は○○だった」は絶対に必要でしょうか?の返信)

投稿者 のん : 0

 こんにちは。のんです。確かに【謎を残しておいた方がわくわく】しますね。わざと設定を隠し、作中にブラックボックスを作り上げるのは立派な手法です。しかし

▼どうしてヒロインがこの病気にかかったのか、どうして18歳の誕生日に死ぬのか、
説明をしないつもりです。

 とのことですが、どちらも説明した方が良いでしょう。先ず前者ですが、理由としましては【宇宙人がこの病気を調査に(地球へ)来ている】からです。

 この設定が作中で出されるのであれば、当然読者様は病気に関わる何かが地球にあると考えます。そして、疑問の解決を期待することでしょう。「病気の原因とヒロインが関係するのでは」なんて憶測も飛び出るかもしれません。絶対必要とは言いませんが、説明するのが無難ですね。

 逆に【どうして18才の誕生日に死ぬのか】に関しましては、絶対必要です。【宇宙人性毒霧病】にかかった初の人間がヒロインならば、そもそも「理由を発見→18才の誕生日に死ぬと発覚」の順番ではないでしょうか?

▼「残しておく謎」と「説明しなければならない謎」の違いやさじ加減

 こちらは、他の謎と関わっているかいないかだと思います。その謎を残したまま他の謎を全て説明できる。というもの以外は、変に残さない方がいいでしょう。ブラックボックス化するときは徹底的に隠してしまうものです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 「実は○○だった」は絶対に必要でしょうか?

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投稿日時:

元記事:新人賞応募の際の序盤の展開について

私はファンタジー長編小説を書こうと思っているのですが、序盤の展開がイマイチ気に食いませんので、質問させていただきます。
尚、今回執筆予定のファンタジー小説は新人賞(電撃大賞)に応募予定なのでよしなに。
で、質問に答えやすくするためにも、現時点でのプロローグを書かせてください、プロット相談掲示板に行けよ、とか、プロローグ改善相談所に行けよ、とか思われるかも知れませんが、質問の内容的にそれらに投稿するのはちょっと違うかなっと思ったので。
因みに題材は海賊で、無駄に重たくしない為にも、軽めのギャグを入れようと思います。

プロローグ
主人公(幼少期)は右手の指が六本あると言う奇形児で、貴族出身にも関わらず奇形児なので、父親や兄弟から疎まれていた。
そんな主人公の唯一の理解者は母親であり、主人公は母親のことを好いていた。とある日、船で主人公と母親が航行していると、突然海賊の襲撃に遭い、母親は主人公を庇い殺されてしまう。主人公は目の前で理解者である、母親を殺され、ショックで喋れなくなってしまう。主人公は応援に来た船に助けられ生還する。生還しても尚、喋れない状態が続いた(吃音症的な)
数年後、青年となった主人公は母親の命を奪った海賊たちに復讐するため、勉強や鍛錬を積み、幼少期とは比べ物にならないほど強くなって船を率い、海賊たちの根城である街に突撃するが、上陸する間もなく、主人公たちは海賊に包囲され、船員は奴隷にされた。
主人公は奴隷となり、海賊の中にいた一人の少女(ヒロイン)の所有物となる。そして、主人公はその少女こそが、自分の母親を殺した張本人だと気がつく。しかし、主人公は吃音症であり、尚且つ、喋れないので、少女は自分が主人公の親の仇だとは知らず、主人公の剣の腕を買い、部下として扱うことになり……

と言った感じです。このあと、主人公は少女と修羅場を共にすることで、友情、恋愛感情が芽生えたり、基本的に多くの海賊は人を殺さないとか、実は母親を殺したのは少女では無かった、などの事実が明かされます(不明瞭な点が有ればご指摘ください)
さて、本題の質問ですが、主人公の親が死ぬ展開は昔からあり(Ζガンダム、アナ雪など)テンプレとなっています。新人賞ではオリジナリティーが必要不可欠と知りましたので、終盤の王道展開はともかく、序盤から手垢のついたテンプレを使うのはどうかと思いました。
質問は三つあります。

一つ目、新人賞で序盤からテンプレを使って良いのか?(個人的にはダメだと思ってる)

二つ目、このプロローグの完成度はどの程度か?(情報量が少ないですので、面白いか否か、ニュアンスで結構です)

三つ目、親が序盤に死ぬ以外の他のショッキング展開を知りたい!(できればこのプロットに合致するような内容)

一度に三つも質問するのは不躾かと思いますが、スレを乱立させるよりかはマシだと思いました、気に障りましたらすみません。しかし、新人賞応募にあたってを他にも知識を賜りたいことがあるので、また、こう言ったスレを立てると思います。迷惑でしたら、コメ欄に書いてください。
割と切実なので、答えていただけると感謝感激です。その他、気になったことが有れば、ドンドンご指摘ください。

上記の回答(新人賞応募の際の序盤の展開についての返信)

投稿者 手塚満 : 1

どうもご質問の3つのポイントにダイレクトに回答するのが難しく、お示しの構想についてこう思ったということを申し上げてみます。勝手に推測した部分も多く、もし「いや、そういう話ではない」ということでしたら、お聞き流してくださると幸いです。

1.冒頭での母親の死は重みを与えにくい

冒頭のツカミとしては、主人公の唯一の理解者である母親の死を持ってくるというのは悪くありません。確かに誰にもショッキングと分かる出来事です。ですが、長編の冒頭で常に考えないといけないのは、読者の感情移入の程度です。主人公の母親はもちろんのこと、主人公ですら読者にとっては赤の他人です。

しかも、母親は死んでしまうということは、動くキャラとしては物語から退場です。もう母親自身がドラマを動かしたりすることはない。読者としては考えなくていいキャラとなります。主人公の記憶にある母親のみとなります。重みを持たせるのがなかなか難しそうに思えます。繰り返しますが、たとえ死でも赤の他人の死だからです。

2.母親が序盤で死ぬ有名作事例

つい先日亡くなられた漫画家のジョージ秋山さんの有名作、といっても70年代のものですが「銭ゲバ」という作品があります。主人公は生まれ落ちたときに既に誰の目にもあまりにも醜い子だったため、差別意識丸出し(でも当時はそれが通例だったらしい)の人々、父親までもが疎んじ虐げた。唯一、母親だけは優しく接し、愛してくれた。その母親が金がなかったばかりに死んでしまう。以降、主人公は金に執着し、あくどく歪んでいく。

「銭ゲバ」では母親の死までに、相当量の主人公への迫害が描かれます。その間、母親だけが唯一の希望となっています(母親を通じて主人公への感情移入も起こる)。そうしておいて、その母親を(わずかばかりの金が不足しただけで)退場させる。そうしたからこそ、主人公のその後の無道ぶりが際立つとともに、読者も納得できるわけです。

ただ、読むのは辛いものとなります。ジョージ秋山さんは同時期に「アシュラ」という問題作も描いてまして(室町時代の設定)、こちらは第1話から飢えた母親が我が子を食う、なんてシーンがあります。どちらも作者としてはかなりの冒険ですが、ジョージ秋山さんの知名度、人気、出版社の支持・支援などで連載が続けられたようです。

3.序盤ではキャラは読者には赤の他人で軽い

スレ主さんの構想でも、主人公の大事な母親の死でインパクトを与えようというわけですね。ですが、主人公が(長期計画の)かたき討ちを志すのを読者が納得するだけの重みを与えようとすれば、事前に母親をきちんと描写しておく必要が生じます。すると「銭ゲバ」のように重い話を冒頭から続ける必要性が出てしまう。ツカミになるほどのものを作ろうとすればするほど、嫌悪感漂う描写が続いてしまうわけです。

その先が面白くなると確信できないと、なかなか読み続けられない展開となります。作者が誰かを評価基準にしない公募や、たとえネット公開だとしても我々無名の者としては不利な戦略です。掌編ならそれでも読んでくれるかもしれませんが、かなりの読書時間を費やす長編では途中で読むのをやめられてしまう危険性が高そうです。

繰り返すようで恐縮ですが、我々無名の作家志望者が冒頭で示すキャラは、主人公含めて、読者には赤の他人です。どんな設定を付そうが、最初は読者の興味がゼロだということは覚悟する必要があります。

4.読者にはまだ重みがないキャラの扱い

しかし、設定や話の運びを少し変えれば、リスクを下げることは可能です。例えば、母親が死ぬのではなく、拉致されてしまうとしたらどうでしょうか。主人公に海賊を追わせやすくなります。母親の印象を非常に強める必要性も下がります。
(例えばですが、主人公がようやく母親にたどり着いたら、既に死んでいた、というのは中盤辺りならアリの展開。そこから主人公は殺害犯をヒロインと疑い、いやそうではなさそうとしておいて、やっぱりヒロインが犯人だが事情があって、と二転三転させていったりする。)

あるいは、物語開始時点を「主人公は奴隷となり、海賊の中にいた一人の少女(ヒロイン)の所有物となる」の後か、「主人公は少女と修羅場を共にする」ところから始める。主人公は奴隷としてヒロインに従いつつも、ちらちら反抗的な態度を示しますよね。主人公の態度の理由を徐々に明かすなら、母親の死からかたき討ちの決意までを重みを持たせて語ることも可能です。

何度も繰り返して恐縮ですが、我々無名作家志望者は読者からしたら赤の他人です。その我々が語る主人公などのキャラも読者には赤の他人です。赤の他人が語り始めた赤の他人の物語に耳を傾けてくれるよう工夫しなければなりません。しかも、文字通りの絵空事です。目を引くだけでは不足で、気持ちも惹きつける必要があります。不快描写でそれを為すのは相当の高等テクニックか、作者の知名度が必要と割り切るべきかと思います。

それに対し、燃える/萌えるものがあるとか、好奇心を刺激するとか、読者も欲しいと思うようなものを主人公が追い求めるとかなら、冒頭のツカミを作りやすいように思います。

5.冒頭のテンプレの是非

テンプレは多用されてきたからこそテンプレと呼ばれるわけです。なぜ多用されるかといえば、受けやすいから。それが発展するとジャンルにもなっていき、長く使われるならセオリーと呼ばれるようにもなります。ジャンルも長く保てば王道ともなります。

テンプレは単独でも読者のツボを突きやすい性質、構造をしていると考えてよいと思いますが、それ以外にも受けやすい理由があります。多用されているからこそのテンプレであるわけですが、言い換えれば、そのテンプレを使った人気作が多数あるということでもある。

例えば「剣と魔法の世界で、主人公が邪悪な魔法使いや狂暴なドラゴンと戦う」と要約できる作品は多々あるはずです。読者(や視聴者、観客)が、そのパターンだと認識すれば、過去の鑑賞経験による刺激が出てきます。

つまり、読者としてもいろいろな作品でそのテンプレで感動したことがあるわけですよね。そういう経験が積み重なると、そのテンプレが出た途端、過去の感動が甦るという効用が出てきます。つまり、作者側のメリットとしては、テンプレを使えば過去の名作の力を借りることができるわけです。テンプレが持っているものは描かなくていい。これは読者の読む手間を省いて負担を減らすことにもなります。つまり読み進めやすい。

6.主人公の動機はテンプレに頼るべきではない

ただし、テンプレ臭などの批判としてもよく言われます。これは使い方が悪い以外のなにものでもありません。スレ主さんの構想で言えば「優しかった母親が殺害された→かたき討ち」の部分が、そうなってしまう危険性が高い。

「優しかった母親が殺されたら恨んで当然だろ」というテンプレになるわけですが、主人公の動機付けにテンプレは使うべきではありません。主人公(だけではなくメインキャラ全員が)はオリジナルでないと、読者を惹きつけにくいのです。

冒頭~序盤における主人公の行動、言動を発生させる動機はきちんと描かれていないと感情移入をしにくいのです。しかしスレ主さんの構想では、その主人公の動機をきちんと印象付けるには、冒頭が不愉快な展開が続くしかなさそうで、不利であるわけです。ですので、失った悲しみ→怒り、よりは、奪われた→追う、とか、物語の開始時点をずらせるとかしたほうがいいかもと申し上げてみました。

7.多指症・吃音等、現実を設定に採用するのはハイリスク

指が1本多いというのは、他の方かも注意喚起がありますが、現実にある症状です。他に、例えば腕が極端に短いという症例もあります。吃音も現実にある症状です。会話に支障となる症状に、場面緘黙もあります。現実にある疾病、症状、特徴などをフィクション作品に登場させるのは、かなりの注意を要します。

よほどに詳しくないと描写が現実から乖離し、多少知っている人からも激しく非難されることは容易に予想できます。公募であれば、そんなリスキーな作品は選外とされやすくなるでしょう。
(字数制限により続く)

カテゴリー : ストーリー スレッド: 新人賞応募の際の序盤の展開について

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投稿日時:

元記事:ストーリーへの助言希望

趣味で創作活動をしている者です。
ストーリーの一部で、人体収集家があるキャラクターの瞳を欲しがるというものがあります。収集家が瞳のことを知るきっかけとなるものがはっきりと浮かばず困っています。情報不足かもしれませんが、よろしければ何かしらのヒントを優しく教えて頂けると幸いです。また、下記のことについても、もっとこうしたほうがいいんじゃないの? などの意見があればお願いします。

・作品はファンタジーものではありません。
・収集家は自ら手を汚しません。殺し屋などを雇います。
・キャラクターと収集家は隣町同士に住んでいて、面識がありません。
・キャラクターは二重人格です。普段はいわゆる糸目なので、よほど近くに寄らなければ、瞳の色が分かりません。しかし、人格が交代すれば目はばっちりと開いて瞳が露わになります。

上記の回答(ストーリーへの助言希望の返信)

投稿者 通りすがり : 0

何となく眠れないので参加します。たいして役に立てませんが…。
せめて収集家の職業が欲しいかった。無いので勝手に妄想します。

まず欲しがる瞳は特殊な色・形をした瞳なんだろうけど、それは実物を目視によって確認する必要があると思います。しかし面識がないわけですから可能性として第三者による情報提供になると思います。
では無理のない範囲での第三者は誰がいいかと考えると、キャラクターは多重人格です。ならば精神科に通院してる可能性があります。なので精神科の医師なんてどうでしょうか。精神科医ならばどちらの人格とも接点ありますしね。
まぁ本来は守秘義務がありますが例えば医師と収集家が大学の同期であって、飲んでる時にポロっと変わった瞳を持つ患者がいると漏らしてしまうとか。
一方収集家の方は法医学者という設定にすれば、殺し屋に依頼した遺体が司法解剖に回された際にうまくくすねる事ができるかなと思います。精神科医と同期でも不自然ではないですしね。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ストーリーへの助言希望

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