小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

リトルさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信

>同時に複数個存在し得ると思いました。
複数の「興味」を与えることは出来るけど、「同時に」は正確には無理で、そして出来れば一つに絞ってあまり詰め込まない方が良いと思います。
というのも、確かに複数の事柄に興味を持つことは出来ますが、それらを同時に思考することは出来ないからです。普通は一つのことを処理してから次の事を処理する。つまり一個づつです。
日常生活においてはその処理感覚が数秒内であれば「同時」と人は認識しますが、正確には同時ではない。
なぜ同時ではないことにこだわるのかと言えば、それは、並行処理は単純に読者に負担がかかるからです。
一つのことを考えるのと二つのことを考えるのでは、「わかりやすさ」の面で言えば確実に一個に絞った方がいい。
だから、掲示板で出せるような例文の範囲内であれば簡単だから複数の興味を散りばめた文章でも読み取ることは容易いが、これが長文の小説となると「わかりにくい文章」の素になりかねない。
そして何より、二つのことを考えるのと一つのことを考えるのでは、一つのほうが集中力は高い。

なので、例文の場合、確かに複数の興味を与える余地はあるけど、私の解釈は違って、
【敵が不敵に笑ったら人質が〇ぬ】ということを伝えたい文章なのか、【敵が不敵に笑ったら油断している。主人公は油断を逃さない】ということを伝えたい文章なのか、読者に与える印象がフワッとしてしまう。と考えます。
あまり意識したことなかったけど、こういう話題なので改めて自分が執筆するときの文章を考えてみると、

 主人公は剣を構えた。正眼で敵を真っすぐにとらえ、呼吸を整える。

こう書いた場合、複数の「興味」があるように思えるけど、この一行全部で「剣を構えてる様子」を書いているので、アクションとしては「構えた」の一個だけ。あとは構えた事に対する装飾。
一方で、

 敵は短剣をこちらに向けていた。――あれは毒が塗ってあるな。短剣の形状を見て主人公はそう判断し、警戒した。

と続く場合、こちらは「興味」まあここではアクションでいいか。アクションが「構えた」から「敵の武器」に移ってるから改行してるし、こんな感じで基本的に「別のアクション・別の興味」に移る場合は一個の文章にまとめることはせず、句点で閉じて複数の文章にしたほうがいい。
この文章も一行の中で「敵の様子」「武器・毒」「主人公は警戒する」と変化しているけど、それぞれの要素は句点で閉じて短い文で分けてる。
それを改行するかどうかは好みによると思うけど、個人的には、この文章は「敵の短剣を見た主人公が瞬時に判断した」って文章のつもりなので、その「瞬時」という枠組みで一行にまとめた。
言い換えると、その「枠組み」が変わるときに改行してる。
ただこれは、強調するけども、あくまで「私個人の書き方」ね。
普通に日本語の文章作成の勉強で出てくる話の個人解釈で、ようは主語が変わる場合は句点で区切る、話題が変われば改行する、みたいな話を個人的な創作論にからめて難しそうに語ってるに過ぎないです。
まあ、それで言っても例文は、前半は主語が省略されてるけど「主人公は」が主語で、後半は「主人公の剣は」が主語になる文章だから、二つの文章にわけたほうがいいと思うけども。

ともかく、確かに複数の興味を与えることは出来るけど、それは同時にやると「わかりにくい文章」になりがちで(例文は指摘したように主語が変わってる)でも、私も例文で返したけども、句点で区切って複数の文章にしてしまえば問題ないと考えている。
けどそれはやはり一個づつの処理なので、一行に書かれてても同時ではないかなと。

上記の回答(セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 リトル : 0 投稿日時:

 追記です。
 物語の流れ未回収=伏線、目的
 だと思います。
 というのも、物語の流れは普通はすぐに回収されます。
 【敵が出たら倒す】【剣を出したら使う】【立ち上がったら何かする】
 こういうのはすぐに回収されます。ですが伏線や目的というのは、
 【銃があったら使われる】【元の世界に帰るために魔王を倒す】
 こういうものだからすぐには回収されません。
 物語の流れを未回収にすると、興味が残ったまま進むことになります。これが伏線とか目的とかですね。

 具体的な状況を想像してみます。このシーンの前に銃が登場するシーンがあり、それは回収されていません。【魔王を倒す】も解決されてないです。
 【敵が出たら倒す】【銃があったら使われる】【元の世界に帰るために魔王を倒す】
 このシーンでは物語の流れは三つあると思います。
 さっき登場した銃は使うのだろうか、この敵を倒すと魔王討伐にどう影響するのだろうか、あと敵が出たらどうする? という三つです。
 それぞれ現状枠と伏線枠と目的枠なんですけど、それぞれ解決と未解決のスパンの長さは、
 現状枠<伏線枠<目的枠
 ですね。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画

この書き込みに返信する >>

元記事:セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信

>同時に複数個存在し得ると思いました。
複数の「興味」を与えることは出来るけど、「同時に」は正確には無理で、そして出来れば一つに絞ってあまり詰め込まない方が良いと思います。
というのも、確かに複数の事柄に興味を持つことは出来ますが、それらを同時に思考することは出来ないからです。普通は一つのことを処理してから次の事を処理する。つまり一個づつです。
日常生活においてはその処理感覚が数秒内であれば「同時」と人は認識しますが、正確には同時ではない。
なぜ同時ではないことにこだわるのかと言えば、それは、並行処理は単純に読者に負担がかかるからです。
一つのことを考えるのと二つのことを考えるのでは、「わかりやすさ」の面で言えば確実に一個に絞った方がいい。
だから、掲示板で出せるような例文の範囲内であれば簡単だから複数の興味を散りばめた文章でも読み取ることは容易いが、これが長文の小説となると「わかりにくい文章」の素になりかねない。
そして何より、二つのことを考えるのと一つのことを考えるのでは、一つのほうが集中力は高い。

なので、例文の場合、確かに複数の興味を与える余地はあるけど、私の解釈は違って、
【敵が不敵に笑ったら人質が〇ぬ】ということを伝えたい文章なのか、【敵が不敵に笑ったら油断している。主人公は油断を逃さない】ということを伝えたい文章なのか、読者に与える印象がフワッとしてしまう。と考えます。
あまり意識したことなかったけど、こういう話題なので改めて自分が執筆するときの文章を考えてみると、

 主人公は剣を構えた。正眼で敵を真っすぐにとらえ、呼吸を整える。

こう書いた場合、複数の「興味」があるように思えるけど、この一行全部で「剣を構えてる様子」を書いているので、アクションとしては「構えた」の一個だけ。あとは構えた事に対する装飾。
一方で、

 敵は短剣をこちらに向けていた。――あれは毒が塗ってあるな。短剣の形状を見て主人公はそう判断し、警戒した。

と続く場合、こちらは「興味」まあここではアクションでいいか。アクションが「構えた」から「敵の武器」に移ってるから改行してるし、こんな感じで基本的に「別のアクション・別の興味」に移る場合は一個の文章にまとめることはせず、句点で閉じて複数の文章にしたほうがいい。
この文章も一行の中で「敵の様子」「武器・毒」「主人公は警戒する」と変化しているけど、それぞれの要素は句点で閉じて短い文で分けてる。
それを改行するかどうかは好みによると思うけど、個人的には、この文章は「敵の短剣を見た主人公が瞬時に判断した」って文章のつもりなので、その「瞬時」という枠組みで一行にまとめた。
言い換えると、その「枠組み」が変わるときに改行してる。
ただこれは、強調するけども、あくまで「私個人の書き方」ね。
普通に日本語の文章作成の勉強で出てくる話の個人解釈で、ようは主語が変わる場合は句点で区切る、話題が変われば改行する、みたいな話を個人的な創作論にからめて難しそうに語ってるに過ぎないです。
まあ、それで言っても例文は、前半は主語が省略されてるけど「主人公は」が主語で、後半は「主人公の剣は」が主語になる文章だから、二つの文章にわけたほうがいいと思うけども。

ともかく、確かに複数の興味を与えることは出来るけど、それは同時にやると「わかりにくい文章」になりがちで(例文は指摘したように主語が変わってる)でも、私も例文で返したけども、句点で区切って複数の文章にしてしまえば問題ないと考えている。
けどそれはやはり一個づつの処理なので、一行に書かれてても同時ではないかなと。

上記の回答(セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 リトル : 1 投稿日時:

 正確には同時ではないんですね。だから読者の負担にさせないためにも一個ずつ処理した方がいいんですね。
 敵の様子→武器・毒→主人公は警戒する、をそれぞれ句点で区切る。そして枠が変わったら改行する。これがサタンさんの書き方なんですね。

 今示された例文とあの例文を混ぜて整理すると、

 敵を倒すために、主人公は剣を構えた。【敵が出たら倒す】
  ≪≪≪ここから≫≫≫
   枠:【主人公は剣を構える】
    【敵を倒すために】剣を構える
    【敵を倒すために】態勢を整える
    〈〈〈改行〉〉〉
   枠:【敵の短剣を見た主人公が瞬時に判断した】
    【敵を倒すために】観察する
    【敵を倒すために】判断する
    【敵を倒すために】警戒する
  ≪≪≪ここまで≫≫≫
 人質に目をやる
 人質を助けるために、切っ先を真正面の敵に向ける。【人質がいたら助ける】
 敵は侮辱する
 自身の名誉を守るために、柄を握る右手は軽く、逆に踏み込む脚に力を込めて剣を振りかぶった。【侮辱されたらやり返す】
 敵は不敵に笑う
 人質を死なせないために、剣は右肩から入って左に抜ける。【敵が不敵に笑ったら人質が〇ぬ】【敵が不敵に笑ったら油断している。主人公は油断を逃さない】
  ≪≪≪ここから今考えた例文です≫≫≫
  枠:【どうやって人質を助けるか瞬時に考える】
   【人質を死なせないために】人質を見る
   【人質を死なせないために】助かるルートを考える
    〈〈〈改行〉〉〉
  枠:【敵が不敵に笑ったら油断している。主人公は油断を逃さない】
   【人質を死なせないために】敵が油断していると判断する
   【人質を死なせないために】攻撃する
  ≪≪≪ここまで≫≫≫

 最初は「興味が同時に複数個存在している」=奥深い
 と思ってたんですけど、同時を目指すと逆にその奥深さが分かりづらくなるから、句点や改行で分けて書くんですね。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画

この書き込みに返信する >>

元記事:セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信の返信の返信の返信の返信の返信

>こういう認識で合ってますか?
私の言が正解ってわけじゃないけど、たぶん私の理解は伝わってると思います。
ようは、読者が「スムーズに文章を追える」ようにすべきで、そのためにはアクションで流れを作るのがラノベ的エンタメには良いだろう、という感じ。
アクション、つまり行動があるとその行動を追えばいいとわかりやすいですから。
逆にアクションを作らずに文章を続ければスローに思えるし、アクションを挟む頻度をコントロールすることで、あくまで読書感の速度はコントロールできるだろう。という考え。
なので、一文を短く改行多めにすることはアクションを挟む頻度を短くできるし、長ければ長くなる。だから、前レスで書いたように短く改行多めにすることでそういう効果はあると思う。
けど、文章を短く改行多めにしてもアクションが無ければ意味がないし、逆に文章が長くても文章の中で複数のアクションを取ってたり長すぎず適度にアクションを起こしてれば読書感にスローは感じない。と思う。

でも、これはあくまで「わかりやすいように」の最たるものとして「アクション」を挙げてるまでで、
つまり「敵が出る」なら読者は「敵を倒す」を追えばいいと言わなくてもわかるわけで、一番わかりやすいわけで、
前レスでも一応書いたけど、この「アクション」の本質は「読者の興味」を指しています。
その場面で興味ある事柄があればアクションでなくても流れは作れる。
例えば主人公の技量は明らかに敵より劣っているのに敵を圧倒した、みたいなシーンなら「その種明かし」に読者の興味は向かうわけで、その説明をするためにいちいち登場人物が行動を挟んできたら逆に鬱陶しいでしょ。その説明において読者の興味は「種明かし」にあるわけだから。

それで言うと、「人質」を挟んできたのはいいね。
白状すると私は単純に「剣を構えて敵に切りかかる」「いなされるが敵の脚に傷を与えられた」「速度を奪えたので、二の太刀で敵を切り捨てる」とか、戦闘のみで考えてた。
でも人質を入れることで「敵を倒す」ための障害として人質が役立つから、そっちのほうが面白い。
私の戦闘のみの例だとスピード感を出すには長く書けないから、スピード感を出す代わりに味気ないシーンになりかねない。
人質を挟むことで読者の興味は「敵を倒す」から「人質を助ける」に変化するから、そういう障害を絡めるのは良いと思う。
けど、そしたら以降の文章は「人質」に興味が向いてしまうわけだから、それに関係するアクションが望ましいと思う。
すると「敵からの侮辱」は人質を絡めたセリフになるだろうし、自身の名誉は関係ないんじゃないかなと。「不敵に笑う」はそれを油断と取って主人公が行動開始する起点=主人公のアクションになって、「敵を倒した」でまとまる感じか。

ただ、私も常にこんなこと考えて執筆してはいないです。「ここはスピード感を出したいな」とか「ここは印象付けたいからスローな展開にしたいな」とかという場面で文章を再構成するときに考えたりして、主に推敲でやってます。

上記の回答(セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 リトル : 1 投稿日時:

 ごめんなさい。もう一回追記です。
 物語の流れというのは同時に複数個存在し得ると思いました。なぜなら当然のことで、人は同時に複数個の興味を持てないわけないからですね。
 サタンさんのお話を借りてさっきの例に当てはめてみると、

 敵は不敵に笑う
 人質を死なせないために、剣は右肩から入って左に抜ける。【敵が不敵に笑ったら人質が〇ぬ】【敵が不敵に笑ったら油断している。主人公は油断を逃さない】

 こうなりますね。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画

この書き込みに返信する >>

元記事:セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信の返信の返信の返信の返信の返信

>こういう認識で合ってますか?
私の言が正解ってわけじゃないけど、たぶん私の理解は伝わってると思います。
ようは、読者が「スムーズに文章を追える」ようにすべきで、そのためにはアクションで流れを作るのがラノベ的エンタメには良いだろう、という感じ。
アクション、つまり行動があるとその行動を追えばいいとわかりやすいですから。
逆にアクションを作らずに文章を続ければスローに思えるし、アクションを挟む頻度をコントロールすることで、あくまで読書感の速度はコントロールできるだろう。という考え。
なので、一文を短く改行多めにすることはアクションを挟む頻度を短くできるし、長ければ長くなる。だから、前レスで書いたように短く改行多めにすることでそういう効果はあると思う。
けど、文章を短く改行多めにしてもアクションが無ければ意味がないし、逆に文章が長くても文章の中で複数のアクションを取ってたり長すぎず適度にアクションを起こしてれば読書感にスローは感じない。と思う。

でも、これはあくまで「わかりやすいように」の最たるものとして「アクション」を挙げてるまでで、
つまり「敵が出る」なら読者は「敵を倒す」を追えばいいと言わなくてもわかるわけで、一番わかりやすいわけで、
前レスでも一応書いたけど、この「アクション」の本質は「読者の興味」を指しています。
その場面で興味ある事柄があればアクションでなくても流れは作れる。
例えば主人公の技量は明らかに敵より劣っているのに敵を圧倒した、みたいなシーンなら「その種明かし」に読者の興味は向かうわけで、その説明をするためにいちいち登場人物が行動を挟んできたら逆に鬱陶しいでしょ。その説明において読者の興味は「種明かし」にあるわけだから。

それで言うと、「人質」を挟んできたのはいいね。
白状すると私は単純に「剣を構えて敵に切りかかる」「いなされるが敵の脚に傷を与えられた」「速度を奪えたので、二の太刀で敵を切り捨てる」とか、戦闘のみで考えてた。
でも人質を入れることで「敵を倒す」ための障害として人質が役立つから、そっちのほうが面白い。
私の戦闘のみの例だとスピード感を出すには長く書けないから、スピード感を出す代わりに味気ないシーンになりかねない。
人質を挟むことで読者の興味は「敵を倒す」から「人質を助ける」に変化するから、そういう障害を絡めるのは良いと思う。
けど、そしたら以降の文章は「人質」に興味が向いてしまうわけだから、それに関係するアクションが望ましいと思う。
すると「敵からの侮辱」は人質を絡めたセリフになるだろうし、自身の名誉は関係ないんじゃないかなと。「不敵に笑う」はそれを油断と取って主人公が行動開始する起点=主人公のアクションになって、「敵を倒した」でまとまる感じか。

ただ、私も常にこんなこと考えて執筆してはいないです。「ここはスピード感を出したいな」とか「ここは印象付けたいからスローな展開にしたいな」とかという場面で文章を再構成するときに考えたりして、主に推敲でやってます。

上記の回答(セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 リトル : 0 投稿日時:

 追記です
 あの例がちぐはぐになったわけって、アクションが前のアクションを上回っていないからだと思います。だから流れを作るには、「人質の安全」<「自身の名誉」という主人公が望ましくて、人質の命を助けるのは自身の名誉を守るため、という事前の根回しが必要だと思います。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画

この書き込みに返信する >>

元記事:セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信の返信の返信の返信の返信の返信

>こういう認識で合ってますか?
私の言が正解ってわけじゃないけど、たぶん私の理解は伝わってると思います。
ようは、読者が「スムーズに文章を追える」ようにすべきで、そのためにはアクションで流れを作るのがラノベ的エンタメには良いだろう、という感じ。
アクション、つまり行動があるとその行動を追えばいいとわかりやすいですから。
逆にアクションを作らずに文章を続ければスローに思えるし、アクションを挟む頻度をコントロールすることで、あくまで読書感の速度はコントロールできるだろう。という考え。
なので、一文を短く改行多めにすることはアクションを挟む頻度を短くできるし、長ければ長くなる。だから、前レスで書いたように短く改行多めにすることでそういう効果はあると思う。
けど、文章を短く改行多めにしてもアクションが無ければ意味がないし、逆に文章が長くても文章の中で複数のアクションを取ってたり長すぎず適度にアクションを起こしてれば読書感にスローは感じない。と思う。

でも、これはあくまで「わかりやすいように」の最たるものとして「アクション」を挙げてるまでで、
つまり「敵が出る」なら読者は「敵を倒す」を追えばいいと言わなくてもわかるわけで、一番わかりやすいわけで、
前レスでも一応書いたけど、この「アクション」の本質は「読者の興味」を指しています。
その場面で興味ある事柄があればアクションでなくても流れは作れる。
例えば主人公の技量は明らかに敵より劣っているのに敵を圧倒した、みたいなシーンなら「その種明かし」に読者の興味は向かうわけで、その説明をするためにいちいち登場人物が行動を挟んできたら逆に鬱陶しいでしょ。その説明において読者の興味は「種明かし」にあるわけだから。

それで言うと、「人質」を挟んできたのはいいね。
白状すると私は単純に「剣を構えて敵に切りかかる」「いなされるが敵の脚に傷を与えられた」「速度を奪えたので、二の太刀で敵を切り捨てる」とか、戦闘のみで考えてた。
でも人質を入れることで「敵を倒す」ための障害として人質が役立つから、そっちのほうが面白い。
私の戦闘のみの例だとスピード感を出すには長く書けないから、スピード感を出す代わりに味気ないシーンになりかねない。
人質を挟むことで読者の興味は「敵を倒す」から「人質を助ける」に変化するから、そういう障害を絡めるのは良いと思う。
けど、そしたら以降の文章は「人質」に興味が向いてしまうわけだから、それに関係するアクションが望ましいと思う。
すると「敵からの侮辱」は人質を絡めたセリフになるだろうし、自身の名誉は関係ないんじゃないかなと。「不敵に笑う」はそれを油断と取って主人公が行動開始する起点=主人公のアクションになって、「敵を倒した」でまとまる感じか。

ただ、私も常にこんなこと考えて執筆してはいないです。「ここはスピード感を出したいな」とか「ここは印象付けたいからスローな展開にしたいな」とかという場面で文章を再構成するときに考えたりして、主に推敲でやってます。

上記の回答(セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 リトル : 1 投稿日時:

 むっちゃ勉強になりました。主題は読者の興味で、アクションはそれを導く手段、だから種明かしとかでも読者の興味を引くことができるんですね。
 あとあの例はテキトーに書いたので、あまり気にしないでください。
 とても参考になりました。ありがとうございます。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: セリフ対地の文が1:1=ほぼ動画

この書き込みに返信する >>

現在までに合計21件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全5ページ中の2ページ目。

ランダムにスレッドを表示

中華風ファンタジーでの「タイムリープ」ネタについて

投稿者 ドラコン 回答数 : 5

投稿日時:

 ドラコンです。    下記スレッドで質問した、「皇帝と皇后が御召列車で、想定チベットの聖地巡拝する話」の追加質問となります。な... 続きを読む >>

怪獣の設定について

投稿者 金木犀 回答数 : 20

投稿日時:

怪獣があの大きさで潰れず動き回れるのは、物質と反物質、暗黒物質で肉体が構成されているからと説明したいのですが、 なにぶん作者が... 続きを読む >>

初心者・素人が小説を執筆するうえで陥りそうな落とし穴や注意点

投稿者 ぐーたろー 回答数 : 7

投稿日時:

質問です。 初心者作家や素人が初めて物語を書く場合、あるあるだなあと思う注意点や見過ごしやすい落とし穴、これやってしまったら「... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:ライトノベルのメインヒロインが献身的な性格なのはNG?

自分にはとりあえず書きたいジャンルの小説が一つあります。
その世界観の中で、どうしてもメインヒロインを主人公が大好きな健気で献身的な性格の子にしたいのですが、どうしてもラノベのメインヒロインにするには弱いような気がします。
主人公の性格をクールにして、バランスを取ろうかとも思ったんですが、そうすると今度はやりたい内容が崩れてしまいます。
普通の成長型の主人公のヒロインとして、そうしたタイプの子はやはりかみ合わせが悪いのでしょうか。主人公とヒロインの性格の組み合わせ方などもできればご教授していただけると幸いです。

上記の回答(ライトノベルのメインヒロインが献身的な性格なのはNG?の返信)

投稿者 サタン : 1

極端な話、「ホラーを書くのに快活なヒロインはアリか」と聞かれたら答えに迷う。
ジャンルさえ伏せて、どんな話なのかもわからないまま、ヒロインの性格について可否に答えるのは難しいです。

読むせんさんの返信では、要するに「強豪がいるから無理」ということで、強豪がいるって事は、「献身的なヒロイン」で成功してる作品はそれなりにあるしヒット作もあるという事なので、ヒロインの在り方自体に否定してるものではないと思います。
正直私もそれには同感です。
「献身的なヒロイン」というヒロイン像は、主人公と読者に対するアピールの仕方がほとんど決まってるので、テンプレから動かしにくい。
どんなタイプの主人公にしても、結局は「主人公に対して献身的」という描写でヒロイン像を書くことになる。
まあ、DV主人公と献身ヒロインって組み合わせなら新しいけど、それこそ書きたいモノじゃないだろうし。
そうなると、あくまでヒロイン単体で考えた場合、他作品との差別化が難しくヒロイン自体はあまり目立たないだろうと思います。

なので、「献身的なヒロイン」というそれ自体には問題はないと思いますし、かみ合わせが悪いという事もないかと思います。

>主人公とヒロインの性格の組み合わせ方などもできればご教授していただけると
やり方や考え方は人それぞれなので、あくまで私個人の「こう思う」程度の話ですが。
まず、主人公とヒロインの関係性、物語上のポジションを考えます。
例えば、「魔王に囚われたヒロインを助けに行く主人公」なんて場合は、組み合わせもクソもなく、ヒロインはピーチ姫になってもらったほうが良いでしょう。
例えば、「主人公とヒロインがタッグを組んで事件を解決する」という場合は、コンビを組んでいるので衝突しやすい性格、すなわち凸凹コンビにしたほうが良いです。
例えば、「主人公とヒロインが恋をする」なんて場合は、物語の中心になる要素に対して明確な立場を取らせる組み合わせのほうが良く、キャラ同士のバランスはあんま関係ないです。
うーん……。端的に言えば、主人公とヒロインはコンビを組むか(対比させる必要があるかどうか)、コンビを組まないか。組まない場合、お互いの距離感はどんなものか、という感じ。かえってわかりにくいかな。
まあ、どのみち物語がわからんとどうにもならないところはありますね。

主人公とヒロインのバランスを気にされてるようなので、あくまで「バランスを」というところで考えると、物語的に一番バランスが良いのはいわゆる「凸凹コンビ」です。
これは落差が大事なので、「献身的なヒロイン」に対して落差のある主人公像がバランス的には良い。
……だから冗談半分だったけど一応「DV主人公」ってのはバランス的には良いんだよね。
DV主人公というのもイメージが悪いけど、いわゆる暴君系の主人公と捉えれば割とラノベ向きでしょう。
あとはスタンダードに「鈍感主人公」。ヒロインの献身って個性が主人公に届かないので、物理的な衝突はしないけど一方通行なところに心理的な衝突を書きやすい。
まあ、その部分だけを考えりゃ「公私混同はしない真面目主人公」とかでも、主人公はヒロインの好意を意図的にスルーするわけだから同じ展開を書けそうです。
と、こう考えると、結局「そういう展開」に持っていけりゃ何でもいいので、物語次第でそうなる設定を考えりゃいいだけ、というキャラの問題はあんま大きくなかったりもします。

また、「バランスは落差を考える」といった主旨の発言をしましたが、真逆に落差ゼロの同じ方向性のコンビというのもあります。
例えば「いたずら好きの双子」みたいなのが好例ですね。同じ方向性の性格でブレーキ役がおらずアクセル全開な展開になる。
それで言えばヒロインと同じく「献身的な主人公」というのもアリと言えばアリ。
例えば「自分よりも他人が傷つくことを恐れ、自分を犠牲にしてでも他人を助けようとする」みたいな主人公は割と覚えがあるんじゃないかな。
あぁ、Fateシリーズの衛宮士郎と間桐桜の組み合わせが自己犠牲と献身の組み合わせかな?
献身的とは違うけど、方向性として同じって意味で言えば「博愛的な精神を持つ」とかそういう「同種のコンビ」というのも割と成立しやすいです。
同じ考えを持つからこそ、ちょっとした違いで衝突するって事も多いですから。「同種」もまた衝突は作りやすいです。
でも、この場合はブレーキ役がいないのでブレーキ用のサブキャラを用意したほうが良いでしょう。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ライトノベルのメインヒロインが献身的な性格なのはNG?

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:ラノベの恋愛は「理想」を書くべきか、「現実」を書くべきか

たまにこちらにお世話になっております、半額オソーザイと申します。

1作目が書き終わり一次落ち前提で公募に投げ込んで、次作をボヤッと考えている状況です。
1作目は自分の趣味を入れ過ぎちゃったなと反省したので、次はちょっと流行に乗ってみようと恋愛ものを書きたいと考えております……が、

恋愛ものって、どう書くんだ!?

という初歩的な壁にぶち当たっています。
そもそもライトノベルというジャンルにおいて「男女間の愛」というテーマって、真正面からぶち当たったらかなり重い話になると思うんですよね……(それが十代後半の時期なら尚更、自己の内面とも向き合うことになるでしょうし)。男視点で10書かなければならないことがあれば、女視点では100書かないといけないことがあるとも思っちゃいます。
そのうえで「現実」を書くと重々しくなるので、ある程度の「理想」で濁して書くべきとは思うのですが……。

・どこまで「現実」で、どこまで「理想」であればいいのか。
・恋愛要素がないことが、どれだけ公募の受賞において不利に働くのか。

もちろんレーベルやその時々によると思いますが、自分よりもはるかに経験が豊富な皆様からの意見をいただきたいと感じ、質問いたします。

上記の回答(ラノベの恋愛は「理想」を書くべきか、「現実」を書くべきかの返信)

投稿者 ふ じ た に : 0

>・どこまで「現実」で、どこまで「理想」であればいいのか。

他の小説を書くときと同じだと思いますよ。

恋愛要素は「好感」の積み重ねだと思うんですよね。分かりやすい例を出せば、「痴漢から助けてくれた」「取れたボタンを付けてくれた」「具合悪い時に保健室まで付き合ってくれた」「テスト勉強に付き合ってくれた」など、そういう好感度の上がりやすいイベントを用意したり、読み手に「キャラの好感度が上がった」と分かりやすい描写を入れたりしています。

>・恋愛要素がないことが、どれだけ公募の受賞において不利に働くのか。

家族やパートナーみたいな関係性でも問題ないんじゃないのかなって思いましたよ。何で読者を楽しませたいのか、分かりやすい作品が評価されやすい気がします。

以下あくまで個人の意見ですが、
ラブコメなら、面白いシチュのお話か、既存の設定でもキャラクターが個性的で面白い反応をしている話を個人的に読みたいです。
あと、現実的にはあまりないだろうなぁという設定でも、冒頭で上手く伝えられれば問題ないことが多い気がしますよ。
ラブコメの構成は、いかに主役二人を絡ませるかにかかっていると思うので、設定はシンプルな方がいいと思います(タイトルや表紙の絵から伝わるくらい)。
説明はすっきりしていて、テンポ良く起伏のある展開で二人のイチャイチャが読みたいです。

恋愛もの全般で気をつけていることは、主役二人が惹かれ合う過程やキャラクターの魅力的なところを描くことです。このキャラが素敵だと思うところは、想定している読み手にも好ましいと感じて欲しいです。恋愛がメインな話なら心の動きを丁寧に描くようにしてます。
あと、女性向けは共感性が大事みたいなので、主人公と読み手で共感しやすい(感情移入しやすい)ところがあるほうが望ましいみたいです。

それと、恋愛小説の書き方がそもそも分からないなら、一冊で完結している恋愛小説を場面ごとに簡単にあらすじ化すると、話の流れが理解しやすいかもしれません。

あくまで個人の話で恐縮ですが、何か参考になれば幸いです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ラノベの恋愛は「理想」を書くべきか、「現実」を書くべきか

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:開始のエピソード(訂正)

初めにお詫びをさせてください
先日投稿した質問が、自分の表現不足でしたのでここで改めて整理して投稿させていただきます
ご返信くださった御三方には申し訳ありません

物語の開始とその後の説明進行として「主人公がその世界(界隈)に入り教わる」という『主人公が聞き役』のパターンと「主人公とは別の人物(新しい知り合いなど)が巻き込まれて教わる」という『主人公以外が聞き役』の2種類がよくあると思います
始まり方としては、前者ならば主人公がその世界に入るきっかけがあり、後者ならば聞き役になるキャラクターが主人公に出会い、その世界に巻き込まれるようになると思います
それに対し『主人公は既に知っていて、話を進める流れで読者に説明していく(キャラクターに特定の聞き役がいない)』という流れを考えています。
しかし、そういった形で進めると、開幕の際に簡素であれ「こういう感じなのか」と読者に伝える出来事や事件を用意する時、下手にその出来事の関係者が重大になると収拾がつかなくなってしまいます。探偵などのように事件を持ち込む人物がいても、その人にあれこれ説明してはその人がそれ以後も聞き役になるのが自然で、反対にただ出来事がある状態から進めると説明する相手がいなくなり説明が浅くなりすぎてしまいます。
こういった時に「余分なキャラクターを重くすることなく、浅すぎず自然に世界観などの説明を加えられる流れ」というので悩んでいます。自分の技量の問題も含めての問題なので、こういう場合の開幕のストーリーや、あくまで第三者であるキャラクターに説明する程度の浅さ作り方というものを知りたいです

上記の回答(開始のエピソード(訂正)の返信)

投稿者 サタン : 1

いや、余計にわからないw
パターン的な話じゃなくて、そもそもスレ主さんには既に何か書いているもの構想してるものがあり、そのネタを伏せたまま一般論ではなく具体的に回答が欲しいって感じに読み取れるのだけど、あってる?

カテゴリー : ストーリー スレッド: 開始のエピソード(訂正)

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ