小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

calさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:ライトノベルのメインヒロインが献身的な性格なのはNG?の返信

ん?
献身的なヒロインというのはわりと単純に需要があるのかと思っていたのですが、今は流行らないのですか?

>どうしてもラノベのメインヒロインにするには弱いような気がします。

どうしてそういう気がするのかイマイチ分からないので、参考までにCALBEEさんがイメージするラノベに最適のヒロイン像ってどんな感じなのか教えていただけると助かります。

それと、そもそも献身的なヒロインって一種類しかないのかなあ?
要するに主人公を好きで好きでしょうがない理由さえ考えればいいわけなので、気立てが良くて献身的、純粋無垢で献身的、勇敢で献身的、あわあわしながら献身的、ツンデレで献身的、ヤンデレで献身的、クールビューティで献身的……いずれでも成立はする気がしますが。戦場ヶ原ひたぎだってツンデレどころかツンドラって感じとさえ言われながら「どうしようもないほど貴方にまいってる」みたいなことを言っていたし。

主人公をクールにしたくないなら、ヒロインの方をクールにするのはいかが? 成長型だけに勇敢ながら少し未熟なところもある主人公。そんな彼をフォローしながら四つの世界を巡る「従順で控えめな名参謀」風ヒロイン。彼女が主人公にぞっこんな理由は、まあとっさに思いつくのは幼い頃に彼に助けられたことがあるとかなんとか(当然、主人公の方は覚えていない)。主人公を信頼しきっていて、かつ惚れた弱みで絶対に逆らえないみたいな感じ。

アラビアン・ナイトの『アリババと四十人の盗賊』にモルジアナという一人ですべての事件を処理してしまうやけに聡明な女奴隷が出てくるのですが、個人的にわりと好きなタイプだったりします。(趣味がバレる)

上記の回答(ライトノベルのメインヒロインが献身的な性格なのはNG?の返信の返信)

スレ主 cal : 0 投稿日時:

>献身的なヒロインというのはわりと単純に需要があるのかと思っていたのですが、今は流行らないのですか?
自分の読んでいる作品に偏りがあるのかもしれないですが、少なくともなんのツンもなくメインヒロインに添えられているのは見たことがないです。そういう場合は、大体何人かのヒロイン格が一緒に出てくることがほとんどで、ひとりだけがそうやって出てくることは見たことがないです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ライトノベルのメインヒロインが献身的な性格なのはNG?

この書き込みに返信する >>

元記事:ライトノベルのメインヒロインが献身的な性格なのはNG?の返信

頭の中で浮かんでいるのは、普段はしっかりした気丈な子だけど、プライベートでは人付き合いが苦手であわあわしてしまう感じのヒロインです。でもそうすると、主人公は結構押しが強くて引っ張っていく系のキャラクターにならざるをえないと思うので、昨今のラノベ主人公らしさはないかなと感じている次第です。(ゲームや漫画、アニメが好きという自分が考える主人公の設定からも逸脱してる気もしますし……)

上記の回答(ライトノベルのメインヒロインが献身的な性格なのはNG?の返信の返信)

スレ主 cal : 0 投稿日時:

もしくは内気で儚げなんですけど芯の強いというか大切なところは譲らないタイプですね。
主人公は、あまりとりえのなく、自分にあまり自信がない感じの性格(ただし、肝心な時はちゃんと怒ったり、熱くなったりできる)を考えているんですが、あまりかみ合わせがいいとは感じません。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ライトノベルのメインヒロインが献身的な性格なのはNG?

この書き込みに返信する >>

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

元記事:描くキャラクターの語尾・言葉選びの返信

役割語のことだろうか?
セリフだけでキャラクター性が出てくるわけではないので、口調は一貫してればブレを感じることは少ないかと思います。
むしろ。
「凛としたキャラ」が「凛とした口調で喋る」というのは、まんまで、普通で、面白味がないと思いませんか?
別に悪いわけじゃないけれど。そういうベタなキャラを書きたい場合は多いし。
でも、厳ついヤクザが赤ちゃん言葉だったりオカマ口調だったり、といったほうがキャラが立ちやすくないかな?
そんで、そんな「オカマ口調の厳ついヤクザ」に「漢らしく格好良く見えるシーン」があるから、そのキャラのキャラクター性が立ってくるわけで。
「こういうキャラの場合はこういう口調」と考える事自体が、一種の型にハマってると思う。
基本的には役割語として認知されてるものを知ってるくらいで十分じゃないかな。

それ以上は、役者を見習ってみると良いと思う。
要するに「役になりきって演じる」ってだけの話で、作者として監督の立場から「ちょっと違うな」なんて思うんじゃなく、役者の立場から「こう演じる」と考える。
すると「書けるキャラクターが少ない」じゃなくて「あなたが演じられるキャラクターが少ない」という事だから、語彙力も関係ないことはないけど、そのキャラクターを理解できてない、というのが本質ではないかと思う。
言ってしまうと、「凛としたキャラはこう喋る」と考えていた場合、じゃあ「もうひとり凛としたキャラ2号」が出てきたらどーすんの? 差別化できないでしょ。
まあ、技術的な話ではなく考え方の話になってしまったけど。

上記の回答(描くキャラクターの語尾・言葉選びの返信の返信)

投稿者 cal : 2 投稿日時:

そうなんです。同じタイプのキャラ2号が出てきたとき、どうかきわければいいのか分かりません。
何が足りていないのでしょうか。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 描くキャラクターの語尾・言葉選び

この書き込みに返信する >>

現在までに合計8件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全2ページ中の2ページ目。

ランダムにスレッドを表示

3年前の改善点

投稿者 あだちただし 回答数 : 6

投稿日時:

3年ぶりに小説を書く事に復帰いたしました。 理由は海がきこえるを読んだので小説が書きたくなりました。 また、皆様程ではないで... 続きを読む >>

なろうからプロになるために必要な資質、なろう適正とは?

投稿者 うっぴー 回答数 : 2

投稿日時:

「小説家になろう」からプロになるために必要な資質、なろう適正があると考えています。 なろう適正とは 1・ランキング上位作品を... 続きを読む >>

文章がなかなか書けません

投稿者 回答数 : 4

投稿日時:

すみません、すごく初歩的な質問なのですが、小説を書こうと思って普段脳内で温めていたキャラの会話や展開や地の文を書き出そうとしてるんで... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

こんにちは、サイドです。
普段は掌編などでお世話になっている者です。

質問についてですが、タイトルの通り「陰キャの成長は陽キャとなることなのか?」です。

今、応募を目指した学園ラブコメを書いており、物語としては、
「カースト最下位の陰キャ主人公が、トップスリーの陽キャヒロイン達と出会い、ある事件を経て成長する」
がテーマになっています。

最初に作ったプロットの最後は、
「殻に閉じこもりがちだった主人公が、ヒロイン達を大切にし、視野を広めて前向きになる」
でした。

しかし、執筆が終盤に差し掛かり、「陰キャが陽キャへ変化する(陰キャの記号を陽キャのそれへ入れ替える)=成長」ではないのでは? と思う様になりました。
「陰キャ」と「陽キャ」という言葉が使われるようになったのは、ここ数年のことだと思います。
ですが、少し古い小説やアニメを見ても、「内向的な少年が、成長して前向きになる」は存在するので、物語の形としては王道だと理解もしているつもりです。

ここでどうして主人公が陽キャの属性に近付くことに違和感を持ったのかというと、

〇上記した「ある事件」とその解決法が、ヒロイン達といることで広まった妬み、嫌がらせなどの悪い噂の原因を見つけ、対処、解決することに比重が置かれているから

だと、考えました。

もしも、それらの悪い噂にはっきりとした犯人(例 カースト十位の嫌味な優男など)が存在し、それを打ち負かし、成り上がっていく作風であれば、主人公の成長が陽キャへ近づくのは納得できると思います。
しかし、書いていくにつれて主人公の行動指針は「悪い噂の解明と対応、及び解決」だけであり、成り上がりには興味のない人物になっていきました。
結果、競争心のない人物像となり、ラノベらしくないのでは? と感じています。

そこで、最後に辿り着く二つの主人公像を考えてみて、その判断をお聞きしたいと思っています。

一 他と関連、比較させてみて、初めて自身の存在をとらえ、最下位という劣等感を克服しようとする、相対的な判断をする主人公 
(比較という性質を持つため、競争や成り上がりへの意識が強い)

二 他と関連、比較などはせず、出会いを経てカースト最下位という自身の存在をとらえ、劣等感を持っている自分も自分だとする、絶対的な判断をする主人公
(優劣の意識があまりない為、ありのまま気楽に構えていればいいやと割り切っている)

個人的には、僕自身の性格が「二」寄りなので、そちらの方が書きやすくしっくりきます。
繰り返しになりますが、物語に「カースト十位の嫌なやつ」(この場合、悪い噂を流した張本人)などの明確な「敵」が存在せず、交流を経た内面の成長に比重を置き、成り上がりの性質は少ない為、話の流れとしても「二」が納得できると感じています。

ですが、ラノベ的にはカーストというランクがあるのなら、ヒロイン達の助けを借りつつどんどん駆けあがって行く、「一」の様な性格になる方が王道のような気もしています。
また、先に挙げたような「絶対的な評価」の主人公像をラノベ業界であまり見た事がないので、自分の書きたいものを書いているだけで需要や王道を無視しているのでは? とも感じています。

この二つの主人公像や現在の需要、自分としては違和感があっても多くある王道へシフトする方がいいのか? に悩んでいるので、何か助言をいただければ幸いです。

上記の回答(陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信)

投稿者 にわとり : 1

 他の人への返信を読んだ印象だと、陽キャ/陰キャの二項対立で考えているのがそもそもの間違いという感じがする。

 あなたの構想の骨子は「もともとの内向的な性格に加えて過去の失敗もあり、人付き合いに臆病になっていた主人公が、3人のヒロインと出会ったことで、周囲に心を開くことができるようになっていく話」なんじゃないの?
 ならば、奥手だった主人公が自分の気持ちを友人にさらけ出せるようになる(=自信を持てるようになる)のがストーリーから導かれる主人公の成長であるべき。これは、キャラを作って陽気に振る舞うこと(=陽キャになること)とはまったく異質で、むしろ真逆に近い。
 べつに陰キャだからといって孤立しているとは限らない。内向的で押しが弱い性格のままでも友達はできるしクラスのなかで居心地よく楽しくやっていくこともできる。主人公が目指すべきポジションってそういうものなのでは。
 このとき、変な噂によって教室の雰囲気が悪くなる展開は、主人公の成長を試す試練になりますね。主人公は臆病さゆえに、すべての人間関係を絶って問題から目をそらそうとする→しかし、そんな結末は主人公もヒロインも望んでいない(ヒロインたちとの交流によってそのことに気づけるまでに成長している)→最終的には臆病さに打ち勝って積極的に動き、問題を解決する(=主人公の成長が証明される)、という流れ。
 自己評価が低いので、無力感にさいなまれて一度は折れてしまうのだけれど、自身の気持ちに正直になることによってもう一度立ち上がり、主人公としてなすべきことを思い出す、みたいな感じ。主人公ひとりの力で絶望から立ち直れそうにないなら、メンター的な立ち位置のキャラが殻にこもりそうになった主人公を引っ張り上げてくれる展開でもいい。
 成長のポイントは、あくまで「自分はヒロインたちとどうなりたいのか」という自身の気持ちと逃げずに向き合うことができるようになった点であって、もともと陰キャだったとかこれから陽キャになるとかは関係ない。

 あとまあ、返信を見ていてちょっと気になったのが、"献身的なキャラって現実には嫌われることのほうが多いよな"ってこと。やってる側は気持ちいいんだけど、そういう言動ってたいてい周囲の人間を苛立たせますからね。
 ラブコメのヒロインってことは主人公に少なからぬ好意を抱いているのが通常だと思うのですが、そういう相手の前で「僕のことはどうでもいいから、君には幸せになってほしいんだ」みたいな態度をとったらどうなるでしょう。まあ「ひとの気も知らないで何言っとんじゃボケ!」ってなりますよね。これは殴られても文句言えない。主人公の都合だけじゃなくてヒロインたちにはヒロインたちの思惑とか感情があるはずなんで。
 そもそもの陽キャ志向にしても「ヒロインたちは主人公のどういうところに魅力を感じたのか?」「その魅力は陽キャになることでさらに強まるのか?」という疑問がある。ヒロインたちの気持ちを踏まえずに、勝手に劣等感を感じて勝手に陽キャに憧れているということであれば、何もかも主人公の一人相撲、空回りでしかなかったことになる。

 なので自分としては、陰キャ/陽キャとかスクールカーストのことは一旦忘れて、「主人公はヒロインたちとどんな関係を結んでいきたいのか」「その目的のために過去のトラウマを乗り越えられるか」みたいなところを軸に組み立てていくのがいいと思いました。
 悪い噂が広まるくだりで、主人公への陰口として「陰キャのくせに女子と仲良くしやがって」「カースト底辺のくせにモテるなんて許せない」みたいなのはあっていいし、登場人物がカースト思考にとらわれているのは別にいいのだけれど、この話の核はそこにはないという気がします。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:キャラクターの面白い会話、面白いセリフを思いつくようになるには

読者をクスリとさせたり、キャラが可愛いと思わせたり、ツッコミを入れさせる。
そんなセリフを書けるようになりたいです。
しかし、自身が人との会話が得意でなく、咄嗟の言葉が出ない人間であるため、面白い会話が日常的にできないです。
会話とセリフが頭に浮かぶようになるにはどうしたらいいでしょうか。
耳で覚えられると聞いたことがあるので、男女問わず、好きな作品のセリフを音読して頭に染み込ませれば、何か良いセリフや掛け合いが思いつくでしょうか。
何か有効な方法はあるでしょうか。
どなたかご意見をお聞かせください。

上記の回答(キャラクターの面白い会話、面白いセリフを思いつくようになるにはの返信)

投稿者 あまくさ : 3 人気回答!

書きたいのはラノベでいいですね?
なら、

>男女問わず、好きな作品のセリフを音読して頭に染み込ませれば、何か良いセリフや掛け合いが思いつくでしょうか。

小説を読むより、アニメを観まくるのがいいです。
キャラやセリフの感覚に関しては、小説(一般)・映画・テレビドラマなどよりもアニメの方がラノベに圧倒的に近いですから。

また小説を読むならラノベが一番でしょうが、それと比べてもアニメの方がいいんじゃないかと。
アニメなら会話と合わせてキャラの表情・声・仕草がセットで感得できます。そういう部分でもアニメとラノベはテンプレが似ているので、かなり参考になると思います。

>しかし、自身が人との会話が得意でなく、咄嗟の言葉が出ない人間であるため、面白い会話が日常的にできないです。

それは、あまり関係ありません。
ラノベやアニメの会話とリアルの会話はぜんぜん違うからです。

ただ。

できたら、誰か好みの似ている人と一緒にアニメを観るといいですよ。
好みが似ていると、同じところで同じように感じたのが伝わってくることがあります。
別に活発に会話しなくてもいいです。繰り返しますがリアルの会話と創作の会話は違うので、そういう部分では大して参考にも勉強にもなりません。

ただ、会話はコミュニケーション。
コミュニケーションの本質は「共感」ですから。

会話がはずまなくても何となく気は合うという知り合いはいないでしょうか?
好みが近い人、一緒にいて違和感がなく話がしやすいという人です。

そういう人とぽつぽつとでもいいから会話するのは、小説を書く上でプラスになると思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: キャラクターの面白い会話、面白いセリフを思いつくようになるには

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法

自分の書いた小説を、友人や新人賞の下読みの方に読んでもらったところ
「選んだ題材が、他のものとすげ替えても成立してしまう」と言われてしまいました。
仮に題材が「天使(ヒロイン)と悪魔(主人公)」だったとすると、
「天使と人間」や「人間と人間でも」作品は十分成立してしまうそうなんです。
しかしその指摘を受けても、何をどう改善すればいいのかいまいちよく分かりませんでした。
というか捻くれた見方をすれば、どんな作品の題材でも他のもので成立してしまうのではないかと思っている自分もいます。
たとえば猫型ロボットの『ドラえもん』だって、犬型でもいいし、たぬき型だって成立はすると思うんです。
(もちろん、猫型でないと微妙につじつまが合わないこともあるとは思いますが)

なので、どのように人物や物語を書けば、題材を必要不可欠なものにできるのかを教えてもらえればと思います。
できれば、例のようなものを交えて説明してもらえるとたいへん助かります。
厚かましい質問でもうしわけないんですが、よろしくお願いします。

上記の回答(選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信)

投稿者 手塚満 : 3 人気回答!

ご友人や下読みさんに「選んだ題材が、他のものとすげ替えても成立してしまう」と批評された作品を読まずに、どう回答できるか難しいものがあります。考えあぐねてしたら、既に複数の良回答が出てまして、以下は被るところ多々ですがご容赦をお願いしたいと思います。

まず、作者視点からすれば、天使と悪魔を、天使と人間、人間と悪魔等々、挿げ替えできるのは、実は当たり前です。古来から「換骨奪胎」という言葉すらあるほどですから。作者はできて当然、しかし読者にそう受け取られたら(挿げ替えできるんじゃね?)失敗なんです。

おそらく、ご友人、下読みさんは読者として、主人公、ヒロインのキャラの作り方に問題を感じたのではないでしょうか。よく言われる感想としては「キャラが立ってない」というものがあります。無個性とか、あまりにもテンプレ、あるいは作者の操り人形等々の失敗パターンがあります。

よくある事例をいくつか考えてみます。

――――――――――――――――――――――
1.キャラの特徴が肩書

キャラ設定が悪魔だとして、一応、本人から「地獄から来た」「千年前にはとある王国の王を堕落させ、国を滅ぼしたこともある」とか言う。だけど、舞台となる高校に普通に転向してきて、普通に友人付き合いを続けているとします。どこが悪魔なんだろう、となります。

あるいは、物凄く強い空手家主人公だとします。コンクリートの壁も蹴破れると自慢はするけど、一向にキックを披露しなかったら、単なる設定に堕します。

前者なら悪魔らしい行動も必要です。言葉巧みにそそのかす、のはちょっと難しいですが(悪魔レベルの知恵、話術が必要)、悪魔がターゲットの目を見つめると、ターゲットは魅了されるシーンとか入れればいい。後者なら、実際にコンクリートの壁を蹴破って現れるシーンがあればいい。

要はキャラに肩書(設定)を与えたら、肩書にふさわしい行動(シーン描写)を取らせる必要があるわけです。でないと、作者がキャラに与えたのは説明だけで、読者が感じるのはカタログスペックだけになってしまいます。それではキャラが立たず、「この主人公、誰でもいいじゃん」になりがちです。

2.キャラに強烈な個性がない

肩書とも関連するんですが、特徴的なポイントをキャラに与えてあるかどうかですね。アニメですと、例えば天使であれば、頭上に輪っかがあり、背中に羽根があって、ときどき飛んでいれば天使っぽいと感じさせることは可能でしょう。

しかし文章作品です。たとえ「頭上の輪を輝かせ、背中の羽で優雅に飛んでいる」と書いたところで、言葉という記号に過ぎません。絵やその動きをイメージするのは読者です。作画、動画化、演出等々の映像・音声に関わる部分は読者が脳内で再現します。読者に任せる部分で強烈な特徴、個性を出すことは至難と考えておくのが無難です。

しかし絵ではできず、文章でやりやすいのはキャラの内面です。アニメですと、天使が主人公を心配しているとして、例えば椅子に座って心配そうな顔をしているくらいしかできません(内心台詞という手はあるが、ウザくなりがち)。

文章なら内面をダイレクトに書けます。主人公をどう心配するか。そこにキャラ特徴、個性を出せます。主人公が弱いと思って心配するか、あるいは主人公が戦う敵の強さを恐れるか、はたまた主人公との死別か。死別を心配するとして、絶対に嫌なのか、覚悟はあるがその後の悲しさか、いろいろあるはずです。

そうしたことを描かず、例えば浅く「心配だ心配だ」とだけ言っているようでは、いくらでも替えが利くキャラになってしまいます。このキャラならこう思うはずだという段取りを描写しておき、イベント発生でその通り(読者の期待通り)にする、あるいは逆にして意外性を出す、といった工夫が必要なわけです。

3.天使と悪魔の対立性と人間との差異

これも個性、特徴などと関係しますが、相対的な面についてです。仮に天上世界でストーリーが終始すると、天使しかいません。天使がどうして天使なのか描きにくいのです。なぜなら、「普通」という判断の基準を示すべきキャラが天使しかいないから。善人だけがいる村、とかと差異が出せません。

天使がいるなら悪魔もいるべきであるわけです。悪魔は悪行を行い、天使は善行を尊ぶ。悪魔の行いを天使は邪魔し、逆に天使が何かしようとすれば悪魔がちょっかいかける。これで天使と悪魔の違いは出ます。

ですが、まだ足りません。天使と悪魔しかいないなら、読者はどちらかを価値・判断の基準とするでしょう。すると、天使と人間(相対的に人間が悪)、人間と悪魔(相対的に人間が善)と差異が出しにくくなります。これもキャラの置き換えが利いてしまう原因となります。

ですので、人間キャラも登場してもらう。読者人間ですから、人間キャラが出てきたら、そのキャラを基準にしやすいはずです。すると善と悪との中立ポイントが分かり、天使がいかに善か、悪魔がいかに悪かが分かりやすくなります。すると、キャラの入れ替えも用意ではない感じが出て、キャラの立ち位置が安定します。

4.キャラに変化がない、ないしはキャラが(ご都合主義的に)いかようにも変化してしまう

キャラ設定を決めたら、その設定をいかに見せるかは工夫したくなります。ですが、例えば悪魔キャラを描いていて、選択肢が出る状況だったら常に悪の道を選ぶとしたら、単調になります。キャラが機械的といってもいいでしょう。

機械的な反応するだけなら、キャラに魅力は生じにくくなります。やはり迷い、ブレも入れておきたいところです。その迷い、ブレでキャラに特徴ができ、個性が生じて、他のキャラで代用することができにくくなります。

これとは逆に操り人形と呼ばれるタイプのキャラも替えが利く感じがつきまといます。例えば、作者が進めたいストーリーのためだけに行動し、作者が言いたいことだけを代弁してしまうようなキャラです。作者がそのキャラの皮をかぶっているだけなので、皮の部分は替えが利いてしまいます。そのため、そのキャラならではの魅力が生じにくい。
――――――――――――――――――――――

例を挙げだすとキリがないですから、これくらいにしておきます。替えが利くと批評された題材が、必ずしもキャラだけとは限りませんし。

いろいろ原因例をあげてみましたが、実は最も気になるのが「スレ主さんの考察が浅くないか?」ということです。

例えばドラえもんについては、確かに犬型やタヌキ型ロボットで換骨奪胎できるでしょう。しかし、ドラえもんの作品でドラえもんを犬型ロボットにデザインしなおして、自然かどうかは疑問です。

例えば、ドラえもんの初登場は「引き出しの中から出てくる」です。タイムマシンがそこにあるからですね。引き出しの中からひょっこり出てくるって、狭いところが好きな猫的な演出です。

犬でイメージするのは主人に忠実ということです。主人公の言いつけを守る。ですが、ドラえもんはのび太の性根を叩き直すために未来から来ています。行動原理が逆であるわけです。一方、猫は勝手に動き回り、飼い主が後を追うように世話をします。飼い主が気に入らないことをすると、猫は引っかいたりします。ドラえもんが(当初)やろうとしていることと似ていなくもありません。

こう申し上げると、こじつけに聞こえると思います。実際、こじつけです。ですが、スレ主さんが仰る「犬型でもいいし、たぬき型だって成立はする」と同レベルでもあります。

スレ主さんは「指摘を受けても、何をどう改善すればいいのかいまいちよく分かりませんでした」と仰ってますね。それは、もしかすると批評に対し、(おそらく無意識に)反対材料を探してしまっているからではないでしょうか。

批評を受け入れる、受け入れないは別として、ご友人や下読みさんがどうして「選んだ題材が、他のものとすげ替えても成立してしまう」という難点があると感じたのか、その人の思考、気持ちに沿ってシミュレートするべきではないかと思います。

言い換えれば、「仮に批評が正しいとすれば、原因はここだろうか」という仮説を立てて検証すべきということです。結果、批評が間違いと判断したなら、それでいいでしょう。逆に部分的には正しいと分かったら、収穫です。改稿や次作に活かせます。

以上、当該作品を知らずに、あくまでも可能性の1つとして模索、説明してみました。大ハズレの可能性も高いですので、その場合はご容赦をお願いします。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ