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選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法 (No: 1)

スレ主 キャッチャーミット 投稿日時:

自分の書いた小説を、友人や新人賞の下読みの方に読んでもらったところ
「選んだ題材が、他のものとすげ替えても成立してしまう」と言われてしまいました。
仮に題材が「天使(ヒロイン)と悪魔(主人公)」だったとすると、
「天使と人間」や「人間と人間でも」作品は十分成立してしまうそうなんです。
しかしその指摘を受けても、何をどう改善すればいいのかいまいちよく分かりませんでした。
というか捻くれた見方をすれば、どんな作品の題材でも他のもので成立してしまうのではないかと思っている自分もいます。
たとえば猫型ロボットの『ドラえもん』だって、犬型でもいいし、たぬき型だって成立はすると思うんです。
(もちろん、猫型でないと微妙につじつまが合わないこともあるとは思いますが)

なので、どのように人物や物語を書けば、題材を必要不可欠なものにできるのかを教えてもらえればと思います。
できれば、例のようなものを交えて説明してもらえるとたいへん助かります。
厚かましい質問でもうしわけないんですが、よろしくお願いします。

カテゴリー: 文章・描写

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人気回答!選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 4 No: 1の返信

投稿日時:

>というか捻くれた見方をすれば、どんな作品の題材でも他のもので成立してしまうのではないかと思っている自分もいます。
そうなんだけど、そうじゃないのよ。
ドラえもんのロボのモチーフが猫だろうと犬だろうとたぬきだろうと問題ないのは事実で、何でもいい。あえて猫にしたって理由はないだろうと思う。
でも、「未来から来たロボット」という部分は動かせないよね?
これを、例えば「魔法の世界から来た」とか「宇宙の彼方から来た」としてしまうと、雰囲気がガラッと変わってしまう(出来ないことはないけども)。
ドラえもんのモチーフが何かってのは、どうでもいい事なので、実際何でもいいしなんであろうと成立します。
でも、「未来からのび太のために来た」というのは動かせません。

というのも、そもそも「ドラえもん」という物語において「猫型ロボット」というのは重要ではありませんよね。
ドラえもんが出す道具でのび太が何をするかってのがザックリとした内容だと思うんです。
この一番重要な要素(話の本筋)に関係するモノ、が大事なわけですよ。
だから、えーと、あえて「ドラえもん」を面白くなくす設定を加えると、「道具がたくさんある未来世界が舞台」としたら、たぶん面白くなくなるでしょう。そういう回や映画はあったと思うけども、それは別の話。
この未来設定が何故面白くないかというと、「道具がたくさんある」ので、別に「ドラえもんに道具を出してもらわなくても良い」ためで、別にポケットじゃなくてもいいよね、ドラえもんじゃなくてもいいよね、てかこの猫型ロボはなんでもいいじゃんか、ってことになる。
これが、スレ主さんが今議題にしてる状態になった「ドラえもん」。
「ドラえもんが出す道具でのび太が何かする」の、「ドラえもんが出す道具」の部分が何でもいい状態になってる感じ。

だから、
>仮に題材が「天使(ヒロイン)と悪魔(主人公)」だったとすると、
この例題の場合、お互いに天使であり悪魔である必要性が欲しいところ、ということになる。
題材だけの問題じゃなく、「一番重要な要素に関係するモノ」まあ、つまり「その作品を一言で表現してみた内容」が関係してくる問題だと思います。
なので、例えばこの題材で「ヒロインと主人公がお互い一目惚れして恋に落ちる」という内容なら、これはロミオとジュリエットまんまですが、ヒロインと主人公は「敵対関係にある両者」でなければ成立しないので、天使と悪魔のチョイスは王道で良いと思います。
もちろんこの場合「敵対関係にある両者」であればなんでも成立するわけですが、主人公が悪魔であればヒロインはその敵対関係にある天使でなければ成立しないって事になる。

そんで、んーと……。
>仮に題材が「天使(ヒロイン)と悪魔(主人公)」だったとすると、
>「天使と人間」や「人間と人間でも」作品は十分成立してしまうそうなんです。
ちょっと話がズレてしまうのだけど、このたとえ話は友人から言われたままでしょうか、スレ主さんが意訳して書き直したものでしょうか。
というのも、
>「天使(ヒロイン)と悪魔(主人公)」だったとすると、
>「天使と人間」や「人間と人間でも」
どっちも「主人公」が変わってるってトコが気になったんです。
要するに、「主人公が悪魔である必要性がない」って事が問題なのでは。

えっと、主人公ってのは基本的に動かせないんですよ。
悪魔の話なら悪魔の話なので、これを人間に変えたほうがいいって言われても、主人公を人間に変えたら悪魔の話じゃなく人間の話になるので、別の話になっちゃう。
言ってることわかるかな……。
これが動かせる状態にあるって事が、そもそも「悪魔の話をしていない」ってことなので、「悪魔じゃなくてもいいよね」ってことになってるのでは。
だから例えば、
「童貞のインキュバス」という主人公設定があるとしたら、「インキュバスなのに童貞」「それをなんとかしようとドタバタするラブコメ」ってな内容になるから、主人公がインキュバス(悪魔)なのは動かしようがないですよね?
で、この例は「悪魔の話」をしていますよね。
「設定のうえで悪魔という内容」なんじゃなくて、「悪魔だから生まれる話」をしていると思います。

設定で考えるんじゃなく、物語で考えると、このように自然と設定を活かした内容ができると思います。
主人公はまず大事で、そもそも「主人公だからこの物語がある」わけですから、主人公と物語は大きく関わりがあります。
主人公が動かせるような状態は好ましくないですし、まあ例外はありますし絶対ではないのですが、主人公だからの物語を考えるようにしたら良いのではと思います。

でまあ、そうなると主人公は動かせないので、その主人公の設定「悪魔」に対してロミオとジュリエットがごとく「敵対関係」と考えると「ヒロインは天使」というのは納得できるものではないかと思う。
これも「敵対関係にあるモノ」なら何でもいいので、別に「天使」でなくてもいいんだけど、
主人公は「悪魔」で動かせないので、その「敵対関係にあるもの」となれば「天使」というのも、また動かしにくい不可欠な要素ではないでしょうか。
とまあ、こんな感じで私は考えています。

人気回答!選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信 (No: 3)

投稿者 パクトボー : 4 No: 1の返信

投稿日時:

おっしゃる通り、確かに大抵の作品の要素はすげ替えてしまっても通ってしまいます。孫悟空が佐藤太郎でもボブでも李さんでも、ドラゴンボールのお話の進行に影響はないはずです。
けど今や孫悟空は孫悟空で通じますね。これは恐らく、孫悟空という名前を使用する必要性があったからです。
雲に乗って、しっぽ生えてて、伸びる棒で戦う。これで佐藤太郎なんて名乗られても印象が薄いわけで、西遊記の猿のイメージを取り入れたからこそ「孫悟空」と呼ばれ、他の名前でもいいじゃん、とは言われないわけです。
あるいは孫悟空が、コウモリに変身し、血を吸って戦っていたとしたら。そこは素直にドラキュラを名乗れよ、となりますね。他の要素に変えても問題なくなる例です。
ドラえもんもそうです。さっとググったら、名前の由来は「どら猫+右衛門(いえもんとかの、よくある名前要素)」だそうで。容姿には起き上がりこぼしの要素もいれているそうです。えもん部分は太郎でも次郎でもよかったんでしょうが、猫要素は重要だったんでしょう。犬型ロボットだったら、名前とか、耳を食われた話とか、通りが悪くなりますね。

ここで重要なのは、「設定でそうである必要性がない」ということではないのです。「作者が、どうしてもそのモチーフを選択したかった」という点です。
猫の愛嬌が重要なら、犬でもたぬきでもなく、猫型を選ぶ。西遊記の旅のイメージがかっこいいから、孫悟空を選ぶ。アメリカのロックバンドが好きならキャラの能力を曲名に、忍者を書きたいから忍者に。
つまりは「これの魅力を表現したい」というのが固まっていれば、問題はないはずです。

例にあげられた「天使のヒロイン」の場合です。
ひょっとして、「空から降ってきた」とか、「羽根が生えている」とか、そのくらいの設定だけで終わらせてはいないでしょうか?
例えば、喜んだら頭のわっかが光るとか。落ち込むと羽根にこもるとか。頭のわっか投げて攻撃するとか、白色が好きだとか。「天使の女の子のここがかわいい」を押し切れていないのかな、と思いました。
ドラえもんが猫型なのは、わりと自由で気ままな過ごし方ですっと理解できます。犬型なら、忠犬のようにのび太に終始ついて歩くほうが自然ですね。ドラえもんに助けを求めたら不在だった、というパターンや、近所の猫への恋心で、「猫型ロボットの友人」という魅力を表現していると考えられます。
天使なら、「毎朝祈っててかわいいな」とかも考えられるでしょうか。ことあるごとに、「このヒロインは天使だから魅力的なのであって、そこをすげ替えては作品を書けない」とアピールするわけです。
悪魔もそんな感じでどうでしょうか。「キミの羽根は暖かそうで羨ましい、もいでやる」など、悪魔でなければできないようなことを言わせる(最近は悪魔なのに優しいタイプが流行っぽいので、的外れかもしれませんが)等々。

もし「別に天使や悪魔ならではの魅力を表現したいわけではない」なら、それこそ本当に「人間と人間でも問題ないから、そっちのがわかりやすい」ことになります。余計な設定は省いたほうが良いので。
天使と悪魔の組み合わせが好きならば、恥ずかしがらず、「羽根の付け根にリボン巻きてぇ!」とか「悪魔のフォークカッコいいから百本くらい持たせてぇ!」とか、自分の感じる魅力をことあるごとに小説内で書いていくといいのではないでしょうか。
作者の考えるストライクポイントが読者 に伝われば、きっと「このキャラは天使じゃないとダメだ、エルフや河童では通らない」と思ってもらえるでしょう。

人気回答!選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信 (No: 4)

投稿者 手塚満 : 3 No: 1の返信

投稿日時:

ご友人や下読みさんに「選んだ題材が、他のものとすげ替えても成立してしまう」と批評された作品を読まずに、どう回答できるか難しいものがあります。考えあぐねてしたら、既に複数の良回答が出てまして、以下は被るところ多々ですがご容赦をお願いしたいと思います。

まず、作者視点からすれば、天使と悪魔を、天使と人間、人間と悪魔等々、挿げ替えできるのは、実は当たり前です。古来から「換骨奪胎」という言葉すらあるほどですから。作者はできて当然、しかし読者にそう受け取られたら(挿げ替えできるんじゃね?)失敗なんです。

おそらく、ご友人、下読みさんは読者として、主人公、ヒロインのキャラの作り方に問題を感じたのではないでしょうか。よく言われる感想としては「キャラが立ってない」というものがあります。無個性とか、あまりにもテンプレ、あるいは作者の操り人形等々の失敗パターンがあります。

よくある事例をいくつか考えてみます。

――――――――――――――――――――――
1.キャラの特徴が肩書

キャラ設定が悪魔だとして、一応、本人から「地獄から来た」「千年前にはとある王国の王を堕落させ、国を滅ぼしたこともある」とか言う。だけど、舞台となる高校に普通に転向してきて、普通に友人付き合いを続けているとします。どこが悪魔なんだろう、となります。

あるいは、物凄く強い空手家主人公だとします。コンクリートの壁も蹴破れると自慢はするけど、一向にキックを披露しなかったら、単なる設定に堕します。

前者なら悪魔らしい行動も必要です。言葉巧みにそそのかす、のはちょっと難しいですが(悪魔レベルの知恵、話術が必要)、悪魔がターゲットの目を見つめると、ターゲットは魅了されるシーンとか入れればいい。後者なら、実際にコンクリートの壁を蹴破って現れるシーンがあればいい。

要はキャラに肩書(設定)を与えたら、肩書にふさわしい行動(シーン描写)を取らせる必要があるわけです。でないと、作者がキャラに与えたのは説明だけで、読者が感じるのはカタログスペックだけになってしまいます。それではキャラが立たず、「この主人公、誰でもいいじゃん」になりがちです。

2.キャラに強烈な個性がない

肩書とも関連するんですが、特徴的なポイントをキャラに与えてあるかどうかですね。アニメですと、例えば天使であれば、頭上に輪っかがあり、背中に羽根があって、ときどき飛んでいれば天使っぽいと感じさせることは可能でしょう。

しかし文章作品です。たとえ「頭上の輪を輝かせ、背中の羽で優雅に飛んでいる」と書いたところで、言葉という記号に過ぎません。絵やその動きをイメージするのは読者です。作画、動画化、演出等々の映像・音声に関わる部分は読者が脳内で再現します。読者に任せる部分で強烈な特徴、個性を出すことは至難と考えておくのが無難です。

しかし絵ではできず、文章でやりやすいのはキャラの内面です。アニメですと、天使が主人公を心配しているとして、例えば椅子に座って心配そうな顔をしているくらいしかできません(内心台詞という手はあるが、ウザくなりがち)。

文章なら内面をダイレクトに書けます。主人公をどう心配するか。そこにキャラ特徴、個性を出せます。主人公が弱いと思って心配するか、あるいは主人公が戦う敵の強さを恐れるか、はたまた主人公との死別か。死別を心配するとして、絶対に嫌なのか、覚悟はあるがその後の悲しさか、いろいろあるはずです。

そうしたことを描かず、例えば浅く「心配だ心配だ」とだけ言っているようでは、いくらでも替えが利くキャラになってしまいます。このキャラならこう思うはずだという段取りを描写しておき、イベント発生でその通り(読者の期待通り)にする、あるいは逆にして意外性を出す、といった工夫が必要なわけです。

3.天使と悪魔の対立性と人間との差異

これも個性、特徴などと関係しますが、相対的な面についてです。仮に天上世界でストーリーが終始すると、天使しかいません。天使がどうして天使なのか描きにくいのです。なぜなら、「普通」という判断の基準を示すべきキャラが天使しかいないから。善人だけがいる村、とかと差異が出せません。

天使がいるなら悪魔もいるべきであるわけです。悪魔は悪行を行い、天使は善行を尊ぶ。悪魔の行いを天使は邪魔し、逆に天使が何かしようとすれば悪魔がちょっかいかける。これで天使と悪魔の違いは出ます。

ですが、まだ足りません。天使と悪魔しかいないなら、読者はどちらかを価値・判断の基準とするでしょう。すると、天使と人間(相対的に人間が悪)、人間と悪魔(相対的に人間が善)と差異が出しにくくなります。これもキャラの置き換えが利いてしまう原因となります。

ですので、人間キャラも登場してもらう。読者人間ですから、人間キャラが出てきたら、そのキャラを基準にしやすいはずです。すると善と悪との中立ポイントが分かり、天使がいかに善か、悪魔がいかに悪かが分かりやすくなります。すると、キャラの入れ替えも用意ではない感じが出て、キャラの立ち位置が安定します。

4.キャラに変化がない、ないしはキャラが(ご都合主義的に)いかようにも変化してしまう

キャラ設定を決めたら、その設定をいかに見せるかは工夫したくなります。ですが、例えば悪魔キャラを描いていて、選択肢が出る状況だったら常に悪の道を選ぶとしたら、単調になります。キャラが機械的といってもいいでしょう。

機械的な反応するだけなら、キャラに魅力は生じにくくなります。やはり迷い、ブレも入れておきたいところです。その迷い、ブレでキャラに特徴ができ、個性が生じて、他のキャラで代用することができにくくなります。

これとは逆に操り人形と呼ばれるタイプのキャラも替えが利く感じがつきまといます。例えば、作者が進めたいストーリーのためだけに行動し、作者が言いたいことだけを代弁してしまうようなキャラです。作者がそのキャラの皮をかぶっているだけなので、皮の部分は替えが利いてしまいます。そのため、そのキャラならではの魅力が生じにくい。
――――――――――――――――――――――

例を挙げだすとキリがないですから、これくらいにしておきます。替えが利くと批評された題材が、必ずしもキャラだけとは限りませんし。

いろいろ原因例をあげてみましたが、実は最も気になるのが「スレ主さんの考察が浅くないか?」ということです。

例えばドラえもんについては、確かに犬型やタヌキ型ロボットで換骨奪胎できるでしょう。しかし、ドラえもんの作品でドラえもんを犬型ロボットにデザインしなおして、自然かどうかは疑問です。

例えば、ドラえもんの初登場は「引き出しの中から出てくる」です。タイムマシンがそこにあるからですね。引き出しの中からひょっこり出てくるって、狭いところが好きな猫的な演出です。

犬でイメージするのは主人に忠実ということです。主人公の言いつけを守る。ですが、ドラえもんはのび太の性根を叩き直すために未来から来ています。行動原理が逆であるわけです。一方、猫は勝手に動き回り、飼い主が後を追うように世話をします。飼い主が気に入らないことをすると、猫は引っかいたりします。ドラえもんが(当初)やろうとしていることと似ていなくもありません。

こう申し上げると、こじつけに聞こえると思います。実際、こじつけです。ですが、スレ主さんが仰る「犬型でもいいし、たぬき型だって成立はする」と同レベルでもあります。

スレ主さんは「指摘を受けても、何をどう改善すればいいのかいまいちよく分かりませんでした」と仰ってますね。それは、もしかすると批評に対し、(おそらく無意識に)反対材料を探してしまっているからではないでしょうか。

批評を受け入れる、受け入れないは別として、ご友人や下読みさんがどうして「選んだ題材が、他のものとすげ替えても成立してしまう」という難点があると感じたのか、その人の思考、気持ちに沿ってシミュレートするべきではないかと思います。

言い換えれば、「仮に批評が正しいとすれば、原因はここだろうか」という仮説を立てて検証すべきということです。結果、批評が間違いと判断したなら、それでいいでしょう。逆に部分的には正しいと分かったら、収穫です。改稿や次作に活かせます。

以上、当該作品を知らずに、あくまでも可能性の1つとして模索、説明してみました。大ハズレの可能性も高いですので、その場合はご容赦をお願いします。

選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信 (No: 5)

投稿者 s.s : 1 No: 1の返信

投稿日時:

私的にはキャラクターの特性が活かされていないのではないかと思います。
ザッと回答は流し読みしただけなので、他の人と回答と内容が被っていたら申し訳ありません。
私が天使と悪魔が出てくる話と聞くと、真っ先にガヴリールドロップアウトを思いつきます。この作品はしっかりと登場人物が天使と悪魔である必要があり、すげ替えはできません。
それは天使と悪魔のあるあるネタ的なものが作中で明記されていることにより、その時点で登場人物は悪魔と天使でないといけなくなります。
ようは必然性を作るのです。例に出されたドラえもんで言えば、猫型ロボットなのにも関わらずネズミが嫌いという、ギャップネタが、犬型や狸型では出来なくなってしまいます。
別に設定の段階では猫型である必要性はないのですが、作中で猫型であるにも関わらずネズミが嫌い、というネタをするだけで、ドラえもんが猫型である必然性が生まれるのです。
これだけでは漠然としすぎてると思うので、もう少し踏み込むと、例えば題材についてめちゃくちゃ調べて、それを作中でウンチクとして語れば、すげ替えても成立する、なんて言われなくなると思います。
例えば、弁護士の主人公が法律についてのウンチクを語ったり、熱血のテニスコーチが根性論を説いたり。
キャッチャーミットさんが指摘を受けた作品は読んだことはありませんが、そう言った、必然性を産む表現を作中でしなかったのではないでしょうか?
恐らくは、キャラの描写不足がそう言った指摘にあたる理由かと私は思いました。
しかし、最近のなろう系と呼ばれている作品の殆どは、登場人物をすげ替えても成立するものばかりですが、ヒットしているので、単に批評した人の好みで無かった場合もあると思います。
まぁ、デビューするか否かは運と良く聞くので、そういうことだと思います。お互い頑張りましょう。

選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信 (No: 6)

投稿者 ふ じ た に : 1 No: 1の返信

投稿日時:

間違っていたら申し訳ないけど、
話やキャラにオリジナルティがない、もしくは設定が活かされていないのかな?ってご質問を読んで感じました。

「選んだ題材が、他のものとすげ替えても成立してしまう」って、
例えば、「ドラえもん」は、弱虫ののび太が猫型ロボットのドラえもんの未来の道具に助けてもらって、何か解決したり騒動を起こしたりする話だと思うですが、
この話の展開が同じなら、
「たぬき型ロボット」や別のロボットを設定にしても成り立つと思うんですよ。

未来から来たロボットで、何をするのか内容が違えば、全く別の話になるので、「他のものとすげ替えても成立してしまう」とは言われないのではないかと思いました。
例えば、たぬき型ロボットを設定にした場合、未来の道具ではなく、たぬきの特徴(例えば変身)を活かした話を前面に出せば、猫型ロボットとは違った展開になると思うので、「他のものとすげ替えても成立してしまう」とは言われにくくなると思いました。

あと設定は同じでも、主人公の目的を変えると、違った話になると思いました。
のび太は、「貧乏な未来とジャイ子との結婚回避」が目的だったと思うんですが、
その目的を思い切って変えてしまうとか。
こういう方法は、最近流行のバッドエンド回避の悪役令嬢で多く見かけるような気がします。

的外れな意見だったら申し訳ないです。
何かしら参考になれば幸いです。
ではでは失礼しました。

選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信 (No: 7)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

「選んだ題材が、他のものとすげ替えても成立してしまう」ねぇ
―――――――――――――——
例文として、毎度どうも【乙女ゲームはモブには厳しい世界です】を引き合いに出します。

①現代社会でいやいや乙女ゲームをやらされていた主人公は、死亡後に乙女ゲームのような世界に転生します。
②転生主人公は身分が低い貴族で、貴族社会システムは異常な女尊男卑です。
③主人公は義母によってヤク漬けにされて男娼窟へ転売されかけます。
④そんな運命に抗うために乙女ゲーム知識で頑張る

・・・・みたいな感じ。このシナリオを他のものとすげ替えて成立させてください

 難しいと思います。
実際読んでみても「すげ替えしたら伏線が潰れるし、無理なんじゃね?」と思う。

 そもそも原作者さんは、ディストピアとSF、そんなシステムに抗う系特化型のストーリーテラーなので、すげ替え可能そうなシナリオはとっくに自身で書いてあり、しかも書籍化済み。いやなやつです(笑)

・・・・すげ替え可能って、実際に変えられるレベルなんだと思います。

選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信 (No: 8)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

>「選んだ題材が、他のものとすげ替えても成立してしまう」と言われてしまいました。

それはアイデアを活かし切っていないという意味だと思います。

>仮に題材が「天使(ヒロイン)と悪魔(主人公)」だったとすると、
>「天使と人間」や「人間と人間でも」作品は十分成立してしまうそうなんです。

>どのように人物や物語を書けば、題材を必要不可欠なものにできるのかを教えてもらえればと思います。

天使と悪魔という組み合わせによって、書き手がどういう効果を狙っているのかが重要です。そこがぼやけているのではないでしょうか? 思い当たる点はありませんか?

天使と悪魔のカップルというのは、ぱっと聞いただけでも面白そうな組み合わせではあります。ですがそれほど珍しい着想というほどでもなく、先例は探せばいくつも見つかるでしょう。なので天使と悪魔の組み合わせだと何が面白いのか、もう少し掘り下げて考えてみるといいんじゃないかと。

まあ常識的なイメージとしては善の担い手と悪の担い手ということになるので、お互いに葛藤が生じそうですよね? 天使の側からは最初は悪魔を拒否したり軽蔑したりするかもしれませんし、神界とか天使界とかそういうところに所属しているとしたら、「悪魔なんかと関わるな」と厳しく咎められることも想像されます。
出会いのエピソードにしても、例えば二人とも最初は人間に姿を変えて行動していて互いの正体に気づかず、後で知って愕然とするとか。いろいろなパターンが考えられます。
主人公とヒロインですから後半は素性の違いを超えて惹かれあうみたいな展開になりそうですが、悪魔の側はヒロインを汚さないために身を引こうとするかもしれません。

コメディであれば相反する二人の組み合わせが引き起こすドタバタ展開、シリアスならば許されざる関係ゆえの悲劇性など、こういう主人公とヒロインに設定したからこその面白さについて、書き手は明確に意識しないといけないんじゃないかと。

   *   *   *

ドラえもんに触れていいらっしゃるので、それについても少し考えてみました。

>たとえば猫型ロボットの『ドラえもん』だって、犬型でもいいし、たぬき型だって成立はすると思うんです。

はい。
その通りでしょうが、そもそもあの作品の中でドラえもんが猫型ロボットであることはそれほど重要ではないのだと思います。
物語に散りばめられたアイデアや設定の中には、ストーリーの根幹を左右する重要なものも、さほど重要ではなく置き換え可能なものも、どちらもあると思うんですね。
ドラえもんの猫型ロボット設定は、どちらかと言うと後者でしょう。しかし、まったく無意味というわけでもなく、よくタヌキと間違えられて「僕は猫型だ!」と怒るとか、耳が無いのは確かネズミにかじられたんだったと思いますが、それで今でもネズミが苦手とか、かるい小ネタとしてはそれなりに活かされている部分もあります。

しかし、主人公とヒロインが悪魔と天使だというのは小ネタとは言えないんじゃないかな? いかにも波乱や葛藤が生じそうな組み合わせですから、読者もそんな展開を期待します。期待をさせておきながら大した波乱が起こらなかったり、起こっても主人公が悪魔であることにあまり関係がなかったりした場合に、読者は「この主人公、べつに悪魔にする必要は無かったんじゃない?」という感想をいだくことになります。

選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信 (No: 9)

投稿者 ヘキサ : 2 No: 1の返信

投稿日時:

他の方も言っていますが、キャラ設定を活かせていない……んでしょうね。

ちょっと古い漫画で何ですが、学園バトルものの「天上天下」では、棗真夜は初期設定ではサキュバスだった、らしいです。
……ですが、お読みの方は実感できると思いますが、この作品にそういったモンスター的な種族は登場せず、真夜は普通(ちょっと特殊な家系)の女子高生となっていて「サキュバスの設定要らねぇ」状態にまでなっています。

おそらくはこの「ちょっと特殊な家系」の背景設定が非常に壮大なものになってしまい、サキュバス要素が入る余地がまったくなくなってしまわれたものだと思います。
……ですが、作者さんはもともとエロ系分野を得意とする作風でしたので、最初のキャラクターの取っ掛かりとして、「とりあえずなんとなくサキュバス」にしてみたのではないか、と推測してみます。あ、ちなみにこの作品、サキュバスなしでもエロ要素は充分に健在です。こういうのが「なくてもいい設定」なんじゃないでしょうか。

なので、選んだ設定を意地でも活用したい、という気持ちで物語に組み込む情熱も大事かもしれませんが、それよりももっと全体に絡み変更しづらい設定ができ、噛み合わないと判断した時に最初の思いつきのほうをを切り捨てる決断力も必要なのではないか、と思われます。

選んだ題材を、物語に必要不可欠な要素にする方法の返信 (No: 10)

スレ主 キャッチャーミット : 0 No: 1の返信

投稿日時:

みなさんたくさんの回答本当にありがとうございます
どれもわかりやすく解説していただいたので、自分の陥っていた状況をやっと理解することができました
改めて思い返すと、自分がどんなものを書きたいのかハッキリとしないまま執筆をしていたため、題材がしっかりしなかったのだと思います。
なので今後はみなさんの言葉を心に留めて、核のしっかりした小説を書いていきたいと思います。
今回は本当にありがとうございました

国物語 (No: 11)

投稿者 ごたんだ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

物語のどんでん返しにはパターンがあって、三つの妖怪に分かれます。
『ペンギン』『クマ』『河童』です。
某監督の作品ではありません。

例えば、『ペンギン』かと思えば、妹でした
『クマ』かと思ったら、百合でした
『河童』かと思ったら、サッカーでした

この組み合わせ10パターンが、ほとんどらしいです。

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