小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

地の文が説明的になりやすい (No: 1)

スレ主 鬼の王無惨 投稿日時:

どうもこんにちは。
ちょっと最近スレッドを立てる頻度が増加していますが、今回はいつも以上に急務な相談なので許してください。

題名通り私の作品は地の文が説明的になりやすい傾向にあるようで、鍛錬室の感想でよくそのような苦言を頂いています。
ちなみに初めにそれを受けたのは一年前なのですが、どうやら最近になってもまだ改善していないようです。
むしろ最近は締め切りを急いで執筆した短編小説が増えているので、急ぎすぎるクセがついてしまい前より悪化したのではないか、と自分でも思っています(汗)

例文として、最近最後まで書きあげた長編の第1話から引用するのですが、三人称で書くとこんな感じになります。

――そんな日常が紡がれる中、彼らの平和を壊す者が現れた。
「ヒャッハー!」
 存分に踏み込み拳を放つ男。応戦した戦士を捉え、一撃で吹き飛ばす。
 起き上がらない戦士。間違いなく即死だった。
「ヒッヒエエー!? 父ちゃん、しっかりしてよぉ!!」
 悲しいことにもその声は父に届かない。今ので戦士は全滅。もう彼らに戦うすべは残されていなかった。
「ウワッ!?」
 父に寄りそう男の子を乱暴につかみ上げ、振りかざす侵略者。彼は外海から来た冒険者である。目的は不明だがたった一人でゴブリンの村を強襲。十人以上の戦士が一人残らず惨殺された。
「オラオラッ! このガキを助けたければ水と食料を全て俺様に差し出せぇ!!」
 声を張り上げ嘲笑する男。その様はか弱きゴブリン達よりもよっぽど恐ろしい魔物そのものだ。
「やめるんじゃ! お前さんの気が済むのならわしが代わりになる! だから、だからその子を放しておくれぇ! 未来のある幼子なのじゃぁ!!」
 村長の必死の懇願。しかし男は耳を貸さなかった。
「うるせえ! そういう指図は俺様の欲しいものをよこしてからにしやがれ! 見てろ!!」
 宣言した途端、男は子供を地面に投げつける。顔と胴に凄まじい衝撃を浴びせられ、骨の砕ける音と共に血の飛沫と砂煙が舞う。
「ああ!? なんということを!?」
「これは俺様に指図した見せしめだ! 死ね!!」
 さらに背中への踏みつけ。地面が軽く割れる程凄まじい蹴りにより、子供は胴と腰を分断され死んでしまう。その亡骸は父以上に無惨なものであった。
「キャアァー!?」
 逃げ惑う女性達。皆がそれぞれの我が子を連れて。村を放棄してでも逃げるしかない。それだけが生き残るための唯一の方法であった。
 一方村長は一人、その場を動かずにいた。老い先の短い己が囮になって、少しでも子供達が逃げるための時間を作るために。
「ヒャッハハハー! 臆病すぎだテメーら!!」
 下品に笑う男。彼にとってこれはまさしく最高に愉快な光景なのだろう。

――引用終わり

この作品は約三年ぶりに三人称だけで書いた長編なので、かなりブランクが出ていることを自覚しています。
説明的な文章にならないよう意識的に執筆できる方法を教えてほしいです。

カテゴリー: 文章・描写

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人気回答!地の文が説明的になりやすいの返信 (No: 2)

投稿者 サイド : 3 No: 1の返信

投稿日時:

これは説明というより、箇条書きだと思います。

そうなった原因として考えられるのは、スレ主さんは小説のネタの多くを、視覚的娯楽(マンガ、アニメ、ゲーム)から得ているのではないかということです。
掌編に投稿された作品などを読んでいると、そんな雰囲気がしています。

上記したような娯楽に触れることは大事ですが、小説を書きたいのなら小説を読んで学ぶのが一番の近道です。
引用された部分を読む限り、「書き方を変える方法論」ではなく、「生活の中で、活字に触れる時間を増やすための方法論」を考えた方がいい感じですね。
変えるならパーツではなく全体を、というか。

個人的に考え付く方法としては執筆の合間、もしYouTubeやサブスクアニメに当てている時間があるのなら、それをプロの作品(ジャンルは問わず、できれば大御所の方のもの)を読むことに割いてはどうでしょうか?

お金を出して買える十万文字から十五万文字の作品に触れ、最後まで読み切る経験を積むことが一番の改善法だと思います。
効果が出るまで手間と時間がかかるやり方ですが、根気よく良いインプットを続けていれば、アウトプットにも、じわじわ変化は見えて来るのではないでしょうか?

地の文が説明的になりやすいの返信の返信 (No: 7)

スレ主 鬼の王無惨 : 0 No: 2の返信

投稿日時:

サイド様、レスをありがとうございます。

まずいきなり結論に入りますが……

>個人的に考え付く方法としては執筆の合間、もしYouTubeやサブスクアニメに当てている時間があるのなら、それをプロの作品(ジャンルは問わず、できれば大御所の方のもの)を読むことに割いてはどうでしょうか?

わかりました。積読している小説が何冊かあるので、読んできます。
……ただ手持ちの大御所作家の作品が海外の作家のが多いのですが、用意できるなら日本人の作者の作品からも勉強した方がいいのでしょうか?

地の文が説明的になりやすいの返信の返信の返信 (No: 10)

投稿者 サイド : 1 No: 7の返信

投稿日時:

日本のライトノベル読者への作品なら、日本のライトノベルを読むのがいいと思います。

僕も頑張って海外SFとか読んでましたし、得るものがなかったとも言いませんが、目指す分野のものが一番だと、個人的には思います。

また、できるなら内容が重く、頑張らないと読めない作品ではなく、気軽に手に取れて、頑張らなくても読み切れる作品がオススメです。

何冊も読み切ったという読書体験が、自信になることもありますし、読みやすい本から学ぶものもたくさんありますよ。

人気回答!地の文が説明的になりやすいの返信 (No: 3)

投稿者 大野知人 : 4 No: 1の返信

投稿日時:

 単純に情報量が多いと感じました。まあ、如月さんの文章にいつも感じている事なので(少なくとも俺の目に見える問題点としては)『如月さんあるある』だと思います。
 
 まあそれこそ、西洋には『今日は急いでいるので長い手紙になってすみません』なんて言葉もあるそうですが、如月さんの文章ってどうでも良い所まで丁寧に描写・修飾して書かれているように見えるので、そこが問題なんじゃないかなぁ。
 言い方のニュアンスが通じるか微妙ですが、『推敲』より『添削』が必要に感じます。『不必要に書き込んでいる部分』を削って、『重要なのに尺の都合で削られた部分』を細かく書き込む、感じ。
 
 あんまりやりたくないのですが、折角例を挙げてくれたので例示を添削してみます。なお、『大野知人が思う、こうしたら良いという添削』なので、そこまで信頼度の高い物では無いという前提でお読みください。
 添削後の分の例/問題だと思う部分の順で書きます。
 
 ――そんな日常が紡がれる中、彼らの平和を壊す者が現れた。
『「彼らの、そんな平穏な日常を壊す物が現れた。」紡ぐ、というのは述語です。述語が入ってしまうと、大仰に聞こえる部分があるので、どうでも良い部分では使わない方が良い』
 「ヒャッハー!」
  存分に踏み込み拳を放つ男。応戦した戦士を捉え、一撃で吹き飛ばす。
『「踏み込んで拳を放つ男。村の戦士を捉え、一撃で倒した。」主要キャラ以外の動きに副詞・形容詞を付けなくても良いと思う。また、台詞で分かりやすいとはいえ、どちらがどちら側なのかを明記した方が良い。『吹き飛ばされた後立ち上がる』的なラノベあるある展開を想定しないよう、『倒された』と言い切った方が良い』
  起き上がらない戦士。間違いなく即死だった。
『「先程まで生きていた戦士は、もう冷たい死体となっていた。」前の文の『存分に踏み込み拳を放つ男』と同じ倒置法です。戦士が互角に渡り合っているなら対句が成り立つのですが、この場合は能動×受動なので対句としては微妙。ただ同じ表現を繰り返しただけに見えます。また、俺の添削の場合前文で『倒れた』と言っているので、『主人公が立ち上がる/トラウマになる悲惨な状況』を演出するため、『倒れた』後の在り方を追求してみました。どちらにせよ、わざわざ「吹っ飛ぶ」→「倒れる」の二文に分けるのは、ナンセンスです』 
 「ヒッヒエエー!? 父ちゃん、しっかりしてよぉ!!」
『これ、多分いらないですね。主人公がこの息子君なら話は別ですが、親父が死んでるのはもうハッキリわかってるので、わざわざ追求しなくても。リアリティの話をするなら、身近な人間が死んだときに大声を出せる奴は相当肝が据わっています』
  悲しいことにもその声は父に届かない。今ので戦士は全滅。もう彼らに戦うすべは残されていなかった。
『「そしていま倒れ伏す彼こそが、この村最後の戦士であった。もう彼らには、抗う術など、残されてはいなかった」満を辞して、詩的表現と述語・修飾語をブッコみましょう。主人公のための前振りみたいな『悲惨な状況』です。ガッツリ丁寧に描写します。ただ、長々と書くとうざったいので、『助詞を挟んでタメを作る』『形容動詞を入れて動きのある修飾をする』などの方法を用いて、短い中で濃い演出をします』
 「ウワッ!?」
  父に寄りそう男の子を乱暴につかみ上げ、振りかざす侵略者。彼は外海から来た冒険者である。目的は不明だがたった一人でゴブリンの村を強襲。十人以上の戦士が一人残らず惨殺された。
『これ、いらないっすね。どうせ倒される悪役なので、正体については掘り下げなくてもいいでしょう。作品通してのライバル/黒幕ならこんなところでアッサリと正体バレせずに他のエピソードで掘ればいいので、どちらにしても不要です』
 「オラオラッ! このガキを助けたければ水と食料を全て俺様に差し出せぇ!!」
『日本人は勘違いしがちですが、『人質』というのは追い詰められた側の戦術です。わざわざ勝ってる側が人質を取る理由は無い。(戦争などで、『抵抗されると厄介』な場合は別。今回は前述されている通り、村側の戦士は全員死んでいる。)そのリアリティは要らない、と仰るなら「単純の尺の無駄遣い」と言ってもいいでしょう。序盤のやられ役に策を練る知性は必要ない』
  声を張り上げ嘲笑する男。その様はか弱きゴブリン達よりもよっぽど恐ろしい魔物そのものだ。
『「男は声を張り上げて嘲笑った。」さっきも注意しましたが、倒置法を多用しがちです。また、微妙なニュアンスですが「嘲笑する」と「嘲笑う」だと、前者の方がやや冷笑的静けさを感じます。』
『後文。「その姿は、噂に聞く悪魔よりも、よほど悪辣に感じられた」まず、この世界観でのゴブリンの強さがイマイチはっきりしないので、迂闊に比較対象にするのは良くない。また、あくまで暴力を振るわれる側の主観的表現なので『感じた』『思われた』という主観性を感じる言い方をした方が良い。三人称視点で『魔物だ』と断言してしまうと平坦に見えるし、読者の感情が乗らない』
 「やめるんじゃ! お前さんの気が済むのならわしが代わりになる! だから、だからその子を放しておくれぇ! 未来のある幼子なのじゃぁ!!」
『不要。さっき言ったように、盗賊サイドが人質を取る理由が無い。あと、主人公ならともかく、『モブキャラをモブキャラが庇う』シーンでここまでの長台詞はシンプルに冗長。もし、『モブっぽい人物が努力して主人公になる』パターンで書くなら、なおの事良くない。台詞ごとカットして良い』
  村長の必死の懇願。しかし男は耳を貸さなかった。
『前述より、不要』
 「うるせえ! そういう指図は俺様の欲しいものをよこしてからにしやがれ! 見てろ!!」
『ここも、別のセリフに差し替え』
  宣言した途端、男は子供を地面に投げつける。顔と胴に凄まじい衝撃を浴びせられ、骨の砕ける音と共に血の飛沫と砂煙が舞う。
『こういうのでいいんだよ、こういうので(by井之頭五郎)圧倒的有利な盗賊側が、あえて生き残った村人の前で子供を残酷に殺す。そういう強い絶望感が物語を沸き立たせます。』
『ただ、文章について言うと「男は高く振り上げた子供を地面に投げつける。全身に強い衝撃が走り、骨は砕け、吐きだされた胃液と血が地面を汚した」ぐらい。ちょっとグロテスクにしつつも、一つの述語/動詞辺りの修飾は少なめに。『小さい文のまとまり』くらいの形で描くと、読者は全体把握がしやすいです』
 「ああ!? なんということを!?」
 「これは俺様に指図した見せしめだ! 死ね!!」
『不要。個人的には、爺さんが悲鳴を上げる前にブン殴り、『オラオラ、何か言ってみろよ!』ぐらいの残酷さが欲しい所ですが。』
  さらに背中への踏みつけ。地面が軽く割れる程凄まじい蹴りにより、子供は胴と腰を分断され死んでしまう。その亡骸は父以上に無惨なものであった。
『これも不要。さっきも書きましたが『モブがボコられる』だけのパートに、2文以上/一節以上使うのは冗長です。っていうか、血飛沫が散ってる時点でほぼ死亡確定なので、わざわざ後から『死んだ』と書かなくていい。やるなら『もう息も絶え絶えな少年をわざわざ踏みつけ、隅で震えている女性たちの方へと足を向けた』とか。』
 「キャアァー!?」
  逃げ惑う女性達。皆がそれぞれの我が子を連れて。村を放棄してでも逃げるしかない。それだけが生き残るための唯一の方法であった。
『村を放棄する決断が遅いですね。まあ、そこのリアリティはどうでも良いのですが、世界観的には子供を連れて逃げるのは良くないでしょう。共死にしますよ。文章面について言うと、まず『倒置法』。多用は避けましょう。「女性たちは逃げ惑う。村を放棄してでも逃げるしかなかった。男衆が作ってくれたわずかな時間に、我先にと道を急いだ」みたいな感じ。この世界観なら、村の戦士たちも『勝てる』つもりで挑んでないでしょう。そうするとそもそも時間稼ぎなわけで、そこを目立たせる。何なら「この時代、まともに抵抗する術を持たぬ村々は盗賊に怯え、無意味な時間稼ぎと逃亡以外に、生き残る手段を持たなかった」と書いても良い』
  一方村長は一人、その場を動かずにいた。老い先の短い己が囮になって、少しでも子供達が逃げるための時間を作るために。
『不要。前述の通り、そもそも戦士が囮です。後どっちみち死ぬので村長に関する描写はしないでもよろしい。っていうか、どっちみち老人は逃げ遅れてなぶり殺しにされる展開が見えるので、主人公が割り込んで助けてくれる(村長がヒロイン)訳でもなければ、書かんでいいでしょう』
 「ヒャッハハハー! 臆病すぎだテメーら!!」
  下品に笑う男。彼にとってこれはまさしく最高に愉快な光景なのだろう。
『この二文もいらん。子供をいたぶる段階で散々愉悦描写してるので、わざわざ書かなくてもいいでしょう。ちなみに、『まさしく/最高に/愉快な光景/なのだろう』っていうので、地味に修飾語が多い(『愉快な光景』以外はそこまで重要でない)ため、文章としては過剰。あと、『下品に笑う男』は倒置法ですね。『男は下品に割れっている。彼にとって愉快なこの光景は、どれほどの喜びを与えたのだろうか』みたいな感じ、とか?『愉快な光景』の過剰修飾が問題に感じます』

地の文が説明的になりやすいの返信の返信 (No: 8)

スレ主 鬼の王無惨 : 0 No: 3の返信

投稿日時:

大野さん、こんにちは。いつもありがとうございます。

>単純に情報量が多いと感じました。まあ、如月さんの文章にいつも感じている事なので(少なくとも俺の目に見える問題点としては)『如月さんあるある』だと思います。

えぇ、マジィ……? 私の自己分析ではこの作品の文章は味気なくなりすぎてるって思っていたのに……(苦笑)
引用した部分は戦闘シーンだから結構詰め込んでいますが、それ以外は割と地の文がスッカスカで推敲中に自己嫌悪に陥っていたくらいです。
もし大野さんが指摘してくれなかったら多分悪い方向に修正されていたと思います。

●添削の内容に関して

全部の部分に触れていると時間がないので、直して頂いたものに対して軽めに感想を書きますけど、ゴッソリ削りますね。
後にレスを下さったサタン様と手塚満様のご意見も鑑みると、私は自分が想像しているよりヤバイ手癖の持ち主だったんだなって実感しています(汗)
一応この作品、前に大野さんから多くの苦情を貰ったフィーアの反省点を活かして執筆しているのですけど、ラ研様での評判を見る限り改善するどころか前より悪くなっている側面ばかりが出てきますね……
うーん、どうやらこれは本格的に再履修が必要になってきそうだ(汗)

人気回答!地の文が説明的になりやすいの返信 (No: 4)

投稿者 サタン : 4 No: 1の返信

投稿日時:

視点が定まってないかなぁ、というのが第一印象。
神視点ないし完全に客観的な三人称なんでと言われたら、うーん、そう考えても視点がブレすぎなためにまとまりがない、と思うかな。
私も説明敵というより箇条書きのようだと感じたけど、その理由がこれかなあ、という感じ。

例えば引用の一行目は
>――そんな日常が紡がれる中、彼らの平和を壊す者が現れた。
とあるから、これは「彼ら」側の視点でものを言ってるよね。
正確に言うと、第三者(作者・神)が「彼ら」の視点から物を書いている、という文章。
ところが次の文章では
>存分に踏み込み拳を放つ男。応戦した戦士を捉え、一撃で吹き飛ばす。
とあって、「一撃で吹き飛ばす」、つまり、吹き飛ばしたのは「拳を放つ男」だから侵略者側の視点になってるよね。
その次の行では、
>起き上がらない戦士。間違いなく即死だった。
これは倒れた戦士を傍観する何者か、おそらく非戦闘員のゴブリンたちの視点になってる。
このようにほぼ一行ごとでコロコロ視点が変わってる。

特におかしいのはこの一文。
>宣言した途端、男は子供を地面に投げつける。顔と胴に凄まじい衝撃を浴びせられ、骨の砕ける音と共に血の飛沫と砂煙が舞う。
「男は子供を地面に投げつける」は男の視点。でも、続く文章では「衝撃を浴びせられ」たのは子供なので子供視点。「血の飛沫と砂煙が舞う」のを見てるのはおそらく村長や傍観者。
総じて投げつけられる姿を見ていた村長の視点と解釈することもできるが、読者へと伝えることを意識するなら工夫が必要かな。
言うだけではズルいので一例を出すけども、

男は宣言するやいなや子供を勢いよく投げつけた。
地面に叩きつけられた衝撃で子供の顔はひしゃげ、骨が折れる嫌な音が届いて、血が飛び散り、砂煙が収まる頃には子供の姿は変わり果てていた。村長は何もできずただただ絶句していた。

こんな感じかな。
あくまで個人的感覚だけど、例えば「彼は走る」と「彼は走った」で比べると、「走った」のほうが客観的視点に感じると思うんだけど、「彼は走る」だと彼の視点が強くて、「彼は走った」だと第三者が走ってる彼を見ている感が強くなる。
なので、こういう場合は「男は子供を投げつけた」としたほうがいいね。そうすれば続く文章に出てくる傍観者(村長)の視点として認識しやすいから。
子供の様子は、あくまでそれを見てる村長の視点から確認できる事で書かないと視点がブレるから、「衝撃を浴びてどうなったのか」という情報は村長にどう見えたかという書き方をしたほうがいい。
そんで文章の最後に「これは村長の視点ですよ」とわかりやすくするために「村長」を主語にした何かを置く。

三人称は明確なルールがなくて自由に書けるけど、それというのは作者が自分でルールを決めなきゃまとまりがなく下手すりゃ支離滅裂になるってことなので、その中でも視点については割と大きなウェイトを占めていて、しっかりと視点を意識しないとおかしくなると思う。

それと実は、スレ主さんの作品を最初に読んだのは多分ガンプラ擬人化のヤツだったと思うけど、その頃から思ってたことがある。
ぶっちゃけ、セリフが臭え。
怒らんといてね。丁寧にオブラートに包むより端的に印象で言ったほうが伝わるかと思ってのことで、他意はないです。
今回のスレッド内容と主旨が違うことだけど、なぜ言ったのかというと、多分これに通じる部分が原因ではないかな、と思ったためです。
私はたまに、「セリフがセリフ的すぎる」といった指摘をする事があるのですが、
例えば、目の前で戦士の父親が倒れた際に、その子供は「ヒッヒエエー!? 父ちゃん、しっかりしてよぉ!!」と言うかなぁ。
強かった父親が一撃で倒れるっていう信じられない光景を目の当たりにしてショックを受けてる子供なんだから、「……と、父ちゃん!」と絞るような声が出るくらいじゃないかな。
混乱してる様子を込めても「父ちゃん! なんで、嘘だ、父ちゃん!!」とかじゃないかな。
「ヒッヒエエー!?」は無いと思うんだ。
繰り返し、怒らんといてね。せっかく書いたものをバカにされてるような気がするだろうけど、バカにはしてない。
もっと、その状況のセリフある人物の心情をよく理解して書こうよって事で、このセリフは合ってないんじゃないか、ということね。
ほとんどのセリフがそんな印象。

で。
言ってしまえば、これは役者が自分の中に役を作ってから演じるように、そのキャラを理解しようって感じの話なんだけど、同じことが地の文にも言えると思うんだ。
つまり、前述した「子供が地面に叩きつけられるシーン」では村長がその様子を見ていてその村長の視点になる文章なんだから、これを理解してれば「衝撃を浴びせられ」と子供側に共感させるような文章は無いと思う。
正確には「衝撃を浴びせられている」という様子を見てる村長の視点なんだけど、これは村長が子供に対して「衝撃を浴びせられて痛そうだ」と共感することで出てくるわけじゃん?
でもこの文章は村長の心理描写でもないし子供に対し共感を誘うものでもないから、状況のほうをちゃんと書いたほうがいいと思う。

視点を理解しましょうと言うよりは、三人称でも視点があること、その存在を感じましょうという表現が適切かもしれない。
視点の存在を感じられたなら、あとはキャラのセリフについて書いたことがそのまま地の文にも言える。
この視点でこの文章はないな、とわかると思う。
そうなれば、文章の一行ごとに視点が変わってもワンカット内で視点が明確になっていたりして、ワンシーン内で視点のブレを感じなくなり、まとまって見えると思う。

地の文が説明的になりやすいの返信の返信 (No: 9)

スレ主 鬼の王無惨 : 1 No: 4の返信

投稿日時:

サタン様、お久しぶりです。今回もお疲れ様です。

>視点が定まってないかなぁ、というのが第一印象。

サタン様は旧名義の頃から知り合いなので話しますが、三人称で長編を書くのはあのガンダムの二次創作以来です。
短編小説では三人称を使用して執筆した場面も少なからずあるのですけど、長期間三人称でやるのがかなり久しぶりなので、地の文の品質は常に「こんな出来でいいのか」と悩みながら執筆していました。
あと連載中のPVやコメントが前の長編より芳しくなかったのも余計それを強めましたね。

>特におかしいのはこの一文。

丁寧に説明して頂きありがとうございます。確かにこの一文は説明して頂いたらかなりおかしいということを、今更ですが理解できました。

>子供の様子は、あくまでそれを見てる村長の視点から確認できる事で書かないと視点がブレるから~

話を伺っている限りだと今後三人称を書く時は「場面ごとに視点人物を変えてもいい一人称」というイメージで一人称の書き方に則った方が失敗しにくそうですね。基本的な骨格は一人称をベースに作っていきます。

>ぶっちゃけ、セリフが臭え。怒らんといてね。丁寧にオブラートに包むより端的に印象で言ったほうが伝わるかと思ってのことで、他意はないです。

別に怒りませんよ。むしろ正直に話してくれてありがとうございます。
サタン様はご自身のことを「口が悪い」と自認されているそうですが、本当に手の施しようがない人ならこんな申し訳なさそうな補足はしないと思います。
それに以前私に対して「自身もコミュ障の自覚があるなら主人公が成長したと思いあがらない方がいい」などの様々な乱暴な言葉をかけた挙句それらへの謝罪を一切せずに終始私だけを悪者に仕立て上げた人を知っているので。

関係ない話が長くなりましたね。すみません。スレッドの話に戻ります。

>例えば、目の前で戦士の父親が倒れた際に、その子供は「ヒッヒエエー!? 父ちゃん、しっかりしてよぉ!!」と言うかなぁ。

確かに、ヒエエはちょっとアレですよね。こういう変に子供っぽいところがところどころあるのが私の作品の良くない特徴なのでしょうか……
ここは例示されたセリフを割り当てた方が絶対に良さそうです。

>繰り返し、怒らんといてね。せっかく書いたものをバカにされてるような気がするだろうけど、バカにはしてない。

大丈夫です。もっと思いやりのない輩にここでたくさん出会ってますから(笑顔)
むしろこういう苦言はもっと下さい。「ああ、俺ってこういうところが相変わらずダメだな」と不甲斐ない自分自身を笑い者にするくらいの気概で応じます。

>視点を理解しましょうと言うよりは、三人称でも視点があること、その存在を感じましょうという表現が適切かもしれない。

確かに私の三人称っていつも視点人物があいまいなんですよね……やっぱり一人に絞ってやった方が良いなら、頑張って三人称一元視点の練習をします。
有意義な意見の数々をありがとうございました。

人気回答!地の文が説明的になりやすいの返信 (No: 5)

投稿者 手塚満 : 3 No: 1の返信

投稿日時:

仮にその文章に「説明的」という感想が寄せられたんだとします。おそらく婉曲的に言ってるんでしょう。「読み取ってシーンを思い浮かべるのに苦労します」みたいな不満を、ですね。

これが冒頭からだとすると、一読しても分からないんですよ。のっけから「――そんな日常が紡がれる中」とある。まるでレポートの書き出しが「上で述べたように」になってるが如くです(「上って、どこ?」みたいになる)。

よく分からない状況に「平和を壊す者」が出て、いきなり戦士が出て、その子供が出てくる。しかも、まず誰かが侵入者に応戦したのかと思ったら、もう戦士が全員やられたことになってる。

飛ばしすぎなんですけど、突然だらける。設定説明入っちゃってるんですね。

> 彼は外海から来た冒険者である。目的は不明だがたった一人でゴブリンの村を強襲。十人以上の戦士が一人残らず惨殺された。

どうでもいいことでしょう、劇的らしいアクションの最中としては。そこを省くとこうなるわけです。

> 「ウワッ!?」
>  父に寄りそう男の子を乱暴につかみ上げ、振りかざす侵略者。
> 「オラオラッ! このガキを助けたければ水と食料を全て俺様に差し出せぇ!!」
>  声を張り上げ嘲笑する男。その様はゴブリン達よりもよっぽど恐ろしい魔物そのものだ。
(「か弱き」は、ここでは省いたほうがいい。)

そして、また新キャラ出てきて村長ですね。戦士全滅するまで、村長は何してたんですか? 子供もそうですね。戦士全滅するような戦闘中(その最後ですが)に、なぜ子供がその場にいたりするのか。不意の侵入者とかだったら分かるんだけど。そういう疑問が生じて、状況が非常に想像しにくい。

その子供が殺されると、なぜかようやく女性たちが悲鳴をあげて逃げまどい始めてます。なんでしょうか、この状況は。村人みんな、この事態(シーン)に至るまで、何してたんですか? 観客気分で眺めてた、なんてあり得ないですよね。読者としてはつじつま合わせに考え込まざるを得ず、苦労します。

なぜそうなってるか。作者が進めたいストーリー/シーンに合わせて、各キャラが待機していたと言うしかありません。そういうのは「操り人形」と呼ばれるものの一種です。ある特定の、きちんと描写されたキャラなら、まだそういうやり方もできる。

ですが、不特定多数は駄目です。さらに申せば、このシーンで直接は描かれていないが、いるはずのキャラはもっと駄目です(例えば、この後出てくる女性たち)。不特定多数がどう動くかは、作者が選ぶことはできません。

不特定多数がどうするか、その中からどれくらいの割合で、どうする人が出てくるか。これは「いかにも、そうなりそう」が優先で、「こうするためには、こうしておきたい」は控えねばなりません。特に描かれていないキャラはそうです。読者が想像するんだから、作者の制御外なのは当然です。

作者の描写があれこれ恣意的で、読者は「作者が何を見せたいのか」を考えないと分からない。そういうのはしばしば「説明的」と言われます。説明って、理解しようとしないと分からないのが通例ですからね。小説の文章が、すらすら読めてぱっぱと分かるべき、言い換えれば、考えずとも情景が浮かんで引き込まるのと対照的です。簡潔に申せば、説明を読むには能動的、小説を読むのは受動的、ということです。

もう一つの要因は、主観と客観ですね。作者がキャラを外から見たままを書いてあるように見えます。登場するキャラの感情とかは臨場感がない(これも操り人形の印象になる要因の1つでもある)。作者がキャラの内面を想像していないかのようです。

ある意味、脚本的であるとも言えます。脚本に沿ってどう演じるかは、演出家に任されるわけですが、読者が演出家にさせられるのはマズい。どう感動するか、読者が考えろってことになってしまいますから。

こういう書きようは簡潔にしようとした結果でしょうか。しかし上述のように不要なものが入っちゃったりしてるわけですよね。他にもありますよ。細かい部分になりますが、例えば以下。

> 「やめるんじゃ! お前さんの気が済むのならわしが代わりになる! だから、だからその子を放しておくれぇ! 未来のある幼子なのじゃぁ!!」
>  村長の必死の懇願。しかし男は耳を貸さなかった。
> 「うるせえ! そういう指図は俺様の欲しいものをよこしてからにしやがれ! 見てろ!!」
>  宣言した途端、男は子供を地面に投げつける。

台詞自体の無駄は置いといて、台詞間の地の文。「村長の必死の懇願」は台詞からもう分かってます。「しかし男は耳を貸さなかった」も続く台詞で分かることです。「宣言した途端」も、男がすぐアクションに移っているので要りません。

そういうものは無駄に読まされる文書であるわけです。単に省いてみましょう。

> 「やめるんじゃ! お前さんの気が済むのならわしが代わりになる! だから、だからその子を放しておくれぇ! 未来のある幼子なのじゃぁ!!」
> 「うるせえ! そういう指図は俺様の欲しいものをよこしてからにしやがれ! 見てろ!!」
>  男は子供を地面に投げつける。

少し台詞も端折ってみましょう。

> 「やめるんじゃ! わしが代わりになる! だから、だから――」
> 「うるせえ!」
>  男は子供を地面に投げつける。

まとめますと、過不足がいろいろはなはだしく、示される物事の順序もどうもおかしい。そういう難点がお示しの文章全体にあります。思ったことをそのまま書いたりすると、そういう感じになりやすいです。

シーンの状況は自然になってるか。読者に伝えるべき情報は何か。どういう順序で伝えたらいいか。そういう基本中の基本を押さえるべきだと思います。説明的でないように、とかいきなり考えても、まず間違いなくどうにもなりません。

地の文が説明的になりやすいの返信の返信 (No: 11)

スレ主 鬼の王無惨 : 0 No: 5の返信

投稿日時:

手塚様、お久しぶりです。レスをありがとうございます。

>これが冒頭からだとすると、一読しても分からないんですよ。のっけから「――そんな日常が紡がれる中」とある。まるでレポートの書き出しが「上で述べたように」になってるが如くです

さすがにこれは冒頭ではないです。途中からの引用ってもうちょっと丁寧に説明しておけばいいですね。

ただ『いきなり戦士が出て、その子供が出てくる。しかも、まず誰かが侵入者に応戦したのかと思ったら、もう戦士が全員やられたことになってる』という読み取りを伺うと、それを差し引いてもかなりトバしすぎたと思います。

>戦士全滅するような戦闘中(その最後ですが)に、なぜ子供がその場にいたりするのか。不意の侵入者とかだったら分かるんだけど。そういう疑問が生じて、状況が非常に想像しにくい。
>なぜそうなってるか。作者が進めたいストーリー/シーンに合わせて、各キャラが待機していたと言うしかありません。

ここは話を伺っていて思わず「あっ……」ていう声が出そうになりました(汗)
読み返したら確かに、こんな戦局が悪化している現場に非戦闘員がいるのはおかしい……
文法以外でもオープニングからめっちゃやらかしてるじゃん……

>作者がキャラを外から見たままを書いてあるように見えます。登場するキャラの感情とかは臨場感がない(これも操り人形の印象になる要因の1つでもある)。作者がキャラの内面を想像していないかのようです。

確かにこのシーンには心理描写らしいものは全然盛り込んでいなかったですね……ここも冒頭ブラウザバック要素の一つか……

>まとめますと、過不足がいろいろはなはだしく、示される物事の順序もどうもおかしい。そういう難点がお示しの文章全体にあります。思ったことをそのまま書いたりすると、そういう感じになりやすいです。

自分でも読み返しの最中に「このシーン絶対衝動だけで書いてただろ……」と思うことが最近多いんですよね。(ここで引用したシーンもそれの一つです)
短編小説の場合だと作品全体がプロット段階から衝動だけの発想だったりすることもあります。
試行錯誤と失敗を恐れない、と言ったら聞こえはいいですけど、その失敗から学んだ何かを実践するのがあまり上手じゃないのが自分の弱点じゃないかと思っています。

地の文が説明的になりやすいの返信の返信の返信 (No: 12)

投稿者 手塚満 : 1 No: 11の返信

投稿日時:

他の良回答者さんから、いろいろ得るところがおありだったようでよかったと思います。自分の拙い回答も無駄ではなかったら幸いです。

先の回答では多少細かいことになると思って割愛したことを、この際ですから申し上げてみようと思います。主に「動き」に関してです。

多用しておいでの表現で、名詞で終える文(句というべきかも)がありますね。おそらく短くしてテンポを上げようという狙いで、実際にそういう効果はあるとは思います。

実際に使われているのは以下の通りです。

01> 存分に踏み込み拳を放つ男。
02> 起き上がらない戦士。
03> 父に寄りそう男の子を乱暴につかみ上げ、振りかざす侵略者。
04> 声を張り上げ嘲笑する男。
05> 逃げ惑う女性達。
06> 下品に笑う男。

これらは動きを感じるか、という点が気になります。比較用の例文をちょっと作ってみます。

A. 太郎はコーヒーを飲み干した。
B. コーヒーを飲み干した太郎。
(C. 太郎に飲み干されたコーヒー(カップ)。もあるが割愛)

動詞を過去/完了にしたのは違いが分かりやすいかと思たからですが、Bは動きが感じにくい。途中の動作はあれど、最後に「太郎」に注目してしまうからですね。Aは動いてます。太郎が何をしたか、で文が終わってますので。

スレ主さんの上記01ですと、アクション「応戦した戦士を捉え、一撃で吹き飛ばす。」に続いてます。にもかかわらず「男。」で動きを止めてしまっては、もったいない。名詞で止めるとしても「拳。」のほうがいいかもしれません。

02は「間違いなく即死だった。」に続いています。特に描写は効果は減じてないでしょう。「戦士は起き上がらない。」としてしまうと、読んでいて「戦士はどうなった?」という感じ、期待は生じるかもしれません。しかし「間違いなく」と接続が悪いでしょう。02は名詞で止める句を活かせています。

03も名詞で止める狙いが功を奏しているようです。先に省いたほうがいいと申しましたが、現状で「振りかざす侵略者。」から、侵略者についての説明につながっています。侵略者に注目させておくのは正しい判断です。

仮に説明を削るとしても、侵略者の台詞につながることになります。その場合も「侵略者。」で終えたことで、台詞主が明示される効果があります。つまり、多少推敲するとしても03は効果的に名詞で終えている。

04はちょっと微妙です。「その様は~」が続いてますので、「男。」で終えていいかもしれない。しかし、「恐ろしい魔物そのもの」を思わせるのが、「声を張り上げ嘲笑」するさまというイメージなら効果を減じているといえます。

どちらかといえば、動きがある「声を張り上げ嘲笑」のイメージを「恐ろしい魔物」に引き継ぐほうが、効果は出しやすいような気がします。どちらにせよ、どういう効果を出したいかをもう少し打ち出した文にしたほうが得でしょう。

05「逃げ惑う女性達。」は、正直不利でしょう。せっかく騒ぐ動きを感じさせられるのに、動作主体が「女性達」と印象付けて動きを止めてしまっています。続く「皆がそれぞれの」との接続もよくない(女性達=皆、で続けざまに被ってもいる)。

おそらく子供が殺されたことでパニックになった女性が逃げる、というシーンだと思いますが、もしそうなら「逃げ惑う女性達。」では既に逃走状態にあるイメージになります。そこも不利でしょう。名詞で止めるとしても「逃げ惑い始めた女性達。」でしょう(さらに「逃げ」はいいが「惑い」のタイミングは、と推敲が続く)。
(このシーンはおかしいと先に申し上げましたが、最短で修正するなら例えば、女性達は子供を心配して残っていた、とさらっと書いておく手があります。子供が無残に殺されると、絶望と恐怖が勝って、逃げるのが自然となります。)

06も「下品に笑う男。」→「彼」とつながっている点は、05と同様の問題があります。しかし、村長以外が離れて笑い続ける男という、動きが乏しいこそのイメージ喚起には成功しているようですので、このままでいいとも言えます。作者の狙い次第でしょうか。

これらと似て非なるのが、例えば以下。

> 村長の必死の懇願。

「懇願」はこの場合は名詞と解せますが、動きが止まるわけではありません。単に「懇願する」を縮めただけというイメージですから。名詞で止めるといっても、名詞次第で効果が変わる点は要注意かもしれません。

もう1つ、動きに関して。台詞との兼ね合いです。引用するのは割愛して、例文だけ出してみます。

A. 「出ていけ!」。太郎はドアを指さした。
B. 太郎はドアを指さした。「出ていけ!」。

前後の文脈にもよりますが、おおむねBのほうがインパクトは大きくなります(動作の意味が台詞で了解されるため、「?」→「!」みたいな感じになる等の理由)。

お示しの文章では、台詞で説明してからアクション起こしている傾向が強いようです。シーンとしては劇的にしたほうがよさそうですので、その辺りは不利な書き方になっている恐れがあります。例えば台詞を分割してでも、動作先行にする工夫をしてもいいかもしれません。

地の文が説明的になりやすいの返信の返信の返信の返信 (No: 13)

スレ主 鬼の王無惨 : 0 No: 12の返信

投稿日時:

手塚様、再訪ありがとうございます。

>多用しておいでの表現で、名詞で終える文(句というべきかも)がありますね。おそらく短くしてテンポを上げようという狙いで、実際にそういう効果はあるとは思います。

この文体は主に今年に入ってから重用し始めました。ラ研様から離れて作品投稿をしていた時期に変異したものと思って頂いて構いません。
6つも抜き出して分析して頂きありがとうございます。
2と3は割と良質、他は微妙という評価のようですけど、やっぱり使い分けを意識しないで無意識でやっているのが揺らぎの生じた原因でしょうか。

>他の良回答者さんから、いろいろ得るところがおありだったようでよかったと思います。自分の拙い回答も無駄ではなかったら幸いです。

手塚様のご意見ももちろん無駄にはなっていませんよ。むしろ他の方の意見を丁度良く補う良回答だと私は思いました。本当にありがとうございます。

地の文が説明的になりやすいの返信 (No: 6)

投稿者 さがらき : 1 No: 1の返信

投稿日時:

設定の不足
だから視点が定まらない。
キャラの不足
村に説得力を持たせるキャストの不足
これなら帰り道 山賊よ襲う 深夜のコンビニでもいい。
つまり、悪役の造り込みが浅い!
解決方法として、主人公視点と悪役の交互に行う。
視点変更の段はインサートも、取り外しもしやすい。

地の文が説明的になりやすいの返信 (No: 14)

投稿者 さがらき : 0 No: 1の返信

投稿日時:

地の文が説明的

説明的で何がダメか分からない。
つまり、勅諭的で暗喩や隠喩が少ないってことだと思う。
それが「地の文云々で言いたいこと」では…?
自分も隠喩や暗喩は「ダセェっッッ!!!!」と思いながら我慢して使っている。
それでも我慢が出来ない時は「隠喩」や「暗喩」を「主題」に添える。

ぶっちゃけ、「Mkー5」の「ソリューション」みたいな能力考えたことがある!

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タイトル:地の文が説明的になりやすい 投稿者: 鬼の王無惨

どうもこんにちは。
ちょっと最近スレッドを立てる頻度が増加していますが、今回はいつも以上に急務な相談なので許してください。

題名通り私の作品は地の文が説明的になりやすい傾向にあるようで、鍛錬室の感想でよくそのような苦言を頂いています。
ちなみに初めにそれを受けたのは一年前なのですが、どうやら最近になってもまだ改善していないようです。
むしろ最近は締め切りを急いで執筆した短編小説が増えているので、急ぎすぎるクセがついてしまい前より悪化したのではないか、と自分でも思っています(汗)

例文として、最近最後まで書きあげた長編の第1話から引用するのですが、三人称で書くとこんな感じになります。

――そんな日常が紡がれる中、彼らの平和を壊す者が現れた。
「ヒャッハー!」
 存分に踏み込み拳を放つ男。応戦した戦士を捉え、一撃で吹き飛ばす。
 起き上がらない戦士。間違いなく即死だった。
「ヒッヒエエー!? 父ちゃん、しっかりしてよぉ!!」
 悲しいことにもその声は父に届かない。今ので戦士は全滅。もう彼らに戦うすべは残されていなかった。
「ウワッ!?」
 父に寄りそう男の子を乱暴につかみ上げ、振りかざす侵略者。彼は外海から来た冒険者である。目的は不明だがたった一人でゴブリンの村を強襲。十人以上の戦士が一人残らず惨殺された。
「オラオラッ! このガキを助けたければ水と食料を全て俺様に差し出せぇ!!」
 声を張り上げ嘲笑する男。その様はか弱きゴブリン達よりもよっぽど恐ろしい魔物そのものだ。
「やめるんじゃ! お前さんの気が済むのならわしが代わりになる! だから、だからその子を放しておくれぇ! 未来のある幼子なのじゃぁ!!」
 村長の必死の懇願。しかし男は耳を貸さなかった。
「うるせえ! そういう指図は俺様の欲しいものをよこしてからにしやがれ! 見てろ!!」
 宣言した途端、男は子供を地面に投げつける。顔と胴に凄まじい衝撃を浴びせられ、骨の砕ける音と共に血の飛沫と砂煙が舞う。
「ああ!? なんということを!?」
「これは俺様に指図した見せしめだ! 死ね!!」
 さらに背中への踏みつけ。地面が軽く割れる程凄まじい蹴りにより、子供は胴と腰を分断され死んでしまう。その亡骸は父以上に無惨なものであった。
「キャアァー!?」
 逃げ惑う女性達。皆がそれぞれの我が子を連れて。村を放棄してでも逃げるしかない。それだけが生き残るための唯一の方法であった。
 一方村長は一人、その場を動かずにいた。老い先の短い己が囮になって、少しでも子供達が逃げるための時間を作るために。
「ヒャッハハハー! 臆病すぎだテメーら!!」
 下品に笑う男。彼にとってこれはまさしく最高に愉快な光景なのだろう。

――引用終わり

この作品は約三年ぶりに三人称だけで書いた長編なので、かなりブランクが出ていることを自覚しています。
説明的な文章にならないよう意識的に執筆できる方法を教えてほしいです。

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