小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

まろひこさんの返信一覧。投稿の古い順2ページ目

元記事:キャラクターの練り方の返信

キャラクターから作るのが苦手なのであれば、ストーリーから作ってみてはいかがですか?

私はストーリーやアイディアを先に考えて、こういう行動をするってことは、性格はこうだし、こういう性格のやつにはきっとこういう過去があるなーと穴埋め式に考えていきます。

穴埋めというのは、ここライトノベル研究所の第1研究所にあるキャラクターの作り方というページの一番上の項目「登場人物の設定作りのコツ」を参考に、

名前 性別 年齢
人種 種族 国籍
社会的地位 職業 信仰する宗教
趣味 癖 ポリシー
長所 短所
知性 知識 健康状態
特技
武器 武術 魔法 その他の能力
履歴(過去のトラウマ、重要な体験)
両親、親戚、兄弟姉妹、配偶者、恋人、子供

という表を埋める感じです。

キャラクターを先に作るか、ストーリーを先に作るか、設定を先に作るか、などは人により得意不得意があるようなので、キャラクターから作ることが思いつかないなら、先にストーリーや設定から考えてみてはいかがですか?

上記の回答(キャラクターの練り方の返信の返信)

スレ主 まろひこ : 0 投稿日時:

ご回答ありがとうございます。
キャラクター自体は思いつくのですが、ではこのキャラは読者の目の届かないところで何を行動し、何を考えているのか?といったようなところがなかなか難しいのです。
ご意見ご参考にしながら考えていきたいと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターの練り方

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元記事:キャラクターの練り方の返信

大塚英志の「キャラクターメーカー」を参考になされてはいかがでしょうか?

上記の回答(キャラクターの練り方の返信の返信)

スレ主 まろひこ : 0 投稿日時:

ありがとうございます。
今度、探してみようと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターの練り方

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元記事:キャラクターの練り方の返信

はじめまして。

キャラクターの作り込みと言うことですが、どう言ったものを目指しておられるのでしょうか?
読者の目の届かないところで何を行動し、何を考え、と言うことですが失礼ながら読者の目の届かないところでのキャラの考えや言動には極論すると何の意味もありません。

仮にそこまで作り込んだところで読者は気づかない可能性が高く、もし作者が後から公表しても読者にとっては知りえないことまで考慮しなければならないのかと不満や疑念を抱かせるだけかと思います。

スレ主さんの意図が完全には今一つわからなかったので推測での回答となりますが、キャラクターがある場面でどう言った行動をとるか、セリフをしゃべるかがすぐには出てこないのであれば、キャラクターの作り込みが足りないこともあるでしょうが、貴方自身がキャラクターを動かすだけの力量がまだ身についていないことも考えられます。

後者であった場合、キャラクターの設定を微細に作り込んだとしてもその設定にない項目が出てきた途端、作者さんの頭は真っ白となってしまうのではないでしょうか?

そうであれば人物設定に細かい項目を設けてあらかじめ決めておくことにはあまり意味がありません。

項目を細かく書き出してそこから人物像を作り上げると言った訓練に用いるある程度の効果はあるでしょうが、いずれにしろ作家として自身を鍛えることの方が先決かと思います。

身も蓋もない言い方になりますが、作家としての力量が備わればそのあたりは自然に解決するものだったりしますので。

一つ提言できるとすれば、人間はそうそう突飛な行動はとらないものです。

朝起きて顔を洗い、歯を磨き、身支度をして学校なり勤務先に向かう。

↑こう言った部分はどんな人間でもそう変わりません。
ただ置かれた環境によって全く違う場合もあります。

話は変わりますが、ネットの掲示板でごはんにシチューをかける派とかけない派に関して書き込みがなされていました。
詳しくは割愛しますが、両者でこうも意見が食い違うものかと同じ人間でも住環境が違うだけで考え方、行動に差が出てくるいい見本ではないかと思うのですが、どうでしょうか?

主人公やヒロインにライバル、あるいは悪役だったりと物語の登場人物にはそれぞれに生活している、あるいは活動している背景がありますが人間である以上やることはそう変わりません。
単に置かれている環境が千差万別なだけです。シチューかける派とかけない派に別れるように。

推測に推測を重ねた回答となりましたが、おそらくスレ主さんの悩みに関してこれ、と回答して一発解決みたいなことは正直考えにくいかなと思います。

簡単な話をまず作ってみることからお勧めします。
それこそ、もう自分でも稚拙だと思うくらい簡単な方がいいです。
その簡単なお話の中で登場人物にとってやるべきことは正に”役割”です。
人物設定だの細かいことはあまり考えません。子供なら子供らしい振る舞いで、女の子なら女の子らしく、年寄りなら年寄りらしい、と取り敢えず型にはめてしまって、ただ役割にのみ徹させるのです。
自分でも馬鹿馬鹿しいと感じられるぐらいのコテコテなまでに典型的なキャラクター像にしてしまって十分です。

それで一作作ってみて、いやここはもう一捻りできそうだ、この人物ももうちょっと個性的な感じに表現できると思えるなら次の作品でそれをやってみればいいのではないでしょうか。

処女作から一作の無駄もない傑作にしなければならないと考えておられる方には不向きでしょうが、自身の実力をつけるためには決して無駄にならないと思います。

上記の回答(キャラクターの練り方の返信の返信)

スレ主 まろひこ : 0 投稿日時:

貴重なご意見ありがとうございます。
是非、参考にさせていただきます。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターの練り方

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元記事:取材の方法の返信

普通の取材であれば、取材先が「取材してほしいもの」と取材する人(ライターやカメラマンや編集、あるいはメディア)が「取材したいもの」が一致したとき、現地に行って取材することになりますよね。
例えば、「東京のラーメン100」という雑誌を作りたい編集部がいて、特製チャーシュー麺が行列になっている店があったとしたら、ライターは特製チャーシュー麺を取材しよう、と決めて(あるいは依頼があって)取材に行きます。
特製チャーシュー麺を雑誌に載せるということは、商品の写真、店の外観写真が必要だな。あとは、食レポや店のにぎわいぶり、立地などわかる範囲で調べて、プラス大将から味の決め手や制作秘話などのエピソードを聞こう。
と決めてから取材に行きます。

つまり、取材に行く前の準備段階で、どんな写真を撮るかやどんな内容の文章を書くか、インタビューする質問内容など、だいたい決めてから実際に現地に行きます。

小説の取材も、これと似た感じで良いのではないでしょうか。
実際に小説家さんから聞いた話ではないので、独自の取材方法をされる方もいらっしゃるかとは思うのですが。

要するに、取材する内容を、行く前にだいたい検討をつけてから行くということです。

例えば、京都に取材に行くなら、京都のどの寺に取材に行くか、当日のスケジュールはどうか、交通機関は何を使うか、どのルートを通って何件取材するか、取材先ではどんな写真を撮って、誰にインタビューするか、など、京都に行く前に、全部準備しておくことが悔いの残らない取材をするためには大事かと思います。
建物のスケールや立地、季節によって寒いのか、暑いのか、どんな花が咲き木が生えているのか、どんな人が住んでいるか、など、実際に行ってみないとわからないことも体験できますし、ラーメン屋の取材のように事実だけでなく、小説では大事にしたいインスピレーションも現地を歩くことで得られるかもしれません。

>その場所のどんなところを見るべきなのでしょうか。
見るべき場所、実際に体験したい場所があるから取材に行くのではないでしょうか?
ただ何となく取材に行っても、何となくの感想しか得られません。また、取材に行けばインスピレーションが湧き出たり、または素晴らしい描写が書きまくれる、なんていうこともないと思いますよ。
どんな小説を書きたいか、その小説を書くためにはどんな情報が必要か、まずはそれを洗い出して、そしてその情報を得られる場所に取材に行く。そういう流れかと思います。

上記の回答(取材の方法の返信の返信)

スレ主 まろひこ : 0 投稿日時:

ご回答ありがとうございます。
取材って、必須ではなくあくまで安心材料なのでこんな質問いいのかなと思っていたのですが、素敵なご意見が聞けて良かったです。
やっぱり、何を知りたいのか分かっていないとダメなんですね。改めて確認したいと思います。

カテゴリー : その他 スレッド: 取材の方法

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元記事:叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてください

 今年中に新人賞に応募しようと考えている者なので、私の他の質問を見かけることがあるかもしれませんが、どうか少しばかりのお付き合いお願いします。
 まず私は、作品に叙情性、哀愁をほんの少しだけ匂わせたいです。ほんの少し、というのも上位ライトノベル作品で暗い、とういか真面目(大人びた)な作品はあまりありませんので。
 上記の理由の為、「叙情的で哀愁ある雰囲気、文章」を既存小説、作家から感じて、表現方法などを吸収したいと考えています。小説なら、官能小説以外(ラノベの少々エロいのは構いませんが)なら基本的に一考させて頂きますので、主観的でなく出来るだけ客観的にお願いします。因みに、川端康成の「雪国」はとても私の感性を擽りました。
 これは本当に出来たらでいいのですが、背徳を感じられる小説、作家も教えて頂けたら光栄です(しかし、これですら官能小説以外で…)。
 性癖に少々問題があるかもしれませんが(?)回答よろしくお願いします。
 

上記の回答(叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてくださいの返信)

投稿者 まろひこ : 1 投稿日時:

はじめまして
全然見当違いなら申し訳ないんですが、恒川 光太郎の「秋の牢獄」は短編ながらなかなか読後感わるいですよ。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてください

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元記事:マンスリーセレブの改稿依頼

以前、『マンスリーセレブ』のプロットを投稿して意見を貰った後、小説を書いたのですが、ちょっとネタ切れを起こしてしまいましたので、皆さんのお力を借りつつ、改稿していきたいと思っております。

個人的には、
・亘宏が屋敷の住人や豪奢な生活に違和感・不信感を持つ場面を入れたい。
・ショーから逃げる途中のアクションをどうにかしたい。
・他にも、何か豪遊するシーンを入れたい。

 他にも、こうした方が良いのではないかという意見がありましたら、よろしくお願いします。
 あくまで、改稿が目的なので、ダメ出し・批評はご遠慮願います。

マンスリーセレブ
https://slib.net/89839

上記の回答(マンスリーセレブの改稿依頼の返信)

投稿者 読むせん : 0

うーん・・・・批判は要らん!!って怒られるかな?(-_-;)

冒頭、主人公の自分語りが相当、邪魔になっている気がします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さらっと読みなので、あれですが・・・・・・・この物語のメインは【マンスリー・セレブ】という【現代版、お菓子の家】であって、主人公のための救済物語ではないんですよね?

主人公はヘンゼルやグレーテルのようにマンスリーセレブにとっ捕まる役割を担(になう)う案内人であり、そのせいで物語的に主人公が死んでも「おかしくない」スリルも物語のスパイスになる。

で、主人公のキャラクター説明にウンザリ&引っかかってしまう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主人公はブサメン&コミュ障&被害妄想系イキりニート。

学生中、過激なイジメで死にかけるが警察と医者によって救われ、逆にいじめっ子に社会的制裁を与えることに成功する。

だが、いじめっ子の方が人望があったため以降の主人公は学内で孤立。
正義★を執行できたはずなのに誰も称賛してくれず怒って教師に暴力を振るう事件を起こしてしまい高校中退する羽目になる。

中退してからは親の金で、引きこもりニート三昧で暮らすも、とうとう母がキレてしまい、スマホすら持たせてもらえず家から追い出される。

金ないし、スマホないし・・・と諦めてホームレスデビューを覚悟する主人公の前に年増の美女が現れ、主人公に「あの、大丈夫ですか?」と声をかけてくる。

主人公は恥を忍んで美女に自分の境遇を話し、お腹が空いていることを説明。
美女は親切にも主人公にコンビニ弁当を恵んでくれて、しかも「だったら、私の家で暮らさない?」と提案。主人公は「分かりました。お願いします!」と即決。

話が美味しすぎて逆に怪しいと警戒するかもしれないが、主人公には野宿する度胸も無い。乗らない手はない!!

========================

うん、おかしいわ。

逆の立場で考えて、ギャン泣きしている、引きこもってそうな汚い身なりのデブおブス(見ず知らず)に、あなたは優しい声をかけられる?

私は無理だ。普通にこわい。強姦されそう。惚れられそう。

あとイジメ経験あるから言うけれど、美人やイケメンってだいたいイジメのリーダー格とかだから、基本いじめられっ子は、美人の親切なんかにに縋(すが)らない。下手にすがったりしたら生き地獄見るパターンやから。

主人公にイジメ撃退経験あるのも素敵ではない。撃退できたら自信がつくし、運命には抗えばどうにかなるんだ!!って思考が生まれるから。

悲鳴を上げられなかった主人公を医者と警察が助けてくれたのも微妙。
「警察なんて俺の事助けてくれなかったんだから信用ならねー!!」くらいの気概(きがい)なかったら家おん出された時点で、

①即で警察に泣きついて②警官から金貰って③その金で飯食って遊んで④警察から母親に迎えに来るよう電話入れてもらうくらいはする。マジで、する"(-"谷"-)"。

・・・・などなどを考えてしまいます。

また主観による自分語り?をするならするで、もっと醜く傲慢に美化した自分語りにしてもいいと思います。
読者は、最初こそ主人公に同情的な気分になるも、ん?ん?・・・・・おかしくない?みたいな。

変な言い方で申し訳ないですが・・・・むしろ裁判沙汰になった「いじめっ子」が主人公とかの方が面白そう。

視点がないからこその叙述トリックで、語り手はイジメ被害者のふりをしているが、本当は傷害罪のついた、わりとハンサムな加害者。
偽名と経歴隠し、嫌がらせ半分に被害者の名前を使っているだけで、経歴が仇になって就職に苦労していたところを拾われる・・・とか。
==============================
・亘宏が屋敷の住人や豪奢な生活に違和感・不信感を持つ場面を入れたい。

とありますが、前提として【主人公が屋敷の住人や豪奢な生活を、提供されることを心から納得している】必要があります。

なので・・・・例えば主人公が美女の最愛のペット(嘘)を助けた!!とか、極秘データの入ったUSBメモリーを拾って自分に届けてくれた(嘘)などの【でたらめな恩人】とかにしたら?

お礼をさせて、とマンスリー・セレブに引き込みゴージャスな接待を受けさせる。

格好良くなるシーンはいいと思う。変な話、「俺って思ったより顔の作り悪くなかったんじゃね?」系は男にこそ多い現象だと思います。

で、あまりに格好良くなった自分に美女さんが恋に落ちたような挙動を見せ始め・・・・「あ、この年増おれに惚れやがった(笑)」とか?

最初は恩から、次は恋情から、こちらに奉仕してくれるようになったのを理解できる。惚れられた強みで有頂天。

でもある日、愛犬を無造作に殺処分する話を立ち聞いたり、USBがゴミ箱に捨てられているのを見つけたり、犬やUSBが量産品のように無造作に積まれているのを見てしまったり?

===========================
・他にも、何か豪遊するシーンを入れたい

たしかハリウッドに「セレブ体験」という遊びがあるらしいです。

リムジンをレンタルし、パパラッチ役の俳優に追いまわされて写真を撮りまくられ、記章をつけた記者役が押し合いながら大声でしょうもない質問を叫び、ファン役の少女や老若男女(指定可能)にもみくちゃにされそうになるのをSP役の黒服に抑えてもらう1時間みたいなの。

あとは・・・主人公の人間性もろ出しになるような「遊び」もいいと思います。

主人公が下衆かったりするなら昔のうらみを金と権力で晴らすとか

あとは指揮者ごっことかも体験できるそうですが・・・・微妙ですね~
オークションで高いワイン落札とか?
でもマンスリーセレブ内で終わる遊びが望ましいからな~・・・・

後は単純に金持ちの遊びとかで検索してみたら、いろいろあっけなく出ると思います。なので、あまりネットにつながせない方がいいです。調子こいてネット内自慢とかされたら厄介。

・・・・参考になりそうな部分だけ切り取ってください( ̄▽ ̄;)。

カテゴリー : その他 スレッド: マンスリーセレブの改稿依頼

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投稿日時:

元記事:『存在しない観念』の表現方法。

 大野です。最近では珍しく、まともな質問です。
 
 今俺は、ファンタジー世界を舞台にしつつ、SF的な所のある古代文明が出てくる作品を作っています。
 今回の質問内容は、『現実には存在するけど作中には存在しない観念』を、『登場キャラには理解させぬまま、作中世界に存在しない・意図的に消された』ことを表現したく、悩んでいます。

 抽象的過ぎたので、以下具体例。
 『戦争を起こさないために統一帝国を作って、攻撃魔法の技術や宗教などを消し、仮初の楽園を作った』が『数千年ほどして、溜まり切った軋轢によって戦争が起こり』、『戦乱の世界を生きる主人公がひょんなことから古代文明の兵器を拾う』という展開なのですが、『古代文明の兵器』の性質が作中世界の宗教と密接にかかわりあっていて、しかし『宗教』の存在を主人公が知らない場合、ですね。
 
 どなたか、ご教授願います。

上記の回答(『存在しない観念』の表現方法。の返信)

投稿者 サタン : 2

まず思うのは、「宗教」ではなく「神話」と密接に関係してるのでは、ということ。
宗教は簡単に言えば人の死生観に直結するものだと思うので、例えば「宗教に出てくる神様の遺物が実在した」とかは宗教ではなくその宗教で信じられてる神話や聖典の話であって「宗教そのもの」つまり「教え・理念」みたいなものとは関係ないのではないかなと。
もしそうなら、神話から入って「これを信じる人が集まった」と、宗教って言葉を使わず宗教の説明に入れば良いと思う。

というか、スレ主さんの作風は三人称でやや客観的な視点で書かれているので、別段、
「それは宗教と呼ばれる概念であったが、主人公には知る由もなかった。」
で、まったく違和感ない書き方をされていると思う。
つまり主人公の知識や常識を無視して地の文で解説を入れても不自然じゃない書き方かなと思うので、そのまま書けばいいんじゃないかなと。

それでも主人公ないし登場人物の知識レベルに合わせた地の文にしたい、という場合は、歴史小説なんかの、例えば信長あたりの経済についての描写が役に立つのではないでしょうか。
戦国時代に経済の概念は一般的ではないけど楽市楽座をはじめ、現代人から見れば経済の活性化と簡単に表現できる要素を当時の様子のみで描写していると思う。
つまり作中には存在しない概念だけど小説の上で表現されている、という同じ状況じゃないかなと思う。

それをラノベに持ってくると、表現しやすい手段としては「宗教について知ってる人物・詳しい人物を作る」というのが模範的回答でしょう。
何も知らない主人公に彼が教えることで宗教と密接に関わってることを表現していく。
聖典に異常な執着心を持って追い求めてる男とかでもいいし、数千年のあいだ隠れて継承されてきた田舎の村長の家宝とかでもいいし。
こうした人物を二人出せば、主人公は何も知らないまま二人の間で宗教関係の会話ができて、主人公は何も知らない(理解できない)が読者は把握できる、という形にも持っていける。
ただこういうのは、似たような展開を読者として読んでると違和感ないですが、作者として書こうとすると妙に長くなってしまう事がよくあると思う。
読者として感じる以上に、作者は宗教に関する要点をまとめて二個三個説明すれば事足りるくらいに簡略化しないと、「説明キャラを作りゃいい」って考えだけだと説明がえらい長いってことになるので、コツを掴まないと意外と手こずると思います。

ほいで、まあ、こういうのは説明せざるを得ない場面を強制的に作ってしまうのが一番楽だと思います。
例えば王道な感じで書くと、
主人公のロボの動力部が調子悪い。戦闘が始まるとその動力部が突然に光り輝いて、宗教に詳しい人物が「あれはもしや聖典に書かれている○○ではーー」とか言って、敵は光に飲まれて消えて光のショックで気を失ってる主人公をロボから出して横に寝かせ、別の人物が宗教に詳しい人物に今起こった現象について説明を求める。
とか。
たぶん「宗教の存在を主人公が知らない」というか「その世界に宗教の概念がない」という状態だと思うので詳しい人物を設定しにくいかもしれんけど、でも過去には宗教もあったので隠れキリシタンじゃないけど生き延びた一族がいるとか、あるいは宗教関係の古代遺跡からの再発見などで復活ないし研究してるしてる人物とか、何らかの想定はできるんじゃないかなと。
あー、ライバルに説明役を兼任させるのなんか良く見かけるかもね。主人公と同じようなロボに乗ってて、「私の○○が三階級も下の✗✗に負けるなど!」とか、セリフの端々でヒントくれるライバルってよくいるじゃん? 主人公と似たようなロボや武器や使役を持ってる設定がより良いから、状況的に熱いバトルものとかでよく見られるね。

まとめるとこんな感じかな。
・主人公が知らない知識とか関係ない、そのまま書く。
・歴史小説とかを参考に、遠回しになっても一個づつ丁寧に描写していく。
・詳しい人を作って説明させちゃう。
まあ、やっぱ詳しい人作っちゃうのが一番じゃないかな。スレ主さんの作風ならまんま書いてもいいと思うけど。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 『存在しない観念』の表現方法。

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投稿日時:

元記事:描写について

描写について悩んでます。
上手くなろうと小説の文章にマーカーを引いたり、小説丸々1冊をパソコンで打って書き写したりしています。

けど、上達しているのか分かりません。
友達に自作の小説を見せたところ、描写が少ないと指摘され、改めて自分の作品を見たんですか、どこがどう少なかったのか今も分かりません。

ライトノベルを参考に書いていたので、地の文は大丈夫、と思ってましたが、上手くいかないものです……。

描写をするとき、その時の雰囲気を他のものに例えたり、色や感情で表現したりするのですが、他にも描写する方法があったりしますか? 知りたいです。お願いします。

上記の回答(描写についての返信)

投稿者 ユウ : 0

小説を書き始めてまだ数ヶ月ほどですので、素人の戯言くらいの気持ちで聞き流してください……。

人の心理状況や感情を表に出すの意識してみる、というのはどうでしょうか。
例えばベタなとこだと、「彼女は頬を紅潮させながら言った」とか、食事中の会話のシーンでは「ナイフを持つ手に力がこもっていた」など。

あとは作者と読者のイメージの齟齬をなくすために、できるだけ場所や周りの状況などに気を配って言葉にするとかですかね。

何かアニメを、このシーンを俺ならどう文章で伝えるか……を考えながら視聴する、みたいなことをやってみてはいかがでしょうか?
まあ僕自身やったことないんで効果があるかはわかんないですけど(笑)

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 描写について

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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