小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

たはらさんさんの返信一覧。得点の高い順2ページ目

元記事:教えてホラー(心霊現象系)が苦手な心理

唐突ではありますが、皆様はホラーが苦手OR好きな方はいらっしゃるでしょうか?よろしければ、その心理、および持論みたいな部分を教えてください。

私はホラーは好きですが・・・・心霊現象系のみ好きなタイプ。

ゾンビ、殺人鬼が全力疾走、ストーカーもの、血とかブシャーするもの、びっくり要素が強い物、デスゲーム物はほんとに駄目で、正直「世にも奇妙な物語」や「彼岸島」すら怖くて見られないレベルです。推理物も探偵も殺されそう(デスゲーム系)だと怖くて見られないし、読めない。

近隣にヤクザ屋さんが多い地域に暮らしているため、幽霊より刺青入りの当たり屋の方が怖いし、肝試しも幽霊が怖いのではなくヤクザ屋さんの私有地に入るのが怖いからやりたくない派。

同様に変質者に追っかけまわされた経験から、深夜のコンビニとかも怖くて行けない派です。

いるかも怪しい幽霊よりにんげんのがこわいやん。

ゆえに私は心霊をファンタジーミステリー感覚で視聴&読んでしまえるので平気な気がします。

==========================

・・・ただ私の周囲には【ホラー(心霊)駄目絶対!!】というタイプの人しかいません。

しかもそういうタイプの人は、なぜか肝試しやゾンビは平気で、バイオハザードも遊ぶことができるし鑑賞もします。(その間わたしは怖すぎるのでギャーギャー喚いて目を瞑っているというのに・・・・)

一度友人にそのことを訪ねた事があるのですが友人はこう答えました。

「だってゾンビやエイリアンは殺したら死ぬじゃん。幽霊とか盲信出たら殺せないんだよ?」

・・・・・・私には、意味が分かりませんでした。

そういった心理の差はどこからきていると思いますか?
良ければ意見をお聞かせください

上記の回答(教えてホラー(心霊現象系)が苦手な心理の返信)

投稿者 たはらさん : 0 投稿日時:

死なないからゾンビなのに。倒しても斃しても終わらないゲームなんか疲れるだけ。
映画の方が楽しいよ!ちなみにエイリアンも死なないから。続編が作れる訳だ。
さっさと囓られてゾンビになっちゃう方が楽ですよ。何で人間で居る必然性があるのか?全員ゾンビかエイリアンなのに。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 教えてホラー(心霊現象系)が苦手な心理

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元記事:編集者から「こんなプロットでは出版できない」と言われたら作品の完成をあきらめますか?

通りすがりさんの投稿

売れ筋から外れた作品を出版したくないという『編集者』
出版見込みの消えた作品の完成をあきらめた『小説家』
両者にちがいはあるでしょうか?
あるとしたら、どこがちがうのでしょう?

また執筆者であるあなたは、編集者から「こんなプロットでは出版できない」と宣言されたときに、その作品の完成をあきらめますか?

2016/05/26(Thu)

上記の回答(編集者から「こんなプロットでは出版できない」と言われたら作品の完成をあきらめますか?の返信)

投稿者 たはらさん : 0 投稿日時:

頷く。…だって編集さんってプロだもの。自分よりは。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 編集者から「こんなプロットでは出版できない」と言われたら作品の完成をあきらめますか?

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元記事:読者は対価の約束されていない努力が嫌い!主人公が成功することを冒頭の早い段階で約束し、期待感を煽るべき?の返信

以前に「ジャンプでは、基本的に主人公は天才か天才候補」と聞いたことがあるのですが、なろうでいえば「基本的に主人公はチートかチート候補」ってところですかね。

「成功の約束」ということでいえば、基本的にサクセスストーリーが期待されているものだと思っておりますので、やってもいいとは思うんですが、効果的かどうかというと、そこまででもないのでは。
あ、逆に、バッドエンドの場合のほうが「シビア」「結末に期待しすぎないでください」といった警告が必要かもしれない、という話も聞いたことがあります。

なろう小説の件はいったん置かせてもらって、それとは別に小説一般の話を少しさせていただきたいんですが「将来の約束」というのか「予言めいたもの」は、一種の時点移動に相当するものだと思っております。
なので、逆に結末の読めないストーリーのほうがそういった「予言めいたもの」が提示された時に読者の興味をひくものだろうと思うのですが、時点移動の一種ということで矛盾を引き起こす可能性も少なからず秘めているので、破綻にも注意が必要かと。

実際に予言めいた文章を多く入れ読者の期待を煽ったものの、大長編連載を続け伏線を破綻させたままお亡くなりになられた栗本薫という大御所もいらっしゃいますからね……

上記の回答(読者は対価の約束されていない努力が嫌い!主人公が成功することを冒頭の早い段階で約束し、期待感を煽るべき?の返信の返信)

投稿者 たはらさん : 0 投稿日時:

あれは《100巻越える》と言うのが主題なので補完は、次世代の方にお任せすればいい。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 読者は対価の約束されていない努力が嫌い!主人公が成功することを冒頭の早い段階で約束し、期待感を煽るべき?

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元記事:猫型ロボットは量産化された黄色いロボット。各家庭に有ると考えますが羨ましいですか?の返信

いや、問題なのは某猫型ロボットのほうではなくひみつ道具のほうだと思うんですが……

テレポートの魔法にいろいろな制限をかけている作品は多いから、そういうのを参照にしたらどうでしょう。ていうか普通に法律で制限されてそうですけれど。

個人的見解だけど、あの某猫型ロボットやその所持者の家庭はそっち関連の研究開発と何らかの縁があって、安く優先的に入手できたり試作品やらのモニターを兼ねているんではないのか、と思っています。だから失敗作みたいな一発ネタのもあるのではと。

上記の回答(猫型ロボットは量産化された黄色いロボット。各家庭に有ると考えますが羨ましいですか?の返信の返信)

スレ主 たはらさん : 0 投稿日時:

そういやそうですね!国が放置する訳ないですよね。よし!黄色い猫型ロボット量産決定だ!頑張りましょう!
って展開もありですね!ありがとうございます!

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 猫型ロボットは量産化された黄色いロボット。各家庭に有ると考えますが羨ましいですか?

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元記事:猫型ロボットは量産化された黄色いロボット。各家庭に有ると考えますが羨ましいですか?の返信

そうか、ひみつ道具が日常品になれば、ひみつ道具の使用ルールや使用の法律、ひみつ装置の妨害装置が出来ちゃいますね。

皇居やホワイトハウスのドローンじゃあないですけれど。そういう便利なひみつ道具が自由に使えるのはのび太君が子供の時代だから使えるルールの穴なのかも。

ひみつ道具の使用ルール改定前の時間に行ける「タイムマシーン」こそ究極のひみつ道具なのかもしれないっすね~。

上記の回答(猫型ロボットは量産化された黄色いロボット。各家庭に有ると考えますが羨ましいですか?の返信の返信)

スレ主 たはらさん : 0 投稿日時:

そうそう!秘密道具の開発チームの秘話とか。…池井戸潤に書いてもらって日曜劇場で!無いな100%無いな。
妨害装置開発、面白そうですね。「どこでもドア封じ!」「先程、システムエラーを解除いたしました、さ。のびってゆうたらあかんやん!」「のび太と書いて真道寺茜と読む!」「茜様!(仮)このドアからお帰りください!」あれ?なんか書けてる?あれ?でも会話ばっかりで地の文どうすんだっけ?ではまた!

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 猫型ロボットは量産化された黄色いロボット。各家庭に有ると考えますが羨ましいですか?

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元記事:返信くれた方ありがとうございました。それぞれの意見が聞けて参考になりました。

※作家になりたいと思われてるようなので…私は、趣味で書きたいだけです。

コメントで多かったのが、とりあえず書け!楽しめ!て事でしたので30分で書いてみました。参考になる作品を元に…なのですが、私が書きたいのはこれじゃないんです!!妖狐と人間の恋愛が書きたいのに、違う方向にいってしまうのです。途中で書くのやめました。若干、スランプ寄りです‥。

書きそびれた事があるんですけど、小説は才能ですか?私は、頑張れば書けると思いますか?小説を書くのはじめてです。感想、評価、意見貰えると嬉しいです。

申し訳ないのですが、メモ帳の方で読んでもらいたいのですが、できないのでこちらで…↓これが、下書きしたやつです。

私達家族は、都会から田舎に引っ越してきた。都会では、人が多くて馴染めなかったからだ。そして、中のいい友達と離れるのが寂しかったがしょうがない。こればっかりは。

そして、今ままで平凡に生きてきた日々が突然変わっていく事も私は知らなかった。こんな山奥まで、興味津々で行く事もなかった。

「あっ!雨だー!!」突然の雨に思わず言葉が出てしまった。何故かというとこの村は雨があんまり降らないからだ。だが、すぐ止んでしまった。あの、雨はなんだったのか…。駅に着き降りて、私達家族は、新しい家に向かった。

「はぁ…疲れた。一端、休憩にしようか。」と母が言って父は、母が休憩してる内に新しい家の掃除をすると言っていた。私は、面倒くさいのが大の苦手でこの村で迷子ならないように、探索してくると母に言った。

サクサク…草むらを通り抜けて山の頂上まで行こうとしたのだが…前から青い灯火が見えて私は、草むらに隠れた。
隠れたのと同時に、耳を生やした狐のような格好をした人達が歩いてきた。

私は、怖くなって静かに立ち去ろうとしたのだが、立ち上がる瞬間…稲荷寿司を落としてしまった。

「ん?これは、なんだ…。」
狐の人にバレてしまった。

私は、言葉が出ず咄嗟に
「あっ…その…これは、私のお昼ご飯です。返してくれませんか?」と言ってしまった。

「そうか、これはお前の昼飯か…とても美味しそうだ。私がもらってもいいか?いいよな?だって、お前は私達の事をミテシマッタのだから。それとも、稲荷寿司と共にお前を喰ってやろうか?」

私は、狐の人の言葉に威圧…そして、恐怖が異なり言葉が出なかった。狐の人は、私がこうなるのを見通してかこう言った。

私達家族は、都会から田舎に引っ越してきた。都会では、人が多くて馴染めなかったからだ。そして、中のいい友達と離れるのが寂しかったがしょうがない。こればっかりは。

そして、今ままで平凡に生きてきた日々が突然変わっていく事も私は知らなかった。こんな山奥まで、興味津々で行く事もなかった。

「あっ!雨だー!!」突然の雨に思わず言葉が出てしまった。何故かというとこの村は雨があんまり降らないからだ。だが、すぐ止んでしまった。あの、雨はなんだったのか…。駅に着き降りて、私達家族は、新しい家に向かった。

「はぁ…疲れた。一端、休憩にしようか。」と母が言って父は、母が休憩してる内に新しい家の掃除をすると言っていた。私は、面倒くさいのが大の苦手でこの村で迷子ならないように、探索してくると母に言った。

サクサク…草むらを通り抜けて山の頂上まで行こうとしたのだが…前から青い灯火が見えて私は、草むらに隠れた。
隠れたのと同時に、耳を生やした狐のような格好をした人達が歩いてきた。

私は、怖くなって静かに立ち去ろうとしたのだが、立ち上がる瞬間…稲荷寿司を落としてしまった。

「ん?これは、なんだ…。」
狐の人にバレてしまった。

私は、言葉が出ず咄嗟に
「あっ…その…これは、私のお昼ご飯です。返してくれませんか?」と言ってしまった。

「そうか、これはお前の昼飯か…とても美味しそうだ。私がもらってもいいか?いいよな?だって、お前は私達の事をミテシマッタのだから。それとも、稲荷寿司と共にお前を喰ってやろうか?」

私は、狐の人の言葉に威圧…そして、恐怖が異なり言葉が出なかった。狐の人は、私がこうなるのを見通してかこう言った私達家族は、都会から田舎に引っ越してきた。都会では、人が多くて馴染めなかったからだ。そして、中のいい友達と離れるのが寂しかったがしょうがない。こればっかりは。

そして、今ままで平凡に生きてきた日々が突然変わっていく事も私は知らなかった。こんな山奥まで、興味津々で行く事もなかった。

「あっ!雨だー!!」突然の雨に思わず言葉が出てしまった。何故かというとこの村は雨があんまり降らないからだ。だが、すぐ止んでしまった。あの、雨はなんだったのか…。駅に着き降りて、私達家族は、新しい家に向かった。

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サクサク…草むらを通り抜けて山の頂上まで行こうとしたのだが…前から青い灯火が見えて私は、草むらに隠れた。
隠れたのと同時に、耳を生やした狐のような格好をした人達が歩いてきた。

私は、怖くなって静かに立ち去ろうとしたのだが、立ち上がる瞬間…稲荷寿司を落としてしまった。

「ん?これは、なんだ…。」
狐の人にバレてしまった。

私は、言葉が出ず咄嗟に
「あっ…その…これは、私のお昼ご飯です。返してくれませんか?」と言ってしまった。

「そうか、これはお前の昼飯か…とても美味しそうだ。私がもらってもいいか?いいよな?だって、お前は私達の事をミテシマッタのだから。それとも、稲荷寿司と共にお前を喰ってやろうか?」

私は、狐の人の言葉に威圧…そして、恐怖が異なり言葉が出なかった。狐の人は、私がこうなるのを見通してかこう言った。

私達家族は、都会から田舎に引っ越してきた。都会では、人が多くて馴染めなかったからだ。そして、中のいい友達と離れるのが寂しかったがしょうがない。こればっかりは。

そして、今ままで平凡に生きてきた日々が突然変わっていく事も私は知らなかった。こんな山奥まで、興味津々で行く事もなかった。

「あっ!雨だー!!」突然の雨に思わず言葉が出てしまった。何故かというとこの村は雨があんまり降らないからだ。だが、すぐ止んでしまった。あの、雨はなんだったのか…。駅に着き降りて、私達家族は、新しい家に向かった。

「はぁ…疲れた。一端、休憩にしようか。」と母が言って父は、母が休憩してる内に新しい家の掃除をすると言っていた。私は、面倒くさいのが大の苦手でこの村で迷子ならないように、探索してくると母に言った。

サクサク…草むらを通り抜けて山の頂上まで行こうとしたのだが…前から青い灯火が見えて私は、草むらに隠れた。
隠れたのと同時に、耳を生やした狐のような格好をした人達が歩いてきた。

私は、怖くなって静かに立ち去ろうとしたのだが、立ち上がる瞬間…稲荷寿司を落としてしまった。

「ん?これは、なんだ…。」
狐の人にバレてしまった。

私は、言葉が出ず咄嗟に
「あっ…その…これは、私のお昼ご飯です。返してくれませんか?」と言ってしまった。

「そうか、これはお前の昼飯か…とても美味しそうだ。私がもらってもいいか?いいよな?だって、お前は私達の事をミテシマッタのだから。それとも、稲荷寿司と共にお前を喰ってやろうか?」

私は、狐の人の言葉に威圧…そして、恐怖が異なり言葉が出なかった。狐の人は、私がこうなるのを見通してかこう言った。

上記の回答(返信くれた方ありがとうございました。それぞれの意見が聞けて参考になりました。の返信)

投稿者 大野知人 : 0

あ、ごめん。
書き忘れありました! 
お金払って、ラノベスクールに入る前にまず学校の国語科の先生(学生さんでないのかもしれませんが)や友人に見せること!
なんだかんだ言っても、小説ってのはエンタメとして書くものです。プロ志望だろうが趣味だろうが、面白いものが書きたいなら『面白い・面白くない』だけを言ってくれる人間と、逆に『文章面から細かく批判』してくれる人間を捕まえなさい。
同年代の友人、というのは気兼ねしなくていい人間を指します。つまり、お世辞や悪意がありすぎない間柄です。逆に国語科の先生は文章のプロです。別に彼らは小説家ではありませんが、ものすごい数の小説を読んでデータベースを脳内に持っています。
必ずいい意見が聞けますから、この二つは頼った方がいい。

『恥ずかしい』というのは今回はナシです。それを言うなら、不特定多数に見られるかもしれない、こんなところで発表すんなって話です。親しい人間に見られて恥ずかしいものを、見も知らぬ人間に見せるなとも言えます。
なので、教師や友人に相談するように!

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 返信くれた方ありがとうございました。それぞれの意見が聞けて参考になりました。

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投稿日時:

元記事:描写の特殊なテクニック

小説を読んで地の文の描写や、イメージ描写でちょっと気になるものがあったので質問します。
ちょっと自分でもどう説明すればいいのか分からないのですが、「限られた地の文を用いて、読者がそこから背景や状況をイメージさせる」ものでした。
どういったものかと言うと例をあげるとすると、

①主人公は好きだった同じ会社に勤めている先輩女性に振られる。

②そのせいで主人公は何杯もビールを飲む。向かいの席で他人事のように笑っている同期の親友。

ここの②の部分ですが、主人公が直接居酒屋に行ったという表現は書かれていません。ただ、書いてあった表現、地の文は、
●もう何杯ビールを飲んだかわからない。
●向かいの席で話を聞いた同期が笑っている。
●失恋したことを知った主人公は同期に電話して呼び出した。
●愚痴を吐いている主人公を見て、隣の席で飲んでいるOLが笑っている。

……これくらいですが、自分はこれですぐに主人公は振られたから友達誘って居酒屋でやけ酒しているということが分かりました。
しかし、さっきも言った通り、居酒屋という単語、または居酒屋の類義語は一切使われておりませんでした。なのに、確実に主人公が居酒屋で飲んでいるということは理解出来る。

他の作品でも、学校や教室という表現も使われていないのに、主人公と親友達が学校の教室で会話していることがイメージできる、というものも見ました。

限られた地の文から状況や場所を把握する。
こういうテクニックはどう使えばいいのでしょう?
自分は、主人公がやけ酒している。向かいの席で話を聞いた同期が笑っている……の辺りで、すぐにその場所が居酒屋と分かったので、読者の先入観を利用しているということでしょうか?

上記の回答(描写の特殊なテクニックの返信)

投稿者 あざらし : 3 人気回答!

まずは、おめでとうございます。
着目された事柄を突き詰めて身につけられると、おそらくラノベ系、特に新人さんでは希有な著者さんになられる可能性があると感じます。
私のような読書好きからすれば大歓迎。

のっけから賞賛しましたが、前置きとして如何体かを。
直接的ではありませんが、仰っていること、これは小説に限らず『あらゆる物語の文法』のひとつと申して差し支えないと思います。
形式論理や認知的には『概念メタファー』ちょっと離れますが絵画等で使用される『アレゴリー』も延長線として扱っても良いように感じます。

認知としての話から入ります。
書き込みされています例のシーンですが、もっと情報が少なくとも(面白みは置いといて)成立はしますよね。
1)対面に友人がいてビールを飲んでいる
2)隣の席で飲んでいるOLが笑っている
この2点だけの情報で『さて、どのような場所でしょう?』とクイズにされても答えられますよね。
導き出すヒントは1)対面に友人、これだけでは家かもしれませんし、なんなら終業後の社内でもありえます。
ところが2)に人物名では無くOLという一般名詞があり、ここから”誰かはわからないのだろう”同時に”その状況で不自然では無いのだろう”という推論ができます。
まぁ状況としては移動中の新幹線車内だってありえますが、一般的に多くの人が抱く概念としては居酒屋ですね。

これをかみ砕くと『読者(鑑賞者)が感じ、自ら導き出した答え』です。
これは直接的な表現と比較して、遙かに強烈に印象に残ります。例えは悪いですが『洗脳の基本』『詐欺師手口の基本』なんかもコレです。
ここらは実際、林檎県さんが”気になった”と書いてらっしゃいますね。こうなったのは小説を執筆されている立場だけでもなく、そうなるように著者が読者をコントロールした技でしょう。

冒頭で『あらゆる物語の文法』と書きましたので、使い方については映像作品を例にさせて頂きます。
誤解を恐れずに明言してしまうと、テレビと映画の違いです。
一応書きますが、以下はメディアとしての優劣ではなく、性質だとお考え下さい。
【前置きが長くなります。●マークをつけときますので不要なら飛ばして下さい】


テレビ番組、特に民放の場合は視聴率という宿命が課せられていますよね。
映画の場合は興行収入がこれに当たります。
一見似ていますが、映画は入場料をもらった時点で収益が決定されます。
あくまで極論すれば、ですが『観客にブーイングくらおうと、絶賛を得ようと、入場者が多ければそれで商売になる』という事実です。(極論は、口コミや批評というモロモロをすっ飛ばしている点)
いやらしい話、俳優の人気・広告費なんかで興行収益を予め計算して作り、中身がスカスカでもビジネスとして成り立つ……と、まあ某日本映画の悪口みたいな話。
解りやすい例は、洋画に演技力を無視して芸の無い芸能人を吹き替え声優として起用するケース。映画ファンの間で炎上騒ぎになった【プロメテウス(2012年米英)】なんかが有名ですね。
一方で観客は金を払ってから観るわけですから、映像作品として大冒険もできるという可能性があります。
人によっては退屈と感じられてしまうようなペースで淡々と物語をすすめ、中盤から徐々に盛り上がっていくような物語は映画の方がやりやすい。
好例としては【ディアハンター(1978年米)】でしょうか。冒頭よりありふれた日常生活から結婚式までのシーンがかなり長く30分近くあります。もちろん見終わると重要なシーンで、だからこそ物語が引き立つのですが、小説でこれをやると、かなり高度な筆致が要求、というかプロであっても凡百の著者ではハッキリと無理でしょう。

テレビは簡単ですね。
民放の場合、お金を払うのはスポンサーであって視聴者じゃありません。
全てとは申しませんが『おもしろさで勝負!』『無名俳優でも上手ければ使う』といったドラマ作品は、ゴールデン枠からはずれ、22時以降~深夜帯が指定席になってます。(深夜帯なら面白い、なんて戯れ言は死んでもいいませんが)
極論すれば、テレビ局にとって重要なのはCM。テレビ局の立場にすればCMの間にドラマの放送をやってます。
言い方を変えれば『テレビ離れが進んでる時代、とにかくスポンサーにそっぽ向かれない』が最優先事項かつ至上命題で、視聴者はそのための存在です。
結果として(今が旬の顔を出す&枯れ木も山の賑わい)(チャンネルを変えられない工夫)(家事をしてようが携帯ゲームをやってようが成立する番組作り)(誰でもわかる内容)こういったところに落ち着きがちです。
口悪く言えばバカですら観てくれないと困るのが民放。(テレビ局に恨みはないんですけど。もちろん時間帯による視聴者の集中度合いってのもありますよ)
もっと言えば、ぶっちゃけ『少なくとも稼ぎどころの時間帯では、真剣に観ないとついていけない』という番組作りはやりにくい。
不特定多数、誰がどのような状況で観ようとクエスチョンマークの出ないわかりやすさ。これがテレビドラマの王道になってます。

さて、長々と書きましたがメリット・デメリットがあって故です。
メリットは冒頭でも書きましたが、読者本人が状況から導き出した答えですので、それだけ印象が強くなりますし、ものによってはインパクトさえ与えてくれます。
デメリットの筆頭は、やはり使い方次第で物語を楽しむハードルにも転じます。

実例を交えるために一本映画から。
【黒澤明監督:椿三十郎】レンタルで簡単に視聴できますのでどうぞ。工夫の塊、物語展開のお手本みたいな映画です。
件の映画ですが、冒頭のシーン。主人公の椿三十郎がある村に足を踏み入れます。
ここで人気の見当たらない寂しげな村の奥から一匹の野良犬が歩いてきて、その口には刀で斬首されたとおぼしき人間の手が咥えられています。
時間にして、ほんの数秒ですがこれだけで『その村が置かれている状況の一片』が観衆に理解できる素晴らしいシーンです。
わざわざ書くほどではありませんが、
1)犬が咥えている手の持ち主がいるだろうことから、少なくとも無人では無い
2)斬った相手の存在を推定できることから、最低でも複数。
3)おそらく治安は良くないであろう
こういった事です。

ここまで来ると、観衆の興味は『村にいる人』に注がれますよね。
窓の隙間から主人公をのぞき見る視線、これだけで更に状況説明ができてしまいます。
テンポが素晴らしくよく物語が運んでいく、という訳ですね。
はい、小説でも使えるテクニックです。

同時にこれはテレビには不向きな方法。
『真剣にスクリーン(画面)を見つめている』という大前提でこそ成立します。
一瞬手元の携帯を見たり、そこまでいかずとも”おかずに伸ばした箸の先”に視線を落としただけで見落とすような時間ですし、そうなると物語に置いてけぼりを食らいますよね。
もうひとつのデメリット。
この程度の読解力に頭の良さは不要、並で十二分ですが、やっぱり世の中は広いので、言葉が悪いですが、その、オツムに血の巡りが悪い方にはサッパリになります。
ある意味『読者(観衆)の一部に物語を100%楽しみきれない人が発生する可能性』があります。うん、テレビ的には向きません。

ぶっちゃけ小説も同じです。
結構、小説ってのも二極化してます。
A)『誰でも楽しめるように徹底的にハードルを排除する』
B)『解る人に(より)楽しんで欲しい』
どっちが悪いってことじゃありませんので、これは著者さんのスタンスでしょう。
小説によってB)のハードルは様々です。
極端な代表例はハードSFですね。興味がないひとは無論、下敷きとなる知識がないと読むのが苦痛という話になりかねません。ここらはひとえに分母の大きさ。イーガンの小説が各国語に翻訳されるのはハードSFの熱狂的ファンが存在するから、というような話です。

同時に、物語が面白ければ、B)を楽しめる人はA)も楽しめます。趣味の問題だけ。
A)を楽しめる人にB)も楽しめるようにするのが本題。
ここは『理解できない人にも楽しめる書き方、』そのハードルのさじ加減。

A)をターゲットにしても同じです。
さじ加減を間違って、読者の読解力を徹底的に疑うと極めて読みにくい小説になります。
さすがにここまでになるとプロではなく素人さんの小説になりますが、極端な著者さんになると、個人的にも”もうちょい読者を信用したれよ”という感想を書いたりすることもあります。

なんだかんだいっても、使いどころと見せ方はやっぱりセンスがものをいいます。
抽象的感覚的なこと故、ざーっと流しても長くなっちゃいましたがお許しを。
ではでは執筆がんばってください。
応援いたします。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 描写の特殊なテクニック

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投稿日時:

元記事:情景描写の量について

どうもこんにちは。本サイトには毎度お世話になっておりますマリン・Oです。
今回は情景描写について聞かせてください。
私の拙作は情景描写が少ないというご指摘をよくいただきました。それで改善のために練習をしようと思うのですが、どれくらいの量を入れるべきなのかが良くわかりません。
場面変更の度に原稿用紙一枚丸ごと以上を費やして風景描写をしなければいけないのか。それとも今の原稿に少量ずつ描写を継ぎ足すだけで大幅に改善されるのか。
個人的に前者は地の文のバランスが崩れそうなのであまりやりたくないです。
後者が正しい場合はどのような描写を継ぎ足さなければいけないのか。
個人的には風景描写と容姿描写が足りないと思っているのですが、他にも足りないものがあるなら教えて下さい。
本サイトの第4研究室でも、情景描写に関する書き込みは少ないので、どうかお願いします。

拙作のURLですhttps://ranove.sakura.ne.jp/1story_system/public_story/02913.shtml

上記の回答(情景描写の量についての返信)

投稿者 あまくさ : 1

私の場合、ファンタジー書きなので、空気感をどう読者に伝えるかに気を使います。
例えば以前このサイトに投稿した拙作に、19世紀の東ヨーロッパを舞台にした吸血鬼の話がありまして。まあ、ルーマニアということになるのですが、実在する地名は明記せずに時代の雰囲気、土地柄の雰囲気を読者に感じてもらいたいと。
そういった場合、時代背景の近い外国映画を観てみるといった方法をわりとやっています。衣装とか、民家の屋根の色とか、食卓の風景とか、街並みの遥か向こうに雄大な山脈が青く霞んで見えるとか、そんなところに注目して。
あと、この時はネットでルーマニア料理の店を探して食べに行ってみたりしました。これをさりげなく盛り込めば何となく雰囲気が伝わるというポイントを探しているわけです。

情景描写の最適な量や比率というのは、少なくとも私は意識していません。
風景なんて長々と書いても読者は退屈するだけだと思うので、何か一つ見せて全体を感じさせるみたいなことを目指してはいます。
どこにそういう描写を入れるかについても、たぶん決まりはありません。効果的だと思ったところに入れます。
山道を歩いていると、急に視界が開けて麓の景色が広く見下ろせる場所に出たりすることがあるんですね。その感じ。ストーリーの流れの中で、不意に気分を変えて読者をはっとさせたいみたいな。ここでそういう感覚を与えたい。そう思った所に描写を入れている気がします。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 情景描写の量について

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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