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たまねぎくんさんの返信一覧。最新の投稿順32ページ目

元記事:読書をせずに小説を書こうとする人はいますか?の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信

別のレスで既に書いたけど、紙が普及したのが1000~1200年頃だから、それ以前に「本」として読めるものではないよ。日本ではね。
海外では古代から羊皮紙とかパピルスとかあったけど。
オデュッセイアとかイーリアスとかは叙事詩でしょ。てか叙事詩が何か知ってる?
昔は吟遊詩人が各地でニュースを歌ってたわけだけど、その歌詞をまとめたもの、というのがイメージとして正解な感じ。ニュースなわけだから物語性はあるけど要するに詩集ですよ。物語性はあるけど物語ではないよ。
古代ギリシャの喜劇などはちょっと私の範疇じゃないからわからない。「だいたいこの年代にまとまってる」と書いただけで、それ以前のは無いと書いたわけじゃないし、「はるか前はあり得ない」は紫式部が読んだ可能性はあり得ないって文脈でしょ。
>日本の話と外国の話を一緒くたにすると分からなくなります。
いや、キミが一緒くたにしたんだけど……「世界的に」ってのは、まあ最初から明確に書かなかった私が悪いけど、これは紙の普及の話だからさ。

上記の回答(読書をせずに小説を書こうとする人はいますか?の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 たまねぎくん : 0 投稿日時:

全く違いますよ。
ギリシャでは紀元前四世紀ぐらいから、オデュッセイアを教科書にしてみんな勉強していましたから。
wikipediaをご覧ください。
以下ここからの引用です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%A2#%E6%A7%8B%E6%88%90

>紀元前8世紀頃に吟遊詩人が吟唱する作品として成立し、その作者はホメーロスと伝承されるが、紀元前6世紀頃から文字に書かれるようになり、現在の24巻からなる叙事詩に編集された。この文字化の事業は、伝承ではアテーナイのペリクレースに帰せられる。

>古代ギリシアにおいては、ギリシア神話と同様に『オデュッセイア』と『イーリアス』は、教養ある市民が必ず知っているべき知識のひとつとされた。なお『イーリアス』と『オデュッセイア』が同一の作者によるものか否かは長年の議論があるところであり、一部の研究者によって、後者は前者よりも遅く成立し、かつそれぞれの編纂者が異なるとの想定がなされている

ローマではもちろん古代ローマの作品を使っていたみたいですが、ギリシャではオデュッセイアは必須の教養だったんです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 読書をせずに小説を書こうとする人はいますか?

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元記事:物語開始後の説明パートについて

 ※この書き込みには嘔吐描写を含む小説の抜粋があります。ご留意くださいますようお願いします。

 ご無沙汰しています、若宮澪です。今回は物語の冒頭について相談したく思い、スレッドを立ち上げる次第です。
 さて長々書くのもあれなので本題に入るのですが、以下のような描写(a)で物語が始まる場合、次にどのような説明が来てほしいのでしょうか? あまり「どんな説明が来てほしいか」ということを意識して書いたことがなかったので、ご教授いただけると幸いです。
 ちなみに私は描写(b)のように続けてしまったのですが、多分よくないんだろうなあ、と。惰性で文章を書きがち、という悪癖があるので直していきたいです。

 またコメントする際には恐れ入りますが、そうお考えになった理由を出来うる限り事細かに説明していただけると幸いです。「こうするべきだよ〜」と言っていただけるのは嬉しいのですが、私としてはその理由の方をより知りたく思っております。
 ここからは、問題となる描写です。内面描写が明らかに濃すぎるのは分かっているので、そこを指摘していただく場合は、できればオブラートに包んでお願いします。(性癖丸出しの習作として書いていたものをそのまま転載しちゃっているので……)

(a)物語冒頭

 今となっては見かけることも稀になった旅客用の列車に揺られながら、私はその手紙を読んでいた。夕暮れ時を告げるかのような朱色の陽光が、その手紙の透明な白色を紅く染める。

 『拝啓、私のもと婚約者様へ』

 その文言を、果たして私は幾度見たのだろうか? けれども見るたびごとに心の奥底が薔薇の棘に突き刺される。痛みも苦しみも、決して癒えはしない。

 『このような形であなたに手紙を送らなければならないこと、心から謝罪させていただきます。何せ私の袖の涙を乾かす間もなかったものでして。もしも事前にお伝えいただければ、ことわりを通したうえでお諌めの手紙を送りましたのに。』

 彼女は、冷静に手紙を書いたつもりだったのだろうか?
 この手紙の書き出しを読むたびに、そう思う。辛うじて令嬢の手紙の体裁を保ってこそいるが、行間から怒りと哀しみとを感じる。

 ─それも、仕方ないことだ。
 直接頬を張りに飛んできてもおかしくない、とすら考えていただけに、当時は拍子抜けした。いや、安心したというべきだろうか?
 そして、安堵したと気づいた瞬間にこれでもかというほど気分が悪くなった。

 「うっ……」

 思い返すだけで、胃の中を全部ぶち撒けたい気持ちになる。自分勝手で独り善がりで、それでいて情けなくて甘えてばかりの私自身が、本当にどうしようもなく気持ち悪い。
 胃の中がぎりぎりと痛む、まるで薔薇の棘をそこらかしこに刺されたかのよう。胸も詰まって苦しい、何かどす黒いものが体をのみ込もうとしているかのように。

 熱い、痛い、辛い、苦しい。
 何度、いったい何度これを繰り返しているのだろう。どす黒い何かが体を焼き払うかのような熱さに変わって、胸や胃を焼き払って、溶かして、灰を食らい尽くして。身体の中にある血管も、細胞も、それに意識も、ありとあらゆるものが不調を訴えてくる。
 落ち着いて深呼吸、すうと息を吸おうとして肺が詰まる。ゲホゲホと咳込み、それにつられて胃の中が出てきそうになる。胃酸が気管まで上がってきて、そこを溶かす。熱くて痛くて、耐えられそうにもない。
 もう一度深呼吸を……だめだ息がちゃんと吸えない、浅い呼吸が体に堪える。節々が痛くて仕方ない、どうやっても無理だ……っ!

 急いで車両の中のトイレに駆け込む、周りの奇異の視線を一瞬だけ感じたが、それどころではない。口元を押さえながら、慣れない体を動かしてドアをこじ開ける。
 便器の蓋を上げて、ドアを閉めて、そして耐えていたソレを吐き出した。口の中に酸味と痛みと、気持ち悪い感覚とが広がって、そしてそれらが消えていく。けれども体中に広がった黒い何かは、決して出ていきはしない。頭の中がぐちゃぐちゃになって、何もかもがめちゃくちゃで。
 つん、と鼻を突く匂いが鼻腔の中に広がる。その感覚に誘われて、喉の奥に手を突っ込む。喉に爪が当たって痛い、喉の中に異物が入り込む感覚がどうしようもなく気持ち悪い。少し指を動かす、肺がむせ返るように空気を送り出し、胃がそれにつられて中の物をもう一度食道から胃へと逆流させる。嘔吐感がまたやってきて、手を引っこ抜く。
 また、胃からソレが出てくる、吐き出される、飛び散る。全身から力が抜けそうになるのを必死に堪えながら、中にあるものを全部吐き出す。意識が飛びそうになる、視界がぐらついて耳鳴りも酷い。それでもようやく気分が落ち着いてきて、吐き気も収まってくる。ふう、とようやく深呼吸できるようになり、大きく息を吸ったあと流水レバーを引いた。

 「……汚い」

 あはは、と。たぶん、力なく笑った。あーあ、いったい誰のせいでこうなったと思ってるんだか。こんな事態を引き起こしたのは、全部の責任を取ると言ったのは、そして彼女に傷を負わせたのは、さて誰だろうか。

 「全部、俺のせいだろ?」

 久しぶりに、自分自身のことを俺、と呼んだ。
 あの日から─彼女から何もかもを奪ってから、久しく私という一人称で自分のことを誤魔化し続けてきた。いや、誤魔化してさえいない。

 仮面を被った。

 自分は冷徹で非情な貴族だと、そういう仮面をかぶって、それを演じ続けてきた。だから、こうして吐く資格も、感情のままにトイレに駆け込む資格も、本当はありはしない。私は貴族だから。
 これまで私は、何人傷つけてきたのだろうか。あるいは、サイン一つで何人を死刑台に送った? 声一つで何人を不幸に、紙一枚で何人を犯罪者にしてきた?
 言い出したらきりが無い、それくらいには悪行を重ねてきた身だ。それにもかかわらずこうして吐く日々も珍しくなかったあたり、私は徹頭徹尾子供でしか無かったのだろう。所詮は子供が大人のロールプレイをしてきただけ、まあ欠けた自分にはふさわしいのかもしれないが。

 はあ、と。一つ、また溜息をついた。

 つい先程までそこにあった吐瀉物は綺麗に何処かへと消えていて、それと同時にどす黒い何かが胸の中へとしまい込まれていくのを感じた。

(b)直後のパート

 財力と教育、そして大きな権利と権限を与えられる代わりに、それを国のために使うのが貴族であるという。であるのならば、今のこの国に貴族という概念はほとんど残っていないだろう。
 列車の外を覗き見る、広がっているのは古来からの田園風景ではなく、鉄筋コンクリートとガラスに彩られた都市だ。それに、夕方の赤い光を丸ごと打ち消すかのように光り輝くネオンサインと、人工灯と、そしてそれに酔いしれた人々と。そんな街を分断するかのように敷かれたこの鉄道は、しかしもともとは田園を走っていた。

 ここ数十年の間に、この国は大きく変わった。

 もともとこの国の科学技術は諸外国と比べても遜色ないほどには高かった。だが精密機械工業と電気電子工学の飛躍的発達、いわゆる産業革命は既存の社会や環境を丸ごと塗り替えていった。
 その影響はもちろん社会規範や道徳、それに社会システムにも変革を強制した。伝統的な支配体制だった貴族制は能力制へと取って代わられ、かつてはお見合いの会場として栄えた旅館は、今となっては風俗バーとしてわずかに残る程度。街中では声高に自由が叫ばれ、親が結婚相手を決める時代など遠の昔のものと言わんばかりに自由恋愛が盛んとなっている。

 「……良いこと、だったんだろうか?」

 窓から目線を外し、手紙へと目を遣る。先ほどの嘔吐のせいで視界がぼやけて仕方ないので、外部入力端子を使って視覚補正を行った。多重に見えていた手紙の文字がすっきりと一つの形へと縮退していく。
 先ほど吐いたこともあって読むのをやめようかとも思ったが、ここでまた逃げたら昔と変わらない。覚悟を決めて、手紙と向かい合う。胸の中にある黒い何かが、また胸を切り裂いて喉元へと迫ってくるのを感じる。(以降省略)

上記の回答(物語開始後の説明パートについての返信)

投稿者 たまねぎくん : 0 投稿日時:

私から言えることはあるとしたら、この二つのパートには、どのような役割を与えていて、そこからどう外れているから、ダメなのか、ということがわかりません。
なぜこの二つのパートを直接接続してはいけないのでしょうか。
やっぱり小説にはルールなんてないので、作者本人がなにかを理解したうえで、あえてなにかルールを破るのであれば、それは作者の自由です。
つまり、あなたは小説にはルールがあり、そのルールをこの二つのパートの接続という行動が破ってしまった、とお考えなのでしょうね。
しかし、私が読んだ限りでは、そのあなたの破ったと思っているルールがどのようなものなのか、それがわかりませんでした。

もし、この(b)のほんの少しの文章ですら、読者が飽きると思っているのであれば、
bの説明の部分の前と後に一つの段落を開ける意味で改行を複数(決まった数)入れれば解決します。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 物語開始後の説明パートについて

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元記事:物語開始後の説明パートについて

 ※この書き込みには嘔吐描写を含む小説の抜粋があります。ご留意くださいますようお願いします。

 ご無沙汰しています、若宮澪です。今回は物語の冒頭について相談したく思い、スレッドを立ち上げる次第です。
 さて長々書くのもあれなので本題に入るのですが、以下のような描写(a)で物語が始まる場合、次にどのような説明が来てほしいのでしょうか? あまり「どんな説明が来てほしいか」ということを意識して書いたことがなかったので、ご教授いただけると幸いです。
 ちなみに私は描写(b)のように続けてしまったのですが、多分よくないんだろうなあ、と。惰性で文章を書きがち、という悪癖があるので直していきたいです。

 またコメントする際には恐れ入りますが、そうお考えになった理由を出来うる限り事細かに説明していただけると幸いです。「こうするべきだよ〜」と言っていただけるのは嬉しいのですが、私としてはその理由の方をより知りたく思っております。
 ここからは、問題となる描写です。内面描写が明らかに濃すぎるのは分かっているので、そこを指摘していただく場合は、できればオブラートに包んでお願いします。(性癖丸出しの習作として書いていたものをそのまま転載しちゃっているので……)

(a)物語冒頭

 今となっては見かけることも稀になった旅客用の列車に揺られながら、私はその手紙を読んでいた。夕暮れ時を告げるかのような朱色の陽光が、その手紙の透明な白色を紅く染める。

 『拝啓、私のもと婚約者様へ』

 その文言を、果たして私は幾度見たのだろうか? けれども見るたびごとに心の奥底が薔薇の棘に突き刺される。痛みも苦しみも、決して癒えはしない。

 『このような形であなたに手紙を送らなければならないこと、心から謝罪させていただきます。何せ私の袖の涙を乾かす間もなかったものでして。もしも事前にお伝えいただければ、ことわりを通したうえでお諌めの手紙を送りましたのに。』

 彼女は、冷静に手紙を書いたつもりだったのだろうか?
 この手紙の書き出しを読むたびに、そう思う。辛うじて令嬢の手紙の体裁を保ってこそいるが、行間から怒りと哀しみとを感じる。

 ─それも、仕方ないことだ。
 直接頬を張りに飛んできてもおかしくない、とすら考えていただけに、当時は拍子抜けした。いや、安心したというべきだろうか?
 そして、安堵したと気づいた瞬間にこれでもかというほど気分が悪くなった。

 「うっ……」

 思い返すだけで、胃の中を全部ぶち撒けたい気持ちになる。自分勝手で独り善がりで、それでいて情けなくて甘えてばかりの私自身が、本当にどうしようもなく気持ち悪い。
 胃の中がぎりぎりと痛む、まるで薔薇の棘をそこらかしこに刺されたかのよう。胸も詰まって苦しい、何かどす黒いものが体をのみ込もうとしているかのように。

 熱い、痛い、辛い、苦しい。
 何度、いったい何度これを繰り返しているのだろう。どす黒い何かが体を焼き払うかのような熱さに変わって、胸や胃を焼き払って、溶かして、灰を食らい尽くして。身体の中にある血管も、細胞も、それに意識も、ありとあらゆるものが不調を訴えてくる。
 落ち着いて深呼吸、すうと息を吸おうとして肺が詰まる。ゲホゲホと咳込み、それにつられて胃の中が出てきそうになる。胃酸が気管まで上がってきて、そこを溶かす。熱くて痛くて、耐えられそうにもない。
 もう一度深呼吸を……だめだ息がちゃんと吸えない、浅い呼吸が体に堪える。節々が痛くて仕方ない、どうやっても無理だ……っ!

 急いで車両の中のトイレに駆け込む、周りの奇異の視線を一瞬だけ感じたが、それどころではない。口元を押さえながら、慣れない体を動かしてドアをこじ開ける。
 便器の蓋を上げて、ドアを閉めて、そして耐えていたソレを吐き出した。口の中に酸味と痛みと、気持ち悪い感覚とが広がって、そしてそれらが消えていく。けれども体中に広がった黒い何かは、決して出ていきはしない。頭の中がぐちゃぐちゃになって、何もかもがめちゃくちゃで。
 つん、と鼻を突く匂いが鼻腔の中に広がる。その感覚に誘われて、喉の奥に手を突っ込む。喉に爪が当たって痛い、喉の中に異物が入り込む感覚がどうしようもなく気持ち悪い。少し指を動かす、肺がむせ返るように空気を送り出し、胃がそれにつられて中の物をもう一度食道から胃へと逆流させる。嘔吐感がまたやってきて、手を引っこ抜く。
 また、胃からソレが出てくる、吐き出される、飛び散る。全身から力が抜けそうになるのを必死に堪えながら、中にあるものを全部吐き出す。意識が飛びそうになる、視界がぐらついて耳鳴りも酷い。それでもようやく気分が落ち着いてきて、吐き気も収まってくる。ふう、とようやく深呼吸できるようになり、大きく息を吸ったあと流水レバーを引いた。

 「……汚い」

 あはは、と。たぶん、力なく笑った。あーあ、いったい誰のせいでこうなったと思ってるんだか。こんな事態を引き起こしたのは、全部の責任を取ると言ったのは、そして彼女に傷を負わせたのは、さて誰だろうか。

 「全部、俺のせいだろ?」

 久しぶりに、自分自身のことを俺、と呼んだ。
 あの日から─彼女から何もかもを奪ってから、久しく私という一人称で自分のことを誤魔化し続けてきた。いや、誤魔化してさえいない。

 仮面を被った。

 自分は冷徹で非情な貴族だと、そういう仮面をかぶって、それを演じ続けてきた。だから、こうして吐く資格も、感情のままにトイレに駆け込む資格も、本当はありはしない。私は貴族だから。
 これまで私は、何人傷つけてきたのだろうか。あるいは、サイン一つで何人を死刑台に送った? 声一つで何人を不幸に、紙一枚で何人を犯罪者にしてきた?
 言い出したらきりが無い、それくらいには悪行を重ねてきた身だ。それにもかかわらずこうして吐く日々も珍しくなかったあたり、私は徹頭徹尾子供でしか無かったのだろう。所詮は子供が大人のロールプレイをしてきただけ、まあ欠けた自分にはふさわしいのかもしれないが。

 はあ、と。一つ、また溜息をついた。

 つい先程までそこにあった吐瀉物は綺麗に何処かへと消えていて、それと同時にどす黒い何かが胸の中へとしまい込まれていくのを感じた。

(b)直後のパート

 財力と教育、そして大きな権利と権限を与えられる代わりに、それを国のために使うのが貴族であるという。であるのならば、今のこの国に貴族という概念はほとんど残っていないだろう。
 列車の外を覗き見る、広がっているのは古来からの田園風景ではなく、鉄筋コンクリートとガラスに彩られた都市だ。それに、夕方の赤い光を丸ごと打ち消すかのように光り輝くネオンサインと、人工灯と、そしてそれに酔いしれた人々と。そんな街を分断するかのように敷かれたこの鉄道は、しかしもともとは田園を走っていた。

 ここ数十年の間に、この国は大きく変わった。

 もともとこの国の科学技術は諸外国と比べても遜色ないほどには高かった。だが精密機械工業と電気電子工学の飛躍的発達、いわゆる産業革命は既存の社会や環境を丸ごと塗り替えていった。
 その影響はもちろん社会規範や道徳、それに社会システムにも変革を強制した。伝統的な支配体制だった貴族制は能力制へと取って代わられ、かつてはお見合いの会場として栄えた旅館は、今となっては風俗バーとしてわずかに残る程度。街中では声高に自由が叫ばれ、親が結婚相手を決める時代など遠の昔のものと言わんばかりに自由恋愛が盛んとなっている。

 「……良いこと、だったんだろうか?」

 窓から目線を外し、手紙へと目を遣る。先ほどの嘔吐のせいで視界がぼやけて仕方ないので、外部入力端子を使って視覚補正を行った。多重に見えていた手紙の文字がすっきりと一つの形へと縮退していく。
 先ほど吐いたこともあって読むのをやめようかとも思ったが、ここでまた逃げたら昔と変わらない。覚悟を決めて、手紙と向かい合う。胸の中にある黒い何かが、また胸を切り裂いて喉元へと迫ってくるのを感じる。(以降省略)

上記の回答(物語開始後の説明パートについての返信)

投稿者 たまねぎくん : 0 投稿日時:

まず重要なことは(回答が少しあなたのおっしゃることからズレますが、必要なことなので言及します。)、
小説というのは全ての行、全ての段落が時間的に連続しているわけではないということです。
まず、あなたにはその意識が足りないのではないでしょうか?

つまり、(a)の後の続きを、(a)と時間的に連続した部分にしなくてはならない……とあなたが思っている可能性があります。思っているのかいないのかは、まだわかりませんが。
そんな必要は全くありませんよ。だから、(b)が時間的に連続していなかったり、描写がつながっていないということは、問題にはなりません。

その上で言うと、(a)を書いてしまうことによって、(a)がこの小説において重要な部分だということが確定します。(ちょっと厳しすぎますが。)

ですので、後で(a)の次の展開をどこかに持ってくるわけで、(b)そのものがその
「(a)の次の展開」の妨げにはならないので、私は問題ないと思います。
だから、あなたがことさらに(b)について気にするのであれば、
「とにかく小説として、(a),(b),その後の全てが、自然につながっているか」
ということを気にしたほうがいいと思います。とりあえず現在のところ、問題は見当たりません。後で書き直せばいいですし、推敲のし過ぎは勢いを殺す、とこのサイトにも書いてあります。私もそう思っているので、推敲の必要はありません。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 物語開始後の説明パートについて

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元記事:物語開始後の説明パートについての返信の返信

 たまねぎ様、再度のコメントありがとうございます! 時間経過と物語の進行は別である、ということは頭の中では一応理解してます(実行できてるかはちょっとわかんないですが……)物語としては一区切りつくところまで書き終わっていて、気になったからここに投稿した感じですね。
 たまねぎ様としてはaとbのつながりに問題はない、つまりこのまま突っかかりを感じることなく読んでいける、ということですよね?(読解力に自信がないもので……確認だと思っていただければ)

 実際、私も初読段階では「問題なし」と思ったので、やっぱり私みたいに思う人もいるんだなと安心できました。ただ、他の方々の中にはやはり「これでも良いけど、できればこんな感じのシーンが欲しい」という意見も見られましたので、もう少しじっくり考慮していきたいです。

 コメントありがとうございました! 返信に関してですが、たまねぎ様が「まだここらへんについて言いたいことがある!」場合は頂けると幸いです。逆に、「まあ言いたいことはないけど、礼儀的に返信したほうが良いかな?」という場合なら返信していただかなくても構いません。言うことなくても返信し続けちゃう、みたいになっても悲しいですし(体験あり)
 っと、長文失礼しました、良い一日を!

上記の回答(物語開始後の説明パートについての返信の返信の返信)

投稿者 たまねぎくん : 0 投稿日時:

強いて言えば、好きな人に振られて吐くってのがちょっと大げさかなと。
好きな相手の描写も入れると、もっとよくなりそうです。
村上春樹の話で、夫がいる女性と浮気ばっかりしてる人が本気で好きになった人(夫がいる人)と一緒になれなくて、餓死する話はありましたけどね。
この主人公が絶望しているということを表す方法は、ものを食べたくない、ということ以外にも色々あるかと。

たとえばそれまで品行方正な人だったのに、酒飲んで女侍らせて乱痴気騒ぎをして、国が財政破綻しちゃった、なんて短編も考えられます。なにもする気が起きなくなる、というのもありますし。
振られて色々あって、最後は熱を出して死ぬ、というのも三島由紀夫が書いてます。

一番普通なのはうつ病や不眠症ですよね。
うつ病になると、食べ物も味を感じなくなり、性的なことにも関心がなくなります。
うつ病をリアルに書いている作品は少ないのですが、日内変動、口数が減る、などなど症状は多岐にわたります。
正直うつ病患者からしたら、小説なんか書いてる場合じゃないのでうつ病の小説が少ないのですね。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 物語開始後の説明パートについて

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元記事:ヤクザ・暴力団を出すことの是非

質問させていただきます。
現代日本が舞台のファンタジーバトルものを執筆しておりますが、敵キャラ(ラスボス)に暴力団の組長が出てきます。
青年誌や一部の少年誌(少年マガジンなど)ではヤクザキャラも見かけますが、ライトノベルというジャンルでヤクザ・暴力団のキャラを出すことは不快感に繋がってしまうでしょうか?
暴走族やヤンキー、盗賊団や暗殺者ギルドなどは、たとえ反社会的勢力だとしてもファンタジーっぽさがあって(主観です)受け入れやすい気もしますが、『暴力団』という存在をラノベの舞台に出していいものか、不安があり……。

上記の回答(ヤクザ・暴力団を出すことの是非の返信)

投稿者 たまねぎくん : 0 投稿日時:

読者が不快感を覚えるぐらいならまだ全く問題ありませんが、シチリアマフィアを出したりしたら殺されたりひどい目に合う可能性もあるので気をつけてください。
もちろん、ヤクザの人からしたら不快かもしれないので。

別にヤクザを出したら不快になる人なんていないですよ。ヤクザ以外は。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ヤクザ・暴力団を出すことの是非

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元記事:ライトノベルでのターゲット層について

私は前職で長い間WEBの仕事に携わってきました。
SEOなども行い、ターゲット層の調査やキーワード調査などは本格的に行ってきており、お客様との打ち合わせでも企業提案やコンサルタントも行っていました。

このサイトでは、ターゲット層が10代であるという記述を見かけ、それが正しいのか疑問に思い、インターネット上での既存データを調べました。
理由として、基本的に収入のない年齢層をターゲット層だと誤認している企業様が非常に多いためです。

スマホでの通販利用者年齢分布では、10代は50代とほぼ同じで最低ライン、一番多いのは30代と20代、次いで40代。
データ参照 https://netshop.impress.co.jp/node/5950

amazonでの購入品目が1番多いのは書籍類なので、上記数値と同様の分布図と推定できる。
データ参照 https://research.nttcoms.com/database/data/002069/

結論からいうと、購入者層は20代~40代が圧倒的に多く、10代をターゲット層と指定しているのは再検討すべきであるといえる。

また、小説がラノベ化し、仮にアニメ化までしたとします。
そのときの放送枠は深夜帯であり、10代が見るいわゆるゴールデンタイムではない。
講談社の少年ジャンプ等のようにゴールデン枠で放送される枠ではない。

また、現在人気の小説家になろうでは、転生ものが圧倒的に人気である。
この傾向は、読者層が自身の未来に希望が持てなくなったからという裏返しの物であり、その体験は社会経験によるものが大きい。
自身の夢が何かをまだ見つけていない10代という年齢層の傾向とするには、過分な誤りが含まれている。

10代の読者もいるので、わかりやすい文章で書く、という点は理解できるが、ターゲット層を10代だけに絞り、20代以上の年齢層の意見を無視するといった姿勢は明確に謝りだと言える。

結論。ライトノベルでの主要ターゲット年齢層は20~30代である。

といえるかと思われますが、いかがでしょうか。

上記の回答(ライトノベルでのターゲット層についての返信)

投稿者 にわとり : 0

1.

>そして、10代向けを作って来て、売れてきたのがラノベであるわけですよね。

 そうなんですか? 20年前の話ならともかく2018年においては『10代向けを作って来て、売れてきた』っていう認識は嘘じゃねえかっていうのがスレ主の主張だったと思うんですけど。
 スレ主の主張と矛盾することをさも前提のように語られても困ります。まさに『10代向けを作って来て、売れてきた』という歴史認識の真偽が議論されているのがこのスレなんじゃないんですか?

>20~30代ターゲットなら、10代に分かるように書ければいいが、そうでなくても仕方ない=10代切り捨てもあり、になってしまいます。

 ありでしょうね。べつにライトノベルは10代のものだと法律で決まっているわけでもないですし。既存のラノベの文脈の延長線上に、10代にはウケないが20代以降には大人気の文学が出現したら、それはやっぱりラノベと呼ぶしかないんじゃないかな。まあ現状のなろう系がその境地に片足突っ込んでる気がしないでもないけど。

2.

>10代向けならリアリティを持たせて書ける人が多く見込めるでしょ、という話

 それ、本気で言ってるんだとしたら10代の作家志望者を舐め腐ってますよね。No.22への返信ではあえて触れませんでしたが、あなたの言っていることは結局、自分がN0.17で"このスレにはそういう含みはないんですよね?"ってあえて念を押した『雑魚ラノベワナビは文学をやる力量がなくて子供だましに逃げているとかこき下ろしに来た』人間の主張そのものじゃないですか。
 自分と年齢性別が異なる人間まで書き分けてこそのプロでしょう。プロの中にも技術的な上手下手はあるにしても、「10代が主人公だから10代の俺でも書けそう」みたいな浅はかな考えだけでラノベの賞に応募した人間が簡単に受賞できるほど甘い世界じゃないでしょ。かりにそれを受賞させたとしたらそれはそれで出版社は作家を一発屋として使い潰すつもりだったみたいな話になって後味悪いし。いずれにしろ若手の作家志望者を虚仮にした妄言でしかないですね。

3.

流行りに飛びついて失敗するのがだめなら守りに入ってジリ貧も同様にだめでしょう。レーベルごとに個別の経営戦略はあるでしょうが、時代の流れを捉えられなかったのは事実でありましょう。

4.

>ターゲット年齢層(読んで分かる下限年齢層)は現今ではおおむね中高生とされている。

 はあ、いやだからそれが嘘でしょうっていう話をスレ主はしているわけなんですが。それと『ターゲット年齢層』のあとに『読んで分かる下限年齢層』とカッコ書きで付け加えたのは何なんですかね? 
 ターゲット年齢層と読んで分かる下限年齢層はイコールじゃないと思うんですが。ひらがなを多用した現代詩の対象年齢は必ずしも小学生じゃないし、老人が好むようなデザインの腹巻きを冷え性の若者が着ていたからと言って若者をターゲットにした腹巻きとは言えないですよね。

>ラノベが縮小して、ついにラノベというジャンルはなくなるかもしれない。それならそれでよいのです。

 この点に関しては完全に同意しますが、同一コメント内で『供給体制を作ったら持続しないといけないんですよ? 流行ったから飛びついたら廃れた、じゃあ編集部解散、編集者は解雇、作者は契約打ち切り、ではまずいではないですか。』と言い放ったあなたからこの言葉が出るのはどうも納得がいかないというか、もやもやした気持ちになりますね。ラノベが消滅すればラノベの生産に関わってきた人たちは少なからず打撃を被ると思うのですが。

5.

>絵本で例えましょうか?
>買っているのは親だ、だから親を対象にした絵本作りをする、のでしょうか?

 のぶみ氏の近年の作風などはまさに親を対象とした商売ですよね。一言でいえば"母親を敬いなさい"という回りくどい押しつけで構成された絵本です。
 グリム童話などの童話に悪い継母がよく登場する一方で、悪い実母が登場しないのは、昔話が"母から子へ語り継がれるもの"であり、"わたしが死んだら悪い後妻がやってきてあなたは不幸になる。だから母親であるわたしを大切にしなさい。"という裏の意図があるという説もありましたっけ。
 絵本は"母親自身が読みたかったファンタジー"が相当に投影されてますよ。子供が幼いうちはとくに意思表示もあまりできませんから、この傾向が顕著です。ある程度大きくなってからも依然として道徳的なオチのある童話が人気ですよね。子ども自身がそんなものを求めているとは到底思えないのですが。
 小中学校で(家庭環境によっては親の目を盗んで)読んだ漫画やラノベが、親の検閲をくぐり抜けて与えられたものではない、はじめて自分が能動的に読みたいと思った物語の原体験であるという人は実際多いんじゃないでしょうか。そしてここにこそ『わざと親がつまらなく思うように工夫する必要』があります。"オトナ"には理解できない表現であるがゆえに、それは逆説的に「子供だけのもの」になりうるのです。

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

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元記事:キャラクターから作るのかストーリーから作るのか

ここでは何度も相談させていただいている者です。
そして一歩が踏み出せない者です。
ストーリーについて、あらすじにしてもプロットにしても何から手を付けるべきなのか悩んでいます。また登場人物もどう魅力的なキャラクターにしたらいいか悩んでいます。
転生するのか、舞台は現代なのかナーロッパなのかは置いておいて、私が書きたい大まかな要素は、
「主人公が複数のヒロインと一緒に敵と戦うファンタジーハーレムもの」
です。
キャラクターから作ってからストーリーを思いついたとしても、「このキャラはこのストーリーに相応しくない」ととなりキャラクターを作り直す。また、ストーリーを考えて、「面白くするにはどういうキャラクターにどんな役割を与えるべきか」が分からなくなりそうです。
自分が何から手をつけるべきなのか、そのために何を学ぶべきなのか教えていただきたいです。

上記の回答(キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

>要素は、
>「主人公が複数のヒロインと一緒に敵と戦うファンタジーハーレムもの」
>です。
では、次に考えるのは「どういう話なのか」です。
考えられた要素には雰囲気しか見えてこないので、「その雰囲気に合う歯車」を作るものの、いざ歯車を組み合わせようと思うと嚙み合わないんじゃないでしょうか。
一応、これは「ストーリーから作れ」という話ではないです。
「どういう話なのか」はストーリーって意味じゃなくコンセプトとかテイストとかそういう言葉に近いです。

掲示板ではあまり言っても伝わらないんですが、とはいえ持論を出ない事なんだけど、
まずいろいろ人によって創作論があると思うけど、伏線とかキャラの魅力とかギャップだとかいろいろあるけど、これらは「物語を作る方法」ではなくて、「物語を面白くする方法」です。
なので、そもそも「面白くするための物語を持ってない」という状態で創作論を身に付けたり実践したりするのは「物語を作る」に関してほとんど意味が無くて、「まず物語を作る(作れる)」というのが前提にあります。
で。
そもそも「それ」が出来ないのではないか? という話です。

じゃあストーリーから作ろうと考え、「勇者は古代王族の末裔で旅に出ることになって魔王幹部と戦って……」なんて、こうやって いきなり物語を作る というのも創作の前提知識・経験がないと成立させるのは難しいですし、そもそも「それ」が出来ないという話だし、出来たところで難しい方法だと思う。

ではどうすればいいのかというと、コツはイラストでも彫刻でも全ての創作に通じることで、ようは「簡単なものからはじめましょう」ってだけです。
簡単なテーマから~とかって意味じゃなく、「簡単な物語・シンプルな話・山も谷もない流れがあるだけの話」っていう、物語的に面白味の欠片もない超絶シンプルな話を作りましょう、という意味。
例えば最初に作る話というのは、「主人公は強くなりたい」「冒険者になって活躍する」「活躍して報酬を得た」とか、これだけ。
ここにもいくつか考え方があって、今回はたぶん基本形だろう「主人公の目的」「目的を達成するための行動」「その結果・得たもの」で考えた。
このまま書くとこの話は「主人公が目的を達成する話」とか「主人公が障害を乗り越える話」とか「主人公が問題解決する話」とか「主人公が活躍する話」といった方向性のコンセプトができる。

で、もちろんこのままだと、まあ最近のWeb小説だとこのまま書いてもいいのかもしれないけど、基本的にこのままじゃ話に起伏がなく面白くはない。
なので、そこに「障害」をはさむ。
「主人公は強くなりたい」「奴隷身分だから冒険者になれない」「奴隷身分から解放される」
障害なので 強くなれないような要素 で障害は考える。
「冒険者になって活躍する」「初心者は討伐依頼は受けられない」「薬草採取の依頼を受けていたらモンスターに襲われて辛くも討伐する」
「活躍して報酬を得た」「初心者に倒せるわけがないモンスターなので報奨金は支払われなかった」「主人公が戦ってたとこを見ていた獣人娘がいて、彼女が仲間になった」
とか。こんな感じで最初は山も谷も起伏の無い話だったけど、障害を差し込むと一気に なろうにありそうな話 になったでしょ。
ちなみに、これが何で なろう系 っぽいかっていうと、障害に対して解決が運とか偶然とか割と都合がいいし、目的も捻りがなく物語的に抑揚がないから。

なので、これは余談になるけど、「主人公は強くなりたい」って目的にもエピソードを作って「主人公は奴隷の現状を諦めている」「主人公を良くしてくれていた先輩奴隷が目の前で殺されてしまう」「自分に力が無いからだと諦めてた自分を後悔し、強くなろうと考えた」とか、ちゃんと主人公形成のエピソードを組み立てたり、「翌日、王国から奴隷解放の御触れが出て突然解放された」とかで あと一日早ければ先輩奴隷は死ななかったのに っていう間の悪さ運の悪さを入れることで都合のいい偶然感をなくしたりして、まあこれでもだいぶ なろう っぽいけども、「偶然感」「都合のいい感」を薄めていったりする。
念のため、これを余談と書いたのは、これは「物語を面白くする手段」の話であって「物語を作る手段」の話ではないからだからね。

物語を作るに関しては、起伏のない簡単な話を作った時点で終わってて、障害を挟む時点ですでに面白さの話をしているんだけど、
えーと、そうなのよね…
「最初に作る話」ってのはすんごいシンプルで起伏が無いから、こんな感じだよって書いても 面白くないんじゃないか と不安になってつい足してしまうのよね。
こうやって説明する側としても悪いのだけど、
つまり、最初に「ストーリーから作るって話じゃないよ」って書いたのは、「物語を作る」のと、その物語に「キャラや設定やアイディアを追加して「面白い」話を作る」ってのは別の話で、ごっちゃにしちゃいかんよ、ってことなんだけども、
えーと、もうちょい別の例えを出すと、
ストーリーから作る場合、こういう主人公でこういう設定でこういう舞台の話で……って、それストーリーじゃなく設定つくってません? ってのあるじゃん。
それらは密接に絡み合ってるからストーリーを作るなら考えなきゃならない要素ではあるけど、そもそも絡み合う前の素の物語そのものを作ろうよって事。
設定なしの物語を作れるなら、「面白さ」は障害を差し込んだ例のように後からいくらでも付け足せるから。
だから、「ストーリーから作るって話じゃない」ってことで、どっちかっていうとコンセプトとかテイストとかって意味に近いかも、ってことです。
まあストーリーを作ってるんだけどさ。

ついでに、「キャラから作る」っていうのは、かなり大雑把だけど本質で言うと、キャラクターの設定をエピソード化するっていう作り方。
だから、そもそもキャラから作ってストーリーを作って設定作ってってそれぞれ別々に作った歯車が合わないのは当然で、
キャラから作る場合はキャラを中心に一番大きな歯車にしてそこに合うように全てを作る。その基本がキャラ設定のエピソード化ね。
こういうことが出来る人は、主人公キャラに合わない物語をやりたい場合「主人公と物語を繋げるキャラ」を作るって方法で解決することが多い。
そんで、キャラから作る手法が向いてる人はそういう主要キャラではない目立たないが物語と上手くかみ合うキャラ(歯車)を作るのが上手い、というかその手のキャラが好きな人が割と向いてる。
例えばおちゃらけキャラというかギャグキャラとまでは行かないけども、シリアスな雰囲気でも皮肉の一言くらい言っても違和感ないキャラ、いきなり出てきて場の空気を壊しても問題ないキャラみたいなの。

まあ話を戻すと、やるべきことは「簡単な話を作る」ってこと。
作ったら面白さを追加していく。その最初にすべきは「障害」を挟むってこと。
その時点でソコソコの物語は出来てるから、それで満足ならそれでいいし、読者層を考えたり作者の自己満足を考えたりして「ご都合感」を薄めていく。
このあたりでキャラとかも形成していって、いちどあらすじに起こしてみたりする。
とにかく最初は「簡単な話を作る」ってことが大事。
例えば上で私が書いた例は、短編くらいのサイズに書き起こしてもそれを読んだ読者は「主人公は強くなりたくて」「そのために冒険者になって」「活躍して金銭の報酬はなかったけど女の子が仲間になった」って話の流れは理解してくれると思う。
つまり、最終的に読者に伝われば話が成立する要素ってのを最初に組み立てた、それが「簡単な話を作る」ってこと。
設定含めた「ストーリーを作る」ってことと「キャラを作る」ってのは、その土台あっての話。

ただ、言い忘れてたけども、これはあくまで書こうとしてるものを想定通りに規格内で書くって前提あっての話で、気の向くまま趣味で思いつき次第書いてるって人に無理して押し付けるものではないです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: キャラクターから作るのかストーリーから作るのか

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元記事:生身の人間とキャラクターの違いとは? キャラクターが成長するとは? どういうこと?

すみません。かなり根本的なことを聞いてしまいますが、生身の人間とキャラクターの違いとは何でしょうか?
ご意見をいただけるとありがたいです!

以下、私の考察です。

・人間
同じ状況でほぼ同じ行動をする。
変化する。
多面的で複雑

・キャラクラー
同じ状況で必ず同じ行動をする。
不変な存在。
人間の個性の一面を切り取って、それのみを全面に押し出し極端化した存在。
特定の役割を持つ。

例えば、ドラえもんののび太は、昼寝が大好きで勉強が嫌いなキャラです。。
彼が、突然勉強に目覚め、クラスで一番の秀才になってしまったら、それはもうのび太ではありません。

しかし、現実に存在する生身の人間では、勉強が嫌いな劣等生が何かの切っ掛けで東大合格を目指して猛勉強し、東大生になる、ということは起こりえます。
キャラクターとは不変の存在であり、生身の人間とは変化する存在である、と言えると思います。

時代劇で有名な『水戸黄門』では、必ずラストに印籠を出して悪人を平伏させるというシーンがあります。
しかし、一度だけ、印籠を出さずに事件を解決してしまった回があったらしいです。その時、視聴者からテレビ局に猛クレームが来たと言います。

同じ状況で必ず同じ行動をするのが、キャラクター。印籠を出さない黄門様など、水戸黄門ではない、ということです。

キャラクターは特定の役割を持った存在でもあります。
ライバルキャラ、お色気担当キャラ、お笑い担当キャラ、解説キャラ、ラスボスなどといった名称は、キャラクターが特定の役割を果たす存在であることを示しています。

例えば、なろう系ラノベでは、ヒロインは、処女で主人公を何があっても全肯定する、トロフィーガールに徹するのが役割であると言われます。
これは、なろう系ラノベの目的が、読者の承認欲求を満たすことであり、各キャラクターは、この目的に果たすために存在するギミックだからです。

もし、なろう系ラノベでヒロインが、非処女であり、主人公以外の男を好きになったりしたら、読者の自尊心を傷つけることになるので、ヒロインの役割を果たしていない、ヒロイン不適格となります。

●キャラクターが成長するとは、どういうこと?

例えば、進撃の巨人の主人公エレンは、第二部に入ったあたりから、性格がガラリと変わり、目的のために手段を選ばないラスボスっぽいキャラクターに変化しています。

最初は、母親を殺した巨人を憎み、巨人たちを駆逐してやる! 海を見に行くんだ! と少年っぽい純粋さがありましたが、仲間の裏切りや残酷な世界の真実を知って、すっかり人格が変わってしまった印象があります。

このようにキャラクターが成長すると、深い、文学的と高評価されますが、キャラクターの原則である「変化しない」に触れるので、かなり難しいと思います。

実は、ラノベ作家さんたちの話では、「キャラクターがブレるのはストーリーが破綻するより悪いこと」だそうです。
これは漫画編集者も言っているので、真実かと思います。

キャラクターがブレるのと、キャラクターが成長するのは違うと思いますが、どう違うのか、よくわかりません。

キャラクターが成長するとはどういうことなのか?
このあたりにまだ答えは出ていないので、教えていただけるとありがたいです!

上記の回答(生身の人間とキャラクターの違いとは? キャラクターが成長するとは? どういうこと?の返信)

投稿者 サタン : 0

端的に言えば、キャラクターは人間を記号化したもの、と思っています。
イラストで考えてみると、アニメキャラの造形は完全に人間離れしていて少女漫画のイラストなんて眼球が頭蓋骨に収まりきらないだろうってものもありますよね。
でも不自然ではない。
当たり前ですがこれは「人間」をデフォルメしたもので、可愛らしいという記号がわかれば良いので成立している絵なんだろうと思います。
それを文章で表現しているのが、小説におけるキャラクターでしょう。
もちろん、「目が大きいことを説明する」という見た目の話じゃありません。
人間の記号化を文字で表現する、という話。

だから、「成長」も「ブレ」も基本的には現実の人間基準。
正義を愛する完全無欠のヒーローが悪に染まるというのは、事情があればないことはない。
人間、どう転ぶかわからないものだしね。
でも、正義のヒーローが万引きとかカツアゲとかしょっぱい悪事を働く、親友の陰口を叩く、というのは「キャラじゃない」からキャラクターとしてはブレてると思う。
もちろん、そういうキャラですって前提があるならいいんだけども。
最初に設定した「記号」から外れてしまうと、それは「ブレてる」と思う。

一方、ドラえもんののび太が一生懸命勉強して頭が良くなりました、というのは確かにキャラではないけど「成長」だと思う。
二次創作でドラえもんを作ったのはのび太だってオチがあったけど、あれは良かったね。

ではこの違いは何かというと、あくまで持論でしかありませんが、
成長というのは「記号」そのものが変化している、と私は思っています。
のび太の場合、のび太は「バカで貧弱で意思が弱い」というキャラクターなので、基本的にはこのキャラから反れる行動は「ブレ」に当たる。
でも、その「バカで貧弱で意思が弱い」という記号自体が変化し(変化するという展開の物語がある前提)、「ドラえもんのために一生懸命勉強するんだ」となると、キャラクター自体は変化してないけどそのキャラに内在する「記号」がガラッと変わるわけですね。
すると、それ以降は「一生懸命勉強する、頑張る」という行動が真になり、これに反することこそ「ブレ」に当たるようになる。

まあ、簡単に言えば。
「ブレ」ってのは、一度変化したくせに元の位置に戻ったりする場合で、書き慣れてない人は意図せず作者の癖が展開に表れてしまうために、キャラじゃないことをキャラにさせてしまう。故によく言われることではないかなと。
一方で「成長」ってのは、「変化」なので、元に戻ったりしない。
例えば「漫画家を目指してたけど、今日から小説家を目指す!」と宣言した人が、翌日「やっぱ漫画家になりたいなー」なんて言ってたら「おまえブレブレじゃねーか」と言えるでしょ。
「変化」は良いものだけど、それが固まってないと「ブレ」になる。
だから、「小説家もやめて、いまは映画監督に興味あるわ」になると、これもブレ。でもそういう「移り気で飽き性なキャラ」は固まってるので、そういう視点で見ればかえってキャラが出てる。
同じ経過であっても、「小説家を目指しているけど、少し興味があるから今は映画脚本を書いている」だと、まあちょっと怪しいけど「成長」に当たると思う。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 生身の人間とキャラクターの違いとは? キャラクターが成長するとは? どういうこと?

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