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ソラナキさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:戦記ものについてなのですが……の返信

まず、古代的な都市国家と、中世的な都市国家は本質的に性格が異なります。中国の周をイメージされているのなら古代的な都市国家ということになりますが、そこは理解されているでしょうか?

古代的な都市国家について、ざっとご説明します。これは簡単に言うと、自然発生的に成立した農耕集落の発展形と考えてください。
都市国家よりも広い領域に広がる上位の権力構造は、事実上まだ存在しません。したがって上位の権力によってもたらされる「制度」「法律」もありません。経済も自給自足が基本なので、「金」というものは実質的には機能していませんでした。
「制度」「法律」「貨幣」というものが機能してくるのは、歴史の発展プロセスからいうと次の段階になるんですね。

古代都市国家は、成立した段階では「農耕集落」に毛が生えた程度の小さな単位です。まだ法律や上位の権力が存在しないため、いつ外敵から侵略されるかわからない状態に置かれています。それでは危険なので、集落のまわりに城壁を築いたり、武装を整えたりするようになります。また都市国家同士で手を結んで敵に備えたり(外交)、「交易」によって力を蓄えたり(経済)、武力によって他の都市国家を支配下に組み込む(軍事)勢力も現れてきました。
このようなプロセスを経て広大な領域を支配する「大国」という存在が割拠する時代に移行し、大国の支配者は「王」を名乗り、その流れの中で初めて原始的な形での「制度」「法律」「貨幣」などが作られるんです。
中国の周~春秋戦国時代はまさにそういうプロセスの渦中にあった時代で、戦乱の中で未熟な形ながら農耕集落の域を超えた国家が成立し、この状況は秦の始皇帝による中国統一によって一応の完成をみます。中国において「制度」「法律」「貨幣」「度量衡」「官僚制度」などが確立したのは秦の時代以降ということになります。
秦の時代以降何度も統一王朝が崩壊し、一時的に戦乱と群雄割拠の時代に逆戻りしたことがありますが(三国志の時代が有名)、秦が基礎を作った制度・社会・経済・権力構造が完全消滅はしなかったため、中央と地方の制度が混在する複雑な状況になったんですね。

このような前提からご質問に回答するなら。

>その都市国家間で戦争を行うことは可能なのでしょうか?

可能です。というより、上記のように小勢力の統合が進んだ時代であり、統合の大きな原動力が戦争でした。

>戦争を行う為には金が必要ですが、

金は必ずしも必要ありません。必要なのは金ではなく、人間集団に対する「動員力」です。
例えば日本の歴史に置き換えて考えてみてください。平安時代末期の源平合戦では、源氏や平家の軍勢は別に金で雇ったわけではないんですね。平家の方の平清盛は日宋貿易で経済力を蓄えるということも進めていましたが、これは当時としては物凄く先進的。対する源頼朝は東国の武士たちが自ら開拓した土地への権利を保障するという形で主従関係を結び(封建制)、貨幣の力は使わずに平家に勝利しました。要するに金がなくても集団を従わせる手段があれば、農業も栄えるし軍隊だって作れるじゃないですか。もちろん支配者には農民や兵士を食わせていく力は求められますが、それは現物支給でもかまわないわけです。(正確に言うと封建制というのは自分で農作物を作って確保する権利を保障する形をとります)
それから何百年かたった戦国時代でも、織田信長が現れるまで武将たちは貨幣をそれほど重要視していません。武田信玄の軍団も主力は元々の家臣団と農村から徴発した兵力です。だから農繁期には戦が起こしにくいという弱点があったりしました。堺の商人との結託や楽市楽座(自由経済の推進)で金を蓄え、それによって足軽を雇ったり鉄砲を購入したりしたのは織田信長の革命的なアイデアだったんです。

上記の回答(戦記ものについてなのですが……の返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

おお、ありがとうございます……!
なるほど、戦争に必ずしも金は必要ないと。確かにそうですね。

なら、一度大陸が統一された状況が崩壊し、各地に都市国家が発生。主人公はその中でも一際大きな都市国家の王の継承権を持ち、という形でいいでしょうか?
一度大陸が統一されたので紙幣制度などはある程度残り、崩壊した後も各地の都市国家で似通った元の法律が使用され、度量衡もある程度統一されているような感じで。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 戦記ものについてなのですが……

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元記事:戦記ものについてなのですが……の返信

>> 都市国家間で戦争を行うことは可能?

可能。たしか籠城戦で食料尽きたから避難民(平民)の家族を【肉】として徴収した話あった。祖母が提供される話に決まりかけたところ、嫁いできた妻が義母のために身代わりで【肉】になり食われた。
妻は年上で敬うべき母と嫁ぎ先の御家のためによく頑張った・・・これぞ妻の鏡!!という話を美談(ウサギの献身話などがある仏教的にも、年上を敬う道教的にも)として流布しまくった話を又聞きしたことある。

似たようなことが起こった際、老婆より若い女を食わせろ感が凄いよね。しょっちゅう籠城しないといけない騒ぎが起こっていたんだと思う。
========================
また都市国家で敗戦国は家畜国、奴隷国みたいな感じで農作物や若い人間を奴隷としてテイクアウトできたはず。

そうじゃなかったら、中国の総人口のほとんどが「漢民族」って状態おかしい。
中国はモンゴル系やロシア系、アジア系とかぐっちゃりの多民族国家のはずやもん。

青い目のロシア系中国娘を敵国高官の妾か女奴隷として賄賂がわりにプレゼント★とかも聞いたことある。

少なくとも戦争による旨味はあるはず。
=================
>>戦争を行う為には金が必要ですが、皆さん戦記ものを書くときは金銭はどこから仕入れますか?

お金が信用できる設定なの?

今の中国は日本の土地買いに来たり、ウェブマネー移行が進んでいますが、その理由が今の中国の国家と国家紙幣を信用できないから、という面もあるようです(他の理由もあるけどね)。ジンバブエドルとかの騒動もザラ。

戦国時代なんかは中国の使用不能になった貨幣を使ったりもしていたものの、現物ほど価値無いわwわバーカwと馬鹿にされていたような描写がもののけ姫であったような・・・対して砂金は普通に価値が固定されていたんだよね

忍たま乱太郎で山賊が寺の仏像や鐘を盗み、その金属で偽造貨幣を量産していたエピソードありましたよ。仏像や鐘を盗んだことは悪いことですが、偽造通貨は当時の世俗的にぎりぎり合法★って土井先生のレクチャーがあった・・・はず。

小判でも○○年の小判は純金だけど、○×年の小判は鉛混ぜてかさまししているから価値は○○年小判の半額!!とか

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ログホライズン」だと、そもそもモンスターが貨幣に変わるシステム。
転じて貨幣を芯にして魔物いう物体を製造する工場的なものが、選ばれし少数民族に秘匿&管理されており、少数民族は全滅覚悟の悲壮な決意で主人公たちの前に立ちふさがる・・・・みたいなシーンあったよね?たしか。

======================
貨幣は見直した方がいいと思う。貨幣の歴史でググれ。

上記の回答(戦記ものについてなのですが……の返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

なるほど、なるほど。やっぱりえぐい逸話も結構あるのですね。
参考にします。ありがとうございました。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 戦記ものについてなのですが……

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元記事:戦記ものについてなのですが……の返信

あんま詳しくはないけど、というか古代と言っても時代と文化圏で内情は違うから大別して都市国家という枠組みを指しても「こうだ」と断定することは難しいんじゃないかと思う。

>その都市国家間で戦争を行うことは可能なのでしょうか?
都市国家VS都市国家の図なら普通にあること。
ペロポネソス戦争はアテナイVSスパルタだけど、両方ともギリシャの都市国家。
でもそれはわかりきってると思うから、たぶん
都市国家内の王に従う地域Aと地域Bが戦争を行うという図、という感じの疑問なんかな?
パッと具体例が思いつかないけど、ないことはない。
普通ならそうした諍いになるのを防ぐのが王の役目でもあるから、正常な都市国家には無いと思う。あったとしても小競り合いで、兵士も「ここで死んだら馬鹿だよなぁ」とか思いながら戦ってたと思う。
ブチ切れてるのは領主のみなんて名前も残らない小競り合いの戦争は山ほどあったんじゃないかな。
ただ、わかりやすい例で言えば長男派の地域Aと次男派の地域Bといった、政争の要素が絡む内戦は起こりうるわけで、あるいは王が決断せず焦れた地域Aが勝手に仕掛けるって愚策をすることもあるだろうし、暗殺や謀略が露見して報復戦争なんてこともないわけではないと思う。

>戦争を行う為には金が必要です
昔は、兵士(民兵・傭兵)に給料が出なかった事も多い。単純に軍資金という意味で言うと税収のみかなと思う。金よりも兵糧のほうが重要だったから、保存食を作るための塩の備蓄とか。
でもお金が不要なわけではないし、兵士もタダ働きするわけじゃない。
お金は、戦争相手から略奪することで補填していて、それは当然の権利でした。
なので戦力を整えるための武器工場や兵器の制作資金にはお金がかかりますが、そもそも「戦争するにはお金が」という考えが無かったと思う。
戦争したあとで考える事、じゃないかな。
戦争して相手を滅ぼすほどの価値が相手になければ戦争に勝ったところで損なので、逆を言えば王に贈り物を続けてれば滅ぼす価値がなくなるので、力のない豪族はそうやって都市国家の一員になったりしてた。
まあ、言い換えると何をしても滅ぼす価値のある土地(広大な農地があるなど)だと、それこそ軍資金なんて考えずに戦争ふっかけてた。

ファンタジーや漫画などの歴史モノだと、現代的な感性が混じるために略奪や奴隷は悪いことと断じる傾向があるので、そこで今回のようなお金に関する疑問が生まれるのではと思う。
略奪を禁止すると、民兵や傭兵の主な収入源が禁止されるって事なので、それと同等の報酬を用意する必要がある。つまり多くの軍資金が必要になる。
逆を言えば略奪を許可すれば兵士に払う報酬を用意しなくて良いし、現代と違って弾薬など消費する装備が少なく(矢などは戦闘が落ち着いたら回収してた)、事前に用意すべきは兵糧くらなもの、……って言うほど単純じゃないとは思うけど。

>富裕層には
ほとんどイメージで語ってる部分も多いんだけど、そもそも富裕層の中でも貴族に類する人は領地を持ってるので、税収が主な収入源です。
それ以外の事は商人や芸術家に出資したり個人では難しい貿易に手を出したり、という感じです。
富豪になった商人は、もちろん商売で財を成しますが、金持ちのステータスになるようなモノはいつの時代も「他者が持ってないような珍しいモノ」なので、貿易を利用して、という感じになるでしょう。
シルクロードの絹製品や香料が代表的ですね。
でも、それを「戦争の軍資金とするために商売してる」というのはちょっと変だと想う。
フランシス・ドレイクがイギリス国家公認の海賊になって仮想敵国のスペイン相手に略奪しまくったけど、それで持ち帰った財産はイギリスの国庫の2倍だか3倍だった。
これは稀有な例だけど、そういう略奪が当たり前の時代にチマチマ商売して軍資金ためてる、というのは変かな。

つまるところ、これは個人的な意見でしかないけど、古代や中世において戦争っていうのは「お金を稼ぐためにするもの」という側面もあったので、軍資金というのは考えにないのではないかと。

上記の回答(戦記ものについてなのですが……の返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 1 投稿日時:

なるほど、根本的に戦争に関する気持ちやらが違うのですね。ありがとうございます。参考になります。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 戦記ものについてなのですが……

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元記事:戦記ものについてなのですが……の返信

古代中華ベースだと考えられるパターンとしては、
1.名士や大商人のパトロンが援助してくれる
2.他人(悪徳商人、腐敗役人、山賊など)から奪う
3.先祖伝来の財産
4.侠の親分、名家の子弟、役人、これらが回りの人を率いて挙兵
このあたりですね。
1のケースは始皇帝の父親、荘襄王が有名でしょうか。「奇貨居くべし」の故事ですね。人柄、能力、血統、それらに将来性を感じて先行投資する感じです。三国志の劉備もこのパターンです。
2は項籍(項羽)の叔父、項梁が典型例でしょうか。会稽郡の郡守を討って印を奪い、自ら会稽郡守となって挙兵しました。古代ではありませんが、明の太祖、朱元璋もこれです。白蓮教という宗教を母体にした反乱軍を乗っ取り、最終的に中華を統一しました。
3は曹操が有名ですかね。私財をなげうって兵を集め挙兵しています。
4が一番ありふれたケースかも知れません。とりあえず手持ちで挙兵、あとはその辺で色々な相手から奪います。劉邦、董卓、張角(黄巾賊)、陳勝(燕雀いづくんぞ鴻鵠の志を知らんや、の人)孫堅(呉の孫策、孫権の父親)、などなど。中華の乱世ではこれがスタンダードな感じです。

商売等何らかの手段で儲けるのはおすすめしません。
あっさりと儲けるのではリアリティがなく、戦記物に重要な説得力や重厚さが失われます。苦労工夫して儲けるなら、そのために割く文量が増え、主人公の本来の目的が散漫となるおそれがあります。

上記の回答(戦記ものについてなのですが……の返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

ほうほう、そんな感じでいいのですか。なるほど。参考にします。ありがとうございます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 戦記ものについてなのですが……

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元記事:戦記ものについてなのですが……の返信の返信の返信

>なら、一度大陸が統一された状況が崩壊し、各地に都市国家が発生。主人公はその中でも一際大きな都市国家の王の継承権を持ち、という形でいいでしょうか?
>一度大陸が統一されたので紙幣制度などはある程度残り、崩壊した後も各地の都市国家で似通った元の法律が使用され、度量衡もある程度統一されているような感じで。

その場合、都市国家というより乱世の地方勢力としての封建国家をイメージした方がいいと思います。
中世の都市国家というのはヨーロッパのヴェネツィア、日本の堺みたいな感じになるのだと思いますが、これらは歴史が進み商工業が成熟した結果生まれた新たな拠点なんですね。しかし、基本的に軽武装の通商国家を志向することが多く、戦争は好まないんじゃないかと思います。他国の戦争を利用して有利に立ち回ろうとはするかもしれませんが。
戦争って本来は農業国家がやることですよ。農耕には土地が必要なので、どうしても戦争になるんです。商人や遊牧民は敵と遭遇しても戦いを避けて他に移動することが可能ですが、農民が侵略を承けたら畑を持って逃げることはできませんよね? 徹底的に抗戦するほかないんです。
農業国も勢力を広げて豊かになれば商人も集まるし、学問や文化が発達して中心地は華やかに都市化したりします。でも、そういうのは都市国家とはいいません。
プラス、戦記ファンタジーということなら、三国志か日本の戦国大名をモデルにすればイメージしやすいと思います。というか実際問題としてこのジャンルは、そのへんすでにかなりモデルにされているはずですしね。

上記の回答(戦記ものについてなのですが……の返信の返信の返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

わかりました。三国志とかを調べて、取り入れたいと思います。封建国家ですか……了解です。ありがとうございます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 戦記ものについてなのですが……

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元記事:文章を書いてみました

1年位前に文章力について相談した時「どんな文章を書くのか実際に読んでみないとわからない」と言われたのを思いだして、プロローグ相談所に投稿してみました。
既に結構な数の意見を頂いているのですが、その時の方々にも見ていただきたいと思い、ここに張り付けてみます。
見ていただけると幸いです。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/prologue/novels/show/225

それと、その時最後にレスしてくれた方にお詫びいたします。
スレッドが埋もれてしまい、このサイトの使い方が良く分かっていなかったのでトップページ見れなくなったスレッドを探すことができず、気づきませんでした。気づいた時には古いスレッドを上げるのは良くないと思い、書き込むのをためらってしまいました。すみません。
そして返信ありがとうございます。その時は「わかっちゃいるけどそれができないんだよ」と思いましたが、今では言われた事を実践できるようになった気がします。ありがとうございます。

上記の回答(文章を書いてみましたの返信)

投稿者 手塚満 : 0

細かい点でもいろいろ推敲の余地はあるように思います。情報の出す順序での一文ごとの並びとか、各文での単語選択とか、重複などの冗長性とかとか。それらは、すらすら読めて、ぱっぱと分かるためには磨き込んでもいいかもしれません。

しかし、もっと大枠で問題がありそうに思います。そこで非常に損をしている感じです。これは小説の途中ではなく冒頭ですよね。読者を掴んで、続きを読んでもらえる作りにする必要があるはずです。

しかし、出だしからイベントが発生しているようには見えません。重要キャラクターが何かしようとする動きが感じられません。物語の舞台とか設定とか、これから読むドラマを理解する準備に、出だしからの相当部分が使われてしまっているようです。

具体的に計算してみます。このサイトのカウンターによれば、冒頭全体は、

> 文字数 : 6,335文字
> 原稿用紙換算枚数 : 16枚

となっています。主要キャラクターが具体的な動きを見せたと感じるのは、まず、

>  少年の手を取る。
> 「ちょっとこっち来て」

からでしょうか。そこまでの文字数は、

> 文字数 : 2,695文字
> 原稿用紙換算枚数 : 7枚

です。つまり冒頭のイベント開始まで、出だしから全体の43%が設定説明に費やされています。しかも、その後は設定説明主体に戻ってしまいます。キャラがちゃんと動きを見せ、その後にドラマが起こりそうと思えるのは、

>  ザッザッと歩いていると、遠くに影を見つけた。そいつはこちらを見つけたらしく、段々と寄ってきた。どう見ても人間には見えない。

からでしょうか。そこが目を引けるイベント開始になっているようです(あるいは、なり得そう)。

そうだとしますと、文字数計算ではそこまでが、

> 文字数 : 5,557文字
> 原稿用紙換算枚数 : 14枚

となります。目を引けるイベント開始までの設定説明が、実に全体の88%にもなります。文章量は原稿用紙14枚分です。そこまでは、読者は作者が語る物語舞台やキャラ紹介を読み進めねばなりません。言い換えると「お勉強」です。作者は自分の想像したイメージを語るので楽しいですけど、それを聞かされるだけの読者はなかなか楽しめません。

出だしからキャラクターを動かし、イベントを起こして読者の目を引いたほうがよくないでしょうか。よく使われる手で、あまりに使われるので避けろという人がいるほどの手法で「1行目が台詞」というのがあります。

出だしでも台詞であるだけでキャラがいること、何かに反応していることが分かります。その台詞内容が異変を暗示してたりすると、さらに興味を引くことができます。

お示しの冒頭ですと、無言で迫って来る「ソイツ」から始められないか、構成から見直してはどうかと思います。読者としては主人公エーリカも、ホーリーも知らず分からずですが、「主人公らしきキャラに危機が迫る」ことくらいは分かりますし、拍子抜けするオチだということも分かります。

そうなれば、読者は「その2人って誰なんだ?」という興味を持てます。そこから説明を含む描写にしていけば、より有利ではないかと思います。

細かいことは後、みたいなことを申し上げておいてなんですが、細かい点での注意点もあります。お示しの冒頭ですと、物語世界の舞台について具体的に示すのが少し遅いようです。はっきりと文明レベルを示唆する単語は「携帯ゲーム機」です。その後の初出までが、

> 文字数 : 1,530文字
> 原稿用紙換算枚数 : 4枚

となっています。この間、物語世界の文明レベルが曖昧です。一応、「多機能なカード」がもっと前に出ては来るんですが、どう多機能なのかは(主人公にも)よく分からない。中世欧風で魔法のある世界、でも通じてしまいます。

現代でも身近にあるアイテムが「携帯ゲーム機」になります。ゲーム機はすぐに時計機能もあると示され、現実世界でだいたいの時期も察せられます。そこから全体的、かつ具体的にイメージも確定してきます。

読者は文章から映像イメージを再現しますので、基準となるアイテムや描写は、できるだけ早く出すべきです。上記しました通り「携帯ゲーム機」だけでも相当にイメージ確定効果がありますから、ピンポイントな単語だけでも出だしには充分です。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 文章を書いてみました

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元記事:どちらを優先して書くか

書きたいけど、イマイチうまく書ききれない作品Aと、別段書きたいというわけじゃないけど展開だけは思いつく作品Bがあります。
Bを先に書いてからAを書いた方がいいんでしょうか

上記の回答(どちらを優先して書くかの返信)

投稿者 読むせん : 0

Bのあらすじを忘れないうちにサラっと書いておいて
Aに挑戦するだけ挑戦する(失敗ぜんていで、発表しない)
BをAの時に上手くできなかった部分を気を付けつつ書く
AをBの経験生かしつつガチで書く

が一番効率はよいかと

カテゴリー : その他 スレッド: どちらを優先して書くか

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投稿日時:

元記事:真犯人の居ない(事件自体が起きていない)冤罪事件の立証方法は?

 ドラコンです。久しぶりに、コメディーモノで「鉄道が存在する中華風ファンタジー世界での、天性無邪気少女皇后」の話を書きたくなり、下記のスレッドを投稿しました。同スレッドに追記しても良かったのですが、話題が変わるのと、スレッドのタイトルを変えたいので、新規に投稿します。

「中華ファンタジーの過去ネタ焼き直しについて」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/13039

 その中で、読むせんさんから、「コオロギ相撲賭博」「蟲毒・呪詛」ネタをいただきました。

 主人公の皇后(銀鈴)の、コオロギ採取・飼育の行動が怪しく見えて、後宮内で「蟲毒・呪詛をやっているのでは?」とのウワサ(ウワサ自体は自然発生的で冗談半分にしても)になる展開を考えています。

 銀鈴の賭博の処罰と、このウワサを否定することのために、皇帝臨席の公開特別裁判をします。その際、「蟲毒・呪詛」の事件自体が「起きていない」ことをどのように立証すれば良いのでしょうか? 『名探偵コナン』でもたまにありますが、創作物での冤罪事件は「真犯人を捕まえる」、言い換えれば「真犯人の犯行を立証することで、自然と冤罪が晴れる」です。現実には、時効で真犯人が不明でも、再審の結果、冤罪と認定されて無罪になることはありますね。

【存在しないこと】を立証するのは難しく、「悪魔の証明」ですよね。

 一応、「蟲毒・呪詛」に関するものはなかったことを示すために、押収した証拠品を傍聴人に見せることは考えています。ですが、身内が身内を裁くから、それに説得力があるのでしょうか? 逆に、「蟲毒・呪詛」を立証するなら、拷問にかけて自白を取れば済むことですが。説得力のある案があれば、ご教示いただけないでしょうか?

ただ、リンク先のスレッドでも書いたのですが、話がどれもこれも「ご都合主義」になりそうなのと、書くこと自体が恥ずかしいので、書こうか、書くまいかの気持ちが、半々です。

上記の回答(真犯人の居ない(事件自体が起きていない)冤罪事件の立証方法は?の返信)

投稿者 手塚満 : 2

事件が起こそうとしていない証明が難しいなら、事件を起こしてしまう手があります。ただし、疑われた事件と別の事件になってしまうというものです。

例えば、

1. 主人公が行おうとしたコオロギ賭博で、主人公はせっかくだからと闘技場をそれらしくデザインした(主人公はどこかで見たデザインとおぼろげに思っている)。
2. 虫を隠し持つ主人公に蟲毒か呪詛の疑いがかかり、部屋/賭場を調べられる。
3. 闘技場が見つかり、魔方陣と疑われる。
4. 取調官の調査で、古文書からよく似た魔法陣が見つかるが(1の主人公の記憶の原因)、「二匹の虫を戦わせると」以外がかすれて読めない。
5. そうなってはマズいと大騒ぎになるが「二匹の虫が戦う」アクシデントになる(たぶん、スラップスティック調で話を運ぶのがやりやすい)。
6. 魔法陣+虫バトルで魔法発動するが、すごくしょうもない効果しかない(「お誕生日、めおめでとう!」の文字が浮かび上がるとか)。
7. 「なんだよ、サプライズの準備だったか」で多少のお小言をもらい、読めなかった古文書の補完を褒められてお仕舞。
(8. 主人公はコオロギ賭博がバレなくてホッとするし、引き続きコオロギ飼っても疑う人はいない。)

といった感じです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 真犯人の居ない(事件自体が起きていない)冤罪事件の立証方法は?

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