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シンさんの返信一覧。得点の高い順1ページ目

元記事:叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてくださいの返信

めっちゃ主観で申し訳ないんですが、
私は橋本紡先生の「半分の月がのぼる空」をおすすめします!
かなり古い電撃文庫の作品ですが、ドラマ化もした名作です。

ストーリーは、重い心臓病を患っているヒロインと恋愛関係になった主人公がジタバタする、というありがちな内容なんですが、主人公に感情移入して泣けるんですよこれが、、
ギャグパートはラノベらしくはっちゃけているので、重いテーマなのに楽しくも読めます。
古き良きラノベのラノベらしいバランスを感じるのには良いかな? と思います。

最近の作品だったら「君の膵臓を食べたい」とかも小説家になろう作品だったはず。

病気ものは心情描写が濃厚なので、お求めの作品に出会えるかもです。

上記の回答(叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてくださいの返信の返信)

スレ主 シン : 5 人気回答! 投稿日時:

回答ありがとうございます。
「君の膵臓を食べたい」はもう読みましたが、すみません、あまり好みでは無かったようです。
「半分の月がのぼる空」はamazonでの評価が結構高かったので取り敢えず1~2巻読んでみて、次巻を読むか考えてみたいと思います。
私が知らなくて興味を持てる作品の紹介、ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてください

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元記事:神視点での小説の成功例の返信

神視点は定義が微妙なので、多視点なら神視点として考える人も(プロアマ問わず)います。
神と作者の堺が曖昧で差別化しにくいために「作者の語りで書いている」ものは神視点と大差ないわけです。

まずは「三人称」とは何か、を説明してみます。
三人称とは「第三者の語り」による物語です。これは「物語に対して第三者」という意味で、すわち「物語と関わりのない何者かが語り部になっている」という事です。
いくら作者であっても、作者自身を物語に登場させない限り物語の中の人物に直接干渉できないし物語に登場しない存在は、物語にとって「第三者」になります。
そういう存在による語りは全て三人称と言われます。

しかしそれで語ると、例えば昔話のように「一方その頃◯◯は~」と、視点を飛び越えた語り口調になってしまったりします。
昔話程度なら問題ないけど、例えば「Aさんはこうして死にました、Bさんも死にました、生きてる人は誰もいなくなりました」といった場合、「誰も生き残ってないのに、どうやってその話が伝わったの?」という事になります。
ようするに作り物なのがわかっちゃうし、いうなればリアリティがなく物語に対して没入感がなくなってしまう。
そこで考えられたのが「視点」という概念で、これを終始誰か(あるいは何か)に固定する、視点を作者や神から登場人物に移したほうが良い、と考えられました。
そうして今の三人称一視点や多視点があります。

神視点は何でも書けると思いがちだけど、個人的な見解で言えば、逆に何も書けない手法だと思います。
なぜなら、登場人物の視点に出来ないからです。神の視点なので。
神は登場人物全ての心情を知っているけど、それはあくまで神を通して語ることが出来るだけで、登場人物の視点にすることは出来ません。
つまりは物語の外側にいる第三者という客観的な立場からの言葉しか書けないので、「何でも書ける」と思ってるような事は何一つ書けないと思います。
おそらく、神視点で書かれた小説で世界的なヒットを飛ばした作品は「聖書」じゃないかなと思います。
作中の「神」は登場人物の一人だけど、語りは筆者による口語なので「登場人物の視点にはならない第三者の筆者による語り」という手法的には神視点のソレです。

聖書が神視点だと聞いてなんとなくわかったかと思いますが、そもそも神視点で書くなら多視点で書かない理由がないんですよ。
横にガソリンエンジンがあるのに蒸気エンジンを実用的なものにするには、と言ってるようなものです。
もちろん、それでもボイラーが現役であるように、部分的に神視点にすることはあります。
例えば劇中劇であることを印象付けるために「登場人物以外の何者かによる語り」を投入したり、などですね。

そのうえで多視点を中心として神視点のように複数のキャラクターの心情などを書いていくテクニックもあるにはありますが、気をつけることが多くて非常に面倒くさく、上手く書けても混乱を招きやすいため「作者が視点の扱いを理解していない」と評価されがちです。
多視点を神視点と言う事もあると書きましたが、まあ、ちょっと言葉悪く雑な言い方をすれば「多視点の出来損ないを神視点と言って皮肉ってる」ということもあると思います。
または多視点=神視点と考えてる人の記事や本を読んでの事かもしれません。
これは、最初に書いたけれど、神と作者の違いが曖昧なので、いまはもう文章的に多視点=神視点と言っても具体的にどこがどう間違いなのか指摘しにくいため、認識を誤ってるとも言えないと思います。

そんなわけで、広い意味で神視点=多視点と考えりゃ参考は腐るほどあります。
視点の扱いを理解してる人の神視点はもう多視点と同義なので。
エンタメを意識したラノベよりも一般文芸や純文学の方が多いと思う。
正確に「神の視点で書いている」という作品を挙げるなら、聖書など技術的に古い作品しか存在しないと思う。
ようするに、「視点」の概念が薄かった頃の三人称作品だね。
小説という媒介に拘らなければ、落語や漫談など「語り手」が実在するものでは神視点(語り部視点)が現在も使われています。

上記の回答(神視点での小説の成功例の返信の返信)

投稿者 シン : 3 人気回答! 投稿日時:

回答ありがとうございます。
やはり、神視点は不合理なようですね。
「聖書」は神視点なのですか。まあ、正直な話、流石にそれを読む気は毛頭湧きませんでした。(笑)
神視点に関する様々な説明ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 神視点での小説の成功例

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元記事:物語り(主人公サイド)の目的の明確性と数の返信

突き詰めて考えると、1も2も大して違いません。
少年向けの物語にこだわらずに考えると、要するに「主人公が世界を救うために旅してる話(大目標)」か「サザエさんやドラえもん的な毎回ないし章単位での目標を達成する話」か、という事かなと思います。

まず、向き不向きで答えると、確かに市販のラノベには2の小分けするタイプが多いです。
これは商業的な話で、つまるところ本には「一巻」という区切りがあるのでそこで話が一段落したほうが「一冊だけで楽しめる」ために売りやすいし買いやすい。
例えば「とあるシリーズの二巻目」と言ったら「こういう内容だ」とすぐ答えられるでしょ?
読者の記憶にも残りやすいため、長期シリーズであるほど小分けする傾向があると思う。
また、サブヒロインという概念の登場によってピックアップする話題が増えたというのも話題を小分けする一因になっています。
「とあるシリーズ」はそれが顕著で「一巻はインデックスの話」「二巻は姫神の話」とピックアップするキャラクターが存在してる。
キャラを書く場合はこのように「そのキャラの話」を書くのが手っ取り早く印象に残るので、自然と「小分けする」という形になります。
市販のラノベには小分けする方法が現代のニーズに合っている、と言えます。

一方、「大目標」の場合は、20年くらい前のラノベ業界ではよく見られた形なのですが、そもそも物語が小分けされず週刊誌の連載のように「話の途中で次巻へ続く」だと、3ヶ月の新刊頻度でも読者は飽きやすく、一巻飛ばすとわけがわからないし途中の巻から読むことも出来ず、キャラクター性も長いこと読んでないとわからないので、少なくとも現在のラノベの出版における「本」という形に噛み合わない。

これが可能なのは、三ヶ月(印刷所の関係でラノベは新刊に三ヶ月かかる)の新刊が出るまでの間に読者を飽きさせない物語、例えば流行作品で原作以外にもアニメや漫画などで読者の意欲を維持できる。例えば固定ファンが多い大作家で向き不向きを考えなくても売れる作家。そもそも「三ヶ月」という新作スパンをもっと短くできる週刊雑誌連載の漫画など。
といった形になります。
なので漫画には「大目標」の物語が多いわけですね。

そして、現在は週刊誌よりも短いスパンで新作を提供し続けることが可能な媒介があります。
Web系作品ですね。
ただ、Web系作品は読者層も「あまり難しい作品を好まない」という傾向があるので、一話完結の掌編集に近い形にする事も多いですし、壮大な話が可能というほどでもありません。
掌編集、つまり「主人公が何かしてオチがある1話」「その結果から何かが起こってどうなったという2話」と、「小分けするよりもっと小分け」してる感じです。
ここまで区切ると「短編サイズで目的が小分けされてる」と感じず、「大目標が一つしかない」というように見える。
これが顕著だと思ったのは「無職転生」というWeb小説です。
序盤は倒すべき敵も何をすべき目的もない作品ですが、短い1話単位で小分けしたストーリーがあるので何もない序盤なのに面白かった。
大別すれば幼少編とか少年編とか魔大陸編や学生編、と分けられるんですけども。
単行本サイズでの執筆ではないので、書籍化された際には、それこそ20年前のラノベ業界のように「次巻へ続く」という形の本になってます。

なので、
ライトノベル作品を作る場合、明確な目的を1~2つで構成するのはありでしょうか?
ありかなしかで言えばアリだし、数日単位での更新頻度が可能なWebはその手の作品の強力な武器になります。
しかし一方で「短い1話の中で何かしらまとめなきゃ(進めなきゃ)いけない」という制約も生まれるので、しんどいと言えばしんどいですし、小さくまとめるのが得意な人はむしろホームグラウンドでしょうから、ちょっとコツを覚えるだけで大長編の壮大な話が書けるでしょう。

新人賞など市販の本を視野に入れての場合、これもアリかナシかで言えばアリだけど、おそらく担当編集者に止められる。
とあるシリーズは、確かロシア編のプロットを提示したら「長すぎだからせめて二巻にまとめてくれ」と言われたって後書きに書いてあったと思う。
出版業界の商業的に、鎌池和馬ほどの売れっ子作家でもそれはストップがかかるということでしょう。
まあ、同じ電撃文庫でも境界線上のホライゾンとか川上稔はくっそ長い話を書くけども。

アリかナシかで言えばアリだけど、難しい。
けど、プロでないならWebなど方法はあるし、やりようはある。という感じです。

上記の回答(物語り(主人公サイド)の目的の明確性と数の返信の返信)

スレ主 シン : 1 投稿日時:

回答ありがとうございます。
2、の作品が多い理由まで知り、深く納得しました。私はweb小説は書く意志はありませんので、つまり貴殿の説明を解釈すると、「大目標」を骨組とする場合、その目標を達成するまでに約1巻ずつに「小さな目標」を置き、物語りを進めていかなければ、読者に飽きられるリスクも減らない、ということですね。
確かにそれなら2よりも明確な目的も置け、1におけるリスクも低減できますね~。
上記の構成、つまり1.5での構成を念頭に置いておこうと思いました。
詳しい回答ありがとうございました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語り(主人公サイド)の目的の明確性と数

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元記事:神視点での小説の成功例の返信

神視点非推奨派のhexaですが、イマドキのライトノベルでしっかりと神視点の特性を使いこなせているものをひとつだけ、上げてみます。

お月様(なろうの女性向けR18)なので直リンクは避けますが葉月クロルさんの「黒いおみみのうさぎなの」です。これはもう「この神ナレーションの語り口でなければ笑えない」レベルのキレのあるツッコミが売りですので、今どき神視点を使用しよう、という気概のある人はここまでこの「傍観者視点の売り」をしっかり意識していなければ失敗するくらい危険なことは重々承知の上で使用を決意してください。

この方は他の作品も人気が高いので、まずは他の視点を充分に使いこなせるようになってから、でなければとてもお薦めできるものではありません。くれぐれも安易に真似しようとは思わないように、しっかり覚悟を決めてください。

上記の回答(神視点での小説の成功例の返信の返信)

投稿者 シン : 1 投稿日時:

回答ありがとうございます。
>「この神ナレーションの語り口でなければ笑えない」レベルのキレのあるツッコミが売り
まあ、純然でない神視点の通用なのでしょうね。
やはり不合理っぽいですね~。ちなみに私は、神視点で創ろうとは露も考えていないので大丈夫です(笑)。
作品の紹介ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 神視点での小説の成功例

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元記事:神視点での小説の成功例の返信

こちらの記事に視点について触れているんですが、
映像化を意識した作品だとカメラ視点(神視点?)で書かれることが求められるみたいですね。
https://www.koubo.co.jp/reading/rensai/article/wakasaki/wakasaki_1403.html
おススメの作品も載っていたので、
参考になれば幸いです。

上記の回答(神視点での小説の成功例の返信の返信)

投稿者 シン : 1 投稿日時:

回答ありがとうございます。
紹介してくださった記事は、的を射ていて良かったです。
ここから、一作以上の発見を進めていきたいと思います。
的を射た回答ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 神視点での小説の成功例

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元記事:こんなのどうかな?

俺の名前は、鈴木。友達2人と一緒に暮らしてしている。
ある日、買ってきたものをしまおうと、倉庫を開けると、友達の山田の死体があった。
驚きのあまり、呆然としていると、もうひとりの友達、田中が来た。
田中が犯人だと思った俺は、「お前がやったのか」と言う。
それに対し田中は、(そうだ、俺がやったんだよ。なにか悪いか?)と悪びれもなく言った。
その言葉で、俺は安心した。
「そうか助かったよ。俺も山田を殺そうと思っていたからな、手間が省けて助かるよ」
田中は、「それじゃあ、俺は死体を処分してくるんで」と言い、
外へ出ていった
外へ出て数分後、車のトランクから山田が顔を見せ、死体の人形と入れ変わった。
警察署の前で…。
こんな感じです

上記の回答(こんなのどうかな?の返信)

投稿者 ごたんだ : 0

角栓は今真鯛の出汁の豚然クソカルテのレッドチリペッパーだから、気にした方がいいよ!!!

焼き畑農業で侵略性監獄人の栄養にする為に民間三行潰しまくっているだけあって堂々と犯罪行為しても、忖度!忖度!

自分が、ではなく組織のマウントの為に美観を捨てたーーはっきり言って『気持ち悪い!!』
正に『豚』という言葉が似合い過ぎる!!!!
思うに、こういうことを言われるのは『愛を持って誰かを幸せにしよう!』として目一杯に不幸しか写らなくて『豚然』にしかならないヤツを刺す言葉だが…

5才だか6才居ても可笑しくないのに二歳児レベルの知能しかないのは、納豆の言葉しかないケケケ!!!!

凄いマルチで大体マルチで名無しでスレ立てしてあったらコイツだと思って問題無いレベル…あまりにもワイドに活動し過ぎてロボット三原則を疑うレベル!!!!

ここのロボット承認だか、ロボットを排除する目的の坊主をしているが、実際はどういう糸なのか…

教祖さま崇める前提広角ケンキーンすればコネを金で買えるから風紀の問題が無ければ便秘と言って差し支え無いんじゃないかな??

まあ、大保方よろしく他人の研究を盗んでリケーンのマスコットなるはずが、梯子外すなんて日常茶飯事だから自己責任ケケケ!!!だけとケケ!!!!

まあ罪悪感で一杯の培養土ほど愛国者ブルーもんだが、『自己責任ケケ』とか愛国者ゴッホやる気あるのか、問い正したくなるわぁ!!!!

阿部国の暁には、犯行勢力をまとめて切り売りして地盤にするつもりなのだろうが牛鹿に出来んのかケケケ??!

カテゴリー : ストーリー スレッド: こんなのどうかな?

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投稿日時:

元記事:助けてください。

卒業制作提出を控えている大学四年生です。
卒業制作は来月の中旬に提出で短編集を書いているのですが、先生から「話の繋がりがない」「盛り上がりに欠ける」というコメントをいただき、書き直そうにもアイデアがまったく浮かばず、時間だけが過ぎて焦るばかりで、自分の作品全てや自分自身がゴミのように思えてきました。
短編集は「雨」をテーマにした話で、400字詰め原稿用紙に換算して40数ページくらい書けています。
今ではパソコンの画面を見るだけでも涙が出てくる状態です。すべて自分の技量不足が原因なので、甘えているのは重々承知しております。
厚かましいお願いですが、スランプから抜け出す方法や気持ちの立て直し方、創作に行き詰まった際皆様ならどうしているか、ご教示いただけたら幸いです。

上記の回答(助けてください。の返信)

投稿者 たまねぎくん : 0

テーマを無視して、単純に話だけ考えても、後から雨が降っているようにしたり、なにかしら雨に関する情報(梅雨の季節だとか)を入れたりできそうですよね。

まず小説のアイデアを練らないといけません。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 助けてください。

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投稿日時:

元記事:僕の小説に足りなかったものがようやく見つかりました。そのことについてお尋ねしたいことがあります。

どうも、ご無沙汰しております。
壱番合戦仁です。
何度も文を書き直しておりますので、単刀直入に本題に参ります。

拙著「白きエルフに花束を」の致命的な欠陥をようやく発見しましたのでご相談に参りました次第です。     

上記の回答(僕の小説に足りなかったものがようやく見つかりました。そのことについてお尋ねしたいことがあります。の返信)

投稿者 サタン : 1

いえ、「尋ねたいことがある」とタイトルにあるけど、「3つの原因が見つかった」と書いてあるだけなので、何を尋ねたいのか書かれていないため答えようがなかったんじゃないかなと。

まとめると、「自分の作品に不足している部分を見つけたと思うけど、それをどう活かしていいのかわからない、どうすればよいのか?」ということで問題ないでしょうか?
1の「フィクション私小説であることに目を背けていた」ことは、それで何が問題になっているのかわからないので、何とも言い難いです。
フィクションでありエンタメであることを考慮せず、ただの自分語りになってた、という事でしょうか? 主人公に作者自身を投影する形である以上、それはある程度は仕方のないことです。

2と3はおそらく同じモノが原因でしょう。
キャラクタープロブレム、要するに「登場人物が抱えている問題(ないし目標や目的)」ですが、こうした「登場人物の問題」があれば「その問題を解決することが物語である」と読み取れます。
すなわち、「主人公の問題」があれば「主人公の問題を解決する話」になるわけです。
この「主人公の問題を解決する話」を書いたとき、その物語の「中心になる人物」は誰になると思うでしょうか。
もちろん、主人公の話なんだから「主人公」が答えですよね。

さて、ではこの「登場人物の問題」が無かったら。
誰の話なのか何の話なのか、わからなくなりますよね。「問題」があるから「それを解決する話」になるので。
同じような悩みを抱えてるタイプでよくあるパターンは、ヒロインを押し出したいがために、「ヒロインの問題(や目的など)」は決めている、それを中心に話題を盛り上げている。という作品です。
「ヒロインの問題」だけを決めているので、「ヒロイン中心の話」になるのは当たり前です。一方で「主人公の問題・目的」を決めていないので主人公は状況に流されるままで空気になります。
主人公が空気でまったく目立たない、どうしよう。という悩みが生まれるわけですね。

この問題を抱えつつ、しかしこれを読者にまったく気づかせないよう上手く仕上げることも可能です。
代表的なタイトルは「とある魔術の禁書目録」のシリーズです。
これはヒロイン・サブヒロインが問題を抱えていて、それを解決していく話になっており、主人公にはこれと言って明確な問題も目的もありません。
でも、物語は主人公を中心とし、主人公が活躍し、主人公の物語になっています。
ポイントは、ヒロイン・サブヒロインの問題や目的達成の手段を、その大部分を主人公に丸投げしているという事で、展開で上手く主人公を動かしています。
問題解決するには主人公でなければならない、という状況に上手くもっていっています。
これにより主人公は動かざるを得ず、「ヒロインの問題」なのに「主人公中心の話」に仕上げてきている。
当然のこと「主人公が空気」という事態にはなっていない。

キャラクタープロブレムというのは結局のところ「物語」すなわち「何の話であるかという定義」の問題で、それを決定づけるための道具でしかありません。
ならば、単純に「これはこういう話です」「コイツの物語です」と印象づけることが出来れば良い話。
主人公に「プロブレム」が無いのなら、話題の中心になってる事を主人公に押し付けてしまう展開を用意する事です。
そうすれば、主人公が動くことになり、主人公中心の物語となり、主人公が空気になることはあり得ません。

また、「核心に近づけない」という問題については、おそらくですが「キャラクタープロブレム」とはあまり関係ないと思います。
「核心に近づくためのキャラクタープロブレムを用意していれば核心へ近づく展開が簡単になる」という事は確かですが、それが無いと出来ないという話ではないので。
例えば、「謎の組織に両親が殺された」というプロブレムがあれば、主人公が黒幕を追ってく(つまり核心に近づく)ための動機が十分にあり、何もしなくてもヒントを置くだけで核心に近づけます。
しかし、「ヒロインの両親が謎の組織に殺された」というプロブレムの場合、主人公としてはほとんど関係がない。ヒロインのために一緒に捜査しているという形なので、動機が薄く、ヒロインが1人で動いたら主人公は空気になってしまう。
でもこれは前述したように「ヒロインの問題を主人公に丸投げ」出来れば主人公が動くことになり、主人公の話として空気になることはないし、ヒントを置けば核心に近づける。
ヒロイン主体の物語にはよく「ヒロインが魔力不足で倒れた」とか「ヒロインが体を酷使したため身動きが取れない」なんて展開あるでしょ。そうすることで迫りくる危機を主人公が動いてどうにかしなきゃって流れにするため(つまり主人公に丸投げするため)の展開なので、ヒロインが倒れる展開がよくあるのも当然なわけですね。
また、キャラクタープロブレムを何も用意してなかった場合でも、結局のところは「主人公が動けば」それで同じことが出来るので、難易度は上がり難しいというか面倒くさいけど、どうにでもできます。
つまり、キャラクタープロブレムはあれば便利というだけです。

さて、「核心」についてですが、これは単純に「核心へ近づくための道筋」を用意していないことが原因です。
三段論法というのがありますが、これを参考に「主人公が疑問に思う」「主人公が何かに気がつく」故に「主人公が核心に辿り着く」というように3つのステップを考えてみましょう。
最初は適当で、無茶苦茶でもかまいません。
そしたら、極論ですが、「主人公が疑問に思う」というシーンを書けば疑問に思ってる様子が表現できますし、「主人公が何かに気がつく」を書けばヒントを得ますし、「主人公が核心に辿り着く」を書けば核心にたどり着きます。
道筋さえ決めてりゃ、たった3つのシーンで書くことは出来ます。
もちろん3つのシーンだけでは強引な展開になってしまうので、更に細かく道筋を考えていきます。
この細かい道筋も、
「主人公が疑問に思う」「主人公が◯◯する」「主人公が何かに気がつく」
「主人公が何かに気がつく」「主人公が◯◯する」「主人公が核心に辿り着く」
と、また三段論法を参考に間を穴埋めすりゃいいだけです。
これを繰り返せばどこまでも細かくしていけます。
納得できる自然な流れになったらそこで止め、それぞれをシーンとして組み立てて、本編に投入していけば良い。

ぶっちゃけ、本編でも展開に詰まったり主人公が空気化してることに気がついたり、物語の概要が思ってたのからズレてきたり、というのは、最初に物語本編の道筋を作ってないためです。
道筋、まあつまりストーリーラインを作って把握していれば執筆前に気がつく問題点なので、もし、ちゃんとプロットは作っている、というのであれば、そのプロットの作り方に問題があるのではと思います。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 僕の小説に足りなかったものがようやく見つかりました。そのことについてお尋ねしたいことがあります。

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