小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

のんさんの返信一覧。最新の投稿順7ページ目

元記事:ミスリードについての返信

ミスリードでしたら生徒会の一存の葵せきな氏がやっていましたね。
主人公たちが旧生徒会メンバーの日記帳を見つけて読み、書き手の「僕」に対してツッコミを入れていきます。
日記だけ読んでいくと「僕」は男のように思えますが、実はボクっ娘だったと最後に判明します。
ネタバレになるので名前は伏せますが、最近のラノベですと敵Aと敵Bが連絡を取り合っているシーンを何度か描かれますが、その中に一度だけ敵Aと敵C(黒幕)が連絡を取り合っているシーンが入っています。この敵Cは既に登場していて、ラストで黒幕だったと判明します。「あの時敵Aが喋っていたのはBじゃなくてCだったのか!」っていうタイプです。

上記の回答(ミスリードについての返信の返信)

スレ主 のん : 0 投稿日時:

 生徒会の一存のそのお話は読んだことがないのですが、彼の作品はノリが安定していますので目に浮かぶようです。
 コメディタッチなゆるいミスリードというのも、良いものですね。ネタが思い付き次第、挑戦してみようと思います。

▼敵Aと敵Bが連絡を取り合っているシーンを何度か描かれます

 隠れ蓑たる「お約束」を自分の手で作り出すのですか。考えてもみませんでした。
 確かに、その方法でしたら幾らでも応用がききそうですし、言われてみれば納得なのですが。衝撃的です。

 貴重なご意見ありがとうございます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ミスリードについて

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元記事:ミスリードについての返信

マジシャンが観客の前でポケットに手を入れたとします。
観客は当然、ポケットから何を取り出すのだろう、と注意しますよね? しかし、マジシャンが取り出したのは何でもないハンカチ。それで額の汗を拭きます。
そして、トークなり軽いパフォーマンスなりを進めつつ、ハンカチをポケットに戻します。で、再びポケットから手を出した時に、何かを隠し持っているんです。

そんな寸法。

まあ、文章でこう説明してしまうと見え見えかもしれませんが、実際に目の前でやる一連の自然な動作の中だと、けっこう気づかれないものらしいです。
ポケットにハンカチを「入れる」という行為が、同時に何かを「出す」という行為を兼ねているということが、盲点になるんですね。

こういう呼吸を小説に応用するなら、どんなことが考えられるか? です。

例えば。
やや極端かもしれませんが、『名探偵コナン』の毛利蘭が実はコナンくんを狙う組織の大物だったという大ドンデン返しは、成立するでしょうか?
少なくともそのままやったらまったく成立しないのは、考えるまでもなくお分かりと思います。意外すぎて視聴者が納得してくれないのが目に見えているからです。

読者の予想は裏切れ。しかし、期待は裏切るな。

これはエンタメ・ストーリーの大鉄則ですが、これにも反しています。蘭がいずれコナンくんの正体を知るにせよ知らずに終わるにせよ、視聴者の大半は彼女の幸せな前途を期待していると思われるからです。そういうキャラとして作られているんですね。

長く続いて人気の定着した作品の場合、主要キャラの設定を安易に変更するのはマズイのです。
では、これから新規に作る物語に、蘭のようなメイン・ヒロインを登場させる場合はどうでしょう?
他の方が指摘されているように、ラノベやアニメではテンプレの力を利用して似たような印象のキャラを作るのは、わりと容易にできます。
そういうヒロインが実は黒幕だったというオチは成立可能だと思うのですが、難易度は高そうです。読者に好感を持たれたヒロインを悪役にするのは「期待を裏切るな」に反しますし、好感を持たれないヒロインでは意味がありません。そういうところに手を突っ込んだトリックは、アンフェアという印象も与えやすいのです。

そこで、やるならば伏線が重要ということになります。
要は「意外な結末」と「読者(視聴者)が納得してくれる」ということが両立すればよいわけなので、そういう誘導をするのは伏線が大きなポイントになると思われます。

ところがミスリードがらみの伏線というのは、やっかいなものなんですね。
伏線が目立ちすぎるとオチが見え見えになってしまう。かと言ってぼかしすぎると読み過ごされてしまって伏線として機能しない。そういうジレンマがあるからです。
それを回避する方法はいくつか考えられますが、一つの手として、

・伏線に2つの意味を持たせる。

というのがあります。マジシャンがポケットに手を入れる時、「何かをしまう」「何かを取り出す」という2つを兼ねているのと同じです。前者はダミーで、真の目的である後者を隠しているんですね。

新作の場合、もとより序盤で主要キャラの魅力を読者に印象づける必要があります。その方法としては説明や外見描写よりもエピソードを用いる方がよく、やや大袈裟にやってもそれほど不自然に見えません。
別にミスリードを狙っていなくても序盤にそういうエピソードが必ずあるはずなので、目立ってかまわないんですね。むしろ目立つように書くのが当然。
そこに、仕掛けにつながる伏線を潜まてみるのはどうでしょう?

上に書いたことは、あくまで一例に過ぎません。
『名探偵コナン』のような人気作品に登場する、悪役化が不可能と思えるキャラ。もしそういうキャラを悪役にするドンデン返しを作れという無理難題を命じられたらどんなやり方が考えられるか? そんなことをあれこれ思考実験してみるのは、けっこう良い課題になるのではないかと思います。

上記の回答(ミスリードについての返信の返信)

スレ主 のん : 0 投稿日時:

▼伏線に2つの意味を持たせる。

 どんでん返しは終盤で事態がひっくり返るのが常だと思います。しかし、伏線に2つの意味を待たせ、そこを分岐とすれば。終盤の手前から、伏線を起点に事態をひっくり返すことが出来ますね。クライマックスがよりいっそう盛り上がりそうです!

▼悪役化が不可能と思えるキャラを悪役にするドンデン返し

 本家の方では当然悪役にする気などないでしょうし、味方一直線で難しいですね。良い修業になりそうです。

 貴重なご意見ありがとうございます。
 

カテゴリー : ストーリー スレッド: ミスリードについて

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元記事:ミスリードについての返信

お役に立てれば幸いです。
と、ちょっと文章がおかしかったので訂正です。

敵Aが謎の幹部らしき人間と電話でやり取りするシーンが劇中に何度か挿入されます。敵の幹部にBが登場。連絡を取っていたのはこの人間だと判明します。
が、実は最初の一回だけは敵Cと連絡を取っていました。当然別人なのでBとは口調が違いますが、二回目以降は全部Bなので読者は気づかず騙されるか、気づいてもCの正体や意図まではわかりません。
実はCは味方側に潜り込んでいるスパイで、チョイ役で一回だけ登場しています。ラストでCが黒幕だったと判明するので、Aが連絡を取るシーンはCが敵だったと暗示する伏線というオチでした。

また別の話になりますが、親友同士のAとBがとある場所で魔剣を発見します。この魔剣は手にした者を狂わせる危険なものですが二人は知りません。
魔剣に近づくA。次の瞬間、画面が切り替わりBの最期が描写されます。
A「あの時感じた狂気は魔剣のせいだったのか? オレは、オレはBをこの手で……!」
という台詞で終わります。
これだけ見ると魔剣を手にしたAがBを殺したように見えますが、実は魔剣を手にしたのはBでした。なのでAの台詞は、正しくはこうなります。
A「あの時感じた(Bの)狂気は魔剣のせいだったのか? (襲い掛かってきたとはいえ)オレは、オレはBをこの手で……!」
となります。狂ったBから身を守るために反撃してしまい、殺してしまったというのが真相でした。

上記の回答(ミスリードについての返信の返信)

スレ主 のん : 0 投稿日時:

 最初に伏線をひき、後からパターンを作ったのですか。間に挟むより想起しやすく、違和感も持たれにくそうですね。
 反対に、勘違いさせる要素を出してから更に含みを持たせておいて、後で裏切る。との方法も、バランス調整が難しく不安ではありますが、そのぶん破壊力もましそうです。精進あるのみですね。

 貴重なご意見ありがとうございます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ミスリードについて

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元記事:分岐というより、ダミーの狙いを目立たせて、本当の狙いを隠す感じかな

分岐というより……。

小説を読んだりアニメを観たりしていて、「これは何かの伏線だな」と思ったこと、ありませんか?
そう思われてもかまわない伏線もありますが、ミスリードがらみだと少々まずいわけです。簡単にネタを読まれてしまいますから。
なので、そこをいかに気づかれないようにするかという工夫です。

例えば普段は控えめなキャラが、親友が理不尽な目にあっているのを見てムキになって怒ったとします。そういうのは本当は芯が強い真っ直ぐな性格とか、友達想いとか、性格の良さを印象づけるエピソードとしてわりに使われるんじゃないかと思うんですね。なので多少大袈裟にやってもそれほど不自然に見えないことが期待できるし、そのキャラへの読者の好感度もアップするという一石二鳥。
ところが、そのキャラには実はひた隠しにしたい秘密があって、親友の窮状が偶然それに触れていたから思わずムキになってしまったというのが真相だった。そんな感じの段取りです。

上記の回答(分岐というより、ダミーの狙いを目立たせて、本当の狙いを隠す感じかなの返信)

スレ主 のん : 0 投稿日時:

 本来の意図に気付かれないようダミーも含ませるのなら、伏線ごと目立たせてダミーの裏側にまで目がいかないようにしてしまおう。と思ったのです。

 あまくさ様が用いられたマジシャンの例をお借りしますと、【ポケットからハンカチを出し、仕舞うまで】を伏線と捉えている状況です。【ポケットから出す】がダミーで、【ポケットに仕舞う】が本来の意図ですね。
 卵が先か鶏が先かのようなパラドックスが生まれそうですが、様はダミーにより注目を集めたいと思っただけです。

 あまくさ様は【ポケットに仕舞う】をダミーに、仕舞いながら同時に【取り出す】を本来の意図と定めているのですよね。
 この方法ですと、【ポケットに仕舞うと同時にこっそり取り出す】までが伏線となりますので、伏線自体も目立つことはありません。一度引っ掛かったことが有る人でもなければ、本来の意図までは到底気付けないでしょう。
 ですが、どんでん返しの伏線は、想起できなければ意味がありません。伏線自体も、ある程度は目立って良いと思うのです。

 分岐と表しましたのも、2つの意味のうちどちらを取るかで、物語の相貌が反転するようにしようと思いまして。
 そんなターニングポイント染みたものを伏線と呼べるかは私も疑問ですが......。良いこと思い付いたと舞い上がり、ズレたことを言ってすみません。

 分かりやすい例までありがとうございます。お約束を隠れ蓑にと言っても、そう簡単なものではなかったので助かりました。
 貴重なご意見ありがとうございます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ミスリードについて

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元記事:参考作品を読めない謎のメンタルブロック

前回質問した直後に引越しの諸手続きに追われて自分が書き込んだ事を失念しておりました。解答いただいた方にお礼ができずに申し訳ございません。

本日の相談なのですが、初めてライトノベルを書くにあたって、参考として先日誰もが知る代表的なラノベを1冊買ってみました。しかし、どういう訳か心理的に謎のブロックがあり、中々読み進められません。
「読んだら負け」みたいな謎の対抗意識が湧いてきます。イマドキな単語や文体を読み進めていくと「オタクが文豪ぶりやがって」と、全くのブーメランな感想を抱いてしまい、嫌悪感から読むのを止めてしまいます。
人間的に非常に浅はかな状態だとは思いますが、自分では上手く処理できません。
私の場合は極端な例ですが、物書きであれば多少は他者の作品に似たような感情を抱く事も無くはないのではと思い、質問させていただきました。

どうすれば、他人の作品を読めるようになるのでしょうか。

上記の回答(参考作品を読めない謎のメンタルブロックの返信)

投稿者 のん : 1 投稿日時:

 そういう時は評論家にでもなったつもりでいきましょう。どんな名作だろうと、心の中で貶すぶんには問題ありません。
 自分だったらこの言葉を選ぶ。自分だったらこの展開にする。自分だったらこんなキャラは出さない。
 そんな風に思うのでしたら、実際その通りに書いてみれば良いのです。暫くしてから読み返してみて下さい。それで面白い物が出来上がっていればよし、ダメなら面白くない部分を分析しましょう。読み比べるのも良いかもしれません。

 また、購入されたライトノベルのレビューを読んでみるのも良いかと思います。ファンの方は大絶賛されているでしょうし、アンチの方は親の仇かというほど酷評しているかもですが。そういった極端なレビューは読み流して、まあまあと評している方に注目すれば、嫌悪感もあまり湧かないはずです。

 後は「読まない」ですかね。
 ライトノベルを書くからといって、ライトノベルを読まなければいけない訳ではありません。良いことなのは確かですが。
 先ずは、興味をもった漫画やアニメ、映画などから始めては如何でしょうか。技を盗もうと思って見ていると、新たな発見がありますよ。

 参考になりましたら幸いです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 参考作品を読めない謎のメンタルブロック

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元記事:ライトノベルにおける子ども・女性キャラクターの筋力描写について

お世話になっております。

狩猟や戦闘描写のあるライトノベルに挑戦しており、子どもや女性キャラクターも狩りや戦いに参加します。

小説の世界観は以下のような設定にしています。
・刀や弓の製造に関しては、室町時代程度の技術力
・銃はまだ浸透していない
・魔法などの超常的な力は存在しない

このような世界観で、子どもや女性が、
①長弓を当たり前に使いこなす
②長弓で鹿や猪などの大型動物を仕留められる
③大剣やハルバードなどをぶん回す
④ハンマーで大岩を砕く
といった描写があったとき、やはり「そんなの無理だ」と興醒めされてしまうでしょうか?

以前、別の小説批評サイトにてこのような設定のライトノベルを投稿した際、「女性や子どもの筋力でそんなことはできない。魔法がない世界観で、事前に『強化人間などで筋力増強されている』などの描写がないのに、体格に不釣り合いな武器を持たせたり、異常な腕力があったりするのはおかしい」との評価を多数頂き、小説云々以前の問題だとの指摘を受けました。

「そういう世界観」ということで説明できないかと思ったのですが、皆様はどうお考えでしょうか?
魔法がない世界観にする限り、このような戦闘描写をしたいのなら、筋肉隆々のキャラクターしか登場させられなくなってしまうのでしょうか…?

アドバイスいただけると嬉しいです。

上記の回答(ライトノベルにおける子ども・女性キャラクターの筋力描写についての返信)

投稿者 手塚満 : 0

リアル寄りならリアルから類推できる描写、設定でないと分からなくなり、分からないから楽しめない、という現象かもしれません。以下、少し説明してみます。

1.キャラの常識外の行動は作中の常識となる

小柄でスリムなキャラは、特殊な資質、異能といったものがない場合、やはり大質量の武具や、長弓を易々と扱うとリアリティは下がってしまうでしょう。そのことは、そのキャラのみに留まらない点は注意が必要です。

あるキャラに前後で何の説明もなく現実的には常識外れな行動をさせたとします。しかし、フィクションですから作者の創造した世界ですので、それだけでは無理だとはいえません。が、読者はそれがそのフィクション世界の常識と受け取るしかありません。この作品世界ではこういうことが可能である、という設定だと読み取るわけですね。

2.理解できない常識からの予測は不可能

特に特殊スキルや異能等のない小柄でスリムなキャラが長弓を楽々と連射し、多数の戦士の鎧を突き破って仕留めて完勝したとします。となると、他の弓兵も同様のことが可能だと感じてしまいます。弓は当てる技量をさておくと、威力は弓を引く力になります。そこからは、小柄でスリムでも筋力がある、という想像も働いてしまいます。

そうなると、悪い意味で先が読めなくなります。力に関してはキャラの外見特徴に関係なく、非常な力持ちということになるからです。そうなると、作者が描く通りにしか受け取るしかなくなり、想像の余地が狭められてしまいます。言い換えれば、描写をどう読み取っても無駄、という失望です。「そういう世界観」と言ってみても、読者的には「推測する手がかり(設定)がない世界観」になってしまいます。

作者的な「このキャラ(特に主人公)にこういう活躍をさせたい」だけで、キャラを動かしてはいけないわけです。読者が納得する、ありえそうな気がするように工夫を入れないといけません。が、短弓を長弓に変えれば済むということではないでしょう。

3.長弓の事例から少し

長弓は、昔のヨーロッパの有名事例では、当時に大陸で用いられていたクロスボウ(ボウガン)を圧する威力があったとされています。イギリスの長弓兵は長年の鍛錬が必要で、実戦に出てくる頃には、左胸が異様に厚くなるほどだったそうです(おそらく背中右も分厚い)。そのため、補充が効きにくく、身分的には上位の騎士が長弓兵の前面に立って、守り切るよう厳命されていたとも聞きます。

そういう長弓兵にまじって、体格的に平凡な、小柄でスリムなキャラが同じ長弓を楽々扱って、他の長弓兵より優れた技量を見せる描写なんてやったら、読者としては何がどうなっているか分からなくなります。言い換えれば、なんでもあり、と感じてしまい、読む楽しみの中でも最大級の要素である想像を諦めることになります。つまり面白くなくなる。

4.無理を感じない工夫が必要になる

あくまでもリアル寄りでリアリティを保とうとするなら、何らかの工夫を入れないといけません。弓を引く力が問題であるなら、短弓を長弓に持ち替えても解決にならないことは、スレ主さんが経験された通りです。長弓に持ち替えたって、引く力が大きくないと威力は出ないのは自明です。

じゃあどうするか、となって、よくあるのが異能(魔力、超能力、天性の資質等々)ですよね。古典ですが「ゼロの使い魔」の主人公(平賀才人)であれば、武器なら何でも上級者レベルで扱える、という異能を異世界転移時に付与されたため、どんな武器も自在に扱って不自然ではなくなっています。

この場合の主人公の異能(どんな武器もOK)は、「主人公の武器については常識で判断しないでくれ」という、リアリティの線引きの働きをしています。だから、読者の想像の余地は狭まらないわけですね。その武器の上級者だと思えば済むわけですから、分からなくはならない。

しかし、よく使う手とはいえリアル寄りではないですね。リアル寄りでリアリティを出すなら、リアルの事例や理屈を参考にするしかなさそうです。1つの手としては、機械の力を頼るという手です。現実にはクロスボウがあります(発祥は古代中国)。弓のセットに時間はかかるけど(てこを使ったり、全身の力で引いたりする)、1射の威力は鎧を通すほどにできます。

5.理屈から考える手もある

理屈で考えるなら、物理学の力学で考える手もあります。弓って、要は矢を加速する装置です。矢を加速するとして、加速する距離が同じなら大きな力を加えるほど、矢の速度は増します。矢の速度を増すなら、弱い力でも加速する距離を長くすることでも可能です。

洋弓は顎まで矢を引きます。このため狙いが正確になる利点があったりします(目で見る方向と矢の方向が一致するため)。和弓は耳の後ろくらいまで引きます。引いた矢は目から離れ、狙いは洋弓より定めにくくなりますが、矢を加速する距離は稼げます。加速距離が長い分、弓を引く力は少なくてもいいことになります。

仮に主人公が短弓では威力が出なくて悩み、長弓に持ち替えてみたとします。しかし弦の張力が高くて引けない。よくあるコミカルなシーンになります。それでも練習しようと、弦の張りを緩めたとします(弦を長くする)。今度は矢の速度が出なくて威力がない。そこで、もっと耳の後ろまで矢を引いてみたら威力は出た。みたいな運びは可能なように思います。狙いの正確さは技術ですから、筋骨隆々にならずとも克服できる課題になります。

6.リアルでもある特殊能力

その他で思いつくのは「火事場の馬鹿力」と呼ばれる、緊急時には大きな筋力が発揮される現象があります。緊急時の能力は筋力だけでなく、っとエバ斜面を転げ落ちる危機では「視界がモノクロになり、ゆっくり転げ落ちるように見え、岩を避けて何とか助かった」なんてことも起きるようです。かつ、繰り返し経験すると意図的に出せるようにもなっていくようです。

それをフィクションに応用するなら、パニックに陥るレベルのピンチのときのみ、主人公が長弓の真の威力を出せる、という設定も可能ではないかと思います。ただし、主人公も1射しかできず、発射後は体力を消耗しているとか、腕が痛むとかの現象が起きることになりそうです(それで盛り上げることは可能)。

7.特殊な矢で非力を補う手もある

リアルでの参考事例はまだあり、毒矢があります。少し刺さるとか、かする程度で倒せる矢ですね。相手に当たってから、効いてくるまで少し時間がかかるでしょうけど、矢が刺さる威力は低くていい。卑怯な感じがしがちなのが、フィクションの主人公向けとしては難点でしょうか。死なずに体がしびれる程度の毒にするとか、敵が毒矢を使われても仕方ない気がするほど憎々しいとか、工夫が必要になりそうです。

8.結論再掲:読者が状況を想像できるような描写、設定が大事

弓矢に事例を絞りましたが、大剣、戦斧、ハンマーでも同様です。かつ、それぞれで工夫が異なりもするでしょう。繰り返しですが、共通して大事なのは「読者に想像がつくこと」です。異能を用いないなら、読者は全てがリアルからの類推で分かることを期待します。その期待を裏切ってはいけません。分からなくなると楽しめなくなるからです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ライトノベルにおける子ども・女性キャラクターの筋力描写について

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元記事:「チートもの」でなくとも必殺技や特殊能力は必要?

「アンチ異世界チートもの」を掲げた作品の構想を練っています。主人公は陰鬱とした展開を経て、奴隷から成り上がっていく粗筋なのですが、序章を途中まで書いて「華がねえ……」という事に気付きました。
例えるなら承太郎がスタンドではなくただの鉄拳で戦うようなものでしょうか。

自己満足で書くならともかく、あわよくばそのテの人の目に留まりたいと思って書いています。その場合にこの華の無さが「斬新な設定」と思われるか、「要件未達成」として流されるか、気の早い話ですが、気になってしまいます。
そのような観点では、やはり目を引く必殺技などは必要でしょうか?

上記の回答(「チートもの」でなくとも必殺技や特殊能力は必要?の返信)

投稿者 手塚満 : 1

有名な作品を例に出されたのは重々承知ですが、あえて野暮なことを申してみます。

承太郎が冒頭からスタンドを使えるのは、ジョジョがシリーズを重ねて世界観が読者に周知されているからですよね。人気シリーズゆえの、主人公の特権みたいなものです。第3部「スターダストクルセイダース」からジョジョが始まってたら、相当に面食らうでしょうし、飛ばし過ぎになっていたんではないかと思います(それでも個人的には、「スタンド」に馴染むのは少々時間がかかった)。

第1部の「ファントムブラッド」では、かなり話が進んでから、ディオが「石仮面」を被り、超人化(吸血鬼)しています。それに対して、主人公ジョナサンが「波紋」を伝授されて対抗していく。主人公の能力獲得が後です。これは(作劇的に)そうなるべくしてそうなるものでして、悪がいなかったら正義の出番はないからです。単に正義の超人が出現しても、平和な世間では活躍のしようもない。

一言に「華」といっても、相対的なものです。文脈とは無関係に「こういう能力で、こういう活躍をしたら華」とできるようなものはないんじゃないかと思います。ジョジョ第1部のディオは「華」がありますが、単に復活して第3部で元の能力のまま登場したら、見劣りしてしまうでしょう。なので、ディオにも第3部最強クラスのスタンドを持たせて、新生Dioでラスボスとして君臨させたわけですね。

なにせ第2部では、ディオの力の源たる「石仮面」を作った、医師仮面装着者より格上の「柱の男」たちがラスボスですから。だけど、第1部にはそういう強力な敵は、最初からいるわけではない。だからディオでも充分に強くて怖い「華」足り得た。

ですので、「作品世界で(冒頭なら冒頭での)平均より群を抜いていれば華になり得る」と考えていいと思います。鉄拳でも華になり得ます。正確に申せば、華になるように他のキャラ、舞台を設定するということです。

しかし、冒頭から主人公を華とするのは難しい面があります。いろいろ理由がありますが、例えば先に申したように、正義の味方だと、強さが釣り合うだけの悪がいないと活躍させようがない。

雑魚を蹴散らしたって華にはならない。むしろ、主人公も雑魚化するリスクが生じる。強さの証明にはならないからですね。せいぜい、主人公の能力の紹介程度でしょうか。異能とか魔術を使っても同じです。派手に演出しても、強さの基準が分からないと凄さ、華を感じるのは困難です。

どうしても、敵を克服して証明する必要があります(敵ではなく、天災などでも可)。主人公が強いのかどうか、敵が弱いと分かりにくいんですね。かといって、そこいらを破壊して回るわけにもいかない。そういうのは悪役(ないしは災厄)の役割ですから。

となると、まず強い悪役に目を見張る暴れ方をさせればいいわけです。したい放題のキャラであり、読者に好かれたり感情移入してもらう必要もありません。好きなだけ暴れさせられるわけですから、どの程度強いかも描写は可能です。

まず悪役を登場させ、暴れさせる。例えば、頑丈な扉を蹴破って城に侵入させる。強さを感じやすいやられ役を悪役に立ち向かわせてもいいでしょう。例えば「戦争で圧倒的な強さを見せた戦士」5人が悪役にかかって行ったが、返り討ちにされる。そうしておいて、強い悪役が読者に理解されたころ、主人公が立ち向かえばいいわけです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 「チートもの」でなくとも必殺技や特殊能力は必要?

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元記事:韓国文化を取り入れたい

※注意:今回はかなりデリケートな話題を扱います。これからの記述を見て不愉快に感じた方は衝動だけでレスを書かずにブラウザバックしてください。

どうもこんにちは。
前回のスレッドが久々に穏やかなものになったので、調子に乗って別の質問もさせてください。今度は世界観の話です。

色々あって異世界ファンタジーの架空種族の名称を韓国語由来にすることになりました。
なぜそうなったかというと、異世界ファンタジーの世界観に日本の鬼を出したくなったのですよね。
ただ種族名をどうするのかで悩みぬきました。オーガやデーモンみたいな外国語はその時点でイメージが離れるから無理として、単純に漢字で鬼と書くのも既存作には日本の鬼とはイメージの遠いキャラクターが少なからずいます。
それで妥協案として、アジアの言語を選んで西洋のモンスターではないことを示すことにしました。それで韓国語から語感の良いものを見つけ出すことができたのが、ことの始まりです。

で、この種族なのですが、先程も書いた通り日本の鬼がベースなので、日本文化をベースにして当初は構想を考えていました。
ただ後になってから急に「せっかく韓国語を由来にしたんだから、韓国系の名前も混在している民族にしよう」と思い当たり、それに伴って韓国文化を取り入れようと思ったのです。

……ただ、韓国文化に関する資料を集める前に、一つ重大な不安がよぎりました。
現在日本では(特にインターネット内で)嫌韓意識がかなり強まっているのですよね。
実際に作品が出来上がった後コメント欄でそういう人達が差別的な発言をすれば、それは運営に通報すればいいだけだと思いますが、私はそもそもそういう事態が起きること事態を望んでいません。

ちなみに私の韓国に対する意識なのですが、確かに韓国が嫌いな人達が槍玉にあげる「排他的な外交政策を行う政治家」や「国際大会でスポーツマンシップに欠けるふるまいをする選手」などには好感を持っていません。
それでもそういう人達を非難するのに国籍で一括りにする必要はないと思っています。
だから先入観で毛嫌いせずに、韓国文化を世界観設定に取り入れたいと思い当たったわけです。

それでも日本文化と混在させるという設定は、嫌いな人達の反感を買うリスクを高めるものだと思うので不安はあります。
皆様はどう考えますか?

上記の回答(韓国文化を取り入れたいの返信)

投稿者 大野知人 : 1

 俺個人の所感を言うとね。
 「これはデリケートな問題かもしれないなぁ」なんて考えて変な遠慮や間違った忖度をするから、いつまでも偏見や差別が無くならないんだよ。
 これも偏見かもしれないけどね。

 もうちょっと言えば、日本にもスポーツマンシップに欠ける選手がいないとは言えないし、嫌韓・嫌中意識をあらわに問題発言をする政治家や企業幹部なんかも多い。

 ネット上に置いて嫌韓を声高に叫んでる連中が多いのは事実だけど、一方で『叫んでるからこそ多く見えて、沢山いるように見える』側面もある。
 政治家が時々、『やたら意識の高い市民活動家』を指して『市民の意見』と一括りにまとめちゃうのに、ある意味似てますね。

 ともあれ、如月さんがどうしたいかが大事です。
 ただ俺が言いたいこととしては、『明らかに偏見や差別で非難する方が問題なんだから、叩かれるのが怖くとも、やっている事としては間違っていない』という事。
 暴力に屈するな、と言ってしまえば行き過ぎた表現ですが、まあそんな感じの事です。

 ちなみに、韓国に限りませんが、民度に関しては地域差と年代差を個人的には感じます。

 昔、アイルランドに行った時、十人単位の小さな子供たちに大量のジンジャークッキーを投げつけられたことが有ります。表面がザラついていたので、地味にいたかったですが、一方で周囲の大人たちは子供たちをちゃんと叱り、こちらにもしっかりと謝りに来ました。

 一方で、コロナ禍に入ってから親戚が病気になってしまい、看病に言った時。地元の商店からは嫌味を言われ、車にはゴミが投げつけられ、『都会もんは出てけー』みたいなビラを貼り付けられました。ゴミはともかく、ビラと嫌味は大人の犯行です。

 更に言えば、俺の高校には在日韓国人三世の子と、台湾出身の子と、インド人ハーフが居て、教師たちは微妙にネタにして嫌がられたり変な配慮をして本人たちに煙たがられていた物の、学生同士では特に問題なく――彼らが日本語ベースで育っていて、あまり違いを感じないこともありましたが――仲良くやっていました。

 全部を全部個人差とは言いませんが、一方で『国と国の問題だから』という事では決してないと感じます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 韓国文化を取り入れたい

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