小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

武内さんの返信一覧。投稿の古い順1ページ目

元記事:書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信

>「自分の場合は○○が原因で同じ状況になった」といった思い当たることがあれば教えてほしいです。
モノの良し悪しがわかるようになったため、しかしそれを改善する技術や才能に乏しかったため。
というのが原因として考えられたかなと。
ようするに、多くの物語を作り読んできたために「面白いかどうか」は判断できるけど、「どうすれば面白くなるか」ってのがわからない。
だから作ってるときは楽しいけど、一度冷静になってしまうと冷静に評価してしまうので面白味を感じられないし、それをどうしたら面白くなるのかもわからないから投げ出してしまう。

そういう状況に覚えがあると感じられたのなら、考え方を変えてみると良いです。
「そのプロットが面白いかどうか」ではなくて、「そのプロットの面白いところはどこか」と、評価するのではなくプロットの面白いところを探しましょう。
それが真実面白いモノでなくても良いです。
面白い場所を探すことが出来ればあとはソコを盛り上げれば面白くなるんで、ぶっちゃけ何でもいいです。
そう考えりゃ、基本的にどんなプロットでも面白いですよ。

いやいや、でも冷静に見るとやっぱ面白くないんだ、と思うでしょうか。
そりゃ、「面白い場所」の見せ方に間違いがある構成をしたプロットだからです。
「面白い場所」つまりプロットで「押し出したい場所」ですね、これを十分にプッシュできれば、少なくともそれなりには面白いハズなんですよ。
面白くないのは、「面白い場所」をプッシュできてない、つまり「面白い場所を書けてない・表現できてない」からです。
なので、面白くないと感じるなら
1.面白い場所、押し出したい場所を明確にする。
2.それが十分に押し出せているかどうか、目立つ構成にできているかどうか。
というのをチェックしてみると良いでしょう。

設定などを作ってるときには、こうした作品イメージは漠然としたイメージでしかないことが多く、例えば「辛い過去を抱えた主人公が悪魔を倒していく」というイメージで作ると、その「雰囲気」が面白いと感じてプロットを作るわけだけど、「雰囲気というイメージ」は言語化できていないので実際プロットには「雰囲気」が表現できていない。
「辛い過去の設定」「悪魔を倒していく展開」と、その状況の説明はされてるけど、「そういう雰囲気」は相変わらずイメージにあるだけでプロット上に表現できていないでしょう。
だから「出来たプロットを読むと面白くない」と感じるわけです。
面白いと思ってたモノを書けてないプロットなんだから当たり前なわけですね。
なので、面白い場所は明確に(雰囲気は罠)。それを押し出せているかどうか。というチェックが大事なわけです。

それが出来た上でなお面白くないプロットというのも確かにあります。
でもその原因は明らかです。
書くべき事をしっかり書けていて面白い場所のプッシュも出来てるプロットが面白くないのは、単純にテーマが悪い。またはテーマに対しアプローチが悪い。ようするに想定する読者層(作者自身を含む)に対して、合わない、というだけ。

>書いてる途中で「なんかつまらない」と強い感情に駆られたとき、どのようにその状況を解消していますか?
プロットや書きたい内容を端的に一行の文章にしたものを「ネタ」と考えているのですが、このネタの時点で面白くない・面白味がない場合は、面白い要素を足すか早い段階で諦めます。
要素を足すと面倒な事になる場合も多いので、さっさと切り捨てることが多いと思います。
そうではなく、ネタには自信があるけどプロットが面白くない場合は前述した通り、その面白さを表現できていないだけなんで、何度もプロット案を出して原因を探り、納得いくまで作り直します。
テーマが悪くてもアプローチの仕方が良ければ面白くなるので、ネタに自信がある場合諦める事はほとんどないですね。

>自分で自分の揚げ足取りを永遠に繰り返している気持ちです。
>なにがあって自分でこんなに自分を貶めているのか、よくわかりません…
たぶん、完璧なものを作ろうとしてる気持ちがあるんじゃないでしょうか。
どうせ作るなら良いものを作りたいというのは当然の事ですが、それが過ぎれば自分の作品のアラばかりが見えてしまって何をしてもダメ出ししか出てこないでしょう。
ようは、ハードルを高く設定してるんじゃないかなと思います。
例えば、「勇者が魔王を倒す話」というステレオタイプなネタを書いてみて下さいな。短編でもいいしプロットでもいいんで。
じゃあ、まずこのネタの「面白い場所」はどこでしょう? 私はオーソドックスに「勇者が魔王を倒す話なんだから、悪者を倒していく勇者の姿が面白い場所だ」と考えます。もちろん答えは人によって違うでしょう。
そしたら、「勇者が悪者を倒す姿」をアピールしてけば良い話で、少なくともそれだけで「勇者が魔王を倒す話」としては楽しめる本になります。つまり面白い方です。
カレーを作るとき、真っ当に料理をして、ちゃんとカレーの味がすれば、そりゃ美味しく食えるでしょ?
作者としての感性や好みは置いといて、面白い場所が明確で、それを押し出せていれば、面白く読めます。
それを、どこそこの名店で食べたシーフードカレーと比べたら、そりゃ見劣りするでしょうよ。
でも、そのカレーは名店とは違う味わいがあるんだし、自分のカレーのハードルは名店のシーフードカレーではないのですよ。
「ちゃんとカレーの味がすること」というのが適切なハードル。

上記の回答(書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信の返信)

スレ主 武内 : 7 人気回答! 投稿日時:

「押し出したい場所」

とても参考になりました!
自分の「ここを見てほしい!」という場所を煮詰めて、創作してみます!
ありがとうございます!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまう

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元記事:書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信

つい先日、ン十年前の黒歴史入りしかけて途中で止まらせていた作品を仕上げまで持っていくことができたhexaです。

その作品は、他の方から原案を頂いたものだったのでストーリーやキャラにぶれがなかったこと、比較的短めだったので終わらせてみようと思えることができましたが、それでも「これつまんないとか、矛盾があるとか思われるかも。今更仕上げてどうすんだ」という自身のメンタルやテーマ寄りの問題の部分はありましたし「これを表現する語彙が探し当てられない、終わりをどう結べばいいのか迷う」などの技術面での迷いも両方ありました。

仕上げた感想としては、つまんないかもと思う気持ちを振り切って仕上げようと考えたこと、当時よりも適切な語彙や表現が見つけられることができて成長したなと思えたこと、などがとても自身の成長に繋がったという気がしています。

ただその一方で、それよりも昔に考えていながらまだストーリーが纏まっていないものも沢山あって、今やっとひとつ昔の作品を仕上げられたことで「他もそのうち仕上げられるかなー」とようやく期待が持てるようになった、というところです。

おおむねサタンさんが詳しく書いてらっしゃいますが「いろいろ足そう」の思考は危険、と私にも思えます。むしろ「これだけが書けていればいい」を見つけて短めに切り上げたほうがいいように思えます。その「これ」を一文で表せる(「ログライン」という用語で通っていることもあります)のはやっぱり大事だという気がしています。それ(ログライン)を持っていることが書いている最中の自信、心の拠り所となると思えることがわりとあるなと感じました。以上、何か参考になればと思います。

上記の回答(書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信の返信)

スレ主 武内 : 0 投稿日時:

ログラインという言葉、初めて知りました。
自分からすればやはり仕上げることのできる人は本当にすごいと思います。
めちゃくちゃためになりました、ありがとうございます!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまう

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元記事:書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信

>・「なんかつまらないな……」
>・「これ、全然おもしろくないな」
>・「こんなの書いて意味あるのか?」
>・「すごい薄っぺらいな」
>・「説教臭いし、テーマもよくわからない」

小説を書いている人のほぼ全員が、多かれ少なかれそういう悩みを感じながら書いていると思いますよ。イメージと実践は別物ですから。
書きたいものと書けるもののあいだには、深くて暗い川があるんです(笑

まあ、なぜそういう心理状態になるのかという考察は難しい話になるのでおくとして、乗り切る方法はたぶん一つです。

◎つまらなくても無理矢理でもいいから、最後まで書き上げる。

バカみたいなアドバイスに思えるかもしれませんが、私がそう考えるだけじゃなくて、かなり多くの方が異口同音に仰っていることですから、たぶんシンプルな心理なのだろうと。

苦しいのも色々な心理的抵抗があるのもこらえて最後まで書き上げてみると、それなりに分かることが一つや二つはあるものなんですね。

小説を書くというのはどういうことなのか、おぼろげながら少し分かった、という感覚。

これを理屈ではなく体験することが大きいんじゃないかと思います。
それを体験すると、自分のやっていることに少なくとも先はあるんだと信じられるようになるので、次からはだいぶ楽になります。

上記の回答(書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信の返信)

スレ主 武内 : 0 投稿日時:

書き上げないと味わえない感覚があるんですね。
やはりなんとかしてまずは書き上げてみようと思います!
ありがとうございます!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまう

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元記事:書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信

いわゆる【賢者タイム】やね!!!!
満足するまでシコったら一転、おかずにすら嫌悪を覚えて捨てちゃうとかいうやつ。

満足する前に寸止めしながら、セルフ焦らしをしましょう(笑)

わたしは全ての創作活動を自慰的行為だと認識しています。
====================
とりあえず一回全部ないようを忘れましょう。
小説執筆時にやりたくなる気分転換を意図的に行い忘れてしましましょう。

・・・・忘れてから設定を読み返した時、そこには自分のドストライク小説の構想があることに気付くのです。

だって、自分の面白いと思った要素全部乗せだぜ?自分の嗜好ダイレクトなオートクチュール小説に、誰より自分こそがファンになること請け合いです。

=================
なので、投げ出した昔の構想を引っ張り出し、清書しなさい。

あまりにメモ類が漠然としすぎて無理だったら、以降のメモは分かりやすく書く努力をしなさいな。(私はこれです(-_-;))

もし清書できなかったら・・・・・・【清書の仕方がド下手くそ】な事こそが問題です。その場合【仕上げ力(りょく)】を鍛えなければならなくなるわけだ。

スピリチュアルより筋肉だ。小説執筆の筋肉とAV男優が鍛えるというガマン筋?をきたえよう

上記の回答(書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信の返信)

スレ主 武内 : 2 投稿日時:

>>自慰行為

すごいわかりますw
我慢もトレーニングの一つなので、やってみます。
自慰行為もやり抜けば力になりますよね!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまう

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元記事:書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信

>>書いてる途中で「なんかつまらない」と強い感情に駆られたとき、どのようにその状況を解消していますか?

私の場合、自分なりの勝利条件(これが読者を惹きつける小説でしょという)を何年も考え続ける、という回答になりますが。具体的に勝利条件が何を意味するかはお教えできません。

編集者さんの座談会や選考に参加した作家の話だったり、一行コメントを読むと小説を書く気持ちが失せますね、超難しいと思ってしまいます。書いていて「なんかつまらない」と感じることはありますよ、例えばそれはこんな時です。
作者にしか分からない形でしか成長できていないので、前作と似たような作品やプロットになっている、おそらく今のままだと爆死。そういうのって最後まで書かなくても分かります、自分自身が一番よく分かっていて爆死です。
でもどう改善すればいいか分からない。

この期間はとても苦しいのですが、ここでどれだけ辛抱できるかでその人の限界が決まると私は考えています。
趣味でやるだけなら、特定のジャンルだけを何百冊も読みこんで、中学英語と高校英語の違いのような、なんとくなく感覚に頼りながらそれっぽく書いていけばいいのではと思ってしまいますが……。
まぁどうするかというより、どう考えるかだと思います。

「なんかつまらない」と感じることができるのは、考えようによってはブレーキの力が強すぎるだけで、わずかな違いに気付くことができるセンスがあるともいえます。ネット小説を読んでいると、そこでアクセル踏んじゃう? ブレーキじゃないの? みたいな内容ってたくさんありますよね。
彼らは逆にブレーキが緩いので、ブレーキもアクセルも両方大事だなと学ばせてもらう。

でも、この作品がつまらないとか楽しいとか、そんなのは気にしても仕方がないことなので。どうでもいい。結果を意識すると不安になって書けなくなります。
だんだんと小説が苦痛になります。
だからそうではなくて、

鼻歌まじりに書きたくなるような。
自分が書いていて楽しいと思えるような環境作りから始めて、スイッチのオンとオフを切り替えるところから。具体的には、学生やサラリーマンが自習しにくるような喫茶店や図書館で作業するとか。息が詰まったら街を見下ろせる公園などにリフレッシュしにいくだったり。煮詰まったら散歩するとか。
いつもいつも小説が書きたいわけではありません。
べつに小説のことだけではなくて、日常の人間関係で疲れて……。

ここに行くとスイッチが入って小説が書きたくなるような場所を見つけるといいです。
「なんかつまらない」と思ったらどこがつまらないのか、落ち着いて考えることができる場所で、ノートとペンを広げて何時間でも自問自答してみます。
私はわりと、エジソンの”1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。”スタイルですね。「なんかつまらない」と思うセーブポイントを日々更新していく、これが結構楽しいのですが……。
そして疲れたら必ず休みをとりましょう。
毎日、小説をやるより、後々のことを考えれば、いま変な手癖がつかないことも大切です。
明日はもっと小説が書きたくなるような、ポジティブな努力が続いていくような行動や思考を前向きに、と私は考えていますね。

上記の回答(書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまうの返信の返信)

スレ主 武内 : 1 投稿日時:

ブレーキ!
確かにそうです、とても自分で強いブレーキをかけているように感じます。
色んな小説を読んで、自分の心理抵抗を減らしてみますね。
ありがとうございます!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 書いてる途中で「つまらない……」と強く感じてしまう

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元記事:ファンタジーやメルヘンでのリアリティの度合いの決め方を教えてください。

SFが「嘘っぽくない」ようになるため、あらゆる論理性によって本当のように見せているのに対し、ファンタジーはそもそもそうした努力をしているのでしょうか。

ファンタジーの「嘘っぽくなさ」は、おそらくは形相によって保障されています。
つまり、石を削って彫刻を作る際には、その目的としての対象が存在しているのであって、作者が想像したり、観客がそれを見たりする以前からそこに存在し、作者はいわば観測者に過ぎないという考えです。
であればSFもまた、このような作り方でもいいはずです。「未来少年コナン」が「あり得ない動作を現実の動作の延長のように見せることで本当のように見せている」のは何故でしょうか。

SFがこのような手法を取る理由としては、たとえば読者に「自分にもできるかもしれない」「もしかしたらあの時こういう結末になっていたかもしれない」といった同一化を生む機能や、主人公の行動パターンを論理的にすることによって、推理に合理性を与えたり、あるいはその社会が持つ限界を明らかにして風刺等を行ったりする、といったことが考えられますが、そうした理由がなくとも有名なSFでこの手法を使っているものは少なくないように思えてなりません。

また、ファンタジーの方としても、ある部分はそうしたSF考証を行うことで「嘘っぽくない」ように見せながら、またある部分では、読者や視聴者には明らかに嘘であると明らかなものを見せることもあります。「精霊の守り人」において、序盤から幻想的な世界観が広がっており、読者にもこれが虚構の世界であると理解されますが、中盤には文化人類学的な「類感魔術」の要素が入っています。これらの描写の違いを決める線引きは何でしょうか。

さらに言えば、作品が本の中の出来事であると改めて明示することもあります。M・エンデの作品は言うに及ばず、絵本に描かれるファンタジーなどもそうです。ファンタジー以外でも、「この世界の片隅に」などは鉛筆を使った描写やコマが紙のようにめくれる手法などによってそれがなされています。これは一見、読者が作品から現実世界へと引き戻され、「嘘っぽくなさ」としても「形相」としてもマイナスの効果になると思うのですが、実際にはどのような効果を狙ったものでしょうか。

上記の回答(ファンタジーやメルヘンでのリアリティの度合いの決め方を教えてください。の返信)

投稿者 読むせん : 2

なにいってんのか、意味が分かんない。馬鹿にも分かりやすい言葉で説明して。
―――――――――――――――
>>SFが「嘘っぽくない」ようになるため、あらゆる論理性によって本当のように見せているのに対し、ファンタジーはそもそもそうした努力をしているのでしょうか。

村上春樹が訳した『空飛び猫』で凄い納得した。
なんか母猫が産んだ子猫ズには羽が生えていて、しかも飛びやがるって童話なんだけど、
母猫は「羽がついてんだから、そんなもんだろ」と受け入れる。
受け入れてしまう。

ファンタジーは理屈をかなぐり捨てて「これはこんなもん」と受け入れてしまう事が売りです。
―――――――――――――
あなたが病気になった時、薬を打ってもらったり、呑んだりしていると思う。

その薬が、どういう成分で、その成分がどういう効果で、自分の体にどういった影響を与えるかまで確認していますか?理論的に突き詰めて考えていますか?
スマートホンをどういう仕組みなのか知るために分解し、機構を調べた事はありますか?

 これ飲めば治る、マシになると信じて【受け入れて】のんじゃんっていませんか?
機構しらなくても使えるし、ええやん☆と【受け入れて】使っていませんか?

薬剤やスマホは、一般人にとってファンタジーです。
―――――――――――――――――
分かりにくい?
あー・・・・一角獣って知ってる?

 アレね。サイを初めて見たヨーロッパ人が【額に角の生えたウマみたいな生き物】と口で説明することで発生した誤解が元になっているらしいの。

あとは「下半身が貝で上半身が馬みたいな、変な生き物」とか。これはタツノオトシゴ。

見たことも無い生き物の説明に、絵や写真が使えない時、人間は既存の生物に当てはめ説明しようとする。そして誤解が発生し、その地域にはケルピーがいたりユニコーンがいる不思議な世界が出来上がる。
――――――――――――――――――
普通に考えて

シマしま模様の馬とかギャグの域でしょ?
首だけやたら長い角だらけの馬っぽい生き物?
鼻が腕みたいに長くて手並みに器用に動く、バカでかい生き物?
クビ周りにだけ毛がフサフサな大型猫科獣?
白黒ツートン色のグリスリー。
雪山の一部に生息する、蛇みたいなシッポをした幻の肉食獣?
成体になってもハチの大きさしかない極彩色の鳥。
アルビノではないのに白い熊

・・・・アホか。アホじゃねーか。そんな生き物いんの??・・・・・・・・いるわー!!!!(´Д`;)
しまうま、キリン、ゾウ、ライオン、ジャイアントパンダ、ユキヒョウ、ハチドリ、ホッキョクグマ。

いるのを知っているから知っているだけで、口頭で聞かされたら馬鹿にする奇獣たちを、奇妙だと感じる心を失っているだけです。
しかも現地人からすると普通に実在する生き物でしかない。

知ってた?狸って基本日本周辺にしかいないんやで?信楽焼のタヌキの事、白人は豚だと認識しとんやで?アメリカやヨーロッパには基本タヌキいないから

日本から輸入して野生化したタヌキはロシア周辺にはいるけどね。
白人からすれば、タヌキはファンタジー生物なんやで?
動物園では、タヌキの檻に白人群がったりするんやで?
「実在しやがったスゲー!!!」って。

【奇妙だと感じる心を失った世界】がファンタジー・・・で、どうやろ?

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: ファンタジーやメルヘンでのリアリティの度合いの決め方を教えてください。

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投稿日時:

元記事:陸上部の練習について

今書いてる小説、主人公が陸上部所属で、
陸上がテーマではありませんが練習風景が出てきます。
私は陸上部に所属したことがないのでよく分かりません。

設定→公立高校、実力は中堅程度

知りたいこと
◯夏休み中は週何日、1日何時間くらい練習するか
◯普段の練習メニュー
◯男子部と女子部がある場合、どのようにグラウンドを融通しているか
◯そもそも夏休みの時点で3年生は練習に参加しているのか

上記の回答(陸上部の練習についての返信)

投稿者 読むせん : 0

うーん・・・・(;´∀`)陸上部じゃなかったからなー
そういえば自主トレ中に学校の外周回ってた時は、陸上部を見なかった気がする。
うちの陸上はトラック競技と短距離に力入れていたから高跳びとか長距離はいなかった気がします。
あとは学校近辺に結構ガチめな競技場スペースあったので、あっちに行ってたのかも

ちょっと気になる陸上経験者教えてください

カテゴリー : その他 スレッド: 陸上部の練習について

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投稿日時:

元記事:一人称のバトル描写方法、例文などを教えて下さい。

此処を初めて利用します、失礼します。不手際があったらごめんなさい。

一人称のバトル描写、動きのある描写に悩んでいます。
例えばドラゴンボールのような流れのある戦闘を一人称で描写する場合、違和感があります。俺は相手に向かって拳を繰り出した、とか、彼女の剣が俺の首を目がけて振るわれた、とか。戦っている最中にこんなこと考えるのか? と思います。

今手元にある有名な作品を見ていますが、これも一人称でバトル描写があり、書かれている文章としては「隙を見せたところ、その横腹に僕は蹴りを入れた」、「僕は三メートルほど吹き飛ばされる、そのままぐるりと身体を回転させて着地した」と書いてあります。

こういったバトル、動きのある一人称の状況描写はどう書けば良いでしょうか? また例文などあれば教えて下さい。

上記の回答(一人称のバトル描写方法、例文などを教えて下さい。の返信)

投稿者 あまくさ : 2

俺は腰を沈め、やつの動きを注視する。やつはじりじり間合いをつめてきた。
距離がせまり、互いの呼吸さえ聞こえるようだ。
俺は呼吸を合わせた。
呼吸を合わせ、呼吸を合わせ、ふとはずす。
やつの動きに一瞬の迷いがかすめる。刹那の隙。それをつかみ取る。踏み込んで、横腹に蹴りをぶちこんだ。

即興なので多少へたかもしれませんが、要領としてはこんな感じかな。

戦闘シーンは、他とはっきり文体を変えます。

一文をできるだけ短く切る。
できるだけ短いリズムを作る。
省略できる主語は省略する。
可能な限り、まだろっこしい説明はしない。
……などは必須です。

それと。
過去形、現在形の問題があります。
これは手塚さんが指摘されているスポーツ実況中継を参考にすると分かりやすいです。

打った~!
打球がのびる、のびる。レフト、追いかける、追いかける。
向こうむきだ~! 入った~! ホームラン!

2行目は打球がのび、野手が追いかける様子を見ながら伝えているので、現在形です。しかし、1・3行目は過去形になっていることに注目。これは過去は過去でも「現在の時間の流れの中の一瞬の過去」なんですね。回想の過去とはぜんぜん違うことを理解してください。

あと、

レフトは懸命に打球を追って走るが、ついに諦めて、打球がスタンドに飛び込むのを呆然と見つめた。

と書いてもいいのですが、これだとスピード感、臨場感は弱いでしょう?
大胆に文章を切り、これ以上省略したら伝わらないというギリギリまで省略してしまうのが効果的です。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称のバトル描写方法、例文などを教えて下さい。

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

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