小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

七梨さんの返信一覧。投稿の古い順3ページ目

元記事:10万字前後の小説の書き方についての返信

個人的な経験と他者の作品を見たり評価したりしてきた経験から言うと、話がより長くなるのは計画性がないためです。
もちろんこれはただの一例で、私個人の感覚でしかありませんが。

プロットを作ってるならプロット時点で規模はわかるし、規定内に収まらないならプロット時点で修正できるハズ。それが長引いてしまうのは最初の計画が甘いから。よって計画性がないため、という答えです。
例えば10年単位で連載してる少年漫画も、1年目に打ち切りだと言われたらその一年目で話を切り上げなきゃいけない。
打ち切りと言うと強引な終わり方をイメージするかもしれないけど、逆を言えば「じゃあその少年漫画の作者は最初から10年規模で構想してたの?」と聞いたらおそらく違いますよね?
打ち切りに備えてと言ったら変だけど、もともとは最小構成でいつでも物語を畳めるように考えてたんじゃないかな? それが意外と長生きして結果10年規模になったというだけで。
最初から10年連載規模のストーリーを構想するのではなく、本来一冊で終わる内容が結果的に10年の連載になった、というのが七梨さんが好む系統の正体でしょう?
個人的な意見としては、まずそこの認識で「話をふくらませることを前提にしてる」ために長くなってるんじゃないかなと思います。

こうした話題でたまに挙げるタイトルなんですが、「スレイヤーズ」というライトノベルは、要約すると「魔法使いの主人公が戦士を仲間にして魔王を倒す」というものです。
「主人公が仲間を得て魔王を倒す旅」と言うと、割と長い内容をイメージする人が多いでしょう。それこそ数年連載規模の大長編じゃないかな。
でも、スレイヤーズは新人賞の10万字の中だけでコレをやってます。
仲間と出会い、魔王の使徒っぽいのを倒し、魔王復活の阻止が叶わず魔王と対峙して倒してます。
ちなみに、スレイヤーズは16巻ほど出てますが、この16巻すべてを要約すると「魔法使いの主人公が仲間とともに魔王を倒す」という内容です。
1巻の内容をそのまま広げただけの内容です。
わかりますかね。逆を言えば、16巻分の内容を1巻に凝縮したのが、この作者のデビュー作です。
「主人公が魔王を倒す」という話は、無駄を削げば10年の連載なんて言わず一冊に収まるんですよ。

スレイヤーズの話で大事なのは「主人公が魔王を倒す」という事だけです。だからそれが書ければ問題ないんですよ。
これだけなら10万字どころか短編の4万字でも書けます。ていうか一行でまとめられてますしね。
そこに「作者が書きたいと思ってること」を優先順位の高い順に加えていって、プロット時点で規定を超えそうならそこで打ち止めです。
それ以上「書きたいこと」を追加するにはページが足りないので、もっとコンパクトに構想し直すかコンセプトから変更するか、それしか選択肢はないです。

最初に大きな規模を考えるんじゃなくて、最初に考えるのは最小構成。
大きな規模の話を削って規定に間に合わせるんじゃなくて、最小構成を規定に届くまで膨らませる。そのほうが面白くなります。
4・5作も書いてきたならこんなミスはしないと思うけど、大きな規模から削ると、例えば「幹部を倒したところで終わり」とか中途半端なことを考えたりするし、でなくともオチのラインを前倒しにしたりする。それじゃ面白くなくて当然だよ。
だって「魔王を倒す話」を書いてるのに「幹部を倒して終わり」じゃ話が成立してないもの。
「魔王を倒す話」というのは確定。この最小構成から、面白くなるように規定いっぱいに話を膨らませれば良いだけです。

上記の回答(10万字前後の小説の書き方についての返信の返信)

スレ主 七梨 : 1 投稿日時:

 いちおうプロットの時点で話の規模は分かりやします。
 とにかく10万字は越えなければならないと思ってプロットを立てるから、その時点で話が膨らみすぎるのですかね。加減が分からないといいますか。正直、何作書こうが初心者から抜けきれず、いつまで経っても慣れません。
 10万字を越えると悟った時点でなんとかするべきですね。私の場合は登場人物・設定を削る方向で調整するときがあります。それだと逆に量が増えるときもあるため、最小構成から計算したほうがいいでしょう。
 短編を書き慣れていないのも、問題かもしれません。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 10万字前後の小説の書き方について

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元記事:10万字前後の小説の書き方についての返信

こんばんは、読んでいないので詳しいことは分からないのですが。
ストーリーではなくイベントを膨らませていると話が長くなる傾向にある、
と個人的に思っています。
なぜそうなるのか、理由を考えだすと手が止まってしまう可能性があります。

>>苦手意識を取る方法を知りたい
いまは諦めて趣味と割り切るか。
上達すること克服していくかの二択だと思います。

気を悪くされたら申し訳ないのですが。
もし私があなたの立場だったなら、15万字に圧縮した作品をどこかの新人賞に送り。
評価シートを手掛かりにしながら10万字前後の小説の書き方を考えたい。
今の流れを断ち切るようなやり方は避け。
いきなり10万字にすることを考えるのではなく、
現状を維持しつつ緩やなペースで変化を起こせる方法を取ります。

何かのお役に立てば幸いです。

上記の回答(10万字前後の小説の書き方についての返信の返信)

スレ主 七梨 : 0 投稿日時:

 私が10万字に納めたいと思うのは、単純にそのほうが楽だからです。連載のときは長く続けたいときもあるけれど、できればスパッと終わらせて、次へ移りたいタイプです。
 プロットは計算したところ、20万字の話で5000字でした。
 原因はなんとなく、サブプロットが多いからだろうなと感じます。キャラクターをかなり掘り下げるタイプで、過去をきちんと作り込むようにしています。総合すると、無駄が多いと感じます。
 型に当てはめてプロットを作っているのも、長くなる理由ですかね。起承転結だけならむしろ文章量が足りなくなります。暴論ですが、いっそプロットをなしで書いてしまえば短編に収まるでしょう。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 10万字前後の小説の書き方について

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元記事:10万字前後の小説の書き方について

 最近になって気づきました。話が予定より長くなるのは、長編に対する苦手意識からくるものではないかと。
 最初に(連載以外で)10万字を目指して執筆したときは文章量が足りず、苦戦した記憶があります。そのときのインパクトが強くて、プロットを作り込みすぎてしまうのだと感じました。

 10作以上作った中で、10万以下と20万字で終わらせた話は合わせて5か4はあります。(プロットなしと雑に終わらせたパターンも含みますが)それを2分の1に削ったらいいのか、もしくはその削り方とはいかようなものなのか。
 単行本1冊で終わる物語の作る方が、いまいち分かりません。

 私の好きな系統は少年漫画の10年単位で連載する作品ばかりで、スケールを縮めると萎えるタイプです。メモに残したネタは全て、ストーリーにすると30万字は要ります。新たにプロットを立てようにも、自分はなにが書きたいのかイマイチ思い浮かびません。
 書き出すにはサイトで連載している作品を終わらせる必要もあります。少なくとも今年度中には完結しないため、どうしたものかと悩んでいます。

 もしくは苦手意識を取る方法を知りたいという感じでしょうか。小説自体、いまだに書くのに不安がありますし。

上記の回答(10万字前後の小説の書き方についての返信)

スレ主 七梨 : 0 投稿日時:

 私の場合は章を細かく分けて、章ごとの字数を決めてプロットを作っています。実際はその字数よりも多くなるため、合計すると二倍になっていることが、多々あります。
 書きたいことは一つに特化させたほうがいいような気もしますね。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 10万字前後の小説の書き方について

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元記事:10万字前後の小説の書き方について

 最近になって気づきました。話が予定より長くなるのは、長編に対する苦手意識からくるものではないかと。
 最初に(連載以外で)10万字を目指して執筆したときは文章量が足りず、苦戦した記憶があります。そのときのインパクトが強くて、プロットを作り込みすぎてしまうのだと感じました。

 10作以上作った中で、10万以下と20万字で終わらせた話は合わせて5か4はあります。(プロットなしと雑に終わらせたパターンも含みますが)それを2分の1に削ったらいいのか、もしくはその削り方とはいかようなものなのか。
 単行本1冊で終わる物語の作る方が、いまいち分かりません。

 私の好きな系統は少年漫画の10年単位で連載する作品ばかりで、スケールを縮めると萎えるタイプです。メモに残したネタは全て、ストーリーにすると30万字は要ります。新たにプロットを立てようにも、自分はなにが書きたいのかイマイチ思い浮かびません。
 書き出すにはサイトで連載している作品を終わらせる必要もあります。少なくとも今年度中には完結しないため、どうしたものかと悩んでいます。

 もしくは苦手意識を取る方法を知りたいという感じでしょうか。小説自体、いまだに書くのに不安がありますし。

上記の回答(10万字前後の小説の書き方についての返信)

スレ主 七梨 : 0 投稿日時:

 それ自体は最初から思いついていたことでして、単純に考えて5万字で組めばいいとは分かっていました。ただ、それをやった結果、合計で15万(主に起承転結の起のせいですが)になったため、いちおう頭から外しました。本当によい方法か分からなかったし、書き方によっては、余裕でその文字数を突破する可能性もあるため。
 私の場合は長めの型に肉付けする形で、プロットを決めています。そうでないと不安になるからです。ですが、正直、起承転結にサブプロットを一つ追加するだけでもいけるような気がするため、いっそ型から外れてみるのもありだと思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 10万字前後の小説の書き方について

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元記事:10万字前後の小説の書き方について

 最近になって気づきました。話が予定より長くなるのは、長編に対する苦手意識からくるものではないかと。
 最初に(連載以外で)10万字を目指して執筆したときは文章量が足りず、苦戦した記憶があります。そのときのインパクトが強くて、プロットを作り込みすぎてしまうのだと感じました。

 10作以上作った中で、10万以下と20万字で終わらせた話は合わせて5か4はあります。(プロットなしと雑に終わらせたパターンも含みますが)それを2分の1に削ったらいいのか、もしくはその削り方とはいかようなものなのか。
 単行本1冊で終わる物語の作る方が、いまいち分かりません。

 私の好きな系統は少年漫画の10年単位で連載する作品ばかりで、スケールを縮めると萎えるタイプです。メモに残したネタは全て、ストーリーにすると30万字は要ります。新たにプロットを立てようにも、自分はなにが書きたいのかイマイチ思い浮かびません。
 書き出すにはサイトで連載している作品を終わらせる必要もあります。少なくとも今年度中には完結しないため、どうしたものかと悩んでいます。

 もしくは苦手意識を取る方法を知りたいという感じでしょうか。小説自体、いまだに書くのに不安がありますし。

上記の回答(10万字前後の小説の書き方についての返信)

スレ主 七梨 : 0 投稿日時:

 水増しかどうかは分からないのですよね。最初こそ水増しや文章稼ぎはしたものの、最近はそのあたりを削っても削っても仕方がないのが現状ですし。

 三幕構成についてはもう、やっています。正確には四つの章があるとして、その一つひとつに三幕構成を当てはめています。
 というより、今当てはめている型がもろにそれです。私は型に従って一話ごとに起承転結を決めているだけであるため、このあたりはなんともいえません。

 起承転結だけで書くやり方は途中で放り投げる可能性が高い上に、目も当てられない作品ができあがるため、不安です。推敲すればなんとかなるかもしれませんが。
 二回やって見事に失敗した結果、トラウマを背負ったレベルであるため、避けて通ってしまいます。
 明らかに情報量が足りない上に、途中でどのようにして描けばいいか分からなくなるため。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 10万字前後の小説の書き方について

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元記事:物語の終わり方と受けるか否かについて

はじめまして、雨降りと申します。
私は今現在SF要素(未来や過去、並行世界など)を混ぜ込んだラブコメを書いているのですが、物語の終わり方に悩んでいます。
マルチエンディングというべきなのかは判りませんが、ヒロイン1〜3までの誰か1人と付き合い、共に物語の命題や困難を乗り越えて終幕! という、いわゆる美少女ゲームのエンディングのような形で締めたいのですが、やはりこのような「物語の終わり方が複数ある」タイプの小説は受けないのでしょうか?

上記の回答(物語の終わり方と受けるか否かについての返信)

投稿者 ドラ猫 : 0

実際にそれをやったラノベがあります。
マルチエンドネタは、ヒロインもサブヒロインも人気があって成立すると思います(上記の例も長期連載の人気作です)。小説になっていない作品で、それも投稿作でやってしまうのは審査員から「作者の自己満足」と見られてしまうかもしれません。
なので余りオススメはできません。
一般的ではないことをするということは、よっぽど面白くなければ必要性が認められないと私は思っています。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語の終わり方と受けるか否かについて

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投稿日時:

元記事:初めての小説で客層を限定したSFの設定を考えているのですが、名誉棄損にならないか不安な設定があります。ご意見、ご感想をよろしくお願いします

こんにちは、代田錠(ダイタ ジョウ)です。初めてこの掲示板に書き込みます。
客層を限定したSFの設定を考えていて、デジタルクローンという技術を題材にした短編にする予定です。
本題に入ります。「こんな設定をネットに載せたら、読者の感情を害することがあるのではないか?」と迷っていることがあります。
「作品の中で『本人と遺族などに無許可で故人(注1※)を人工知能で再現すること』」です。
ここ数日、この設定が頭から離れないのですが、何らかの問題があるとしたら作品にしない覚悟があります。
ここしか相談できそうな場がないです。
ご意見、ご感想をよろしくお願いします。

注1※作品世界の歌手。代表曲は現在から30年前(=作中世界の2010年代)に発表。
その後の時期ではテレビ出演がほとんどない状態だが、新曲も出していた。数年前に60代で病死。
現在でも根強いファンが存在。

【この質問に関する資料:キーワード】
・デジタルクローン
(注※この作品を書くとしたら、読者が特定の実在人物を連想することがないように設定に細心の注意を払うことが必要)

・”親世代の若い頃に発売された歌”が好きな若者
(注※この物語は未来が舞台の作品である)

・許されない人間関係

【この質問に関する資料:時代・舞台設定】
時代設定は未来、「テクノロジーの進歩で、生物に似た構造の機械が安定して生産できるようになった」ころ。
極小サイズの電子機器(コンピューター、センサー、バッテリーなどを兼ねる)で構成される構造の電子機器が珍しくない。
(補足※多くの商業作品で見られる設定「ナノマシン」のようなもの)
変わりつつある科学技術とずっと変わらない人の感性とのズレがトラブルを起こすことがある。

舞台設定は特定の地域に限定しないが、最低限の設定は公共交通機関が使いやすいこと、ライブハウスがあること。

【この質問に関する資料:簡単なあらすじ】
「未来、渋い趣味の若者が、憧れの人物のデジタルクローンを内蔵したアンドロイドと出会ってしまったら?」という短編。
主人公の視点では、小規模なイベント(※出演者は生前の故人と親交のあった人物)に行こうとしていたのに、不謹慎ともとれる出来事に遭遇してしまう。
若者と「故人(の若い頃)を模した電子機器」との人間関係はどんな結末に向かっていくのか

【この質問に関する資料:主人公について】
トキサカ・リン(鴇坂凛)
19歳、大学生。
地方の実家を出て、都会で一人暮らし中。
同年代の女子と普通の交流関係(対面および電子機器ごし)があるが、一番心を許せるのはネットで会話する友人(実際に会う気はない)。
実は音楽の好みが渋い。親世代の若い頃に発表された曲にも抵抗感がない。
本棚の隅には後述のアーティストのCDを収納。ディスクの裏面が経年劣化で剥がれているせいで再生はできないが、当時の品なので彼女にとって思い入れのある一枚。
(※曲の方は公式のところからダウンロード購入して聞いている)
それに関連して、絶対に実現しない夢は「憧れの人(後述のアーティスト。故人)に会うこと」。

【この質問に関する資料:主人公にとっての憧れの人について】
(注※特定の実在人物を連想させない設定にすること)
アンドウ・ユウ
本名は田鶴悠(タヅル・ユウ)
バンド「フライ・バイ・ワイヤ(FBW)」解散後、ソロ活動を開始。
主人公の親が学生だったころ、ドラマ主題歌で有名だった。
主人公の知識によると「繊細な歌声」「独特な視点で日常を切り取る作風」「先輩の影響でシンセサイザーも使用する」という感じ。
実は上の世代のアーティストにも詳しい。上の世代との交流も多かった。
20XX年代では、滅多にテレビに出ないが晩年まで現役。数年に一回新曲を発表。積極的にライブを行っていた。
この短編での現在からみて数年前、病気で急死。

上記の回答(初めての小説で客層を限定したSFの設定を考えているのですが、名誉棄損にならないか不安な設定があります。ご意見、ご感想をよろしくお願いしますの返信)

投稿者 あまくさ : 0

質問の意味がちょっと分かりずらいです。
「作品世界の歌手」と言えば普通は架空の人物と思われますが、モデルはいるということでしょうか?

構想されているのは以下のうちのどれにあたりますか?

1)まったく架空の人物で、モデルはいない。

2)作者の頭の中には実在のモデルがいるが、読者にはほぼ気付かれないように書く。

3)実在のモデルがいて、実名は出さないが多くの読者は気が付くと思われる。

4)実在のモデルがいて、実名も明記する。

一応、私見としては。
1は問題ないのが当たり前。2も大丈夫でしょう。
3と4は実在の人物の印象を貶める描き方をするかどうかによると思います。目安としては、3(想像はつくが明記はしない)の場合でも、印象が悪くなければ問題ないと私なら判断します。
問題は4くらいかな。
しかしこの場合も、実在の人物をフィクションの中で「デジタルクローン」として登場させるだけで揶揄するようなニュアンスがなければ、名誉棄損とまではいかないと思いますよ。あくまで似ているだけで本人ではないということになりますから。ただファンや関係者の感情を害する可能性はあるかもしれないので、注意は必要かもですね。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 初めての小説で客層を限定したSFの設定を考えているのですが、名誉棄損にならないか不安な設定があります。ご意見、ご感想をよろしくお願いします

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投稿日時:

元記事:教えてください皆様の事。

どうも。紫村果汁と申します。
私は小説のジャンル?が分かりません。
ラノベやら文芸やらキャラ文芸やら…
どの基準が何なのかを教えて頂きたいです。

上記の回答(教えてください皆様の事。の返信)

投稿者 サタン : 1

つい先日ほかのスレッドにて「こういうヤツは 自作のジャンルがわからない とか言い出す」って軽くディスってしまったタイミングなのでちょっとレスりにくいのだけども、ちょっと掘り下げてみる。

まず件の言葉を吐いた切っ掛けは「自分の作品の何が魅力か面白味かを知りましょう」という話の流れで出たもので、そもそも自分の作品で「これだ!」ってものが明確であれば、例えばそれが「主人公とヒロインの恋愛」であれば舞台がファンタジーだろうがSFだろうが、バトルをしようがコンゲームをしようが、それは恋愛小説の一つであって、ジャンルは恋愛になる。
その「恋愛」をコメディで表現していればラブコメと言われるし、ロマンスで表現してりゃラブロマンスって言われるし、そんだけの話。
だから、そもそも「自分で書いてるお話の何が面白いのか」っていう魅力を自分で理解していなければジャンルがわからなくなって当たり前というわけですね。

ラノベや文芸・キャラ文芸といったものも似たような話で、そこに児童文学を加えてもいいと思うけど、つまりは対象年齢ないし対象読者に違いがあるってだけ。基本的には年齢で次いで性別の違い。
作者が誰に対して書いているかというのを意識できていないと、作者のそのときのテンションでブレてこのあたりが曖昧になるって事もあると思う。
作者的に大人びたものを書きたくて対象年齢高めのものに取り組むけど、普段ラノベばっか読んでて文章能力の引き出しがラノベだから表現は対象年齢低めになってしまって、これはラノベなのか文芸なのか、間を取ってキャラ文芸かな(笑)、みたいなことになるわけですね。

まあ、ぶっちゃけ、自分のジャンルがわかりませんじゃなくて、そこはオマエが決めて自分で整えるんだよ、って話。
対象年齢高めの内容を対象年齢低めの文体で書いて、これはどのジャンルだろうか、じゃなくて。
対象年齢高めの内容なら文体も対象年齢高めに。低めの内容なら低めに。
対象年齢高めの内容で文体を対象年齢低めに表現することもアリだし実際そういうのあるけど、こういう場合は低いほうに合わせるべきだから、年齢が低い読者にもわかりやすいように・楽しめるように内容の扱いは十分に気をつける必要があって、かなり難度高い。
ちなみにこの場合は「ラノベで難しいことをやってる作品」って認識になるだろうから、ジャンルはあくまでラノベ。

で、そっから先は、作家の手の及ばぬ範囲で、出版社の「売り方」次第でまた変わったりもする。
作者が出来るのは「こうですよ」という方向性を示すくらいで、その方向性が正しく伝わってれば(多くの場合は伝わると思うが)正しいジャンルになるけど、伝わってないと、あるいは流行や時代の風潮によって出版社が作者の意図しない売り方をすることで、本来とは違うジャンルとして世に出たりもする。
ここまで来るともう受け取り方の問題。

うーん。自分にも覚えがあるトコでこの悩みの本質を予想してみると、
たぶん、「ヒロインはこういうことで悩んでて、そこを書くとちょっと重くなっちゃって……」とか「ラノベらしいわかりやすい盛り上がりとかもないし、大人向けっていうか……」とか、そんなとこで悩んでるんじゃないのかなーって思う。
そんな当時の自分に助言するならば、物語の魅力を決めて、そこから書くことと書かないことの取捨選択をしろ、って感じかな。
例えばキャラがワイワイ騒ぐような学園ラブコメにヒロインのシリアスな重い話なんていらないから、そこに上手く触れないよう展開させるにはどうしたらいいか、あるいは触れても重くならない展開にするにはどうすべきかって考える頭が必要で、
そもそも書きたいことを整えようとせず、ただ思いつくままに書くだけだからジャンルに合わない内容を書いちゃってごちゃごちゃになってるだけ。
その取捨選択と整理はすべきだし、することで物語の印象がまとまるし、そして、取捨選択をするためには、そもそも必要不要の選択は何を基準にすべきかって問題があるので、その基準、つまり「自分の作品の魅力・面白味」を知ることが大事だって話で、これがわかってない人は自分のジャンルがわからない。
まあ、舞台が異世界だからファンタジーとか仮想科学が出てくるからSFとか、その程度の認識は出来るだろうと思うけど。そういうのが出てこない現代が舞台だとこの問題は顕著に現れるね。
というか、まあ、ぶっちゃけ自分が何を書いているのかもわからない時があったりするよね。
自分がこの悩みにぶち当たってた頃は正直つらかった。もし同じで「自分が何書いてるのかわからない」症状が出てるなら早めに解決したほうがいいね。
自分の作品の何が面白いのかを理解するだけでかなり違うから。
例えば「ラノベなのに大人向けなテーマ」が面白いところだと思うんであれば、あくまでラノベなんだから「大人向けテーマ」は良いとしてもラノベ向けにアレンジしなきゃダメだから、でもラノベと大人向けテーマのギャップが面白さだと思うから、大事な部分は大人向けのままで優先度の低い順にラノベに馴染むよう設定を変えた方がいいかな、とか。
基準が出来ることでそういう判断ができるようになる。
そうすりゃ自分の作品は「これ!」って言える作品になるから、ジャンルに迷ったりしない。

カテゴリー : その他 スレッド: 教えてください皆様の事。

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