小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

日暮一星さんの返信一覧。得点の低い順2ページ目

元記事:外国人キャラの名前について

初めまして、凜儀といいます。
自分はつい先日「そうだ、ラノベを執筆しよう!」と意気込んで絶賛プロット作成中の超がつくほどの新米です。

自分は現実の世界を舞台に魔法などのファンタジー要素を加えた「現代ファンタジーもの」を書こうと思っており、多くの国のキャラクターを登場させるつもりでいます。(アメリカ、ドイツ、フランスなど)

多くの外国のキャラクターを登場させるとなると、名前を考えたり覚えるのが大変なので、自分は食べ物や花の名前を付けようと考えているのですが、そんな名前は実際に存在しないじゃないですか。

そこで相談なんですが、現代を舞台に設定している以上、やはり登場キャラクターの名前や概念の名称も現実の規定に準拠しているものにした方がいいと思いますか?(男性名詞や女性名詞、人名使用が可能かなど)

なにぶん、こういったことを考えるのは初めてでして、ぜひ相談に乗っていただけると助かります。

上記の回答(外国人キャラの名前についての返信)

投稿者 日暮一星 : 0 投稿日時:

 初めまして、日暮一星です。

 外国の人名に関してはこちらのサイトが参考になるかと。
 http://www.worldsys.org/europe/

 食べ物はともかく、花の名前が人名になっているものはなくはありません。女性の名前の『リリー』や『エリカ』がそれにあたります。創作で有名なものには『ラプンツェル』がありますが、これはもともと野菜の名前です。

 忠実に現代を舞台にするなら相応の取材と根気が必要だと思いますが、素人には並大抵のことではありません。徹底的にやるのであれば、人名の他に地名や街の名前だったり、その土地特有の風景なども文章にしなければなりませんので。無難なものでは『現代をモデルにした架空世界を舞台にする』という選択もありますが、こちらは比較的自由にやれるかと。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 外国人キャラの名前について

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元記事:設定づくりの切り上げ時について

当方設定づくりにのめり込むタイプ(人物よりは機械など小道具、とりわけ兵器類)なのですが、はっきり言って際限なくいじり続けます。適当なところで切り上げるべきとは思うのですがどれくらい練り込めばよいのでしょうか?
例えるなら 
1、予定より長くなっても矛盾なく動かすため、作中に出ないであろう細部までガッチガチに設定しておく 
2、ある程度緩く設定しておき、必要に際して柔軟に動けるようにする 
3、ジャンプマンガのごとく後で矛盾が出てもいいからかっちり決めておく(当方ジャンプ読まないのでイメージですけど)

上記の回答(設定づくりの切り上げ時についての返信)

投稿者 日暮一星 : 0 投稿日時:

 初めまして、日暮一星です。

 書き手のさじ加減次第――といってしまえば身も蓋もないのですが、自分はどこで切り上げるかより『設定を作中にどこまで出すか』を意識して書いてます。いわゆる『10考えて3書く』論法です。こうしなければ本編が説明文だらけになってしまったり、不要な描写に追われてストーリーのテンポが悪くなったりと様々な不都合が出てくるからです。
 自分は主要キャラクターを練り上げて考えるタイプなので、おのおの本編でキャラを掘り下げようとするとこの悪手に陥ります。キャラの描写に追われてストーリーが薄くなってしまうんですね。

 設定作りは『世界(観)作り』なので、書こうとすればするほど手が止まらなくなり、その気になればいつまでたっても執筆に手がけられなくまります。また細部まで設定を練り上げることで『その世界観に説得力を持たせる』ことができるので、安易に疎かにすることも難しいです。
 ですので自分は、
『本編に合わせて設定を考える』
『個々の設定(色んな種類の兵器など)は、自分なりに納得がいくまで練り込む』
『本編で使わない設定はボツにせず裏設定として取っておく』
 を基準にして設定を作っています。もちろん、矛盾が出ないよう節々に修正するなどの柔軟性も込みです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 設定づくりの切り上げ時について

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元記事:注目させたいシーンや台詞の目立たせ方

いつもお世話になっております。

現在はヴィクトリア朝風な架空国家を舞台とした、長編小説の執筆を進めております、やとうと申します。

こちらの皆様に様々なご指導を頂きながら現在、第一話にあたる章のプロットが完成した後に、ト書きのようなものから段々小説へと書き直しを進めています。
しかし今度は描写力の無さから、その作業がうまくいかず悩んでいます。
色々な作品を読み、書かれている方々のアドバイスをいただければと思いお邪魔しました。

現在自分の書いたモノを読み返すと、起伏が無く平坦といいますか、
映画にたとえると、視点の遠近が無く淡々と同じ角度で見せてしまう、といえばいいのでしょうか…
うまく言葉にできているか自信が無いのですが、
「見せたいシーン」とそうではないところとの境がわかり辛く、
この台詞、動きが重要、というのが伝わりにくそうで、全体的に起伏が少なくさら~っと流れてしまっているような内容となっています。

描写の行数を増やせば良いのか、改行で短文にするだけでも違うのか…などなど考えますが、どうにもしっくり来ないので書くスピードも落ちてきてしまっています。

プロット→ト書き→書き加え というところまではそこそこできたのですが、
その先の肝心な本文、小説としての描写の段階になり、経験や知識の無さで試行錯誤してもうまく進まずという状況になりました。

大切な台詞、動き、伏線などを目立たせる、
そこまでに至る過程で「溜める」や視点の「引き」をどのように表現するか、
また、参考になる良い作品など、皆様の執筆のご経験やお考えをいただければ幸いです。

お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

上記の回答(注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信)

投稿者 日暮一星 : 0 投稿日時:

 実際に読んでみないと「見せたいシーン」とそうでないものの境目の区別が付くかどうか分からないのですが、

【①(シーンの書き出し)→A(見せたいシーン)→②(シーンの終わり)】
 
 という形があるけれど、①②とAの部分が区別が付きにくいのでは?――という認識でよろしいでしょうか。

 まず単純に考えられるのが、
『①と②の部分に筆を尽くしすぎている』
『Aの部分が、シーンを構成させるための要素として小さすぎる』
 という例ですかね。

 一つ目は、無駄な描写や情報を書きすぎているというパターンです。
 上手い書き手は、特に①の部分にキャラクターの些細な特徴や仕草(愛煙家なら喫煙、食いしん坊なら常になにかを食べているetc)やキャラ同士の関係(軽い口喧嘩やイチャラブetc)、シーンの舞台である場所の特徴(Aに控えるアクションシーンのための状況説明)などを導入します。それでいて本題であるAの部分にしっかりと筆を尽くしているわけです。これがどうして上手い書き方なのかというと、この書き手にとってAはもちろん①も②も『必要なシーン』だから。上手いシーンというものは無駄がないものなんです。

 ですので、見せなくてもいい(必要ではない)シーンがあれば省いたほうがいい。いっそのこと、①を飛ばしてAの部分から書き出すくらいの勢いで書いたほうが分かりやすいです。もちろん「Aの部分も必要なシーンである」という前提があればの話ですが。

 これが違うなら二つ目の例ですね。
 いくら重要であっても、「動き」や「台詞」もシーンを構成する一つの要素に過ぎません。見せたい動きや言わせたい台詞があっても、それ一つだけでは淡泊なものに終わってしまいます。それだけをシーンのAに据えても、①と②の部分に食われてしまい、重要かどうか区別しにくいシーンになってしまうんです。

 ただ「第一話にあたる章のプロット」とのことなので、中盤以降のクライマックスに比べれば平坦に見えてしまうのは必然的なことです。もしかすると序盤のシーンとしては問題ないものだったり、あるいは「見せたいシーンであっても不要なシーン」である場合もあります。後者の場合は遠慮なくカットしましょう。

 >>大切な台詞、動き、伏線などを目立たせる、そこまでに至る過程で「溜める」や視点の「引き」をどのように表現するか

 大切な――と言われると中盤以降のクライマックスのシーンを想像してしまうのですが、この場合は『必要な』という解釈でもよろしいでしょうか。クライマックスを指すのであれば、序盤の時点でそれを表現するにはスケールが足りない気がします。
 大切な要素を目立たせたいのであれば、第一話を含む序盤の部分は、それらを目立たせるために必要な「溜め」の部分です。逆に『大切ではないけど必要』であるのなら、大げさな溜めも引きも無理して書くことはありません。むしろ物語の構造上、序盤におけるそれらのシーンは大げさな「溜め」も「引き」もありません。できるだけ読者に知ってほしい情報だけを提示、描写して中盤に入ります。

 それでも序盤のシーンに起伏を作りたいのであれば、アクションシーンを導入して平坦さをなくすという手法があります。これは読者へ強引に緊迫感を持たせて目を離さなくさせる常套手段です。
 あるいは単に「目立たせたい」だけなら、序盤以降もこまめに動きや台詞を繰り返させる、伏線なら読者が一目見ただけでも分かるように提示させる――などの工夫をするべきかと。重要なのは『シーンそのもの』を目立たせるのではなく『シーンの中にある要素』を目立たせることです。

 以前、他の回答で書いたことですが、自分はシーンを書く際に『取引』を考えています。
 どのシーンにも、そこに出てくるキャラクターはそれぞれ違う目的を持っていて、それを果たすために各々は行動を起こします。この行動が取引であり「シーンの中の動き」で起伏です。この取引が終わると同時にシーンもスパッと終わります。この時、場面や場所ごと変えて次のシーンに移ることもあれば、物語を進めるための出来事を導入させて次のシーンに移ることもあります。

【プロット→ト書き→書き加え】という書き方は、ストーリーやシーンの外側(キャラやシーンの動き)を考えるには最適なのですが、肝心の『中身=シーンの内側』をあまり考えずに進んでしまいがちになります。
 内側というのはキャラの心情の動きだったり、そのシーンにおけるキャラの目的、そのシーンに登場するまでにあった(しかし実際には描かれない)キャラの動きなどです。自分も最近気付いたことなのですが、シーンの中身の構想が疎かになると外側の動きも描きづらくなるんです。そうなるとシーンの進め方であったり起伏の付け方がハッキリしづらくなります。

 ですので自分は外側からシーンを考えて描くのではなく、まず内側を考えてシーンの中心核を重ねるようにト書きを加えて肉付けをするように心がけています。シーン毎の心情の動き、取引の動き……これらを考えるようになってからは起伏のないシーンは書かなくなったと感じています。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 注目させたいシーンや台詞の目立たせ方

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元記事:表現力について

 初めまして.最近小説を書き始めました(初心者です).
ジャンルは異世界で,主人公である女の子が二つの世界を行き来する物語です.
 個人的に書いてて苦戦しているのは世界観を表現する書き方です.
特に異世界(ファンタジー)は空想の世界なので自分がイメージしている世界観(例えば建物だったり,キャラクターだったり...)どう表現するべきなのか困っています.なので質問は:

-世界観やシーンを表現する場合,気をつけるべき点やどうすれば表現出来るのか?

-参考に出来るサイト,小説等ありましたら是非おすすめを教えて下さい.

-表現力をもっと養える?練習方法等ありますか?

まだ二話しか投稿していないんですが,私が今書いている小説はこちら:

https://kakuyomu.jp/works/1177354054914338136

(感想や直すべき点等ありましたら,是非書いて頂きたいです)

上記の回答(表現力についての返信)

投稿者 日暮一星 : 0 投稿日時:

 オリジナルにしろ現実(リアル)の世界にしろ、まずはその世界でキャラクターたちがどのように生活しているのかを考えます。オリジナルであれば、どのようにしてそのような世界になったか、どのように作品の中で動いている世界なのかも考えますね。

 しかし、一通り考えて『いざ、執筆!』となっても、大抵の場合は原稿の上でその半分以上が【説明】して終わってしまうのが誰もが通る道かと。まず【説明と表現(描写)はイコールしない】と意識して臨みましょう。

 執筆初心者でよくある悩みの一つに『説明と描写の違いはなにか』というものがあります。この答えを簡潔に言ってしまえば、
【説明→語ること】【描写→見せること】
 と自分は認識しています。ですので、世界観(物語の舞台)を描写する時は極力【説明せずに、まず見せること】を意識していますね。

 舞台の世界観に限らず、キャラクターや作品固有の設定などでも【見せること】を優先して描いてみると、読者に【謎】を提供できます。この【謎】は読者を引き込む心強い力になる反面、書き手が独走する(見せすぎる)と読者を置き去りにするリスクも伴いまずが、面白い作品は冒頭にこの手法を用いているものも多いのでオススメです。

 見せることで世界観を処理する際は、設定資料にあらかじめ表現処理を考えておくなどして、プロットの段階で描写処理と説明処理の配分を決めておきましょう。"見せること"のみで設定や世界観を処理するのは無理があるので、読みづらさを感じさせることなく【伝えること】ができているかが鍵です。

 作品を拝読させていただきました。まだ冒頭ということもあり追究しようにも限りがあるのですが、『二つの世界を行き来する設定』ありきで、『二つの世界を行き来する主人公がどうするのか』が見えてこなかったのが気になりました。あのペースのまま読者にページをめくらせるのは少し苦しいかなと。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 表現力について

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元記事:キャラクターが書けない!

自分の役割に徹するキャラクターはダメですか?

上記の回答(キャラクターが書けない!の返信)

投稿者 日暮一星 : 1 投稿日時:

横槍失礼します。投稿者様の質問に目が留まってので、僭越ながらコメントさせていただきます。

>>「文章力は高いがキャラクターが役割に徹しすぎていて魅力がない。もっと掘り下げるように」

 まず新人賞からのご指摘にあった「役割に徹しすぎて魅力がないキャラクター」というのは、主人公などの主要人物に当たるキャラでしょうか。

「役割に徹しすぎる」との言葉から察する辺り、キャラクターにその役割が(書き手から)与えられるほどの『行動するに至る、目的ないし動機』が薄いのではないでしょうか?

 目的や動機が序盤で明確にされないまま物語が進むと、書き手が与えた役割通りに話が進んでしまいます。
 そもそも『掘り下げる』ということは『究明する』という意味で、つまり『読者にどういうキャラクターかを知らせる』ということです。これを実行するにはまず、書き手自身がキャラクターを知る必要があります。

 投稿者様の返信の中にも『操り人形』という言葉がありましたが、例えば「警察だから・探偵だから」という役割の理由だけで物語の本筋である事件に臨むだけでは、あまりにも淡泊です。
 そのキャラが警察・探偵になった理由や、その事件に臨まなければならない背景などを初め、書き手は読者に知らせなければならないキャラのことがたくさんあります。
 仮に『難事件を推理することが武器である本格推理もの』の作品でも、キャラを事件を解決するだけの警察・探偵だけで終わらせる作品はありません。
 自分も洋画ミステリードラマが好きで、その中に『CSI』というシリーズがあります。実際にあった事件をもとに、科学捜査の専門知識をふんだんに用いて事件を解決するというストーリーなのですが、この作品は単に『刑事が科学捜査で事件を解決する』だけの物語ではありません。
 ストーリーの中に『どういう人なのか(家族構成や捜査班との人間関係・特別なプライベート事情・オフでの過ごし方・今の自分に影響するほどの過去にあった出来事など)』をドラマの随所に散りばめ、キャラクターたちがどういう人間なのかを視聴者に知らせているのです。同じ捜査班の刑事と言えど、個性ある様々な刑事がいることを教えてくれます。しかもそのエピソードが視聴者の共感を生むように設定され、『役割だけではないキャラクター』を確立させているのです。

>>じゃあどうすればキャラクターを掘り下げられるんだ?

 そのためにはまず、書き手自身がそのキャラクターを知る必要があります。
 投稿者様は「ストーリーを優先して設定してからキャラを配置する」とのことですが、それ自体はあくまで『ストーリーとキャラの調整』でしかありません。個人的な持論ではありますが、『ストーリー作り』と『キャラクター作り』はそれぞれ独立したものなのです。
 ストーリーとキャラの調整を意識しつつ、まずはキャラ一個人の『キャラクター作り』を実践してはいかがでしょうか。また「キャラのコンビを作る」ともありましたが、コンビ性を意識しすぎて一人のキャラクターの持つ個性が弱くはなっていませんか?

 もう一つ考えられるのは『キャラの見せ方に問題があるのではないか』というものです。

 冒頭でもいったように、主人公などの主要人物には目的や動機が薄いまま物語が進めば、その役割だけを果たすだけのキャラになります。
 動機を持ったキャラはその目的を果たすべく『行動』します。そして書き手は、その主人公の行動の邪魔になるよう『障害』を与えなければなりません。これが『主人公いじめ』です。

 ここで気になるのが『主人公が受身になっていないか』という点です。目的を持った主人公がなにもしないまま、『障害』の方から主人公に立ち向かい、それを乗り越えてはいませんか?

 ストーリー構成の話にもなってしまうのですが、「操り人形」「ご都合主義」「キャラに意思がない」とのコメントをもらうのは、主人公だちが『行動的』ではなく、ストーリーも『受身からのリアクションだけ』で話が進んでしまっているからではないでしょうか。上記のコメント以外にも「敵やサブキャラの方が目立っている」といわれたことはありませんか?

 動機を持った主人公は目的を果たすべく『自らの意思』で行動しなければなりません。その行動の道のりには様々な『障害』があります。それを乗り越えるために主人公もまた、自らの意思で様々な『選択』をしなくてはなりません。

 役割だけでなく、目的を果たそうと動機を持ち、自らの意思で行動することによって「操り人形ではなくなります」。
 目的を果たすために行動する主人公が障害にぶち当たり、どう乗り越えるかの選択をさせることで「キャラに意思が生まれます」。
 ぶち当たる障害は『主人公より強い』方がいいです。それを乗り越えるための選択は、あらゆる犠牲や代償が伴うでしょう。その末にストーリーの結末で主人公は目的を果たし、初めて『成長』することで「ご都合主義ではなくなります」。

 また、投稿者様の返信にこのような内容もありました。「暴走アクセル役」と「冷静ブレーキ役」の話です。

>>曰く、暴走しすぎたらマズイ局面できっちりブレーキ役が働いている。逆に進まなければいけないところでは、アクセル役がしっかり機能している。ただ、それぞれのキャラが働くタイミングが良すぎるうえ、車でたとえるならば急ブレーキなのにピタッとその場で止まるような表現がキャラを殺しているとも言われました。

 これは『与えるべき障害が弱すぎてキャラが目立たなかった』ゆえの批評だったと思います。

【暴走アクセル役が大きな失態をして消極的になり、肝心な場面で行動しなくなったアクセル役の代わりに、冷静ブレーキ役が無理を承知でアクセル役の代わりを務めるも頓挫。それを反省したアクセル役が自分の暴走を見つめなおし、ブレーキ役もまた自分の積極性の不足を改め、再び二人は行動に出る】

 大まかですが、自分ならこういうストーリーラインにできたかなと思いました。
 投稿者様が配置した「暴走役」と「冷静役」はあくまで物語の土台であって、物語の軸にはなっても、緩急を作るための『山場』にするには無理があったのではないかと思います。

 まとめ
・一個人としてのキャラの作り込み不足。まずはキャラを作ることから。
・『目的と動機』『行動と障害』『選択』の不足もキャラを弱くさせる要因に。これらをはっきりさせ、随所にキャラクターの個性や背景を知らせるためのシーンを設置する。

 お節介承知の上でもう一つ。
 キャラを勉強中とのことで様々な作品に目を通しているとのことですが、キャラやストーリーに関するhow・to本を読んでから、作品に触れてはいかがでしょうか。自分もハリウッド映画脚本のhow・to本を何冊か読んでいるのですが、それを見た上で作品に目を通すと、本に書かれてある内容を実践していたりして面白いです。ただし、学び方もまた人それぞれなので無理にとは言いませんが。

 自分などの意見、少しでも参考になれば幸いです。失礼しました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターが書けない!

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元記事:地球外生命体が侵略してくる作品

こんばんは、小説を書いてみたい初心者です。
練習として短編などにトライした後、オリジナル長編を一作作ってみたいかと思います。

長編の内容としては死体化生神話を基にしたもので、巨神の亡骸の上に人類が暮らす世界を舞台に、巨神の骨と爪を削って造り出したロボットを使って異世界から来た生命体と戦うといった具合です。まだネタの考案まででプロットはまだ作れておりませんが、これを起点にアイデアを練ろうと思ってます。

前説が長くなりましたが、地球外生命体を題材にしたものなどの作品などご存知でしたらご紹介して頂けないでしょうか。『2001年宇宙の旅』や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』など、ジャンル不問で色々作品を視聴し、参考にしたいと思います。皆様のおススメ作品など、ご意見いただければ幸いです。

色々不慣れな点などありましたが、ご意見のほど何卒宜しくお願い致します。

上記の回答(地球外生命体が侵略してくる作品の返信)

投稿者 読むせん : 1

いえーい最新欄にお邪っ魔ー

≫例えば『産業革命が起きる数年前、レアアースや鉱物を主食とする宇宙生命体が地球にやってきた結果、世界がどうなってしまったか』、『鉱物資源が出なくなったヨーロッパ・アジア各国は、地中深くに埋められた巨神の血肉を偶然にも発掘し、これで国中のエネルギーを賄えるよう研究していく』

これとかかな?どっちかっていうと女性向けっぽいねんけど
https://ncode.syosetu.com/n3715cw/
最終的に地球の話じゃなくて宇宙人側の惑星の歴史や文化背景に引き裂かれる恋人達の話って感じ。

侵略ってまあ、「こう」なるわなーってのが生々しくて面白いよ。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 地球外生命体が侵略してくる作品

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投稿日時:

元記事:なろう系や異世界系ラノベの街並みはなぜ円形なんでしょうか?

気になりました。何か理由はあるのでしょうか?

上記の回答(なろう系や異世界系ラノベの街並みはなぜ円形なんでしょうか?の返信)

投稿者 大野知人 : 3 人気回答!

別に円形でもなくね、というのが正直な感想なんですが。
それはそれとして、ちょっと考察してみますと。

①『史実における中世ヨーロッパ(厳密には違う)の都市が円形である(ことが多いと思われている)から』
 ・注釈を脇に置いて話すと、西洋の『都市』って言うのはそこそこの割合で『城郭都市』であり、戦争のための外壁を備えている都市なんです。
  で、日本と違って平地の多いヨーロッパでは、『山を背にした/山の頂上にある攻めにくい城』みたいなものは作りにくかった訳です。
  それで、防衛戦をするときに『味方の射角を邪魔しないようにしつつ、死角を埋めて弓矢を放つ』ことを考えると、円形であると都合が良いため、平地には円形の城郭都市が多く作られました。

 *ただし、これは厳密には中世というか古代終盤から中世初期の話であり、その後の時代(つまり正しい意味での中世)の都市は『円形よりも星形の方が攻城兵を挟み撃ちに出来るし都合よくね?』と五稜郭のような形の物が作られたり、そもそも『国の真ん中にあるのに城郭都市にする意味ないじゃん』と城壁が無い物が多いため、厳密に言うと別に円形の物が多い訳じゃないんですよね。

 注釈込みでいうと、『日本にはないタイプの都市の形』として『円形都市』がヨーッパの都市のイメージとして広まった結果、『中世ヨーロッパだし円形都市でいっか』という考えをする人が増えたと思われる。

②『大型モンスターや高火力魔法がある世界』という前提だと、『円柱状の城壁』はある意味合理的であるから。
 新幹線の流線形とかに代表されるように、曲面は正面からの衝撃に強い形状です。大質量のモンスターや大規模な攻撃魔法が都市に撃ち込まれる前提で考えると、『ちょっとでも衝撃を受け流す』という意味では、円形の城壁は理に叶っているといえます。(まあ、魔法使いが居るなら別の方法で防げる気もしますが)

③描写しやすいから。
 長方形や正方形でも良いんですが。『分かりやすい図形』の形をした街であれば、『どこに何があるか』『どこからどこに向かっているか』の説明が簡単になります。
 あえて四角形でなく円形を良しとするメリットを上げるなら、方角や時計の例えなどを用いる事で、より具体的かつ簡潔に位置関係の説明が出来るためでしょうか。
 
④イラスト的に楽だから
 『遠景に主人公の住む街が映り、その手前の道に主要人物が並んでいる』感じの表紙絵、見たことがないでしょうか?
 イラストの背景に遠くから見た都市を描く時、複雑な形の都市だと『これはどっちの方角から見てるから、あの建物は見えるけどこの建物は見えなくて~』みたいなことを考えないといけませんが、円形で城壁があれば、まあ大体『あそこら辺にレンガ壁おいときゃいっか』で済みます。
 実際問題、アニメ化/漫画化の際に本来複雑だった都市が円形にされたという例は聞いた覚えがあるので、割とあり得る話だと思います。

と、まあこんな感じだと思います。
攻城戦うんぬんの話は、ウィキで『城』を検索して『ヨーロッパ』の項目を調べると、色々出てきますよ。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: なろう系や異世界系ラノベの街並みはなぜ円形なんでしょうか?

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投稿日時:

元記事:僕の作品に出てくるヒロインのキャラに自信がありません。

 ええっと、こんにちは。壱番合戦 仁です。

 最近ずっと悩んでいます。ヒロインたちがきちんと可愛いのか自信が持てないまま、悶々としているのです。
 本作のヒロインは、『起承転結』制を取っております。

 物語の始めでは、主人公の妹がヒロインです。彼女は未熟なキリスト教徒で、兄である主人公に恋心を抱いています。父親からの家庭内暴力も相まって、自身の信仰の在り方に葛藤しています。

 友達想い、兄想いの優しい子で、敵対する人には容赦しません。が、作中ではそういったとげとげしい一面は描写しないようにしています。
 彼女は、異世界に家出することにした兄について行きますが、『教会が存在しない世界』に行くことが耐えられず、現実世界に残ることにしました。別れ際に兄に想いを打ち明け、その場限りの恋人になります。

 主人公の妹は、大切にしていた十戒の一つ、『姦淫してはならない』を破ってしまいましたが、果たして読者から見て萌える場面だったのかどうか……。まだ誰からも意見を聞いていないので、不安です。

 以前から皆さんにも紹介したことがあるとは思いますが、物語の前編では『アイル・イン』という白エルフの女の子がヒロインです。彼女の種族は、『七つの人類の内、白エルフ以外の六人類だけが人間である』という主義を掲げる『六族連合』という組織と、『赤の国』・『青の国』・『黄の国』・『緑の国』の四王国から激しい差別と迫害を受けています。

 桂香さん曰く、『見た目はちょっとエミリアっぽい。基本的に天真爛漫だけど特定の事柄には敏感で怖がり』だそうです。

 彼女は本作のメインヒロインで、僕が一番好きな女の子のタイプを凝縮した主力キャラクターです。ラノベ研究所の記事で、『萌えるヒロインを作るには、自分が一番かわいいと思うキャラクターを作れ』とあったので、そうしてみました。

 この物語自体、彼女のキャラクタープロブレムを中心に描いているので、主人公のキャラクタープロブレムが描けていないという悩みもあります。(ちなみに、主人公とヒロインのキャラクタープロブレムを同時に描くにはどうしたらいいのでしょうか?できればそちらも教えていただけると助かります)

 物語後編では、タテシロ・サエリという主人公のいとこがヒロインです。前編のラストで石化して死んだアイルに代わって、彼女が主人公の恋人になります。
 彼女の実家は興信所で、探偵稼業をしている両親を手伝う過程で鋭い洞察力を得ました。基本的には常識人ですが、普段は奇行ばかりが目立つ変人系ボクっ子です。が、しかし、本当はものすごい寂しがり屋で甘えん坊です。大好きな主人公の前では、口調ばかりか主語すらも一変します。

 モデルは、満島ひかり演じる明智小五郎です。あの鳥獣戯画の猿じみたエキセントリックな行動と、残念なかわいらしさを参考にしました。

 物語の最後では、現実世界に戻った主人公たちの学校に転生したアイルが転校してきます。
 こちらの世界では、名を『愛川・ヴァルキュリア・刹良』といいます。
 (理不尽ですが)本命の元カノが戻ってきたことで、サエリは無残にも振られてしまいます。この辺は最近改稿した場面なので、後味が悪くなっているかもしれません。

 最後の最後で、時空を超えて再会を果たした二人は、物語の最後でやっと結ばれます。

 という感じで起承転結です。

 僕が書いているヒロインはちゃんと可愛いですか?もし可愛くないなら、どうしたら可愛くなりますか?
 あと、やっぱりアイルもサエリもめそめそしすぎですかね?

 回答をお待ちしております。

上記の回答(僕の作品に出てくるヒロインのキャラに自信がありません。の返信)

投稿者 サタン : 0

別の方にも書いた事なので何ですが、キャラクターの魅力は「設定」だけ見せられてもどうしようもないです。
魅力があるかどうかはわからない。
単に「そういうのは私の好みかな」という一回答者としての好みでしか答えられないし、もしくは一般的に好まれやすいという平均値での回答になる。
だから、回答をするなら「魅力はあるか」ではなく「魅力の出し方」または「魅力を出しやすい設定か」という話になる。

それで言うと、まず、大前提として、「魅力を出そうとしているか?」という根本の問題があります。
これは単なる気持ちの話ではありません。
まず最初は主人公の妹ですが、「萌える場面だろうか」と言ってる割には、一つも「妹の可愛さをアピールしてる場面」がありません。
作者が決めたシナリオに沿って話を盛っているだけです。
妹がヒロインのシーンにおいて、これは「妹が可愛いと思える内容にはなっていない」と言えるでしょう。
作者が決めたシナリオと妹の可愛さをアピールするシナリオが釣り合ってないので、単にシナリオを進めているだけの内容になっています。
例えば、
>友達想い、兄想いの優しい子で、敵対する人には容赦しません。が、作中ではそういったとげとげしい一面は描写しないようにしています。
なんで?
いやいや。
刺々しい一面がある一方で兄想いだから可愛いんでしょ。そういう可愛いところ、この妹のどういう所が可愛いのかを、どうしてアピールしないんでしょうか?
しかもこれは「妹の可愛さ」のほんの一例です。妹の魅力をもっと出していきましょう。

なんとなく勘違いされてるような気がするので、念の為に書いておきますが、
>『姦淫してはならない』を破ってしまいましたが、果たして読者から見て萌える場面だったのかどうか……。
別にエロシーンや色気のシーンで萌えるってわけじゃありませんよ。設定を見るだけでは、現状ただのエロシーンだと思います。
萌えは、貴方が「可愛い」と思えるシチュを列挙し、それについて書いて下さい。

次にメインヒロインのアイルですが、彼女についても「可愛いと思える要素を凝縮した」と書かれているものの、それがどんなシーンに活かされているのか一つも書かれていません。
現状、「そういう設定なだけ」で、キャラクターは見えてきません。

また、後編のサエリについても同じくキャラクタープロフィールがあるだけで、彼女の魅力は一つも書かれていません。
誤解のないよう強調して書きますが、魅力がないと言っているのではありません。
設定だけ書かれてもわからないし、少なくとも魅力を活かしてる場面は一つも見当たらない、という回答です。

そして、これは少し意地悪な回答であることも自覚しています。
なにしろ、キャラの可愛い要素をどのようにシーンに活かしているかを事細かに書いていったら文章量が酷いことになるでしょうから。なので、それを要求してる回答ではありません。
ここで言いたいことは「可愛いと思える要素をアピールしましょう」という事です。
そして、その可愛いと思える要素が一つも書かれていないので、それを指摘したまでの話です。

>複数のキャラクタープロブレム
ようはキャラが抱えてる問題という話でいいんですよね。
であれば、複数の問題を書くにはサブプロットを利用するか、二つの問題に共通する大問題を定義するか、どちらかしか選択肢はないかと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 僕の作品に出てくるヒロインのキャラに自信がありません。

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