小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

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注目させたいシーンや台詞の目立たせ方 (No: 1)

スレ主 やとう 投稿日時:

いつもお世話になっております。

現在はヴィクトリア朝風な架空国家を舞台とした、長編小説の執筆を進めております、やとうと申します。

こちらの皆様に様々なご指導を頂きながら現在、第一話にあたる章のプロットが完成した後に、ト書きのようなものから段々小説へと書き直しを進めています。
しかし今度は描写力の無さから、その作業がうまくいかず悩んでいます。
色々な作品を読み、書かれている方々のアドバイスをいただければと思いお邪魔しました。

現在自分の書いたモノを読み返すと、起伏が無く平坦といいますか、
映画にたとえると、視点の遠近が無く淡々と同じ角度で見せてしまう、といえばいいのでしょうか…
うまく言葉にできているか自信が無いのですが、
「見せたいシーン」とそうではないところとの境がわかり辛く、
この台詞、動きが重要、というのが伝わりにくそうで、全体的に起伏が少なくさら~っと流れてしまっているような内容となっています。

描写の行数を増やせば良いのか、改行で短文にするだけでも違うのか…などなど考えますが、どうにもしっくり来ないので書くスピードも落ちてきてしまっています。

プロット→ト書き→書き加え というところまではそこそこできたのですが、
その先の肝心な本文、小説としての描写の段階になり、経験や知識の無さで試行錯誤してもうまく進まずという状況になりました。

大切な台詞、動き、伏線などを目立たせる、
そこまでに至る過程で「溜める」や視点の「引き」をどのように表現するか、
また、参考になる良い作品など、皆様の執筆のご経験やお考えをいただければ幸いです。

お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

カテゴリー: 文章・描写

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注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信 (No: 2)

投稿者 千歳 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

カットしていいシーンはナレーションとか地の文でさっさと流す。
大事なシーンは行数を使って詳細にしっかり描写する。

流すシーン

 それから1週間、くるみちゃんは頑張って練習した。
 お風呂に入ると、ハツネちゃんの意識が消失して、くるみちゃんと入れ替わる。なんでくるみちゃんが出てきたのか分からなかったけど、お湯に入りながら「約束の歌」を練習してるんだよって、ブログで教えてくれた。 
 アパートでは大きい声を出せないから、カラオケボックスにも3回行った。携帯で伴奏を流して、大きい声で練習するくるみちゃん。

大事なシーン

 北川下駅を降りて、本鉄バス北5系統、北川高校行きに乗り換え。北川公会堂前で降りる。1分ほど歩いて、3階建てのビルの2階、スタジオキタガワに到着。
 この道順を、ハツネちゃんの体の中から、くるみちゃんもしっかり見てたよ。

 北川下駅からバスに乗って、北川公会堂前で降りる。
 5年前の歌の発表会の時と、全く同じルート。
 そういえば、あの時も、開演時刻は13時だったかな。

 ハツネちゃんが受付を済ませ、スタジオに入る。機材のセッティングをして、記録用のUSBメモリを挿入。マイクのチェック。
 準備ができたところで、ハツネちゃんと交代。ここからは、くるみちゃんの出番。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信の返信 (No: 12)

スレ主 やとう : 0 No: 2の返信

投稿日時:

千歳様

体調不良で久々にダウンしておりまして…お返事が遅れてしまい申し訳ありません。
やとうです。

詳しい例文まで一緒にいただき、勉強になります。
今はシーンの描写の濃淡について、あまり意識せずに書いていました。
重要ではないのはさらっと流すところ、もっと詳しく見せるところ、強調したい箇所がどこなのか、全体のバランスを考えながら本文を見直して、書き加えていきます。

千歳様、ありがとうございました。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信 (No: 3)

投稿者 ふ じ た に : 1 No: 1の返信

投稿日時:

同じようなことを悩んだ経験があります。
今でも上手くは出来てないと思いますが(;^ω^)

他の方が教えてくれたコツは、「描写のパンチ」らしいです。

あと、他の方の作品で、上手く盛り上がっているなぁと感じるシーンを分析してみると、心情が上手く織り込まれているなぁと感じたことがありました。

あまり心情が込められてないと、主人公にとってあまり重要ではないのかなぁと、読んでいて感じやすい気がします。

これが正解ではないとは思いますが、何かの参考になれば幸いです。
ではでは、失礼しました。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信の返信 (No: 5)

投稿者 ふ じ た に : 1 No: 3の返信

投稿日時:

追記失礼します!
そういえば、以前読ませていただいた短編を思い出したのですが、
あのとき感じた気になった点で今回お悩みになっているなら、
場面と描写と説明の使い分けの問題かなぁと思ったので、
参考になるサイトをのせておきますね。
https://readingmonkey.blog.fc2.com/blog-entry-712.html

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信の返信の返信 (No: 13)

スレ主 やとう : 0 No: 5の返信

投稿日時:

ふじたにかなめ様

いつも大変お世話になっております。
体調不良で寝込んでしまい、お返事が遅れてしまいました。
申し訳ありません。

他の方の作品は単純に「わあ、楽しい!」で分析をすることなく読み進めていることが多いです。
好きな作品や新しく出会った作品で印象に残るシーンに着目してみます。
心情を込める描写については、前回書いた短編でも足りなかった要素だと思っています。

またご紹介いただいたサイトが、勉強になります! いつもありがとうございます。
この方の本『アイデア大全』を使って出てきた内容が、今回の小説のスタートでした。
ホームページまでは見ていなかったので、こちらもじっくり読んでみます。

気づいたら最初の短編から一年ほどたっていたのですが、右も左もわからないヒヨッコがここまで続けられているのも、
こちらのサイトで一番最初にふじたにかなめ様から、アドバイスを頂いたことを支えに進めたことが始まりでした。
その後もたくさんの方から色々なご助言をいただきながら、前に進めることができています。
必ず形にできるように、こつこつがんばります。

ふじたにかなめ様、ありがとうございました。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信 (No: 4)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

・・・はた目から観て、要らんシーンを増やすことかも?

今、この年になって、初めてちゃんとジュールヴェルヌの『80日間世界一周の旅』(ちなみに木村正三郎訳)を読んでいます。

ハイライトシーンをめちゃ引っ張って引っ張て、出し惜しみしてますね。

「いや名案は分かったけど何すんのよ?」
で、たっぷり3ページ『上手くいくかな・・・でも怖すぎる』みたいなキャラの逡巡(しゅんじゅん)に割かれていました。
ヒロイン焼き殺されそうになっているシーンでね。おい急げよ。

わりとスピーディーに描いていそうなので思い切って「溜め」たりもありかも。
====================
たしか【吉原御免状】とか【鬼麿斬人剣】なんかの作者、隆慶一郎なんかも、トリビアやら弱法師の構えとかで一瞬の時間軸を笠益しまくっていました。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信の返信 (No: 6)

投稿者 読むせん : 0 No: 4の返信

投稿日時:

短編読んだ、改造した。でやろ?
=========
 ダイヴェト北領の首都として栄える、この街の夜は、昼間の賑わいが嘘のように人気(ひとけ)が失せていた。
 それでなくとも南洋特有の激しい雨ーーーいわゆるスコールが走り抜けた後だ。

 いつもなら見かける路上に座り込んだ米麺屋や、南国特有の奇妙なフルーツを天秤棒に乗せた売り子たちの姿はどこにも見当たらない。どこか蟻(あり)たちを思わせる、小柄でいつもクルクルと気持ちよく働く彼らも、さすがに雨に濡れるのは好まないのだろう。
 雨と、さきほどから差し始めた月の光に洗われた都市には、奇妙に音が無い。そのせいで普段なら響かないような遠くの怒号と悲鳴までもが聞き取れる。
 青年は、路地裏に入り込んで足を止めた。

「ーーーこんな場所を指定して、何のつもりだ。グエン」

 彼はこの南洋のダイヴェトにいながら東方の大国、清華帝国の衣服を身に纏っていた。その白い手には、先ほどまでの雨を凌(しの)いだ傘。
 歳の頃は二十代半ばか、特徴のないどこにでもいそうな顔立ちからは、何の表情も読み取れない。それほど頑丈そうに見えない細い身を包む衣装も――詰襟と紐ボタンで留められた上衣も、ゆったりとした裾の長い下衣も――闇に隠れそうな黒で統一され、影のような存在であった。
 
その彼を待っていたらしいグエンという男は、彼とは対照的に典型的な南国の男だった。小柄な身を包む現地人らしい装い――両脇に深いスリットが入った長い裾から覗く、簡素(かんそ)な白いズボンは、雨の跳ね返りをうけたのか、醜(みにく)く泥で汚れている。

「リュウ、早急に連絡すべき事態が起こった」

 いつもと落ち合う場所も、時間も異なる状況。グエンの南国人らしい日焼けした浅黒い顔がやや緊張しているようにも思える。彼の身に纏(まと)う、身体に密着した生地の長袖の腕には、「抵抗者」を意味する現地語が刻まれた白い腕章が、雨の湿度でうなだれていた。

 白い腕章をつけた人間は、この都市には少なくはない。それは西方の強国、ガリア王国からの侵略への抵抗者を意味している。
 かつてはダイヴェトと呼ばれた、この南洋の国は、数十年にわたり西方と東方、ガリア王国と清華帝国からの侵略と支配とを受けてきた。その時々(ときどき)で武器を取り、幾度となく侵略者たちと戦いを繰り広げた者たちが、腕章をもつ「抵抗者」たちだ。
 そんな「抵抗者」であるグエンに、ついて来いと促(うなが)され、奥の暗闇へと進んだ。
 
進むうちに月が雲に隠れ、路地裏は薄い暗闇に包まれる。
 途中で傘の柄(え)を握(にぎ)り直した青年リュウは、ちらりと背後を一瞥した。大通りから路地裏まで聞こえた、さきほどの殴打とうめき声。おそらくは、女性のものも含まれていた。
 最近この地域—————清華帝国圏であるダイヴェト北領の都では、「抵抗者」気取りの腕章をつけた人間が、夜な夜な都市を練り歩きヨーロッパ諸国にかぶれた「怪しい」人間を次々に襲うらしい。そんな輩も珍しくなくなった。たとえそれが、無関係な隣国の住人であっても連中に区別はないそうだ。

「手短に報告しろ」

 相手の顔も見づらい暗闇の中でリュウは、ガリア語で流暢(りゅうちょう)に命令した。
 二国の侵略に長年おびやかされてきたダイヴェトでは、現地の言語であるダイヴェト語の他に、ガリア語と清華帝国語が半ば公用語のような扱いになっている。清華帝国人にしか見えないリュウが使っても、さほど不自然ではない。

「もう、限界だ」

 同じガリア王国の言語でありながら、流暢だったリュウとは対照的に、グエンは使い慣れないかのように、くるしげにその言葉を搾り出した。
その言葉に、リュウは足を止めた。

「そうか」

 月が雲から姿を現すと、路地裏にも光が届く。
リュウとグエン、そしてリュウを囲(かこ)む三人の大柄な男も、グエンと同じように腕章をつけ、ナイフをこれ見よがしに振りかざしていた。

「これが、アンタの選択か」

 清華帝国が支配しているダイヴェト北領は、ガリア王国の支配地であるダイヴェト南領に向けて、ガリア人を襲う「抵抗者」を送り込んでいる。ガリアもまたダイヴェト北領に向けて同様の手を使い、破壊工作や無差別な殺人によるダイヴェト侵攻への「抗議」を両国が支援していることは公然の秘密であった。

 武器の構えもろくにできない連中。訓練されているとは思えない。そんな三人の男たちの背後からグエンは青年を指差し、ダイヴェトの現地語で叫んだ。
 それに応じて正面の一人が、ナイフを構え突進するも、半歩で身をかわしたリュウは横をすりぬける。
 さらにもう二人が両脇から飛び掛るが、リュウのほうが速い。
 わざと自ら接近して左側の男の腕をつかみ、捻り上げた。そこへ、右側の男の刃が突き刺さる。
 盾にされた男の、動揺と苦痛の呻きを聞きながら、二人まとめて前蹴りで地面に押し飛ばす。
 加えて急所に蹴りを叩き込んだ。
 ――と、背後の気配を感じ、握(にぎ)りしめていた傘を振り向きざまに薙ぐ。
 ナイフを持った手首を打たれ、取り落とした男。その咽喉(のど)目掛け、鋭い突きが放たれた。

「さて、どうする?」

 三人の男が地に伏した様を呆然と見ていたグエンは、我に返った。
 喉元に突きつけられた、冷たい金属の感触。
 いつでも容易く貫通できる。酷薄な笑みからは、そんな意思を感じた。

「ま、待て……わかった」

 両手を挙げて降伏した姿を見たリュウは、小さく頷き、傘の先端を外した。
 ――瞬間、グエンの頭をわし掴(づか)み、壁に叩き付ける。
 痛みと、側頭部に激しい衝撃衝撃で視界が点滅する中、髪を掴み上げられ、グエンと名乗っていた男は目を開けた。

「いいか、俺は連絡役だ。たとえ殺したところで、状況は変わらない。次はアンタの番だ」

 片膝をついたリュウが、清華帝国人の衣服を纏(まと)ったガリアの密告者(イヌ)が、語りかける。

「だが、働きぶり次第で本国は対応を変えるつもりだ」

 リュウは懐から出したメモを、ゆっくりと読ませる。

「やれるな?」

「これ以上、仲間を売りたくは――」

「逆らうなら、そのときは……」震える男の耳元に、リュウは小さく囁く。

「本国にいる、娘が死ぬだけだ」

 グエンの動きが止まった。
 手を離して立ち上がったリュウは、傘を持ち直すと、振り返る。月は煌々(こうこう)と輝き、スコールの名残(なご)りで濡れた地面と家々(いえいえ)を絶望的なほど美しく煌(きら)めかせていた。そんな光の中、倒れた男たちは月影のように動く気配がない。

「精々、上手くやれ」

 倒れたままの男を一瞥すると、もう振り向くこともなく路地裏から出て行った。
========-

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信の返信の返信 (No: 7)

投稿者 読むせん : 1 No: 6の返信

投稿日時:

・・・・うーん、いざ打ち込んでみたら、ハイライトシーンが目立たないレイアウトになった・・・だめだこりゃorz

このシーンだと

「これが、アンタの選択か」から続くシーンこそハイライトですよね?ここの区切り的に?
スイマセン改造した意味すらなかった(-_-;)大失敗や・・・・

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信の返信の返信の返信 (No: 14)

スレ主 やとう : 0 No: 7の返信

投稿日時:

読むせん様

いつも大変お世話になっております。
体調を崩してダウンしてしまいまして、お返事が遅くなりました。申し訳ありません。

書きたいことを優先することが中心で、展開をサクサクと進めすぎているかもしれません。
少し息抜きや一呼吸入れるシーンがあると、流れに緩急がつけられそうです。
時には出し惜しみということも必要、と考えながら見直してみます。

『80日間世界一周の旅』はタイトルは知っているものの、手に取ったことがない作品なので図書館でチェックします。
隆慶一郎という方の作品も知らなかったです。いつも面白そうな作品をご紹介いただきありがとうございます。

短編の改造までしていただきありがとうございます。
他の方が書くと、このように変わってくるのかと何度も読み返しました。

ただ元の素材が、初心者が勢いでどばーっと書いてしまったものなので…
どんなに上手な方の手が加わっても素材が素材なので加工しても難しい…となってしまいますね。
前回の短編よりもっとうまく書けるよう、がんばります。

読むせん様、いつもご指導いただき、ありがとうございます。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信 (No: 8)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

うぅん……非常に難しいです。
というのも、簡単にそれが出来れば苦労はないわけで、濃淡や強弱またそれによる強調のテクニックは、大雑把に例えると、綺麗なイラストを見て「この塗りのメリハリどうすりゃ出来るようになるかな」って言ってるようなもので、そんなん模写するなり反復練習で身体に覚え込ませるしかないでしょ、という答えしかないというか。
つまり、感性や感覚によるところが大きいので、説明のしようがなく教えようもないものだと思う。
コツというのもイラストの例で言えば「腕の動かしかた」を聞いてるようなものなので、とても答えにくい。
言葉にしたところでそれを注意すれば良いというものでもないので。

それをなんとか言語化してみることは出来し限定的な場面の例なら案を出して説明することも出来るけど、場合によりけりなので必ずしもそうとは言えないし人によっては違うかもしれない、というのを前提に、あくまで参考程度に読んで頂ければと思います。

まず、文章の読解について考えると、これは「相手が言いたいこと」つまり「文章の主旨」を読み取ることなので、どんなに長い文章であっても結局のとこ「何が言いたいのか」は至ってシンプルです。
つまるとこ「結論」ですね。
当たり前だけど、この結論が相手に伝わってないと会話が成立しないし意思の疎通もできないので、この「結論」を正しく相手に伝えられる文章が書ける、というのが前提になります。
そして、読解、つまり読者は文章を読んで「結論を読み取ろうとする」ので、どんな文章・どんなシーンであっても「結論」だけは記憶ないし印象に残ります。

例えば、文章の中間に「主人公は激怒した」と書いてあるのと、文章の最後に「主人公は激怒した」と書いてあるのでは、後者のほうが「結論」として読み取れるので読者の印象に残りやすいです。
文章の頭に言いたいことを置くのも「結論を先に言う」形で印象に残りやすいでしょう。
これは読解の話をしているので、すると文章だけでなくワンシーンや複数の場面をまたぐ話題などにも同じことが言えます。
シーンの最後のほうに持ってくる文章は印象に残りやすい。
または話題の最後に出すセリフや行動は記憶に残りやすい。

では、
>そこまでに至る過程で「溜める」や視点の「引き」をどのように表現するか、
単純な話、「書きたい要素」を結論として一つの話題を作り、それを書けば良いだけです。
話題と言っても大層なものじゃなく、「街の不良が主人公をからかう」「軽く流す主人公に、調子に乗って不良たちは主人の貴族の事を馬鹿にする」「主人公は激怒する」みたいな、適当な一つの話題ね。
これで「激怒する」場面は印象に残りやすい形に出来るので、このままでもいいと思うけどあとは「溜め」や「引き」の演出ですね。

これは予定調和を崩すことで読者の気を引く演出が一番簡単だと思います。
例えば「街の不良が主人公をからかう」という流れがあり、主人公が「そうか、ふぅん。へぇ」と軽く流してれば、「からかわれて、軽く流す」というパターンというか流れがわかるので、その流れが一気に変わるポイントを作って「主人公が激怒する」につなげる。

「東洋人が、変なカッコだな」
「ワシから見りゃおまんらの方が窮屈な格好に見えるがの」
「言うじゃねえか。おい見ろよ、なんだその腰のは。剣のつもりか?」
「刀じゃ。おまんらには見せてやらん」
「ははっ、剣ってのはもっと分厚いモンだ、コイツはこんな細長い棒っ切れしか振り回せない貧力ってことだろ」
「刀じゃゆうとるき。まあええが。おい、触るな。ご主人に揉め事起こすな言われとる。……面倒じゃき、もうあっち行き」
「ッハ! あのクソ生意気な貴族の坊主の言うなりか。おっと睨むなよ。確かにあんなのでも貴族の子息だからな、言いつけられたら面倒だ――おい、行くぞ」
「ははは。じゃあな、腰抜け東洋人」
「……」
「アバズレ貴族の息子にケツ振ってりゃ腰抜けもなるわな! ははは」
「――おい、待ち。今、なんち言うた」
「腰抜けって言ったんだよ。東洋人」
「それじゃなか。その前じゃ。奥方と、主人のことなんち言うた」
「アバずれ――」
「もっぺん言ってみぃ。言えるもんならな」
「ひぃ、く、首が……! 何を、な、何をしてんだよ、おまえ!」

とまあ、浪人と言えば土佐だよね、という話ではなくて。
わけあってセリフのみですが、予定調和を崩すことで雰囲気がガラッと変わりますので、そこへ一気に畳み掛けることで読者を引きつけることができます。
ほんで、私の力が足りないのは承知のうえで、この例文を見て「確かに引きがあるな」と思ってもらえたなら嬉しいのですが、もし少しでもそう感じられたのであれば、地の文を書いてないのに引きが作れてる、という事に注目してほしいです。
まあ、例文から「引き」を感じられなければAVGをはじめとしたノベルゲーム、あるいはゲームの会話パートなんかを思い出して、好きな作品の名場面でも参考にしてみてください。
地の文がほとんどないのに「溜め」も「引き」もあるハズです。
印象に残る名シーンも目立つセリフも作れてるハズ。
地の文による文章表現の問題だけではない。

大事なのはストーリー(一つの話題にしろ全体の物語にしろ)にこうした起伏をつけてやることで物語の色合いに濃淡や強弱を付けてやるってことで、説明はできるけど実践には慣れが必要だと思います。
小説にとって地の文は描写や説明それら表現をはじめ、小説を小説たらんとする生命線ですが、これに頼りすぎると情景を書くことに必死になりすぎて物語りしないので、注意が必要だと思います。
文章表現の意味で言えば、濃く書きたい場所は詳しく濃密に描写したり、あるいは印象づけたい言葉は改行してシンプルに一行だけにするなど文章の工夫で表現したり、小手先だけどテクニックと言えるような事はけっこうあります。
でも、その前に、まず物語でちゃんと起伏をつけるのが先だろうと思います。
>小説としての描写の段階になり
という一文で、その事に少し懸念を感じたので、そもそもプロットの時点で物語に起伏が作れているか、というのを確認してみると良いと思います。
文章表現の問題だけでなく、場面の表現、すなわち演出の問題も気にするべきではないかなと。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信の返信 (No: 15)

スレ主 やとう : 1 No: 8の返信

投稿日時:

サタン様

いつも大変お世話になっております。
先日から体調不良で寝込んでしまいまして…すぐにお返事ができず申し訳ありません。

例文まで書いていただき、とてもわかりやすく、勉強になります。
主人公もそんな風に暴れさせたいです。

「書きたい要素」を結論とする話題を作って書く、という方法で進めると、今まで書き溜めていたアイデアが今後も盛り込みやすそうです。
また、ワンパターンにならないように「予定調和→崩す」ということも意識して流れを作ると、キャラクターの見せたい部分をよりいっそう強調できるので、今まで書いたところで作り変えできないか、チャレンジしてみます。
地の文を入れるのに苦戦しているので、台詞だけでも印象に残せる、また逆も可能という方法もこれから試していきます。

そして、なにより物語自体に起伏が無いと文章や台詞だけでは盛り上がりようがないので、そちらも足りない部分が無いかプロットも確認が必要ですね。
その上でご指導いただいた方法や表現も取り入れ、今まで書いたものがより良くなるように色々な書き方を試します。

サタン様、ありがとうございました。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信 (No: 9)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ト書きですかー。漫画原作でその形式で書いたことがあるんですが、けっこう圧縮したにも関わらず、漫画のネームでは自分用でも他の方に渡す用のでも他の方から頂いたものでもさらに圧縮する結果になった覚えがあるんですよね。小説>映画やアニメ>漫画の圧縮率の違いを思い知らされたことがあります。

おそらくやとうさんだとヴィクトリア朝風景の空気感を描写したい、という気持ちが強く出ているかもしれない、と思うのですが、小説は心理描写ゴリゴリ入れ込んでも「平坦」という評価が出てもおかしくないです(←自分も他の人もそういう評価で悩んだことがけっこうある)。

ちなみに、絵描き同士だと絵で「ここ絶対大ゴマだよね」「作画に気合い入れるところだよね」という製作意図の通じ合いがわりと簡単だった(指示されてなくてもわかった)んですが、そのためかえって描写関連の語彙がむしろ絵を描かない人よりも貧弱になる傾向もあり……うっかり描写が不足しないように日々研鑽中です、つまり何が言いたいかと言うと、自分もアドバイスできるほどできてない。

強いて言えば、漫画の「大ゴマ」にあたるページを占める面積を、文章量に置き換えて換算する。「作画に気合い入れるところ」の作画中の気持ちを思い出して語彙をなんとか捻りだす。……絵描きでない人に通じない例えでどうするよ、という感じで申し訳ありません。ですが、漫画のデフォルメ率というのは侮れないものでして、「映画みたいに平坦になってしまう」のが気になるようでしたら、さらにデフォルメ率の高い漫画を参考にする。

お好きな漫画を思い浮かべてみてください。アニメでなく漫画、ここ大事です。漫画原作のアニメはむしろ漫画の隙間を埋めるようにオリジナルシーンを挿入するものなので。アニメーターの人でも「漫画ではコマの大きさや形を変えられるのが羨ましい、漫画原作をアニメ化するのにいちばん気にするのはそこ」と言っていたことがあります。

もちろん「映画くらいの平坦さでも構わない」というスタンスの方もいらっしゃるでしょうから、別に無理しなくてもいいんじゃないかと思いますが。というか前作のやとうさんの作品はどちらかというと映画よりな感じなんですが。いきなり圧縮率を高くしすぎるとむしろ「わざとらしさ」が出てしまうこともあるので、無理をしすぎなくてもいいんじゃないかと思っていますが。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信の返信 (No: 16)

スレ主 やとう : 0 No: 9の返信

投稿日時:

hexa様

いつも大変お世話になっております。
すぐにお返事するべきところを、遅くなってしまい申し訳ありません。

ヴィクトリア朝の雰囲気は、描写が少ないかな…と自信が無いのですが、
現在はそもそも文の情報量も少なく、スカスカな方向で不安になっています。
その後は逆にゴリゴリ過ぎる方向にならないよう、バランスも必要になりそうな予感もしています。
最近電子書籍で漫画を読むことが増えたので、手詰まりなときは色々な作品を文章化したらどうなるか?という形で練習できそうですね。

hexa様に見ていただいた前回の短編は、シド・フィールドという方の脚本作成についての本を参考にして組み立てをしました。
現在進めているものは、それを基準にもっとゆるくしたような感じで書いています。
脳内のイメージをいざ文章にすると、なんだか平坦な感じになってしまい、躍動感がない、といいますか…色々と不安になってしまいましたが、
これから沢山書いて練習していくので、無理せず今できることを形にしていきます。

hexa様、ありがとうございました。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信 (No: 10)

投稿者 日暮一星 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

 実際に読んでみないと「見せたいシーン」とそうでないものの境目の区別が付くかどうか分からないのですが、

【①(シーンの書き出し)→A(見せたいシーン)→②(シーンの終わり)】
 
 という形があるけれど、①②とAの部分が区別が付きにくいのでは?――という認識でよろしいでしょうか。

 まず単純に考えられるのが、
『①と②の部分に筆を尽くしすぎている』
『Aの部分が、シーンを構成させるための要素として小さすぎる』
 という例ですかね。

 一つ目は、無駄な描写や情報を書きすぎているというパターンです。
 上手い書き手は、特に①の部分にキャラクターの些細な特徴や仕草(愛煙家なら喫煙、食いしん坊なら常になにかを食べているetc)やキャラ同士の関係(軽い口喧嘩やイチャラブetc)、シーンの舞台である場所の特徴(Aに控えるアクションシーンのための状況説明)などを導入します。それでいて本題であるAの部分にしっかりと筆を尽くしているわけです。これがどうして上手い書き方なのかというと、この書き手にとってAはもちろん①も②も『必要なシーン』だから。上手いシーンというものは無駄がないものなんです。

 ですので、見せなくてもいい(必要ではない)シーンがあれば省いたほうがいい。いっそのこと、①を飛ばしてAの部分から書き出すくらいの勢いで書いたほうが分かりやすいです。もちろん「Aの部分も必要なシーンである」という前提があればの話ですが。

 これが違うなら二つ目の例ですね。
 いくら重要であっても、「動き」や「台詞」もシーンを構成する一つの要素に過ぎません。見せたい動きや言わせたい台詞があっても、それ一つだけでは淡泊なものに終わってしまいます。それだけをシーンのAに据えても、①と②の部分に食われてしまい、重要かどうか区別しにくいシーンになってしまうんです。

 ただ「第一話にあたる章のプロット」とのことなので、中盤以降のクライマックスに比べれば平坦に見えてしまうのは必然的なことです。もしかすると序盤のシーンとしては問題ないものだったり、あるいは「見せたいシーンであっても不要なシーン」である場合もあります。後者の場合は遠慮なくカットしましょう。

 >>大切な台詞、動き、伏線などを目立たせる、そこまでに至る過程で「溜める」や視点の「引き」をどのように表現するか

 大切な――と言われると中盤以降のクライマックスのシーンを想像してしまうのですが、この場合は『必要な』という解釈でもよろしいでしょうか。クライマックスを指すのであれば、序盤の時点でそれを表現するにはスケールが足りない気がします。
 大切な要素を目立たせたいのであれば、第一話を含む序盤の部分は、それらを目立たせるために必要な「溜め」の部分です。逆に『大切ではないけど必要』であるのなら、大げさな溜めも引きも無理して書くことはありません。むしろ物語の構造上、序盤におけるそれらのシーンは大げさな「溜め」も「引き」もありません。できるだけ読者に知ってほしい情報だけを提示、描写して中盤に入ります。

 それでも序盤のシーンに起伏を作りたいのであれば、アクションシーンを導入して平坦さをなくすという手法があります。これは読者へ強引に緊迫感を持たせて目を離さなくさせる常套手段です。
 あるいは単に「目立たせたい」だけなら、序盤以降もこまめに動きや台詞を繰り返させる、伏線なら読者が一目見ただけでも分かるように提示させる――などの工夫をするべきかと。重要なのは『シーンそのもの』を目立たせるのではなく『シーンの中にある要素』を目立たせることです。

 以前、他の回答で書いたことですが、自分はシーンを書く際に『取引』を考えています。
 どのシーンにも、そこに出てくるキャラクターはそれぞれ違う目的を持っていて、それを果たすために各々は行動を起こします。この行動が取引であり「シーンの中の動き」で起伏です。この取引が終わると同時にシーンもスパッと終わります。この時、場面や場所ごと変えて次のシーンに移ることもあれば、物語を進めるための出来事を導入させて次のシーンに移ることもあります。

【プロット→ト書き→書き加え】という書き方は、ストーリーやシーンの外側(キャラやシーンの動き)を考えるには最適なのですが、肝心の『中身=シーンの内側』をあまり考えずに進んでしまいがちになります。
 内側というのはキャラの心情の動きだったり、そのシーンにおけるキャラの目的、そのシーンに登場するまでにあった(しかし実際には描かれない)キャラの動きなどです。自分も最近気付いたことなのですが、シーンの中身の構想が疎かになると外側の動きも描きづらくなるんです。そうなるとシーンの進め方であったり起伏の付け方がハッキリしづらくなります。

 ですので自分は外側からシーンを考えて描くのではなく、まず内側を考えてシーンの中心核を重ねるようにト書きを加えて肉付けをするように心がけています。シーン毎の心情の動き、取引の動き……これらを考えるようになってからは起伏のないシーンは書かなくなったと感じています。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信の返信 (No: 17)

スレ主 やとう : 0 No: 10の返信

投稿日時:

日暮一星様

いつもお世話になっております。
体調不良でダウンしてしまいお返事が遅くなりました。申し訳ありません。

今は文章の情報や描写が少なすぎるのでは?という方向で悩んでいます。
淡白にならないよう、しかし書きすぎないように追加していきます。
また、序盤なのでまだ最後に比べれば平坦になるのは必然、というお言葉をいただき安心しました。
はじめから盛り上げすぎも問題なので、全体のバランスも必要ですね。

現在の問題は、動きは書いても、内面の心情や目的などキャラクターの内側についての内容が不足していると感じました。
ここではどんな内面の動きがあるのか、そちらを注視して肉付けできるように書いたものをもう一度見直しします。

日暮一星様、ありがとうございました。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信 (No: 11)

投稿者 t : 0 No: 1の返信

投稿日時:

こんにちは、全体的に起伏が少なくさら~っと流れてしまっている場合、私の経験では95%以上の作品で書き込み(イベント量)が足りていません。
しかしそれ以上に大切なのが、読者にとって読みやすくて起伏が少なくさら~っと流れてしまっているのか、あるいは読みにくくてさら~っと流れてしまっているのかで、話は違ってきます……どちらも作品のウリを考えてみましょう、くらいしか言えませんが……。

作品のウリにかんしては「はねバド!」の作者さんが2013/10/7の記事で、頭がいいなと思うコメントをされています。私はよく思い出すのですが、要約すると「ジャンプでは噛んだ瞬間に味がするものを求められている」。
これをラノベに置き換えると、ハーレムものはたしかに読み始めた瞬間から刺激に溢れています。GM(ゲームマスター)がいきなりデスゲームを宣言するのも、噛んだ瞬間に味がして美味しいです。

じゃあ自分の作品のウリはなんですか? 
ウリをきちんと書けているかについて私はよく考えます。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信の返信 (No: 18)

スレ主 やとう : 0 No: 11の返信

投稿日時:

t様

いつもお世話になっております。
お返事がおそくなり、申し訳ありません。

文章の読みやすさについては自信がなく、前回書いた短編から進歩できているのだろうか、と悩むことが多々あります。
また作品の「ウリ」について、
こちらでご指摘いただくまで、自分はそれほど考えずに進めていたことに気づきました。
この作品の中ではなにを「ウリ」にしたいか、それをどう表現するか、それを考えて書いていくようにします。

t様、ありがとうございました。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信 (No: 19)

投稿者 t : 0 No: 1の返信

投稿日時:

お疲れ様です。

今日は時間がちょっとできたので……作品のウリは……それが分かればプロになっとるわ! とツッコミたくなるのですが。私としては物語には何かしらの面白さやウリが必要だと考えています。

面白さにも色々あると思います。文章力とかキャラとか仕掛けとか。
返信を読んでいて思ったことは、おそらく今回の件に一番近いのは、物語やキャラやキーとなる設定を立体的に見せる工夫だったのかもしれません……「溜める」や視点の「引き」。

「分解」という言葉は私の中でよく、迷ったら分解しろ! くらいにでてくるのですが。
作品のウリや面白さは分解できます。
分解したものを単語が持つイメージだけで済ませようとするとだいたい失敗します。ストーリーに組み込んで散りばめることで、様々な角度から光を当てることが可能になります。

ヴィクトリア朝風な架空国家とあるのでどんな物語になるのか分かりませんが。
全然関係のない話になってしまい恐縮ですが、主人公はおそらく武士で、もしかしたら殺し屋に命を狙われていたとします。
普通に書くと主人公が殺し屋に命を狙われているので、どうしよう、この状況ヤバイ。主人公が無双して撃退するのだけど、ついにすごいスキルを持ったやべー殺し屋がきたよ、と書きたくなります。
ここで、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
はたして殺し屋が、例えば、片腕を失ってでも殺したくなるくらい、魅力的な主人公に仕上がっているか。
私が言いたいことは、殺し屋から見た時に主人公はどんな人物なんだろうか、ということです。

これを別の話に置き換えると、魔剣があって、魔剣やべー悪役の俺様つえー。
でもこの魔剣から見て。
この魔剣だけが知っている数々の悪行が、すべてを書ききるのは当然できませんし物語がつまらなくなります、でもそれとなくストーリーに反映することはできます。
台詞だったり、行動だったり。
そこに対応していくことで主人公もさらに輝けます。
裏側もきちんと書ききってはじめて……という意味です。

そんな感じで、分解した面白さやウリを誰に持たせるのかどうか、いつも主人公に持たせるのではなくて、ベクトルの方向を色々と工夫されてみるのもいいと思います。

注目させたいシーンや台詞の目立たせ方の返信の返信 (No: 20)

スレ主 やとう : 0 No: 19の返信

投稿日時:

t様

いつも大変お世話になっております。
再びお返事をいただき、ありがとうございます。

・今回の件に一番近いのは、物語やキャラやキーとなる設定を立体的に見せる工夫……
そこを大切にしたい、けれども文章での表現がさら~っとしすぎていると思いました。
表現力といいますか、描写のセンスが無いという現状をどう改善しようか、
皆様から頂いたアドバイスを支えに試行錯誤しています。

他者の視点からみた主人公はどんな人物か? など、見せ方を変えることは、
主人公だけでなくその他のキャラクターの内面も表現できそうです。
考え付いた設定や内容はすべてを説明として書き連ねるよりも、
台詞や描写といった物語の展開の中に盛り込めるよう考えていきます。

なかなか思うように上手くいかないこともありますが、いただいたアドバイスを支えに、
物語を形にできるように進めます。

t様、ありがとうございました。

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タイトル:注目させたいシーンや台詞の目立たせ方 投稿者: やとう

いつもお世話になっております。

現在はヴィクトリア朝風な架空国家を舞台とした、長編小説の執筆を進めております、やとうと申します。

こちらの皆様に様々なご指導を頂きながら現在、第一話にあたる章のプロットが完成した後に、ト書きのようなものから段々小説へと書き直しを進めています。
しかし今度は描写力の無さから、その作業がうまくいかず悩んでいます。
色々な作品を読み、書かれている方々のアドバイスをいただければと思いお邪魔しました。

現在自分の書いたモノを読み返すと、起伏が無く平坦といいますか、
映画にたとえると、視点の遠近が無く淡々と同じ角度で見せてしまう、といえばいいのでしょうか…
うまく言葉にできているか自信が無いのですが、
「見せたいシーン」とそうではないところとの境がわかり辛く、
この台詞、動きが重要、というのが伝わりにくそうで、全体的に起伏が少なくさら~っと流れてしまっているような内容となっています。

描写の行数を増やせば良いのか、改行で短文にするだけでも違うのか…などなど考えますが、どうにもしっくり来ないので書くスピードも落ちてきてしまっています。

プロット→ト書き→書き加え というところまではそこそこできたのですが、
その先の肝心な本文、小説としての描写の段階になり、経験や知識の無さで試行錯誤してもうまく進まずという状況になりました。

大切な台詞、動き、伏線などを目立たせる、
そこまでに至る過程で「溜める」や視点の「引き」をどのように表現するか、
また、参考になる良い作品など、皆様の執筆のご経験やお考えをいただければ幸いです。

お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

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