小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

朝行灯さんの返信一覧。得点の高い順1ページ目

元記事:もう一度質問です。どうすれば、良い話し合いができたのか。また、自身の攻撃的な発言のダメ出しをお願いします。

まずは起きた経緯を説明させてください。

まず今回のことは如月さんの言うように僕が完全に悪いです。
他の人の批評を批判する行為に該当するからです。
この一点により僕のしたことはマナー違反に当たります。
またそれだけでなく、僕の発言により、藍色折紙さんはラケンを利用しないとおっしゃいました。
そして、そのあと投稿された私を揶揄する作品にて、ミライノノラという作品と、今は削除されましたが女子大生と、ラーメンと、悪い大人と。という作品に対して寄せられた評点に対する批判を行いました。
結果、その女子大生と、ラーメンと、悪い大人を書かれた作者も作品を削除し、「これからは、なるべく人目に触れないところでひっそり創作します」と去っていきました。
私の批判のせいで、二人もの鍛錬室を利用する人が去ってしまったわけです。

それにより、周囲の人間は怒り、悲しみ、私を非難するに至りました。
私としても、狙い通りに書いた作品に正当な評価を与えてほしいという気持ちで批判した結果、その作品の作者を傷つけてしまったことに強い責任を感じました。
すべては自分が批判したせいですし、そこはどんな言い訳をしても許されるものではないと思います。

しかし、私としては、
・ちゃんと実力のある人は評価してほしい。
・読み手も、批評する能力、感想を書く能力を向上させていく必要があること。
・それがこの鍛錬室のレベルや利用者の質に影響するということ。

ということを話し合いたかったのです。
現状、投稿室を利用している人が掲示板を利用することはありません。
場所としてはふさわしくなかったのは百も承知ですが、自分としてはこのラケンを愛する身として、これをどうしても利用者たちに求めたかったのです。

以上になります。

以下より、問題となった作品とそのコメント欄を載せたいと思います。
決して自分を擁護する目的ではなく、より良い話し合いを行うためのアドバイスをいただくことが目的です。
とはいえ、自分自身も納得できていない部分もありまして、そこをしっかりと掘り下げて今後の糧にしたいと考えています。

お手数をおかけしますが、よろしくおねがいします。
発端となった作品
https://ranove.sakura.ne.jp/3story_system/public_story/13818.shtml#res

上記の回答(もう一度質問です。どうすれば、良い話し合いができたのか。また、自身の攻撃的な発言のダメ出しをお願いします。の返信)

投稿者 朝行灯 : 9 人気回答! 投稿日時:

明らかに優れた作品と、明らかに劣る作品に同じ点数をつけたことが納得いかない、っていうけど、作品の優劣はスレ主さんの見方でしょ?他のひとはそう思ってないからそういう点数になってるのかもしれんのに、ちゃんと評価してないとか、なれ合いだとか、自分の思いこみや自分のものさしで一方的に評者批判するってのが、そもそも間違いなんじゃないの?

しかも、劣っていると思う作品の作者さんに、かなり失礼でひどいことを言ってたようだし。「真面目に書いてないんでしょ?こんなとこにあんたみたいな低レベルなやつが投稿すんなよ」的な。これもう作品の批評じゃないよね、人格否定じゃんか。で、その人がもう来ないって出ていってしまったわけだ。めちゃくちゃなことしてるんじゃないか?評者批判以前の問題でしょ。しかもラケン愛とかなんとか語るまえに、この騒動でスレ主さんが何人もひとを追放しちゃったかたちだし、ひと減らしてラケンのためとかなんとか言っても、説得力ないじゃんか。そこも間違ってるんじゃないの?

あと、この質問するまえに、発端となった作品のところでスレ主さんがほかの人から注意されていることが、もうこのスレの答えじゃんか。それをわざわざこっちに転載して「どうすればいいですか」って言われてもさ、どこへもっていこうが、どこへ判断をあおごうが、だいたいそこで言われてたことと同じことをみんな言うと思うよ。自分の味方をさがそうとするのはあきらめて、いいかげん聞く耳をもとうぜ、って思う。

自分の見方を人におしつけて、それで他人を批判して、自分が正しいのだから何がおかしいか言ってみろ、って、それでいてラケンが好きだからこそと言いながら、結局自分がラケンに来る人を減らしちゃってラケンをおとしめてる矛盾を見ようともしない。考えてみなよ。やってることめちゃくちゃ。

あとさ、こうして意見ききたいとしても、そこに投稿された他人の発言にだって、著作権というものが一応あるんだから、そのひとたちになんも言わずに勝手にこっちへ転載してるのも、マナー違反だと思うけどな。そういうとこも含めて、あまりに自分勝手がすぎるんじゃないか?

まあ、そんなところがダメ出しになるかな。

カテゴリー : その他 スレッド: もう一度質問です。どうすれば、良い話し合いができたのか。また、自身の攻撃的な発言のダメ出しをお願いします。

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元記事:一人称と固有名詞の表記ゆれ

どうも如月千怜です。今回はかなり久しぶりに文法のことで相談があります。(正確な時期は覚えていないけど、多分一年以上していなかったはずです)

今回相談させてもらいたいのは表記ゆれについてです。
先日私が頂いた感想にこのようなものがありました。
「カタカナの固有名詞が連発して鬱陶しい。同じ単語を連続して出さないで欲しい。出すなら表記を変えるくらいの工夫をして」
こういったご意見なのですが、これは一人称の地の文に寄せられたものです。
ただ私はこの意見を納得できませんでした。
私は「一人称の地の文で表記ゆれをするべきではない」と考えているからです。
事実この部分は多くのウェブページでも同じことが書かれていました。だから私はこの主張を支持しています。
ところがこのようなご意見をする方がいると言うことは、他に同じ考えを持つ人がいる可能性もあると思うのです。
一人称メインで書いている方はどうお考えでしょうか?

上記の回答(一人称と固有名詞の表記ゆれの返信)

投稿者 朝行灯 : 7 人気回答! 投稿日時:

 これについては、各人の好みや感覚の問題なので、明確な答えはなかなか出せないと思います。固有名詞・代名詞をどのくらい使うかは、その人の持っているリズム感覚によって大きく差が出ると思うんです。なので私としては、納得できないなら無理に直す必要は無い、と思います(すみません、この質問文のみで回答させていただいていますので、状況がよくわからないまま、無責任なこと言ってます)。
 ただし、他の人がそのように言ってくる、ということには、注意を払わなければいけません。人がそう思うには、どんな場合でもそれなりの理由があると思います。そういう時に、一度それを考えてみて自分自身を見直してみたり、他者やプロの作品などはどうしているのかな、と見てみたり、常に自分と照らし合わせて向上させていく意識は、持ったほうがいいのかもしれませんね。参考にならないと思える意見があったとしても、それを受け入れる受け入れないは一旦置いておいて、どうしてそういう意見や感想が来たのか、を想像したいところです。ただ鵜呑みにしたり、ただはねつけるだけでは、成長は望めない気がします。如月千怜さんのこの質問文にも見られるように、相手の意見の行間を読む、ということですね。どんな意見や感想でも、自分でしっかり相手のことも含めて考えてみる、という姿勢が大事なのでしょう。
 で、最初に戻って、一人称の地の文の問題ですが、一人称なので地の文は常に同じ人格から発せられる言葉ですもんね。その言葉の言い方がコロコロ変わるのはたしかに変ですし、頻繁に変えるのは避けるべきかなと思います。しかし日本語は英語などとは違って主語や目的語をある程度省略しても成立し、読者も想像してくれると思いますので(私の読者への甘えですが……)、そういう意見が寄せられたのを良い機会ととらえて、言葉の省略などの試行錯誤してみるのも、たしかに悪くないですね。すでにされているとのことですので、良い効果が出ることを祈っています。
 また話は異なりますけど、場面によっても、あえてその言葉を変えることでそれ自体に意味や雰囲気を乗せる効果を狙う場合もありますよね。普段名前で呼んでいるのに、子憎たらしいと思った場面なんかではそいつのことを職業で呼んだり、あえて回りくどい言い方で皮肉めいた雰囲気を表したり……。場面によっても例外があるとは思いますので、それらや省略することを組み合わせても面白そうですね。
 あ、なんだか思いっきりずれたことを書き連ねてしまったでしょうか。申し訳ありません。主旨が違うかなと思われたら読み捨てください。長々と失礼しました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称と固有名詞の表記ゆれ

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元記事:もう一度質問です。どうすれば、良い話し合いができたのか。また、自身の攻撃的な発言のダメ出しをお願いします。の返信の返信

こんにちは、ご意見ありがとうございます。

色々とおっしゃっていること、その通りなんだと思います。
しかしながら、聞く耳を持ちたいからこそ、納得がいかない部分があるからこそ質問させていただいているわけでして、やはり逐一なぜそれが間違っているのかを自身が納得しないと僕は決して自分自身の非を認めることができないのです。
ご協力お願いします。なので以下より反論させていただきます。

・作品の優劣はスレ主さんの見方にしか過ぎない。

→そうですね。結局はそうなります。
 しかし鍛錬室という性質上、何を基準とするのか、人それぞれの感性ばかりに委ねても、それは壊れたコンパスのようなものにしかならないと思います。
 指針が必要です。
 ゆえにその指針の一つとして、
 世の中の需要、商業で売れているものをちゃんと把握する必要があるのだと僕は思います。
 例えば、なろうファンタジーを書いたのに、「中世ヨーロッパではこんなものあない! もっと中世に寄せろ」という意見があったとします。
 しかしなろう読者というのは、中世ヨーロッパとかそういうのはどうでもよくて「ナーロッパ」を読みに来る人がほとんどです。
 なのでこの意見は多くのなろう読者にとって的外れだということになります。
 この場合、僕はやはりその評点は間違っていると思います。

 逆に本格ファンタジーを書いたのに、「これはなろう小説じゃない」という意見があれば、それもやはり僕はその評点は間違っていると思います。

 それが自分の物差しで測ることと、客観的に評価することの違いになります。
 完全に客観的になるのは不可能ですが、ある程度知識を持てば一定の評価を下す力を持つことができるのではないでしょうか。
 今回の場合、藍色折紙さんの作品は、設定はSFですが、整合性はないもので、文章や構成から作品を見ても、本人のコメントから見ても、特に狙って書いてはいない様子でした。
 しかし、もう一つの作品は、若い女の子×おじさんという一つの需要を意識した作品で、しかも「日常モノ」をしっかりと書いたものでした。文章にしてもしっかりとした作りです。
 で、これって、ある程度の評者であれば見抜けることなんですよね。
 そして、僕が不満に思った二人というのはそれなりに見る目がある評者という認識でした。
 思い込みではない、と決めつけることはできませんが、それなりの理由があって批判をしたつもりでした。
 つまり、狙って書いた作品がちゃんと狙い通り書けていたらちゃんと評価してあげてよ、と。
 日常モノならちゃんと日常モノとして評価してくれよ、ということです。
 日常モノなのに、バトルを期待して読む読者なんていないですよね?
 日常モノは、日常モノとして読むべきだし評価すべきです。

・真面目に書いていない、というのは作品の批評じゃなく人格否定。その人もう来ないとまで言っているし、批判以前だし、説得力がない。
→それはそうかもしれません。
 とはいえ、それ以前に、来るか来ないかを決めるのは、利用者一人一人の気持ちの問題ですよね。
 発端となった作品にもあるように、僕も利用者の一人です。利用者の一人として、「こんな人が来てほしい」というものがあるし「こんな人は来ないでほしい」と思います。どんな人が来るか来ないかは、僕は決められませんが、それでも、どういう人が来てほしいか、という願いのもと感想を書くのも、また自由だと思います。真面目に作品を書いてくれる作者が来てほしいし、承認欲求を満たすためだけに投稿してくる作者には嫌気がさします。そして類は友を呼び、承認欲求を満たすだけの作者があつまり始めたらそれこそ自分の居場所というものがありません。自分の好きなラケンという場所。辛口批評が許される場所だった投稿室を守りたいと思うのも、別に間違ったことではないのではないでしょうか。
 ゆえに、真面目に書いてなさそうな作者に、「真面目に書いていないでしょ」というのは人格否定ではなく、作品に真剣に取り組んでいるかいないかを見定めて書いた上でのことならば、ごく自然なことでもあると思います。
 
・発端となった作品で、注意されていることがすべて。
 どこへ言っても同じ。
 味方を探すのはあきらめろ。

→これは規約違反ということでしょうか。ならば、そうですね。最初から僕が悪いと思います。
 しかし、目的はこのタイトルどおり、どうすれば、
・実力のある書き手を評価してほしい(狙って書いた作品が狙い通り書けていたらちゃんとそれなりの評価を与えてほしい)
・読み手もそのためには批評する能力、感想を書く力を向上させる必要があること。
・それがこの鍛錬室のレベルや利用者の質に影響すること、
 ということを、みんなで話し合えることができたか、を僕は知りたいんですよね。
 鍛錬室で互いに切磋琢磨するために、必要なディスカッションをしたかったし、そのために自分の意見をぶつけて反応を見たというわけです。
 ……いずれにしても失敗したわけですので、その方法が間違っていたのでしょう。

・投稿された他人の発言にだって著作権がある。

→それはその通りですね。みんなごめん。
 でも、WEBでやり取りする以上、そうなることを踏まえて行動するものだと思います。攻撃をするために用いるわけではないので、どうか多めに見ていただけたらと思っています。

ご意見ありがとうございました。

上記の回答(もう一度質問です。どうすれば、良い話し合いができたのか。また、自身の攻撃的な発言のダメ出しをお願いします。の返信の返信の返信)

投稿者 朝行灯 : 6 人気回答! 投稿日時:

なるほどね。でも読者って素人よ?書き手が読者に「わかれよ」って文句言うのってどうなのよ。素人だからこその見方ってものを否定していいのかねぇ。それにコンパスって何かね。そのひとがそう思ったっていうことを全然尊重してないっていうかさ、「世間の流行はこういうもんなんだから、おまえは間違ってんだよ」じゃあ、おんなじような意見ばっかになるじゃんか。いろんな意見が集まるから、そのなかから参考になる意見をとりだせるんでしょ。しかもさ、それは言われた作者がどう判断するかの問題じゃん。スレ主さんが口出すことじゃねえだろうよ。世の中の主流がぜったいに正しいみたいな価値観をさ、ひとにおしつけるのはよくないと思うよ。流行からはずれてるから間違い、って考えかたから、もう間違ってるんじゃないの?なろう読者?そんなもん作品となんの関係があるんだ?いろんな意見があっていいんだよ。なんで「そういう見方もあるんだ」って尊重できないのかねぇ。そんなもん、ただの価値観の押しつけじゃんかよ。

それにスレ主さん、二つの作品を比べてるけど、それはスレ主さんが思ったことでしょ。自分の見方が絶対だ、って思うのはすげえ傲慢なんじゃないの?他の人は、スレ主さんが見逃していることを見抜いていたのかもよ。「思い込みではない、と決めつけることはできませんが、それなりの理由があって批判をしたつもりでした」っていうスレ主さんの言葉、評者批判された相手もおなじこと言いたかったと思うよ。

作品をどう読もうと、読者の自由。バトルの読みかたからすればものたりない、恋愛期待してたらものたりない。それでいいのよ。それを的はずれに思っても、そういうのがヒントになったりするんだよ。あ、バトル要素いれたらどうかな、恋愛ものでおなじように書けたらどうかな、って。それをさ、流行どおり読め、評価しろ、そんな感想受けつけねえよ、じゃあ、作品なんのために投稿してんの?予想通りの感想がほしいのか?そんな投稿になんの意味があるんだよ。何度もいうようだけど、そういうもんのなかから参考にするしないは作者の自由だからね。よこから口はさむことじゃねえよ。ましてやスレ主さんの価値観を押しつけることでもないぜ。こういう見方をしろって強制するなってこと。どっかの国の独裁者みたいになっちゃいけないよ。

「とはいえ、それ以前に、来るか来ないかを決めるのは、利用者一人一人の気持ちの問題ですよね」→おいおい、人格否定しといてそれを相手の受けとりかたの問題にするなよ。相手をきずつけたことはたなあげかよ。さっきから全部さ、自分よりも相手の問題、ってなってないか?責任は全部相手にまる投げかよ。なんでも屁理屈こねて「相手の問題、相手がわるい」ってきこえるよ。おれは間違ってないんだ、なにがわるいんだ、教えてくれ、って、教えたって「いや、でもね」って聞く耳ぜんぜん持たねえし。いったいスレ主さん、なにがしたいんだ?スレ主さんがラケンに来る人を選別する権利なんてないんだぞ。こんなひとが来てほしいと思うのは勝手だけどさ、低レベルの人間のくるとこじゃねえよ、みたいに言うのはちがうだろ。ただの荒らしだよそんなの。自由とやりたい放題をかんちがいしてるんじゃねえか?最低限の尊重とマナーあっての自由よ。なんでも言っていいわけじゃねえぞ。ラケンはスレ主さんだけの場所じゃないの。自分の価値観を押しつけるところじゃないの。地球はスレ主さん中心にまわっているわけではないのよ。スレ主さんが思っていることが世の中の絶対正義とはかぎらないのよ。かなり危険な思想だよそれは。

もう一度いうけど、作者も読者もひとそれぞれ。読者は素人。サイトのありかたを決めるのはスレ主さんではない。いろんなひとが来れる環境にしているのは管理人さん。スレ主さんが決めることではない。納得いかなければ、スレ主さんが離れればすむこと。感想の書きかたまでスレ主さんが他人にあーだこーだ強制することじゃないの。思いこみや価値観を人に押しつけるのはダメ。人格否定もダメ。

そもそもディスカッションって、反対されたら「失敗」なの?「ああ、こういう風にみんなおもってるんだ」ってならない?話し合いってさ、味方を増やす目的のものじゃないのよ。相手がそう思ったことにはぜったいに理由があるのよ。スレ主さんと同じようにね。それをもうすこし理解したほうがいいと思うよ。見えるものがすべてとはかぎらないじゃん。それでしか判断できないかもしれないけどさ、相手だって苦しんで出した答えかもしれないじゃんか。そういうのをもっと相手の立場によりそって考えてみたら?思いこみよりも思いやりだよ。それでも理解できない、納得いかないって思うなら、ひとにまた危害くわえる前に去ったほうがいいね。ラケンはスレ主さんが思いどおりにうごかす場所ではないので。

どうすれば良い話し合いができたのか。まず相手のことを尊重しようぜ。

カテゴリー : その他 スレッド: もう一度質問です。どうすれば、良い話し合いができたのか。また、自身の攻撃的な発言のダメ出しをお願いします。

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元記事:小説を一作も完結させられない

私は今まで一つも小説を書き上げたことがありません。
なんとか小説を最後まで書けるようになりたいです。
叱咤激励の言葉やアドバイスがほしいです。

今も書きたい小説があり、それの起承転結を考えているのですが、転と結が気に入らなくてプロット自体を二転三転させています。
しかも、そうやって変えてもやっぱり盛り上がりに欠ける気がして、まったく違う話を書きたくなってきました。

全く別の話でも完結できれば私は満足ですが、別の話を考え始めても今回のように諦めることになりそうです。

私は理想が高すぎるんだと思います。最初から傑作を書こうとしてはいけないといくら言われても、傑作を求めてしまいます。

小説を完結させるにはどうしたらいいですか?

上記の回答(小説を一作も完結させられないの返信)

投稿者 朝行灯 : 4 人気回答! 投稿日時:

 そのお気持ち、とてもよくわかります。
 私の場合、思いついたらとにかく書きます。でもやっぱり書けなくなることが多いです。そんな時は、そこで書くのを止めて保存します。で、また何か思いついたら、それを書きます。例えばこういうラストを書きたいな、と思ったらそのラストをとりあえず書きます。あんなふうな台詞を言わせたいな、ちょっと緊迫した戦闘シーンをやってみようかな、と思ったら、とりあえず書きます。キャラや設定はあえて決めません。矛盾しても良いので書きます。プロット思いついたー!と思ったら、あらすじでも何でもメモして保存します。
 あるいは、途中で書けなくなったけれど、展開を思いついて続きを書きたくなった、さらには書いた作品をちょっと変えたい、なんてことも起こります。それも書きます。ここで注意すべきことは、元になった作品も、その都度保存しておくことです。後でやっぱり最初に書いた設定や二番目に書いた設定を使いたい、と思うこともあるので、その時に消してしまっていると使えないので……。
 そういう事をしているうちに、作り掛けのものがいっぱい溜まるのですが、ある日それらを眺めていると、「あれ、これとこれをくっつけたら面白いんじゃね?」とか「このキャラをあの書きかけの登場人物にしたら良いかも」なんてことが起こる場合があります。そうなったら、それを実際に書いてみます。つなげる前のものも保存し、合体させたものも保存します。
 上手いこといけば、起承転結、それぞれ別々の作品からアイディアをちょっとずつ拝借して、つぎはぎだらけでも一本の作品になることがあります。そこまでくれば、しめたもの。後は設定に無理はないか、キャラは一貫しているか、辻褄はあっているか等、読んで気になる矛盾や問題点を直していきます。
 これで一つ、作品が出来てしまいました。しかもストックが豊富で、次の作品のヒントとなる財産も出来ています。
 話を戻しますが、お気持ちはとてもよくわかります。傑作を求める気持ちも、書けないもどかしさもわかります。それはそれで良いと、私は思います。理想は高いほうが良いです。だから、それも良いと思います。
 途中まででも良いので、書けるところまで書いてみてはいかがでしょうか。たとえ全部かけなくても、そこまで書けた自分を褒めてあげても良いと思います。書けなくなっても、作品を寝かせている時間も含めて、創作時間ですから。最初から完璧に書ける人なんて、世の中にはひとりもいません。私は今のまま、続けていけば良いと思います。
 長くなりましたが、もしこれが何かの参考になれば幸いです。自分のペースで気楽にやっていきましょう。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 小説を一作も完結させられない

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元記事:支持はしますが、私からの忠告もの返信

再訪ありがとうございますあまくさ大作家124冠王さん。
というのも、自業自得とはいえ、僕が間違っているという前提のもと話してくる相手と話すのはかなり労力がいるもので、まあ自業自得ですけど。
みんな、もうちょっと、優しくしてくれてもええんやで?(震える小動物のような目でお願いする金木犀)

・・人に読ませるために必要な努力を最初からする気はなかった
・設定もただの思いつき
・整合性なんてそもそも考えようとも思っていない

これは、まずいです。
たとえ作者が30分で書き上げたと公言していようとも、それゆえ努力を放棄していると決めつけることが誰にできるでしょうか?
しかも言い方がきついです。上記3行のような言葉をぶつけられたならば、私でも「そうまで言うなら、もうここには来ない」と言うかもしれませんよ。

→ありがとうございます。その通りだと思います。
 それが作者を傷つけ、周りはそれを擁護する形でしたよね。

・この書き込みを受けて作者様がラ研を去る旨の宣言をされました。

→この部分はちょっと誤解ですね。
 実は、折紙さんがもう来ないと表明したのは、

・まあ、物語が終わるようにもともと書く予定がなかった、とのことですから、そもそも、人に読ませるために必要な努力を最初からする気はなかったんじゃないかと思います。なので、当然といえば当然ですが設定もただの思いつきでいいですし、整合性なんてそもそも考えようとも思っていないのかもしれませんね。

→この時点でのことです。
 そして、おっしゃる通り、自分としては「そうじゃないよ。そういう意図じゃないよ。こういう経緯があって話したんだよ」と自己弁護したわけです。
 失敗しましたけどね。

(鍛錬室からの引用2)
ただ、目的次第で、鍛錬室に投稿する必要もないかもしれないというのは、事実なんですよね。
ここでいくら小説を書いて評価を受けようが決して先はありませんし、ただ承認欲求を得たいというのであればほかにいくらでも、例えばノベルアップなどの批判などない平和な場所に行けばいいというのは、まあ、ぜひ耳を傾けてほしいかな、と。
(引用、終わり)

これはフォローになっていないばかりか、逆効果です。「ただ承認欲求を得たいというのであれば」は暴言でしょう。仮定の形の文章になっていて、直接作者様がそうだと断言はしていないかもしれませんが。しかし、これでは作者様がそうだと言っているも同然と受け止められても仕方がありません。

→確かにそこは攻撃的でした。自己弁護が先に来てますし。まあ、このスレも、結局は自己弁護にしかならないのかもですが、なんにしても、そこは余計だったなあと素直に思うことにします。思うことにする、というのは納得いっていないからなのですが、そこはすいません。

・1)金木犀さんが評価したい作者の点数が低いことに不満をもった。
2)金木犀さんが評価できない作者に同等の点数がついていることに、八つ当たりした。
3)八つ当たりされた作者が予想以上に強い反発をしたために、焦って前言を糊塗しようとした。
4)金木犀さんがやや自分を見失った結果、作者と他の参加者・感想人に対する度を超した批判(気味)の主張になってしまった。

→周囲にはそう映ったこと、改めて言葉にしてくれてほっとしました。
 そうなのかもな、と思ってはいましたが、やはりそうですか。
 難しいよ、言葉。

・誤解を生んだ原因が金木犀さんのいくつかの不適切な文章によるとは思います。

→ぶっちゃけ、それすべてを改めろなんて神様でも無理なんじゃないかと思ってます。
 どんなに正しかろうが、他の人が間違っていると思うことを話せば反感買いますし、言葉通りには受け取ってくれないのが人間ですから。

 せめて、僕は、僕の言いたいことを理解し、他の人がそうなっていたら、積極的に耳を傾けようと、固く決意しました。

・余計な付言。
もう一つのスレの方に、私自身の過去の行状の報告を載せておきました。
かつて地雷原を無謀に駆け回った老兵の繰り言とお考えください。

→見てましたよ((笑))
 でもあれは僕と違って、マイナス点をつけた奴との対立ですよね。そっちのほうが潔いですし、正義って感じです。
 僕の場合はどっちかっていうとアウトローな主張ですね。
 気を使わせてしまったみたいで、申し訳なかったです。

 ところで、僕が謝罪したとき、みんな「なんで今それ言った?」と反感を買ったんですが、それなんでかわかります?

 いや、本気でわかんないんですよ。お前がそれを言うなし、みたいなのはなんでなんでしょうか。
 マジでこれはわかんない。
 本当に、ご教授おねがいします。

上記の回答(支持はしますが、私からの忠告もの返信の返信)

投稿者 朝行灯 : 3 人気回答! 投稿日時:

ん~、まあどうなんだろう。スレ主さんの思いと、その作者に筆を折らせた問題発言は、別問題なんじゃない?スレ主さんの評者批判はひとつの意見なのよ、きっと。そういう見方をするひともいるっていう感じなんだろう。でもさ、作者の創作姿勢を思いこみで叩いちゃった叩きかたが人格否定なんじゃないの?って、みんなそっちのほうが大きな問題だと思ってるんだと思うぜ。だから、そういう叩きかたについてスレ主さんが謝ったときに、自分の主張のためにはしかたなかった、自分のこういう意見は悪いとは思わない、みたいな、別問題をひとつにくっつけるような書きかたで謝っちゃったから、「いまそれいう?」って逆に反発食ってしまったのかなぁって。

みんなにしたら「ラケンのためと思った意見なら、人格攻撃もゆるされるっていうつもりなのか?」って受けとっちゃったのかも。なんか、スレ主さんの意見が人格攻撃の言いわけっぽくとられちゃった、ってかんじかな。本来は別問題よ。スレ主さんが問題だと思っているラケンの現状と、スレ主さんが個人の作者さんにやる気ないとか低レベルとかってとられるような発言しちゃったこと、とはね。遠因として無関係じゃないとスレ主さんは思うかもしれないけど、その発言のときの話ね。なんにしても人格攻撃はダメじゃんか。それはスレ主さんもわかってる。だから、そこの部分だけを謝罪として書けばよかったってことなんじゃない?評者批判の件はひとまずおいといてさ。このままじゃラケンから人がはなれると思って問題提起したのかもしれんけどさ、それのしかた間違えてそれで人がなん人もはなれたら、本末転倒って思うでしょ?人ばなれ引き起こしたやつがなに言ってんの?ってなるじゃんか、ふつう。たぶんそういうことなんだろうよ。

意見が正しいか間違っているかはおいといて、ひとまず意見をもつことにみんなNOといっているわけじゃない。それはいいのよ。それの出しかた、人格攻撃の謝罪とくっつけて言いわけっぽくとられたのが、まずかったのかな。で、ついでにいえば、くっつけちゃったことで、「ああ、この人は人格攻撃を反省してないぞ」って誤解されちゃったのかも。スレ主さん自身にとって、それもモヤモヤするでしょ。おたがいが誤解してるところもあるかもね。まあ、なんにしてもやっちゃったことはやっちゃったことだし、おそらくもういまさら釈明してもむりでしょう。すくなくとも、今後は人格攻撃はやめることだね。低レベルの人がどうのこうのっていうのはやめようぜ。やる気ないとかもそう。評価のしかたとかの意見はつたえればいいさ。ただし、掲示板や自分の作品のなかだけで、にしといたほうがいいかも。でないと今回のようなことがまた起っちゃうだろ?スレ主さんもきっとそう思ってるからわざわざいうことじゃないかもしれないけどさ。

カテゴリー : その他 スレッド: もう一度質問です。どうすれば、良い話し合いができたのか。また、自身の攻撃的な発言のダメ出しをお願いします。

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元記事:自分が感情移入できないと物語も書けない?

とあるテレビの特番で、「ONE PIECE」の作者尾田栄一郎さんがこう言っていました。

「泣くシーンを書く場合、自分が泣けないと読者も泣かすことができない」

これって、小説でも同じことが言えるのでしょうか?

自分が感動したと思う場面
自分が胸熱と思うバトルシーン
自分が笑えると思うやり取り
自分の心に突き刺さる台詞
等等

そうやって、自分の心が動くシチュエーションを小説に書いていってこそ、読者の心を動かしたり笑わせたりするのでしょうか?

とはいえ、自分の価値観や感性が読者と同じなのかと聞かれると、なんおとも言えませんが......

よろしくお願いします

上記の回答(自分が感情移入できないと物語も書けない?の返信)

投稿者 あまくさ : 1

悲しいという感情を作者がまったく持ち合わせていなかったら、悲しいシーンは書けないでしょうね。なので、

自分がどんなときに泣くのかを良く分析し、理解していれば、読者を泣かすことができる。

とは思います。しかし、

「自分が泣けないと読者も泣かすことができない」

という意見は、尾田さんの真意は別として、あまり額面通りには受け取らない方がよいと思いますよ。まあ、あの人の作品は本当に作者の感情を全力でたたき込んでいる感じはしますが。そういうタイプの作者としての実感なんだろうなとは思います。

しかし。

注意してほしいのは、作者の感情移入と読者の感情移入は別物だということです。「ONE PIECE」のような作品を書くためには作者自身の感情の振幅が大きいことは不可欠ではあるでしょうが、同時に自分の感情を客観視できることも不可欠です。それでなければ単なる独りよがりになってしまうのがオチでしょう。

小説でもマンガでも、泣かせるシーンを作り上げる基本は、そこに至るストーリーの流れです。「ONE PIECE」だって、ストーリーによってキャラの感情をじっくりと溜めに溜めてから、それを正念場で大爆発させるように描かれていると思いませんか? そういうストーリー的な部分にも注目することをお勧めします。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 自分が感情移入できないと物語も書けない?

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投稿日時:

元記事:現実の言葉と異世界の言葉について

まず前提といて、自分の作品は転生異世界ではなく、純粋の異世界の魔法の世界の作品です。
これを前提に、前から疑問に思ってたことがあります。
それは現実と異世界の同じものを別の言葉にするべきかということです。

たとえば、リゼロの作品は現実世界でいうところのリンゴをリンガに変えています。

しかし、このすばという作品は現実世界にあるキャベツをそのまま言葉を変えずに使っています。

ロクでなしの作品もトマトやパンやチーズといった言葉をそのまま使っています。

これを踏まえて思うのですけど、
異世界に出す食べ物はいちいち言葉を変えずに現実世界にある通りの言葉を使えばいいのでしょうか?

伝わりづらかったらすみません。

皆さん、もし良かったらアドバイスをお願いします。

ちなみに、機械とかも現実世界の言葉のままで使っても大丈夫ですかね?

たとえば、自動販売機とかテレビとか漫画とか小説とかです。

それらも、もし良かったら皆さん、アドバイスをお願いします。

上記の回答(現実の言葉と異世界の言葉についての返信)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 1

 以下、長くなります。結論だけ先に申し上げてみますと、「一方通行さんとしての現時点では、ほとんど変えずに書いたほうがいい」となります。

 まず、「異世界」なのですから、全く異なる言語のはずですよね。リンゴがリンガどころの差異ではありません。

 現実世界でも、言語の発生と発展において、長らくほとんど接点のなかった英語と日本語では、単語の語義(物事の分類と考えてよい)からして、全く違います。例えば、日本語の「麦」は英語に訳す方法がありません。英語には小麦も大麦もライ麦等々をひっくるめて分類してはいないのです。(その他、動詞や形容詞等も同様だが割愛。)

 ですので、生物の発生と進化からして異なるはずの異世界の言語を、曲がりなりにも日本語で記述するのは、読者が読める、分かるようにするための便宜的な誤魔化しでしかないことを理解する必要があります。

 ですので、基本的には異世界の言語として、日本語を多少なりとも変えるとしたら、どの程度異世界の感じを出すかという風味付け程度です。変えるとしても、動詞、形容詞、副詞等は変えられないでしょう(逆に謎を提示するなどなら、あり得なくはないが、結局は例外的事項)。

 名詞だけですね。その名詞もいろいろです。ご質問に応じた整理を試みてみます。

――――――――――――――――――
1.抽象名詞
 概念や気持ちなどを表す名詞です。勇気、愛情などですね。抽象名詞は変えられないでしょう。仮に抽象名詞を造語するとしたら、描写が大変すぎます。概念は形も色もないからです。もしも、「勇気」を単に「ゲグガン」などと言い換えたとしたら、読者が苦労して読み解いたら「勇気」と同義と分かったら、徒労感しか生じないと思います。

2.普通名詞
 普通名詞はモノを分類する名詞ですが、特定のモノを指し示しません。植物、動物、さらに動物には、鳥、馬などがある、といった感じですね。想像上の生き物も含まれ、ドラゴン、吸血鬼等々があります。

 これも変えられないでしょう。古典的有名作「指輪物語」(ロード・オブ・ザ・リング)では、同作が事実上の初出である「ホビット」族がありますが、実はそれより前に子供向け作品「ホビット」でホビット族を出しており、詳しい説明をしています。その上で「指輪物語」にもホビットを登場させているのですが、やはり再度詳しい説明が第1章からあります(詳しすぎて、第1章から読み始めると挫折率が高いらしい)。

 物事の種類ごとの分類を指す名詞であるため、含まれる情報が膨大なのです。ですので、普通名詞を造語したり意味変更すると、作者も大変、読む読者も大変になります。中世ヨーロッパ風異世界ものでも、例えば武器類で「剣」「槍」「弓矢」等々は分類も名称も、そのまま使っているフィクションが大多数のはずです。

3.固有名詞
 ある特定の事物を指す名詞ですね。果物という普通名詞より詳しく分類して、例えば「リンゴ」という固有名詞があるわけです。分類のやり方次第ですから、「リンゴ」を普通名詞と見て、「紅玉」とか「津軽」を固有名詞と見ることもできます。

 異世界言語っぽさを出す、造語、表記変更を行うとしたら、この固有名詞だけで雰囲気を出すべきでしょう。変えないといけないものもあります。剣はいいとしても、グラディウスという剣を出してしまうと、「なんで異世界で古代ローマの剣?」みたいなことになります。

 例に出しておられる「リンゴ」が「リンガ」は、固有名詞扱いしての小変更ですね。「リンゴ」を例えば「ミカニエムモテラ」みたいに連想が利かないものにはせず、1字だけ変えて「リンガ」。それなら、読者も一度「リンガはリンゴみたいなものか」と理解すれば、1字違いだけに覚えやすい。異世界なんだなという印象も出せる。

 でも、あれもこれもとやってしまうと、個々の固有名詞は覚えやすくしたとしても、結局は量的に膨大になります。もし果物が物語上重要で、かつ多種類を出すとしたら、「リンゴ」「オレンジ」「バナナ」などの果物の固有名詞はそのまま変更せずに使うべきでしょう。

 大事なことなので繰り返しますが、固有名詞を変えれば変えるほど、読者の負担になります。しかし、何も変えないとしたら、異世界っぽさが出しにくくなります。どちらも、特に冒頭では大きく作用します(読者はまだ作品内容を全く把握していないため)。二律背反ですから、その匙加減は微妙で、「こうすればOK」といったものはないと思います。
――――――――――――――――――

 特に文章作品では、実は異世界っぽさを出すのは大変です。コミック(さらにアニメ、実写)ですと、見たことも聞いたこともないものですら、一目で形だけは分かる絵で示せます。文章作品では言葉で説明して、読者が脳内で映像イメージを起こすしかない。言葉という記号と説明だけで、読者が(脳内で)絵を描く。

 ですので、文章作品では見たことも聞いたこともないような異世界を描こうとするのはリスクが高いことになります。十中八九、わけが分からない描写になってしまうでしょう。異種族としては人間型の亜人(エルフ、ドワーフ等々)、翼竜や鳥類に似ていて、かつ伝説で知られるドラゴンなどが頻出なのは、絵のない文章を読んで容易にイメージを起こせるためであると思われます。

 一方通行さんが、今からお書きになるとして、ではどの程度なら行けそうか、を考えてみます。結論から申しますと、「ほとんど変えないほうがいい」になります。

 それは、どの程度変えていいかを単純にご質問だからです。有名作の断片的な事例しか参考にされておられない様子ですし、名詞の性質をあまりお考えでない様子で機械ならどうかをランダムな具体例でお尋ねです。

 おそらくですが、異世界らしくしようとあれこれ名詞を変えてしまうと、上述のような名詞の分類に応じた変更とならず、バラバラかつ恣意的な名詞変更になってしまう可能性大です。いろいろ変えるのであれば、名詞の根底にある物事の分類から、考え始める必要があるのです。

 もし、亜人やドラゴンが飛んでいる世界なら、充分に異世界となります。せいぜい、頻出のもの、例に出しておられるものでは「リンゴをリンガと言い換える」程度にとどめておくべきでしょう。それでも異世界らしい風味付けにはなります。

 ある異世界ラノベ作品(魔法と剣の異世界への転移もの)がラノベとは思われていないレーベルから出版され、それを読んだ、あるプロ作家が作中に「シャワー」を例に取り上げて批判したことがあります。一理あって、シャワーが存在していなさそうな文明レベルなのに、何の説明もなく、現実世界での当たり前のように「シャワー」が出ていました。

 プロ作家の批判はシャワーという一点だけではなさそうで、シャワーは単に分かりやすい例のつもりだったようです(ラノベも書く、他のプロ作家の一人も暗に異世界らしくないと感想を言ったりもしていた)。しかし、ツイッターでのことでしたので、膨大な批判も寄せられました。別に違和感はない、ラノベでは普通、といったことですね。

 自販機、テレビ、漫画などですと、同様に異世界感を失わせると思う読者は出ると思います。そういう感想を寄せる人もいるでしょう。

 でも気にせず、自販機が異世界作品に必要なら、そのまま自販機として出してしまうといいと思います。書き続けているうちに、もっと深く異世界感を出すノウハウが身に着いてきます。異世界とはどんなものかというイメージの明確化と、書くことによる言葉への理解の深化ですね。そういうノウハウの蓄積に応じて、現実世界との差異を大きくしていけばいいでしょう。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 現実の言葉と異世界の言葉について

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元記事:地の文が説明的になりやすい

どうもこんにちは。
ちょっと最近スレッドを立てる頻度が増加していますが、今回はいつも以上に急務な相談なので許してください。

題名通り私の作品は地の文が説明的になりやすい傾向にあるようで、鍛錬室の感想でよくそのような苦言を頂いています。
ちなみに初めにそれを受けたのは一年前なのですが、どうやら最近になってもまだ改善していないようです。
むしろ最近は締め切りを急いで執筆した短編小説が増えているので、急ぎすぎるクセがついてしまい前より悪化したのではないか、と自分でも思っています(汗)

例文として、最近最後まで書きあげた長編の第1話から引用するのですが、三人称で書くとこんな感じになります。

――そんな日常が紡がれる中、彼らの平和を壊す者が現れた。
「ヒャッハー!」
 存分に踏み込み拳を放つ男。応戦した戦士を捉え、一撃で吹き飛ばす。
 起き上がらない戦士。間違いなく即死だった。
「ヒッヒエエー!? 父ちゃん、しっかりしてよぉ!!」
 悲しいことにもその声は父に届かない。今ので戦士は全滅。もう彼らに戦うすべは残されていなかった。
「ウワッ!?」
 父に寄りそう男の子を乱暴につかみ上げ、振りかざす侵略者。彼は外海から来た冒険者である。目的は不明だがたった一人でゴブリンの村を強襲。十人以上の戦士が一人残らず惨殺された。
「オラオラッ! このガキを助けたければ水と食料を全て俺様に差し出せぇ!!」
 声を張り上げ嘲笑する男。その様はか弱きゴブリン達よりもよっぽど恐ろしい魔物そのものだ。
「やめるんじゃ! お前さんの気が済むのならわしが代わりになる! だから、だからその子を放しておくれぇ! 未来のある幼子なのじゃぁ!!」
 村長の必死の懇願。しかし男は耳を貸さなかった。
「うるせえ! そういう指図は俺様の欲しいものをよこしてからにしやがれ! 見てろ!!」
 宣言した途端、男は子供を地面に投げつける。顔と胴に凄まじい衝撃を浴びせられ、骨の砕ける音と共に血の飛沫と砂煙が舞う。
「ああ!? なんということを!?」
「これは俺様に指図した見せしめだ! 死ね!!」
 さらに背中への踏みつけ。地面が軽く割れる程凄まじい蹴りにより、子供は胴と腰を分断され死んでしまう。その亡骸は父以上に無惨なものであった。
「キャアァー!?」
 逃げ惑う女性達。皆がそれぞれの我が子を連れて。村を放棄してでも逃げるしかない。それだけが生き残るための唯一の方法であった。
 一方村長は一人、その場を動かずにいた。老い先の短い己が囮になって、少しでも子供達が逃げるための時間を作るために。
「ヒャッハハハー! 臆病すぎだテメーら!!」
 下品に笑う男。彼にとってこれはまさしく最高に愉快な光景なのだろう。

――引用終わり

この作品は約三年ぶりに三人称だけで書いた長編なので、かなりブランクが出ていることを自覚しています。
説明的な文章にならないよう意識的に執筆できる方法を教えてほしいです。

上記の回答(地の文が説明的になりやすいの返信)

投稿者 大野知人 : 4 人気回答!

 単純に情報量が多いと感じました。まあ、如月さんの文章にいつも感じている事なので(少なくとも俺の目に見える問題点としては)『如月さんあるある』だと思います。
 
 まあそれこそ、西洋には『今日は急いでいるので長い手紙になってすみません』なんて言葉もあるそうですが、如月さんの文章ってどうでも良い所まで丁寧に描写・修飾して書かれているように見えるので、そこが問題なんじゃないかなぁ。
 言い方のニュアンスが通じるか微妙ですが、『推敲』より『添削』が必要に感じます。『不必要に書き込んでいる部分』を削って、『重要なのに尺の都合で削られた部分』を細かく書き込む、感じ。
 
 あんまりやりたくないのですが、折角例を挙げてくれたので例示を添削してみます。なお、『大野知人が思う、こうしたら良いという添削』なので、そこまで信頼度の高い物では無いという前提でお読みください。
 添削後の分の例/問題だと思う部分の順で書きます。
 
 ――そんな日常が紡がれる中、彼らの平和を壊す者が現れた。
『「彼らの、そんな平穏な日常を壊す物が現れた。」紡ぐ、というのは述語です。述語が入ってしまうと、大仰に聞こえる部分があるので、どうでも良い部分では使わない方が良い』
 「ヒャッハー!」
  存分に踏み込み拳を放つ男。応戦した戦士を捉え、一撃で吹き飛ばす。
『「踏み込んで拳を放つ男。村の戦士を捉え、一撃で倒した。」主要キャラ以外の動きに副詞・形容詞を付けなくても良いと思う。また、台詞で分かりやすいとはいえ、どちらがどちら側なのかを明記した方が良い。『吹き飛ばされた後立ち上がる』的なラノベあるある展開を想定しないよう、『倒された』と言い切った方が良い』
  起き上がらない戦士。間違いなく即死だった。
『「先程まで生きていた戦士は、もう冷たい死体となっていた。」前の文の『存分に踏み込み拳を放つ男』と同じ倒置法です。戦士が互角に渡り合っているなら対句が成り立つのですが、この場合は能動×受動なので対句としては微妙。ただ同じ表現を繰り返しただけに見えます。また、俺の添削の場合前文で『倒れた』と言っているので、『主人公が立ち上がる/トラウマになる悲惨な状況』を演出するため、『倒れた』後の在り方を追求してみました。どちらにせよ、わざわざ「吹っ飛ぶ」→「倒れる」の二文に分けるのは、ナンセンスです』 
 「ヒッヒエエー!? 父ちゃん、しっかりしてよぉ!!」
『これ、多分いらないですね。主人公がこの息子君なら話は別ですが、親父が死んでるのはもうハッキリわかってるので、わざわざ追求しなくても。リアリティの話をするなら、身近な人間が死んだときに大声を出せる奴は相当肝が据わっています』
  悲しいことにもその声は父に届かない。今ので戦士は全滅。もう彼らに戦うすべは残されていなかった。
『「そしていま倒れ伏す彼こそが、この村最後の戦士であった。もう彼らには、抗う術など、残されてはいなかった」満を辞して、詩的表現と述語・修飾語をブッコみましょう。主人公のための前振りみたいな『悲惨な状況』です。ガッツリ丁寧に描写します。ただ、長々と書くとうざったいので、『助詞を挟んでタメを作る』『形容動詞を入れて動きのある修飾をする』などの方法を用いて、短い中で濃い演出をします』
 「ウワッ!?」
  父に寄りそう男の子を乱暴につかみ上げ、振りかざす侵略者。彼は外海から来た冒険者である。目的は不明だがたった一人でゴブリンの村を強襲。十人以上の戦士が一人残らず惨殺された。
『これ、いらないっすね。どうせ倒される悪役なので、正体については掘り下げなくてもいいでしょう。作品通してのライバル/黒幕ならこんなところでアッサリと正体バレせずに他のエピソードで掘ればいいので、どちらにしても不要です』
 「オラオラッ! このガキを助けたければ水と食料を全て俺様に差し出せぇ!!」
『日本人は勘違いしがちですが、『人質』というのは追い詰められた側の戦術です。わざわざ勝ってる側が人質を取る理由は無い。(戦争などで、『抵抗されると厄介』な場合は別。今回は前述されている通り、村側の戦士は全員死んでいる。)そのリアリティは要らない、と仰るなら「単純の尺の無駄遣い」と言ってもいいでしょう。序盤のやられ役に策を練る知性は必要ない』
  声を張り上げ嘲笑する男。その様はか弱きゴブリン達よりもよっぽど恐ろしい魔物そのものだ。
『「男は声を張り上げて嘲笑った。」さっきも注意しましたが、倒置法を多用しがちです。また、微妙なニュアンスですが「嘲笑する」と「嘲笑う」だと、前者の方がやや冷笑的静けさを感じます。』
『後文。「その姿は、噂に聞く悪魔よりも、よほど悪辣に感じられた」まず、この世界観でのゴブリンの強さがイマイチはっきりしないので、迂闊に比較対象にするのは良くない。また、あくまで暴力を振るわれる側の主観的表現なので『感じた』『思われた』という主観性を感じる言い方をした方が良い。三人称視点で『魔物だ』と断言してしまうと平坦に見えるし、読者の感情が乗らない』
 「やめるんじゃ! お前さんの気が済むのならわしが代わりになる! だから、だからその子を放しておくれぇ! 未来のある幼子なのじゃぁ!!」
『不要。さっき言ったように、盗賊サイドが人質を取る理由が無い。あと、主人公ならともかく、『モブキャラをモブキャラが庇う』シーンでここまでの長台詞はシンプルに冗長。もし、『モブっぽい人物が努力して主人公になる』パターンで書くなら、なおの事良くない。台詞ごとカットして良い』
  村長の必死の懇願。しかし男は耳を貸さなかった。
『前述より、不要』
 「うるせえ! そういう指図は俺様の欲しいものをよこしてからにしやがれ! 見てろ!!」
『ここも、別のセリフに差し替え』
  宣言した途端、男は子供を地面に投げつける。顔と胴に凄まじい衝撃を浴びせられ、骨の砕ける音と共に血の飛沫と砂煙が舞う。
『こういうのでいいんだよ、こういうので(by井之頭五郎)圧倒的有利な盗賊側が、あえて生き残った村人の前で子供を残酷に殺す。そういう強い絶望感が物語を沸き立たせます。』
『ただ、文章について言うと「男は高く振り上げた子供を地面に投げつける。全身に強い衝撃が走り、骨は砕け、吐きだされた胃液と血が地面を汚した」ぐらい。ちょっとグロテスクにしつつも、一つの述語/動詞辺りの修飾は少なめに。『小さい文のまとまり』くらいの形で描くと、読者は全体把握がしやすいです』
 「ああ!? なんということを!?」
 「これは俺様に指図した見せしめだ! 死ね!!」
『不要。個人的には、爺さんが悲鳴を上げる前にブン殴り、『オラオラ、何か言ってみろよ!』ぐらいの残酷さが欲しい所ですが。』
  さらに背中への踏みつけ。地面が軽く割れる程凄まじい蹴りにより、子供は胴と腰を分断され死んでしまう。その亡骸は父以上に無惨なものであった。
『これも不要。さっきも書きましたが『モブがボコられる』だけのパートに、2文以上/一節以上使うのは冗長です。っていうか、血飛沫が散ってる時点でほぼ死亡確定なので、わざわざ後から『死んだ』と書かなくていい。やるなら『もう息も絶え絶えな少年をわざわざ踏みつけ、隅で震えている女性たちの方へと足を向けた』とか。』
 「キャアァー!?」
  逃げ惑う女性達。皆がそれぞれの我が子を連れて。村を放棄してでも逃げるしかない。それだけが生き残るための唯一の方法であった。
『村を放棄する決断が遅いですね。まあ、そこのリアリティはどうでも良いのですが、世界観的には子供を連れて逃げるのは良くないでしょう。共死にしますよ。文章面について言うと、まず『倒置法』。多用は避けましょう。「女性たちは逃げ惑う。村を放棄してでも逃げるしかなかった。男衆が作ってくれたわずかな時間に、我先にと道を急いだ」みたいな感じ。この世界観なら、村の戦士たちも『勝てる』つもりで挑んでないでしょう。そうするとそもそも時間稼ぎなわけで、そこを目立たせる。何なら「この時代、まともに抵抗する術を持たぬ村々は盗賊に怯え、無意味な時間稼ぎと逃亡以外に、生き残る手段を持たなかった」と書いても良い』
  一方村長は一人、その場を動かずにいた。老い先の短い己が囮になって、少しでも子供達が逃げるための時間を作るために。
『不要。前述の通り、そもそも戦士が囮です。後どっちみち死ぬので村長に関する描写はしないでもよろしい。っていうか、どっちみち老人は逃げ遅れてなぶり殺しにされる展開が見えるので、主人公が割り込んで助けてくれる(村長がヒロイン)訳でもなければ、書かんでいいでしょう』
 「ヒャッハハハー! 臆病すぎだテメーら!!」
  下品に笑う男。彼にとってこれはまさしく最高に愉快な光景なのだろう。
『この二文もいらん。子供をいたぶる段階で散々愉悦描写してるので、わざわざ書かなくてもいいでしょう。ちなみに、『まさしく/最高に/愉快な光景/なのだろう』っていうので、地味に修飾語が多い(『愉快な光景』以外はそこまで重要でない)ため、文章としては過剰。あと、『下品に笑う男』は倒置法ですね。『男は下品に割れっている。彼にとって愉快なこの光景は、どれほどの喜びを与えたのだろうか』みたいな感じ、とか?『愉快な光景』の過剰修飾が問題に感じます』

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 地の文が説明的になりやすい

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