小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

ふ じ た にさんの返信一覧。最新の投稿順5ページ目

元記事:さっきまでは面白かったのに……

心の持ちようやモチベーションに関する悩み事です。少し長いですが思ったことを書かせてください。

私は長編小説を創作している者ですが、少々困った癖がありまして。
というのも、作りかけの作品を放っては新しく作り始めてしまい、完結させることができないのです。今の物語がつまらなく見えてきて、新しい発想、物語が面白く感じることが多々あります。それの繰り返しなのです。
物語を完成させたことはあります。それが癖になってしまった理由も分かっています。おそらく、過去に応募した小説の出来の悪さに、ちゃんとした面白い作品を作りたいんだと思います。もしかすると、作品を完成させるのが怖いのかもしれません。
近いうちに応募しようと思っているので、無理にでも書くつもりではいます。

似た心境の方、アドバイスや経験談あればお願いします。良いお年をお迎えください。長文失礼しました。

上記の回答(さっきまでは面白かったのに……の返信)

投稿者 ふ じ た に : 1 投稿日時:

昔何かで読んだんですが、「若い人ほど新しいものに目移りしやすい」「流行を追うのは当たり前」みたいな感じで書かれていたんですよね。
だから、新しい作品・発想が良く見えるのは、当然のことだと思いますよ。

私自身もまだ子どもだった頃、連載が行き詰まった上に、新しい作品・発想が新鮮に感じてしまい、未完のままで終わらせてしまって、結果的に冒頭ばかりな作品を書いたことが過去に沢山あったので、大人になって小説を書き始めたときに「物語の全体の流れを決めてから書く」「完結させるまで、新しい長編作品は書かない」ってマイルールを決めたんですよね。
そのマイルールのおかげで、未完の割合はぐっと減りましたよ!

また、ウェブ公開するときに、「完結させてから公開する」ようにしたら、モチベが評価に左右されづらくなりました。

あくまで個人の意見ですが、何か参考になれば幸いです。
よいお年をー!
ではでは失礼しました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: さっきまでは面白かったのに……

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元記事:日常パートが書けません。

今書いている物語を端的に言うと、シリアスバトル系です。
戦闘シーンや陰謀シーンはある程度書けるのですが、その間の日常パートというのがどうにも書けません。
書いたとしても、本当に面白いシーンになるのか、もしかしたら読者はここで離れてしまうのではないかと思ってしまいます。

皆様に教えていただきたいことは三つあります。一つ目は、日常パートは全体でみて何割に抑えるべきか(あるいは書くべきか)、二つ目は、どのように書けば日常パートでも読者を惹きつけられるか、三つ目は、日常パートの書き方(あるいはアイデアの思いつき方)は何であるか、の以上三つです。

細かい指摘であっても大歓迎です。ぜひよろしくお願いします。

上記の回答(日常パートが書けません。の返信)

投稿者 ふ じ た に : 1 投稿日時:

Q1、日常パートは全体でみて何割に抑えるべきか(あるいは書くべきか)、

うーん、ごめんなさい。分からないですね。
メインのストーリーから話が逸れていなければ、「これって読む必要があるの?」みたいに感じられないのでは?って思いますけど。

Q2、どのように書けば日常パートでも読者を惹きつけられるか、

例えばですが、主人公の勝利で終わったあとに、日常パートで他のキャラから「主人公すごーい!」みたいな主人公上げのシーンを描けば、それは必要なシーンとなるので、読み手はつまらないとは感じないのでは?って思いました。

あと、その日常パートでストーリーに変化(起伏)がないから、つまらないように感じてしまうのでは?とも、推測してみました。

Q3、日常パートの書き方
物語がファンタジーなら世界観を伝える必要もあるので、主人公の日常を描くのも大事な場合もあると思いますよ。

日常パートに私自身あまり詳しくないので、なんとなくの回答で申し訳ないです。
あくまで個人の意見ですし、合わなければ流してくださいね。

よいお年をー!

ではでは失礼しました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 日常パートが書けません。

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元記事:地の文のほとんどを占める部分の書き方について

ラノベにおける要素として、「会話」「人物描写」「情景描写」「その他」が挙げられると思うのですが、この「その他」の部分が上手く書けません。
具体的には頭の中で映像としてイメージは付くのですが、それを文に書き起こせません(そのせいで一つのシーンを書くのに時間がかかりすぎる)
一人称で書いており、主人公目線の人物描写や情景描写はある程度かけるのですが、ストーリーを進める上で最も根幹となると思われる部分が中々手につかないです。時間がかかるという弊害のほかにも、地の文が主人公目線の人物描写や情景描写がほとんどとなってしまいます。

ここで私の言う「その他」の要素というのは、
・会話文
・人物描写(例えば口調や顔の表情を文章化したもの)
・情景描写(空や空気、物などの様子を文章化したもの)
・主人公の、登場人物の言動等に対するツッコミ等
上記4つ以外のことを指しています。ひょっとしたら、人によっては私の言う「その他」というのが人物描写や情景描写に含まれるかもしれないので、一応念のため私の中での定義づけを示しておきます。

作品『探偵はもう、死んでいる』(二語十先生)の表現をお借りするならば、
(1つ目)
「君塚、この男が……」
 やがて、夏凪が小さく俺の袖を掴む。
 地下の最奥部にあった、完全に密閉された鋼の小部屋。唯一、正面についている小さなガラス板から中を覗くと、一人の男が腕に鎖を巻かれて座り込んでいるのが見えた。

(2つ目)
「そろそろ開演時間か」
 俺は腕時計に目を落とす。風靡さんたちを説得したり、他にもある人物に協力を要請したりと、ここに至るまでに思った以上に時間を食ってしまっている。

一つ目の例で言えば「唯一、~のが見えた」の部分、二つ目の例で言えば「風靡さんたち~しまっている」の部分のことを指しています。

これらの文章がラノベのほとんどを占めている(次に会話)と思うのですが、自分の頭の中で映像化したものをパッと文章化するにはどうすれば良いでしょうか…?
(全く文章化できないというわけではなく、そこにかなりの時間を割いてしまうのを改善したいです)
やはり、ラノベの読む量を増やせば良いでしょうか?

上記の回答(地の文のほとんどを占める部分の書き方についての返信)

投稿者 ふ じ た に : 1 投稿日時:

物語を文章として表現するのは技術が必要だと思います。
私自身、未だに慣れないので、時間がかかりますし、推敲も必要です。
量をこなして慣れるしかないのでは、と考えてます…。
お互いに頑張りましょう!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 地の文のほとんどを占める部分の書き方について

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元記事:失格の理由が解りません。

去年、「角川MF文庫J ライトノベル新人賞」に印刷で応募して失格にされた作品を、今度はWeb応募したのですが、やはり失格になりました。

理由は「書式の不備」らしいのですが、

①1000文字以内のあらすじあり
②40文字×34行の縦書き
③あらすじ込みで131ページ
④ページ番号あり
⑤データ形式はPDF

何度確認しても、作品自体には問題が無い様に思います。問い合わせしても、どうせ教えてもらえないので、自分で考えたのですが解りません。

応募自体は成功しているのですが、他にどんな原因があるんでしょう。

他に考えられるのは、エントリーシートの不備くらいですが、同じ作品が同じ理由で失格になっているので、作品自体の書き方に問題がある気がするのですが、どこをどう見直しても解りません。

上記の回答(失格の理由が解りません。の返信)

投稿者 ふ じ た に : 0 投稿日時:

私ならですが、自分では分からないと思ったら、知り合いの創作仲間か、有料で批評している方に頼んで直接応募ファイルをチェックしてもらうかもしれません。

あと、①~⑤の中で、フォントのチェックがなかったんですが、フォントは何を使用されていますか?

一応思いついた確認方法を書いておきますね(私自身ワードユーザーなので、スレ主様と環境が違ったらすいません)。

pdfファイルに変換する前の元のファイルを開いて、
全部の文字を選択したあと、フォント設定をもう一度やり直します(プロポーショナルフォント以外のフォント)。
再度pdfファイルに変換して、
前と後でファイルに変化がなければ(特に最後のページの文字の位置が変わっていない)、文章の途中でフォントが変わってなかったと確認できたと思うので、特に問題はないと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 失格の理由が解りません。

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元記事:タイトルの印象相談・改

書いている内容はクラスメイトの優等生の女子高校生が義妹になりイチャラブをする内容を書いています。
今のところ一万文字を書き上げたので1/10まで書き上げられる事ができました。
現在も毎日、二千文字夜な夜な書いております。
とにかく、義妹とのラブラブ振りをアピールするために恋のライバルも出そうと思っております。
そんなよくあるような内容を書いており、ストーリーの目を引くタイトルをつけたいと思いまして皆様に伝授をしていただいているところです。
なのでストーリーには真新しさはないかなと思います、まあ余程面白くなきゃ選考には残らない内容なのですが処女作なので好きな作品で勝負したいと思っております。

なお、当方は書き始めて一か月未満なのでセンスを磨きあげている途中です。
なのでどういったタイトルが心に刺さるかも知らない状態です。
内容は作家でごはんに晒したら違和感なく、今後の展開次第と言われ、こちらでは主人公のマイナス思考が目立つので難易度が高いやり方だと言われたので、楽しいプラス思考になるような小説にしようとしております。
せっかく、ネット小説に向いている書き方と言われたのでタイトルを改善していかない手はございません。

で、タイトルですが「女子高校生が妹になった」あるいは「女子高校生が妹になった件」です。
前のスレッドである方に女子高校生好きな層なら読みそうなタイトルだと言われたので攻める路線は女子高校生で合ってるのかなと思いました。
ちょっとスマートにしすぎた感じは否めませんがタイトルの印象のご教授よろしくお願いいたします。

上記の回答(タイトルの印象相談・改の返信)

投稿者 ふ じ た に : 2 投稿日時:

>タイトルですが「女子高校生が妹になった」あるいは「女子高校生が妹になった件」です。

気に障ったら申し訳ないんですが、今となっては「女子高生の義妹もの」だけでは、よくある設定のように感じるので、思わずクリックしちゃうようなインパクトはなかったですね。

どんなタイトルが良いのか調べるために、カクヨムのジャンルラブコメのランキング上位作品を見てきました。

さらに御作は義妹ものなので、同じ設定ものを探してみました。

見つかった作品を参考にすると、「世界観(ヤンデレゲーム)」と「義妹のキャラ立て(ヤンデレ)」が一目見て分かるような工夫がされてましたね。
作品の面白味やウリが分かりやすいですし、「女子高生の義妹もの」だけのタイトルよりは、作品に対してもっと踏み込んだ想像しやすい気がしました。
そのため、どんな作品なんだろうって読み手の興味を引きやすい気がしました。

そういうわけで、御作の「女子高生の義妹もの」以外の面白味はなんですか。
それが分かれば、タイトルに対して、こうしたほうがいいんじゃないの?って助言がしやすくなると思いました。

もし現在特に思いつかないのなら、今から考えたほうがいいのでは?と思いました。

あくまで個人の意見ですので、合わなければ流してくださいね。
ではでは失礼しました。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: タイトルの印象相談・改

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元記事:テーマを優先させる(葛藤を狙う)のか、どんでん返しを狙うのか

 あるサイトで小説を公開しています。その話について、展開に迷っています……。
 万が一読んでる人がいたらまずいと思ったので、名前はあえてサイトで使っている名前にさせていただきました。
 ‎
 ネタバレありきで小説の全貌をお伝えするので、どういう展開で小説を書けば読者に面白いと思ってもらえるか、意見が欲しいです……。

 小説自体は、『愛した人を殺すかどうか』みたいなところがテーマになっています。というか、タイトルがそんな感じです。

 主人公のメアリは人魚です。人間に恋をしたため、呪いにかかって作中では下半身が人間の姿になってしまっています。
 ‎一応この小説は既存の『人魚姫』オマージュなのですが、それと少し違うのが『メアリは人魚に死ぬほど戻りたい』と思っているところです。
 人魚は自分が人魚であることに誇りを持っているので、人間の足であるのが嫌なんですね。だから、恋をした人間を殺して、人魚に戻ろうとしています。
 ‎
 ‎メアリが恋をした人間の名前はサフィアと言います。二年前から陸に上がって探していますが、見つかっていません。

 小説は、主人公メアリが海賊としてある戦いをしたところ、ラムズという男に出会うシーンから始まります。
 その後、彼と一緒に旅を始めます。そして途中で、ラムズはメアリに告白をして「俺のことを好きになって欲しい」と言います。そのあと、メアリはラムズのことを少しずつ意識して、好きになりそうになったりならなそうになったり──の、もどかしい感じが続きます。
 
 ラムズは人間ではないのですが、どんな種族なのかは分からないようになっています。

 そしてここからネタバレなのですが、

 メアリが恋をしたサフィア──これは、ラムズです。サフィアの見た目とラムズの見た目は違いますが、それはラムズが見た目を変える能力を持っているからです。
 ‎私としては話のどんでん返しを狙うため、ラムズ=サフィアというのはクライマックスまで隠すつもりでいました。

 むしろこの話はメアリが主人公の話というよりは、「ラムズがいかにして自分が殺されないように立ち振る舞うか」みたいな話だったかもしれません……。それを、誰も知らない体で進めて、クライマックスで全てが分かる、みたいにしようと思ってたんです。

 ですが!
 ‎そもそも、ラムズがメアリに告白した時点で、読者からしたら『今後メアリはラムズを好きになるんだろうな』みたいに思うと思います。
 ‎それなのに仮にサフィアがラムズと全く別な男だった場合、『サフィアは単なる初恋の相手。その人を殺すかどうか迷うだけの話』になってしまいます。

 だからおそらく読者は、『サフィア=ラムズ』説を唱えるか、『ラムズを殺すかどうか迷う展開』を予測すると思います。

(ですが、今の時点では、メアリの人魚の呪いは『【人間】に対して恋をすると呪いが発動する』という形になっています。ラムズが人間じゃないことはみんなが知っている以上、『ラムズを殺すかどうか迷う展開の予測』は不可能になります。
 ちなみに、この呪いは神様がメアリにかけたんですけど、神様が間違えたんです。それに関する話はおそらく今回とは関係ないので省略します)

 ‎それならもはや最初から、「サフィア=ラムズなのでは?」と読者に思わせておいて、途中からメアリもそれに勘づき、
 ‎
「ラムズがサフィアだったらどうしよう。このまま好きになったらまた呪いが解けない。殺せなくなっちゃう。でも、ラムズは人間じゃない以上、やっぱりサフィアじゃないのかな? 私の呪いは、人間に恋をしたから発動したはずでしょ?」

 みたいな葛藤のストーリーにした方がいいんでしょうか……?

 わたしは、「ラムズがサフィアだったー!」っていうのは、かなりのどんでん返しになるかと思ってたんですけど、
 ‎そのどんでん返しを狙うよりかは、
‎「サフィアがラムズかもしれない。そしたらこのまま好きになったらいけない。でもちょっと惹かれる……」
 ‎みたいな葛藤を描いた方がいいんでしょうか……?

 そしてクライマックスで「本当にラムズはサフィアなのかな?! そしてメアリは殺せるのかな?!」を狙ったほうがいいんですかね……?
 
 ‎どっちが面白くなるんでしょうか。

 そもそも、「ラムズ=サフィア」っていうのは、はっきり言って読者からしたら「うん知ってた」みたいな展開になっちゃうんですかね? どんでん返しになりませんかね……?
 ‎
 ‎情報が少なくてすみません。もしもまだ足りない情報があれば、聞けば答えます。どなたかお力を貸してくれると、大変嬉しいです……。

上記の回答(テーマを優先させる(葛藤を狙う)のか、どんでん返しを狙うのかの返信)

投稿者 あまくさ : 0

はじめまして。あまくさと申します。

自作をめぐって似たような悩みをかかえているため、興味を持ちました。

私の場合は、5年以上前にラ研に投稿した作品がベースないなっています。そのストーリーがやや単純すぎたかと反省し、ヒロインの正体をめぐるドンデン返しを追加して全面改稿を試みました。ところがラストにそういうのを仕込むと、中盤までの主人公のヒロインへの想いや葛藤が迷子になってしまいかねないことに気づいてしまい……。
有効な解決策が思いつかないままその作品は一旦封印し、時々思い出しては考えている状態が続いています。

そういった自分の体験も踏まえて、主人公の葛藤とドンデン返しのどちらかを優先しなければならないとしたら、葛藤をとった方がいいのではないかと考えます。

ただ。

どちらかを優先するということではなく、設定を見直すことによって葛藤とドンデン返しを上手く両立させる道はないでしょうか?
お悩みのようなケースにかぎらずドラマに葛藤を仕込んだ場合は、ラストに何らかの着地点を用意する必要があります。それがないと読後感がモヤっとしてしまいますから。
ならば、ドンデン返しを葛藤解決のキッカケとして有効利用するような持っていき方(序・中盤の流れや伏線も含めて)はないか? ということです。

そんなことを念頭に置きながら、御作の粗筋を拝見しました。で、気になった点がいくつかあります。

(1)
呪いは人間に対して恋をすることによってのみ発動するということですね?
ところがサフィア=ラムズは人間ではないのに、呪いがかかってしまっています。その理由づけも気になったのですが、それについては後述します。
まず確認したいのは、

・主人公はラムズが人間ではないことと、姿を変えられることを知っているのかどうか?

・読者にもラムズが人間ではないことを早めに知らせるのかどうか?

この2点です。
ご質問の文面を読んだかぎりでは、どれも早めに知らせることになっているように思いました。
ここは、以下の4つの要素が絡み合っていて、けっこう複雑です。

ラムズは人間ではない。 → 人間に恋をすると~という呪いとの関係。
ラムズは姿を変えられる。 → ラムズは実はサフィアであることがバレバレにならないか?
主人公はそのことを知っているかどうか?
読者はそのことを知っているかどうか?

この4つの組み合わせを変えるだけで読者の印象が大きく変わる可能性がありそうなので、慎重に考慮する必要があると思います。

(2)
最終的にサフィアとラムズのどちらが主人公にとって「本命」なのか?
サフィアとラムズは同一人物(同一悪魔?)なわけですが、ドンデン返しを狙うからには主人公も読者も物語の終盤近くまでそれを知らないわけです。ということは、主人公(読者)の心の中ではそれまでは二人は別人ということのなるので、どちらに強い想いがあるのかはけっこう重要なポイントじゃないかと。

一案としては、中盤の流れの中で主人公の想いがサフィアからラムズにしだいに移り、そのことがラスト前の主人公の葛藤の最大値に繋がり、ドンデン返しで葛藤解決のキッカケが見える、というプロセスが考えられます。これなら、葛藤とドンデン返しの両立が図りやすいのではないかと。

(3)
サフィア=ラムズは人間ではないのに、呪いがかかってしまった。その理由づけは?

この件は、(1)(2)のどちらにも係わってきます。だから、ここは実はかなり重要なポイントなのではないかと思います。
で、考えていらっしゃる理由づけですが、

>ちなみに、この呪いは神様がメアリにかけたんですけど、神様が間違えたんです。

これでしょうか? だとすると、安直すぎるかもしれません。だって、これだけで葛藤も何もすべて一気に解決してしまいませんか? 一番決定的な解決にポッと出感があるのは、どうかと思います。
また、ラムズは人間ではなく変身できるなどの情報は伏線として機能するので、読者も色々考えてくると思うんですね。それが、神様の間違いでは拍子抜けされてしまう気がします。

なので、

・呪いの設定そのものを見直す。

あるいは、

・呪い発動が間違いと気づくことに、主人公自身の知恵や行動が関与しているように描く。

・神様の間違いで最終的に解決するにしても、そのまえに主人公自身が苦しみながら葛藤に立ち向かい、何らかの決断をする姿勢は示しておく。読者がその姿勢に共感・同情し、「もう、神頼みでも何でもいいから、彼女を助けてやりたい」という願望を起こさせるのが狙いです。人事をつくして天命を待つ、という感じでしょうか?

そういった要素を入れた方がいいのではないかと。

方向性としては、こんな感じかなと思いました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: テーマを優先させる(葛藤を狙う)のか、どんでん返しを狙うのか

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投稿日時:

元記事:実績が無いうちはあまりストーリーのスケールを広げないほうが良いのでしょうか?

まず始めに、私が現在執筆している(もうすぐ完成間近の)小説のジャンルがダークSFアクションファンタジーと勝手に分類しておりますが、内容が全体的に暗くて大人向けで決してライトノベルと呼ぶに相応しい作品ではないため、この場をお借りして質問をするべきかどうか散々悩みました。しかし、他に思い当たるサイトが見つからなかったため、場違いを承知で質問させていただくことをお許しください。

長文失礼します。
小説を書いて6年目になりますが、書き上げた作品は1作しかなく(しかもボツ)、現在2作目を執筆している状態です。その上で、ろくに実績が無いうちにストーリーのスケールを無駄に広げるのはアウトなのでしょうか?

真に僭越ながら私の執筆中の作品を紹介させていただきますと、ダークナイトとエヴァンゲリオンとAKIRAとミッションインポッシブルとジャンプ要素を混ぜ合わせて作った感じの物語です。

ストーリーとしては、
超能力に目覚めた青年たちが様々な葛藤を抱えながらお互いの存亡をかけて闘う。その裏で進められる恐るべき計画。状況を引っ掻き回して暗躍する真の敵の存在。人類繁栄の秘密と地球外生命体との関係そして超能力の謎。話が進むに連れてこれらの謎が次第に明かされて最終決戦に集約されるという中二病全開の内容になります。

ダークナイト要素→全体的にダークで狂気に満ちている。児童虐待、モンスターペアレント、いじめ、スクールカースト
エヴァンゲリオン要素→自分の殻に閉じこもりがちで小心者の主人公
AKIRA要素→超能力者同士の闘い。幼馴染の闇落ちと暴走。カオスな展開の連続。ディストピアへの加速
ミッションインポッシブル要素→核爆弾。秘密の組織の存在。チームを組んでミッションに挑む
ジャンプ要素→いくつものバトルがそれぞれ違う場所で同時に展開する。修行を経て葛藤や悩みを解決し、挫折と苦しみを乗り越えて敵に打ち克つ。最大のカタルシス

このように、殆どの要素が映画から抽出して作り上げたような具合ですね。その他にも「ジョーカー」とか「キャリー」も参考にしましたし、小説だと「暗黒女子」や「日本核武装」の要素も取り入れています。

ただ、これらの要素を掛け合わせて作っただけではありきたりでオリジナリティに欠けるだろうと気付き、
「人類が生まれて間もない頃に超能力が使える地球外生命体がやってきた」「核爆弾を巡る争奪戦」というありそうで無かった二つの設定を加えることにしました。

勿論意図せずただ取り入れたわけではありません。前者については、「人類がどうやって超能力を手にするようになったのか」という疑問を解決するために思いつきました。後者については、物語に緊迫感を出したかったのと、「夏祭りの最後を締めくくる豪快な4尺玉花火」のようなイメージを抱いていたので、終盤の盛り上がりに持って来いだろうと考えたからです。

更に、ご都合主義の展開にならないように設定とかキャラクターといった細かい部分までみっちり練ってから執筆に当たりました。また、SFと称しているからには専門的な用語を使わないといけないシーンがあるため、「サピエンス全史」や「科学雑誌ニュートン」といった参考資料や関連サイトを調べて書いたり、キャラクターの心情とかを描いているうちに45万を超える文字数になってしまったって感じです。字数制限のためこちらのサイトに投稿できないのがとても残念ですが。

料理に例えるなら、「カレーをレシピ通りに作るなんてつまらん!」と息巻いて、独断と偏見で合いそうな食材をどんどん投入していったらよく分からないカレーが出来上がっちゃったみたいな印象を受けますよね。いかんせん味がよくわかんないし、量が多すぎて消化しきれないし。

やっぱり、まだ指で数えるほどの作品しか書けていない私みたいなこんな壮大なスケールの物語を作るなんて無謀なのでしょうか?

辛辣なご意見をお待ちしております。
また、欠点や改善点、おすすめの参考資料などがあればコメントしていただけるとありがたいです。

長文失礼しました。

上記の回答(実績が無いうちはあまりストーリーのスケールを広げないほうが良いのでしょうか?の返信)

投稿者 ふ じ た に : 1

自分ができるところから始めるのは、別に悪いことではないと思いますよ。私はそんな感じから始めました。
ネット応募の公募なら応募規約で文字数問わないものもあるので、そういったところを狙う方法もあると思いますよ。

あと、設定を削ったり追加したりする技能が身についているのなら、今よりも短めの話を書けると思いますよ。

作品の数がご心配なら、現在のように何十万字まで書かないと完結しない構成ではなく、一冊読み切りの作品を書きあげるようにして人気が出たら続編も書けるように計画して構成を考えれば、今ある懸念事項は解決するのでは?って思いました。
なろうのランキングを見ていると、短編で完結しているけど、好評だったので連載化しました!って作品をたまに見かけますし。

何か参考になれば幸いです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 実績が無いうちはあまりストーリーのスケールを広げないほうが良いのでしょうか?

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投稿日時:

元記事:ラブコメらしいシーンが書けない。

今現在ラブコメを書いているのですが、ラブコメらしいシーンが書けてません。
イチャイチャする描写もなければ、エッチなシーンもありません。
でもいずれはイチャイチャシーンもエッチシーンも入れたいです。
けど序盤でそういう描写がないといけないのでしょうか?

上記の回答(ラブコメらしいシーンが書けない。の返信)

投稿者 ゴミカス : 0

ラブコメにおいて、最も読者が喜ぶシチュエーションとは何か。
私はもちろんヒロインが主人公に好意を抱いているところをチラッと見せてくれるところです。
作者は後付けでも良いんです。ヒロインが主人公の隣に居ようとすれば、それは静かな好意であり、好き同士になるきっかけであれば、つっけんどんな接しづらいヒロインが主人公との会話で笑ってくれれば、キュンと心が締め付けられるもの。
何気ないものこそ恋愛なんです。ラブコメらしいシーンがいかに大衆の認識から外れようとも、作者が想い描いたラブコメは一部が理解できれば良い。
自身の書いた文を振り返り、ヒロインに心を捧げてみてください。きっと求める答えが出てくるはずです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: ラブコメらしいシーンが書けない。

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投稿日時:

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