小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

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元記事:祝詞や呪詞の作り方

はじめまして、涼樹です。
ここの掲示板に質問をするのは初めてですが、創作で行き詰まったところを質問させていただきます。
タイトル通り、呪文のようなものを作ろうと思っていたのですが、よくライトノベルなどで見かける詠唱や呪文が作れなくて困っています。
今書いているストーリーでは、神の力を借りて戦う異能力バトルものなので、カタカナというより漢字で祝詞が良いのかなと思いつつ、祝詞の作法もよく分からず、情けない子にここに来ました……
丸投げのように質問してすみません。

上記の回答(祝詞や呪詞の作り方の返信)

投稿者 細剣大好きウーマン : 17 人気回答! 投稿日時:

こんにちは。私も祝詞について詳しい訳ではないのですが。
そもそも作法というのは、それぞれの宗や文化によって異なるため一概に「コレ!」といった作法はありません。
オリジナルの世界観であれば神様の種類によって使い分けたり、そのキャラクター独自の使役の仕方があったりすると思います。
私の場合は「誰が」「何を」「どうする」という3つの大まかな構成に分けて作成しています。
「〇〇よ! 私に変わって〇〇を祓いたまえ!」
すみません、とても簡単になってしまいましたね。
もっと厳かにするのであれば現実の祝詞の名詞部分に代入したり、所々をアレンジしてみるのも一つの手です。

(神様の住んでいる場所)に坐す
(神様の正式名称)よ
(術者の名前)の命を以て
(現在地)の(対象の名前)に
(何を)せよ

「〜せよ」の部分はキャラクターの語調によって「〜しろ」「〜し給え」などに変えるのも良いと思います。

参考程度に、どうぞ。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 祝詞や呪詞の作り方

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元記事:■疑問 独り言は鍵カッコを使うべきなのでしょうか?

「今日は、カップラーメンを食べるしかないな、勝手に冷蔵庫の食材を使うわけにはいかないし」
と誰もいない空間で独り言を言う際に、鍵カッコでくくるべきなのでしょうか。

上記の回答(■疑問 独り言は鍵カッコを使うべきなのでしょうか?の返信)

投稿者 Yuki : 17 人気回答! 投稿日時:

書き手によると思いますが、口に出しているのならば「」を使った方が良いと思います。
一般的に「」で括ってある文章は台詞として認識されますので、独り言だと読者に分かって欲しいのなら「」を使った方が分かり易いと思います。
私も独り言でもなんでも、キャラクターが言葉として発しているのなら大抵は「」を使いますので。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: ■疑問 独り言は鍵カッコを使うべきなのでしょうか?

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元記事:場面転換が出来ず、長編が書けない

初めて質問させていただきます、雨村ランジュです。二次創作や一次創作で短々編(500〜3000字くらい)の作品を書き上げて気付いたのですが、どうも自分は一つのシーン、場面の中でしか話が作れないと気付きました(話が一つの部屋の中で、しかも短時間で完結する)。プロットというものも一度試してみたのですが、時系列が進んだり、別の場所で話が展開すると言うような物がどうしても書けませんでした。長編を書くためには克服すべき事だと思うので、どうしたらいいかアドバイスをいただけないでしょうか。

上記の回答(場面転換が出来ず、長編が書けないの返信)

投稿者 ヘキサ : 17 人気回答! 投稿日時:

変わったお悩みだなぁ……と思ってしまいましたが。
「旅行に行く話」を作ってみては? 嫌でも場所が変わると思うんですが。
長くなって大変そうなら「買い物に行く話」とかでも。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 場面転換が出来ず、長編が書けない

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元記事:三人称一視点の心理描写についてご教授ください

二次創作の漫画から入ったので人称とか視点などをあまり意識しないまま、きてしまいました。

三人称1視点の心理描写は1人称の主語の俺とか私をキャラ名に置き換えた感じの書き方でいいのでしょうか?

なんとなく、そうだけではないような自分でもよくわからない違和感があり困ってます。具体的には書きかけの小説が心理描写のないシナリオ状態になっていて進みません。

上記の回答(三人称一視点の心理描写についてご教授くださいの返信)

投稿者 あまくさ : 16 人気回答! 投稿日時:

>三人称1視点の心理描写は1人称の主語の俺とか私をキャラ名に置き換えた感じの書き方でいいのでしょうか?

簡単に言えばそうなのですが、かと言ってそれだけだったら一人称でいいという話になってしまいます。

三人称一視点は、一人称と三人称のいいとこ取りを狙った書き方です。なので、まず一人称と三人称のメリットとデメリットを確認してみます。
あるいは異論があるかもしれませんが、私見としては、

1)一人称のメリット

a. 読者の感情移入を引き出しやすい
b. 語り手の視点を通して物語がつづられるため、描写が安定し、読者がイメージしやすい。

2)一人称のデメリット

c. 語り手が居ない場所や、知らないことを書けない。(伝聞を使うなどの対処法が一般的だけれど、ある程度の技術は要する)
d. バトルシーンなど複数のキャラが目まぐるしく動くシーンを書きにくい。
e. ややもすると語り手の主観ベタベタな文章になりやすい。

3)三人称のメリット

f. 主人公の居合わせない場面、主人公以外のキャラの心理などを書くことが可能なので、ストーリーの多様性、世界観の広がりなどをわりあい自由に盛り込める。
g. バトルシーンなど複数キャラの動きの多いシーンを書きやすい。
h. 客観的な描写ができる。
i. 《必要に応じて》作中で起こっていることを俯瞰して、作者の考え方を色濃く反映することが出来る(神視点)。

4)三人称のデメリット

j. 視点が自由なため、つい複数視点を飛びまわるような書き方をしてしまうことがある。そのため、うまくやらないと読者にとっては読みずらくなってしまう。
k. 視点が自由なため、つい複数のキャラに均等に重点を置くような書き方をしてしまいたくなる。そのため、読者は誰に感情移入すればよいのか迷いかねない。
好きなキャラを選んで感情移入してくれることもあるけれど、その場合は他のキャラのパートで退屈されてしまうおそれがある。
l. iのように作品を俯瞰して作者の考えを反映させることが可能なため、作者の意見を押し付けられたくない読者心理から反発をまねきかねない。

こんなところかなと分析しています。
一人称のメリット・デメリットはシンプルですが、三人称のそれは意外に複雑でしょう? 言い換えると三人称の方がはるかにキャパシティが広く、反面それだけ極めるのは難しいのです。

で、三人称一視点というのは上のようなことを踏まえ、三人称のデメリットをできるだけ緩和しようということです。
例えばi(メリット)とl(デメリット)。これが「神視点」の問題です。神視点が必ずしもダメなわけではなく、うまく使えば効果的な場合もなくはないんです。司馬遼太郎さんの作品なんかは神視点の嵐ですが、かつて一世を風靡した流行作家です。しかし、多くの場合「作者がしゃしゃりすぎ」という印象を読者に持たれてしまうなどまずい点が多いんですね。

fとjのメリットとデメリットも裏腹の関係。しかしここは書き手に高い筆力があれば克服できます。ただし、かなりの超絶技巧を要するみたいなことを、栗本薫さんがどこかで(自慢そうに)書いていたのを読んだ記憶があります。

それから、一人称eの「主観ベタベタ」、三人称hの「客観描写」について。

例えばのび太くんが静香ちゃんを可愛いと思っているということを書く場合。

一人称なら、

・静香ちゃんは、かわいいなあ。

三人称なら、

・のび太は、同級生の静香を可愛いと思っている。

どちらものび太視点ですが、かなり違うでしょう?
一人称は語り手の主観そのもの、三人称一視点は語り手の主観を軸にしながら、それを客観的に記述できるのです。そこが大きな違いです。

そして、さらに発展形として。
少し古いですが、今野緒幸さんの『マリア様がみてる』を読んでみることをお勧めします。この作者はわりと天才だと思っているのですが、文体は三人称一視点がほとんどです。ただ「主観ベタベタ」の一人称的な文体を大胆に混ぜ込んでしまっています。
というか、むしろ一人称感覚をベースにして、しかし一人称では書きにくい客観的視点を巧みに混ぜ込んでいるという感じなんですね。
そういうところに注意しながらこの作品を読んでみると、一人称と三人称一視点の微妙な相違が見えてくるかもしれません。

もっとバランスのとれたきれいな三人称一視点の例としては、ラノベではないですが石田衣良さんの作品とかは参考になるのではないかと。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 三人称一視点の心理描写についてご教授ください

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元記事:発達障害の人間が、小説を書く上で”特に”気をつけるべきことはなんでしょうか?

 お初にお目にかかります、半額オソーザイです。
 数年前に筆を一度折って、最近になって少しずつ筆を取り直そうという気になってきたのですが、少し気になった―――率直に言うと不安になったところがあったので、ご相談させていただきました。ただ内容が人によってはデリケートな問題なので、気分を害される方がおられたら申し訳ありません。

 私は数年前に所謂アスペ(正式名称で言うと自閉症スペクトラム障害。診断されたものはASDとADHDです)と診断されており、それが小説を執筆することに影響しないか不安になっています。ネットでも時々「アスペが書いたような一人よがりな小説」とか「支離滅裂な文章はいかにも発達障碍者って感じ」という感じの批評コメントがあったりして、自分もそう言われるようなものを書いてしまうかもしれない……と思ったりしています。
 もちろん障害特性上、できるようになるために並々ならぬ努力が必要なこと、もしくはどうしてもできないかもしれないことはあるかもしれません。ただ、自分の発達障害が悪影響を及ぼしがちなところが少しでも分かれば、それを意識して執筆していけると考えて、こちらに書き込ませていただいた次第であります。

 なので、タイトルどおりではありますが、相談内容は
「発達障害(ASD)の人間が、小説を書く上で”特に”気をつけるべきこととは?」
 です。もし何か工夫できるところ、訓練方法があればそちらも教えていただきたいです(図々しくて申し訳ありません……)。

 非常に答えづらい相談内容かもしれませんが、よろしくお願いいたします。
 一言にアスペ……もとい、ASDといっても人それぞれですが、私の場合は「空気(行間)が読めない」や「想像力が欠如している(人の感情を想像するのが苦手)」「曖昧な表現が苦手。具体的なものや、物事の定義が気になってしまう」といったところが当てはまっています。この点に関しては結構キツいと自分でも思っています(笑)

上記の回答(発達障害の人間が、小説を書く上で”特に”気をつけるべきことはなんでしょうか?の返信)

投稿者 サイド : 16 人気回答! 投稿日時:

はじめまして、サイドです。

「特に」気にすべきこととしては、周りの言葉は気にせず、書きたい物を最後まで書くということだと思います。
月並みな言葉で申し訳ないところもあるんですが、それが一番かと。

気にされている内容として、「一人よがり」「支離滅裂」というものがあるとのことですが、例えとして、「現代日本の生まれと育ちで、成人しているけれど、首相や大統領の名前を知らない。そもそも、そんなポストが存在することすら知らない人間」
がいるとします。

で、その人間が、「世界情勢がなぜ、今のようになっているのか」を空想だけで説明し、最後まで書き上げた小説があったとしたら、どうでしょうか?

その世界観のトップはどんな人物なのでしょう。
良い人間なのか、悪い人間なのか、グレーなのか。
そもそも、トップというポストすら存在しない小説かもしれません。
現実を知る人間が見れば、内容は、「一人よがり」で「支離滅裂」と取られる可能性はあります。

ですが、最後まで書き切り、虚構であっても説得力と凄みのあるストーリーがあったなら、僕はお金を払ってでも読みたいと思います。
そこまで突き詰めたのなら、その価値はあるのではないでしょうか。
下手に工夫や訓練をして、その個性が死んでしまう方がもったいないです。
個人的な意見になってしまいますが、現実的で、常識に則したものだけが面白いということはないと思います。
逆に、小説であるなら、大いにレールを外れていた方が楽しいです。
なので僕は、周りの言葉は気にせず、書きたい物を書くのが一番だと思います。

僕個人に発達障害の方に関する知識がないため、気分を害してしまったのなら、適当に流していただければ、幸いです。

カテゴリー : その他 スレッド: 発達障害の人間が、小説を書く上で”特に”気をつけるべきことはなんでしょうか?

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元記事:今の時代のツンデレの可愛さの出し方

私は暴力系ヒロインは大嫌いです。
一昔前はツンデレを免罪符に主人公に暴力をふるっていましたが、不愉快でした。

しかし、人によってはそんな暴れる姿が魅力なのは事実で、人気のキャラクターもたくさんいます。
私はツンデレは書きたいですが暴力は書きたくないです。暴力を抜いた場合、ツンデレはどう可愛さを表現したらいいでしょうか。

上記の回答(今の時代のツンデレの可愛さの出し方の返信)

投稿者 あざらし : 1

暴力系ヒロインは『ツンデレ』という枠組みのひとつです。
納豆が嫌いでも『マメ』全てを嫌わなくても大丈夫というのと同じで、豆腐でもチリコンカンでも料理は色々ありますよね。
金村さんが嫌いな料理を美味しく作るのは、これは限界がありますので、まずは好きな食べ方を楽しみながら模索されることが良いのではないでしょうか。
以下、そんなお手伝いになればと書き連ねます。

ツンデレというのは実は目新しいモノではなく、物語には古くからあります。
源氏物語の主人公、源氏の正妻である”葵の上”なんかも変則的ですがツンデレですよね。源氏に嫁入りし、当初は年下でもある夫にどう対応して良いかが解らずツンツンしますが、後にデレに転じます。

では、これがなぜ変則的かというと、現代的な意味でのデレとは少々事情が異なります。
もうちょい細かく書くと、ぶっちゃけ昔の物語ですから政略結婚です。
葵の上は元々”帝”の嫁候補であったのが、左大臣の計略で元服した源氏に嫁ぐことになります。葵の上からすれば『帝の嫁になるという大前提』で教育を受け、生活全てがそれ一色であったのに、左大臣の横やりで成人したばかりの年下の若造(源氏)に嫁入りすることになる。内心穏やかではないわけです。
毎日ツンツンして暮らすことになりますが、元気者の源氏と生活するわけですから当然の帰結として妊娠します。
ここでも未だデレません。ツンツン妊婦です。
が、懐妊を知った源氏はオタオタします。悪阻で心細くなったところに心配そうな源氏の姿を見て、葵の上も「あらら?」となり徐々に心を通わせる。
と、これが葵の上のデレ期の始まり。
この変則的である辺りが、おそらくはツンデレに対する理解が深まる手助けになるかと思います。

ここまでを踏まえ基本的なツンデレ一例を。(参考までに使い古されて手垢がついたような例を交えます)
ツンからデレに至るまでを順に書くと、
1)ツンツン     → 主人公に限らず男性を寄せ付けない
2)ツン       → 主人公の人柄が解り始めるが、やはり異性なのではねつける
3)フラット(仮称) → 主人公を人間的に受け入れる
4)+α(仮称)    → 主人公を好きになり始める(小出しのデレ期)
5)デレ       → 主人公とつきあう(デレ全開)
6)デレデレ     → 更にツン期の反動が加わる。例:ふたりきりになると幼児返りする

と、まあラノベで普通は扱わないところまで書きましたが、こういう経緯です。
ラノベでは『付き合うまで』が見せ所ですので(極論、付き合うと物語が終わる)好きになり始める辺りでデレたり、デレデレたりさせるだけ。※
小出しにする、というのも基本形ですね。

傾注すべきポイントのひとつは1)の心情。
男性を寄せ付けないというのは、主人公に限らず全ての異性が対象です。
主人公以外の男性に目移りしたりもしませんので、間接的に『ツンであっても、物語上なんらかの接点を持つ主人公は、既にデレ子ちゃんを独占している(確約)』ということです。
つまり付き合いさえすれば、デレ子ちゃんにとっての異性=主人公だけ、という図式が完成するわけですね。しかも印象的には未来永劫です。

次のポイントは3)
フラットな状態というのは、『主人公に対して”だけ”普通』ということです。
ここで主人公(と、読者)は、『例:ツンツンしてるけど、実はとってもよい子』というようなデレ子ちゃんの新たな一面、発見をします。
デレ子ちゃんは主人公と読者にとって(ここまでのところツンツンされてるので)嫌悪感によっている状態、これにバランスを加えます。
ここがもの凄く重要なのですが、ツンデレ嫌いの人はおおよそ(なにかの作品で)嫌悪感を解消されていないのが、ひとつの理由ではないでしょうか。

さらに手法としてツンに理由をつけたりもしますね。
たとえば『例:家が旧家(厳しい)』で、”男女七歳にして席を同じゅうせず”式の教育が常識になっているならば、親しげに声をかける異性なんて(デレ子ちゃんにとっては)非常識でもあるわけです。
デレ子ちゃんにとっては『非常識な相手にはツンツンしてしまう(それになびくのは、はしたない)』という個人の価値観、対外的大義名分にもなります。

最後に5)のデレ以降。
通しでギャップになるカ所です。
水商売の姉ちゃんみたいに安っぽくさせる必要はありません。
安っぽくなってしまうと(前述の例を当てはめるなら)デレ子ちゃんを教育した人からすれば堕落になっちゃいますよね。デレ子ちゃん自身にしても成長とはいえないでしょう。

注意点は『他者では持ち得ない、主人公とデレ子ちゃんに”のみ”成立する特別な関係性を描く』です。
ここに留意すれば、デレ子ちゃんが他の男子とも普通に接することが出来るように成長させても大丈夫。
必要以上に異性に対してツンツンせず一般的社会性も身につける、けれども主人公に対しては他者が介入し得ない特別な絆がある、という理想的なラノベ男女関係が構築できます。

というわけでツンデレに暴力はいりません。
あれはですね、ツンデレの一派ではありますが主流ではありません。
私は執筆しませんので”おそらくは”と、つけますが前述のように『付き合うと物語が終わる』というラブコメの基本形そのままにツンデレを導入した弊害だと思うのです。
付き合いそう、の段階でデレさせる必要性に迫られるわけですが、デレに限界が産まれます。そりゃね肉体関係結んでないんですから接触にも限りがあります。(もちろん上手な著者は、そんな弊害を飛び越えますが)

デレ子ちゃんが元々エキセントリックな性格をしていれば説得力も産まれますが、そうではない場合、いくら好きな相手でも自分から手を握りにいっただけで人格崩壊です。デレ子ちゃんに意外な一面を見せることはできますが、人格を変化させることはできません。延長線上から逸脱して平行線に移動はできない。
基本、偶然以外の肉体接触をさせられませんから、描写と言動でデレさせる必要があります。
有り体にいえば、よほど上手にやらないとデレが弱くなるんですね。

デレ、というはツンとのギャップです。
ギャップが大きければ大きいほど生きていきます。
そのギャップ(ツン期)を極端に大きくした結果で発生したのが暴力、ではないかと思います。
同時にツンデレの基本構造に慣れ親しんだ一部読者にとっては『お約束』として機能するという一面もあります。

ツンデレとは異なりますが、代表格は【うる星やつら】のラムちゃんですね。主人公あたるが女の子を追いかけ回すと「ウチというものがありながら!」と叫びながら電撃を喰らわす、あの図式です。
サブカル系が好きな人にとっては読んだことがなくともタイトルは知っているレベルでしょうから説明をはぶきますが、ラムちゃんが電撃を喰らわすのは基本嫉妬で、たまに自衛です。連載当初のギャグ成分強めより、後半につれ恋愛主流に移行してからは、その傾向がさらに強くなります。
『ヒロインは主人公が大好きだけど、肝心の主人公が振り向かない』少年漫画で恋愛要素がさほど多くない時期に、既に恋愛モノの捻りパターンを産み出し、なによりそれを延々とダラダラ続けずキッチリ終了させるという恐るべき手腕です。

こういうインパクトのある前例が成立し、それを知っている人にとっては愛情表現として『お約束』が機能することもあります。

>一昔前はツンデレを免罪符に主人公に暴力をふるっていましたが、不愉快でした。

同意。もの凄くわかります。
しかも多くはツンデレの使い方ミスで、単なる理不尽短気という。
こんなのを好きになる必要なんてこれっぽっちもありません。
ただ可能性だけは捨てないで欲しく思います。
あたまの隅っこ、引き出しに『女性が行う暴力』スペースだけ置いてあげてください。嫉妬を受け止めるのも主人公の度量です。

ラムちゃんでいうと電撃というリアルではない暴力。
そりゃ家庭コンセントで感電したことぐらいはあるかも知れませんが、ボルトもアンペアも不明ですよね。そういうリアルさがありません。
魔法、というのも同様です。
ギャグより(パート含み)にしたときのリアルさ皆無の場合、既に暴力ではありません。
使いようだとも思いますので、可能性だけちょっぴり残しておいて欲しく思います。

面白い作品お待ちしています。
執筆頑張って下さい。

※レイティングがクリアできるなら【ましろ色シンフォニー】をどうぞ。R18ゲームですので、付き合ってからも物語が続きます。
つーか、ラノベのツンデレも元々はこっち方面から入ってきた概念が強いです。どうしてもラノベでは制限が出来てしまうというのが理解できるはずですので、逆説的にラノベでのツンデレ像を発展させやすいはずです。
オリジナルを産み出すことに注力されるなら、ほぼ必須レベル。
さらにツンデレ要素満載ですと【つよきす】という登場人物全員がツンデレという突き抜けた作品もあります。ちょい暴力的なヒロインもいますが、短気と真逆でちゃんと理由と意味があります。物語が面白いので、ギャグ成分強めならばこちらがお勧めです。二学期とか三学期というのもありますが、もし参考にされるならシナリオライターが異なりますので無印の【つよきす】をどうぞ。
興味があれば両作品ともタイトル+OPで動画検索すればオープニング映像がヒットするはずですので、購入前に雰囲気を受け入れられるかチェックを。特に前者はそうとう萌えに振り切ってます故。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 今の時代のツンデレの可愛さの出し方

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投稿日時:

元記事:書けない

新顔の浦部と申します。

ラノベを書きたいと思い、筆を取るのですが、自分の書いた文章が汚く拙いものに見えてしまいなかなか書き進められません。(後から冷静に読むと、自分でもこれはすごいぞ、と思うようなクオリティのものであっても書いてる瞬間は気持ち悪く感じてしまいました)どうしたらいいのでしょう。皆さんが小説を書く際にどういうことを考えているのか教えてください。

上記の回答(書けないの返信)

投稿者 大野知人 : 1

  諦める事、だと思います。
 あとこまめに推敲すること。

 俺、一日10ページ書ければ多い方の超遅筆人間ですが、内訳を言えば4~5回は推敲し、場合によっては最初から書き直すことも辞さない――っつうか、ぶっちゃけ全部繋げれば30ページくらいは軽く書きます。

 習慣として、『最初から完璧な物は書けない』つもりで書いて、書いてる最中もひたすら粗探しします。で、少しでも『これ読みにくいかも』って思ったら書き直す。

 取り合えず、面白いかどうかに関係なく、ひたすら推敲すれば『読みやすい』文章になります。発想は脳近かもしれませんが、数やるのが一番ですよ結局。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 書けない

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投稿日時:

元記事:ゲスな主人公の必要性

最近の風潮として、ラノベやそれを原作とするアニメには、「ゲスな主人公」が増えたと思います。

①モラルに欠ける
わざと相手が傷付いたり、周囲に引かれる様な言葉を平気で吐く。行動にも罪悪感が無い(様に見える)。
②礼儀を欠く
目上や年上、先輩などに対して平気で”タメ口”で話す。「お前」「あんた」「オッサン」「ジジイ」「クソババア」など、時には暴言に近い言葉も飛び出す。
③意味の通じない言葉を使う
いわゆる、2チャン用語やネット用語などの二次元用語、そして”my造語”を多用する。

これらの主人公や登場キャラクターが、総じてユーザーに与える印象は、「不快感」しか無いと思います。
どうして、ユーザーにわざわざ嫌われる必要があるのでしょうか。例を挙げると、

「青春ブタ野郎~」「YU-NO」などの主人公は、意図的にセクハラめいた発言や下品な言葉遣いをします。ただ、作中では、わざと他人に嫌われようとしている節があります。そのせいか、周囲からは狙い通りに嫌われていて、遠巻きにされる事が多いです。彼の本質を知る人物からは概ね好意を持たれていますが、正直彼らの発言や行動は、余り気持ちの良いものではありません。
「このすば」の主人公カズマは、一見すると苦労人の様に描かれていますが、意外と打算的で腹黒い面があったり、「盗み(スティール)」の技術を使って盗品を売り払うといった事もやっています。
「リゼロ~」の主人公スバルは、「エミリアたん」などの発言が、ユーザーから気持ち悪いと言われていて、余り好かれていません。
それと、あくまでも個人的な見解なのですが、「シュタインズゲート」のキャラクターは、いわゆる中二病なので色々とエキセントリックです。私は特に彼らの使う二次元用語に耐えられなくなって、見るのをやめてしまいました。作品自体は面白いのかも知れませんが、余りにネタがしつこ過ぎるとユーザーを選ぶと思います。
「物語シリーズ」では、不思議と不快感を覚えませんでした。せいぜい「こいつ馬鹿だな」くらいにしか感じなかったです。

確かに、おふざけや笑いの要素は必要ですが、この様に、ギャグでもない作品で、わざわざ主人公を必要以上に嫌われる様にしたり、ユーザー自体に嫌われたり不快感を与える様に描く必要があるのかと、私は時々疑問に思うのですが、皆さんの意見をお聞きしたいと思います。

上記の回答(ゲスな主人公の必要性の返信)

投稿者 甘粕 : 0

作者さんがどのような作品を書きたいかで変わって来るのではないかと思います。
そこまでゲスな主人公っていっぱいいる訳ではないですし。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ゲスな主人公の必要性

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投稿日時:

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