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元記事:死んだら星になる

1、死んだら星になる、と聞いたことがあるのですが、元ネタがもしあれば教えてください。(ネットで調べた限りでは確かなことはわかりませんでした)

2、作中で、死んだ人の魂を星にする魔法を使いたいのですが、本文で「星にする」と書くのはカッコ悪い気がします。「星に上げる」「空に架ける」? 「架空する」だと変だし漢文忘れたし……と迷走しています。「架天する」「成星する」?
造語でも良いので、何かカッコいい言い回しがあれば教えてください。使用頻度が高いので、出来ればいくつかレパートリーがあればベストです。

3、死んだ人の魂を星にする、という魔法を、主人公に使わせたいのですが、魂を星にする、ということは霊が消滅してしまうことになります。主人公が人殺しをしているように見えますか?
一応、霊魂は、地球にとどまっていると悪霊化してしまうので、空に架け星にすることで地球の浄化&霊魂の救済をする、という設定にしようと思ってはいます。

以上3点、よろしくお願いします!

上記の回答(それを救済と感じさせるのは物語の力次第)

投稿者 あまくさ : 0 投稿日時:

魂を星に変えることは人殺しになるのか?
そこを気にされているわけですよね?

私の考えを結論から先に言うと、人殺しと描くこともできるし救済と描くこともできる、となります。

魂を星に変えるのは人殺し → 悪霊化した魂が災害を起こすなら、人殺しも必要悪 → 創作の内容は倫理的に不正でも問題ない

この議論はおかしいです。最初から人殺しであることを前提にしてしまっているからです。
必要悪ということは悪であることの決めつけ。創作は倫理的に不正でもかまわないというのも、倫理的に不正であることの決めつけ。そもそも魂を星に変えることは悪でも倫理的に不正でもないかもしれないという考えを、最初から排除した議論になってしまっています。

魂を星に変えることそのものは、私は別に人殺しとも悪とも思いませんよ。そう考える理由についてはすでに説明したので、ここでは繰り返しません。一つだけ付言するなら、ストーリーの組み立て方次第です。

あくまで一例ですが。

人間が悪霊化して災害を起こす事件が発生 → 主人公は悪霊を星に変えて災害を防ぐ → しかし主人公は(大切な誰かを星に変えなくてはならないことになるなどの理由で)、人を星に変えるのは実は残酷なことなのではないかと疑問をいだくようになり、苦しむ

前半にこういう流れをつくり悩ませた上で、終幕に星に変えるのは魂を救済することなのだという境地に至らせるなら、読者を納得させることは可能だと思います。
そういう後半の流れをどう作るかということについても何となく頭に浮かびましたが、それは書かないことにします。
ただイメージとしては、そういう流れの中で「あの人は、星になってこれからもずっと私たちを見守ってくれている」みたいなことを呟かせたらしっくりくるんじゃないかなと。

……まあ、あくまで私の妄想であって、別に提案じゃないですよ(汗)。言いたいのは、こういうのを読者に「偽善的」とか「生ぬるい」とか思われてしまうかどうかは、物語の力次第ということです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 死んだら星になる

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元記事:自信満々の小説がダメダメだったら、どうする?

 長い期間、設定を練って、自信満々の小説の設定や物語を作ったとする。
 実際に指摘をして貰ったら、これでもかと言うほどダメダメだった。
 どうしますか?

・もう一回同じ作品を練り直す
・その作品は忘れて、次の作品を作り上げる

 など。
 

上記の回答(自信満々の小説がダメダメだったら、どうする?の返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答! 投稿日時:

新しい次の作品に取り掛かり、半年から数年置いて今の作品を忘れた頃にもう一度練り直す。

理由は、というかダメダメの原因は、おそらく
>長い期間、設定を練って
コレだろうと思うため。
長い時間アイディアを練るというのは一見して良さそうに思えるけど、ネタってのは生きてるので、鮮度があります。
試しに、出来栄えをまったく気にしないで思いついたネタを吐き出してみると良いです。
意外とそういうネタのほうがウケがいい。
小説で無理そうならブログなどで日記をつけてみるといい。読者を楽しませようと数時間ネタを絞って書いたものはイマイチな反応しか返ってこず、数分で書きなぐったネタはめっちゃウケがいい、なんてこと良くある。

なので、考えすぎたネタは「一度忘れる」必要がある。
その作品を書くのもいいけど、書くなら半年か数年は放置して忘れる。
少しでも完成度を上げたいなら、その期間は、その作品のために別のネタを作って腕を磨いておくのが賢明でしょう。

まあ、ぶっちゃけると作者が「長い時間をかけたから」という事で執着しているだけで、忘れる期間を置いてあらためて見ると執着心さえ忘れてるので、大したことない内容だと感じたりもする。
数年後に再びそのネタを書くということはあんまりないと思う。
でも、その期間の間に自身の技術も上がっているので、当時の自分のネタの不備が見えまくって面白いし、昔のネタを今の自分が構成し直すというのはなかなか勉強になります。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 自信満々の小説がダメダメだったら、どうする?

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元記事:登場人物の名前に気をつけるべき所で

 こんばんは臼田(usudaisranove)です。 文章はそれなりに進んでいるのですがなかなか登場人物の名前が上手いように決まらない事が続いており今回は名前に関して少し質問をさせてもらいます。

 ここ数年現実の日本で自分の子供に対していわゆるキラキラネームが流行りだしており日本人として生まれながらもまるで外国人のような名前やアニメに登場するキャラクターかのようなものが誕生しています。
 そういう名前をつける親もどうかしてるとは思いますがこれはラノベの登場人物にキラキラネーム風をつけようとする作者にも同じような事では? と思いました。

 ラノベはターゲット層が中学生~高校生であり現代の読者の中にもキラキラネームをつけられてしまった人もいるでしょう、しかし登場人物がキラキラネームばかりではそこで見るのをやめてしまうと思います。
 普通すぎる名前だといまいち印象残らないですし逆にインパクトある名前にしてしまうとキラキラネームだと思われてしまう、現在そういう状況です。

 皆さんは登場人物の名前をつける時にはどういう工夫を練っていますか? お願いします。

上記の回答(登場人物の名前に気をつけるべき所での返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

まず、
>普通すぎる名前だといまいち印象残らないですし
名前だけで印象に残ることは滅多にないです。
キャラクターの印象はエピソードで作るもので、設定や名前などで作るものではありません。
それらは第一印象としては有効に働くけど、長い物語のなかでワンポイントでしか働かないので「第一印象」というのを理解してないとほとんど効果はありません。
これは、例えば「ヒョロ太」という名前を聞いて余裕で勝てると思ってたらゴリゴリの体育会系がやってきた、というギャップを利用した印象などが良い参考でしょう。
こうした場合、名前を利用する場合には確かに効果はある。

名前なんてものは、極論なんでもいいんです。
その名前を印象的にするのは作者の仕事です。印象に残るようなエピソードを作りましょう。

そして、なんでもいいからこそ名前で遊ぶ作家も多いです。
有名所では西尾維新などですね。
彼はネーミングで遊びすぎるきらいがある。
また、例えば漫画「斉木楠雄の災難」では主人公「斉木楠雄」は単純に「サイキックス」のもじりで、登場人物の名前はほとんどオカルト由来のネーミングになってます。
名前はなんでもいいので、こうした「作品テーマに関連する言葉」からもじって名付ける事はよくあります。

こうした「変わった名前」というのは、「カッコいい名前にしよう」とか「変わった名前にしよう」という思考から来るものじゃなくて、単純に何でもいいので適当なルールを作ってるだけ、西尾維新の場合もおそらくは彼の中で何かしらのネーミングルールがあるのだと思う。
例えば、名前には将棋の駒の一字を必ず入れよう、とか。数字を必ず入れるとか。古代人には数学者の名前を使うとか、適当なルールを決めてしまう方法はポピュラーで割とよく使われていると思います。

私がよくやるのは、和名の場合、名字を尖ったものにして名前は平凡なものにするパターンと、その逆パターンと、たまに両方平凡、両方尖ってるパターンですね。
名字が「キラキラ」とは流石にならないので、主要キャラに近いほど尖った名字+平凡な名前の組み合わせが多いですね。
名字は古今東西、地名や役名などから由来するものが多いですから、「鉄火場」とか「御台所」とかそういう単語を入れると割と自然で合いますよ。
「鬼」とか「炎」とかそれっぽいワードを入れたい場合は地名がオススメ。「百目鬼」とか「鬼童」とか。
カッコ良すぎて微妙、と感じても「ルールに沿ってるからこれでOK」と思うほうが良い。
例えば「俺の爺さんは福岡の出でな、鬼童(おんどう)ってのはむこうの地名だ」なんてルーツを入れたり適当に「その名前である理由」を説明できるので。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 登場人物の名前に気をつけるべき所で

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元記事:それを救済と感じさせるのは物語の力次第

魂を星に変えることは人殺しになるのか?
そこを気にされているわけですよね?

私の考えを結論から先に言うと、人殺しと描くこともできるし救済と描くこともできる、となります。

魂を星に変えるのは人殺し → 悪霊化した魂が災害を起こすなら、人殺しも必要悪 → 創作の内容は倫理的に不正でも問題ない

この議論はおかしいです。最初から人殺しであることを前提にしてしまっているからです。
必要悪ということは悪であることの決めつけ。創作は倫理的に不正でもかまわないというのも、倫理的に不正であることの決めつけ。そもそも魂を星に変えることは悪でも倫理的に不正でもないかもしれないという考えを、最初から排除した議論になってしまっています。

魂を星に変えることそのものは、私は別に人殺しとも悪とも思いませんよ。そう考える理由についてはすでに説明したので、ここでは繰り返しません。一つだけ付言するなら、ストーリーの組み立て方次第です。

あくまで一例ですが。

人間が悪霊化して災害を起こす事件が発生 → 主人公は悪霊を星に変えて災害を防ぐ → しかし主人公は(大切な誰かを星に変えなくてはならないことになるなどの理由で)、人を星に変えるのは実は残酷なことなのではないかと疑問をいだくようになり、苦しむ

前半にこういう流れをつくり悩ませた上で、終幕に星に変えるのは魂を救済することなのだという境地に至らせるなら、読者を納得させることは可能だと思います。
そういう後半の流れをどう作るかということについても何となく頭に浮かびましたが、それは書かないことにします。
ただイメージとしては、そういう流れの中で「あの人は、星になってこれからもずっと私たちを見守ってくれている」みたいなことを呟かせたらしっくりくるんじゃないかなと。

……まあ、あくまで私の妄想であって、別に提案じゃないですよ(汗)。言いたいのは、こういうのを読者に「偽善的」とか「生ぬるい」とか思われてしまうかどうかは、物語の力次第ということです。

上記の回答(それを救済と感じさせるのは物語の力次第の返信)

スレ主 みりん : 0 投稿日時:

>魂を星に変えることは人殺しになるのか?

この問いへの答えは、「霊はもう死んでいるので人殺しではない」派と「魂には人格があるのでそれを消滅させることは人殺し」派の2派にわかれると思います。
私は裁判官ではないので、どちらが正しいかというのは分からないし、というより宗教観によると思うのでどちらが正しいとかはないように思うので、どちらの意見も尊重したいと思います。

>……まあ、あくまで私の妄想であって、別に提案じゃないですよ(汗)
楽しくなっちゃったやつですね(笑)
まあ、だいたいそんな感じの進行なので、バレて凹むんですが、妄想がはかどったようなので何よりです。
物書きにとって妄想がはかどること程楽しいことはないと思うので(笑)
ところで、こうなってくると、後半の流れをどのように筋立てたのかも気になります。
参考になりそうなので、こっそり教えてくれませんか。
その筋立てを越えるようにプロットを練り直したいので(笑)

>言いたいのは、こういうのを読者に「偽善的」とか「生ぬるい」とか思われてしまうかどうかは、物語の力次第ということです。
「生ぬるい」かなー。大事な人が星になってしまうってかなり残酷だと思うんですけどね、、。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 死んだら星になる

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元記事:自信満々の小説がダメダメだったら、どうする?

 長い期間、設定を練って、自信満々の小説の設定や物語を作ったとする。
 実際に指摘をして貰ったら、これでもかと言うほどダメダメだった。
 どうしますか?

・もう一回同じ作品を練り直す
・その作品は忘れて、次の作品を作り上げる

 など。
 

上記の回答(自信満々の小説がダメダメだったら、どうする?の返信)

投稿者 みりん : 1 投稿日時:

私の場合どうだったかと言うと……。

まず、凹みました。
そして、ショックな気持ちが少し落ち着いて来たら、頂いたアドバイスの意味を考えました。自分の作品はどうダメだったか? ダメだった部分を直すためには、どうすれば良かったか? PDCAサイクルを回します。

で、反省したら、全く違う作品を書きました。
ここで私がやってみて良かったなと思ったのは、短編を書いたことです。
私も最初は壮大なストーリーを考えて失敗しました。なので、3万字くらいの中編を書きました。手軽に書けて、振り返りもしやすいので、これを数回繰り返したことで、だいぶ構成やストーリーの作り方の勉強になりました。

あともうひとつは、テンプレートな作品を作ったことでした。
べったべた、コッテコテの王道作品を自分なりに作ってみました。
これが少しだけ評価されて、自信に繋がりました。

そして、その後、改めて構成の勉強をしました。
具体的には三幕構成を意識して、既存作品を見直してみました。

今のところ私はこの辺が勉強になりましたね。

まとめると、
・PDCAサイクルをまわす。自作の反省会をする。
・いきなり長編は難しいので手軽に書ける短編作品を書く。
・人気の出やすいテンプレート作品を書く。
・三幕構成や序破急など、物語の型を勉強する。
この辺りをするのが私のおすすめです。

冬空星屑さんは、他のスレッドを見てみるに、
設定作りが上手で、書きたいことがたくさんある方なんだとお見受けします。
で、若干詰め込み過ぎていると。
なので、ヤンデレならヤンデレだけ。無双なら無双だけ、など、
書きたいことをひとつに絞って新しいストーリーを作ってみてはいかがでしょうか?
設定を作ることと、ストーリーを作ることは違います。
ストーリーを作るには、コツや定石があったり、理詰めで計算しなければならないこともあります。

例えばヤンデレヒロインを書くとして、嫉妬で他の女を殺しまわるエピソードを
書きたいとします。
いくら嫉妬しているからと言って、何も悪いことをしていない女の子をヒロインが
殺してしまったら、読者は「この女やべえな」と引いてしまいます。
主人公とヒロインがくっつくことで他の人に迷惑をかけてしまうのであれば、
ふたりの愛を応援できない、というのが読者の人情です。
じゃあ、どうするか。
殺される女を、実は殺されても仕方ない、非道で残忍な悪女にしてしまえばOKです。
例えば、主人公の親や弟など、大切な人を殺した犯人だったとか、
村人を苦しめる悪い領主や魔王にするとか。
もしくは、殺すだと受け入れてもらえなくても、ピカチュウの電撃程度の攻撃にするとか、主人公以外の人に色目を使っているのをバラすとか、マイルドな成敗の方法を考えるのも手です。
そんな感じで、書きたいことをひとつに絞って、そのネタ(ヤンデレ)を読者に気に入ってもらえるように理詰めで考えていくという方法があります。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 自信満々の小説がダメダメだったら、どうする?

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元記事:chatgpt活用法

chatgptの活用法を考えてください。
私はまず最初にプロットやそれに毛の生えた程度の小説を書きます。それを貼り付けて、「この小説を長文にして。セリフもたくさんいれて」などと書きます。
ネットによくある方法はプロットやキャラも書いてもらうものでしたがそれなは手を出してません

上記の回答(chatgpt活用法の返信)

投稿者 ヴァンデモン : 1

「人気ドラマ脚本家がChatGPTに脚本を書いてもらった結果「クソだった」と酷評」-GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230609-chatgpt-script/

ある程度触ってればわかるけどChatGPTに創造的な仕事はできない

カテゴリー : ストーリー スレッド: chatgpt活用法

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投稿日時:

元記事:キャラの悲劇について

よくアニメで三話の悲劇と言って、キャラの悲劇的に殺す演出がありますが、私はそういう悲劇性を演出するのが難しいです。

小説媒体でもかなり短い期間なのに、どうにかしてそのキャラへの悲劇性を高めるというか、読者への共感を求めるのが非常に難しいです。

やりたい事としては「女の子が活躍するアニメに出てくるような真っ直ぐで活発な女の子が、報われずに惨たらしく死ぬ」「それが女の子アニメへの皮肉として読み取れる」みたいな感じの内容にしてみたいです。

皆様なら、どのようなシュチュエーションでどのように殺しますか?前後の内容は問いません。

上記の回答(キャラの悲劇についての返信)

投稿者 手塚満 : 3 人気回答!

「前後の内容は問いません。」とお問いになる、そのお考えが悲劇性の演出の妨げになっている恐れがあるように思います。以下、少し説明してみます。

1.まどマギの事例

あまくささんが「魔法少女まどか☆マギカ」を挙げてお出でで、自分も第3話で衝撃を与える作りは、現状では「まどマギ」に倣ったものが多そうな気がします。同時に、過酷な運命の魔法少女ものというパターンを作ったのも「まどマギ」だろうと思います。

ただ「まどマギ」が第3話で衝撃的な展開(主人公たちの優しい先輩魔法少女:巴マミが魔女に頭を食われて死ぬ)をショッキングにできたのは、第1話~2話の仕込みによるものではなさそうです。第1話~2話で提示できているのは「魔法少女もの」だということだけ。

「魔法少女もの」は長い歴史がありまして、元祖は「魔法使いサリー」(1966~68年)でしょうか(変身のみの「ひみつのアッコちゃん」(1962年)かもしれない)。それ以来、夢と希望がテーマの明るい作風で作り続けられました。90年代に入りますと、「セーラームーン」「レイアース」等々の次第に過酷な展開になるものもあったんですが、「魔法少女」の派生、ないしは別路線と認識されていたようです。

「まどマギ」が第1~2話で提示したのは、そういう古いテンプレの魔法少女ものだということです。そうなると「明るく楽しい」の展開を予想、期待する人は多くなります。そこへ第3話で巴マミの首を噛み切るシーンでひっくり返す。

このどんでん返しは「まどマギ」単体では成立しておらず、何十年にも渡ってイメージが出来た「魔法少女もの」というジャンル性を利用しています。死亡時点で、まだ巴マミ独自の魅力は作れていません。尺が短すぎますからね。巴マミではなく古典的な魔法少女ものへの魅力に対するショックだったわけです。
(それゆえ一発芸的であり、過酷な魔法少女設定の後続作品はあるものの、ジャンルには成長できなかった。)

2.キミスイの事例

ヒロインが死ぬ悲劇性で訴求できた作品では、例えば「君の膵臓をたべたい」(住野よる著、略称「キミスイ」)があります。少し不思議な感じがするヒロインに主人公(や読者)は興味を持ち、次第に惹かれていく。余命いくばくもないことも知り、もう少しでヒロインを理解できるかと思った途端、ヒロインは通り魔殺人で死亡。主人公はニュースで死を知ります。とてもあっけない。

だからこそショックが主人公にも読者にもデカい。これが「懸命に生きようとして」みたいな描かれ方だと、あのショックは出ないでしょうね。しかし単なる鬱展開でもない。ヒロインが残した記録から補完されるものがあり、悲しいけど納得いく結末になります。

これ、通り魔殺人だから悲しい、というわけではないです。死に方のむごさで悲劇を演出できているわけではない(具体的に描いてもないし)。その前後に悲劇性を効果的に出すテクニックがあります。ヒロイン死亡までだと、ヒロインに主人公が次第に接近していく描き方がポイントです。

読者も主人公に感情移入して、ヒロインに興味を持っていくわけですね。余命いくばくもないと知ると、せめて残る人生は幸せにと願う気持ちも生じる。しかし大病ですから、入院という形で引き離されたりする。が、ヒロインが小康状態を得てデートの約束して、(主人公も読者も)ちょっと嬉しい。そこで突然の通り魔殺人となります。

惹かれて、期待したところで作者が奪ったわけです。だから効果的になっています。これだと鬱展開のみですが、フォローとしてその後が描かれ、ヒロインの望みや気持ちが明かされることで、ヒロインについての納得性が出る。

繰り返しですが、通り魔殺人でなくてもいいわけです。大事なのは主人公(と読者)から、大事に思うようになったヒロインを奪うことです。事故死でもいいし、急な発作でもいい。おそらく、ヒロインの死として「それはないよ」と思える通り魔殺人が最大の効果を出すと作者は考えたんだろうと思います(そしてドンピシャ当たった)。

3.死にざまより生きざまが大事

大事なのは死の瞬間ではなく、前後の段取りであるわけです。「まどマギ」であれば、事前の段取りに「古典的な魔法少女もの」という長い歴史あるジャンルを使っています。フォローとして、ラストでは過酷な魔法少女を生み出す原因をリセットし、古典的な魔法少女ものの世界に回帰させています。

もっと時代を遡って「ロミオとジュリエット」も同様ですよね。ロミオとジュリエットを不幸な勘違いと偶然を織り交ぜて退場させて感動されるのは、そこまでの禁じられた恋のドラマがあるから。2人の死後は、対立していた両家の悲しみと和解でフォローされています。

ですので「どのようなシュチュエーションでどのように殺しますか?」は、面白くするための工夫についての問いとしては、残念ながら間違っています。「悲劇的に殺す」のは、死ぬ前の作者の準備が大事です。その悲劇が感動となるには、その後のフォローが大事です。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラの悲劇について

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元記事:新しいライトノベルの新人賞

ちょっと見つけたんですが
https://lightnovelbig.wixsite.com/website
こんなのがあります
大賞賞金は一億円だそうです
凄いですね
まだ賞の準備段階みたいですが
応募してみますか?
私は一億円にひかれますね

上記の回答(新しいライトノベルの新人賞の返信)

投稿者 大野知人 : 0

スレ主さん。これが初投稿ですよね?
正直、サクラとしか思えない

カテゴリー : ストーリー スレッド: 新しいライトノベルの新人賞

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