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キャラの悲劇について (No: 1)
スレ主 詩乃丸 投稿日時:
よくアニメで三話の悲劇と言って、キャラの悲劇的に殺す演出がありますが、私はそういう悲劇性を演出するのが難しいです。
小説媒体でもかなり短い期間なのに、どうにかしてそのキャラへの悲劇性を高めるというか、読者への共感を求めるのが非常に難しいです。
やりたい事としては「女の子が活躍するアニメに出てくるような真っ直ぐで活発な女の子が、報われずに惨たらしく死ぬ」「それが女の子アニメへの皮肉として読み取れる」みたいな感じの内容にしてみたいです。
皆様なら、どのようなシュチュエーションでどのように殺しますか?前後の内容は問いません。
カテゴリー: キャラクター
この質問に返信する!キャラの悲劇についての返信 (No: 2)
投稿日時:
やりたいことから逆算してみるといい。
まず
>「女の子が活躍するアニメに出てくるような真っ直ぐで活発な女の子が、報われずに惨たらしく死ぬ」
とあるので、「報われずに」ってことは「読者が報われて欲しいと思うような状況」ってこと。
「惨たらしく死ぬ」という事にショックを与えたいわけだから、それが似合わないようなキャラクター性、これは「まっすぐで活発な女子」ということで合ってると思う。
次にここで考えるべきことは、これは大なり小なり「読者の期待を裏切る可能性がある」ということ。予想を裏切るだけなら良いけど、やっぱ「都合のいいラッキーが起こって幸せになったほうが嬉しい」と思えてしまうような女の子が惨たらしく死んでしまったら、作者が考える「皮肉」以上のものを読者に与えてしまう。その可能性がある。
これは作者的に受け入れられることなのかどうか。
つまり、例えば幸せなカップルがあるとする。二人は幼馴染で小さい頃から一緒。つい最近付き合うことになって、お互い態度は変わらないけど、見ていてこのまま結婚するんだろうなと思える二人。一緒に学園祭を回ったり別行動の旅行先でバッタリ出会ったりしたり、まあベタな青春ラブコメをして学園生活を楽しんでる感じ。ところが実は、女の方は浮気をしていてずっと前に初体験も済ませてました。
とまあ、男性諸君にとっては胸を抉るような展開があったとして。
でも、「そういう胸を抉るような話を書きたい」のであれば、これは読者の期待を裏切ることが正解なので、「それから男はどんな行動を取るか、どんな選択をするか」ってとこに面白さを持っていく事ができる。
とはいえ、幼馴染の女の子の側から見ればBADENDな展開で、この二人の幸せを思ってた読者としてはそれってどうなの? と考えることもできる。
つまり期待を裏切るのはやはり良くない、と判断することもできる。
これが作者的にどっちなのか、ってこと。
受け入れられるのであれば、あとの事は考えずに、まずはちゃんと「女の子が活躍するアニメに出てくるような真っ直ぐで活発な女の子」の物語を考えたほうがいい。
あとで死ぬ展開とか考えずに、女の子がまっすぐで活発で人に元気を与えるようないい子に書くのがいい。
受け入れられない、期待は裏切るべきではないと思うのであれば、言い方は何だけど保険をかけたほうがいい。
例えば、その活発な女の子は「仲良かった親友をいじめて自殺に追いやってしまった過去がある」とか。最終的に惨たらしく死ぬに足る要因を作っておいたほうがいい。
身も蓋もない言い方をすれば「今は厚生したのかもしれんけど、そういう事情があるなら死んでも仕方ない」と思えるような形になる、「期待の裏切り」にならない要素を作るべき。
個人的には後者の期待は裏切らない展開が好きかな。
そしたらあとは、「報われて欲しいと思われるような状況はどんなものか」とか「保険」として考えられる要素は何かとか考えていけば、最終的な場面も見えてくるんじゃなかろうか。
まあ、私の好みで組み上げると、
「活発な女の子の活発さが見えるエピソード」
「元気よく振る舞うのは、仲良かった友達を元気づけるため」
「その友達はとっくの昔に自殺してることを突きつけられる」
「自分のせいじゃないと言いながら、惨たらしく殺される」
うーん……正直「女子が活躍するようなアニメ」が日曜朝の女児向けアニメを指してるのか、大きなお友達向けの戦闘メインなアニメを指してるのかわからんので皮肉を入れられてないのだけど、
前者なら「元気の押し売りが友達を死に追いやった」として皮肉になるかな。そういうの人によっては迷惑なんだよ、って。
後者なら、「死んだ友達を生きてるものとして振る舞う頭おかしくなった子」として書くかな。頭おかしくないとアニメみたいな活発でまっすぐな子は存在しねーよ。って。
シチュは……発想した段階で持ってるイメージで決めるとか、あるいはもっと煮詰めないと決めらんないな。
理詰めでフワッとしたイメージだけなら決められんこともないけど、
活発でまっすぐな子だから、最後は絶望しててほしい。って、ここだけ切り取ったらかなりヤベーこと言ってんな。
でも、スレ主さんは「惨たらしく死ぬ」と書かれてるけど、私は自然と「惨たらしく殺される」って書いちゃってるんで、たぶん誰かに殺される感じをイメージしてるだろうなって思います。
そうすっと「死んだ友達」と関わり深い人物を出すことになると思うから、母親か姉か妹か弟か、……兄と父はないな。大人の男だと仕事柄アダルトになっちゃう。
殺されるときは憎悪を向けられるべきか、無感情で当たり前のように殺されるか、どっちがいいかな。
無感情だな。憎悪のほうが合ってるけど、そのとき絶望してるからそこに別の感情表現が入ると憎悪のほうが勝っちゃう。感情の衝突はここでは必要ないから、無感情で絶望だけにスポット当てたほうがいいだろ。
となると助けを呼べない状況だったり絶望を全面に押し出すシチュになるね。死に様は絞首をイメージした。まっすぐ相手が見えるように。
精神的にも抵抗できない絶望感で惨たらしさを表現すりゃ、提示された条件は全て守った形になるかなと思う。
「マミる」の使い方 (No: 3)
投稿日時:
皮肉=批判です。
まず、そこはいいですか?
>「女の子アニメへの皮肉として読み取れる」みたいな感じの内容
そういう「女の子アニメ」が好きな読者を「読者A」、もともとアンチ傾向の読者を「読者B」とします。
構想されている内容は、
1)「読者A」を敵にまわす。
2)「読者B」は共感してくれるかもしれない。
3)「読者A」に強いインパクトを与え、「読者B」に宗旨替えさせることを目指す。
考えられる効果は、この3拓かと思います。
1が強くてそれだけで終わってしまう内容は、「誰得?」って感じにしかならないので普通は避けた方がいいでしょう。
2は一定数の読者がついて来てくれる可能性はありますが、それでも何かを揶揄するだけの内容だと「こきおろすことを目的にしている作品」という印象は否めません。なので物語の他の要素として、魅力的なウリがほしいです。
で、その場合、そのウリと「女の子アニメ批判」に特に関連性がなければ、そんな批判(皮肉)は入れなくてもいいんじゃないかという問題が浮上します。
そう考えると、3を目指すのがいいんじゃないかという結論になります。そして、そのためにはスレ主様が「女の子アニメ」が嫌いな理由を再確認してみる方がいいかなと。
スレ主様は、仰っているようなタイプの「女の子アニメ」が嫌いか、馬鹿にしていますよね?
間違いなく、そう思えます。
それはそれでいいのですが、作者自身の中でそういう考えや感情を抱く理由がしっかりしていないと、上手く行かないんじゃないかと思いますよ。
ちなみに、
>よくアニメで三話の悲劇と言って
これは元々は『まどマギ』から始まっています。あのアニメの第3話で一人の少女が突然悲劇的に死んでしまった衝撃が鮮やかで、かなり話題になりました。(「マミる」という言葉が生まれた)
ただ、『まどマギ』ではその少女を皮肉る要素は皆無です。一応そこは参考にしてみるとよいかと思います。
捕捉 (No: 4)
投稿日時:
捕捉します。
3についてですが、要するに「前向き少女アニメ」の何を批判したいのかという中心軸をハッキリさせた方がいいということ。
偽善性? ご都合主義? 現実にはそうそう予定調和的なハッピーエンドはないということ?
そういう主張が作者にあるならば、死んでしまう少女の一見明るく前向きな性格や行動に、何かしら「嘘くささがある」という伏線を仕込んでおけばいいという解になります。
キャラの悲劇についての返信 (No: 5)
投稿日時:
>>女の子アニメへの皮肉
が難しいと思います。前にバッキーさんが出したがっていた敵・・・・引き合いに出されていたキャラクターなんかは【古参オタクの新参オタクイジメへの皮肉】で、オタク業界を知っているからこそ描ける皮肉なポジでした。
知ったかぶりで皮肉を描いちゃあ裏返ってしまうんです。
――――――――――――――――――
私がアンチ活動したくなっているジャンルに【なろう系】があります。
【なろう系】はチート、ハーレム、舐めm9(^Д^)プギャー、などの要素がある作品とされます。
・・・・なろう系は【自分の趣味に走りまくった自己満足なニッチ作品の群れ】であって、『万人受けを狙った要素を盛りまくった素人作品』みたいな素人AVモノじゃないから!!!。(;´∀`)
個人のハンドメイド作品を買ったり、褒めたり、掘り出し物やがらくたを見て楽しむ【いろいろ出品OK☆ のみの市( いち)】であって、【素人AVしか売っていないブース】じゃないんだよ!!バリエーションが18禁しかねーじゃん!!!そんな狭くないんだってばああああ!!!
アニメ化されるたびに『なろう系は気持ち悪い』イメージが先行するけど、実際に読みに行って自分でしらべて、自分で認識しないと、『なろう』の形が分からないのだよ(;´・ω・)
売りたい側は『なろう系』に売れる要素を盛りたいし、「なろうは糞」って思ってもらった方が儲かるから。
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アニメで放送されているのとか先行イメージとか【与えられるもの】しか見ていないと、本質との乖離( かいり)が出たりするよ。
自分でちゃんとリサーチしないまま、【あなたを知りたい】と考えて動かないまま、他人に与えられた洗脳知識でアンチテーゼや皮肉ぶち立てても【思い込みで攻撃する独善的な正義厨】になり果てて、本末転倒( ほんまつてんとう)になるよ。
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女の子アニメとは具体的に【何】のつもり?ちゃんとリサーチした?
キャラの悲劇についての返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
>>皆様なら、どのようなシュチュエーションでどのように殺しますか?
に答え忘れていた(;´∀`)暗には書いていますが『既存の少女作品を逆手に取る』ですね。
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上手く書けなかったので、あれですが【悪役令嬢ザマァ】もので一作書いたことあります。
①悪役令嬢が婚約者♂をビッチに寝取られ婚約破棄
②婚約者♂がビッチとイチャイチャしながら、ビッチをべた褒めする
③悪役令嬢はビッチの動向に矛盾がある事を指摘( 同時に二か所に現れているとか)。
④悪役令嬢「というか、【そこ】に誰もいないわよ?パントマイムのつもり?」婚約者♂「え?」
④婚約者♂が惚れた【ビッチ】は、実在しなかったらしい。
【ビッチ】は理想が高すぎる婚約者♂に憑りついた【幽霊】あるいは【脳内彼女】じみた存在だったのでした☆・・・・・みたいな。
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【悪役令嬢】、【婚約者♂】、【寝取り女】の三点セットで出来る小ネタ( 世にも奇妙な物語テイスト)になります。
モチーフとしては『飯食わぬ女房』という民話。
ドケチな男が「家計費を圧迫されるのはイヤだから、飯を食わずに働く女となら結婚したい」を公言していた男が理想通りの女を妻にするも、女の正体は人外クリーチャーで、正体がバレた時に夫を捕食しようとしてきたので、命からがら逃げた系。
『そんな女は実在しねーよwwいたら詐欺か化物だ』というやつを下敷きにしました。
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パターンをよーく把握してから、着眼点をずらす。
正義のミカタなら、「ほんとに正義かよ?」「なぜ、この子だけが戦わされてんの?」
アイドルものなら「運営資金どうやってんの?」「こんな事リアルで言われたら虫唾( むしず)が走りそう」
・・・・・・みたいな?
人気回答!キャラの悲劇についての返信 (No: 7)
投稿日時:
「前後の内容は問いません。」とお問いになる、そのお考えが悲劇性の演出の妨げになっている恐れがあるように思います。以下、少し説明してみます。
1.まどマギの事例
あまくささんが「魔法少女まどか☆マギカ」を挙げてお出でで、自分も第3話で衝撃を与える作りは、現状では「まどマギ」に倣ったものが多そうな気がします。同時に、過酷な運命の魔法少女ものというパターンを作ったのも「まどマギ」だろうと思います。
ただ「まどマギ」が第3話で衝撃的な展開(主人公たちの優しい先輩魔法少女:巴マミが魔女に頭を食われて死ぬ)をショッキングにできたのは、第1話~2話の仕込みによるものではなさそうです。第1話~2話で提示できているのは「魔法少女もの」だということだけ。
「魔法少女もの」は長い歴史がありまして、元祖は「魔法使いサリー」(1966~68年)でしょうか(変身のみの「ひみつのアッコちゃん」(1962年)かもしれない)。それ以来、夢と希望がテーマの明るい作風で作り続けられました。90年代に入りますと、「セーラームーン」「レイアース」等々の次第に過酷な展開になるものもあったんですが、「魔法少女」の派生、ないしは別路線と認識されていたようです。
「まどマギ」が第1~2話で提示したのは、そういう古いテンプレの魔法少女ものだということです。そうなると「明るく楽しい」の展開を予想、期待する人は多くなります。そこへ第3話で巴マミの首を噛み切るシーンでひっくり返す。
このどんでん返しは「まどマギ」単体では成立しておらず、何十年にも渡ってイメージが出来た「魔法少女もの」というジャンル性を利用しています。死亡時点で、まだ巴マミ独自の魅力は作れていません。尺が短すぎますからね。巴マミではなく古典的な魔法少女ものへの魅力に対するショックだったわけです。
(それゆえ一発芸的であり、過酷な魔法少女設定の後続作品はあるものの、ジャンルには成長できなかった。)
2.キミスイの事例
ヒロインが死ぬ悲劇性で訴求できた作品では、例えば「君の膵臓をたべたい」(住野よる著、略称「キミスイ」)があります。少し不思議な感じがするヒロインに主人公(や読者)は興味を持ち、次第に惹かれていく。余命いくばくもないことも知り、もう少しでヒロインを理解できるかと思った途端、ヒロインは通り魔殺人で死亡。主人公はニュースで死を知ります。とてもあっけない。
だからこそショックが主人公にも読者にもデカい。これが「懸命に生きようとして」みたいな描かれ方だと、あのショックは出ないでしょうね。しかし単なる鬱展開でもない。ヒロインが残した記録から補完されるものがあり、悲しいけど納得いく結末になります。
これ、通り魔殺人だから悲しい、というわけではないです。死に方のむごさで悲劇を演出できているわけではない(具体的に描いてもないし)。その前後に悲劇性を効果的に出すテクニックがあります。ヒロイン死亡までだと、ヒロインに主人公が次第に接近していく描き方がポイントです。
読者も主人公に感情移入して、ヒロインに興味を持っていくわけですね。余命いくばくもないと知ると、せめて残る人生は幸せにと願う気持ちも生じる。しかし大病ですから、入院という形で引き離されたりする。が、ヒロインが小康状態を得てデートの約束して、(主人公も読者も)ちょっと嬉しい。そこで突然の通り魔殺人となります。
惹かれて、期待したところで作者が奪ったわけです。だから効果的になっています。これだと鬱展開のみですが、フォローとしてその後が描かれ、ヒロインの望みや気持ちが明かされることで、ヒロインについての納得性が出る。
繰り返しですが、通り魔殺人でなくてもいいわけです。大事なのは主人公(と読者)から、大事に思うようになったヒロインを奪うことです。事故死でもいいし、急な発作でもいい。おそらく、ヒロインの死として「それはないよ」と思える通り魔殺人が最大の効果を出すと作者は考えたんだろうと思います(そしてドンピシャ当たった)。
3.死にざまより生きざまが大事
大事なのは死の瞬間ではなく、前後の段取りであるわけです。「まどマギ」であれば、事前の段取りに「古典的な魔法少女もの」という長い歴史あるジャンルを使っています。フォローとして、ラストでは過酷な魔法少女を生み出す原因をリセットし、古典的な魔法少女ものの世界に回帰させています。
もっと時代を遡って「ロミオとジュリエット」も同様ですよね。ロミオとジュリエットを不幸な勘違いと偶然を織り交ぜて退場させて感動されるのは、そこまでの禁じられた恋のドラマがあるから。2人の死後は、対立していた両家の悲しみと和解でフォローされています。
ですので「どのようなシュチュエーションでどのように殺しますか?」は、面白くするための工夫についての問いとしては、残念ながら間違っています。「悲劇的に殺す」のは、死ぬ前の作者の準備が大事です。その悲劇が感動となるには、その後のフォローが大事です。
キャラの悲劇についての返信 (No: 8)
投稿日時:
今日はバレンタインデーですね。昨日家族と生チョコいちご大福を作って食べた藤谷です。
書き込みが遅くなったので、他の人と意見がかぶっていたらごめんなさい。
途中で誰か主人公以外の主要なキャラが死んじゃう話はありますが、メインのテーマは悲劇ではないと思いますよ。「タッチ」でもありますけど、その人の死をきっかけに、それまでの話の方向性が変わることが目的の演出ではないのかな?って思いました。
物語の後半以降で出てきた「はじめちゃんが一番」の先輩や、「エヴァンゲリオン」のカオル君も似たような感じで出てきた気がします。
そういう死ぬキャラって、主人公以上に優れた能力や存在感があって、死んだら惜しまれるような人物で描かれていることが多い気がします。
>小説媒体でもかなり短い期間なのに、どうにかしてそのキャラへの悲劇性を高めるというか、読者への共感を求めるのが非常に難しいです。
主人公以上に優れた能力や存在感を短期間で演出して、あっという間にそのキャラが主人公の心を占めるように描き、そのキャラを事故などで亡くして、その死をきっかけに、主人公に心境の変化があると、たぶん狙った演出ができるのでは?って思いました。
あくまで個人の意見ですが、何か参考になれば幸いですし、合わなければ流してくださいね。
的外れな意見だったら大変申し訳ないです。
ではでは、失礼しました。
結論を先に言うと、ご指定の条件が厳しい気がしました。だから、ご自分で話を思いつかなかったのでは?って思いました。
まず、感じたのは、「女の子のアニメ」のイメージについてです。
スレ主様にとって、どういうイメージが「女の子のアニメ」なんでしょうか?
「真っ直ぐで活発な女の子」っていうのは、男子向けのラノベでも出てきますし、女子向けでも出てきます。別に「女の子のアニメ」以外でも当てはまるので、申し訳ないことに分からなかったんですよね。
「それが女の子アニメへの皮肉として読み取れる」とありますけど、なぜキャラを殺すことが女の子のアニメの皮肉につながるのか、スレ主様の意図が読み取れないので、補足で説明があると助かります。
また「皮肉」って、何か悪い点や気になる点があるから、そこを指摘するんですよね?(個人的には魔法少女系の変身シーンが無防備な上に長い気がするんですけど)
「女の子のアニメ」のどういう点がスレ主様は気になっているんでしょうか。
そういう共通な認識がないと、読み手としては、皮肉として受け取りづらいんじゃないのかな?って思いました。
なので、「女の子のアニメ」の「こんなお約束を皮肉りたい」点を教えていただけたら助かります。
例えば私が何か恋愛話で皮肉るとすれば、「女主人公がかっこいい男に惚れて、その人のために色々と頑張ってきて、キュンキュン展開が続いていたけど、いざ付き合ってみたら、マザコン男だった」みたいなオチにして、母親思いの伏線を仕込んでおいて、「付き合う前はそんな母親想いの彼に好感を持っていたけど、今から思えばそれはマザコンの片鱗だったのに「恋に夢中になって相手の悪いところを認識していなかった」的に皮肉れるかな?って思いました。教訓を言えば、「女性向けの小説や漫画ならヒーローは(読み手に好きになってもらうために)お約束的に根がいい人」だけど、実際は違うこともあるから相手の見た目の良さや聞き触りのよい甘い言葉に騙されないでって感じですね。
赤ずきんみたいな童話のように、あまりキャラに感情移入しない書き方だと、死亡エンドもありかなって思うんですけど、ライトノベル的にキャラに感情移入する書き方をして死亡エンドにすると、私としては皮肉以上に鬱なバッドエンド的に受け取られてしまう恐れがあるのでは?って思いました。
皮肉という言葉の意味を調べると、goo辞書では、「遠まわしに意地悪く相手を非難すること」「当てこすり」「期待していたのと違った結果になること」と書かれていたので、「皮肉」をしたいなら「死亡エンド」に限定しなくてもいいのでは?って思いました。
話を「鬱エンド」ではなく「皮肉」で済ますための工夫が必要になるわけですが、「キャラ死亡」という縛りがあるので、そこに高い難易度を私は感じました。
もし、スレ主様が皮肉よりは悲劇的な話をメインで書きたいとお考えなら、皮肉は条件として削除してみてはいかがでしょうか。どういう悲劇を描きたいのか、既存の悲劇的な話を参考に考えてみてはいかがでしょうか。
例えばですが、頑張る子がなかなか報われない話として、「ごんぎつね」も有名だと思うので、女の子のアニメの皮肉を一旦脇に置いて案を考えるなら、
女が色々と理由があって彼と別れ、女の方はそれでも男を忘れられずに色々と陰で男のために尽くしていたけど、ある日泥棒かと思って男が撃ち殺した相手が以前付き合っていた女で、彼女が持っていた所持品で、陰で助けてくれたのは彼女だったと判明した。彼女は愛する彼の胸の中で死ねることに微笑む――みたいなシチュも既存の悲劇を参考にして考えられるのでは?って思いました。
あと、途中で誰か主人公以外の主要なキャラが死んじゃう話はありますが、メインのテーマが悲劇ではないこともあると思います。「タッチ」でもありますけど、その人の死をきっかけに、それまでの話の方向性が変わることもあると思いました。
物語の後半以降で出てきた「はじめちゃんが一番」の先輩や、「エヴァンゲリオン」のカオル君も似たような感じで出てきた気がします。
そういう死ぬキャラって、主人公以上に優れた能力や存在感があって、死んだら惜しまれるような人物で描かれていることが多い気がします。
あくまで個人の意見ですが、何か参考になれば幸いですし、合わなければ流してくださいね。
的外れな意見だったら大変申し訳ないです。
ではでは、失礼しました。
キャラの悲劇についての返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
ごめんなさい、途中のメモまでコピーアンドペーストしてました(土下座)
>結論を先に言うと、ご指定の条件が厳しい気がしました。だから、ご自分で話を思いつかなかったのでは?って思いました。
これ以降は気にしないでくださいね。
なんか書いていて、やっぱり違うなーって思ったので、コメントを書き直したのに、
過去のメモも全部選択してコピーアンドペーストしてしまいました(;^ω^)
書き込みの欄が狭くて別のところで書いていたんですが、本当は上だけ貼り付けたかったんですけど、
うっかり操作を間違えました。
お見苦しいところをお見せして、大変申し訳ないです。
今後は気を付けますー。
キャラの悲劇についての返信 (No: 10)
投稿日時:
> 前後の内容は問いません。
との事で、情報も少ないので、どういった世界観・流れかどうかは加味しない事をご了承下さい。
「短い期間」というのを、短編や一話完結と解釈した場合、自分が考えられるのは
1:死亡する女性キャラAちゃんはタイバニやザ・ボーイズに出てくるヒーローのような「戦うタレント」的な立ち位置
Aちゃん自身は純粋に世のため人のために戦いたい善人である
2:水着みたいで防具としては実用性皆無な衣装&オーバーサイズでガッツかクラウドでもなきゃ振り回すどころか持ち歩くのも難しい武器が会社から支給されている
3:そんな劣悪な状況にあって当然のようにピンチに陥る、だが誰もAちゃんを助けに行くようなことはせず、視聴者はAちゃんが苦しんで喘ぎ声を上げる&衣装がだんだん破れて裸になる事への反応ばっかりで誰もちゃんと心配してくれない。
女性の試聴者からは子供を助けた事より衣装のデザインへの嫌悪感ばかり。
4: 誰かしら男性キャラ助けられてその人物にほの字。しかし特定の男性に靡いた事が試聴者からバッシング&彼女に歪んだ独占欲を持っていたストーカーの逆鱗に触れ、その後殺害されてしまう。
善人だった筈のAちゃんの世間での評判は「淫売」扱いで、プライベートでの彼女をよく知っていた主人公はもどかしさを覚える。
何かしらへの当て擦りをする場合、当たり前ですが大事なのは「それの何が問題・嫌だと感じるか」がキモになり、これの場合は「女の子を見せ物にする事ばかり優先されていてその他諸々がおざなり(に見える)」事と、試聴者がヒロインに持つ目線を論った形になります。
こういう風刺や皮肉をするに当たって気をつけて欲しいのは、できる事が減ってしまう事です。
もし上述の展開をやるなら「自作品のメインヒロインも露出度が高い」とか「自作品の主人公もドラゴン殺しみたいな武器を振っている」ならブーメラン扱いされかねません。
揶揄した事を自分でやったら今度は自分が笑われてしまいますからね。
キャラの悲劇についての返信 (No: 11)
投稿日時:
4 『ラブコメイター』 (No: 12)
投稿日時:
「だから、生きものは弱いまま産まれ来るんだね」
復活した創造主の記憶を持つラブコメイターに人類と一緒に地球をも破壊する力を埋め混まれた憤怒のラブコメイター
その力は、恋してドキドキするほど力を増し暴走していく…
人類総力を結集しての最終決戦前夜ーー憤怒は決意する。
傲慢に告白のタイミングを譲られ、里見と星を見ながら二人きりー…止まらないドキドキ、この星と、そこに生きる里見、ただ一人の為に…
ツンを拗らせ、あるはずも無い陰謀を語り、人類の敵として悪役と成ることで暴走する力を誤魔化し、悲恋でドキドキを止めようとする。
人類軍を壊滅させ、残りの大食の女王
嫉妬の番いを『人類がいなくなったら食べられなくなる』と説得して大罪連合だけで月をテラフォーミングするパンデモニウム=ノアに突撃を懸ける。
移動の途中、憤怒に横恋慕して来たファイヤーツンデレーの嫉妬が傷心の憤怒に近づくが、その顔には出さない悲しみに気付き、声をかけれなかった…
ノアで迎い撃つ十臣下とそれを指揮する怠惰から産まれた双子の新王女
彼女たちは普段仲が良いが創造主が絡むと互いに出し抜こうとするほど功名心を剥き出しにする。
裏切りを演出して一人、双子に引き連れられ御膳の前まで連れて来られた嫉妬…しかし、最初から演技だとバレていて始末される寸前、双子の片割れが手柄欲しさに自分の片割れに手をかける。
それを醜いと判断した創造主は玉座を降り、「褒めて!」とせがむ新王女のラブコメイターを失敗作として真っ二つにする。
「…パパ、なんで…」
かろうじて意識があった嫉妬はブチ切れ命を燃やして決死の戦いを創造主相手に互角以上にぶちまけた、が、創造主の無敵の能力の前に半径50mエメラルドスプラッシュを発動させられず命を落とす。
そこに間に合う、ただ一人全ての障害を乗り越え、やって来た憤怒ーー嫉妬の遺言、能力のヒントを得て、始まる最終決戦。
「何故、貴様らは人類を滅ぼそうとせず! 人類を愛す!?」
白き龍に変身しながら、愛を叫ぶ!
戦いの中、互いに蘇るベビーの記憶
スイートメモリー
創造主が一研究者であった頃、懐に抱かれていたラブコメイター原初の記憶ーーそこには白衣を握り返して『暖かい』と感じる純真で無垢な、愛に満ちた空間に憤怒と創造主はいた。
そこには、誰かへの憎しみなどどこにもなかった。
(ただ、愛にだけ生きれば良かったんだ…)
それをドグマコードとして汚したことに後悔した創造主のコピーは全てのドグマコードを解除し、無限のドキドキで崩壊しつつあった憤怒を救った。
崩壊するパンデモニウム=ノアを脱出する
生き残った憤怒。
憤怒に上半身にだけにされた創造主コピーは死を待つだけだった。
「…パパ…パパ、どこ…?」
それは自分が引き裂いた新王女ーーもう失血で目が見えないようだ。
最後の力で唯一残った片腕だけで新王女ーー妹に這い寄っていく…
薄れゆく意識の新王女の手に、何かが触れる。
「ここだよ…」
上半身だけの創造主コピーが手を握り、ゆっくりと抱き絞めてくれる。
「…失敗作でごめんなさい」と泣き謝り強張る体が「…愛している」と言う度に溶けていく。
「間違っていたのは、私なんだ。ごめんよ…」
二人の笑顔
「…パパ?…パパ、パパ大好きだよ…」
それが創造主のコピーとして造られたラブコメイターのドグマコードに縛られない最初で最後の声だった。
他の化け物の姿に戻ったラブコメイターの女王とともに瀕死の体で地球に戻る。
《ボク、ワタシたちは生き物に成りたかったんだ…》
願わくば、憤怒やら傲慢なんて物騒な名前でなく、誰かに寄り添えるような優しい名前…
本来の巨大な体に戻っても、大気圏突破する体力はなかった。
だけど、人類軍が壊滅し、絶望で荒れ果てた地球の人々は焼け死んだ大罪を冠する獣たちを罵り、嘲笑し、飢えた彼彼女らは、その肉を喰らった。
「ポチ…」
その人類を何度も裏切ったラブコメ細胞生命体が喰われるところを泣きながら止めようとするのを、仲間に抱き止められていた人類最強のコスプレイヤーの里見要子…
魔王生誕ーー静嘆