キャラの悲劇についての返信
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キャラの悲劇について(元記事)
よくアニメで三話の悲劇と言って、キャラの悲劇的に殺す演出がありますが、私はそういう悲劇性を演出するのが難しいです。
小説媒体でもかなり短い期間なのに、どうにかしてそのキャラへの悲劇性を高めるというか、読者への共感を求めるのが非常に難しいです。
やりたい事としては「女の子が活躍するアニメに出てくるような真っ直ぐで活発な女の子が、報われずに惨たらしく死ぬ」「それが女の子アニメへの皮肉として読み取れる」みたいな感じの内容にしてみたいです。
皆様なら、どのようなシュチュエーションでどのように殺しますか?前後の内容は問いません。
キャラの悲劇についての返信
投稿者 バッキー 投稿日時: : 0
> 前後の内容は問いません。
との事で、情報も少ないので、どういった世界観・流れかどうかは加味しない事をご了承下さい。
「短い期間」というのを、短編や一話完結と解釈した場合、自分が考えられるのは
1:死亡する女性キャラAちゃんはタイバニやザ・ボーイズに出てくるヒーローのような「戦うタレント」的な立ち位置
Aちゃん自身は純粋に世のため人のために戦いたい善人である
2:水着みたいで防具としては実用性皆無な衣装&オーバーサイズでガッツかクラウドでもなきゃ振り回すどころか持ち歩くのも難しい武器が会社から支給されている
3:そんな劣悪な状況にあって当然のようにピンチに陥る、だが誰もAちゃんを助けに行くようなことはせず、視聴者はAちゃんが苦しんで喘ぎ声を上げる&衣装がだんだん破れて裸になる事への反応ばっかりで誰もちゃんと心配してくれない。
女性の試聴者からは子供を助けた事より衣装のデザインへの嫌悪感ばかり。
4: 誰かしら男性キャラ助けられてその人物にほの字。しかし特定の男性に靡いた事が試聴者からバッシング&彼女に歪んだ独占欲を持っていたストーカーの逆鱗に触れ、その後殺害されてしまう。
善人だった筈のAちゃんの世間での評判は「淫売」扱いで、プライベートでの彼女をよく知っていた主人公はもどかしさを覚える。
何かしらへの当て擦りをする場合、当たり前ですが大事なのは「それの何が問題・嫌だと感じるか」がキモになり、これの場合は「女の子を見せ物にする事ばかり優先されていてその他諸々がおざなり(に見える)」事と、試聴者がヒロインに持つ目線を論った形になります。
こういう風刺や皮肉をするに当たって気をつけて欲しいのは、できる事が減ってしまう事です。
もし上述の展開をやるなら「自作品のメインヒロインも露出度が高い」とか「自作品の主人公もドラゴン殺しみたいな武器を振っている」ならブーメラン扱いされかねません。
揶揄した事を自分でやったら今度は自分が笑われてしまいますからね。
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