専門用語と解説のバランスの返信
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専門用語と解説のバランス(元記事)
こんにちは。
質問です。
「読者は説明を読みたいわけではなく物語を読みたいという気持ちで本を読んでいる」
ということをこのサイトのとある記事で読んで大いに共感しました。
その上で、どうしても説明が必要な専門用語や物語上、必要なオリジナルの設定や用語造語の説明をしなければならないとき、素人やアマチュアの人たちはどういう風に書けばよろしいでしょうか?
特にSF とかだと必ずこの問題に直面すると思います。
A
「この兵器ってどういう仕組みで動いてるんですか?」
「何か特殊な機構が組み込まれていてそれで動いているようですが、詳細は分かっていません」
→とにかく動けりゃ何でもいいんだよ的な説明で、あとは読者のご想像におまかせで済ます
B
「この兵器ってどういう仕組みで動いてるんですか?」
「○○という法則に則って、◇◇という中にある機構が動いてそれで××という現象が起きて......」
○○の法則とは~~~~~~。××という現象とは~~~~~~。
→1~10までガッツリ説明する
C
A+B÷2したような感じの説明
まあだいたいこんな感じで動いてるよ~的なちょっと概要だけを簡潔に説明する
D
「奴には三つの特性がある。一つは○○で、二つ目は◇◇で、そして最後はーー」
(省略)
「何、技が効かない!?」
「フフフフ。やっと発動したか」
「まさか、最後の特性って......」
「そうだ。これでお前もおしまいだぁ!」
→台詞に組み込む
こればっかりはトライアンドエラーで場数を踏んで適切なバランスを自分で見つけていくしかないんでしょうか?
よろしくお願いします。
専門用語と解説のバランスの返信
投稿者 大野知人 投稿日時: : 4
別にやりようは何とでも。
手段としては、『読者に説明を読みたい気分にさせる』とかもあるっすよ。
探偵モノとかでは、解決編に持って行く前に探偵がヒントっぽい事をいくつか漏らして、そこをベースに読者も謎解きをし、答え合わせとして解決編を見る。
そういう風に持ち込めば、読者は説明を進んで読みます。
また、『キャラクターの成長』という形の一環として、キャラに色々なことを考えさせれば、そこに設定語りの隙が生まれます。
『読者は説明を聞きたいわけではない』という部分に目が行きがちですが、この文章の重要な所は『読者は物語を読みたい』という部分です。
まあつまり、『説明を物語に組み込ませる』事が必要な訳です。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 専門用語と解説のバランス