冒頭が思い浮かばないの返信
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冒頭が思い浮かばない(元記事)
初めまして、お早うございます。
わたしは昔から冒頭シーンを書くのが苦手で、現在も新たな小説を執筆しているのですが、案の定冒頭でまた迷ってしまい手が進みません。
そこで皆様の力をお借りしたいのです。
大まかなあらすじを書くので、一緒に冒頭シーンを考えてくださいませんか?
大学受験に失敗し浪人生として冴えない日々を送っていた主人公(女・19歳)は、ある日兄(28歳)の提案で、兄の友人が経営するバイクカフェで働くことに。
快活な店長と、そこへやって来る個性豊かなバイカーたちに刺激を与えられ、主人公は徐々に成長していく…
拙い文章、言葉足らずですが、どうぞ宜しくお願いします。
冒頭が思い浮かばないの返信
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 1
はじめまして。
バイクカフェというのがどういう場所で、バイカーというのがどういう人間たちなのかよくは知りません。
しかし、提示された粗筋の文中にけっこう分かりやすいキーワードがあります。まとめると、
1)大学受験 ― 失敗 ― 浪人生 ― 冴えない日々
2)快活な店長 ― 個性豊かなバイカーたち ― 刺激を与えられ ― 成長
1については大学受験に失敗したから「冴えない日々」なのでしょうが、2を経験した後の主人公にとっては大学受験そのものが「冴えない」と感じられるのではないでしょうか? おそらくそれがこの物語の重要なビフォーアフター。主人公にとっては成長の証しになるのだと思います。
つまり、受験勉強・進学という狭い人生しか見えていなかった主人公が、まったく価値観の違う世界と出会うことによって成長しはじめるという物語なんですね。
だったら、冒頭のシーンには「受験失敗」と「バイク」を同時に出しちゃいましょう。それが分かりやすいと思います。バイクがらみの情景、またはバイカーの一人と偶然出会わせてしまうんです。
一つ教えてほしいのですが、考えていらっしゃるストーリーには恋愛要素がありますか? あるとしたら、十中八九「個性豊かなバイカーたち」のうちの一人が相手役になると考えられます。その場合は冒頭シーンを受験会場か合格発表の会場にして、主人公が何らかのトラブルで遅刻しそうになり、偶然出会った相手役(この段階では当然初対面)のバイクに乗せてもらうとか。
ちょっとベタベタな気もしますが、まあ一例としてはです。
読者は、その物語がどんなタイプの話なのかということと、キャラクターのうち誰と誰に肩入れすればいいのかをできるだけ早めに知りたがるものですから。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 冒頭が思い浮かばない