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スペオペ小説のプロットについての相談です。の返信

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スペオペ小説のプロットについての相談です。(元記事)

お久しぶりでございます。
以前は敵キャラの相談でお世話になりました。その小説プロットについてなのですが、いまいちまとまらなくて困っています。色々な事が起こる割には、パンチに欠けるといいますか、ヤマ場の見せどころがよくわからず、何となくで話が進むので、平坦な感じがしてしまいます。あと、一応テーマは、心の持ちようで世界は変わる、というものですが、これは伝わりますでしょうか…
その他、ストーリーや設定などについてもご意見や感想をいただけますと嬉しいです。どうか宜しくお願いいたします。

【概要】
主人公『はじめ』の一人称で進む、不思議な生き物との交流や彼らが巻き起こす騒動を書く日常系SF

【ジャンル】
SF、メルヘン、ファンタジー、ブラックコメディ

【あらすじ】
人類の発展が頂点に達した頃、不思議な力を持つ謎の生命体が誕生した。
主人公の『はじめ』は不思議な生き物と出会い、彼らとの交流を深めていく。そんな中、はじめの周りでは奇妙な出来事が起こり始める。

【世界観】
ある時を境に大革命期を迎え、バイオテクノロジーで新種の野菜や家畜を生産したり、巨大な地下都市を建造したりと、火星コロニー計画を推進したりと、高度な文明レベルに達しているが、一般市民の生活は二十一世紀頃と比べて特に代わり映えしていない。

・謎の生物たち
ある時を境に世界中にその存在が囁かれた謎の生き物。地球全土に一定数生息しているが、存在の認識には相性があり、空想上の存在だと殆どの人が思っている。嗜好品として酒類を好む個体がいるなど、しばしば人間臭さを見せる。日曜大工や家庭菜園のノリで色々と規格外の道具や動植物を作り出せるが、普段はぼんやりした存在で相性の良い人間と関わった時に最大限に能力を発揮する。

・特務隊
国連の下部組織。存在を公にされていない特務機関。人に仇なす未知の生物から人類を守る使命を背負う。

【登場人物】

・田中はじめ
主人公。ごく普通の中学二年生の女子。髪型は二つ結びでピンクを基調とした服を好む。少女らしい性格。非日常の世界に好奇心を抑えられない。

・留学生(名称未定)
ある日突然、主人公宅にホームステイすることになった。無口で謎が多い。中性的な顔立ちの金髪少女。

・夜桜深月
主人公のクラスメイト。人を寄せ付けない雰囲気がある。孤高の美少女。欠席しがちで、この人もまた謎めいている。

・幹部達
上記の特務隊の上層部。五人いて、それぞれキャラは異なるが、それぞれ美形で戦闘能力も高くカリスマ性に溢れている。

・葉月
最近突然現れて主人公に絡んでくる、明るい快活な少女。あっけらかんとした性格ではあるものの正体はやはり謎。

【ストーリー】

一話
主人公の近くに不思議な生き物(名称募集中です)たちが現れ始める。生き物から「引っ越しを手伝ってくれ」と声をかけられる。引っ越し祝いとして主人公が缶ビールを渡したことで親しくなり、その出会いをきっかけに次々と他の謎生命体たちと交流を持つようになる。

二話
突然、家に留学生を受け入れることになる。主人公が駅まで迎えに行く(道中で、初対面の葉月に声をかけられ、短い会話をする)が謎生命体が原因の不思議現象(思案中です)が起きてなかなかたどり着けない。不思議現象を突破し、無事自宅に連れ帰る。(道中で、クラスメイトの深月に会い、留学生を紹介するなどの短い会話を入れる)

三話
中学の遠足で古墳公園に行くことになった主人公。(途中で、深月を同行班に誘うが断られてしまう)留学生と共に行動していたが、謎の地下通路に迷い込んでしまう。出口を探しているうちに、不気味な怪物に遭遇する。(この際、留学生は類稀な運動神経を発揮する)怪物に襲われていたところを、特殊な服装の子供二人組(主人公とそう変わらない年頃)に助けられる。二人組は人間離れした動きで怪物を倒し、光の粒に変わった怪物をテトラポットに回収してしまった。主人公たちは遺跡調査の為の調査隊だと言う色々と違和感のある不思議な二人組と行動を共にすることになり、遺跡の中を歩き進むと、遺跡深部に採掘作業が行われていた痕跡を発見する。二人組は『あの怪物は精神を汚染する恐れがある。もうここへは来ないように』と主人公に話して、遺跡出口まで送り届けて去っていった。地上では、主人公と留学生は神隠しにあった等と騒がれており、無事の帰還を喜ばれる。深月は、あの時自分が一緒に同行していればと後悔して主人公に謝罪するが主人公には何故深月が謝るのかいまいち理解できない。(帰宅途中に、葉月に『遠足楽しかった?』などと声を掛けられる)

四話
主人公は、玩具店で購入した人気玩具を購入するが、とんだぱちモノであったことに憤慨する。他にも人気の既存商品に似た怪しい商品が市場に出回り、問題となっていた。その玩具は不思議なことに、在庫納品時点では、いくら調べても確認されず、誰も気づかないまま店頭に並べられてしまうという。これは、謎生命体絡みの出来事だろうと思った主人公は、留学生と謎生命体と共に製作元の工場の様子を伺うことにした。(製造元を調べる際に葉月が少し知恵を貸す)現場は既にテープで囲まれ、物々しい雰囲気を醸し出していた。工場内の一室で見つけた書類から、この工場はつい最近まではごく普通の小規模玩具メーカーだったことが判明した。工場内には様々なトラップが仕掛けられていて、留学生と主人公は分断されてしまう)工場最奥まで進んだ主人公の前に現れたのは、謎の中国人風の見た目をした小さな(人としてありえない寸法の)男だった。男は現在は自分が経営者だと言う。前の経営者について追求すると、『天井からぶら下がったまま動かない』という不穏な事を話した。その後、主人公が罠によって拘束されたところに、留学生が謎生命体と共に乱入し、主人公を解放、中華風男は逃げていく。そして、怪商品が市場に出回ることはなくなった。

五話
主人公の通う中学校で文化祭を開催する。主人公も友人達に助っ人として駆り出され、忙しい日々を送る。その際に、謎生命体から宅飲み参加の声をかけられるが、忙しさを理由に断ってしまう。その後、謎生命体は姿を現さなくなり、主人公は激しく後悔する。(主人公が深月にわざとクラス発表の喫茶店のメイド役を任せた事で、深月は一躍人気者となる)文化祭は無事に終わり、フィナーレを迎えた時に、地域全体に大規模災害の予測による避難勧告が出され、主人公一家は、他地区の学校へ一時避難することになった。

六話
主人公は、避難生活の為に荷物をまとめていると、アルバムが出てきた。小学生時代やそれ以前の写真を見ながら、主人公の回想録が始まる。時代は、小学一年生。入学したての不安な学校生活や、いつもぼんやりとしていて、運動や勉強についていけず、周囲から浮いてしまう孤独な主人公が、謎生命体に出会い、彼らを心の支えにして前向きに生きるようになる。その後、主人公は友人を作り、学校生活に馴染んでいった。そこまで回想したところで、一枚の幼少期の写真に目が止まる。その写真には、幼い主人公と沢山のぬいぐるみが写っており、そのぬいぐるみ達は、何故か謎生命体たちの姿と酷似していた。留学生は、帰国すると言い、別れを告げて去って行く。

スペオペ小説のプロットについての相談です。の返信

スレ主 三毛 投稿日時: : 0

字数が足りなかった為、連投失礼します。

七話
主人公は避難途中に混乱の中で両親と逸れてしまう。一時避難所の校舎に到着し、そこで生活することになるが、喧騒と逸れた両親が心配で眠れない。主人公は、再び現れた謎生命体に頼んで、睡眠効果があるアロマを作ってもらう。しかし、アロマの香りは強すぎて、建物全体に行き渡り、住人全員が眠ってしまう。そのアロマの香りを嗅いで眠った者は、夢を共有してしまうらしく、どこともつかない不思議な夢世界には、見覚えのある人々の姿があった。そこには、謎生命体もいて、夢世界では、誰にでもその姿が見えていた。なぜか夢の中の人々は疲労を忘れて自由気ままに過ごしている。主人公は謎生命体と人間の親睦を深めようとして(その際、葉月からひと押しされて)大宴会を計画する。謎生命体の力を借りて作った料理や催し物を披露して、宴会は盛り上がり、人々は謎生命体の存在をすんなり受け入れて楽しんでいる。その中には、遺跡での調査隊員もいて、自分達は本当は国連から派遣された特務隊であり、この災害は隕石の落下で、これからも度々隕石は振り続けるので、人間は地下シェルターで暮らすようになるという事を話した。また、それを食い止める為の活動も行なっていたが間に合わなかった。と口惜しそうに語った。しばらく、夢世界でのんびりと暮らしていたが、次第に人々の姿は減っていき、そして、どこからか、バスがやって来る。話した特務隊員も別れを告げてバスに乗って去っていく。通り過ぎるバスの中に、主人公は両親の姿を目にして、このバスに乗った者とはもう二度と会えないことを察した。謎生命体と取り留めのない会話をしている内に、目が覚めた主人公は、負傷者を寝かせている部屋を訪れた。両親の姿を見るのを躊躇していると、そこに、深月と見慣れない青年がやって来る。深月は、迷う事なく部屋に入り、青年と先程の特務隊の死を悼んでいる。主人公が、深月に特務隊との関係を尋ねると、青年は『なぜ特務隊の事を知っているのか』と主人公を問い詰め、謎生命体のことを漏らすや否や、主人公を拘束し、自分達の拠点へと連行した。

八話
主人公が連行された先は、国連組織の支部基地で、取り調べを受けることになる。そこで知らされた真実は衝撃的な内容だった。謎生命体の正体は、イマジウムという物質が人の精神に影響を受けて発生したもので、貴重なエネルギー資源でもある。それを活用して予め観測されていた隕石群を正確に迎撃するミサイル装置を開発していた。深月は、体内に結晶化したイマジウムを埋め込まれており、それが他のイマジウムを引き寄せるので、その体質を利用してイマジウムを採集しようとしていたが、深月自身が心に深い闇を抱えており、影響を受けたイマジウムは怪物に変化しまう。この事から、深月が引き寄せたイマジウムを怪物に変化させ、それを特務隊が退治して回収するという仕組みが出来上がり、ミサイル装置も完成に近づいていた。ところが、イマジウムと相性の良い主人公が、深月が引き寄せたイマジウムを謎の生き物に変えて匿っていた為、イマジウム収集は難航し、ミサイル装置開発は間に合わず、隕石により多くの犠牲者が出てしまった。主人公は自分の犯した事の重大さに衝撃を受けながら、それでも謎生命体との楽しい日々を思い出し、イマジウムの資源活用を止める事は出来ないかと考え、一つの可能性を見いだし、それを実行する為に、とある取引きを持ちかけた。それは、取り調べ中に聞いた深月の体質の話で、本当は深月は、母親の特殊な遺伝子を受け継ぎ、イマジウムを集めるだけでなく、自由自在に形質操作をし、コントロールすることができる素質を持っているが、未だその能力が覚醒していないということである。
主人公は、とある方法を用いて深月の潜在能力を引き出してみせると話した。深月を管理下に置いている組織幹部のリーダーはそれを承諾した。
主人公は実は特務隊のスパイであった留学生と再会して、事情を話す。留学生は、『あの幹部リーダーは気紛れで冷酷な性格で、もしこれ(深月の潜在能力を引き出す作戦)が失敗したら、今まで、知らずとも組織の邪魔をしてきた主人公はどう始末されるかわからない』と言い、『今なら、何とか主人公を逃がすことができるが、どうするか』と尋ねたが主人公は、『可能性にかけたい』と断り、二人は再会の誓いを立てて別れる。

九話
主人公は久々に深月と対面することになる。主人公は深月と会話する内に、深月は自分が怪物を生み出していることを知らないことに気がつくが、やつれた深月の精神状態を考えて、あえて黙っておくことにした。
主人公は以前避難所で使ったアロマを使って深月を連れて夢世界へ行く。夢世界には、主人公の友人である謎生命体たちがいて、主人公が事情を話すと、潜水艦で深層心海という海に潜ろうということになる。謎生命体たちが用意した潜水艦に乗り込み、海へ潜ると、そこには人類が辿ってきた記憶の全てが漂っており、二人は様々な過去の進化の軌跡などを眺めながら、奥深く潜っていく。そこで、主人公はイマジウムに関する記憶に次々とアクセスしていく。その中で、とある研究者が不思議な能力を持った少女を被験体にイマジウムの形質操作の実験をして、人間離れした身体能力を持ち、性別が曖昧で年齢の概念がない新しい人類を生み出しており、遺跡などで会ってきた、留学生含む特務隊員たちが謎生命体と同じくイマジウムから生み出されたと知る。そうしていると、ふと目を離した隙に、深月が居なくなってしまう。生き物によると、自分にとって重要な過去を見つけると吸い寄せられて過去の自分と現在の自分を重ね合わせ、過去を追体験してしまうことがあるという。心配で後を追った主人公が見たのは、早くに亡くなったという深月の両親(ここで、先程の研究者と少女が深月の両親だと分かる)と赤ん坊の深月の仲睦まじい姿で、安心した主人公が船内に戻ろうとした時、ふと振り返ると、深月の母がこちらに向かって微笑んでいた。今まで、薄ぼやけて見えなかったその顔が見えると、それは度々出会っていたあの葉月であり、思えば何処と無く深月の面影を感じられた。その後、深月を船内に引き上げて、主人公と生き物たちも含めて楽しい深海旅行のひと時を過ごす。

十話
夢世界から戻ってくると、幹部が主人公の元を訪れ、ちょうど開戦中だった例の怪物数体が同時に消滅したと聞かされる。そのあと、もう怪物が発生することはなく、深月は夢世界で研究者だった父親の記憶から得た、イマジウム結晶化の技術と自身の能力を駆使して、以前より効率よくイマジウムを収集し、巨大なイマジウム結晶を作り出した。こうして、深月の能力覚醒という功績を挙げた主人公は、イマジウム結晶の一部を使用した実験を許可された。主人公が結晶を砕いて撒くと、そこからあの謎生命体がポンッと生まれる。そして、主人公は生き物たちと結託し、未完成のミサイル装置製作に着手する。生き物たちの魔法じみた働きにより、装置は新しく自動迎撃機能を搭載した上で完成した。謎生命体の優秀な働きは認められ、イマジウムの資源活用は中止される。

十一話
留学生率いる特務隊の数名が、以前より深月を狙っていた海外勢力と結び、組織に襲撃を仕掛けてきた。目的は深月と大結晶の略奪。幹部達が、怪物の正体は深月が生み出したものと知りながらもそれを黙っていた上に、自分たちを苦しめる元凶の深月を、怪物と戦う我等に勝利をもたらす聖女のような存在だと信じ込ませてきた事が、今まで危険な仕事をしながらも質素な生活をしていた特務隊員達を怒らせた。しかし、圧倒的な戦闘力を持つ幹部は次々と敵勢力を制圧していき、深月を狙った留学生は幹部に返り討ちになり命を落す。駆け寄った主人公に、留学生は『自由になりたい』と言い遺して事切れた。主人公はその言葉の意を汲んで大結晶を破壊する。粉々に砕け散った結晶からは、次々と謎生命体が生まれ、楽しそうにどこかへ去っていった。深月も外科医の資格を持つ幹部に頼んで埋み込められた結晶を取り出し、破壊した。こちらの結晶は深月の影響を受けて、神々しい神獣たちになって飛び去っていく。
悄然とする深月に主人公は『イマジウム生物のいる日常はとても楽しくなるはず』と言い、深月もそれに応えて微笑んだ。

十二話
謎生命体は高度な知能を持つ知的生命体という認識になり、新しい人類として人権を与えられ、イマジウムの資源活用は永久に中止された。その際に、謎生命体と友好的な関係を築くために新しく国連機関が設置され、その業務マニュアルは謎生命体との付き合いが密接な主人公が制作を指導する。(そのマニュアルの元になった主人公の日記がこの物語になった風に描写する)
深月は海外に移住し、隕石災害の被災者の支援活動を行うことにした。なお深月は幹部の内一人と親密な仲になっており、向こうで式を挙げるという。主人公は、深月と互いに手紙のやり取りをすると約束し、波止場で二人を見送った。そして、主人公は地元近くの交流地点となる大きな里に居住して、一国連スタッフとして謎生命体と人々の関心を支えながら、生涯を終える。

以上となります。長文乱文失礼いたしました。最後までお読みいただきありがとうございました。

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