小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

社会的課題ではなく、主人公の課題に決着をつければよいのでは?

元記事を読む

ハッピーエンドの定義(元記事)

次回作の構想を今現在、何案か考えているのですが。

その中に「公害をテーマにした百合モノ」という案があります。

今まで書いてきた作品は、だいたい死人が出ているので今回はハッピーエンドにしたいのですが。

百合はともかく、公害ってそんな短期間で解決できる問題じゃないのでどこまで書くべきか悩んでいます。

「問題解決に向けて一歩を踏み出した」っていうラストでもいいのでしょうか?

バカな質問を申しわけありません。

社会的課題ではなく、主人公の課題に決着をつければよいのでは?

投稿者 あまくさ 投稿日時: : 2

>「問題解決に向けて一歩を踏み出した」っていうラストでもいいのでしょうか?

ストーリーの背景としての「問題」と、そのストーリー上で主人公が解決すべき「問題」は必ずしもイコールでなくてもいいのではないでしょうか?
公害のような社会性をはらんだ大きな問題は、そう簡単に完全解決などできないのが当然です。主人公に取り組ませる課題はその中の一部でもかまわないと思うんですね。
考えるべきは、主人公は何がしたいのかということ。病気になった恋人の健康、あるいは心を救いたいのか? 空気汚染に対して問題意識の低い周辺住民を目覚めさせたいのか? 腰の重い行政を動かしたいのか?
ストーリーの進行の中で主人公の問題意識と目的を明確に提示することが大切で、それによって物語に太い軸ができるんです。そして、そこが曖昧なまま終幕を迎えたら未解決、何らかの着地点を示せれば解決。
ストーリーが完結したかどうかという点に関しては、私はそういう考え方です。
要するに「(一朝一夕で解決できないような大きな)問題の解決に向けて一歩を踏み出す」ことが主人公の目的なら、一歩を踏み出せれば目的クリアじゃないですか。

なおハッピーエンドを定義してもあまり意味は無いような気もしますが、上記のラインにそって主人公が望む方向の結末を迎えればハッピーエンドということになるのではないかと。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ハッピーエンドの定義

返信する!
コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ ページの先頭へ

「ハッピーエンドの定義」の返信一覧

他の相談一覧

段落について

投稿者 アーニャ 回答数 : 3

投稿日時:

こんばんは、アーニャです。 前から気になっていたことなのですが、小説の段落というものはどれくらいの頻度で変えるべきなのでしょうか?... 続きを読む >>

性別を主題にした物語を作りたいが……

投稿者 甘粕 回答数 : 22

投稿日時:

最近漫画などでは、性別未分化モノが流行っている様で、どこか性別という概念の息苦しさを表している様にも思えます。甘粕です。 甘粕... 続きを読む >>

陸上部

投稿者 千歳 回答数 : 1

投稿日時:

陸上部を題材にした小説を書くとしたら、プロの作家は近所の高校に取材に行くと思いますが、素人のみなさんはどうしますか? 続きを読む >>

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ