何も考えないで萌え恋愛小説が書きたいの返信
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何も考えないで萌え恋愛小説が書きたい(元記事)
自分の考えたキャラクターを色々な場所で活躍させ、その過程で発生するキャラ同士の可愛いやり取りが見たいと思っています。
よくpixiv等で、アニメやゲーム等を題材とした二次創作で、登場人物同士、あるいは自分の考えたキャラクターとその登場人物との恋愛をはじめとする様々な関係を描いたものがありますが、
それらを書く人はどうも、書きたいもの、自分の好きなものが決まっている気がします。
自分の書きたい小説はアプリオリな一次創作なので、登場人物の設定や性格、人物同士の関係性、共通点、相違点等を事前に考え、世界観を決めておかなければならないということもありますが、
個別のキャラクターがどのような語彙、喋り方を使い、何に注目するか、ということ以前に、そもそも「人」は何に着目して感情を動かし、どのように語ればそれが効率よく伝わるのか、ということが分かりません。
また、自分は上に挙げたような二次創作作品を読んで、その文体を真似しようと思ったことが何度かありますが、品詞の位置、意味の位置、会話、地の文等のテンポを真似して小説を書いても、すぐに元に戻ってしまい、うまくいきませんでした。
他人の小説の文体の特徴を真似るには、どのようにしたら良いでしょうか。
何も考えないで萌え恋愛小説が書きたいの返信
投稿者 t 投稿日時: : 2
音楽をずっと聞いていたら止めても頭の中で流れ続ける、みたいな。
ただ書くだけでいいなら活字中毒になれば簡単で。
同じ小説を丸暗記するつもりでノートに書き写しながら四六時中読んでいれば、現実でも文字が勝手に、溢れてくるようになります。
でもこれは何も考えずに書けるようになるというだけで。
『個別のキャラクターがどのような語彙、喋り方を使い、何に注目するか、ということ以前に、そもそも「人」は何に着目して感情を動かし、どのように語ればそれが効率よく伝わるのか』
などの疑問の答えにはなりません。
他人の小説の文体の特徴を真似る。
特徴までは真似しなくてもいいと思います。
そこまでやってしまうと、その文体の弱点も真似することになります。
真似して小説を書いてもすぐに元に戻る、けど、なんとなく文章が書けるようになった。
文章は書き続けていれば上達していくのもはやいので。
そのあたりでいったん真似するのはやめて。
さらに真似を続けるかはよく考えてから決める必要があります。
今はそのつもりはなくても、将来どこかのタイミングでもっと小説が上手くなりたいと思うことがあれば、課題のひとつになってくるのが、真似をして覚えた文体になってきます。
借り物なのでそう簡単には使いこなせない、ということ。
覚えた文体はこれから長く付き合っていくことになる、基礎として重要なものなので、できるだけプロの文体がよく。お金を稼げるだけのクオリティが保証されている文体を、真似された方がいいです。
『そもそも「人」は何に着目して感情を動かし、どのように語ればそれが効率よく伝わるのか』
脚本の本を読むとか、
脚本やシナリオの書き方で検索するとかが一般的だと思うのですが。
ただ書くだけでいいなら時間をかけて技術を勉強すれば、誰でもできます。
でもそれは多くの場合で、人を感動させるものにはなりません。
表現というのは頭で考えたものをそのまま出すのではなく。
物語を食べて、味わって、消化して。
よく笑い、泣き、一緒になってドラマを楽しんで。
表現としてアウトプットできなければ人には伝わらないものです。
この問題にたいしてどのような考えを持つかは、その人の人生観がでるので、これという正解はないと思っています。
ふわっとした言い方になってしまいますが。
自分の好きなものを、売れるように書く……です。
好きなものを好きなように書くだけでは、自分が気持ちよくなるだけで、面白さが伝わりません。売れるように技術だけで書いても心がないので、感情は動きません。
あまり難しく考えても答えはないので。
まぁそんなもんかと、気楽に楽しんで書いてそのつど読者の反応を見ながら修正していく、くらいのゆるい感じがいいかもしれません。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 何も考えないで萌え恋愛小説が書きたい