一応、補足というか
元記事を読む
知性で区分けってのも突き詰めていけば傲慢な話なんですがの返信(元記事)
他の方の回答を読んでいてちょっと面白かったので追記。
サタンさんは「ヒト」表記に生物学的な「人」を超えた交流可能な存在を感じているけど、
学術的な文章だと「ヒト」は「人」の持つ要素の中でも生物学的な部分の呼称だったりします。
学名がホモ・サピエンス(Homo sapiens)である生物種の標準和名がヒトで、文化やら文明やらもひっくるめて「人」「人類」という感じ。
何が言いたいかって言うと、既存の単語もバックグラウンド次第で思い浮かべる意味が変わってくるので、造語でなくても作中での定義はちゃんとしておかないと誤解のもとだよね、ということ。
一応、補足というか
投稿者 サタン 投稿日時: : 0
まあ、分類学的に「サル目ヒト科」だしね。
正直こういう表現って、読者にどう伝わるかってあんま関係ない気がするんですよね。
というのも、「世界中の人を救いたいんだ」というセリフがあって、読者がそれを読んで「人類が対象なんかな」と誤解したとしても、どうせ物語展開的に登場人物は全てを救おうとするわけだから読者はすぐに「あ、人類に限らず人って言ってるのか」と気がつくわけで。
だから私個人のやり方としては「人」というワードに何か引っかかりがあれば良いって考え。
「人」をわざわざ「ヒト」と書いた以上は別の意味があるんだろう、と思わせればそれで続く展開がスムーズになるから。
しかしスレ主さんがそこに悩んでる以上は、すなわちこれって「読者にどう伝わるか」ってことじゃなくて「作者がどう納得できるか」って話かなっと。
よって正しくは「ヒト」は霊長類である人類を指す言葉だけど、別にそれでも問題ないし「それとは違うよ」という説明もいらんかなと。
まあ、ぶっちゃけるとホラー書いてた時代に人形とか心霊とかを「人」じゃなく「得体が知れない=それを指し示す漢字が存在しない」という意味で「ヒト」と表現してた事に由来しますw
そんなわけで、あくまで私個人のイメージ。