返信一覧の表示
キャラの名前について (No: 1)
スレ主 だんご3 投稿日時:
現代日本での異能系小説を書き始めようと思ったのですが、いつもハイファンタジーばっか書いてたせいでキャラの名前に違和感を覚えてしまいます。
碇シンジや綾波レイのように名字は漢字で名前はカタカナというエヴァ方式を使うのはアリなのでしょうか。
解答よろしくお願いします。
カテゴリー: キャラクター
この質問に返信する!キャラの名前についての返信 (No: 2)
投稿日時:
別に、エヴァ式を使うことには問題は無いと思います。
ただ、日本語・漢字と言うのは『同音異字』と『同音異義』がとても多く、それを使うことによって、名前に意味を持たせやすい言語でもあります。
勿論、別に無理して名前に意味を持たせる必要は無いのですが、キャラの秘密・伏線・裏切り展開などを作中に入れるのであれば、名前に意味を持たせた上で別字で書いて分かり難くする、などの手段が使えます。
キャラの名前についての返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
名前をカタカタにしたかった理由は漢字の名前で地の文が並んでいると読みにくいなぁと個人的に感じたので質問してみました。
名前での秘密・伏線などはあまり考えなかったので少し取り入れてみたいと思います。
キャラの名前についての返信 (No: 3)
投稿日時:
有りか無しかというなら有りだと思いますよ。
エヴァのカタカナ名は読みにすれば普通に聞こえるものが多く、それでいて敢えて字面をカタカナにすることによって現実とは少し違う雰囲気を作っています。あの作品では他に軍艦や海にちなんだ名前にするなどの趣向もありますね。
キャラ名の趣向といえば、例えば俺ガイルでは主要登場人物の苗字を神奈川県の地名で統一し、「雪ノ下雪乃」という具合に名前の読みをわざと被らせていました。
2作とも物語の基調を考慮し、ある程度現実的な雰囲気で、それでいて現実とちょっと距離をとる工夫をしているのだと思われます。
補足 (No: 4)
投稿日時:
ひょっとして、懸念されているのはエヴァ式などの模倣とみなされることですか?
その点については、名前をカタカナにするぐらいは他の作品にも例があると思いますから、問題ないでしょう。俺ガイル式まで行くと捻りがやや独特なので、流用するとパクリという印象をもたれる可能性はありますけどね。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。
補足の返信 (No: 7)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
俺ガイルは一巻しか読んだ事がないので詳しくはないのですが、まさか神奈川の地名だったとは……。
名前をカタカタにしたかった理由は漢字の名前で地の文が並んでいると読みにくいなぁと感じたので質問してみました。
補足の返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
>名前をカタカタにしたかった理由は漢字の名前で地の文が並んでいると読みにくいなぁと感じたので
その感覚は少しわかります。
文章ってやつは、読むだけでなくページ全体の視覚的印象もけっこうバカにならないですからね。改行が少なかったり漢字が多かったりすると、パッと見て読みにくそうな感じがするというのはあります。
それって実はリーダビリティの重要な一要素だったりします。
そういう理由で名前をカタカナ表記にしたいのなら、基本的には積極的に取り入れることをお勧めします。
注意しないといけないのは、全体の文章や作品の雰囲気にマッチしているか、浮いてしまわないかですが。
異能系の小説ということなら、最初の書き込みで述べたように非現実的な世界観の演出にもなりそうなので、上手く使えば一石二鳥です。
* * *
余談ですが。
俺ガイルのネーミングは、かなり徹底していますよ。
雪ノ下雪乃(ゆきのした ゆきの)。由比ヶ浜結衣(ゆいがはま ゆい)。川崎沙希(かわさき さき)。葉山隼人(はやま はやと)。海老名姫菜(えびな ひな)。富岡美緒(とみおか みお).
このへんは苗字が神奈川の地名で、苗字と名前の読みがかぶっているパターン。他に、「一色いろは」という変化形も。読みではなく「色」と「いろ」がかぶっています。
「相模南」ははっきりかぶってはいませんが、相模は神奈川中~南部の旧国名(相模の国)なのと、「さがみ」と「みなみ」も何となく語感が似ているので、たぶん意識はしていると思います。
また、多くの地名が神奈川の中でも鎌倉に集中しているのも特徴。
上記のうちでは、雪ノ下と由比ヶ浜が鎌倉。葉山は鎌倉周辺になります。
主人公の比企谷、その友人の材木座も鎌倉です。ここは名前の読みはかぶりませんが、比企谷家の名前は本人が八幡宮の八幡、妹が小町通の小町。
あと、カマクラという猫、サブレ(鎌倉の鳩サブレ)という犬が出てきたりします。
名前遊びといえば、エヴァの渚カヲルは「オワリ」の3文字を五十音で1文字ずつずらして「カヲル」です。
* * *
他の方から名前の呪縛という指摘が出ていました。それは名前が言霊化しているとも言えます。
言霊は右脳的、言葉遊びは左脳的。
ネーミングを言葉遊びにしてしまえば、呪縛から解放されるという利点もあります。
てか、気楽にやろうよっていう話です。
キャラの名前についての返信 (No: 5)
投稿日時:
> 碇シンジや綾波レイのように名字は漢字で名前はカタカナというエヴァ方式を使うのはアリなのでしょうか。
ナシです。漢字+カタカナだからではありません。「エヴァ方式」という発想がナシです。エヴァは映像作品であり、キャラクターは文字ではなく音声で呼ばれ、キャラの識別は名前よりも顔などの見た目、声質で行われます。文章作品と根本的に異なるわけです。
文章作品で大事なのは名前の文字の見た目と読みです。それが作者的な違和感よりも、読者が各キャラを認識して瞬時に区別をつけるようが容易かどうか、名前に使う漢字(と読み)のイメージがキャラに沿っているかどうか。その辺りを重視すべきでしょう。
西欧系と同じくカタカナでも良いですが、意味が生じがちな漢字と、読みの音重視になりがちのカタカナないしはひらがなをどう使い分けるかは作者が戦略的に決定する必要があります。カタカナとひらがなのどちらにするかも効果をよく考えるべきでしょう(カタカナは硬く、ひらがなはやわらかい等)。
キャラの名前についての返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
キャラのイメージに沿っているかという観点での名付け方は盲点でした。
参考にさせていただきます。
キャラの名前についての返信 (No: 9)
投稿日時:
なんでも良いんじゃないんですかね。
名前というのは付ける側の意識によってどのくらい重要なものなのか決まるので、何がみんなに好かれるのかとかそういうのは気にしない方が身のためです。
何が身のためなのかというと、固定概念に囚われるんですね。何何が良い、これでいくしかないか……とか、ありもしない妄想に囚われるんです。そうなると生活、口癖、果ては文章にも影響します。
名前というのは呪いです。気軽に作って良いものではありません。しかも自分で作るというのだから、頭の中の奥底に永久保存されていきます。
私も呪われの身です。名前を付けた瞬間、それは存在感が確定して人格を歪めていくんですよ。
嘘じゃないですよ?
だから違和感を否定しなくても良いんじゃないでしょうか。
キャラの名前についての返信 (No: 11)
投稿日時:
わりとオススメです。
正直、全部が平仮名と漢字に埋もれてしまって読みにくいとかはあります。重要なセリフをしゃべらせる時に、異彩を放つ文字を使えるのは便利。読者も読み飛ばし防止になります。
ただ手塚さんも言っていらっしゃいますが、脳死で使ったりすると勿体ない部分でもあります。
作品によってはニックネームを呼び合うとかも在りかもですね。
あとは時事ネタ要素が強くなりますが、「キラキラネーム」とかも一手かと思います。
キャラの名前についての返信 (No: 12)
投稿日時:
エヴァと違いますが、平成仮面ライダーのタイトルで「龍騎」「555」「剣」の時、「えっ?意味不明な漢字や数字が入ってる」と言う強い(ある意味不気味な)違和感を感じて最初の内見ませんでした。
エヴァ方式でも違う名前でも読者を当惑させ違和感をおこし視聴意欲までなくすのはよくないです。
僕はエヴァが何故あの方式なのかしりません。碇信次でも受けたか分かりません。