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歴史とは関係ない作品に歴史要素を入れたい (No: 1)
スレ主 まとら魔術 投稿日時:
能力系走り屋小説を書いておりますが、かつて歴史要素を入れる予定でした。
仮面ライダーゴーストのように歴史上の人物と融合してパワーアップするという設定でした。
「これは受ける」と考えて結構練り込んだのですが、詰め込みすぎや意味不明と言われてやめました。
設定はこれです➡️https://www.pixiv.net/artworks/59189640
歴史人(ヒストリアン)というものです
これに今はネットを去った人から、「思い付いたものを設定として出そうとしている」「それでも歴史要素を入れたいなら「設定で出すべきではない」」と言われ、「歴史上の人物をモデルとしたキャラを書くべき」「FF7のクラウドとセフィロスの関係は宮本武蔵と佐々木小次郎を意識した」「名探偵コナンの現代の中国大返しみたいな話を書いた方がいい」とアドバイスされました。
ただ、今でも歴史人という設定に未練はありますが、能力バトルに歴史要素を入れるなら他にアドバイスがありますか?
皆様の意見が聞きたいです
カテゴリー: 設定(世界観)
この質問に返信する!歴史とは関係ない作品に歴史要素を入れたいの返信 (No: 2)
投稿日時:
なんだったっけな、誰が誰に言った言葉なのか忘れちゃったんだけど、
売れないお笑い芸人がアドバイスを求める場で、「キミは面白い事を言おうとしてるのはわかるけど、自分が言いたい言葉を言ってるだけ。売れたいなら求められる言葉を言わなきゃダメだよ」って言ってて、助言として「ホストを経験してみるといい。ホストはモテたくてカッコつけるんじゃなく、女性が気持ちよくお酒を飲めるように、女性が気持ちよくなるためにカッコつける場だから」って感じの答えを出してた。
つまり、自分のためじゃなく相手のためになる言葉を考えられるようになろうよっていう助言だった。
思いついた設定を書きたいのはわかるけど、それじゃゴチャついて 読者のためにならない っていう結論を貰ってるのだから、止めておいた方がいいと思うよ。
友人か知人かわからないけど、もらった助言は的確で「出したいならモデルとして出すに留めるべき」というのはその通りだと思います。
でも、たぶんスレ主さんとしては、そうじゃなくて思いついた設定を出したいんだよモデルにした人物のエピソードとかは知らねーしそれを出したくて作った設定じゃないし、って感じじゃないのかな。
だから「モデルとして出す」にピンと来なくて「設定に未練がある」と思ってるのでは。
>能力バトルに歴史要素を入れるなら他にアドバイスがありますか?
偉人と融合するってアイディアは未練があるものの諦めて、他に何か歴史要素入れられないかなって事でいいんだよね。
というか、能力バトルなん? 走り屋の話に能力が出てくるって感じじゃなかったっけ?
pixivの方にはオオサキってあるし、これ走り屋の話の主人公だよね。
走り屋の話なら設定追加は「車のレース」が魅力的になるように考えるべきだと思うよ。
だから、ここでの思考は「車のレースバトルで歴史要素が何になるのか」って事だけど、キャラに歴史要素入れるなら単純に主人公が歴女って設定にするかな。行動理由が城を見に行くためとかそこで会った人とレースするとか、テンション上がると歴史上の偉人になり切ってしまうとか。
車に歴史要素を入れるなら、車じゃないけど同じレースバトルって事で大暮維人のエアギアを参考に、特殊な車体ってことにするかな。
ちなみにこれらは、「能力バトルに歴史要素をいれたい」って言葉を「歴史要素のあるレース展開をしたい」という意訳で回答してるよ。
だって、走り屋の話でメインはレースバトルでそこを際立たせるためのものでないなら設定追加する意味がないしむしろ邪魔な設定になっちゃうからね。
走り屋のレースを派手にするためだけなら、歴史要素は諦めたほうがいいと思う。
歴史とは関係ない作品に歴史要素を入れたいの返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
アドバイスありがとうございます
やっぱやめた方がいいですね……。
歴史とは関係ない作品に歴史要素を入れたいの返信 (No: 3)
投稿日時:
個人的には大分無理があるように感じます。
最近は避けていましたが、少し厳しいことを言わせてもらうと『かなり』ではなく、『小説でやるのは絶対にオススメしない』というレベルです。
①『設定としてごちゃつく』から。
車×能力モノなんですよね、根っこは。でも、初見の読者からすると『車と超能力って、どういう関係があるんだ?』ってなっちゃうと思うんですよ。
何が問題かっていうと、説明パートがこの時点で長すぎるんです。しかも、省きようがない。
A:『車モノ』は自動車に詳しくない人の為に、適宜ドライビングテクニックや車の種類・改造・走りやすさについて語らねばならない。
B:『能力モノ』は超能力を使って戦う以上、それがどんな能力でどんな制限があるか書かないと『俺が最強って言ったら最強なのー!』って小学生理論で勝負が決まっちゃうから、説明を増やさないと面白くない。
A/Bの2点より、説明過剰になりがちなんです。ちなみに車の説明を省くと、『え、これ車である意味なくね? 超能力×陸上レースとかで良いじゃん』ってなる人がいっぱい出ると思います。
で、ここでさらに説明が必要になる歴史要素が入る訳です。歴史キャラを登場させる以上、言動や服装を描写して『もしや○○では……!?』っていう展開はある程度せざるを得ないでしょう。っていうか、名前以外の要素が残っていない歴史人物だされても困る。
そうなる以上『○○はこういう人物だった』という説明と、『○○は歴史通り、こんな言動をする』という描写を入れなきゃならない訳です。
まとめると、『車の説明と描写』『超能力の説明と描写と弱点を用いた駆け引き』『歴史上の人物の説明と描写と逸話を活かした活躍シーン』の、全部を書いたうえで、『筋の通ったストーリー』や『主人公の精神的成長』を描く必要があります。
しかも、ラノベというジャンルの都合上、そこそこ短いスパンでカタルシスがないといけないので、定期的に盛り上がりどころを作ったり、話がワンパターンにならないようにネタをころころ変え、そのすべてを説明しなければならない訳です。
これ、本当に書ききれますか? 少なくとも俺がかつて似た様なてんこ盛りを作った時は、『小説じゃなくて設定集じゃん』と言われました。
②でもって、問題点はもう一個あります。『それ、小説でやる意味ある?』という事です。
そもそも、車モノと言うのは漫画やアニメなどでビジュアルがあるからこそ盛り上がるのです。イラストの少ないラノベで勢いや臨場感を表現しようとすると、車に関する説明や描写を挟まねばならない分、それがデッドウェイトになって作品の勢いが損なわれがちです。でも、車モノのみであれば、ハンドル捌き次第で勢いのあるレースも描けるでしょう。
ですが、そこに超能力モノと歴史人物の説明がドンと乗っかる訳です。
いわば、フレームという文章量が耐えきれないほどのエンジンが3つ乗っている状態。レースの躍動感を出すには、重すぎるんです。設定が。
これが漫画やアニメなら、映像表現などでうまく生かすことが出来るでしょう。
ですが、文章一本のラノベでやる以上、どうしたって『説明の多さ』は物語の没入性を損ね、盛り上がりを欠く形になってしまいます。
一応最終手段として『説明を放り投げた、何でもありのギャグコメディ』にしてしまう手もありますが、それは質問者さんの望む事ではないでしょう。
以上、長々と語りましたが、今後の参考になれば幸いです。
歴史とは関係ない作品に歴史要素を入れたいの返信 (No: 5)
投稿日時:
歴史とは関係ない作品に歴史要素を入れたいの返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
何話か読みましたが、この作品の場合は『走り屋』以外に追加で要素があるわけじゃないんですよ。だからギリギリ御しきれてる。
でも、一度『自動車に詳しくない人間』のつもりで読んでほしいんですが、これでもなお『この名前、何?』とか『コーナリングってそんなに重要なの?』ってなる人もいるんです。
で、この作品の場合そこを要所ごとに説明してるから、アクションシーンでも少しごたつくところが出てる。
でも、勢いはちゃんと残ってるんです。この作品は。
ご自身の作品と見比べていただきたいのですが、これ(質問者さんが持ってきてくれた小説)以上説明を詰め込むと、小説としての失速度合いが致命的なものになると思いますよ。