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主人公の戦闘、殺人について (No: 1)

スレ主 やとう 投稿日時:

いつもお世話になっております。
長編小説の執筆を進めている、やとうと申します。

先日は「執筆中の浮気心」の件について、皆様に大変お世話になりました。
ノルマを課すことで、読書や映画も楽しみながら進むことができます。

しかし執筆が進むなかで、ひとつ迷いが出てきたため、
こちらで皆様のお考えを伺えればと思い、お邪魔しました。

現在困っていることは、「主人公が作中で敵を殺す数について」です。
書いたものや、今後の展開の予定を読み直していると、
ちょっと、殺しすぎる? これだとR指定に? 読者側は大丈夫なのでしょうか?
などなど色々な考えから、主人公の行動を決めるときに迷いが出ます。

物語の内容としては、
ヴィクトリア朝のイギリスをモデルにした架空の舞台で、
武士階級出身の主人公が異国から派遣されて、
命を狙われた貴族の少年の護衛として行動する話を予定しています。

その中では、
少年を害する敵のとの戦いだけでなく、
主人公の考えから「切腹に値せず」な連中の始末(敵だけでなく味方?も)も含まれています。
場合によっては斬首もあり得る状況です。

殺人については、
戦続きで荒っぽいの故郷のノリで最初は殺しに躊躇のなかった主人公が、
異国の常識を認識し、周りの人間の立場を考えた行動ができるようになる。
手加減や非殺傷の手段の選択も増えていく、というように変化をつけるため
「最初はちょっと派手に」と思っていました。

ただ、それが読者側にどう受け取られるかと考えると、控えるべきか、どうするのが良いか判断に迷っています。

主人公を動かす上では、
・殺人の行為、描写を控えるべきか

皆様が小説を書く中ではどのように線引きをされているか、
また、読者としては「ここまでならば大丈夫」という基準についてなど、
皆様のお考えを伺うことができれば幸いです。

連休中のお忙しい時期に申し訳ないのですが、
書き手として、また読み手として、皆様のご意見をお願いいたします。

カテゴリー: キャラクター

この質問に返信する!

主人公の戦闘、殺人についての返信 (No: 2)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

うーん・・・当時の日本、下手すると明治。

ちょっと調べて気まいたが、小公子は1890年くらい。ホッブスさんラジオ聞けていたし、ヴィクトリア朝1837年から1901年だし。戊辰戦争1868年 - 1869年くらいやし。

手持ち本いわく、1875年~1880年だいに怒涛のジャポニズム・ブームが陶芸家に来ている模様。ウジェール・ルソーさんのガラスはほぼ和風。1856年の幕末の浮世絵が輸入されドはまりしたみたい。フランスだけど。

ホームズのスタート「緋色の研究」は1881年設定らしい。当時のホームズの年齢不明ですが。夏目漱石とのパスティーシュ作っても時代齟齬が無いそうです。

=====================
たぶん、当時のイギリスの方が日本より3倍は野蛮。

切り裂きジャック1888年やで?ニューゲイト監獄は現役だし。
エリザ・フェニングの理不尽処刑は1815年。
グレイト・イースタン号は1857年
プリンセス・アリス号の悲劇は1878年9月3日
ラトクリフ街道殺人事件1811年
バークとヘア連続殺人事件 1827年から1828年
1846年時点でニューゲート監獄の向かいの家は公開処刑見物に貸し出しされていた。
海賊がへたすると現役。

ともかく生き延びろ・・・・( ̄▽ ̄;)

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信 (No: 8)

スレ主 やとう : 0 No: 2の返信

投稿日時:

読むせん様

いつもお世話になっております。

以前ご紹介いただいたコミックスですが、
同じ方が書かれた別の作品も見つけ、お財布事情と相談しながら続きを楽しみにしています。

年代や社会事情まで調べていただき、恐縮です。
挙げていただいたような実在の色々な事柄をモデルに、
各所からアイデアを頂いて架空世界の設定を考えています。

だいたい幕末~明治初期+ヴィクトリア朝+小公子をモデルとしているので、
当時の日英、世界の様子からイメージして主人公の動ける舞台をつくろうとしている最中です。

当時のイギリスは…
ハイソなイメージの暮らしは一部だけで、
悲惨な環境で生活をする人々の地域は治安も酷かったと思われます。

日本も歴史系の書籍をちらちら見ていると、
鎌倉武士やばい…お公家さんも結構、なかなか…お坊さん…農民…
どの階級でも現代人の感覚では凄すぎて驚きました。

西洋諸国も今ではお行儀よさそうなイメージですが、
なかなか負けていない野蛮、残酷な過去もあるので、オイシイところ?を頂きつつ考えた舞台設定で主人公たちの生存バトルができれば、というのが理想です。
どうなるかはまだ、未定な部分もありますが。

ともかく、生き延びさせます。

ありがとございました

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信の返信 (No: 15)

投稿者 読むせん : 0 No: 8の返信

投稿日時:

別作品の存在知らなかった!!確認せねばありがとうございます(*'▽')

海外は・・・まぁ野蛮です(笑)
犬公方さまの生類憐みの令(1687年)までは「どろろ」や「カムイ伝」みたいな雰囲気で、河原ものや傾奇者が犬を捕獲しては食糧にしたり、面白半分の試し切りに犬や子供を使っていたとテレビで見た(笑)

日本は200年かけてスラム住人弾圧済み。以降は町人文化が発展。
そのせいで切り捨て御免をやると瓦版で「○○藩の武士が罪のない町民を無礼打ち!!」みたいにフライデー。藩ごと厳しい沙汰くらう・・・というのがおおくあった模様。 情報伝達が難しい田舎は、まだまだ暗黒歴史が多々残っていたみたいですけどね。

江戸後期には小説ブームがあって、そこからほとんどの日本人が字が書けるし読める。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主人公が老人寄りの設定なら「幕末で見た人殺しの眼だ、よし迷惑になる前に殺しとこう」とか経験則でぶった切り可能でしょうけれど・・・・たぶん若めですね。日本人若く見えるかもでしょうが。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時代前後させるなら奴隷そうどう、魔女そうどうもあってもいいかも。

日本人奴隷は当時いたみたいです。中国趣味、日本趣味の貴族が黄色人種の小姓を連れ歩くの流行ったらしいから。日本人とか野性の猿か奴隷にしか見えないだろうし、差別はすさまじいと思う。
魔女も薬草知識とかがある民間治療師の弾圧も1865年前後の細菌の発見までうさん臭かったし、魔女対策法が廃止されたのは1736年だからひいばあちゃんや祖母くらいは内服薬の薬効に不信感ありそう。

鎌倉時代・・・・当時のヨーロッパは十字軍遠征で略奪のうまみを覚えた時代やね・・・・( ̄▽ ̄;)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
セドリック側の時代をもうちょっと昔にしたら、幕末の2~30代?をひっぱってこれる?。まあ土方歳三が五稜郭(1864年)で没したのが35歳だから・・・そこらへんが狙いめ?
奴隷解放が1862年。アヘン戦争は1840年から・・・・うーん目安が難しい。

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信の返信の返信 (No: 17)

スレ主 やとう : 0 No: 15の返信

投稿日時:

読むせん様

もと なおこ先生の他の作品は、たまたま電子書籍の検索履歴から、
オススメで挙がってきたときに出会いました。
お財布が許せばすべて買いたいのですが…なかなか厳しく、運よく無料体験で冒頭部分を読めました。
パブリックスクールや女学校、貴族の男女逆転などなど、英国を舞台にした面白そうな作品ばかりです。

「どろろ」も毎週楽しみにしています。百鬼丸、これからどうなるのやら…
ただ生きていくことすら厳しい社会では、命に対する重みや考え方も違うということを感じました。

侍がお行儀良くなったのは、豊臣?~江戸時代に上が頑張ったからみたいですね。
それ以前は結構ひどかった様子で、「喧嘩両成敗の誕生」という本では、キレッキレな昔の人たちを見て「うわー…」と思いました。
西洋も負けていないので…東西どちらもネタが豊富です。
図書館の本を漁っていると、いろいろ発見できて楽しいです。

イギリスでも都市部では貧民街の暮らしや、格差が広がった社会の状況を参考にしたいです。
史実からは面白そうなところをつまみ食いさせてもらい、架空の世界を考えているので、
年代の整合性はそれほど気にせず、使えそうなところを頂いていきます。

主人公はお家騒動や内乱から革命?な戦争まで幅広く、
戦国と戊辰戦争が合体したような荒れた社会で色々頑張ってた設定です。
日本っぽい架空の国はまだ色々煮詰めている最中なので、変わってきたりする部分もるかもしれないですが。
現在は、二十代中ごろを想定しています。
十代で元服し、戦生活や戦闘の経験が10年以上あるようにと思っています。

探そうと思うと情報は無限に広がって出てきてしまい、迷うことも多いですが、調べながら設定を考えるのは楽しいです。

ありがとうございました。

主人公の戦闘、殺人についての返信 (No: 3)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

武という漢字は、本来「戈(ほこ)を止める」という意味から来ている、と聞いたことがあります。つまり、専守防衛の理念が根底にあるのではないかと。

私はそのあたりの時代には詳しくないのですが、生き延びるために降りかかってくる火の粉を払うだけでも必死なのではないか、と思います。そのあたりも考えながら、主人公には大いに悩んでいただきたいものだと思っております。

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信 (No: 9)

スレ主 やとう : 0 No: 3の返信

投稿日時:

hexa様

いつもお世話になっております。

「武」の字には、そのような意味もあるのですか。
教えていただき、ありがとうございます。
好戦的に突っ込んでいくばかりでなく、戦わざるを得ない状況をつくる中で、
無意味に主人公が人を殺めることを避けるようにしていきたいです。

今現在の平和な時代よりも、危険の多かったであろう時期をモデルとするので、主人公には障害を与え、悩んで進ませていきます。

ありがとうございました。

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信の返信 (No: 18)

投稿者 にわとり : 0 No: 9の返信

投稿日時:

 横槍失礼します。
 "止"という文字は足の形をあらわした象形文字なので、定説では"止める"ではなくむしろ"進む"と解釈されるようです。戈をもって進む。ゆえに"武"。
 「戈を止めると書いて武」という言説は紀元前からあるらしいですが、現在では俗説とされています。「人という漢字は人と人が支え合っている様子を表したもの」みたいなやつですね。道徳小話で使われがちだけれど、それが本当に知識として正しいかどうかは別問題っていう。

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信の返信の返信 (No: 19)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 18の返信

投稿日時:

そういうことでしたか。私は少林寺拳法の古書で読んだ話なので、なるべく教訓話に持っていくようにした結果でしょうかね。

そういえば「歩く」も「少し止まる」なんですよね。進むこと前提なのか……てことは武は「戈を持って止まる(=待機している)」状態ってことでしょうかね? 勝手にそう解釈してみます。

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信の返信の返信の返信 (No: 20)

投稿者 にわとり : 0 No: 19の返信

投稿日時:

>そういえば「歩く」も「少し止まる」なんですよね。

 歩の下半分は、旧字体では右側の画がない形で、じつは「少し」とは何の関係もありません。
 "仮"のつくりが"反"と本来関係がない(よって音読みもハンにはならない)のと同じことです。ちなみに仮の旧字体は"假"で、休暇の"暇"などの仲間。実際"仮"の音読みはカですね。たとえば「仮定」の読みははカテイであってハンテイではない。

 "歩"の成り立ちについては以下の記事で詳しく解説されています。
  https://japanknowledge.com/articles/kanji/column_jitsu_19.html
 ようするに左右の足跡が交互についている様子を表したもので、ゆえに"歩く"という意味になるようです。

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 21)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 20の返信

投稿日時:

うぉー中途半端な知識訂正ありがとうございます。リンクまで貼っていただいてお手数かけました。しっかり勉強します(^_^;)

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 22)

スレ主 やとう : 0 No: 21の返信

投稿日時:

にわとり様
hexa様

いつも大変お世話になっております。

漢字の成り立ちを一つ一つ見ていくと、知らないことばかりで面白かったです。
命名するときに、同音の字は沢山あり迷うので、
意味や成り立ちをからキャラクターに合うものを選ぶのも良いかもしれない、と思いました。
設定のヒントにしたりと、アイデアも広がっていきそうです。

まだまだ分からないことばかりで、ひとりでは躓くことが多い中、
こちらで様々な事柄をご指導いただき、前に進むことが出来ています。

いつもご助言いただき、ありがとうございます。

主人公の戦闘、殺人についての返信 (No: 4)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

あぁ、以前相談されてた話の構想か。
架空の舞台でやることにしたんですね。するとこの「架空の舞台」というのはイギリスの地方にある架空の街という意味じゃなく、イギリスっぽい国と日本っぽい国という世界ごと違うものと考えていいんですよね。

なんとなく「皇国の守護者」をイメージした。
日本っぽい国とソ連っぽい国が世界大戦のなか戦ってるような感じの、魔法っぽい魔法は出てこないけどそういうのはある世界観のファンタジー戦史だった。
まあ、漫画化された部分+αくらいしか読んでないんだけども。
御作とは想定される時代が違いますし話の内容もまったく違うと思いますが、「日本っぽい国」が出てくるのと「ゲーム的な魔法はない異世界」なあたり参考になるかもしれませんね。

さて本題。
まず主人公が
>主人公の考えから「切腹に値せず」な連中の始末(敵だけでなく味方?も)も含まれています。
と、非常に好戦的な性格で、
そして物語の展開は
>異国の常識を認識し、周りの人間の立場を考えた行動ができるようになる。
とあるので、何も問題ないかと思います。
>「最初はちょっと派手に」と思っていました。
私もそう思います。
その「派手に暴れて手がつけられない殺人狂(現地の人からはそう見えるだろう)」と思われる中、「貴族の少年」が「やりすぎだ」と恐れることなく主人公を叱って、そっから少年が主人公を身を挺して止めることもあるし、主人である少年を想って主人公が止まらないこともあるし、主人公は異国の常識を理解し少年が「やりすぎ」と言った意味を実感して、少年も主人公が止まらず凶行に走った意図を理解して、少年は主人公の影響を受けて成長するし主人公はそんな少年のおかげで周囲に馴染めて相手の事を考える行動ができるようになる。のではないかな、と。

そういう性格の主人公である以上、苛烈な行動の描写は主人公の魅力の表現ではないでしょうか。
これをソフトにしようと考えるとなると主人公の魅力を別の方法で表現していくことになると思いますが……うーん、主人公がゴロツキなら暴力的な場面や態度を出してけばいいと思うけど武士だからなぁ。私には思いつかないや。
私なら、ソフトにするんであれば主人公の設定から変更の余地があると考えます。
でも「武士の志として理解できる常識」が「異国の貴族社会では狂人であり殺人狂に見える」というのは、おそらくコンセプトの一つである「異文化のすれ違い・それを乗り越え信頼を勝ち取る」という、割と物語の根底にある要素なんじゃなかろうか。
ひらたく言えば「異国に馴染んでいく主人公の姿」だから、変更しても別の「すれ違い・信頼を得る過程」を考えりゃいいだけだけども。

>・殺人の行為、描写を控えるべきか
ただ、「主人公が人を殺しまくる」というのも、「ノリ」で殺しまくるのでは我々の目からもただの殺人狂にしか見えないと思うので、そこにはちゃんとした武士道があったほうが良いと思う。
「明らかに助からない傷だから、ひと思いに首を跳ねる」なんてのはよくありますよね。
「領主を倒すためなら命を惜しまないという覚悟で乗り込んできた刺客が、主人公の強さに敵わず負けを悟って命乞いをするものの、主人公は聞こえない振りをしてとどめを刺す」とか。
相手の覚悟を受け取って相手をしていたのだから、殺さなかったから相手の覚悟を侮辱することになる。こういう感覚はおそらく文化の違いが明確に出そうだなと思う。
逆に「大した信念もないゴロツキだから殺さずに逃がして、主人公と少年には手を出しちゃいけないと噂を広める」とか、単に好き好きで殺しをしてるわけじゃないですよというエピソードを積んでいけば良いのではないかなと思います。

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信 (No: 10)

スレ主 やとう : 1 No: 4の返信

投稿日時:

サタン様

いつもお世話になっております。

舞台についてのアドバイスを頂いた後、
架空の世界、国家を舞台とする方向で設定作りをすすめています。

「皇国の守護者」という作品の題名だけは知っているものの、未読なのでどんな作品か見てみたいです。

主人公は短気で好戦的な傾向や文化・価値観の差異から、
異国では野蛮人扱いされて衝突する中で、周囲の反応や関係を考慮して変化する流れを予定しています。

一応本国では教養と身分のあった人物を考えています。
ただの殺人狂ではなく、
武士道的な価値観をもとに一貫した言動のキャラクターとして、
読み手側に受け止められるような展開や描写を心掛けていきます。

ありがとうございました。

主人公の戦闘、殺人についての返信 (No: 5)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 1の返信

投稿日時:

この「殺しに躊躇う主人公」というのは、
そもそも若い子ではなく、大人向きのテーマだと個人的に感じたので、
「殺人の行為、描写」をあまり気になさらなくても大丈夫ではないかと思いました。

あくまで個人の意見なので、合わなければ流して頂いて構いませんので~。

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信 (No: 11)

スレ主 やとう : 0 No: 5の返信

投稿日時:

藤谷要様

いつもお世話になっております。

少々派手な戦い方をするゲームや映像作品を見ていると、
このくらは大丈夫? という慣れもあり、その感覚で書くと
「殺し」の描写は苦手な方にはどこまで大丈夫か、不安になっていました。

ですがそこはあまり気にせず、
無意味な暴力ではなく、必要に応じて主人公が動くような展開を書いていくようにします。

ありがとうございました。

主人公の戦闘、殺人についての返信 (No: 6)

投稿者 にわとり : 1 No: 1の返信

投稿日時:

>ちょっと、殺しすぎる? これだとR指定に?

 作中での殺人の扱いってほとんど見せ方の問題でしかないんじゃないかなと思う。たとえば昔の洋画でシュワルツネッガーが機関銃を掃射して敵兵をなぎ倒したり、セガールが手榴弾で敵の基地を火の海にしても陰惨な感じはしないじゃないですか。冷静に考えたら大量殺人ですけど、シュワルツネッガーやセガールが映画のハッピーエンドのあとで警察に身柄を確保されて膨大な数の刑事裁判で立件される……みたいな姿ってあんまり想像できないですよね。
 殺陣が暴力的で悪趣味なものになるか、格好良くスタイリッシュなものになるかは書き方次第であって、作中での殺人行為それ自体の是非を考えてもしょうがないのでは。そのうえで、構想を読んだ限りでは『最初はちょっと派手に』は正しい判断だと思いますけど。

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信 (No: 12)

スレ主 やとう : 0 No: 6の返信

投稿日時:

にわとり様

いつもお世話になっております。

主人公の戦いについては、にわとり様が名前を挙げていただいたように、
シュワちゃんやセガールのようなアクションシーンとして考えていました。
無駄にスプラッターで残酷な描写が目的ではなく、
テンポのよいアクション映画のような動きを見せる、
という方向で書き進めていきます。

ちょっと派手な時期は被害者多数になりそうですが、
それも仕方のない状況にさせます。

ありがとうございました。

主人公の戦闘、殺人についての返信 (No: 7)

投稿者 玄翁 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

こんにちは。

読むせんさんが言及されてますが、史実のヴィクトリア朝の頃の日本だと幕末から明治初期にかけてで、まあ物騒な頃ではありましたが江戸中期以降の侍って基本平和な時代が続いたおかげでけっこう腑抜けていたらしいです。
だから主人公のいた国って、日本でも戦国期か南北朝時代を想定するといいのかなーと思ったり。

それはさておき、主人公の蛮行を位が上の登場人物が諫めるのは割とよくあります。

西遊記でも初期の頃の孫悟空は盗賊とは言え人間を容赦なく殺したりとか。

個人的にはアニメ、翠星のガルガンティアを思い出しましたが。

殺した数が多いかどうかは程度の問題にもよりますが、それよりも越えてはいけない線の方が大事かなと思います。

例えば女子供には手を出させない(結果的にであることも含めて)とか。

もしくは貴族の少年の命が危険にさらされていたなど読者にも止むに止まれずの状況であったことが納得できれば問題ないかと思います。

もちろん、その後でみだりに人命を奪うのは良くないと諭されて以降の殺人は抑えられて然るべきなので、そのタイミングをコントロールすればいいだけだと思います。

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信 (No: 13)

スレ主 やとう : 0 No: 7の返信

投稿日時:

玄翁様

ご意見をいただき、ありがとうございます。

読むせん様がお話しされていたように、メインの舞台はヴィクトリア朝をモデルとします。

主人公の出身地は玄翁様がおっしゃるように、
比較的平穏な時期が長かった江戸時代ではなく、
戦国など動乱の時代の社会や価値観をモデルに架空の国家を考えています。

その国では一応教養と身分のあったという設定にしているキャラクターなので、
無茶苦茶な蛮行ではなく、基準や価値観がハッキリした上での行動を見せるようにしていきます。
新しい環境を学習・適応して大人しくなりつつも、必要に応じての戦いではしっかり動くような展開を考えます。

お世話になりました。

主人公の戦闘、殺人についての返信 (No: 14)

投稿者 田中一郎 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

主人公は人を殺さないほうが良い、とはよく聞きますね。殺す必然性があるなら人外のものにすると良いとか。少年ジャンプのチェンソーマンなどを見ると、人外相手なら相当な描写まで許容してしまうのが現在の出版業界なんだなと思わせられます。

個人的に線引されるラインは、正義の有無とストーリー上の必要性かなと思っています。正義の行使のために悪党どもをバッサバッサと切り倒していくのはセーフ、倒されるべき悪を描写するために快楽殺人者が1回殺している描写ならセーフ、でも繰り返すのは不必要だからアウト、みたいな。あとは描写の程度だと思います。不必要なほど精細にするとアウト、と。
お題の主人公の場合ですと、正義の行使なのですから数は控えなくても良いかなと思いますが、多くなる分描写はあっさり目のほうが良いかと思います。

気になったのは現地の警察や法律はどうなってるのかなという点です。
現地の人が禁忌を覚えるぐらいなら、殺人は厳罰に処されて当然でしょうから、主人公に反省や融和の機会が与えられるのは不自然だと思います。狙われてるのは少年なので主人公の正当防衛が認められるというのも難しそうですし。ヴィクトリア期の英国がモデルとのことで、法や刑も同程度と考えるなら、異国人の殺人者など吊るされて終わりでしょう、公開処刑です。主人公は侍ですから貴族階級と認められれば斬首で済みます。(侍にとっては不名誉なことですが)

法は無いとすると、無いのに現地の人だけ温和というのは不自然ですし、主人公の民族だけが特別殺しに躊躇がないとの考えなら、それはモデルにした侍、ひいては日本人への差別に繋がり、要らぬ摩擦を招きかねません。

落とし所としては、両国とも「悪党に生きる権利はない」というのが常識で、貴族の少年とその周囲の感化された人たちだだけが甘ちゃんというパターンはどうでしょうか? 主人公は常識に従い悪即斬なのですが、ともに過ごすうちに感化されていく感じでどうでしょう?

以下は蛇足的です。
史実で考えると、徳川五代将軍綱吉の「生類憐れみの令」の発令とそれによる意識改革が現在の日本人の世界にも稀なレベルの温和さの元となっているそうです。それ以前の日本人にとっては命は軽いものだったようで、軽い気持ちで殺生する者は稀ではなかったようです。
ただ以後も侍にとっては、自分の命は家や名誉と比べれば羽毛の如きものと考えるべきなので、それらを守るためなら相手を斬り殺し、その後責任を取る為あらば自ら腹切って死ぬことも厭わぬのが理想的な武士の姿でした。家>名誉>命、ですね。

この「家を守る」というのがひとつポイントで、正当な理由なく刀を抜けばお家断絶になってもおかしくないのが江戸時代ですから、よく言われる「斬り捨て御免」なんてことは無かったようです。無礼討ちは正当な理由があったとしても本人切腹で終わるケースも多く、そのため屈辱に耐えざるをえず、屈辱を受けたのに相手を斬殺しなかった事により、それを不名誉と取られ処罰されるなどという理不尽なケースもあったとか。

無礼討ちは正当防衛行為ですので、とどめを刺すことは禁じられていましたが、相手に逃走されるのも不名誉でした。まずその場で切り倒さねばならず、結果死ぬのは構わないのですが、傷を負って倒れた相手にとどめを刺すのはダメだったのです。
その場で相手を倒して終わりということもなく、後で役所に届け出る必要がありましたし、その後に正当性を審議され沙汰を待つことになります。
このように江戸時代の武士の日常は、案外殺しからは遠い感じで、やとうさんが描こうとする主人公とは程遠い姿です。鎌倉~江戸安定期以前、もしくは幕末の人斬りぐらいしか該当しないと思います。

主人公の戦闘、殺人についての返信の返信 (No: 16)

スレ主 やとう : 0 No: 14の返信

投稿日時:

田中一郎様

社会制度までくわしくご指導いただき、ありがとうございます。

お馬鹿なことに、今回ご指摘いただくまで、警察や法律はあまり考えていなかったです。

主人公は貴族の私兵ではなく、強い権力をもつ公的な存在に認められた権限を持って動くつもりです。
異国人である主人公が刀を振り回して戦っても大丈夫なように、その地域での身分や社会状況を考えていきます。

江戸時代は侍が刀を抜くことには厳しい規則があり、無茶苦茶に暴れるようなことはなかったようですね。
主人公の出身地は江戸時代の要素を頂きつつ、戦国に近い形になりそうです。

足りない箇所は自分一人では気づかないことも多いので、
このようにご指摘いただくことをきっかけに、より舞台の設定について考えることができます。
今回を機に、まだまだ足りないところを補完していきます。

ありがとうございました。

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タイトル:主人公の戦闘、殺人について 投稿者: やとう

いつもお世話になっております。
長編小説の執筆を進めている、やとうと申します。

先日は「執筆中の浮気心」の件について、皆様に大変お世話になりました。
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しかし執筆が進むなかで、ひとつ迷いが出てきたため、
こちらで皆様のお考えを伺えればと思い、お邪魔しました。

現在困っていることは、「主人公が作中で敵を殺す数について」です。
書いたものや、今後の展開の予定を読み直していると、
ちょっと、殺しすぎる? これだとR指定に? 読者側は大丈夫なのでしょうか?
などなど色々な考えから、主人公の行動を決めるときに迷いが出ます。

物語の内容としては、
ヴィクトリア朝のイギリスをモデルにした架空の舞台で、
武士階級出身の主人公が異国から派遣されて、
命を狙われた貴族の少年の護衛として行動する話を予定しています。

その中では、
少年を害する敵のとの戦いだけでなく、
主人公の考えから「切腹に値せず」な連中の始末(敵だけでなく味方?も)も含まれています。
場合によっては斬首もあり得る状況です。

殺人については、
戦続きで荒っぽいの故郷のノリで最初は殺しに躊躇のなかった主人公が、
異国の常識を認識し、周りの人間の立場を考えた行動ができるようになる。
手加減や非殺傷の手段の選択も増えていく、というように変化をつけるため
「最初はちょっと派手に」と思っていました。

ただ、それが読者側にどう受け取られるかと考えると、控えるべきか、どうするのが良いか判断に迷っています。

主人公を動かす上では、
・殺人の行為、描写を控えるべきか

皆様が小説を書く中ではどのように線引きをされているか、
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