ストーリー先行型と教わりました。の返信 (No: 2)
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「ストーリー」=「キャラクターの行動」のはずです。つまりストーリーとキャラクターは不可分だと思うのですが、キャラクターを考えずにストーリーを作っていたというのがやや不思議です。
少なくともスレ主様のストーリーにはキャラクターがまったく居なかったというわけではないでしょう? 思うに、キャラクターがストーリーの都合だけで動く操り人形のようになっていたということなのではないでしょうか?
であるならば、キャラクターの感情を考えてみるのはどうでしょうか?
◎キャラクターの感情 → そこから生じる目的意識や行動 → ストーリー展開
こういう因果関係を意識して、ストーリーからキャラクターの感情を逆算することはできませんか?
ストーリー先行型と教わりました。の返信の返信 (No: 3)
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ストーリー先行型と教わりました。の返信の返信の返信 (No: 4)
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>話を作ってから、じっくり最適な性格などを登場人物に与えるのは可能でしょうか。
それは、こちらが聞きたいです(笑
スレ主様がそういう手順で人物造形ができるのなら何の問題もありません。
しかし私は、人物の性格があって何らかの行動をとり、それがストーリーになるのだと思っています。ですから、私もまあどちらかと言うとキャラよりもアイデアやストーリーを先行して考えるタイプではありますが、詳しい展開を考える時はキャラの性格も同時に考えていますけどね。
>話を作ってから、じっくり最適な性格などを登場人物に与える
ということは、展開を先に作り、そういう行動をするキャラはどんな性格なのか後付けで考えるという感じですか?
でもそれだと1シーンはよくても、別のシーンでいわゆるキャラがブレるということは起こらないでしょうか?
まあ、一応ストーリーをまとめてから、キャラクター・シートでも作って人物の背景・性格・好みなどを書きだしてみるといいかもしれませんね。
それを一つ一つのシーンに当てはめてブレが生じていないか検討し、おかしかったらストーリーを修正するようにすればいいかもしれません。
ストーリー先行型と教わりました。の返信の返信の返信の返信 (No: 5)
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あまくささんは、どんな手順で書かれますか?
いきなりすみません。一度やってみたいんです。
出来ればお願いします。すみません。
ストーリー先行型と教わりました。の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 8)
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手順ですか。
まず、物語を考え始める最初の取っ掛かりはいろいろですね。車を運転している時とかに、クライマックスの1シーンとか冒頭の文章とかがふいに思い浮かんだりします。
後は、お題があるやつ。
最近は私事が忙しいので本腰を入れて執筆する時間がなかなか取れないのですが、このサイトの姉妹イベントの競作企画に参加することは時々あります。(いまやっている企画は参加していませんが)
例えばかなり前の企画のお題に「前門の虎、後門の狼」というのがあって。それから連想して「敵だと思っていたキャラが実は味方、味方だと思っていたキャラが実は敵」というストーリーにしてみようと考えました。
そういった断片的なイメージや方針から、それだったらどういう感じのストーリーにするとマッチするだろうと考えていきます。
それと、私はラノベを書く場合はアニメを作るつもりで考えることにしているんですね。別にアニメ化を狙っているとかじゃなくて、イメージしやすいからです。上のような感じである程度ストーリーの骨格が見えてきたら、その中でどんなキャラを動かしたら映えるだろうというのを作画のイメージで想像してみます。
私は絵を描くのもわりと好きなのですが、そのせいか絵的にマッチするかどうかを想像すると考えやすいんですよ。で、この時点でキャラを絵柄で思い浮かべ、時には何か喋らせてみたりするので、どんな性格なのか何となく分かるんです。
こんな感じで主人公・ヒロイン・悪役、どんな世界観なのか、その中で主人公は何がやりたいのかなど。そんなことがボヤっと固まってくるので、そこから先は三幕構成などのプロットテンプレートに落とし込んで細かいストーリーを整えます。まとめるのはパソコン上で、Excelを使うことが多いです。
だいたいこんな感じで作ってるかな?
ああ、それと。
ちょっと不思議なことが一つ。他の人がどうかは分かりませんが、私の場合、なぜか午前4時という時間が一番よいアイデアが思いつくんです。
いくら考えても思考がまとまらない時ってあるんですね。そういう時は、一旦考えるのをやめて忘れてしまいます。で、ほっぽっとくと、なぜか2~3日後くらいの午前4時頃に急に目が覚めてアイデアが思いつくことがあります。その後は完全に目がさえてしまうんで、寝不足になってしかたがないですけどね。
……なんかねえ。質問されたから一応私はこういう感じにやってるというのを書きましたけど、こんなの参考になりますかね?
三幕構成に落とし込んで云々から後の流れはわりと教科書的にやれるのですが、そこより前はかなり曖昧でいい加減ですよ。ただ、キャラとストーリーを一緒に考えるということはその曖昧な脳内作業の時にやっているみたいです。
キャラブレを防ぐための処理については、キャラクターシートまでは作りません。プロットテンプレートの中で、主人公の目的と障害を確認するなどして整えています。
あと、キャラをアニメ的に造形している効果。例えば、この女の子は主人公に素っ気なくするけど実は好きなんだろうというようなフラグがあるじゃないですか。そういうテンプレを押さえておけば何とかなるんじゃないかと。ずるいかもしれませんけどね。
ストーリー先行型と教わりました。の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 9)
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あまくささん、返信有難うございます。
マイペースにやっていけば、自分のやり方
が見えて来る様子ですね。コツコツ
頑張ります。
ストーリー先行型と教わりました。の返信 (No: 6)
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私は物語を先に考えるけど、「完成した物語」を作るんじゃなくて、プロトタイプを先に作ってるだけのような形です。
キャラクターの行動が実際読者が読む「物語」の部分になるので、これを指して「先に物語を考えてる」と言ってるわけではないです。
だからつまり、「主人公は復讐するため旅をする」ってアイディアで話を考えると、
まず最初はオチである落とし所を決める。簡単に考えれば「復讐した/復讐できなかった」の二択。
そこから適当に組み立てると
「主人公は両親を殺される」「仇を偶然見かけて接近する」「実は両親のほうが悪だった」「親の罪を精算する中でも仇と対立する」「ついに復讐を果たした」
という感じ。
ここでキャラクターを考える。
主人公は復讐者だけど、復讐を考えそうにない穏やかな少年が復讐心を持ったほうが面白いので、「優しい穏やかな少年」と考える。でも復讐を決意するわけだから、何か決めたら邁進するような性格。まあやるときはやるタイプですかね。
でも、そうすると「復讐心を抱く」という場面にもっとインパクトを持たせたい。絶望感を原風景に、これを動力源に行動する感じがいいなと思うので、「両親を殺される」から「孤児院で自分以外の子供が惨殺される」とかに変更する。
と、ココでキャラクターに合わせてストーリーのほうが変更されています。
ストーリーを先に考えると、その物語に合わせたキャラを考えればいいだけで、そしてそのキャラとストーリーを擦り合わせて整形すれば話が出来ます。
なので、別に難しいことはないんじゃないかなと思うのですが、どこに悩まれてるのでしょう?
まあでも、ストーリー先行で考えるとキャラクターの魅力が物語に強く依存するので、あまくささんが指摘されていますが、そのストーリーはいいけど、一回話が終わると次の話が作りにくい(キャラがブレやすい・キャラを出しにくい)というのがあります。
なので一話完結で続編の予定がなけりゃそのまま終わり。
続編を書くんであれば、こっからはキャラを中心にした物語を作る必要があると思う。
キャラの掛け合いを多く書こうって話じゃなくて、「主人公の復讐心」についてを強くアピールするために「某組織を壊滅させるエピソード」を作るという感じ。
「主人公の特徴」や、もちろんサブキャラにスポットを当ててもいいけど、そうしたものを中心にエピソードを組み立てるとキャラを出しやすいしブレもない。
ただ、これはあくまで続編を作るならって話。
ストーリー先行型、つまり物語ありきで作る人は、どうあっても最初に考えた「ストーリー」が終わったらもう書くことがないので、脇道や補足の外伝だったり別のことをしないと続きは書きにくい。
ストーリー先行型と教わりました。の返信の返信 (No: 7)
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サタンさん、本当に、有難うございます。
ぜひ、教わったやり方で書いてみたいです。
後、話がずれますが、書くのは楽しいですか?
私はまだ、スイスイ書けるわけではないので。
すみません、この先が不安でして。
不快でしたら、スルーして下さい。
ストーリー先行型と教わりました。の返信の返信の返信 (No: 10)
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本当に楽しい時は、スイスイ書けずにあれこれ試して試行錯誤してるとき。
スイスイ書けるってことはある程度の形が自分の中に出来たって事だから、えーと……、何かモノを大量に作るとき、最初の二・三個は下手だけど楽しく作れる。けど四・五個になるとコツを掴んできて、六個目あたりから効率化を考えはじめて、十個も作ればあとは流れ作業になっちゃうでしょ。
たとえそれが好きでやってることだとしても、べつに楽しくないわけではないけど、最初の楽しみはもうないよ。
だからこそ常に新しいことにチャレンジするわけだけども。