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驚いて声も出ない様子 (No: 1)
スレ主 千歳 投稿日時:
「驚いて声も出ない様子」を表現するとしたら、
地の文で「彼は驚いて声も出ない様子だった」と書けばそれまでなんですが、
強引に鉤括弧を使って台詞として表現するには、どのように書けば良いですか。
「!?」くらいしか思い付きませんが。
カテゴリー: 文章・描写
この質問に返信する!驚いて声も出ない様子の返信 (No: 2)
投稿日時:
>強引に鉤括弧を使って台詞として表現するには、
本当に強引な注文ですね。
カギ括弧はセリフを表現するもの。そしてセリフは声に出す言葉ですから、それで声も出ない様子を表現しろというのは前提からして矛盾しています。
なのでどうしてもやれと言われたら私も「!?」「――!」くらいしか思いつきませんが、そもそもどういう意図があってそんなことをやりたいと思ったのでしょうか?
「彼は驚いて声も出ない様子だった」では芸がなくてつまらないということでしたら……。
そうですね、地の文にしても「彼は息をのんだ」とか「何か言いかけて口をあけたまま凍りついた」とか、「驚愕のまなざしを彼女に向けたまま、力なく椅子に腰を落とした」とか、文章に変化をつけることはできます。
または、驚かせている相手の方に「どうしたの? 何か言いなさいよ」とか言わせてみるという手も。
……そういうことではなくて?
驚いて声も出ない様子の返信 (No: 3)
投稿日時:
「ッ!?」とか、「!?・・・」とかもありじゃないでしょうか?
ただ、「声もでない」を字義通りに表現しようとしすぎているのが問題にも見えます。
「なんと」とか「え」「あ」などの感嘆の意を表す語句を使えばいいかと。
「声もでない」と言うのは実は誤表記で、本来は「言葉もでない」ーー「感想をまとまった文章で表せない」という意味だとする話もありますから、短い言葉を挟んでもいいように思えます。
驚いて声も出ない様子の返信 (No: 4)
投稿日時:
シチュ?牡蠣はしりませんが。勝手に書きますた。
■台詞
「……っ!」
「!?」
「は、……え?」
「あ、ああ……そん、え?」
■声以外の身体的行動
その衝撃はその場にいた全員の思考を停止させた。体は硬直し、足一つ踏み出すことも指先一つ動かすことすらもできない。だが目だけはそれを直視して離さない。顔をこわばらせるやつ、口を手で覆い、顔が蒼白なった奴。一瞬だけ体に緊張を走らせ、その場をにらんだ奴。反応はそれぞれだったが、みな例外なく同じ衝撃だったことは間違いない。
■驚き時の思考
何が起こったか?いや、そんなもの理解はできない。頭が真っ白になったと言ってもいい。物理的に殴られたわけでもないのに、脳の内側からぶん殴られたかのような衝撃を受けて、頭は機能不全に陥った。それまで考えていたことなど文字通り吹き飛んだ。誰一人として行動にすら移せないのはまだ、思考が完全にこの状況を飲み込めていないからに過ぎない。
■外部、他者からの指摘
その時、バたんという音とともに慌てて駆けてくる足音が聞こえた。
「い……おい、おい!大丈夫か?」
あとから入ってきた奴に声を掛けられ、ようやく一同がハッとする。
「お前ら、固まっちまったみたいに止まってたけど、ほんと何が何があった」
「アレ……」
「なっ!そんな、嘘だろ!……なる、ほどな。確かにこんな状況なら異様な雰囲気もうなづける……か」
■ちゃんと言う
「それで、本当に何があったんだ?」
「わからない。でも、その、驚いて声が、出なかった……それだけは確かで…」
みたいな?
望んでるのはこんなシリアスな衝撃じゃないかもしれないけど、
「彼は驚いて声も出ない様子だった」をそれで終わらせたくなかったら「彼は驚いて声も出ない様子だった」時の周りの描写とかしてみればいいのかもしれないですね。
"彼"ばかりに、"声"ばかりに注目しなくても、声に出せないほどの衝撃を別のもので表すのはさほど難しくなくなるかと、牡蠣はそう思います。