シェアード・ワールドを成功させるための3つのコツ/新人賞下読みが回答

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やまさんの質問2016/06/02

お疲れ様です。お世話になります、やまと申します。

私は昔から、自分の書いたものがシェアード・ワールド化する、あるいは読者にとっての砂場になるような世界観を提供したいと考えているのですが。
そういった場合、最初からそれを前提にして書く場合に気を付けるべきことや盛り込んでおくと良いことなどを模索しています。

もちろん、自分が面白いものを書かなければただの獲らぬ狸の皮算用に終わることは承知しているのですが。
もし、そういったもので必須の要素や推奨される要素などございましたらご教授ください。

現在の所は主人公だけが気持ちの良い物語や世界ではなく、全体的な要素が気持ちよく機能してこそ、そうなり得るのだと考えて試行錯誤しております。

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●下読みジジさんの回答

簡単に言ってしまえば「作り込み過ぎないこと」、「発案者が口数を減らすこと」になるかと。

これは創作ではなく制作の側の話になりますが、複数の人間がひとつの作品を構築するためネタを出し合う(ブレインストーミング)際、発案者や声の大きい人間に他の全員が流されてしまい、結局底の浅い非集合知な世界観ができあがってしまうことがままあります。

発案者がするべきことは「基幹になる世界観(物語世界の特徴)を整える」、「ネタとして使いやすい設定を持つシェア前提の主要キャラクターをいくらか用意する」、あとは他の方の意見やそれに対する賛否を取りまとめながらさらに案を出す。そのくらいが程よいでしょう。

元ネタにおもしろさや魅力があることは大事ですが、それよりもおもしろさや魅力を他の方に出してもらえる環境づくりのほうがより大事です。

シェアード・ワールドの成功の3つのコツ

1・作り込み過ぎないこと

2・発案者が口数を減らすこと

3・アイディアを他人に出してもらえるような環境を作ること

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