ケモノ好きさんの質問 2017/06/05
私は携帯小説投稿サイトを利用し執筆活動を行っております。
いずれはサイト内のコンテストに応募しようとオリジナル作品のプロット製作を日々行っているのですが、作品の設定や作中に登場させるキャラや固有名詞等を考案する際、他作品、或いは現実の存在(人物、商品、企業等々)と被ってしまった、類似してしまった場合、それらのアイディアはどの程度のレベルならば棄却すべきなのでしょう?
具体例を申しますと、私は今地道にプロットを製作しておりますが、具体的な設定、ストーリー、展開。登場人物のプロフィール等が僅かでも類似点を見つけてしまったりすると、そこで手が止まります。
似た様な設定やキャラクターは数多くいるという意見を頂いていますし、自分でも理解しているつもりです。
他の作品同士に似通った展開や設定等があっても許容出来るのですが、何故かいざ自身の作品を書こうとすると、これまで見てきた数々の作品の設定等が頭に浮かんでしまいます。結局誰かに見せ、判断を委ねた訳でもないのに自分でパクリになってると自己簡潔してしまいます。
酷い時は、わざわざ自分の考えたキャラ(名前、外見、生い立ち等に至るまで)や設定がパクリになってないか調べるだけや、名前を考えるだけで時間が過ぎてしまう事がままあります。
※先日考えたヒロインの名前が実際の株式会社の社名と被ってたり、既存の女の子キャラクターと一致、或いは響きが似てたり。自分で斬新だと思い考え出したアイデアが既に過去の漫画で既出だった。等です。
改めてお尋ねするのですが、他の何かと似てしまった。被ってしまった場合、どの程度ならばパクリと言われずに済みますでしょうか?
もしくは、重なったとしてもパクリになる事なくオリジナリティな物にする方法はありますでしょうか?
更にお尋ねすると、自分はテンプレとパクリの違いが分かりません。
従って、似た作品=パクリと考えてしまいます。
それも含めてご教授を頂けたらと思います。
●下読みジジさんの回答
以前も述べたかと思いますが、その「物語を言い表したひと言」が既存作のそれとかぶっていなければよしです。
これも以前述べた気はしますが、『ソードアート・オンライン』なら「ゲーム世界で死ぬと本当に死ぬデスゲーム(MMO)」、この要素が入っているものは影響を受けている(パクリの恐れがある)と判断します。
名前かぶりなどは基本的に気にせずとも大丈夫です。既存作の枝葉の部分が似ているのはセーフ。
ですので、最低限確認するべきは作品のキーワードくらいで留めておきましょう。
そしてパクリとテンプレについて。
パクリは当然パクリなのですが、似たようなものが世に多くの数出回る中で定義化した「おもしろさの形」がテンプレ、というような考え方でよいのではないかと思います。
テンプレに関しては、少し前のホラーがわかりやすいでしょうか。ある程度の数(学校のクラスなどが多い)の人間が理不尽なデスゲームに挑まされ、人間ドラマを展開する……といった感じです。
作品のキーワードとは具体的に何?
ケモノ好きさんの質問 2017/06/06
名前かぶりなどは基本的に気にせずとも大丈夫です。既存作の枝葉の部分が似ているのはセーフ。
ですので、最低限確認するべきは作品のキーワードくらいで留めておきましょう。
「物語を言い表したひと言」が既存作のそれとかぶっていなければよしです。
助言ありがとうございます。参考にします。
ですが、後学の為に更にお聞きしたいのですが、“作品のキーワード” “物語を言い表したひと言”とは具体的にはどんな物なのでしょうか?
自身で考えてみたのですが、恥ずかしながら漠然とした……。イメージにすらなってないもやもやした感じがするだけでした。
それくらい自分で考えろ! とお叱りを受けてしまいそうで怖いのですが、はっきりと何かを確かめておかないと、またこの先手が止まると思いお尋ねしました。
改めてお願い致します。
追記
枝葉の部分が似ているのはセーフ
とは、例えば設定や世界観、作中登場するその他能力や現象、架空生物等が似てしまったとしても大丈夫という事で良いのでしょうか?(仮に偶然完全に一致した場合だとしても全てでなければ許容範囲ですか?)
作品のキーワードとは物語のもっとも重要な設定(やギミック)
●下読みジジさんの回答 2017/06/06
『ソードアート・オンライン』なら「ゲーム世界で死ぬと本当に死ぬデスゲーム(MMO)」
の部分ですね。
その物語においてもっとも重要な設定(やギミック)を指します。
枝葉の部分が似ているのはセーフ
とは、例えば設定や世界観、作中登場するその他能力や現象、架空生物等が似てしまったとしても大丈夫という事で良いのでしょうか?(仮に偶然完全に一致した場合だとしても全てでなければ許容範囲ですか?)
設定はもっともチェックが厳しいところになりますので要注意ですが、世界観や能力が似ている程度であれば、よほどの数がかぶっていなければ大丈夫です。