魔法少女物の設定の作り方。ラノベ新人賞下読みが回答。

焼き鳥さんの質問 2017/06/10

いわゆる魔法少女ものの作品を書く時によく使われる設定を入れる場合、特に意識したほうが良い点などを知りたいです。

質問は3つあります。

1つ目は、魔法などの特殊能力を持った人たちの扱いについてです。
能力者を国や政府が放置するのはありえないとあったので
作中で能力者を統治・管理する組織や個人(神様)などを明確に登場させたほうがいいのでしょうか?

2つ目は敵対勢力についてです。

ほとんどの場合、敵の目的は世界征服になると思うのですが動機などを決めようにも決められらず概要だけになってしまいます。
これで大丈夫と言えるでしょうか?

3つ目が敵対勢力の認知度の問題です。

能力者と敵対勢力の存在は一般に知られていない、とした場合、敵対勢力が一般人に危害を加えるような事をすると矛盾を起こすような気がするのですが、この点は気にしなくてもいいのでしょうか?

●下読みジジさんの回答

1つ目は、魔法などの特殊能力を持った人たちの扱いについてです。

ありきたりな話になってしまいますが、なにかしらの設定は必要でしょうね。

ただ、魔法少女が世界の裏側にいる存在(プリキュアなども含みます)であったり闇に潜める程度の少数なら話は神様なりがいればいいだけですし、「なぜかそのような存在が生まれてくる→生まれてきたら○○をする宿命を担う」でも物語のとっかかりとしてはアリですね。

また、国や組織が掌握を企むとしても、それ自体と争わせたりすれば、そこそこ投げっぱなしな魔法少女設定でも行けるかとは思います。

2つ目は敵対勢力についてです。

概要にもよりますが、読者が気持ちの持って行きどころを認識できるよう、もう少し形が欲しいところです。そして敵の動機というものは、ひとつのひねりどころになりますね。

敵対勢力が魔法少女を敵と見なさなくていいなら(相手にしない)、魔法少女から見て納得できないものへの執着や復讐を掲げさせるのもおもしろいかもしれません。
または魔法少女自身も敵がなんなのかを知らない設定にするなどですね。
目先を「世界」からずらしてあげると、意外におもしろくなりそうです。

3つ目が敵対勢力の認知度の問題です。

矛盾を避けるなら、一般人が気づかないうちに、その人のなにかをかすめ取っていく等にしてあげるくらいでしょうか。

ただ、最近の魔法少女ものは王道からいかに外すかが最大のテーマではありますので、逆にど真ん中へ剛速球を投げ込むベタベタ設定にしておいて、その中のひとつの要素だけひねる。というのもいい気がします。

プリキュアの設定を分析

小間さんの意見 2017/06/10

3点ほどお悩みを挙げて下さったようですが、「焼き鳥様がどんな話を作りたいか」によって設定を変えてしまって良いかと思います。

あまりこの手のアニメは存じませんが、プリキュアを例に挙げます。

1、管理者はマスコットと不思議の国の王女様などになるでしょう。

彼らは夢や希望など、前向きな信念をもって国を統治していますが、それを壊す悪役の行動に困惑している筈です。悪役は悪役で、管理者たちの信念が気に入らないからこそ攻撃します。

まず、ここで管理者VS悪役の設定が作り上げられています。まず、魔法少女の管理者と悪役は、多くの場合対立関係にある筈です。
どういった理由で管理者と悪役が敵対するかをしっかりと設定してください。

2、プりキュアの悪役は、世界を絶望に染めようとしますが、それは明るく前向きに生きる主人公達の考えとも対立するものとなっています。だからこそ物語が盛り上がる訳です。

主人公と悪役が敵対する、明確な理由を作り上げて下さい。

3、敵勢力が一般人に知られていないと言えば、まどかマギカがそうですが、まどマギの敵は、一般人の精神を汚染するはずです。

物理的に手を下さなくとも、知覚されずに攻撃する手はあるということです。

魔法少女ものといっても、ポップなものからシリアス風味なものまであります。
どういったものを書きたいをまずは明確にして、それから設定を書き出してみてください。
矛盾点等は、後から潰していっても間に合いますので、まずは「書きたいもの」です。それから対立の構図を作り上げ、細かい設定を作っていってください。

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