努力不要!長編小説を最後まで書ききるコツ「キリの悪いところで終わらせる」

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これはツァイガルニク効果と呼ばれ、仕事や勉強で成果を出すにも使えます。

あるテレビ番組で、受験に成功した大学生に勉強法を聞いてみたところ、多くの人が、問題集の途中などキリの悪いところで、勉強を中断していたことがわかりました。

こうすると嫌な勉強でも「続きがやりたい!」と思えるのです。

人間の集中力が続くのは、個人差がありますが、30~120分程度です。
途中で疲れたなと感じたら、休みを入れた方が、仕事の質や効率が上がります。
だらだらと続けるより、

40分だけ小説を書くと決めたら、40分だけ集中し、わざとキリの悪いところで終わらせた方が効果的です。

時間が無限にあると感じると、人間はついダラダラと怠けてしまいます。
しかし、40分しかない!という状態になると、本気を出します。
今日は10時には出かけないといけないから、それまでの40分間で、ちょっとでも物語を進めておかなくちゃ!という状況の方が、執筆がはかどるのですね。

章の終わりなど、キリの良いところで終わらせないと気持ちが悪い!と感じる人も多いでしょうが、この感覚を「早く続きが書きたい!」というモチベーションに転化させることができます。
実際にこの方法で、小説を書いているプロの作家さんもいます。

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長時間集中力を持続させるポモドーロ・テクニック

どうしても早く続きが書きたいのでしたら、10分だけ休憩し、その後にまた40分執筆するといったサイクルを作りましょう。

作家のフランチェスコ・シリロは「25分の作業+5分の休憩」を1単位とし、4単位(2時間)ごとに30分間の休憩を取るという、ポモドーロ・テクニックという仕事術を考案しています。

要するに人間の集中力は長時間続かないので、「もう少しやりたかった!」というところで、休憩をこまめに入れて、疲れを回復しながら、長時間仕事をするといったやり方です。
こうすることで、高い集中力を維持したまま執筆ができます。

時間を短く区切って、こまめに休憩がポイント。

「25分の作業+5分の休憩」を厳密に守る必要はなく、40分作業して、10分休憩というサイクルでもOKです。
人によって最適なパターンは異なります。

ポモドーロ・テクニックは、集中力を高め、仕事の生産性をあげる方法として、多くの企業で取り入れられています。

まとめ。

  • 「 40分しかない!といった時間制限があると人は本気を出す。
  • キリの悪いところで終わらせると、早く続きが書きたいとモチベーションが持続し、良いアイディアも浮かぶ。
  • 40分やったら10分休憩。といったサイクルを作ると集中力が持続しやすい。
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