本を読む3つのメリット
— うっぴー/ライトノベル作法研究所 (@ranokenn) 2019年2月15日
・年収があがる
・ストレス解消
・知識は不幸を回避する
デメリットは特にありません。
変化の速い現代社会は、積極的に知識をアップデートしないと、損をするような仕組みになっているので、本を読む習慣のある人は有利です。
読書をすると年収が上がる!
イタリアで行われた研究によると、子供のころに学校以外で最低10冊の本を読んだ人は、読書をまったくしなかった人に比べて、年収が21%も多くなるそうです。
というわけで、中高生のみなさん、本を読みましょう!ラノベを読みましょう!
出典。書籍「秒で見抜くスナップジャッジメント」著者:メンタリストDaiGo
読書はストレス解消に効果的!
スマホゲームよりも読書の方がストレス解消に良いことがわかっています。
イギリスのサセックス大学の研究によると、読書する人は、しない人に比べてストレスが68%も低下するそうです。
一日30分間、ゆっくり読書をするのがコツだそうです。
知識は不幸を回避する!
困っている人を助ける社会制度はたくさんありますが、これらの制度を知っていないと利用できません。
携帯電話会社のすすめるお得なプランに入ると月々8千円近く支払わされますが、これを2千円程度におさえる方法もあります。
知識は得をもたらし、不幸を回避するのに役立ちます。
成功する作家は読書の習慣がある!文化資本の重要性
子供のころに学校以外で最低10冊の本を読んだ人の年収が高くなるのは、自発的に勉強する習慣が身につくからです。
親が裕福だと、子供も豊かになる可能性が高いです。これは資産を受け継ぐだけでなく、家に本があって親が読むために読書習慣が自然と身につくからです。
これを文化資本と言います。
例えば漫画の神様、手塚治虫は1928年に裕福な家庭に生まれ、当時の子供が触れることのできなかった漫画や本、音楽、演劇などの文化をたくさん吸収できました。
これが後の成功に繋がったと言われています。
物語は、作者の体験か触れた作品を元に生まれてくるので、たくさんの文化に触れている人は有利です。
ラノベ作家でも『はたらく魔王さま!』の和ヶ原聡司先生は家に文学全集があったそうです。
『さて、異世界を攻略しようか。』のおかざき登先生も物心ついての読書好きで、中学生から小説を書き始めたそうです。
『IS』の弓弦イズル先生も父が弦楽器を、母が華道を嗜む文化資本の高い家庭で育ちました。
読書は興味のおもむくままするればOK
読書はラノベでもなろうでも興味のおもむくまま読めばOK。
異世界転生を読んでいたら、中世ヨーロッパの文化や歴史に興味をもつこともあるでしょう。
そしたら歴史の本を読むのが良いです。
最近(2018年ごろから)は、小学生の間でなろう小説が人気になっているそうですが、良い傾向だと思います。
食欲がないのに食べても健康に悪いように、やる気がないのに勉強しても記憶力が損なわれ、記憶したことは保存されない。
by芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチ
勉強とはあくまで自発的にやらないと意味がありません。
学校で勉強したことを覚えていないのは、「やらされている」からです。
ホンダの創業者、本田宗一郎は会社を立ち上げるもうまくいかず、金属工学を勉強し直すために30歳で工業高校に入り直します。
仕事で役立つことは熱心に勉強するも、興味ないことはまるで無視。
校長がその態度に怒って退学を言い渡すと「仕事のために勉強しているのだから卒業証書はいらん!」と開き直りました。
その後も、本田宗一郎は何食わぬ顔で教室に潜り込んで、授業を受けたそうです。
この学校で3年間学んだことは、後にとても役立ったそうで、ホンダは日本を代表する企業の1つになりました。
自分のやりたいことや興味があることだけ学ぶというのは、かなり効果的な学習方法なのですね。
かつて知識や文化は、階級を固定化するために上流階級が独占していましたが、今は図書館に行けば、誰でも無料で、いくらでも本を読むことができます。
「お金がなくても学びたい人に対して知識を開放する」のが図書館の意義であり、とてつもなく良い税金の使い方だと思います。
最近は、漫画も図書館にはおいてあります。
漫画にも知識、教養が身につく作品がたくさんあります。
例えば、「テルマエ・ロマエ」を読めば、古代のローマ帝国や日本の風呂文化がわかります。
こういったところから、興味を広げていって読書を習慣化するのが良いと思います。
知識は本田宗一郎のように成功をもたらすだけでなく、不幸を回避するのにも役立ちます。
読書はお金をほとんどかけずにできる趣味ですので、これからもどんどん楽しみましょう。
読書のメリットまとめ
- 年収があがる
- ストレス解消
- 知識は不幸を回避する
なにより成功する作家は読書の習慣が身についている!