- 1・主人公を慕った疑似家族的なコミュニティが形成されるから
- 2・追放系と相性が良い。実家を追い出されて領地経営
- 3・だんだん領地が発展していくゲーム的なおもしろさ。なろうはゲーム。

おそらく1が最大の理由です。
主人公を慕った疑似家族的なコミュニティが形成される
なろう小説を分析すると
主人公を慕った疑似家族的なコミュニティが形成される
このテンプレに沿った物が人気が出ていると考えています。
無双も人気なのですが、最強だからみんなからスゴイと言われて賞賛されます。
男性は能力さえ高ければ、他人から好かれると考える傾向があり、最強なのは他人から好かれるための手段です。

領地経営の最大の長所は、主人公を慕っていろんな人が集まってくるところ。
「領主様は素晴らしい」
「すごい能力を持っている」
「お優しくて人格も立派」
と賞賛されます。人気の追放系と相性が良く、
自分を追い出した国や貴族家よりも領地を発展させて、ざまぁもできます。

なろうでウケる二大要素。主人公様すげぇと、ざまぁが両立できるのです。
日本で今後、結婚できる男性は二人にひとり。
正社員はいなくなって、全員ジョブ型雇用でリモートワーク。
となっていくと、予想されています。
となると自分を慕う仲間しかいないコミュニティ。
家族的な居場所を求める需要が増していくと考えられます。
小説などのエンターテイメントは、現実では叶えられない願望を空想世界で満たすためにあります。
そのため「追放×領地経営」の人気がますます高まっていくのでは?と考えています。
家族から追放されるも、より自分を愛してくれる疑似家族的なコミュニティを作って、そこで幸せに暮らすというストーリーです。
まさに王道ですね。