小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

神原さんの返信一覧。投稿の古い順3ページ目

元記事:テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信

ああ、そうか分かった。あなたが誰かの力を頼ってばかりいて、それが普通だと思っているから、一人でやろうとしている人間が理解できないのか。

あなたには〇さんがいるからな。自分で考える事を放棄してるのか。

上記の回答(テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 神原 : 5 人気回答! 投稿日時:

ああ、そうそう。見ていて分からない人に補足。

≫○問題は推敲ですね。ここは如月さんに見習って積極的に誰かに改稿してもらったり指摘をもらった方がいいかもしれません。

それはしないかな。≪

このやりとり、金木犀さんが一方的になれ合いだと言って感想削除した後、私がコピペしていた感想返ししたもの。

つまり順序が逆。なので、金木犀って人が嘘で私を陥れようとしているレスになります。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: テーマに飲まれていると感じさせないための技術

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元記事:小説がセリフばかりで展開してしまいますアドバイス下さい

自分は今小説を書いているのですが、どうしてもセリフが多くなってしまいます。
自分の頭の中では場面が想像出来るのですが、それを上手く文字で表現できません。
セリフだけだと読んでる人が場面がを想像しにくいと思います。何かアドバイスを下さい

上記の回答(小説がセリフばかりで展開してしまいますアドバイス下さいの返信)

投稿者 神原 : 0 投稿日時:

話している人の仕草。状況(雨、風がつよい、あつい(汗が滴る)寒い)話している人の体廻り(もじもじしている。指で髪をいじる等々)

簡単に例として

回りの情景。
(眩しいね)(うん)
夏の日差しが二人にそそぐ。等々

(なんでそんな事を言うの!)
 怒りで振り上げた手が、と、止まった。

()
()
 セミの鳴き声が二人を取り巻く。バスを待っている人通りのない道は二人の笑い声が響いていた。

____________

どう言う風景(風景描写)の中、どう言う動作をして、どう言う状態(暑いのか寒いのか、涼しいのか、雨が降っているのか、雲がひろがっているのか)の中、どう言う仕草で(仕草の中に含めるとすると汗が出ていたり、光が眩しい中目を細めていたり、よく見えなかったり(目を凝らす)等々)

会話している間は、物事が止まっています。何かをやりながら話しているのならそれはそれでその内容を。

物事がとまっているので、二人がどう言う状況下に置かれているのかを頭の中の風景を書き留めるとか私だったらやっています。

参考になるでしょうか?

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説がセリフばかりで展開してしまいますアドバイス下さい

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元記事:「夢オチになりようのない展開」とは?

 ある漫画の主人公が「自分のことを誰々だと思っている精神異常者」と呼ばれています。フィクションの主人公は、いつでも彼になり得るのでは、と考えていて、例えば「異世界に行って超能力で活躍し、猫耳の少女と結婚!」という小説を書いたとしても、犬耳派の読み手に「という夢を見たんだ」などとコメントされる可能性があるわけで、つまるところ、主人公が精神異常者であり、異世界が全て妄想の産物であるという可能性は排除できないのか、という問題です。

 ゴールを決めておきますけど、そもそも小説が嘘をつくものですから、嘘が、「作者がこの内容で小説を書いている」という点だけであるという状態が、小説が最もリアルな状態(=ゴール)とします。つまり、主人公が精神異常から空想の彼女を作るのはアウトですが、誰かが小説を書いて、その内容がその誰かと無関係な別の誰か同士の恋愛であるというのであればOK、ということにします。「主人公」と「彼女」が同じ次元に居ればひとまず良い訳です。

 最初は三人称小説がそれだと考えていたのですが、「語り手が主人公から聞いた話を、自分の解釈も交えて喋っている」というだけに過ぎないのかもしれませんし、視点が「主人公」と「彼女」で交互に入れ替わる一人称小説であるとしても、「彼女」の存在が、途中から主人公の想像するそれと入れ替わっている可能性も否定できません。
 主人公を高校生という設定にして、高校生の考え付かなそうなことを彼女に言わせるということも考えたのですが、そもそも高校生でも相当な知識を持っている人は居るし、主人公が「自分を高校生だと思っている精神異常者」であるという可能性も捨てきれません。

 この問題を解決するには何をすれば良いでしょうか。教えてください。

上記の回答(「夢オチになりようのない展開」とは?の返信)

投稿者 神原 : 0 投稿日時:

なんとなくだけど永井豪の「手天童子」を見る事をオススメします。

これが多分言っている事全部満たしているかと。

見当違いの事を言っていたらごめんなさい。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 「夢オチになりようのない展開」とは?

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元記事:「夢オチになりようのない展開」とは?

 ある漫画の主人公が「自分のことを誰々だと思っている精神異常者」と呼ばれています。フィクションの主人公は、いつでも彼になり得るのでは、と考えていて、例えば「異世界に行って超能力で活躍し、猫耳の少女と結婚!」という小説を書いたとしても、犬耳派の読み手に「という夢を見たんだ」などとコメントされる可能性があるわけで、つまるところ、主人公が精神異常者であり、異世界が全て妄想の産物であるという可能性は排除できないのか、という問題です。

 ゴールを決めておきますけど、そもそも小説が嘘をつくものですから、嘘が、「作者がこの内容で小説を書いている」という点だけであるという状態が、小説が最もリアルな状態(=ゴール)とします。つまり、主人公が精神異常から空想の彼女を作るのはアウトですが、誰かが小説を書いて、その内容がその誰かと無関係な別の誰か同士の恋愛であるというのであればOK、ということにします。「主人公」と「彼女」が同じ次元に居ればひとまず良い訳です。

 最初は三人称小説がそれだと考えていたのですが、「語り手が主人公から聞いた話を、自分の解釈も交えて喋っている」というだけに過ぎないのかもしれませんし、視点が「主人公」と「彼女」で交互に入れ替わる一人称小説であるとしても、「彼女」の存在が、途中から主人公の想像するそれと入れ替わっている可能性も否定できません。
 主人公を高校生という設定にして、高校生の考え付かなそうなことを彼女に言わせるということも考えたのですが、そもそも高校生でも相当な知識を持っている人は居るし、主人公が「自分を高校生だと思っている精神異常者」であるという可能性も捨てきれません。

 この問題を解決するには何をすれば良いでしょうか。教えてください。

上記の回答(「夢オチになりようのない展開」とは?の返信)

投稿者 神原 : 0 投稿日時:

京子の入院する病院に呼び出された柴は、院長に驚くべき光景を見せられる。
柴夫妻が画学生だったと知り、京子に絵を描かせようと油絵の具とキャンバスを与えたのだが、
壁に絵を描き始めたのだという。
病室の壁一面には異様な鬼の地獄絵図が描かれていた。
「鬼よ…私から子郎をとりあげた鬼よ…報いを受けるのだ…お前たちは苦しむためにこの世に生を受けたのだ」
泣き、笑い、ただ絵を描き続ける京子を誰も止めることはできなかった…。

苦しむ鬼たちの夢にうなされる柴。
「壁に描かれた鬼が泣いている…何とかしなければ鬼がかわいそうだ」
京子はあいかわらず絵を描き続けていた。
「子郎…子郎、早くいらっしゃい…おかあさんはここにいます。
ここよ子郎、ここよ子郎、子郎あなたはここへ来るのよ」
病院の壁には、巨大な鬼の上にしつらえた台座に座った京子の姿があった……。
病室のカーテンを開け、光を入れる柴。
京子はまぶしさに驚いて絵筆を取り落としてしまう。
自分にも絵を描かせてくれとそれを手に取り、朝日を受けて輝く壁に向かい始めた。
「…どうだ、いい絵だろう………」
朝日に輝く病室に描き出されたのは、天使の顔を持つ赤ん坊の姿だった……。

赤ん坊の絵を描いてから、京子は毎日赤ん坊の絵を見ているという。
柴が病室に入ると、京子は再び絵筆を取っていた。
「このままでは赤ちゃんが鬼に食べられてしまうわ…赤ちゃんを守る人がそばにいなくてはいけないの」
京子は若い頃の柴の顔を描いていた。
「なるほど…この男なら一生懸命赤ちゃんを守るだろうな…しかしちょっと頼りないなー。
もっと強そうにしないと鬼に勝てんぞ」
その柴の一言に、京子は絵の顔にくまどり状の線を加える。驚愕する柴。護鬼にそっくりだ…。
数時間後、京子は護鬼と戦鬼を描き上げていた。
「戦鬼はとにかく護鬼は…京子は護鬼と会ったことがないはずだ。
子郎の話だけでこれほどそっくりに描けるはずがない…」

病院からの帰り道、柴は考え込んでいた。
「事件の始まりが15年前でなく今だったとしたら…それも京子の病室から始まっているとしたら…
何もかも京子の閉ざされた精神から始まっているとしたら……」
ある日突然現れた鬼獄界。赤ん坊の姿で現れた童子。
童子を守るために生まれたことを本能で知っていた護鬼。
どの時代の誰に赤ん坊を託すかも定められていたという戦鬼。
「鬼獄界の謎がとけたぞ!京子の肉体は病室にあっても精神はこの病院にはない!
戻ってくる……二人とも戻ってくるぞ!」

崩れる病室に驚いて駆けつけた医師たちが柴を止めようとするが、院長は制止する。
柴に考えがあってのことと知り、訳は後で聞くと許しをくれた。
医師たちにベッドを動かしてもらい、隣室の患者を避難させ、本格的に破壊を始める柴。
「京子の心が生みし鬼獄界よ…今滅びの時がきたのだ!鬼獄の鬼とは怨みの心、
つまり「怨獄界」なのだ!そして鬼とは……怨みを持った人の心が現象化した時の姿なのだ!
子郎を鬼にうばいさられた京子の怨念の世界怨獄界よ!この壁画と共に滅びるのだ!」

<現代・日本>
すべての壁画を叩き壊した柴。
「あなた……子郎が、子郎が帰ってきます…」
「京子!俺がわかるのか?帰ってきたのだな京子…」



15年前。原作1っ巻の最初。

両親の墓前に結婚を報告に来た柴夫婦と和尚の前に、突然二匹の巨大な鬼が現れた。
一体の鬼がが口にくわえた赤ん坊を、もう片方の鬼が狙っているのだ。
子供を守ってなんとか勝利した鬼は、柴夫婦に赤ん坊を授ける。
「十五年」
妻が赤ん坊を抱いた途端、皆の頭に直接テレパシーが響く。
「今日より十五年数えた日…迎えに来る…」
大きな風が吹き、二体の鬼は消えていた。
しかし妻の腕の中には、今の出来事が夢でない証が……。

全部入るかな? 精神病の妻が描いた絵→15年前に天から来た鬼に授かった子。→こどもいなくなる→精神病院へ

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 「夢オチになりようのない展開」とは?

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元記事:編集部からの評価シートの結果が受け止められない

プロ志望です。スランプにおちいったので前に進むためのアドバイスをいただきたいです。

文庫本一冊程度の長さの小説を10本完結させて、自分の今の実力が知りたくて初めて公募にチャレンジしました。執筆歴3年目です。
評価シートを初めて貰いました。

WEBの読者の方から若い子の繊細な心理描写が上手だと言われて、それが自分の個性でこれから先頑張ってのばしていこうと思っていたのですが、編集部からの指摘は以下でした。

・独りよがりで主人公の心理に共感できない。もっと読者のことを意識して書きましょう。
・導入部が長い、構成が悪いため主人公に感情移入できないまま話が進んでいる。
・アイディアは今風を意識してるので良いが、それをいかしきれていないのでもったいない。
・基本的な文章力はある。

たしかに構成は編集部が不要と書いていた部分を直してみたら、とても良くなりました。

けれど自分が1番頑張って書いて、1番いいと思っていたところが1番悪いと指摘されたことに傷ついてしまい、何を書いてもこの感情は独りよがりで読者に伝わらない話なのかと思ってしまい、怖くなって新しい話が書けなくなってしまいました。

悪いところは直さなければと思うのですが、自分でいいと思っているところが一番悪いと言われた場合はどうやったら立ち直れるでしょうか?

書きたいのに書く気力が戻ってきません。

上記の回答(編集部からの評価シートの結果が受け止められないの返信)

投稿者 神原 : 1 投稿日時:

作品によりますが、応募した先で読むのは下読みさんです。

つまり下読みと言えど一人の人間です。1意見として受け止めればいいかと。

こんな話があります。進撃の巨人はジャンプで落とされたが、別の雑誌マガジンで採用された。

一つの場所がダメでも他で受かる場合もあります。見ていないのでなんとも言えませんが応募した先が悪い場合もあると言う事です。

___________

でも、出来ればその感想を受け止めて、更に上達出来れば言う事なしなんですけれど。

反骨精神と言えばいいのかな。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 編集部からの評価シートの結果が受け止められない

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元記事:短編小説(ライトノベル)の新人賞について

こんばんは。森中千春です。

新人賞の事で相談させてください。

私は長編小説を書くのが苦手なので、主に短編小説を書いて、電撃大賞に応募しています。
一次選考を通ったら、まあラッキーかな、くらいの気持ちで、二年連続で応募しましたが、結果はどちらも一次落ち。
しかし、一次落ちだと評価シートがもらえないので、自分の作品の良いところ、悪いところが全くわかりません。
電撃は競争率が高すぎるので、他に短編のライトノベルを受け付けている新人賞を探してみたのですが、見つかりませんでした。コバルトは女性向けですし……。
電撃のように短編小説も募集してて、MF文庫Jのように落選しても評価シートがもらえるのが理想的なのですが、やはり、そう都合のいい新人賞はないのでしょうか。

何かアドバイスいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いします。

上記の回答(短編小説(ライトノベル)の新人賞についての返信)

投稿者 ふ じ た に : 2

知っている短編の公募は以下の通りです。

ジャンプ小説新人賞。
部門がテーマ(今回はミステリ)なら、「40字×32行の原稿用紙換算で30枚以下」
選評はないと思います。

小説家になろうのネット小説大賞
一万字くらいの短編も大丈夫ですよ。
良い点のみですが、運が良ければサービスで感想で書いてもらえました。

コバルト短編
結構ジャンルの間口が広い印象なので、大丈夫だと思いますよ。
最終選考に残った作品も選評が読めるので、勉強になりますね。

頑張ってくださいね~!

カテゴリー : その他 スレッド: 短編小説(ライトノベル)の新人賞について

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投稿日時:

元記事:キャラの年齢について

こんにちは。自分が書こうとしている作品で、主人公の年齢についての質問です。ライトノベルを見るとだいたい中学生から高校生ぐらいの年齢のキャラが見かけます。で、自分が書こうとしている作品は大体9,10歳くらいなのですが流石に厳しいですかね?
構想としては一つの作品を3.4くらい分割して、そのキャラは一番最初の主人公で、後々の主人公たちの助けになるパターンで考えています。その場合は40歳くらい(予定です)

でも他のライトノベルを見ると厳しい面もあってすごく迷ってます。やはりもう少し年齢を上げたほうがいいでしょうか?もしよろしければ教えてください

上記の回答(キャラの年齢についての返信)

投稿者 読むせん : 2

何を描きたいのか?でもって読者ターゲットをどうしたいのか?やねー。

自分より幼い主人公の活躍が面白いか?ちょっと年上くらいの方がいいか?
成長を見せたい?人間は変わらない事を見せたい?

中高生主人公ブームは正直ラノベを読める30代とかが
「社会人忙しすぎキッツい、学生中に青春しとけば良かった‥‥」ってノリで懐古しながら読んでいる面も大きいと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラの年齢について

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投稿日時:

元記事:『黄金バット』のような主人公を作りたい

2016/05/13 クリエさんの質問

黄金バットを知らない方が多いかと思いますが…?

私は昔のアニメの『黄金バット』のようなキャラを主人公としたライトノベルを書きたいと思っているのですが、黄金バットが大好きな私でもなぜ彼があれほど魅力あるキャラとして皆に愛されているかが分からないのです。

黄金バットのアニメを見た方なら分かると思いますが、黄金バットはライトノベルのタブーを犯しまくっているような造形やキャラです。見たことのない方のために書けば……
・顔が骸骨というおどろおどろしい造形
・最初から最後までまったく苦戦しないという、敵がかわいそうに感じられるほどの強さ
・サイタマのような無敵系ヒーローとも違い何らかの欠点もない
・最初から完成されていて常に絶対的でわかりやすい正義

たいていのライトノベルの本には「主人公には欠点を設けろ」とか「何らかの成長要素を入れろ」と書かれてありますが黄金バットはそのことごとくを無視しています。そして何故か人気があり、話自体も非常に面白くできています。(少なくとも面白くないと言ってる意見はほとんどないです)

一体なぜ黄金バットのようなキャラクターが皆に人気が得られているのでしょうか?
そのようなキャラクターをライトノベルで主人公にするのは無謀なのでしょうか。というより、ライトノベルでそのようなキャラを出した成功例はあるのでしょうか?

上記の回答(『黄金バット』のような主人公を作りたいの返信)

投稿者 よしはむ : 1

2016/05/13 リック・ドMさんの意見

 黄金バットは、もともとは悪役として創作された黒バット(黒衣の骸骨面、不死身とされる)を、最終回で倒すためのゲストキャラとして設定されたものですね。黒バットと似たデザインで、金色で正義を表そうとしたようです。強さは似ていて、気持ちは反対、といったところでしょうか。

 それが当時は子どもに大受けしたので、急遽、黄金バットシリーズを始めたんだとか。1930年代だそうです。この当時だと、骸骨であることに違和感を持つ人は少なかったのではないかと思います。「骸骨面は強い」という印象があったでしょうから。

 今、話題にされているのは1960年代の実写版映画やアニメ版ではないかと思います。実写映画版の黄金バットは一応は台詞を喋るようですが、アニメ版になるともう「アハハハハハ」の高笑いしかしないそうで。

 黄金バットの目の前でヒロインに敵の毒牙が迫っても「アハハハハハ」、強敵が大斧を黄金バットの喉元まで押し込んで絶体絶命でも「アハハハハハ」。ほとんど対話不能で、主人公たちがピンチに陥ると「アハハハハハ」で必ず現われて、「アハハハハハ」と笑い続けたまま敵をあらかた殴り倒し、「アハハハハハ」で飛び去ると。毎回、そういう話だったようです。(※←イメージです、実際とは異なります)

 ほぼ同時期に現われたヒーローがウルトラマンです。ウルトラマンもほとんど「シュワッチ」のみで誰とも対話はせず(初回と最終回に少し喋ってはいる)、ラストにのみ現われて、さっさと怪獣を倒して飛び去って行く。黄金バットと似ています。

 どちらも一話完結的で、事件が起きて解決まで、たった30分で描かれます。シリーズを通してのストーリー的な展開はありません。

 アニメなら何でも凄かった、怪獣の特撮なら何でも凄かった、といった時代です。そして、事件を解決(?)するヒーローですが主人公ではありません。問題全部をぶち壊すという、ほとんど天災に近い存在、デウスエクスマキナ的ともいえると思います。ストーリー、設定などはよく言えばシンプル、悪く言えば大雑把、強引です。

 現代で受けるようなものではないと思います。もちろん、放映当時に子どもだった人(主に男性ですが)が、「当時は、黄金バットやウルトラマンを面白がって観ていたなあ」とノスタルジックに回顧することはあると思います。でも、現代で通用するとは思っていないでしょう(記憶が風化かつ美化されているようなケースは除く)。

 もし黄金バットが今でも通用するほど面白いのなら、時代背景を考慮する程度でストーリーを大きく改変せずにリメイクして受けるはずです。でも誰もやらない。ウルトラマンだと、まだ再放映が後々まであり、ウルトラマンの後継も作られ続けていますが、黄金バットはそれがない。

 黄金バットのキャラが今でも魅力的なら、ストーリーを改めたリメイクや後継は出てくるはずですが、実際にはない。
(もしかすると、仮面ライダーが出たために黄金バットがリメイクされない、仮面ライダーが黄金バットの事実上の後継ともいえる、ということかもれません。思い付き程度で、ちょっと自信はありませんが。)

 でも、やはり「正義の空飛ぶキンキラ骸骨男が問答無用で暴れまくる」わけですから、予備知識無しに今見たとしても、いや前もって知らないからこそ、「ぶっ飛んでるなあ」という感想は出てくると思います。見た目の奇想天外さは、他の追随を容易には許さない感じです。

 それなら、今でも通用する面白さの基準ですね。「ぶっ飛んでる」と言われるようなアイデアはなかなか出ません。(期せずして)今見ても「ぶっ飛んでる」を出せただけでも敬意に値する、といえるかもしれません。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 『黄金バット』のような主人公を作りたい

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