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テーマに飲まれていると感じさせないための技術 (No: 1)
スレ主 金木犀 投稿日時:
自分自身の欠点だと思う点について、指摘していただきたく、投稿させていただきました。
https://ranove.sakura.ne.jp/story_system/public_story/07182.shtml
先日、久しぶりに作品を投稿したのですが、鋭い感想をいただきました。
・テーマに飲まれている
・ストーリー上主人公に都合の良い人物たちが登場しているように見える
・「主人公を救うためだけに書いたストーリーを読まされている」
・この尺であれば、主人公が報われるのは、最後の最後。ほんの一、二行だけのほうが収まりよかった。
というものです。
僕は今最も書きたい作品がありまして、それを書くには、ライト文芸的な書き方を習得しないといけないと感じています。
そう考えると、心理描写に作為的なものを感じるのは非常にまずいと思っています。
恣意的な心理描写になってしまったり不自然な心の動きになってしまうのは避けたいのですが、どうしたら読者に「作為的ではない」「テーマにストーリーを飲まれない」書き方ができるか。
教えていただければと思います。
カテゴリー: 小説の批評依頼
この質問に返信する!人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信 (No: 2)
投稿日時:
べつにいんじゃね?
「作為的でいい」「テーマにストーリーを飲まれた」作品が好きな人だっているし、その人に響けばええやん。大事なのはその人の所にまで作品が届くか否かよ(-。-)y-゜゜゜
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信 (No: 3)
投稿日時:
コメントありがとうございます。
その通りだと思います。
ご返答ありがとうございました。
人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信 (No: 4)
投稿日時:
読ませていただきました。
作者自身がそういう課題を感じてる以上は、読者に伝わってない何かがあるのかもしれないけど、私は別に、何も引っかかるところはありませんでした。
普通に良作だとしか思わんかった。
>・テーマに飲まれている
テーマに飲まれてるかって言ったら、たしかに終始テーマ一色だけど、短いんだしテーマ自体が「誤解と信念」みたいな形のないわかりにくいものだし、テーマについてのみ集中する書き方は正解じゃないかな。
もっと自然にというか、風呂敷を広げる書き方をしたら短編から中編くらいのサイズになっちゃうと思う。
とてもわかりやすい形でコンパクトに上手くまとまってる、という印象のほうが強かったかな、私は。
>・ストーリー上主人公に都合の良い人物たちが登場しているように見える
引っかかるとしたら、たぶんこのあたりが原因になりうるのかな、と個人的には思う。
というのも、主人公をディスった美人の後輩とか使えない先輩とか、このあたりの話が中途半端で、まさにこのストーリー上の役目があってその役目のために存在している、という形になってるから。
ただ、私がそこにさほど引っかかりを感じなかったのは、例えばこれがシリーズもので2話目があるなら、その1話として今作品での後輩と先輩の露出度は妥当だし凄く良い塩梅だと思うから。
まあ別にシリーズではないんだろうとは思うけど、言い換えると「次があるんじゃないかと思わせてくれた」とも言えるので、このサブキャラモブキャラの話題の中途半端さ加減は、私の感性には丁度よい感じだった。
サブやモブと思わせないくらいにはそれぞれのキャラのバックグラウンドが書かれていたというのが良かった。
>・「主人公を救うためだけに書いたストーリーを読まされている」
いや全然感じなかった。
>・この尺であれば、主人公が報われるのは、最後の最後。ほんの一、二行だけのほうが収まりよかった。
「収まり」は別に変わらんと思う。
ついでに言うと、別に主人公が報われてる感じはしなかった。昔のことを思い出して、当時のわだかまりに答えを得た、というだけで、報われる、つまり当時のわだかまりに対して相応のものが返ってきた、というストーリーではないと思う。亡くなった患者との交流も少ないので彼女に救われたという感じもなかった。
例えば、あくまで例えばの話だけど、この後2話目で美人後輩視点で使えない先輩から指摘されて主人公を誤解してディスってしまったと悩んで誤解が解ける話を書いて、3話目で使えない先輩視点で主人公の人間性と自分もまた誤解していた的な内容で総括すれば、先輩と後輩を主人公の過去話の兄と妹になぞらえて、こっちも回収出来て収まりよく〆られると思う。
まあ、それは私個人の妄想でしかないので何もシリーズを望んでるわけではないのだが。
「収まり」で言えば、やはりこの先輩と後輩の存在が中途半端だからじゃないかなと思うので、最後の数行でまとめるのであれば、この両名は特色を消してもっとモブにしたほうが良いと思う。
ただ、前述したけど、私個人としてはモブっぽくないバックグラウンドが逆に良かったと思うし、別に収まりが良くないとも感じないけども。
一応スレッドの主旨に再度答えると、別に作為的とは思わなかったし、テーマは色濃いが飲まれてるとは感じなかった。
強いて言うなら亡くなった患者さんとの交流がほぼ無いので、ラストで主人公が感傷に浸ってる部分がほぼ共感できず、共感があるとすればテーマの誤解に対する主人公の回答の方だった。
これをかなり極端な言い方すれば、ストーリーに共感せずテーマに共感した、という感じだろうから、もしこれに思うトコあって改稿するのであれば、
先輩後輩はモブ化して患者さんとの交流を増やせば解決するのではないかなと思う。
物語構造的に言えば、クライマックスやオチの部分から逆算してそこに共感が集まるよう演出のチョイスをするべきではないか、という感じじゃないかな。
でも再三書くけど、個人的には先輩後輩のモブじゃない感は場合によっては良いと思うので、表現したいもの、表現方法の選択次第ではないかなと思う。
私が書いた妄想では、2話3話と続いたらこれもう主人公と後輩と先輩の人間関係がメインの話になっちゃうからね。たぶんそれは作者的に違うんだろうと思うし。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
サタンさん暖かいアドバイスをいただきまして、ありがとうございます。
色々励ましの言葉もいただきまして、嬉しかったです。
さてまずは、頂いた指摘をまとめさせていただきます。
指摘点
・後輩とか使えない先輩など、中途半端に登場させたせいで、ストーリー上の役目がを果たすだけになってしまっている。
・患者との交流がほぼ無いため、ラストで主人公が感傷に浸ってる部分に共感できない。どっちかと言えばテーマのほうに共感した。
アドバイス
・2話目で美人後輩視点で使えない先輩から指摘されて主人公を誤解してディスってしまったと悩んで誤解が解ける話を書いて、3話目で使えない先輩視点で主人公の人間性と自分もまた誤解していた的な内容で総括すれば、先輩と後輩を主人公の過去話の兄と妹になぞらえて、こっちも回収出来て収まりよく〆られると思う。
・先輩後輩はモブ化して患者さんとの交流を増やせば解決する。物語構造的に言えば、クライマックスやオチの部分から逆算してそこに共感が集まるよう演出のチョイスをするべきではないか、
→ご助言ありがとうございます。
なるほど。すごくわかりやすいです。
つまり中途半端になってしまっているわけですね。
これは他の感想でストーリーラインが二つあると指摘されたのですが、そう感じさせた要因だと思いました。
どちらかを選ぶなら、やはり僕は患者との交流を増やす方法を取りたいな、と思いました。クライマックスやオチの部分を逆算してうまい凹凸を作れたら掌編としての完成度が格段に上がりますね。……うまくいくかは、書かないとわからないのですが。
厚かましくお願いするのですが、今回の話であれば、サタンさんならクライマックスとオチの部分を逆算してどうやって共感させるのでしょうか?
お時間のある時に返信していただければ幸いです。
お時間をいただき、ありがとうございました。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
>どうやって共感させるのでしょうか?
最終的に患者が亡くなって、そこで主人公は答えを得るわけだから、そこに共感を集めたい。
あくまで御作を土台にさせてもらうけれど、この話は「優しい人」あるいは「優しい人はそう言わない」ってセリフがキーになってる。
シンプルな構成を見ると、キーを序盤で提示し、それについての一例や関連した出来事などを置いて、最後に回答を置く、という構成。
問題提起、一例、結論という流れ。
この結論の部分に共感を集めたくて、その結論のキーになってるのは患者の言葉あるいは存在だから、問題提起も一例も結論も全部の中心に患者を置くべきかなと考える。
問題提起と結論の部分は言わずも患者が中心にいるから、やはり問題は一例の部分で、御作では先輩や後輩を出して「誤解」というテーマの例を示していた。
ラストは患者が亡くなり患者の言葉を胸に仕舞う主人公の図だから、主人公の次に患者の存在感を出していきたい。
なので、私は前回の返信で「患者との交流」と表現したけど、この部分の中心を「先輩後輩」ではなく「患者」にすべきだろうと思う。
ただ、患者は主人公に対して肯定的なので、ここに誤解のテーマは入れにくい。
なので、先輩後輩に患者と関わってもらい、あくまで患者が中心になるようにして、それ以外は御作の流れをそのまま使う。
例えば、先輩が雑に扱ってしまったのがこの患者で、先輩が主人公を手伝いに来るけど主人公は先輩に別の仕事を頼んで患者から遠ざける。それを見ていた後輩がーーとか。後輩は主人公を手伝うけど、患者にわからない程度の皮肉を言いつつ、雰囲気を察した患者が何か言うけども誤解は解けず、とか。先輩が主人公にお礼を言いに来たのは患者にそう促されたからだったとか。
基本的には御作そのままで「一例」の部分に患者を絡ませただけの感じかな。
先輩後輩が主人公に対して何かアクションを取るその切っ掛けになってるのが患者の存在だって形にすれば患者自身はあまり主張せず話の中心に置けると思うので。
序盤で患者がキーになる言葉を口にした以降は患者は出てこないってのが、逆に「その言葉について考えてる」って表現にもなってると思うので、ズケズケ言った上でずるい答えだけど、作者が表現したいもの次第で演出は変わってくると思う。
御作の場合は先輩後輩の色が濃いだけで、物語として形になってるし、第三者がとやかく言えるようなレベルではないんじゃないかな。
私ならこうする的な事は書いたけど、患者を中心にしたら主人公の話ってか患者の話になりかねないし、形が変わっちゃうと思う。形が変わらない程度に患者の露出は上げずでも中心にあるように……と掲示板で咄嗟にではちょっと抽象的に曖昧な感じでしか表現できなくてすまないけれど。
そもそも、先輩後輩の話が中途半端って言ったけど、時間を置いてよくよく考えりゃテーマが誤解だし、誤解が解けない人物がいるまま終わるってのも正解なんじゃないのかなぁ、と思い始めた。
その場合はラストの霊安室に後輩もいて、何か一言いって去っていく、みたいな感じのを追加すれば中途半端感はなくなるか、やでもラストの霊安室に後輩いたら台無しな部分もあるんかなぁ。
自分ならって話だけども、やっぱ作者でないと判断ができないです。別物になっちゃいそう。
先輩に「誤解されやすい人」というテーマを添えて、後輩に「誤解しやすい人」というテーマを添えればまとまりよくなると思うけど(現状でそんな感じになってるとは思うが)、これを強く意識するとこのサイズのショートには収まりきらなくなる気がするし、だとすれば短い中で作者はよくまとめたと思う。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
サタンさん。丁寧な返信ありがとうございます。
色々と悩ませてしまいますいません。なんか罪悪感に駆られてしまいました。
そりゃそうだ。自分で考えろっていう話ですよね。
サタンさんは思慮深い方ですね。適当に自分のやりやすいようにストーリーを変えてもいいと思いますけど、相談者に合った方法を提示しようとなさっているのがよくわかりました。
ガバガバのプロットでは、最初、一例の部分は存在してません。後輩たちは冒頭のエピソードを思い出したきっかけとして書くつもりでいて、作中では出てこなかったんですが、書き始めると全然物足りなくて、なら具体的に書いた方がいいな、と加えた部分でした。
書き終わったら自分としてはなかなかうまく行ったんじゃないか、おれ天才だな、と思ったんですが、いや現実は厳しぃっす。
というのも、ふじたにさんレスにあったアドレスを開いたら、自信喪失もいいとこ。世の中、天才ばっかやな(遠い目)。
今度はサタンさんがすらすら回答できるような質問を用意して出直してきます!
返信ありがとうございました。
人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信 (No: 7)
投稿日時:
技術的な分析についてはサタンさんが行き届いたコメントをされているので、私からはあえて辛口気味に感想を述べておきますね。
こういう内容なら三人称で書いた方がいいかもしれないと思いました。
ちょうど直近のスレで一人称の地の文についての相談がありまして。一人称の地の文は主人公が読者に語る形を取りますが、実は必ずしもそれだけではなく、物語を読者に伝える役割も担っています。
ですが、形としては主人公が語っているので、内容によっては「自己弁護」という印象を読者に与えてしまう……かもしれません。
それと、鍛錬室の感想に、金木犀さんは「ざまあ系」に向いているかもしれないという意見が出ていました。
うん。確かに「さまあ系」のテクニックが使われていました。お気づきですか?
回想パートの兄の誤解が、やや理不尽ぎみに書かれていたこと。
同僚の女の子の底の浅さを読者に見せつけるエピソードがあること。
これは読者が主人公に同情するように仕向けるテクニックで、エンタメなら当然。エピソードの配し方が秀逸と賞賛できます。
ですが、文芸寄りの作品でこのテクニックを使ってしまうと、「こんなの主人公の自己憐憫だろ?」という批評がでますよ。
ですからこの内容なら(内容そのものは悪くないです)、いっそ開き直って「さまあ系」にしてしまった方がいいのかもしれません。
まあ、「ざまあ」に行かないところがこの主人公の美点とも言えます。真面目ないいやつなのは分かりますが、ちょっとエエカッコしいですよね。
意地悪く言えば、すべてのキャラに対して上から目線。そして、多少のことは呑み込んで自分がフォローしてやるんだと考えています。誤解されることもあるが、しかたがないと。
そういう性格や振る舞いは本来立派なことではあるのですが、一人称小説という形で書くとその内容が「自分語り」になってしまうのがネック。
なので、こういう作品は三人称形式にして作者と主人公が一歩距離を置くのも一手かなと思いました。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
あまくささん、ありがとうございます。
辛口って言っても全然辛口じゃなくて、優しさがにじみ出ててほっこりしました。
僕なら、辛口って宣言したらもっとえげつないので(黒い笑み)。
さて、早速要点をまとめさせていただきますね。
・一人称より三人称のほうがよかった。
・いっそざまぁ系にすればよかったのでは?
かなあと思いました。
・一人称より三人称のほうがよかった。
→自分語りになってしまうため、エエカッコしぃ、上から目線、自己弁護と受け取られてしまうことがある、というのは、まさにそのとおりで、どこかで聞いたことがあるな、うん、ってかそれおれやん。と鋭い矢が心臓に突き刺さってなんだこれ血だらけだよ!
でも大丈夫。そんな自分がおれ大好き人間だから!!!
こほん。失礼。
で、だからこそ三人称にして主人公から一歩引いた距離で描くべきだった、というのは的を射ていると思いました。
……そう、三人称を書ければ、おれはもっと天才になれると思うんですが、いかんせおれ三人称書けなくて困る病を発症してまして、トラウマに近いレベルなのですが、今回のあまくささんのレスをいただきまして、心を改め、三人称で書き直してみようかな、と思い始めました。ありがとうございます。
・いっそざまぁにすれば?
→ありがとうございます。
しかし、それは、なろう小説の、しかも悪役令嬢とか、追放系とかじゃないとあんま「ざまぁ」ってやる意味を僕は感じないのですが、ざまぁってそんなに需要があるんでしょうか。
今回のは、結果的にそういう要素を含んでしまっただけで、僕としてはこの後輩の女の子は「世の中では四十代独身男子に対してキモイと感じるのは普通だし、ポロっと本音を言ってしまうことだってそりゃああるよね」っていう程度にしか思ってないのです。
そりゃあ、なろうで書くとしたら、個人的には嫌でも、そういう要素を書こうとは思うと思いますが、特に、文芸を目指してテーマ的にそれをやる必要がないのであれば特にざまぁに寄せなくてもいいのかな、と思ってます。
すいません。せっかくの提案ですが、あまりピンときませんでした。
でも提案をいただき、ありがとうございました。
また機会があればよろしくお願いします。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
「ざまあ」については、提案ではなく、どちらかというと注意をうながしたつもりです。(私の、まわりくどい言い方がいけないのかもしれませんが)
もちろん本作を「ざまあ系」に寄せるのは、無理でしょう。
ただ、鍛錬投稿室の方でも「ざまあ系」(の素質があるかもしれない)という感想が出ていましたよね? あの方の感想自体は高評価なのだと思いますが、真面目な主人公が自分と向き合う物語で「ざまあ」を連想されるという事態は、ちょっと焦った方がいいですよ。
本作は、キャラやエピソードが主人公に都合良く配置されているきらいはあると思うんです。読者に爽快感を与えることが目的のエンタメなら、それは長所です。しかし、真面目な作風であれば、同じ要素があるいはマイナスかもしれないと感じました。
ざまあを引き合いに出したのは、そういう意味です。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信 (No: 14)
投稿日時:
先輩その注意喚起めっちゃ回りくどくて皮肉だとおれ感じなかったっす!!!
ま、その人はみんなに基本高得点ですから、べつに特段面白かったわけじゃないとは思いますよ。ただ流し読みとはいえ、そう感じさせてしまったことは、たしかに焦らなきゃいけなかったと思います。
……いやいや、あまくささん、とはいえ、おれ素直なんすよ。
注意喚起なら、注意って書いてほしかったよぉ。
く、試されていた。馬鹿な。おれの読解力を??
あまくささんなんて豆腐の角に打たれてちょっと気絶すればいいんだばーかばーか^^
とすいませんなんだやめろっ!!!
すいませんとんだ暴言を。今のはおれじゃなくて、隣にいた恋人がですねorz
あまくささん、再訪ありがとうございました。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 17)
投稿日時:
いや、別に皮肉を言ったつもりもないのですが。
最初の書き込みの意図がうまく伝わらなかったようなので、こちらの説明の仕方がまずかったのかもしれないなと思っただけです。注意喚起については、最初に辛口って言ってるわけだし。
本作は技術的なレベルは高いと私も思いますが、作者様の狙いがいくぶん外れている気配はあるかもしれないなと。そこは指摘した方が参考になるんじゃないかと思いました。
本作は簡単に言ってしまえば、この主人公が誤解はされがちだけれど、本当はいいやつなんだと読者に伝える話だと思うんですね。
それはわりと成功していると思いますが、(露骨に言えば)回想の兄や同僚の女の子を落とすことによって、主人公を上げる仕組みが作られているんですね。
そういうテクニックの使用が悪いとは思いません。使い方次第で高い効果が見込めると思うので。
また、私のこういうコメントも、人によっては「いい話なんだから、何もそんなひねくれた解釈をしなくても」と思うかもしれません。
ただ、投稿室の感想をみると、私と似たような印象をいだいた方もいるようなので、どうしてそうなるのか検討してみる価値はあるかもしれませんよと。
言いたかったのは、そんな感じです。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 19)
投稿日時:
すいません。僕も砕けすぎましたね。
・作者の狙いとはずれている。
→そうだと思います。
再度訪問されたときに、焦る必要があったとも書きました。あまくささんが、それを危惧していたことははっきり伝わっておりました。
すいません。ちょっと砕けてしまい、場を濁してしまったようです。
三人称にしてリライトしてみようかと思います。ご意見と、お時間をいただきましてありがとうございました。
人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 20)
投稿日時:
一回だけ反応しておきます。なれ合いが嫌いと言ったあなたがこの反応ですか。私がある方に楽しそうに反応した気持ちが、この反応をしたあなたには分かるのではないですか?
本題。テーマに飲まれているかどうかは読む人によって異なると思います。
まず、私はこの主人公が優しいとは思えませんでした。先輩ムネさんは仕事が出来ないと主人公言ってますね。つまり主人公もそう思っているんです。
仕事が出来ないけど、皆から陰口を言われて庇っています。本人の前だけです。
また、仕事。特に介護では致命的です。尿漏れがあればベッドが汚れ、一通り取り替えます。これが何回も続くようなら、同僚はたまったものではありません。仕事が増えます。やらなくていい仕事が。
先輩はお金に困っていない様に書かれています。仕事が出来ない先輩を思いやるのは優しさではありません。介護を受けている人達が可哀そうです。
主人公の自己満としか読み取れませんでした。
また、幼馴染の妹を大事に思っている部分。ただ、大事に思っていたとだけ記されていて、どう大事に思ったからサッカーでどうしたのかが書かれていません。
テーマに飲まれているか? と言う問いには一番最初に応えている様にひとそれぞれです。私には飲まれている様には見受けられませんでした。
最後に、自分で言ったことは初志貫徹しろよ。どうみてもこのレスはなれ合いじゃないか。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 21)
投稿日時:
神原さん。ちゃっす。
無視するんじゃなかったんですか?
思いっきりブーメランで、笑った。
僕が馴れ合いだと言ったのは、あなたが特定の人物に読んでもらう目的で投稿したと書いたからです。そして、あなたはその作品を改稿するつもりも推敲するつもりもないとおっしゃいましたよね?
神原さんの作品って、毎回、推敲すれば良くなるのに、と思っていましたが、推敲はしないともおっしゃいました。
何回投稿されてもあまり前回の指摘を糧にできていないようにも見えました。
以上から、僕は馴れ合いだと思いました。
で、今回神原さんは、
・私がある方に楽しそうに反応した気持ちが、この反応をしたあなたには分かるのではないですか?
→とおっしゃっていますが、僕は楽しそうに反応したことを馴れ合いだと言っていたわけではないので、はっきり言って、僕はわけわかめです。そして僕が言った「特定の人物のために投稿した」「推敲はする気が無い」という発言が、あなたにとって的外れであるなら、僕の言ったことは無視すればいいのではないでしょうか。
それはそれとして、指摘点ですが。
・仕事ができない先輩を思いやるのは優しさではない
→先輩も、やることはやってますよ。それにどんな人でも尿漏れくらいはするんです。座ったり立ったりする人であれば、どんなに当てても尿漏れしちゃうのが現実なんすよ。ただ、先輩の場合その頻度はおおいので、確かにこまるよね、って話ではありますが、それでも居てくれるだけで楽になることが多いのです。
そもそも普通の仕事というものは「有能」な人を優遇するようにできてなくて、有能な人がいなくても、たとえ無能でも仕事が回るようにできてます。
別に思いやるというよりは、それが普通のことなんだと、僕は思いますけどね。
とはいえ、神原さんがそう思ったのはわかりました。
意見ありがとうございました。
人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 22)
投稿日時:
思いっきりブーメランで、笑った。ブーメランね。ブーメランの意味を調べてくれ。金木犀さんが自分で言ったことを破ったから、私も破った。いいかな。重要だよ。
≫僕が馴れ合いだと言ったのは、あなたが特定の人物に読んでもらう目的で投稿したと書いたからです。そして、あなたはその作品を改稿するつもりも推敲するつもりもないとおっしゃいましたよね? ≪
そんな事言ってないぞ。実際に推敲してUPしなおしてる。なぜわざと嘘を吐く? それが金木犀って人のやり方なのか?
≫神原さんの作品って、毎回、推敲すれば良くなるのに、と思っていましたが、推敲はしないともおっしゃいました。≪
もう一度言うが言ってないな。
≫何回投稿されてもあまり前回の指摘を糧にできていないようにも見えました。
以上から、僕は馴れ合いだと思いました。≪
そう見えるのと実際になれあっているのは違う。なぜ、何回も感想を落として、そう思わなかった? 私のレスがきっかけでなれ合いだと言ったのは前回の指摘とは関係ないよな。消した後だから嘘ばっかり言うんだな。人間性が分かったよ。
≫→とおっしゃっていますが、僕は楽しそうに反応したことを馴れ合いだと言っていたわけではないので、はっきり言って、僕はわけわかめです。そして僕が言った「特定の人物のために投稿した」「推敲はする気が無い」という発言が、あなたにとって的外れであるなら、僕の言ったことは無視すればいいのではないでしょうか。<
なれ合いの意味を調べてくれ。それからだ。
≫それはそれとして、指摘点ですが。
・仕事ができない先輩を思いやるのは優しさではない
→先輩も、やることはやってますよ。それにどんな人でも尿漏れくらいはするんです。≪
そんな事は書かれてなかった。仕事が出来ない具体的な内容として尿漏れがある。言い訳してんな。
≫座ったり立ったりする人であれば、どんなに当てても尿漏れしちゃうのが現実なんすよ。ただ、先輩の場合その頻度はおおいので、確かにこまるよね、って話ではありますが、それでも居てくれるだけで楽になることが多いのです。
そもそも普通の仕事というものは「有能」な人を優遇するようにできてなくて、有能な人がいなくても、たとえ無能でも仕事が回るようにできてます。
別に思いやるというよりは、それが普通のことなんだと、僕は思いますけどね。≪
入居人を思いやらずに失敗の多い先輩を思いやってる&心の中では違う。座ったり立ったりする人はうんぬん。介護ではトイレを介護する。座ったり立ったりではなく、尿が出る前にするんだけど、専門ではない人間のたわごととして聞いておきましょう。
人を貶める事だけに特化した金木犀さんの優しさがどういう物かよく分かる短編でした。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 27)
投稿日時:
・そんな事言ってないぞ。実際に推敲してUPしなおしてる。なぜわざと嘘を吐く? それが金木犀って人のやり方なのか?
→推敲するつもりはありません、って作者レスしていたじゃないですか。
そのあと、僕が馴れ合い発言拒否症なもんで、って言ったあと、何を思ったのかやっぱまた書き直そうかな、的なことは確かに言ってましたね。
・馴れ合い。
→馴れ合い(なれあい)とは、利害を共にする同士が結託して、通常取るべきとされる手続きを踏まず、暗黙の合意の元に意思決定を行うことを指す。
馴れ合いは本来は否定的な語ではないが、現在の社会に関係して使われる場合には往々にして否定的な意味を持つ。たとえば対立して緊張関係を持ち、それによって公平で中立な関係が保たれるべき場において、裏側で両者が親しい関係を持ってしまうためにその緊張関係とそれによる利点が失われることを馴れ合いということがある。(wiki参照)
・専門ではない人間のたわごととして聞いておきましょう。
→あの。現役です。現役で病院に勤めてます。つまり、あなたは今そんな人に向かって専門ではないたわごととおっしゃったわけですね。なるほど神原さんらしいや。
これ以降、コメント残されても、荒れるだけですし、時間が無為なものになると思います。
言いがかりをつけてくるだけだと判断したら、レスしません。ご了承お願いします。
人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 28)
投稿日時:
私はこう言った。○○さんの為だけにUPしました。
~
短編を書く気はもうありません。短編を書くとかなり消耗するので。私が書いてもしょうがないから。
人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 29)
投稿日時:
推敲しない、も、改稿しない、もともに言っていない事を今回でっち上げられた。
しかも、やっぱりしようかな、と書いたのは別の短編の事。それすら頭から消えているじゃないか。嘘と言わなくてどうする。
それから私は介護資格があるし。働いた事も当然ある。今回の話は看護師と言うよりは介護よりの話だった。だから言った。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 30)
投稿日時:
○問題は推敲ですね。ここは如月さんに見習って積極的に誰かに改稿してもらったり指摘をもらった方がいいかもしれません。
それはしないかな。
→こういうやり取りがあったことを覚えていますか?
僕はこれを聞いて、あなたが本気で推敲するつもりはないんだな、と判断しました。
ちゃんと僕も魚拓取ってます。
でっちあげてないですよ。
介護資格を持っていらっしゃるようですが、病院で働いたことはあるんですか?
色んな患者さんがいます。
自分一人でトイレに行ける人ならいいのですが、いちいち介助を必要とする人を何十人と見ていられません。
いつも見ていられないのに、勝手にトイレに行かれて転ばれても病院としては責任を取れません。
なので、安全を第一に考えオムツにしてもらう習慣を身に着けてもらうこともあります。
そういう人の中には挙動が激しい人がいます。車いすの移乗時にずれることもあるでしょう。
そういうことも踏まえた上で、僕はどんな当て方をしてもオムツ漏れするときはすると書いたつもりです。
人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 32)
投稿日時:
このコメントを見て思わないのか?
誰かに改稿してもらった方が~
私は私が改稿したり推敲するのはいいが、誰に改稿してもらうのが嫌だと言っている。
人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 33)
投稿日時:
感想を貰った時も思ったが、あなたは斜め読みが過ぎる。読み取っていない事が多すぎる。
この短い文章。
誰かに改稿してもらったほうが~。でそれはしない。=改稿しない、推敲しない、とかふざけてるのか、としか言えない。
人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 34)
投稿日時:
ああ、そうか分かった。あなたが誰かの力を頼ってばかりいて、それが普通だと思っているから、一人でやろうとしている人間が理解できないのか。
あなたには〇さんがいるからな。自分で考える事を放棄してるのか。
人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 36)
投稿日時:
ああ、そうそう。見ていて分からない人に補足。
≫○問題は推敲ですね。ここは如月さんに見習って積極的に誰かに改稿してもらったり指摘をもらった方がいいかもしれません。
それはしないかな。≪
このやりとり、金木犀さんが一方的になれ合いだと言って感想削除した後、私がコピペしていた感想返ししたもの。
つまり順序が逆。なので、金木犀って人が嘘で私を陥れようとしているレスになります。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 37)
投稿日時:
今、これ本当に不毛なやり取りになっているのわかります。
あなたにはそう見えた。僕にはこう見えた。
そういう話なんですよこれ。
神原さんからすれば「そのつもりはなかった」のでしょう。それはわかりました。
しかし僕からすれば、「特定の誰かのために投稿した」というのは馴れ合いに見えたし、そのあとあなたがした「しないかな」というレスを見てやっぱそうか、と思ったわけです。
あと、神原さんは、自分で自分の文章を直せるんですか? 誰かに改稿ってところだけ強調されていますが、僕は「指摘」ともちゃんと加えてますよね。つまりは、そうでもしなきゃ神原さんに推敲は無理だと、言っているわけです。
しない、と僕は聞いたとき、やはり同じことの繰り返しになるだけだと思いました。
推敲するなら、誰かの力をもらった方がやはり良いと思いますよ。
人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 31)
投稿日時:
本当に誰かを堕とす事だけ長けているのな、金木犀さん。
荒れるのが嫌。だけれど他人の場所は荒らしまくる。
金木犀さんのせいで5人の人間がここから去った。
批評を受ける度量もない。すぐに反論してくる。考えもしない。
愛だの優しさだの言ってる割にはそれが備わっていない。
なれ合い。の意味を調べるも自分のレスがそれに当てはまっているかどうか考えない。
嘘をついてでも相手を蹴落とす。
時には争ってもいいといいつつ、これ以上、言いがかりはレスをしないと言い放つ。争う気0。つまり自分が争うべきと言うときだけ争う。他の人が争うべきと言うのは無視。自分本位。
あれだけ荒れた時には自分を押し付けてきたくせにね。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 35)
投稿日時:
神原さんがそう思ったことは受け止めます。
また僕のせいで去っていった人がいるのも受け止めますよ。
でも、過疎化した責任は僕だけにないですよね?
現に、あの事件がある前から、この投稿室は過疎化していった。僕はあえて影響力を薄め、時々しか感想を投稿していないにも関わらず。
皮肉にもあの事件があっても、投稿室自体はなにも変わっていない。
投稿頻度も、なにもかも。
常連がいなくなっただけです。
なので、僕はこれでよかったんじゃないか、とすら思ってますよ。
でも、楽しい雰囲気を壊してしまったのは、本当にすいませんでした。
人気回答!キャラの奥行きについて (No: 23)
投稿日時:
あ、そこなんですよ。
神原さんへの返信後半の「先輩」をめぐる説明に、はじめてリアリティを感じました。是でも非でもなく、人間や人間関係には様々な側面があるということですよね?
作中には、それが少し欠けていたと思うんです。尺が短いせいもあるでしょうが、キャラとエピソードが作者の意図のために配置されている感がやや目立ってしまっていたように感じます。現状では「先輩」も「他のキャラを落として主人公を上げるための駒」の域をでていなかったかなと。後半、先輩が主人公の態度に理解を示す会話などもありましたが、あれも先輩の人間性よりも「作品の意図」として主人公を擁護するために挿入された感があるんです。
すなわち、(作者が)主人公に気を取られすぎていて、他のキャラに十分に目が向けられていない感じ。
それが、
>・テーマに飲まれている
>・ストーリー上主人公に都合の良い人物たちが登場しているように見える
>・「主人公を救うためだけに書いたストーリーを読まされている」
>・この尺であれば、主人公が報われるのは、最後の最後。ほんの一、二行だけのほうが収まりよかった。
ということなのだろうと。個人的には、たいへん慧眼だと思います。
もう一歩距離を置き。
もう一歩、主人公以外のキャラを深める。
これが上手くできたら、かなり良くなるんじゃないかと。
短い中で主人公以外のキャラに比重を置くと、バランスが悪くなるリスクが大ではあるでしょうが、こういう作品は「人間理解の底が浅い」という印象を読者にもたれるとまずいので、難しくても踏み込んでチャレンジしてみるといいんじゃないかと思います。
キャラの奥行きについての返信 (No: 25)
投稿日時:
あまくささん再訪ありがとうございます。
・人間や人間関係には様々な側面がある。
→その通りです。僕も主人公が優しいということを書いてはいないし、主人公としてもたまたま仕事としてやっていた行為が優しいと受け取られたんだろう、としか書いていないので、主人公が優しいか優しくないかは、実のところどうでもいいんですよね。ただ、そんな自分を優しいと本気で思ってくれた人がいる。本心でそう思っていたからこそ、主人公の顔を見て安心した、という具体的なエピソードをいれました。
いわゆる優しいだけの言葉、お世辞というのは、世間ではありふれていますが、本当に切羽詰まった場面で、そのお世辞を信じれるかと言えば信じられないのではないかと思います。
そういうものとは一線を画した彼女の言葉の重みが、主人公の心に刻まれている、ということを書きたかったわけです。
・もう一歩距離を置き、もう一歩主人公のキャラを深める。
→そうですね。僕も、鋭い感想だったと思います。書いた本人は意趣返しもあったのかもですが、本来はお世辞を言うより、こういう感想を書いた方が作者にとって有用なものになることがあるのだと気付いてほしいところです。むしろ彼女はお世辞を言うの下手すぎると思う。
三人称で書き直したいと思います。
再訪ありがとうございました。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信 (No: 8)
投稿日時:
ちょっと話が逸れて申し訳ないんですけど、
ライト文芸的な書き方なら、コバルトの短編小説新人賞の選評からも学べるのでは?って思ったので、お勧めしますね。
オレンジ文庫がライト文芸系のレーベルなんですよね。
https://cobalt.shueisha.co.jp/write/newface-award/no211/
https://cobalt.shueisha.co.jp/write/newface-award-2020/
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信 (No: 12)
投稿日時:
ふじたにさん。その説はすいませんでした。
コメントをいただき感謝しております。
さっそくコピペされたアドレスを開いて、読んでみました。
しかし選評だけではわからず、せっかくふじたにさんが勧めてくれたのになんか悪いなこれじゃあ、と、とりま最終選考作品全部読ませていただきました。
・片思い同盟
→同性に片思いするヒロインと、そのヒロインを好きな男子という、今時の、鉄板の三角関係の構図が光る作品でしたね。いや、ほろ苦くも熱い失恋模様がしっかりと描かれていました。
・形代の恋
→選評では文章とか小説のレベルは高くないとか言われてましたが、それでもこのラケンの投稿室の中では上位クラスの文章力だし、小説のレベルでしたね。今はおれのせいでいなくなりましたが朝行灯さんあたりならこの文章よりは上かな。
たしかに、わかりにくいところもあったのですが、亡くなった奥さんの記憶を持つガイノイドの苦悩をしっかりと描きつつ、最後は相手のご主人もそのガイノイドのためなのかアンドロイドとなって共にいることを選ぶというストーリーは、なかなかのインパクトがありました。
・林ちゃん
→作中に一切登場しないヒロインを常に追いかける話でしたね。朝井リョウの桐島部活やめたってよ。を思い出しました。作中に一切登場しないのに、そのヒロインを思い焦がれる主人公が切なく、はやく見つけてくれ、と願っているうちにエンドでした。なんでや、ここまで読ませて殺生な、とおもいました。それがいいんでしょうけどね。
・紫の家
→ひたすら怖い。最初はめっちゃいい人やんこのママさんとほのぼのと読んでいたら、いきなり叩きつけられる恐怖に打ち震えました。こわっ。優しさには裏がある、そんな言葉が思い浮かびました。ホラーといっても、人間の怖さ、みたいなホラーですよね。良い人だったんだ、って思い出す話かと思ったら、良い人だと思っていたのに……一生思い出したくない話だったとは。そういう驚きのある話でした。
・パッチワーク
→一生忘れない友達の話だな、と思いました。
作中に出てくる主人公も、自分が生まれ育った町が嫌いで、閉塞感みたいなものから抜け出したい気持ちが描かれていましたね。これは僕も、すごく同調してしまいました。僕自身、そう感じる環境に育ったので。
そんな主人公がみつけた秘密の場所。
閉鎖された旧図書館。
そこにたまたま居合わせた、はぐれ者の彼女。
もう、この構図完璧じゃないっすか。
秘密の花園がまっさきに思い浮かびましたね。きっと作者も意識したに違いない。いやそうだといいなあ、という僕の偏見ですが。
とにかく好きでしたね。彼女の危うい性意識の底にある諦観が悲しい。悲しいけど、そこには継ぎはぎだらけであっても彼女にしか持ちえない美しさがあって。そういうものをしっかり描けている作品でした。
描写力はまさに圧巻の一言でした。いやよかった。
・ミステリ小説を後ろから
→僕は一番すきでしたね。なにより、一番僕のイメージに近い「ラノベ文芸」という感じ。他の作品はライトすぎたり、文芸より過ぎる感じがしますけど、この作品だけ中間。まさにラノベ文芸という感じでした。
主人公があっさりと好きな人を更新していくところ。女性心理の面白さがあって、僕としては醍醐味でしたね。えげつねぇ。でもそういうところがいいんですよね。男とは違い女性って理性じゃなくて、本心で考え行動できるところまじすごいと思います。憧れみたいなのがあるんですよね。僕はどうしても頭でっかちになって、そういう本心みたいなの鈍いので。
とまぁ、読書しただけなんですが、総じて、「うん、文章力たけぇ」という印象でした。描写が細かく、具体的で、ラノベとはやっぱり違いますね。色々まだレベルが違うと思い知りました。教えていただきましてありがとうございます。
ところで、関係ないんですが、コバルト文庫のホームページを開いたら「炎の蜃気楼」がアニメ化するとか出てきて、なつかしさに発狂しそうになりました。たぶん僕が初めて触れたラノベですよこれ。小学校の高学年あたりだったなぁ。調伏とかめっちゃかっこよかってん。そうか、アニメ化したんか、と嬉しくなっちゃいました。
は。関係ないレスをしてしまいすいませんでした。l
ではまた機会があれば。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信 (No: 24)
投稿日時:
作品を読んでみましたー。
最初、さらっと読んだときは、介護の描写が上手いですねって思ったのと、誤解が解けて良かったねって思ったくらいでした。
誤解されていた主人公の立場に変化があり、まとまっている印象でしたよ。
ただ、ざまぁ系という感想を見た後に気づいたんですが、主人公の優しさを際立たせるなら、「気まずそうに肩をすぼめる同僚の女の子。」をそのまま放置しないで、フォローした方が良かったかな?って思いました。後輩を落としたままで終わっているので、それがざまぁ的に映る可能性があるかな?って思いました。
主人公が後で後輩をフォローしているかもしれませんが、その場面では「相手を気遣って誤解を解かなかったけど、逆に気まずくさせて申し訳なかった」的な思考がないんですよね。
相手がどう受け取ろうと関係ない、自己完結している主人公だって言われればそうなんですけどね。
あと、報われるのは最後だけで良かったのかもしれないっていう説明も、言われてみればそうかもって思いました。柳沢さんの前に誤解が解けていると、柳沢さんの効果が薄れる感じになってしまうかなと。また、主人公上げ(誤解が解ける、柳沢さん)が二回になりますし、主人公が何もしなくても先輩が謝罪してくるので、主人公にとってご都合的という印象が強くなるかもしれません。
ざまぁも主人公上げも、そういう作風が好きなので、私は特に違和感を覚えなかったんですけどね。
コバルトさっそく読まれたんですね。早いですね! 私はまだ全部読んでないです(^_^;)
みなさん描写、上手いですよねー。
過去の回の選評も見れるんですけど「こういう風に書いた方がよい」っていう指摘もたまに見かけるので、書き方を学べる機会にもなっていると思いました。
初めてのラノベが炎ミュラだったんですね。私は高校生くらいに借りて読んだことがありますよ。面白いですよね。
ではでは、失礼しました。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信 (No: 26)
投稿日時:
ふじたにさん、お忙しい中すいません。再訪ありがとうございます。
・介護の描写うまい。
→そりゃ、現役でやってますからね。そこリアルじゃないとか言われても「え、あなたこそ現場知ってます?」としか思えないです。
・後輩くんに対するフォローがない
・自己完結的な主人公
→グサリ。ほんまそうかもしれへん。
・主人公上げが二回あるので都合が良いと感じる。
→なるほど。
・「相手を気遣って誤解を解かなかったけど、逆に気まずくさせて申し訳なかった」的な思考がない。
→確かに、おれないわそういう思考。別にそれでいいじゃん、と思ってしまう……。
気まずい雰囲気も、嫌いじゃないんですよね。
ふじたにさん、再訪ありがとうございました。
人気回答!テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信 (No: 13)
投稿日時:
読むせんさんが、「大事なのはその人(好きな人)の所にまで作品が届く」とご指摘で、至言だと思います。嫌われないように気を付けるんじゃなくて、好かれるように工夫する。そのためには嫌いになる人が出たって、何も問題ない。
そうではあるんですが、お示しの感想がスレ主さんに刺さるものがあったという点も、もしかしたら大事なのかもしれません。お示しの作品が合わなかった読者って、好き、面白いという感情があまり湧かなかっただけに、冷静、客観的に作品を見ている可能性もあります。
御作を拝読しまして、自分は合わないほうに分類されるようです。スレ主さんが気になさった感想以外に、時系列の制御に難があって分かりにくいという指摘もありますね。そこは割とデカい要素のような気がします。分かりにくかったら分析的に読む傾向が出たりしますから。御作の情感に訴える狙いと齟齬します。
自分も「どういう話になってるの?」と思い、多少行きつ戻りつで拝読しました。ですので、話の尺以上に長く感じたように思います。そのためか、くどさが目に付いた点もあります。
例えば、検索すると分かりますが、単語「優し(い/く/さ)」が本文に13か所あります。それも最初のほうと、最後のほうに集中しています。センテンスでは「優しい人って、うぅ、自分のこと優しいって、うぅ、言わないね」は2度繰り返されている。それが主人公の「魂に刻まれている」し、「優しいと思ってくれた。本心から、思ってくれたのだ」と念押しするようにも独白する。
これだけの繰り返し、念押しがあったら、押しつけがましく感じるケースはあるでしょう。少なくとも、自分も幾分かはそう感じます。しかも、おそらくはテーマ、ないしはテーマに極めて近い部分でしょう、「優し」は。それを読者が察するように書いてあるのではなく、作者が直接強調しているわけです。
もし「優し」が大事なポイントであるなら、読者が察するように書くほうが有利でしょう。納得度が違いますから。他人から「こういうもんだ」と言われると、「そうなんだろうか?」と確認する気が起こすことはよくあります。下手すると反発すらします。しかし、自分で「こういうことなんだろう」と思えたら、受け入れやすくなります。
(確証バイアスとかチェリーピッキングみたいな心理学的効果はよく知られるところ。現実問題ではまずいけど、フィクションなら使わない手はない。)
然るに、
> 優しさは行為であって、人格ではない。人それぞれ違う優しさの形があり、優しいと思う形があるだけだ。
といった、いわゆる哲学語りになりますと、人によりますが「そうかあ?」という気持ち(←思考、ではない)になることもあるでしょう。一人称であり、主人公がそう思う、ということは分かっていても、例えば「じゃあ、優しい行為の根っこには人格、性格があるのでは」とか、つい考えを巡らせたりもするでしょう。
構成面でも問題がありそうです。主人公を「優しい」と評する、キーとなる人物「柳沢さん」は冒頭の回想直後に、主人公の「優しさ」について結論めいたことを言い、ラストで同じことを主人公が回想してます。言い換えれば、冒頭で結論出ちゃってるわけですよね。
長編ならそれでもいいかもしれません。例えば「幸せの青い鳥」は紆余曲折あって、最初の状況で良かったことを発見する物語です。しかし御作は尺が短く、紆余曲折も少ない。例えば、主人公は小学校時に誤解され、物語現時点での職場でも誤解されるエピソードが示されてます。繰り返し発生ですが、例えば前回を踏まえて2度目で何か変わるわけではなさそうです。
2度目(職場)では「先輩」が出てきますが、主人公が保護する対象ですよね。そこは「柳沢さん」と被る。が、個々に存在しているだけで、何らかの物語的、有機的なつながりがあるわけではない。多少極論すれば、主人公の承認のためにいるだけ。
掌編の尺で小学校時からの時系列を使っていながら、主人公に何ら変化はなく、承認されるだけになっているとも言えます。これ、ブレないといったこととは違う問題です。ブレないことを示すとしたら、主人公が自らブレなさ、ブレなくていいことを見つける、再発見するとかいった話でないと、ブレなさは感じにくいでしょう。
簡潔にまとめてみます。主人公の半生を使って、主人公が変化するでもなく、単に承認される。それも結論は明示されて、読者が想像をめぐらす余地が少ない。そう感じれば、お示しのような感想が出てくることもやむを得ないでしょう。
だから改善したほうがいい、ということではありません。最初に申しましたが、読むせんさんのご指摘は至言です。自分的には上記並べ立てたことは「欠点」ではありますが(だから否定的な言い方になる)、しかしOne man's meat is another man's poison.です。分析したうえで、欠点か長所かの判断、スレ主さんがやりたいことの方向性といったことをお考えになってはどうかと思います。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信 (No: 15)
投稿日時:
手塚さんありがとうございます。
読むせんさんの言葉は至言ですか。なるほど。たしかに僕も一理はあると思いました。
・時系列
→ここは感想を受け止めて、修正したつもりだったんですが、まだ足りなかったということでしょうか。
・優しさが何回も繰り返されていることが気にかかる。
→直接的なテーマに対する回答ではないのですが、患者との思い出となる重要なフレーズですね。たしかにしつこいと感じる読者もいるかもしれません。
・優しい行為の根っこには人格、性格があるのではと考える人もいる。
→そうですね。そう考える人もいますね。
・冒頭ですでに結論が出ている。
→なるほど。
・私は欠点だと思った。
→確かにその通りだと思います。まずはそれを言ってみるということは大事なことですよね。
ところで、僕の作品とは関係ない話になりますが、手塚さんは、世の中で売れている作品を読むとき、当然自分の感性に合う、合わないがあると思うんですが、合わない作品とはどう向き合うのでしょうか。「自分にはわからないなぁ。つまらない」だけで済ましますか? 手塚さんの言うように自身が思う欠点は、必ずしも他人から見たら欠点ではないのかもしれませんよね。
純粋な読者であるなら、「つまらない作品はつまらない」で良いと思います。
しかし作者であるなら「つまらない作品がなぜ売れているのか、面白いと思われているのか」は分析したほうがいいかもしれませんよね。
……今作は、確かにへっぽこですので言い訳の余地がありません。
おっしゃったことを、胸に刻み、ちゃんと面白く書きたいな、と思いました。
ではでは。
・
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信 (No: 16)
投稿日時:
以下の点について補足してみます。
> 合わない作品とはどう向き合うのでしょうか。
これは仰るように、
> 「つまらない作品がなぜ売れているのか、面白いと思われているのか」は分析したほうがいい
ということになります。さらに申せば「(自分的に)つまらない作品が」は抜いても成立しそうです。普通、自分が「これはいい」「好き」と思った作品こそ、分析することが多いはずです。なにせ面白さを追求したいわけですから。好きな作品は「こんな面白さを、自分も作り出してみたい」というモチベになります。
だとすると、つまらないと思う作品、嫌いな作品、合わない作品を分析するのは手が回らなくなりそうです。面白いと思える作品って、世の中にゴマンとあるわけですから。どれが好きかで優先順位つけたら、たぶん一生かかっても嫌いな作品まで手が届かない。
しかし、嫌いな作品だからこそ分析に向くようです。少なくとも自分はそうです。この掲示板で自分がときどき引き合いに出す作品に「君の膵臓をたべたい」(住野よる著、2015年、略称キミスイ)があります。全く好みではない作品です。
が、だからこそ物語を盛り上げる技術、構造等は見えやすい。面白かったら駄目です。分析しようと思っても、面白さに目が行ってしまい、どうやって話を盛り上げ、キャラを立たせ、キャラにどういう機能があるか等々に気が回らなくなります。
しかし、つまらない。「どこが面白いんだ」という気分にすらなります。もう分析視点入ってますよね。「仮にこれが面白いとすれば、こういう点か? いや、あそこでこうするからか?」とか考えることになります。
幸い、現代ではネットで感想、論評とかいろいろ知ることが出来ます。「これが面白いとすれば、ポイントはこれか?」の仮説を、かなり検証できます。そのポイントを好いている人がいるかどうかだけではありません。嫌いな人、つまりアンチが貶す情報だってあります。好きと嫌いが表裏、なんてよくあることでして、両面知れば役に立ちます。
もし作品が好きだったら、アンチの言は抵抗が生じて読みにくいでしょう。読んだとしても反発を覚えてしまいがちです。しかし、自分は「この作品はつまらない」と思っているわけです。アンチの言も割と素直に受け取れます(「なるほど、そこがそういう風に嫌いか」という感じ)。
以上を簡潔にまとめ直すと、「好きな作品からはどこまで面白がれるかを学べ、嫌いな作品からは面白がれるための工夫を学べる」ということになります。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信の返信 (No: 18)
投稿日時:
「好きな作品からはどこまで面白がれるかを学べ、嫌いな作品からは面白がれるための工夫を学べる」
→なんとなくおっしゃりたいことがわかるような気がします。
コメントありがとうございました。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信 (No: 38)
投稿日時:
こんにちは、読みました。
冒頭にある幼馴染のくだりはうーん……。よく分からないが率直な感想でした。
私は詳しくないのですが介護の場面はよく書けていたように思います。
同僚の女の子の台詞だったり、他の同僚がムネさんの悪口を言っている場面は読んでいて展開が気になるという意味で、面白かったです。
柳沢さんがあれされて。
ご主人との写真がでてくるあたりは、自然な流れで違和感がありませんでした、とても良かったです。
読み終わってもテーマはとくに感じませんでした、ごめんなさい。
>>若いころの柳沢さんと、そのご主人との写真
不倫や借金、家のローンや姑やご近所付き合いで苦労したとか。今のような状況になった柳沢さんがその瞬間に何を考えていたか、主人公には本当のところは分かりません。
>>それはきっと、その写真に象徴される思い出が、本当に大事なものだったからなのだろう。
と主人公が解釈するのは許容範囲なのですが。その後で、
>>いつか、おれは、幼馴染に違う、とは言えなかった。(~~~略)、幼馴染を、幼馴染の妹を大切に思っていたからだ。
→
なぜここで幼馴染がでてくるのかちょっと繋げるのは無理があるなと感じたのと。
柳沢さんはご主人に会いに行ったりできませんが、主人公はそんなに大切なら仕事が終わってからでも連絡取ってみればいいじゃないですか。幼馴染に告白されたがもう一人の自分としか思えなくて、好きすぎて断ったとかなら分かるのですが。
>>優しさは行為であって、人格ではない。人それぞれ違う優しさの形があり、優しいと思う形があるだけだ。
ここもうーん……。
人それぞれ違う優しさの形と言い出したら、もし仮に主人公から見て柳沢さんに見て中途半端な仕事をしている同僚がいたとしても。その同僚に、私はいつも優しくしてますよとか言われたら、人それぞれの優しさって何? ってことになってしまいますよね。
今回は介護現場が舞台なのでリアリティか崩れるという意味でも、最後がこじつけのような形で終わっているように思えなくもない、そんな印象でした。
という感想を人に伝えてアドバイスをする機会があったとして。
「作為的ではない」「テーマにストーリーを飲まれない」
私だったら最後の方にでてくる、『おれは優しくなんかない。』
この前あたりに台詞を追加します。
「柳沢さんってたまによく分からない表情する時があるじゃないですか、私ああいうの苦手なんですよね」
「あのひと私も苦手でした、仕事が減って助かります」
「ほんとそれです、最近うちの子が今日も風邪気味で病院に行かないといけないんです」
遠くから聞いていた主人公は注意しにいこうとしたが。
隣にいたムネは黙って仕事を続けていた。
同僚が使い切れてないので、
もっと振り切ると情景が浮かんできていいんですよ。とアドバイスに書いたとします。
こうされると萎える人と喜ぶ人に分かれます。
萎える人はアドバイスの箇所を自分で考えるのが好きだったのに、他人に言われたくなかったとか。もっと直接的に、自分が下手だと言われているようで恐怖や不安を感じてしまうとか。
喜ぶ人は一見すると上手くいったように思えますが。
実際に文章を書いてみて、自分が取り入れれる範囲で手直しすればいいのですが、そういったことがまだ上手くできないので。何か違うんだよなと思ってからが、もっと自分にあった方法を考えても、言われた以上のものがでてこなくて、そこからはひどく苦しむことになります。
ということはアドバイスの仕方について考えます。
今の物語は野菜でいうと同僚はまだ芯が残っているので、
――優しい人って、うぅ、自分のこと優しいって、うぅ、言わないね。
この辺りに同僚が柳沢さんをディスってる、そのようなことを言わせてみると物語が引き締まっていいかもしれませんね。
といつもだったらアドバイスしたような気がします。
人にはタイミングがあります。今の時間軸の3か月後、2年後、5年後から小説を上手くなろうと思ってもいいじゃないですか、相手のタイミングを信じてあげましょう。
この人なら上手くなれる、今は苦しくても必ず這い上がってくる、とアドバイスする側が一番先に信じてあげることです。
そして誰かを変えるのではなく、自分がその手本を見せてあげてください。
楽しく小説を書いて、楽しく意見を出しあってかかわった人達が成長していく。
その様子を見て、自分にはできないと言って去って行く人もいます。
でも自分もそうなりたいと思って近づいてくる人もいます。
焦らず少しずつ楽しんでやっていくのがいいです。
何かの参考になれば幸いです。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信 (No: 39)
投稿日時:
こんにちは、tさん。
感想なのか、僕の感想のつけ方に対する苦言なのかわからなくなっているのですが、ともかく感想ありがとうございました。
たしかに、同僚の描写は中途半端だったかもしれませんね。
その他のアドバイスもありがとうございます。
ですが重きは、たぶん、僕の感想に対する苦言だと思います。そっち重点的にレスしますね。
・萎える人はアドバイスの箇所を自分で考えるのが好きだったのに、他人に言われたくなかったとか。もっと直接的に、自分が下手だと言われているようで恐怖や不安を感じてしまうとか。
→世の中には自分で考えたほうがドヅボにはまることがあります。なのでゲームには説明書があるし、攻略サイトみたいなものがあるんじゃないでしょうか。
指摘されたくないのであれば、そもそも鍛錬室には来ない方がいいんじゃないかと思います。
・喜ぶ人は一見すると上手くいったように思えますが。
実際に文章を書いてみて、自分が取り入れれる範囲で手直しすればいいのですが、そういったことがまだ上手くできないので。何か違うんだよなと思ってからが、もっと自分にあった方法を考えても、言われた以上のものがでてこなくて、そこからはひどく苦しむことになります。
→そうですね。だから理想は自分で手直しできるようになることだと思います。
そのために誰かに指摘をしてもらい、どこが悪い文章なのか、どうすればいい文章になるのかを、感覚的に理解する必要があります。アスリートのように、フォームを直すためにビデオをチェックし、コーチにどこが悪いのか指導してもらうことが必要かもしれません。
で、自分で最初から手直しできる人もいるので、そこらへんは僕も臨機応変にアドバイスをすると思いますよ。
・人にはタイミングがある。
→そうだと思います。
そして誰が言うか、というのもあります。
また甘い言葉だけを言う人がいても意味がなく、厳しい言葉を言う人だけがいても意味はないかと。
一人の人の感想に依存してもいけないでしょう。
なので、役割として、僕はきびしいことを言ってはいますが、誰もいなければ複数の役割をこなさなければいけなくなります。今の僕がそんな感じ。
初心者にいきなり指摘しても意味がありません。
自分の作品を読んでもらえる、それだけで作者というのは成長したくなるものですよね。なので感想の一番の役割は「読んだよ」というメッセージを作者に残すことだと思います。
ちゃんと自分の作品を読んでいる人がいる、というのは創作意欲を増し加えます。一番の鍛錬方法はそういうモチベーションの上で、作品を書き続けることなのかもしれません。
とはいえ、十年も同じ繰り返しをしている人がいたら、さすがにそれは考えたほうがいいんじゃないでしょうか。
自分の何がだめなのか。根本的な創作意識がおかしいからそうなっているんです。
なので、やはりそれも、時と場合による、というのが僕の返答になります。
tさん、コメントありがとうございました。
「ざまあ要素」は重要かなと (No: 40)
投稿日時:
最初の相談を、もう一度読んでみました。
>僕は今最も書きたい作品がありまして、それを書くには、ライト文芸的な書き方を習得しないといけないと感じています。
>そう考えると、心理描写に作為的なものを感じるのは非常にまずいと思っています。
>恣意的な心理描写になってしまったり不自然な心の動きになってしまうのは避けたいのですが、どうしたら読者に「作為的ではない」「テーマにストーリーを飲まれない」書き方ができるか。
>教えていただければと思います。
1)なろう系
2)ライトノベル
3)ライト文芸
4)大衆小説
5)中間小説(社会性・人間の掘り下げなどシリアスな要素を持つ大衆小説。娯楽と純文の中間という意味ですが、最近はあまり言わなくなったかな)
6)純文学
これらに優劣はありません。それぞれテクニックが異なり、そのテクニックに優劣があるだけです。
他の区分けとして、
A)読者に爽快感をあたえる。
B)読者に思考をうながす。
これも創作の出発点として、大きく分かれるところです。
1・2・4はA型、6はB型、3・5はA・B両方の要素をもつということになるのかなと。
示されている金木犀さんの作品は5に最も近い気がしました。3のライト文芸は、まあ主観なんだけど、少し読み味が異なるような。
でですね。
「ざまあ」「予定調和」「主人公補正」
これらは1~5には必要な要素だというのが持論です。異なるのは扱い方と強度のみ。
純文学だけはこの3要素を徹底的に排除しようとする姿勢が強く、かなり異質です。しかし、3と5はBを前面に出すとしても、ベースにはAが必要だと思うんですよ。爽快感には「悲劇的なカタルシス」も含みますが、いずれにせよ読者を楽しませることを忘れるのは絶対にNG。だって、それじゃないと読んでもらえないもん。
で、示された短編には、「ざまあ」「予定調和」「主人公補正」がすべてそろっていたと思います。
理由。
他のキャラの悪い点を抽出して配置しています。単純に落としているわけではなく上手く書かれていたとは思いますが、テーマに誘導するために配置されていることが見え隠れはします。そして、
主人公への誤解 → 誤解していたキャラの一人がやらかしてしまう
という流れをつくっていました。これは明らかに「ざまあ」です。「ざまあ」というほど毒々しくはないのですが、仕組みはそうなっていました。
>「優しい人って、うぅ、自分のこと優しいって、うぅ、言わないね」
この言葉の使い方は確かに秀逸だと思いますが、そのまんま、テーマと一致しているところが気になります。ストーリーがこの言葉に行き着くように書かれていて、実際に行き着くという「予定調和」です。
そして主人公を軸にしたエピソードがすべてそこに着地するように構成されているので、
>・「主人公を救うためだけに書いたストーリーを読まされている」
という感じになります。「予定調和」とも重なりますが、読者というのは「視点人物」に親近感をいだいて同情的になりやす傾向があるんですね。それが「主人公補正」です。
繰り返しますが、ライト文芸・シリアス寄りの中間小説であっても、この3要素を上手く取り入れるのは重要なテクニックだと個人的には思うんですよ。
ただ、なろう・ラノベはそれ一本槍でもいいですが、ライト文芸・中間小説はどちらかというと隠し味的な使い方が求められるのかなと。
ただ、3要素を軽視したり拒否したりするのはエンタメ小説としては失格だと個人的には思うんですね。
なので、前のレスに、
◎「ざまあ」については、提案ではなく、どちらかというと注意をうながしたつもりです。
◎もちろん本作を「ざまあ系」に寄せるのは、無理でしょう。
と書きましたが、
「提案していない」を「強く推奨はしない」に訂正させてください。
内在する「ざまあ要素」をよく見極め、効果的な部分は積極的に利用してもいいのでは? という意味では「提案」でした。
あそこでは、ややこしい言い方をしてしまってすみません。ざまあ系にする・近づけるではなく、ざまあ系の利点を上手く利用するということでもあります。
また、
A)読者に爽快感をあたえる。
B)読者に思考をうながす。
で言うと、ライト文芸・中間小説は、「Aを軽視せず、Bを盛り込む」のがよいと考えています。
プロットで誘導してすんなりテーマに着地するだけだと、Bにつながらないんじゃないかなとも思いました。
御作では、作者が読者に見せようとしている主人公の内面に「誤り」が無さすぎるような気がしました。
なので主人公も他のキャラをどこかで誤解していて、それに気づいて「虚をつかれた」というエピソードを入れるなどの方法が考えられるかなと。
作中では主人公にとって都合の良い言葉に対して「虚をつかれた」と書かれており、違和感がありました。
そこを改善するための方法の一つとして、ムネさんあたりを上手く使うなどが考えられるかと。
>「……この前、悪かったな」
>「はい?」
からのパートに少しそういう雰囲気があったのですが、十分ではなく、あれだとやっぱり作者が主人公を擁護しようとしているだけとも感じられました。
今まで気がつかなかったムネさんの意外な一面を見て、主人公も反省したというようなことがあると、物語に奥行きも生まれ、「主人公に都合が良いだけ」という感じも消えるのではないでしょうか?
「ざまあ要素」は重要かなとの返信 (No: 41)
投稿日時:
あまくささん返信あざっす。
他の方の感想を書いて燃え尽きていました。
1)なろう系
2)ライトノベル
3)ライト文芸
4)大衆小説
5)中間小説(社会性・人間の掘り下げなどシリアスな要素を持つ大衆小説。娯楽と純文の中間という意味ですが、最近はあまり言わなくなったかな)
6)純文学
→そうか、なろう系ってラノベという括りではないんですね。
僕としては、ラノベの延長線上にあるものだと思っていました。
あと、中間小説って、具体的なものってあるんですか?
いわゆる純文学というものは、昔の小説を指すんでしょうか。
たとえば夏目漱石とかって、当時ではたぶんめっちゃ軽い部類の作品ですよね? それでも今では純文学という括りになるのかな。
芥川とかも、河童とかはかなり難解(統合失調症の話ですよねあれ)ですが、羅生門とかはエンタメって感じがします。
時代が古くなるだけで純文学になる説。
たとえば現代では朝井リョウとか、吉田修一とか、重松とかは、わりと人間心理の深さとか書くと思うんですが、大衆小説になるのかな。村上とかは純文学?
考え始めると混乱してくるんですよねそういう括りって。なにをもってエンタメ、爽快感と別個にするのか。
どの小説にもそういう要素はあるし、なかったら売れなくない? って思っちゃう。
●御作では、作者が読者に見せようとしている主人公の内面に「誤り」が無さすぎるような気がしました。
→たしかに、そうかもしれません。芥川とかめっちゃ自省してるし、太宰さんとかもそうですよね。生活めちゃくちゃだけど、ああいう人が書く小説って偽りない本心を書こうとしている感はあります。今作もそのつもりでしたが、なにかと自分に都合が良いと言えばそうかもしれません。
本作は文芸よりに書くことを意識しました。
ラノベ文芸というには、おっしゃるとおり、キャラクターの造形が甘いし、売りも見えないですよね。
しかしキャラクターとかは、あとでなんとでもなりますが、心理描写の癖(自身の偏見)に関してはなかなかどうしてセンスというものが必要な気がしますね。
主人公の内面を付き、矛盾を描く。そういう部分が必要だった、というのは腑に落ちました。
そうですね。それを書く必要があったと思います。
執筆お疲れさまでした。
「ざまあ要素」は重要かなとの返信の返信 (No: 42)
投稿日時:
執筆お疲れ様ってなんやねん。
起き立てで、とんでもないこと書いてもうた。
ボケボケですいません。
コメントありがとうございました。
「ざまあ要素」は重要かなとの返信の返信の返信 (No: 43)
投稿日時:
>そうか、なろう系ってラノベという括りではないんですね。
>僕としては、ラノベの延長線上にあるものだと思っていました。
これは、想定読者層の問題かなと。
従来型ラノベの読者層は中高生とされていましたが、なろうの中心読者層の実態は「30代オタク」という説があるんですね。
また、WEB小説の特性上、投稿スケジュールや1回分の尺はどのくらいが適当かなどが話題になっているのをよく見かけます。(個人的にはPVを気にしすぎるとアフィリエイトと同じ崩壊過程を辿るんじゃないかと危惧しますけどね)
ぶっちゃけ、プロを目指すとしたら従来型ラノベなら新人賞コースになりますよね。よって、最初の読者は下読み・編集者・選考委員です。しかし、なろうは最初の読者はサイトのユーザー。
ここまで言うと、世知辛い話、創作とは無関係な「傾向と対策」論だと思うかもしれません。まあ、あえて極論気味に述べたのですが、上のような要素を軽視しすぎると独りよがりに陥る危険大です。
>あと、中間小説って、具体的なものってあるんですか?
今は死語かもしれませんね。この言葉が生きていた時代の作家で今でも知られているのは、例えば松本清張・筒井康隆・司馬遼太郎とかかな。元々それほど明確な定義はないのですが、エンタメをベースにして社会性や主張性を強めに盛り込んだ作風を表す適当な言葉が見当たらなかったので。
ちなみに今の作家なら、私的には池井戸潤をあげたいです。
>いわゆる純文学というものは、昔の小説を指すんでしょうか。
昭和なら事実上、「私小説」のこと。
今はくくりが難しくなっていますが、雑誌『文學界』に載るような小説と考えるのが早いです。
>たとえば夏目漱石とかって、当時ではたぶんめっちゃ軽い部類の作品ですよね? それでも今では純文学という括りになるのかな。
夏目漱石・芥川龍之介は中間小説でしょうね。
強いて言えば太宰治あたりは純文学になると思う。この世界は作品も作者自身も自己欺瞞をいっさい認めないという超小乗仏教的思考に凝り固まるので、突き詰めすぎるとみんな自殺します(笑
芥川も自殺しましたが、頭脳派だから自己欺瞞の完全排除なんて不可能なのを見極めて作品はエンタメを意識し、そのくせ本人は懐疑主義の罠みたいなところにはまってしまったのだと思われます。
>村上とかは純文学?
龍は純文学、春樹は中間小説だと個人的には思っています。
まあ、文学史的に巨匠とされている昔の作家が純文学作家というわけではないのは間違いありません。
デュマの『モンテクリスト伯爵』とかユーゴーの『レ・ミゼラブル』とかはエンタメ要素が豊かです。ドストエフスキー『罪と罰』やジッド『狭き門』はもう少し深刻ですが、ちゃんとストーリー性があって物語としてもけっこう面白いです。
日本の近代文学は、明治のころは見よう見まねで西洋文学を移植しようとしていたのですが、なぜか大正~昭和前半に「文学にはいっさい嘘が入ってはいけない」という不可解な思い込みがガラパゴス的に蔓延し、日本独特の「純文学・私小説」の世界を形成しました。
今はそういうのとも違いますが、やたらプライドが高く、前衛っぽさで煙幕をはってみたり、「嘘があってはならない」的な遺伝子が見え隠れしたり。めんどくさいです。
>芥川とかめっちゃ自省してるし、太宰さんとかもそうですよね。生活めちゃくちゃだけど、ああいう人が書く小説って偽りない本心を書こうとしている感はあります。今作もそのつもりでしたが、なにかと自分に都合が良いと言えばそうかもしれません。
繰り返しますが、その二人共自殺していることをお忘れなく。自分と他人の生活をめちゃくちゃにし、自らを死に追いやる「文学」を真摯と賞賛することにためらいを感じます。
適度に「自分に都合が良い」姿勢を私はむしろ推奨したいんです。
>本作は文芸よりに書くことを意識しました。
そうお見受けしました。
なので、「ざまあ論」を持ち出されたら迷惑なのかもしれないと思い、いったん「提案したわけではない」と後退したんです。
しかし「ざまあ」は人間の核心的な性だと思いますよ。文芸寄りの作品を書くにしても、そこを冷静に見極めて上手く取り入れる方が奥行きが広がると思います。
追記 (No: 44)
投稿日時:
>ラノベ文芸というには、おっしゃるとおり、キャラクター
の造形が甘いし、売りも見えないですよね。
キャラクターの造形については方向性と役割は割とはっきりしているので、基本は押さえられているということではないかと思います。ただ、作為的に見えるという批評を気にしていらっしゃったから、そこにポイントを合わせて考えを述べてみました。
売りについては、読者に見える見えないより先に、作者が何を売りにしたいとお考えなのかが先です。金木犀さんご自身には、そこが見えていますか?
仮に作者にそれが見えているなら、診断と対処はシンプルです。同じことが読者に伝わっていれば成功、伝わっていなければ失敗です。
で、伝わっていないならば、じゃあどうすればそこが伝わるかと考えを進めれば、解決策が見えてくるはずです。
>心理描写の癖(自身の偏見)に関してはなかなかどうしてセンスというものが必要な気がしますね。
センスではなく、自分自身をどこまで客観視できているかでしょう。
ただ、誰でも(もちろん私も)自分自身への客観視は口で言うほど簡単ではないでしょうから、まずは主人公から距離を置いてみるというのが現実的な処方箋かなと思いました。
この主人公は、
1)他人から誤解される傾向があり、そのことを冷静に受け止めていると言いながら、実は全力で「俺のことを分かってくれ!」と叫んでいるように見えます。
2)他人に対して、上から目線が目立ちます。
3)実は彼の方も、他人に対して誤解しているかもしれません。他人に対してすべて分かっているような思い込みに、疑問をもった方がいいかもしれません。
などについて検討してみることを推奨します。
追記の返信 (No: 45)
投稿日時:
あまくささん再訪あざっす。
純文学、という括りについての見解ありがとうございます。
厳密には夏目漱石とかはそうではないかもしれませんが、それでも一般人の認識では文豪としてのこの人物を「純文学」とくくって考えているのではないかと思いますが、ま、世間とはまた違うものなのかもしれませんね。
なろうと、ラノベは、読者層が違う、というところ。
ま、そうかもしれませんが、今、ラノベを読む人も実のところ若い人がターゲットではないのかもしれません。
そこらへんは認識としてずれがあるように見えます。
テレビを見る人はいなくなり、ユーチューブを見る人が増えた昨今、小説もまた自分の活動するクラスタの作品を読む人が増えているのかな、という印象です。必ずしもレーベルでは若い人は読まなくなったんじゃないかと思ってます。なので、実質、なろうもラノベも、読者層としては変わらない立ち位置にあると、僕は思ってます。
僕は今回意識したのは、ラノベ文芸を書く上で必要な心理描写に重きを置くことです。ラノベ文芸にするつもりは無かったのですが、とはいえ、やはり文芸よりの心理描写の妙というものはあると思います。そういう意味で痛い指摘をもらったので、こうして相談させてもらったわけです。
・センスというよりは自分自身をどう客観視しているかではないか。
→客観というのは結局個人の主観から発生するものだと思います。で、小説を書くときに、ただ世間で言われていることを書いたりしても、客観的な事実となるわけじゃないんですよ。世間の言っていることが事実とは異なる場合があり、真実とは違う姿に変えている場合もあります。客観視をするとは、ただ他の人が言っていることに耳を傾けることではなく、それが真実かどうか鋭い観察能力、調査能力が必要になるのではないでしょうか。そうしたものを得るには、世間とは違う視点が必要になります。それが心理描写の妙を生む。それがセンスになる。と僕は思うのでそういう意味で、センスが必要と言いました。
ひるがえって、あまくさんさんの見方に思い込みはないか、というのはやはり考えるべきじゃないでしょうか。
・他人から誤解される傾向があり、そのことを冷静に受け止めていると言いながら「俺のことをわかってくれ!」と言っているように見える。
・他人に対して、上から目線が目立ちます。
・他人に対してすべて分かっているような思い込みに、疑問を持った方がいい。
→それは作中のストーリーを見て思ったことでしょうか? 俺のことわかってくれ!と言っているような描写、エピソードはありましたか? 上から目線というのは心理描写上でのことでしょうか。態度や行動でそういう箇所はありましたか? 上から目線でなければこういう態度にはならない、という具体的な指摘をお願いします。他人に対してすべてわかっているような思い込み、というのも、具体的な箇所を提示していただきたいな、と。
たとえば、なぜ彼女が誤解をし、なじったのか、というところ。確かに主人公の予測でしかないです。しかし予測をすることで、過度に彼女がした行為を責めない理由になりますよね。そして普通、予測が実際とは異なることがある、というのは踏まえて予測するのではないでしょうか。それは果たして思い込みなのでしょうかね。
と、まあ、色々言いましたが、客観視ってむずいよね、って話です。
コメントありがとうございます。
人気回答!追記の返信の返信 (No: 46)
投稿日時:
まず。
このレスでの私の書き込みは、最初からすべて「作品の作為」に焦点をあてて述べています。
なろう・ラノベ~純文学の読者層の違いについて論じたのは、想定読者によって伝える方法を変える必要があるのでは? という話をしています。区分けについては妥当ではないところがあるかもしれませんが、そこは論点ではありません。
心理描写はセンス。
一般論ならその通りでしょう。
しかし、これについても金木犀さんの心理描写が作為的に見える(らしい)ということについて検討しているわけですから、描写が上手いかどうかという問題ではないのでは?
ということで、いろいろ反論と質問がありましたが、まず「客観視」ということについて。
>客観というのは結局個人の主観から発生するものだと思います。
それはそうでしょうが(笑
無意味なことを言っていると気づきませんか? そういうことを言い出すと、客観的になるのは不可能だという話になりかねません。
>小説を書くときに、ただ世間で言われていることを書いたりしても、客観的な事実となるわけじゃないんですよ。
私がどこかで「ただ世間で言われていることを書くのが客観的な事実だ」と言いましたか?
私はただ、自分では気づかずに独りよがりになっている場合があるから気をつけた方がいい、と言っているだけです。それはもちろん、私自身にも当てはまります。
>客観視をするとは、ただ他の人が言っていることに耳を傾けることではなく、それが真実かどうか鋭い観察能力、調査能力が必要になるのではないでしょうか。
もちろんそうですが、金木犀さん自身が、他人の意見に耳を傾けるのは有効だと他の方に仰っていたじゃないですか。
他人の意見に素直に耳を傾けることは大切だと思いますよ。しかし、それと頭から鵜呑みにするのとは違います。素直に耳を傾けた上で、その意見が間違っていると思うなら思ってもいいんです。
しかし、その前に一度冷静に自分の胸に手を当てて「ひょっとすると、俺が正しいと確信していることの中にも勘違いがあるのかもしれないぞ」と考えてみる時間を挟まないと、間違ったまま押し切ってしまう危険があります。
それができるかどうかが、自分を客観視できるかどうかということです。
>ひるがえって、あまくさんさんの見方に思い込みはないか、というのはやはり考えるべきじゃないでしょうか。
いつもそう考えています。
ただ、このスレは、
>自分自身の欠点だと思う点について、指摘していただきたく、
ですから、私の方が「こう思わないこともないけど、もしかしたら私の考えが間違っているかもしれない」なんて弱腰で言っていたら、伝わらないじゃないないですか。
だからあえて確信ありげな言い方をしていますが、もとより自分の考えは絶対正しいなんて思っていません。
>・他人から誤解される傾向があり、そのことを冷静に受け止めていると言いながら
(中略)
>→それは作中のストーリーを見て思ったことでしょうか?
もちろん、そうですよ。なんだと思ったんでしょうか? 私が御作にかこつけて金木犀さんの人格批判をしているとでも勘ぐりましたか?
>俺のことわかってくれ!と言っているような描写、エピソードはありましたか?
そんな描写・エピソードはありませんが、そういうエピソードがないのが金木犀さんの「作為」です。
読者は作者が意図的に描写したりエピソードを入れたりしたこと以外は、読み取ってはいけないのでしょうか?
繰り返しますが、ここでの論点は「作者の作為」です。
だから、強調しています。
大事なことだから、何度でも繰り返しますよ。
読者は作品を読んで~と感じた。
しかし、作者はそんなことを描写した覚えはない。
それで片付けていいのなら、このスレは最初から無意味です。
作者が描写しなかったことをなぜ読者は受け取ってしまったのか? それが問題なんじゃないですか?
>上から目線というのは心理描写上でのことでしょうか。態度や行動でそういう箇所はありましたか?
え? それはいっぱいあったよ(笑
あれ?、自分でそう思っていませんでしたか?
>果敢にパスを出してはミスを繰り返し、怒涛の勢いで迫ってきてドリブルをしていた味方のボールを奪い敵に献上するという、見事なまでに味方の足を引っ張る存在として場を支配していた。
>雰囲気が悪くなったことを察したおれは、彼の妹が活躍できるようサポートしてあげないか、そっとチームメイトに耳打ちをしようとしたとき、
彼の妹のダメっぷりを観察。しょうがないなあ、俺がサポートしてやろうか。
そういうことでしょう? ずいぶん高慢なやつだなと思いましたけど。
>先輩は、正看護師の資格がありながら同じ看護補助として働いている。
>理由は、仕事ができないからだ。
>単純作業でさえ、ミスが目立つので、こちらが常にフォローをしなければならない。それが原因になり、いつも誰かに陰口を叩かれているような人だった。
ここでも先輩は仕事ができないから、俺がフォローすると言ってますよね。
さらに細かい点を指摘すると、「誰かが常にフォローしなければならない」ではなく「こちらが常にフォローをしなければならない」と言っています。
こちらって誰ですか? 主人公でしょう?
>オムツ交換のため患者さんを連れて部屋に入ろうとしたとき、後ろから声が上がった。
>振り向くと、同僚の女の子だった。
>眉をしかめていた。
これは、女の子の身勝手な態度を描写していますよね?
しかし、主人公は批判せず、
>感じたことがすぐに顔に出るのは、若者らしくていいな、とおれは思う。
これがエエカッコしいだと言うんです。
主人公は明らかに女の子の態度はなってないと思っている。そう読み取れます。「でも、それを批判せずに寛容に許し、時には黙ってフォローさえしてやる俺って、なんて偉いんだろう」と思ってますよね?
まだ、続けます?
お望みとあらば、具体的な指摘とやらをもっとしてもいいですけど?
このスレの最初の方でも述べましたが、この主人公の態度は立派と言えば立派なんですよ。
先輩や女の子がダメダメなのも、事実そうなんだろうから仕方ないです。それを表立って非難せず、自分の胸にしまってフォローしてやる。行為としては文句のつけようがありませんが、高慢だとは思います。
御作を最初に読んだときの主人公に対する私の感想は、
「ふ~ん、ご立派なんだね。でも、こういう人とあまりお近づきにはなりたくないな」
でした。
>と、まあ、色々言いましたが、客観視ってむずいよね、って話です。
むずいと思いますよ。
むずいから俺にはムリ! それが言いたいことですか?
追記の返信の返信の返信 (No: 47)
投稿日時:
こんにちは。再訪ありがとうございます。
>むずいと思いますよ。
むずいから俺にはムリ! それが言いたいことですか?
→あの、怒らせちゃったみたいなんですが、難しいので、具体的な指摘をしてもらいたいっていう話なんですよね……。
誰かに指摘されて、自分が上から目線だと言われて、そうかおれ上から目線なところがあるらしいというのはわかります。
わかりますが、自分ではそう思って発言していないので、「どこが上から目線なんだろう」という疑問を持ってしまうわけです。
その時点では「他人からはそう見えるけど、実感として自分は具体的にどこが上から目線なのかわかっていない状態」だと思うんですが、そこを納得しろと言われたらすいませんできないんですよ。僕の理解力が足りず、頭が悪いからなんですけどね。
あまくささんが無理やり納得しろと言う人なら「なんで?」と子供みたいな質問したのは申し訳なかったです。不快にしてしまったのなら申し訳ないですけど、具体的に書いていただき感謝です。
・>俺のことわかってくれ!と言っているような描写、エピソードはありましたか?
そんな描写・エピソードはありませんが、そういうエピソードがないのが金木犀さんの「作為」です。
→なるほど。書いていないが、そこに作者の作為があるように思える、ということですね。
・彼の妹のダメっぷりを観察。しょうがないなあ、俺がサポートしてやろうか。
そういうことでしょう? ずいぶん高慢なやつだなと思いましたけど。
→高慢じゃない人は、どういう反応をするんですか?
・>先輩は、正看護師の資格がありながら同じ看護補助として働いている。
>理由は、仕事ができないからだ。
>単純作業でさえ、ミスが目立つので、こちらが常にフォローをしなければならない。それが原因になり、いつも誰かに陰口を叩かれているような人だった。
ここでも先輩は仕事ができないから、俺がフォローすると言ってますよね。
さらに細かい点を指摘すると、「誰かが常にフォローしなければならない」ではなく「こちらが常にフォローをしなければならない」と言っています。
こちらって誰ですか? 主人公でしょう?
→なるほど。こちらが、を誰かに返ればよかったんですね。言葉のチョイス難しいです。
・>オムツ交換のため患者さんを連れて部屋に入ろうとしたとき、後ろから声が上がった。
>振り向くと、同僚の女の子だった。
>眉をしかめていた。
これは、女の子の身勝手な態度を描写していますよね?
しかし、主人公は批判せず、
>感じたことがすぐに顔に出るのは、若者らしくていいな、とおれは思う。
これがエエカッコしいだと言うんです。
→そ、そう感じるんですね普通。なるほど。どういう反応をすれば上から目線じゃないんでしょうか。
・お望みとあらば、具体的な指摘とやらをもっとしてもいいですけど?
→お願いします。いえ、ほんと、どういう反応すれば普通で、上から目線じゃなくなるのか、わからないので、教えてください。
あまくささん再訪ありがとうございました。
追記の返信の返信の返信の返信 (No: 48)
投稿日時:
>誰かに指摘されて、自分が上から目線だと言われて、そうかおれ上から目線なところがあるらしいというのはわかります。
何度も言いますが、作品にかこつけて金木犀さんの人格批判をする意図はまったくありません。作品の話をしているだけです。
>あまくささんが無理やり納得しろと言う人なら
……無理矢理納得しろ、ですか。
これも、そんなつもりはなかったのですが、私の言い方がそういう感じになっていたのかもしれませんね。
しかし金木犀さんは、ご自分の作品がなぜ作為的に受け取られるのか知りたくて、ここに相談に来られたんですよね? それに対し、「そんなことはないよ、よく書けていると思うよ」と言った方がよかったですか?
>→なるほど。書いていないが、そこに作者の作為があるように思える、ということですね。
う~ん。
理解していただけたのかもしれませんが、少し伝わらなかったような感じもします。
作者としては「俺のことを分かってくれ」というような主人公を書くつもりはなかったでしょう? だから当然、そういう描写はしないはずです。そういう描写はしないという「作為」です。
しかし、作品には作為があるのが当たり前ですから、それはいいんですよ。問題は、一部の読者にはその作為通りに伝わらなかったということです。
それはどうしてなのかな? と考えてみたわけです。
で、前の方の書き込みに、一人称で書かれているため「自分語り」になってしまっていて、そこが「嘘くささ」に繋がっているのかもしれないと書きました。
だから三人称に変えると改善するかもしれないと提案したのですが、かと言って、それだけで問題点がすべて解決するのかどうかは分かりませんでした。
で、もう少し考えてみたんですね。
この主人公のパターンは、他人の問題点を観察している。それを態度には出さず、自分がフォローするんだと考えている。これを数カ所でやっていました。
いつも間違っているのは他人で、主人公は間違わないと言ってるな、と。
それに加えてこの主人公は誤解されやすい、でも本当はいいやつなんだというストーリーの流れなので、「ひょっとして、この人は本心では誤解されることを気にしているのかな?」と。
けっこう意地悪でひねくれた解釈なのかもしれませんが、他の方の感想を拝見すると必ずしも私だけがそう感じたわけでもなさそうだったので、作品や主人公についてそんなイメージがなくもないということをお伝えすれば、多少の参考になるかもしれないと考えました。
もちろん、私が見当外れなことを言っているだけかもしれませんよ。
しかし、どう受け取るかは、金木犀さん次第です。
>これがエエカッコしいだと言うんです。
>→そ、そう感じるんですね普通。なるほど。どういう反応をすれば上から目線じゃないんでしょうか。
「普通」そう感じるのかどうかまでは分かりません。単に私はそう感じたというご報告です。
また、ここは女の子に対する読者の評価も少し下がるので、そのぶん主人公の株が上がるというプロット上の仕組みになっていることは確かかと。
>どういう反応をすれば上から目線じゃないんでしょうか。
女の子を落として主人公を上げること自体はいいと思うんですよ。ストーリーを作るというのは、そういうことですから。しかし、複数のキャラに対してそれをやっているので、「いい気なもんだな」という感じになるのかなと。
だから、例えばムネさんあたりの意外な一面を見せて、主人公自身も他人を誤解していたところがあったと反省させる、などが考えられるかなと。ムネさんを「脇の儲け役」にして、女の子には犠牲になってもらいましょう(笑
追記の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 49)
投稿日時:
>作品にかこつけて金木犀さんの人格批判をする意図はまったくありません。作品の話をしているだけです。
→これは僕も、もしやこれまでのやり取りを見て感じたことを言っているのかな、と少しは疑っていたので、そういう書き方にもなってしまいした。すいません。
そうとしか思えない、ではなく、そういう風に見える、というのならわかります。
・しかし金木犀さんは、ご自分の作品がなぜ作為的に受け取られるのか知りたくて、ここに相談に来られたんですよね?
→その通りです。
・三人称だけが問題ではない。
・主人公以外のキャラの、意外な一面を見せて、主人公自身も誤解しているところがあったと反省させる。
→三人称でリライトする、ということだけしか伝えていなかったですよね、確かに。主人公も誤解しているところがあったと反省させる、ということは、あまくささん繰り返しおっしゃっていたと思います。
誤解、ですか……。
あの流れで、ムネさんに対してなにを主人公は誤解しているのか、なかなか考えるのが難しいですね。
一応、これ私小説なので、主人公はどうしても自分と同じ思考なんすよね。
・作品や主人公についてそんなイメージがなくもないということ伝えるのが目的だった。
→そうですか。ありがとうございます。
とはいえ、今までのやり取りもあるので、僕のイメージを持つ人は、この作品の主人公と重なることもあるかと思います。純粋な作品イメージからそう思ったのかな……?と思えるコメント、疑問はやはり僕としてはなかなか捨てられない視点になります。なので、やはり客観視というのは難しいと思いました。
しかしこのスレの趣旨からいえば、テーマに飲まれていると感じさせない、作為的な心理描写だと感じさせない、技術を教えていただくことですので、その趣旨を理解していただき、こうして指摘していただけたこと、感謝しております。
あまくささんコメントありがとうございました。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信 (No: 50)
投稿日時:
一応、リライトしたので、良ければ感想よろしくお願いします。
色々、言われたことを踏まえて書いた部分もあれば、うまくいかず書けなかった部分もあると思います。
リライトしたからといって作品が良くなるかはわからないので、率直な感想をいただき、またフィードバックできたらいいなと思っています。
いちおう武器として大人の恋(モドキ)を書いたつもりです。
ちゃんとエンタメになっていたかもどうか教えてください。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信 (No: 51)
投稿日時:
スレの番号が古いせいで、悪質な掘り起こしと勘違いされてしまいます。
書き直したのであれば、新しくスレッドを立て直すことをお薦めします。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信の返信 (No: 53)
投稿日時:
書き込みありがとうございます。
助言いただきました懸念ですが、それでいいのではないかと思います。
誤解されても、まあ、それはそれ。
読解力がない人なんだな、と僕は思うので気になさらないでいいと思います。
僕はこの質問に書き込まれたアドバイスを元に改稿いたしましたので、ちゃんとアドバイスを受け止め、受け入れたことを示せればいいわけです。
まあ、できれば、アドバイスされた方の意見などを聞きたいところですが、わざわざ新しい質問として提示する内容ではそれこそないでしょう。
ちゃんとこの板で終わらせるのが筋だと僕は考えます。
むしろ、あっちこっち作って、いちいちこっちと照らし合わせるという作業は不毛だではないでしょうか。
それでは、掲示板の使い方に対する苦言ありがとうございました。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信 (No: 52)
投稿日時:
テーマを言ったん脇に置いて、ひたすら事件と事件、行動と行動の間の必然性を追求する。それだけ。
テーマに飲まれていると感じさせないための技術の返信の返信 (No: 54)
投稿日時:
兵藤さんお久しぶりです。
アドバイスありがとうございます。
純文学的な思考ですね、なるほど。
演劇畑の人だからそういう思考になるのもうなずけます。僕も元演劇部だったんですよ実は。幽霊部員でしたがね。ちょっとかじっているのです。……しかし後から入ってきた後輩とぎくしゃくして、辞めてしまった過去があります。思えばもっとぶつかって、ちゃんと話を聞ける関係になれたらよかったなと思っております。
はっ、わき道にそれてしまいましたが、ひとまず行動の必然性を追求することが、テーマに飲まれていると感じさせないために必要だとの意見。ありがとうございました。