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あまくささん再訪あざっす。

純文学、という括りについての見解ありがとうございます。
厳密には夏目漱石とかはそうではないかもしれませんが、それでも一般人の認識では文豪としてのこの人物を「純文学」とくくって考えているのではないかと思いますが、ま、世間とはまた違うものなのかもしれませんね。

なろうと、ラノベは、読者層が違う、というところ。
ま、そうかもしれませんが、今、ラノベを読む人も実のところ若い人がターゲットではないのかもしれません。
そこらへんは認識としてずれがあるように見えます。
テレビを見る人はいなくなり、ユーチューブを見る人が増えた昨今、小説もまた自分の活動するクラスタの作品を読む人が増えているのかな、という印象です。必ずしもレーベルでは若い人は読まなくなったんじゃないかと思ってます。なので、実質、なろうもラノベも、読者層としては変わらない立ち位置にあると、僕は思ってます。

僕は今回意識したのは、ラノベ文芸を書く上で必要な心理描写に重きを置くことです。ラノベ文芸にするつもりは無かったのですが、とはいえ、やはり文芸よりの心理描写の妙というものはあると思います。そういう意味で痛い指摘をもらったので、こうして相談させてもらったわけです。

・センスというよりは自分自身をどう客観視しているかではないか。

→客観というのは結局個人の主観から発生するものだと思います。で、小説を書くときに、ただ世間で言われていることを書いたりしても、客観的な事実となるわけじゃないんですよ。世間の言っていることが事実とは異なる場合があり、真実とは違う姿に変えている場合もあります。客観視をするとは、ただ他の人が言っていることに耳を傾けることではなく、それが真実かどうか鋭い観察能力、調査能力が必要になるのではないでしょうか。そうしたものを得るには、世間とは違う視点が必要になります。それが心理描写の妙を生む。それがセンスになる。と僕は思うのでそういう意味で、センスが必要と言いました。

 ひるがえって、あまくさんさんの見方に思い込みはないか、というのはやはり考えるべきじゃないでしょうか。

・他人から誤解される傾向があり、そのことを冷静に受け止めていると言いながら「俺のことをわかってくれ!」と言っているように見える。
・他人に対して、上から目線が目立ちます。
・他人に対してすべて分かっているような思い込みに、疑問を持った方がいい。
→それは作中のストーリーを見て思ったことでしょうか? 俺のことわかってくれ!と言っているような描写、エピソードはありましたか? 上から目線というのは心理描写上でのことでしょうか。態度や行動でそういう箇所はありましたか? 上から目線でなければこういう態度にはならない、という具体的な指摘をお願いします。他人に対してすべてわかっているような思い込み、というのも、具体的な箇所を提示していただきたいな、と。

 たとえば、なぜ彼女が誤解をし、なじったのか、というところ。確かに主人公の予測でしかないです。しかし予測をすることで、過度に彼女がした行為を責めない理由になりますよね。そして普通、予測が実際とは異なることがある、というのは踏まえて予測するのではないでしょうか。それは果たして思い込みなのでしょうかね。

 と、まあ、色々言いましたが、客観視ってむずいよね、って話です。
 コメントありがとうございます。

 

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投稿者 あまくさ 投稿日時: : 3

まず。

このレスでの私の書き込みは、最初からすべて「作品の作為」に焦点をあてて述べています。
なろう・ラノベ~純文学の読者層の違いについて論じたのは、想定読者によって伝える方法を変える必要があるのでは? という話をしています。区分けについては妥当ではないところがあるかもしれませんが、そこは論点ではありません。

心理描写はセンス。
一般論ならその通りでしょう。
しかし、これについても金木犀さんの心理描写が作為的に見える(らしい)ということについて検討しているわけですから、描写が上手いかどうかという問題ではないのでは?

ということで、いろいろ反論と質問がありましたが、まず「客観視」ということについて。

>客観というのは結局個人の主観から発生するものだと思います。

それはそうでしょうが(笑
無意味なことを言っていると気づきませんか? そういうことを言い出すと、客観的になるのは不可能だという話になりかねません。

小説を書くときに、ただ世間で言われていることを書いたりしても、客観的な事実となるわけじゃないんですよ。

私がどこかで「ただ世間で言われていることを書くのが客観的な事実だ」と言いましたか?
私はただ、自分では気づかずに独りよがりになっている場合があるから気をつけた方がいい、と言っているだけです。それはもちろん、私自身にも当てはまります。

>客観視をするとは、ただ他の人が言っていることに耳を傾けることではなく、それが真実かどうか鋭い観察能力、調査能力が必要になるのではないでしょうか。

もちろんそうですが、金木犀さん自身が、他人の意見に耳を傾けるのは有効だと他の方に仰っていたじゃないですか。
他人の意見に素直に耳を傾けることは大切だと思いますよ。しかし、それと頭から鵜呑みにするのとは違います。素直に耳を傾けた上で、その意見が間違っていると思うなら思ってもいいんです。
しかし、その前に一度冷静に自分の胸に手を当てて「ひょっとすると、俺が正しいと確信していることの中にも勘違いがあるのかもしれないぞ」と考えてみる時間を挟まないと、間違ったまま押し切ってしまう危険があります。
それができるかどうかが、自分を客観視できるかどうかということです。

>ひるがえって、あまくさんさんの見方に思い込みはないか、というのはやはり考えるべきじゃないでしょうか。

いつもそう考えています。
ただ、このスレは、

>自分自身の欠点だと思う点について、指摘していただきたく、

ですから、私の方が「こう思わないこともないけど、もしかしたら私の考えが間違っているかもしれない」なんて弱腰で言っていたら、伝わらないじゃないないですか。
だからあえて確信ありげな言い方をしていますが、もとより自分の考えは絶対正しいなんて思っていません。

>・他人から誤解される傾向があり、そのことを冷静に受け止めていると言いながら
(中略)
>→それは作中のストーリーを見て思ったことでしょうか?

もちろん、そうですよ。なんだと思ったんでしょうか? 私が御作にかこつけて金木犀さんの人格批判をしているとでも勘ぐりましたか?

>俺のことわかってくれ!と言っているような描写、エピソードはありましたか?

そんな描写・エピソードはありませんが、そういうエピソードがないのが金木犀さんの「作為」です。
読者は作者が意図的に描写したりエピソードを入れたりしたこと以外は、読み取ってはいけないのでしょうか?

繰り返しますが、ここでの論点は「作者の作為」です。
だから、強調しています。

大事なことだから、何度でも繰り返しますよ。

読者は作品を読んで~と感じた。
しかし、作者はそんなことを描写した覚えはない。

それで片付けていいのなら、このスレは最初から無意味です。
作者が描写しなかったことをなぜ読者は受け取ってしまったのか? それが問題なんじゃないですか?

>上から目線というのは心理描写上でのことでしょうか。態度や行動でそういう箇所はありましたか?

え? それはいっぱいあったよ(笑
あれ?、自分でそう思っていませんでしたか?

>果敢にパスを出してはミスを繰り返し、怒涛の勢いで迫ってきてドリブルをしていた味方のボールを奪い敵に献上するという、見事なまでに味方の足を引っ張る存在として場を支配していた。
>雰囲気が悪くなったことを察したおれは、彼の妹が活躍できるようサポートしてあげないか、そっとチームメイトに耳打ちをしようとしたとき、

彼の妹のダメっぷりを観察。しょうがないなあ、俺がサポートしてやろうか。

そういうことでしょう? ずいぶん高慢なやつだなと思いましたけど。

>先輩は、正看護師の資格がありながら同じ看護補助として働いている。
>理由は、仕事ができないからだ。
>単純作業でさえ、ミスが目立つので、こちらが常にフォローをしなければならない。それが原因になり、いつも誰かに陰口を叩かれているような人だった。

ここでも先輩は仕事ができないから、俺がフォローすると言ってますよね。
さらに細かい点を指摘すると、「誰かが常にフォローしなければならない」ではなく「こちらが常にフォローをしなければならない」と言っています。
こちらって誰ですか? 主人公でしょう?

>オムツ交換のため患者さんを連れて部屋に入ろうとしたとき、後ろから声が上がった。
>振り向くと、同僚の女の子だった。
>眉をしかめていた。

これは、女の子の身勝手な態度を描写していますよね?
しかし、主人公は批判せず、

>感じたことがすぐに顔に出るのは、若者らしくていいな、とおれは思う。

これがエエカッコしいだと言うんです。
主人公は明らかに女の子の態度はなってないと思っている。そう読み取れます。「でも、それを批判せずに寛容に許し、時には黙ってフォローさえしてやる俺って、なんて偉いんだろう」と思ってますよね?

まだ、続けます?
お望みとあらば、具体的な指摘とやらをもっとしてもいいですけど?

このスレの最初の方でも述べましたが、この主人公の態度は立派と言えば立派なんですよ。
先輩や女の子がダメダメなのも、事実そうなんだろうから仕方ないです。それを表立って非難せず、自分の胸にしまってフォローしてやる。行為としては文句のつけようがありませんが、高慢だとは思います。
御作を最初に読んだときの主人公に対する私の感想は、
「ふ~ん、ご立派なんだね。でも、こういう人とあまりお近づきにはなりたくないな」
でした。

>と、まあ、色々言いましたが、客観視ってむずいよね、って話です。

むずいと思いますよ。
むずいから俺にはムリ! それが言いたいことですか?

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: テーマに飲まれていると感じさせないための技術

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