小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

サタンさんの返信一覧。得点の高い順3ページ目

元記事:原作レイプの被害を受けました

どうも皆さま、お久しぶりです。マリン・Oと申します。
まず本題に入る前に一言断っておかなければいけないことがありますが、本日の私はいささか精神が荒れています。
そのため知らず知らずのうちに皆様を不快にさせてしまう物言いをしてしまうかもしれません。
その際には遠慮なくお叱りの言葉を下さい。

前置きが長くなりましたが本題に入ります。
先日立てさせて頂きましたスレッド「プロットの作り直しについて」への書き込みでどうしても許せない書き込みがありました

その書き込みでは私が先日皆様に掲示したキャラクターが無残なほどに改悪されて書かれていたのです。
特に改悪が凄まじかったのはライバル役のベアトリクスでした。
そのプロットでのベアトリクスはどこを取っても短所しかないキャラクターにされてしまいました。
人目をはばからず自暴自棄になる、追加された弟子にはただただ高圧的、挙句の果てには人道に反する振る舞いをする。
皆さまはこのようなキャラクターに魅力を感じるでしょうか?少なくとも私は一片も感じませんでした。
ただ悪辣なだけで印象の良い長所が一つも書かれていないからです。
普通こんなものを原作者の許諾を得ずに作るでしょうか?

正直に言って、素人の同人活動の範疇で原作レイプの被害に遭うなんて思ってもいなかったです。
私はこの勝手な解釈を許せません。我が子同然の思い入れで作っているキャラクターをこんな無残な形に改変されたら誰でも怒って当然だと思います。
その後なぜこのような解釈をしたのか考案者に説明を求めたのですが、納得できる回答は得られませんでした。

皆様はこのような被害を受けたらどう対処されるのでしょうか?
どうか怒りと憔悴でボロボロになった私に立ち直る力を下さい。

上記の回答(原作レイプの被害を受けましたの返信)

投稿者 サタン : 9 人気回答! 投稿日時:

うーん……
気持ちはわからなくもないけど、そもそもその「原作」って存在してませんよね?
マリンさんの頭の中にあるだけ、それをどう出力したら良いかという相談をなさっている。そのうえで回答者の一人が「私はこういう解釈をしました」という一例を形にしたら、「なんでそんな解釈をするんだ、説明しろ、そんな事原案にはまったく書いていないじゃないか!」と怒られた。
そりゃ、「原作」がちゃんと存在していて出来上がってるモノを強引に捻じ曲げて第三者が好きなように改変するというのは気分が良くないものですが、
そもそも原作が存在せず、それを出力しようとする過程での出来事です。
むしろ「自分好みで原案どおりの解釈」よりも「まったく意図してない解釈」のほうが意見として参考になると思うし、自分好みの意見だけにしか耳を傾けないのなら、そんなん第三者の意見を聞く意味がないと思う。

マリンさんの事ではなく、この板でアイディアを募る人の中にわりといるのですが、
「それはこちらの想定とは違うので不採用です」みたいな言い方する人。
これ、めっちゃ失礼。
想定と違う回答が来たのは、そりゃ何も知らない第三者に投げれば当然だけど、そもそも「相手に正確に情報を伝えられなかったから想定と違う回答が来た」ということを棚に上げて、回答してくれた人に「不採用」のレッテルを貼る。
アイディア募集するんならどんなアイディアでも受け入れるべきだし、キャラクターが改悪されるような事があってもその可能性(そういうキャラにする可能性)は考察してみるべき。
マリンさんは割と毎回相手のアイディアを吟味されてると思うけど、正直、自身の「想定」が非常に強いと感じてます。
もっと柔軟に受け入れたほうが良いと思う。
それはもちろん「そのアイディアを採用しろ」という意味じゃなく、肯定的に考えるべきだという、考え方の話。

そのうえで、あくまで現状の状態だけを見て答えると、
>皆さまはこのようなキャラクターに魅力を感じるでしょうか?
主観的、イメージ的に見れば当然のこと好ましいキャラクター像にはなってないので、「好感」は確かに持てません。
しかし、客観的に考えると「そういうキャラクター」として突き抜けているので、魅力はあります。
そのキャラクターの捉え方に解釈違いがあるため、すれ違っているのだと思います。

>普通こんなものを原作者の許諾を得ずに作るでしょうか?
意見を求める場での事なので、大事なのは質より量です。
想定する条件からイメージされる事を出来る限りに、人を問わず多く集めることが大事で、この場合「好ましい回答が得られること」は大事ではありません。
アイディアを募集してる板では、あえて相手が望んでないだろう回答を用意することもありますし、もちろんそこに悪意は微塵もないことを理解していただきたいのですが、斜に構えて意地悪な回答を用意することもあります。これは質問者のイメージが曖昧な場合にそれの上限OR下限を知ってもらうための問いかけですね。
重要なのは「ココが意見を求める場であること」という事です。
自分が作ったものが台無しにされたような感覚、それはわかります。しかし、ココは意見を求める場で、意見したのはマリンさんの方、という事がだた一つの事実であると思います。

ただ、今回の事を言ってるわけではありませんが、悪ノリが過ぎて本題から反れたまま妄想が暴走してしまった回答という、回答者のほうが批判されるべきというのも、確かにあると思います。
そんなのまで「受け入れろ」というのはちょっと酷ではありますが、それでも一例としては役立つハズです。
「皆さまはこのようなキャラクターに魅力を感じるでしょうか?」と問うてきた以上は、マリンさんはこれまで「短所に突き抜けたキャラクター」というのを想定したことがない、ということですよね?
別に、ベアトリクスにその役をやってもらう必要はないんだし、「そういう役」がいたほうがいいと感じられれば別途やられ役を作ってやればいいんだしさ。
そういう役を発想する切っ掛けが、回答者にとっては「ベアトリクス」だった、というだけの事です。
なので、そのプロット案は私の回答ではないけど、回答者の立場から言わせてもらえば、普通にどんな事でも原案の許可を取らずに書くことはあります。
ある程度プロットはできてて「こういうイメージです」というのが提示できていても、「私はこういうイメージを持ったよ」とまったく違うプロットを返すこともあります。
それが意見だからです。
もちろん、原作が既にあるなら、それを壊す可能性が少しでもあれば失礼なので許可は得ます。

>皆様はこのような被害を受けたらどう対処されるのでしょうか?
怒りと憔悴にムチうつことになってなきゃいいけど、意見は受け入れましょうとしか言えないです。
何度も書くけど、「原作」はまだ存在してませんよね?
なら原作レイプなど出来るわけもなく、そりゃ幻想でしかない。ハッキリ言って思い込みの一種であると言わざるを得ないと思う。

該当するスレッドは序盤を少し読んでただけでもう追ってないため詳細はわからないのですが、
もし、既に執筆を終えて「原作」ができていて、回答者にお礼するため原稿を公開したとして。そこで回答者が悪ノリして「こんなふうに考えてたよ」とキャラを短所ばかりにしたプロットを出してきてるんだとしたら、これはさすがに回答者が失礼だと思います。

カテゴリー : その他 スレッド: 原作レイプの被害を受けました

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元記事:嫌われる悪人キャラと嫌われない悪人キャラの違い

オーバーロードという作品の極悪非道な主人公が「イキリ骨太郎」とかいう蔑称をつけられ、「弱い者いじめしてるだけ」とか叩かれてるらしいですが、嫌われる悪人キャラと嫌われない悪人キャラの違いって何ですか?
たとえばジョジョの吉良吉影は殺人鬼ですけど、「こいつ悪人だから犯罪者だから殺人鬼だから嫌いだ」「人間のクズだ」なんて言う人いませんよね?

上記の回答(嫌われる悪人キャラと嫌われない悪人キャラの違いの返信)

投稿者 サタン : 8 人気回答! 投稿日時:

ちょっと臭い言い方をすれば、信念を持ってるかどうか。またその信念に読者がどれだけ理解を示せるかどうか。
信念を持ってると、悪役キャラはその信念のための行いに手段を選ばないだけで、本質的には「正義のために悪を滅ぼす」という事と同じではないが似てるんですよ。

それで、オーバーロードのアインズはいわゆる なろう系 によくあるけど、ぶっちゃけ信念がわかりにくいんですよね。
物語の目的としては世界征服で、アインズ個人の目的としては旧友を探すことだけど、実際アインズは世界征服自体にはあんま乗る気じゃない。
ただ、旧友が残したNPCや施設を大事にしたいという信念があるために、部下を大事にして彼らの望む君主を演じてます、というのがあるに過ぎない。
それに応えるためアインズは大量虐殺もするし侵入者を実験台にして殺すし、ぶっちゃけそれ以上に残酷な部下たちを「主である自分を思ってのことだ」として許容している。
一つ一つは繋がってるように見えるけど、全体で見るとアインズの目的である「旧友を探すこと」と「部下が望む君主を演じること」と「残虐であること」が繋がってないんですよね。
だから、物語に入り込んで読んでれば面白いんだけど、フラットな気持ちで客観的に見ると主人公ヨイショするための茶番ばっかで、そこへ半ば無理やり「残虐描写が作品テーマだから、そういうのを書いていく」という作者の意図が見えてしまう。

信念を持って目的達成のためなら手段を選ばず、どんな残酷なことだってしていく。という形ならともかく、しかしそうした形は主人公(当人)が行動的でなければ成立しにくい。
一方で なろう系 によくあると書いたけど、なろう系の主人公は基本的に自分で決断して自分で行動していく主人公主体の展開ってのが苦手です。
ヒロインないしサブキャラたちに流されたり、「仕方なくこういう状況になった」という展開が好まれるしそう展開することが多いと思う。
アインズにしても、ですよね。世界征服をすると誤解した部下によって、アインズは魔王となってるわけですから。
まあ、オーバーロードは なろう連載 ではなかった気もするけども。Webではって話で。

対してジョジョの奇妙な冒険に出てくる悪役吉良吉影は、「静かに暮らしたい」という目的のために、異常な趣味を目撃されたと思い込んでサブキャラを殺し、これによって物語が展開します。
「静かに暮す」という目的のために手段を選ばないので主人公サイドと争うことになっています。
構図がシンプルでわかりやすい。
吉良吉影は異常な殺人者ではあるけど、ただ静かに暮らしたいだけ。そのために手段を選んでいないだけ。
吉良吉影に限らず、基本的にジョジョの奇妙な冒険に出てくるキャラクターは皆そうですね。
わかりやすいのが漫画家の岸辺露伴でしょう。彼も「漫画」という信念のためには蜘蛛を生で食すし、好奇心を刺激されればどんな危険な状況だと理解していても動く。
本質的には「信念のために手段を選ばない」という事で、その対象が残虐な悪事か異常な個性か、はたまた称賛されるべき善行かという話で、少年漫画でヒーローが人気になる理由とさして変わりません。

ちなみに、オーバーロードは魅力的な悪役としては書けていないと思うけど、そもそもそういう認識で書いてるわけでもないんじゃないかな、と感じる。
単に残酷な描写を入れつつ最強主人公を書いていってるだけじゃないかな。
少なくとも私はそういう認識で読んでいるので、ヤルダバオトが出てきたあたりで茶番が酷くて投げたけど、二期をアニメ化したあたりに読み返して茶番を受け入れられれば圧倒的強者を読む読み物として面白いと思います。
なので、「イキリ骨太郎」と揶揄されてるのを見ても、いや、それを読む物語でしょ、と思うw

カテゴリー : その他 スレッド: 嫌われる悪人キャラと嫌われない悪人キャラの違い

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元記事:戦記物を読んで思うのですが

私は戦術や戦略を練って実行する描写が好きなのですが、なろう系統における戦記物の流行りを読んでいるとチートを使って無双したり、付け焼刃な知識で敵軍を蹂躙するなど戦記と言えるのか怪しいお粗末な内容が多いです。
なろうに投稿された作品はあくまで趣味であると理解していますが、やはり主人公に苦悩や刺激、それを解決するために行う努力などがある作品は読んでいてストレスになるから嫌煙されているのでしょうか? 皆さんは戦記物にどういう楽しみ方をしますか?

上記の回答(戦記物を読んで思うのですがの返信)

投稿者 サタン : 8 人気回答! 投稿日時:

ラノベで戦記といったら、ファンタジーではアルスラーン戦記あたりが有名ですかね。
どちらかと言うと、戦術や戦略と言うよりはその世界の歴史を読んでる、という楽しみがメインかなと思ってます。
物語における主な問題解決手段が戦争というツールになってるから戦記と題してる、みたいな。
でも「問題解決手段が戦争」って形で進めると、いくら戦術や戦略を練ったところで割と単調になりやすいんですよね。
戦場ってあんま大きく代わり映えしないので。
なので、私の場合、主に楽しむのは戦争のシーンではなくてそんな時代に生きてるキャラクターのドラマです。

ですが、言っちゃなんだけど人間ドラマって物語の基本ではあるけど正直初心者には扱いにくいし、10代向けじゃないのでラノベに乗せるには工夫が必要だと思う。
そういった、「戦術メインだと単調になりやすい」「人間ドラマは扱いにくい」という問題を考えると、「チート無双」というのは一つの答えではあると思います。
チート無双にすると、要するに「キャラクター(主人公)の活躍」という楽しみ方が出来るので、作者としてはそこに注力すれば良いし、読者としてもそれを読めば良いことがわかるので「主人公が活躍して誰を倒したら終わり」と話がわかりやすいんですよね。
「どこそこの部隊が活躍している」という状況よりも「主人公が活躍している」というほうが明らかにわかりやすいかなと。

人間ドラマを面白く書いてく自信があって、戦術メインで単調にならない工夫があるのなら、何も問題ないし倦厭もされないと思う。
でもまあ、「戦術・戦略を楽しむ」という楽しみ方はやや対象年齢が高く流し読みもしにくいのでWebには向かないと思う。
「戦術・戦略を楽しむ」というのは、結局のとこ「それを考え実行してるキャラクターの活躍を楽しむ」と考えるほうが楽しみやすいし、戦術の概要を把握してなくてもキャラが活躍してるってことがわかれば楽しめるので、結局はキャラ主体になりがちじゃないかな。

>やはり主人公に苦悩や刺激、それを解決するために行う努力
現実に考えて、刺激はともかく、苦悩や努力は楽しいものでしょうか?
つまりこれを書くのは「面白くないものを面白く書く」というだけの力量あって成立する話なので、例えばありがちですが「終盤で主人公は成長するから、そのための辛い抑圧を序盤に書かなきゃいけない」という気持ちで書いていると、その序盤は「読んでて面白くない」ことはわかりますよね。
面白く書こうとしてない、辛く書こうとしてるので、当たり前でしょう。
「ストレスになるから」という理由じゃなく、「作者が進んでストレスを作ってるから」というのが理由です。
カタルシスをより良く書くには序盤に抑圧を置く事は正しい選択です。しかし、それを「ただ辛いだけのもの」として書いているのが間違いで、面白く書かなきゃいけません。
「面白くないものを面白く書く」というだけの力量がなければ、と書いた意味がわかるでしょうか。
何も考えず状況だけ書いてりゃ「面白くないものを面白くないまま書く」わけだからストレスになりやすいというのは事実だと思いますが、苦悩や努力それ自体がダメなわけではありません。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 戦記物を読んで思うのですが

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元記事:執筆中、面白くないんじゃないかと不安になる

 書いてる時や、1,2回読み返したときは「いいぞ。面白い。よく書けてる」とか思うのですが。読み返せば読み返すほど、面白くないんじゃないのか。とか、ここを修正したほうがいいと思うけど修正しても面白いかどうか‥‥とか。いろいろ考えちゃうようなわたしの小説は本当につまらない可能性が高いですか?それとも、少し考え過ぎなだけですか?

上記の回答(執筆中、面白くないんじゃないかと不安になるの返信)

投稿者 サタン : 8 人気回答! 投稿日時:

あるあるですね。
たぶん誰もが同じように感じたことあるんじゃないかと思う。
でも、そうだな……例えば一日3時間執筆してて、一ヶ月で一作書いたとしましょう。
では、好きな作家の作品を思い浮かべてみてください。
今度は、同じように好きな作家の作品を一日3時間読んで、それを一ヶ月続けてみましょう。シリーズものなら一巻だけ繰り返し読んだりその作品のことを考え続けてみたり。
ぶっちゃけ、飽きるでしょ。2・3回続けて読んだら、いくら好きな作品でも次第に苦痛になると思う。
読み返して面白いと思ったのなら、面白いですよ。でもそれを何度もやってりゃ飽きて当然だし、飽きる以上は完走もしにくいんじゃないでしょうか。

おそらくその感情は自分が書いてる物語に対して自分が飽きてるだけなので、その前に書き上げるのが良いです。
ネタには鮮度があるので、そもそもその鮮度が落ちるような事、例えば「執筆途中で読み返す」や「気になる所を修正する」などはやらないほうが賢明かと思う。
書いた部分が上手くいってるかチェックするつもりで読み返すことが多いですが、同じ話を二度三度と読んだら飽きが早くなる。
読み返すなら書き終えてからと思ったほうが良い。
部分的な修正も同じ。修正する以上は読み返して修正箇所を見つけるわけだし。そんなのは書き終えてからすること。

1・2回読み返したときは面白いと思うなら、初見の読者であなたと同じ感性を持っている人なら面白いと思う。
あとはその感性が多くの人に共通するかどうか、大衆に合うかどうかが読者の反応としてイコールになる。
反応が悪かったなら、面白いが感性に合う人が少ないというだけの話なので、面白くないわけではないです。
もし、執筆途中ではなく完走した後に読み返して~という話であるなら、考え過ぎな部分もありますが、大衆向けではない面白さを扱ってる場合もあるでしょう。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 執筆中、面白くないんじゃないかと不安になる

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元記事:ヤンデレが書きたいのです!!

 ヤンデレが書きたいのだ。
 主人公にデレッデレっ! ってくらいで依存しまくってて、さらに主人公を想う他の女を全部殺していくような独占欲強めの、愛がやたらめったら重いヤンデレを書きたいの。
 具体的にどうすればいいのでしょうか?

 カテゴリー通りの描写とセリフで迷っています。

上記の回答(ヤンデレが書きたいのです!!の返信)

投稿者 サタン : 8 人気回答! 投稿日時:

ヤンデレ。
ツンデレもそうなのだけど、これはキャラクター性の話で、その表現の仕方で回答も変わるので、どんなのが書きたいかで結構違うと思います。

大別すると性格として書く場合と、キャラとして書く場合があると思う。
性格として書く場合、「ヤンデレ」を書くわけだから、ヤンデレがテーマの話を書くことになる。
つまり、「その人が病む過程」を書くことになる。
すると終盤で「病む」という落ちになるわけだから、序盤中盤は「病んでない」わけで、それどころか「病みそうな人物には見えない性格」のほうがより「病む展開」が映えるため「ほんわかした女性像」とか「献身的な女性像」といった描写が主になります。
要するに「まったくヤンデレっぽくないキャラクター」です。
そこへ「病むような展開」があるためにクライマックスで一気に病んで、そのときには手遅れなほど主人公に依存しまくってることが伝えられる。

キャラとして書く場合、「ヤンデレ」というのは一種の記号です。
ですので、病むような演出をしていけば良いだけで、そこに使われるツールは主に「嫉妬」でしょう。
また「病んでる」という事を表現するため自己中心的な言動をするので、まあヤンデレによくありそうなセリフとしては「どうしてわかってくれないの」とか「なぜ逃げるの」とかですね。
ようは「病んでそうな場面」を用意すれば良いだけで、そのための演出に終始します。

おそらく書きたいのは前者ではなく後者なのではないかなと思う。
前者は序盤中盤では病んでないのでそのキャラクター性を書けないし、対して後者は初出からガンガン書いていけるので、Webをはじめラノベの多くで採用されてる形ではないかなと思う。
ですが、
ここで言う「キャラ」というのは、芸能人とかがテレビに出てるとき「キミはそういうキャラでやってくの?」といった笑いがありますが、そういう意味での「キャラ」で、要するに「キャラを演じてる」という意味で書いています。
つまり「キャラ」で書く場合、なんかウソっぽい、そういうキャラを演じてるだけであざとい、そういう印象がついて回ったりもします。
ヤンデレという特徴を書いてるだけで、ヤンデレそのものを書いてるわけではないためですね。
後者はヤンデレを記号として扱ってるだけなので、薄っぺらい印象があり、特徴を上手くアピールできないとキャラクターとしてスカスカな人物になったりします。

個人的には前者をやる事をオススメしますが、Webでは短いページ数で必要な事がわかれば良い作りが好まれるので、キャラで書く後者がウケやすいだろうなとは思います。
理想的には5千~1万文字くらいで前者の「性格としてヤンデレ」を書いて短編か掌編でまとめ、キャラを理解してもらった後に後者の「キャラとしてのヤンデレ」を書いていくのが一番良いだろうと思う。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: ヤンデレが書きたいのです!!

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元記事:中途半端にとったセミプロとしての生活に意義はあるのでしょうか。

 私は現在、キンドルに電子書籍を5000文字ずつ出し、本命のライトノベルを書くための筆力を得るための修行に励んでいます。売り上げはぼちぼちです。
 しかし、新人賞に応募せず、なろうやカクヨムでも書かずに果たして自分の目的に近づけるのかというのが心配です。世の中の流行を掴んで追う能力はある程度必要だし自分なりのアレンジを加えているとはいえ、もしかしたら無駄ではないのか? というのが心配です。
 あと、処女作や今書いている作品で躓いたら、本命の作品のジャマにならないか心配です。

上記の回答(中途半端にとったセミプロとしての生活に意義はあるのでしょうか。の返信)

投稿者 読むせん : 0

プロの何がいいのかが、まず分からない。
ラノベのプロってどれくらい稼いでいる人を基準にして考えるのが普通になるの???

カテゴリー : その他 スレッド: 中途半端にとったセミプロとしての生活に意義はあるのでしょうか。

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投稿日時:

元記事:艦これ2次創作小説のタイトルとログラインのテストマーケティング

こんにちは。

今現在、『SAVE THE CATの法則』という本でシナリオ論の勉強をしながら艦これの2次創作小説を書こうとしています。

早速、一作目のタイトルとログライン(これはどんな物語か?)を考えてみたので批評をお願いします。

興味を惹かれるか。
ここが分からない、などなど。
何でも良いのでご意見を頂ければと思います。

【タイトル】
女王の子供たち

【ログライン】
艦娘が生まれる以前。
世界を襲う深海棲艦に妻子を殺された男はその正体を追う。
ある真白の肌を持つ女性と共に――。

上記の回答(艦これ2次創作小説のタイトルとログラインのテストマーケティングの返信)

投稿者 読むせん : 3 人気回答!

\(^o^)/いみわかんない。

もともと艦これしてないし。
ログラインの練習?としては、既存の物語のログラインをあぶり出す方が基本だと思う。

たとえば、あなたはハリーポッターのログラインをどう描く?指輪物語のログは?無難なところでジブリ作品のログライン書いて、そのログに面白さを感じるかを人に尋ねてみた方がええで?

名作すら、自分の書いたログラインでは駄作化する可能性があるのを考えてみぃ?

書いてもいない物語の、初めて書いてみた拙(つたな)いログラインで、【この(小説の)ログライン面白そう?】か訊かれても、わかるわけねーよ。初心者×初心者の二乗だもの。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しいていうならキャッチコピーとログライン同一視してない?

ラピュタのログラインは私が書くと
【組の孤独な少年少女が、奇妙な運命のみちびきから、天空の城ラピュタに至’(いた)る物語】
キャッチコピーは【ある日、少女が空から降ってきた】
=================
あたりだと思う。
同じログライン練習なら、せやね・・・・・他の人にも有名作品をログライン化してもらって、(前もって)自分が書いておいたログラインと比較。いいところや素敵なところを見習う。とかからスタートしたら?

カテゴリー : その他 スレッド: 艦これ2次創作小説のタイトルとログラインのテストマーケティング

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投稿日時:

元記事:『プロローグ相談』の人口が少ないのでこちらに転載して相談させてください。

大野です。
タイトル通りなのですが、以前こちらで相談させていただいた『転生モノ』のプロローグを描いてみたので相談させていただきたいです。お返事くださった方もいたのですが、少ない人数からの意見を参考にするのは好ましくないと考えているので、こちらでも相談させてください。
プロローグと言うにはいささか長いですが、いくつかの都合で『プロローグ+アルファ』くらいの文量になっております、ご容赦ください。
これより下、転載です。元記事のリンクも一番下に張りますが、できればこちらにお返事ください。

プロローグ投稿先URL: https://kakuyomu.jp/shared_drafts/aUimWCMzb8UeJvGIHINoFmibJiHfSReA

以前、『創作相談』の方に挙げた『転生モノの相談』のプロローグ三十ページほどです。
企画としては
 『ガンダムっぽい世界の敵国に生まれた主人公』が『ガンダムオタクであった前世の記憶と前世人格(守護霊的な)』を取り戻し、無双したり他の転生者と揉めたりするお話です。
 どこかの小説賞に応募する予定で、あくまで『ガンダム』ではないし『ガンダム』を知らなくても楽しめる作品を目指して作る予定です。
 ただ、上述の理由により『原作自体がかなり複雑』な世界線に転生することとなるので序盤で紹介する設定をかなり抑えめにして作ろうと思っています。

 以下に全体のあらすじ・プロローグが内包している伏線や伏線になる予定の設定を書きます。そのうえで、ご意見もらえると幸いです。

全体あらすじ。

 主人公・ジェイクは異世界・パルム帝国軍の中級士官である。士官学校時代にお世話になった先輩にして第三皇女/地球制圧軍の司令官(七光り&旗頭的な扱い)に当たるヒロイン・エリーチカに惚れつつも、『手が届かない存在・士官学校時代が特別だっただけ』と諦めていた。

プロローグ。
 そんなある日、GG(大型ロボット兵器)乗りでありながら、前線から遠いとある基地の哨戒任務に就いていた彼は敵のゲリラ部隊と交戦・絶体絶命の危機に陥るも、ロボットアニメ『機動装鎧トルクギア』ファンであった前世の記憶(と人格)が己の内に蘇ったことで『戦闘勘・ゲームでの対人戦経験』を取り戻し、敵を返り討ちにする。(ジェイクの前世は守護霊のような存在として扱う。基本的には別人格だが、ジェイクに憑依することが可能である)
 前世の己(コオロギと名乗る)と会話していく中で、自軍が負けることをジェイクは知る。『できる限り原作には関わらず生き延びたい』と消極的な決意をするが、奇襲部隊討伐の手柄を評価されたジェイクは前線への栄転を命じられ、エリーチカ直属の部隊に配属され、原作主人公と因縁が深いライバルポジの男の部下になってしまう。

第一部。
 ジェイクは偶然にも再びお近づきになれたエリーチカとの会話を楽しむが、同時に死への恐怖も抑えきれない。コオロギから情報収集をする中で、ジェイクの直属の上司となったエウリー中佐がエリーチカと深い因縁があり、とある理由から原作主人公を利用して彼女を謀殺する男であったことを知る。

第二部。
 前線での戦闘や自主的な事務作業の手伝いを通じてエリーチカの関係を深め、戦闘で生き残ったことによる自信と共に諦めかけていた恋慕を再燃させるジェイク。コオロギと共に『原作への干渉をするか、しないか』悩みながらも充実したひと時を過ごすが、その間にも『トルクギア』の物語は進み、決断の時が迫る。コオロギはとある理由から『自分以外にも転生者がいる可能性』に気付く。

第三部。
 エリーチカ謀殺の前日。エリーチカへの想いを確かにした『ジェイクは謀殺の概要を知っている・その謀殺が後々のとある事件によって無意味になる』とエウリーに迫る。しかしエウリーは己自身がコオロギの気付いた転生者であること、彼の親友であることを告げて立ち去る。
 当日に至り、敵軍兵がエリーチカを手に掛けようとするのを見て原作への干渉をジェイクは決意するが、エウリーが前世の親友と知ったコオロギの決意は揺らいでいた。前世の親友と現在の想い人の二つに対して葛藤するジェイクとコオロギは迷いの中で敵部隊を撃退するが、戦闘終了後に『己を殺すか、己がエリーチカを殺すのを黙ってみているか選べ』とエウリーに迫られる。
 戦いの中でエウリーの本心に気付いたジェイクはエウリーを説得し和解する。

プロローグにおいて伝えたいこと・伏線。
①主人公と前世の記憶共有が完璧ではないこと。
②主人公がヒロインのエリーチカに惚れていながらも、敵わぬものと諦めていること。それらを自覚していること。
③主人公に兵士としてのやる気があまりなく、(少なくともプロローグの時点では)『己の命と生活』を第一にしていること。
④前世人格が主人公に対し、多少からかいの意思を持ちつつも協力的であること。

元記事URL: https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/prologue/novels/thread/197

上記の回答(『プロローグ相談』の人口が少ないのでこちらに転載して相談させてください。の返信)

投稿者 あまくさ : 0

大野さんが同意できるかどうかは分かりませんが、アイデアの基本構造が「悪役令嬢モノ」と似ている気がしました。まず、その点いかがでしょうか?

私見ですが「悪役令嬢」の最大の強みは、主人公の置かれた状況、状況に対するモチベーション、この基本ルートから派生するストーリーの発展性、この三つがきわめて分かりやすいことだと思います。

ご存じかと思いますが「悪役令嬢モノ」は、主人公が既知の乙女ゲームなどの「悪役令嬢」として転生してしまうという設定です。で、原作のルート通りに進むと悲惨な最期が待っていることが分かるので、何とかしてそれを回避しようとするんですね。
原作と同じようなイベントが次々に起こり、「これ、知ってる!」とばかりに回避行動を開始。で、原作と同じ結果になれば破滅に近づき、異なる結果となれば破滅が遠ざかることになります。この、それこそゲームのような分かりやすさ。
そして主人公が原作と異なる行動をとることによって、ストーリーは思いがけない方向に展開していきます。(ストーリーの発展性)

御作がこれと同じような展開をするのがいいと言いたいわけではないのですが、粗筋を拝見した限りでは、「原作を知る前世のもう一人の自分」というアイデアがストーリーの中でどのように活かされているのかが分かりませんでした。そこが気になります。

主人公の前世の人格の覚醒。
このイベントだけでも、読者にそれなりの衝撃を与えられる可能性はあると思うんですね。
しかしです。
そこで終わってしまっては、いくら衝撃的でもただの出オチです。
これは、その後のストーリーの根幹に絡んでいかないとダメだと思うんですよ。
なのでアイデアが見事に物語の主筋と一致している好例として「悪役令嬢モノ」をあげたのです。

御作における「主人公の二つの人格」の位置づけがどうなっているのか、それを再検討してみることを強くお勧めします。
もう一つの点検事項は、御作の最大のウリは何かです。

1)「主人公の二つの人格」というアイデアは、御作の最大の魅力ですか? それとも、それは複数の魅力の一つであって最大の魅力は他にあるのだと思いますか?

2)もし「二つの人格」が最大の魅力とするならば、出オチではだめでしょう。その後のストーリーに関わり、方向性が明確で読者に分かりやすく示されるものでなければいけません。

3)「二つの人格」が複数のウリの一つなのだとしたら、それはそれでありです。しかし、その場合は最大の魅力は何なのかをはっきり意識する必要があります。最大の魅力が他にあるのに「二つの人格」の方にも中途半端に頼ってしまうと、まとまりのないモヤっとしたストーリーになってしまう危険が高いです。

そのへん、いかがでしょうか?

カテゴリー : ストーリー スレッド: 『プロローグ相談』の人口が少ないのでこちらに転載して相談させてください。

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