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ゴミカスさんの返信一覧。最新の投稿順4ページ目

元記事:殺人ものはどこまで許されるのかの返信

サイトの基準によります。GANTZがそもそも掲載可能なので。

一方で有害指定図書とかにされる作品もいろいろあるので、サイト初の有害指定小説になるかもね。

エブリスタなら、まあその程度なら余裕ですね。

上記の回答(殺人ものはどこまで許されるのかの返信の返信)

スレ主 ゴミカス : 0 投稿日時:

初の……と書かれると、なんだか凄く光栄なことのように感じます。
面白そうですね。それならその方向でやってしまっても、無駄足にはならないかもしれません。
何事も一番は誇らしいですからね。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 殺人ものはどこまで許されるのか

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元記事:殺人ものはどこまで許されるのかの返信

 自分みたいな未熟者が答えて良いものかと思いましたが、昔にそういう小説を書いていた身として回答できるところはあると思い、書かせていただきます……(違うな!と思ったらスルーしてくだされ……)

 結論を先に言うと「どこまでも許されるとは思うけど、それが面白さに繋がるかは微妙」という感じです。

 多分、「死んだ人間の数や被害の規模」は関係ないと思います。ディズニー傘下に入ったあとのスターウォーズでも、たくさんの人間が住んでいる星々が大量破壊兵器で消滅したって展開ありましたからね(アレは中々に衝撃的で好きです)。
 さすがにアンパンマンとかではないと思いますが、少し対象年齢の上がった仮面ライダーでは令和時代でも大規模な厄災で人が大勢死ぬ展開もありますし、そこらへんは問題なさそうです。

 ライトノベルという中高生対象のジャンルにおいても同じで、私が高校生の頃はGANTZが大人気でした。席替えで窓際の席になると「お前、カタストロフィで真っ先に死ぬポジションやんけw」って言いあっていたり、一種の共通言語的なポジションにまで到達していました。今でいう鬼滅の刃とか呪術廻戦とかそのあたりの……。
 なので、比較的「無慈悲に人が死にながらも、主人公たちはそれに抗うべく絶望に立ち向かう」というテーマは、中高生に好まれやすいのかなーと。性的表現も同様に「童貞卒業してー」とか「コンビニにコンドーム買いに行くの恥ずかしい」とか、高校生あたりは身近に感じるネタはむしろ好まれるんじゃないかな……と思っています。なので個人的には自分の人生を変えた作品でもあるからなのですが、GANTZはライトノベルを書く上でも自分はバイブルにしているレベルです。

 ただここで問題になってくるのは「描写」だと思います。漫画やアニメだと腕が千切れたり内臓ポロンしても絵なので、そこまで注意して見なければ問題って人は多いでしょう。小説だとそこらへんの描写を詳細に書いてしまうと、書いた分だけ読者は”(イメージしたものを)見てしまう”ことになるので、ちょっと考えなければいけないトピックだと思います。

《注意! ここから先、けっこうなグロ描写を書いちゃうので苦手な人は読まないでください……》

 たとえば剣で敵兵士を斬り伏せた描写があるとします。

『描写1(マイルドなほう)』
 剣閃が夜を斬り裂いた。
 その瞬間、兵士の体が真っ二つに割れた。残ったのは長剣(ロングソード)の銀の刃のみ。

『描写2(グロ描写パワー解放なほう)』
 剣閃が夜を斬り裂いた。
 その瞬間、兵士の頭部に銀の刃が押し当てられた。銀の刃は兵士の頭蓋を叩き割るように顔面を潰していくと、そのまま股座まで一直線に降りていく。真っ二つに割れた頭部から飛散する脳漿、四散する血飛沫、地面に吐き出されていく贓物、裂けていく肉の音。そして最後に銀の刃を滴り落ちる赤黒い血。全ての中心に、一本の長剣(ロングソード)があった。

 前者はよくライトノベルでも見かける描写です。ただ後者はマイナーかな……といった感じであまり見かけない描写です。というのも、絵で表現すれば後者のほうがサマになるのですが、文章で表現すると後者の場合は余計なグロ描写が読者のイメージに強く残ってしまい、その後の展開を薄味にしてしまう可能性があるからです。

 小説という媒体は良くも悪くも作者の描いたものを、そのまま読者の脳内に投影させやすいです。読み手は情報の取捨選択を無意識に行うことが難しいので、作者は常に読み手が“ついてこれて、ついてきてくれる”バランスを意識しながら書いていかなきゃならない……のかなぁ。個人的にはそう思っているけど、世の中の大先生はどう思っているのかは分かりません!

 まぁライトノベルというジャンルではどこまで許されるかはぶっちゃけよく分かりません! 何でも許されるんじゃないかなーって思っていたりもしますが、要は「面白ければいい」ジャンルなんです。ただグロ描写は面白い要素を阻害する要因にもなりえるので、それがメインのシーンで書く意図が無い場合はアッサリでいいんじゃないかなぁ……少なくとも自分にはそれしか思いつきません!
 ただ手はあるんじゃないかなぁとも思いますよ。グロ描写と面白さ、手軽さの両立。朝の電車で異世界転生モノを読むサラリーマンもいれば、ベルセルクを読むサラリーマンもいますし。ただ私は三浦先生の到達した領域には100回転生しても辿り着けない人間なので、諦めているだけです(笑)

上記の回答(殺人ものはどこまで許されるのかの返信の返信)

スレ主 ゴミカス : 0 投稿日時:

おそらくですね、人は人の死でしかなんとも思いませんよ。
スターウォーズだって人ではなく宇宙人が主に出てくるじゃ無いですか。宇宙人が死んだところで観ている人は宇宙人自体にはなんとも思ってませんよ。
人が犬の死に悲しむのは、犬に人の心を見出しているからです。生きた魚を捌くところに目を背けたくなる私も、私の人としての命を無意識に魚と重ねているからだと思います。
フィクションの映像作品の死人は、人間として見られていないんですよね。
ただ、人間として見られるような創作しておいて、それを殺す描写を書いたのなら確実に悲しいと思います。面白くもないんですよね。
でも人は心動かされないと生きている実感は湧かないので悲しい作品も読んでくれる算段なんですよ。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 殺人ものはどこまで許されるのか

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元記事:殺人ものはどこまで許されるのかの返信

良くも悪くもそれがモブである以上、億兆京垓と重ねようと「殺した数」はそんなに大事ではないと思うんですよね、作品世界やそれに及んだ戦禍のスケール、あるいは現れた超存在や超兵器が如何にパワフルであるかという表現にはなると思うのですが、そのものがショックを与える事はないと思うのです。

よりショッキングな殺人というのは数よりも過程であると思うんですよね。
特に「辛い展開」として話題になったものというと、「誇りや大切なものを完膚なきまでに踏み躙られた末に殺される」とかチェンソーマンの銃の魔人戦のような「それまで兄弟同然に過ごした者をやむに止まれず殺す」とか、表面的な数や方法以上に文脈が生む残酷さがより大きなウェイトを占めていると感じます。

> グロテスクな小説で規制されているのって知らないんですよね。
その辺は心配無いと思われます。
特に昨今は小説に限らずゴア表現には凄く寛容になったというきらいがあります、進撃の巨人や鬼滅の刃は人を食う人間に近い見た目の怪物や登場人物が腕や目を失う事もままありますし、去年の直木賞受賞作のテスカトリポカも序盤から凄惨なリンチの末に殺された人物の屍がぼかされずに描写されています。

上記の回答(殺人ものはどこまで許されるのかの返信の返信)

スレ主 ゴミカス : 0 投稿日時:

自分の身に降りかかるかもしれない不幸を表現し、読者に不安を与えたいとする殺人ものに必要なのは、そうですね、過程ですよね。

私は質問主でありますが、常々殺人の起きる作品を読んでいて、一番引っ掛かるところは殺される者の末路に納得が出来ないことです。
理不尽を表現するためにあっけなく登場人物を死なせることがもったいなく感じるんです。『アカメが斬る』を読んだことがあって、理不尽のように見えているのに、その反面必ず仕打ちを受けるというところはすとんと腑に落ちます。
ただ、すぐに忘れてしまうような殺人はもったいないと思います。

私が書きたいのは意味があり、忘れられない大量殺戮。その為に殺人の描写をどこまで書き込み、意味を見出しても良いのかが作家としての悩みどころです。

個人的に殺人=死は数ある表現の中で上位に組み込むほど演出を映えらせるものだと思います。
デスゲーム系が何気なく好まれているのも、常に死の気配が作品を輝かしているのでしょう。

私が求めているのが描写力というのでしたら、そのまま自分の腕を高めるしかありませんね。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 殺人ものはどこまで許されるのか

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元記事:殺人ものはどこまで許されるのかの返信

 ガンダムとか冒頭ナレーションでアッサリ全人類が半分に減るし、ウルトラマンが撃墜したバルタン星人の宇宙船には20億のバルタン星人が居て、その大半が死んだと言われています。

 まあ要するに『どれだけ殺そうが、書き方次第です』という事なんですが。

 二次大戦前くらい、『大日本帝国』とか『第三ドイツ帝国』とかがあったころ、今でいう『洗脳教育』ってものがあったじゃないですか。
 アレがまさにそうですよね。
 ちょっと例文。今適当に作ったんで、『俺の知ってる日本史となんか違う』と思ったら、多分大野のミス。

①日本は、『欧米圏による植民地支配からの解放』を名目に東南アジアへと軍を進出させた。だが彼らの実態は元の植民地支配とさして変わらず、一般人への虐殺や略奪も行われることがあった。

②我らが偉大なる大日本帝国軍は、鬼畜米英によるアジアの仲間達への支配を断じて許しはしない! 中には、不幸な行き違いによる一般人への発砲や、やむを得ない事態にあっての補給も行われたが、アジアの友たちよ、共に手を組んで鬼畜米英に立ち向かおうではないか!

③かの野蛮なるヤポーネは、我がフランスの植民地にあって、農奴たちへの略奪と虐殺行為を何度も働いた。これは許されざる蛮行である! 君たちの家族、フランス軍の精鋭たちも多くが命を落とした。今こそ、正義の鉄槌を!

④日本人たちは最初、私達を植民地支配から解放する、と言ってやってきました。けれど、彼らの実態はあの忌々しい白人たちとさして変わらなかった。でも、いつかは報われると信じて、協力してきました。

⑤まず最初、白き肌の者どもがやって来て我らが祖先の土地を奪った。森は焼かれ、人々は隷属を強いられた。次に、東の国の者どもがやって来て、我らを解放すると言った。彼らもまた、森を焼いた。森は今、怒っている……。

 最後のはまあ、ジョークですが。
 書いた内容は大体一緒です。
 大日本帝国サイドをかなり誇張表現で描いたのでアレですけども、『同じ内容だろうが書き方次第で違う用に受け取れる』と言うのはなんとなくわかるんじゃないでしょうか。

 その上で、はらわたさんの質問に添った答え方をするなら『虐殺される側の家族とか、内面の善良さみたいなものをとても細かく書き込んだり、或いは殺し方のざんぎゃぐさを長々と描写しなければ、多分オッケー』って言う所でしょうかね。
 
 と言っても、この問題には『行為の問題』『脚本の問題』の二つがあって、『書き方を気を付ければ、概ね行為そのものは受け入れられるだろう』とは思いますが、『脚本的に無意味な虐殺』『キャラや世界観の整合性を無視して虐殺が起きる』などの無茶なことをする場合は、判断が分かれます。

 ただ、ピンポイントに『虐殺という行為』について語るのならば、『被害者側に寄り添った書き方』をしなければ概ねオッケーでしょう。

上記の回答(殺人ものはどこまで許されるのかの返信の返信)

スレ主 ゴミカス : 0 投稿日時:

ガンダムはリアルを求めて、ガンダムの力を人類半分の命の重さとして表現したんだと思っています。コロニー落としが出来たのはモビルスーツの力で、そのモビルスーツに対抗するために同じくモビルスーツガンダムを作るという、真っ当な理由のために。

殺人も物語を成立させるための都合であれば許されていますよね。むしろ、GANTZのあれは読者が戦闘力だとか、脅威度を測ることができるようになるための演出に見えます。

そもそも読者が本を閉じるような虐殺を書いたのなら大損ですしね。理由を生むためでしか殺戮なんて書いては駄目なんでしょうね。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 殺人ものはどこまで許されるのか

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元記事:物語作品の「何が駄目なのか」が読者視点で分からない

 こんにちは。今回も軽めの相談的なやつなのですが、変な内容かもしれません。答えにくかったらすみません!

 私は読者としての視点で物語作品を読む(もしくは見る)とき、どんな作品でも基本的に面白いと感じてしまう困った感性を持っているんですよね。

 一般的な感性を持っていないからなのだと思ったのですが、何を読んでもつまらないと感じないんですよね。まぁ自分の書いている作品が全世界ナンバーワンの駄作だと思っているから、必然的にそれ以上は全部面白いと感じるってだけ……とも思うのですが、こうなると一つ怖いことがありまして。

 世間一般でいう「つまらない作品の、つまらない展開」を面白いと感じてやってしまうのではないか、ということです。これは書き手として致命的だと感じております。かといって、他の人の作品が滅茶苦茶に言われているの(ダメ作品まとめ動画的なのや、ネットでバッシング受けているのとかはキツいです……)を見るとめっちゃ悲しくなって泣いてしまうぐらいアレなので、これ本当どうすればいい!?って感じです。

 普通に何かを見て「つまらない!」と感じられたら、その実感を創作に活かせるのですが……そうなる方法ってありますかね!?

※実写版デビルマンでもダメでした。教会で向き合うシーンカッコいいと思ってしまいました。実写版進撃の巨人については、一時期めちゃくちゃハマってたぐらいです(原作は2巻出た頃から発売日に買っているレベルでファンではあるのですが……おかしいですよねw)

上記の回答(物語作品の「何が駄目なのか」が読者視点で分からないの返信)

投稿者 ゴミカス : 1 投稿日時:

例えば、生きている作品と機械の作品で二つに分けるとします。
生きている作品は読者からすると、主人公や他のキャラクターの思考や行動が物語を作っていき、展開と結末に大きな期待を生むことが出来て、読者が中盤まで読んでくれると最後までついてきてくれます。
結果が全て。最後の最後に良い作品なのか、駄作なのかを判定されます。
対して機械の作品は、演者の舞台であり、最高の結末へ導くため不自然でも主人公やキャラクターを舞台装置にし、強引に読者の読後感を良くします。
約束されないが読者を引き込もうとする生きている作品か、約束されていて好む人なら必ず食いつく機械の作品か。質問主様がこの二つのどれを選んでいるかによって自身の作品の傾向も知れるはずです。
ただ、生きている作品は読者が読者自身の理想像という期待を当てはめて読まれてしまうので、中途半端な所で不評されてしまうと全員を敵に回します。自身の作品の特性を読み返せば、問題とされた箇所がなんなのか分かると思いますし、それをどうするのか決められるはずです。
つまらない面白いは読者の感覚。結局作者の元々の素材をどう料理するのかというだけなんじゃないでしょうか。

カテゴリー : その他 スレッド: 物語作品の「何が駄目なのか」が読者視点で分からない

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元記事:小説投稿サイトを利用しての悩み2

小説を書き始めて1カ月くらいの小説太郎です。以前小説投稿サイトを始めたけど読まれない、みたいな相談をしたことがあります。

その時他人の作品をもっと読んだ方がいいと言われたので、最近は他の人の作品を読んでいます。それで新しく生まれた悩みが以下のものです。

どうせ人の作品を読むなら、ランキング上位や書籍化された作品を読んだ方が勉強になる気がする。でも嫉妬とか色んな気持ちがあって、なかなか読めない。なんかこういう人気作品を見ていると、すごく気持ちが焦る。別にプロになれるとは思っていない。でも、あわよくば自分の作品も本にならないかなって気持ちもあるのも事実。でも今はコンクールに出すようなレベルでもない。だから今はコツコツ努力して、小説の腕を上げていきたい。

以前は自分の小説が読まれないことにあたふたしていたけど、今は読まれなくても、そんなに気にならなくなった。でも一部の人気作品を意識すると、心が揺れる。俺はなんのために小説を書いているんだろう。これから、俺はどうなりたいのだろう。

そんなことにもやもやしております。どうぞアドバイスお願いします。

上記の回答(小説投稿サイトを利用しての悩み2の返信)

投稿者 読むせん : 1

そんな質問しとったん?へーって感じ。答えた覚えないわ。

あー‥‥ワタシも「他者の作品を読め」派だけど、その理由が根本的に違うわ。
とりあえず、それで自作が読まれへん理由分かったやろ?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
同じ1時間を使うなら、お前さんの評価すらされていない駄目そうな作品を読むより、無難に高評価うけてるランキング作品を読むのに使いたいねん。誰だってそうなのよ?

でもって、それを嫌がるのは劣等感に腐っている凡百なワナビー底辺作家層だけ。
本気ならランキングはもちろん、その作品に感想書いた人の作品まで読みに行け。(・∀・)ニヤニヤ

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 小説投稿サイトを利用しての悩み2

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投稿日時:

元記事:キャラクターへの自己投影について

先日友人とキャラクターについて話していた際、私のキャラがどうにもワンパターンの思考や行動がしないことを相談したところ、自己投影の部分が強いからということがわかりました。

私は難しい問題事からは目を背けて理由を付けて逃げたくなりますが、私の書くキャラクターも皆そんな感じです。何かしらの理由をつけてみんな逃げようとします。

私が書きたいのはこんなワンパターンな子じゃなくて、自分の要素しかない薄い人間じゃないのになぁとすこししょんぼりしてます。

これってどうすれば改善されるのでしょうか?

上記の回答(キャラクターへの自己投影についての返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

たぶんこれスレ主さんの作品を読んでみないとわからんかもしれん。
自己投影が強いからという結論になったようだけど、それが真実かどうか第三者からはわからない。
悩み相談も返信がまとめて一度きりの一方通行なので、こちらとしてはスレ主の性格がつかめないため、判断材料がない。そのため回答は「自己投影が強い」ということが真実だという前提の話になっちゃう。

まず、生み出したキャラクターが作者に似ているのは当たり前です。
イラストでさえ、作者がガタイのいい体つきしてると女の子を描いても男っぽくなっちゃう。自分の身体を一番見慣れてるから当たり前だね。
当然、文字だけの小説でも、作者の口調や思考回路が一番作者が慣れてるものだから、それに近い形になっちゃう。
それが嫌だというなら自己否定なので、まあ、好き嫌いの話じゃなく物語上「そういうキャラじゃダメ」って事もあるので、方法はあるけども、まずは自分が作ったものを受け入れるのが大事だと思う。

さて。
キャラクター単体のご相談ですが、これは作者が基準になるのはしょうがないのでそれは受け入れるしかない。
例えば、無理に「自分とは違うキャラ」を作ったとしても、今度はそれを動かすことが出来ない。そんな「自分と違うキャラ」がどう動くか自分と違いすぎて理解できないので。
この方向性で書くならば、「自分が強く憧れてる人物像」とか「自分から見て反吐が出るほど嫌いな人物像」を想定すると楽。
「この理想キャラはこう動くべきだ」とか「このゲスキャラは自分が嫌だと思うことを詰め込んでるから自分から見て嫌な行動を取る」とか、あくまで「自分」基準で考えられるため。

自分で作った自己投影が強いキャラを、そうではないように見せる、ということも出来ます。
これはキャラクターの問題ではありません。
ストーリーや演出の問題。
例えば、
>私は難しい問題事からは目を背けて理由を付けて逃げたくなりますが
とありますが、では、スレ主さんは今まで生きてきた中ですべての難しい事から逃げ続けてきたのでしょうか?
おそらく違いますよね。例えば試験とか就職活動とか、避けられない事は多いです。
なら、物語の中に「避けられないこと」を置けばいいだけ。
キャラがワンパターンな行動をするってのは、そもそも物語を導けてないって事が問題。
誰だって、慣れた行動で最短最善の行動をするものですから、同じ行動が取れる状況が続くなら同じワンパターンな行動・思考になりますよ。

キャラを動かす基本は、まずキャラないし物語にキャラが動くための「目的」を用意すること。
次に、目的を達成させないための「障害」を用意すること。
この二点だけで「目的を達成するため障害を乗り越える」という形で作れる人は作れますが、補助として、スレ主さんの場合は「キャラが逃げ出せない要素」を作ると良いのではないでしょうか。
そう考えると、
ハッキリ言って、「いつも逃げ出す後ろ向きの弱虫が、逃げ出せない事を知って覚悟を決め、事態に対し前向きになる」という王道でありながら絶対色褪せない鉄板展開を、これほど上手く書ける感性はほかにないと思いますよ。
例えば、「吸血鬼に噛まれて怪物の仲間になった主人公が、それでも問題から目をそらして人として生活しようとする。しかし自分は怪物になったんだと自覚させられる事態が起こって逃げられないことを知り、吸血鬼として生きる決意を決める」とか。
親吸血鬼に隷属する執事のような形にしてもいいし、恨みから親吸血鬼を倒す展開にしてもいいし、スレ主の個性を活かせば面白い作品とキャラクターを作れそうだけど……
……ふと思ったのだけど、ひょっとして、そのストーリーが作れないから、難題から目をそらしてキャラをしっかり作ればいいんだ、と考えてるのでは?

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターへの自己投影について

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投稿日時:

元記事:ラノベらしいラブコメが書けません。

以前、前の質問「恋愛経験が無いのにどうやって恋愛物語を書けばいいの?」で恋愛の書き方を教わりました。恋愛の書き方とは、基本的に「「人物A」と「そのAの異性の相手であるB」の人間関係の繋がり」を描く物だと知りました。
質問に答えてくれてありがとうございました。感謝します。

ですが、恋愛を書くことが出来ても、「ラノベらしいラブコメ」を書くことが出来ません。

あと、僕は性の事を知ったばかりで、
今まで、性の事とか恋愛とかについてまともに向き合った事がありません。

うちの両親は離婚していて、今現在は僕と母と祖母の三人で暮らしています。
そのため、僕は性の事についてほとんど知りません。性知識がありません。
聞こうにも、相手側が非難してきそうで聞くのが怖いんです。
ですが、ラノベ業界で受けるためには、異世界物かラブコメを書くしか無いんです。
一度、異世界物を書こうと思いましたが、ドラクエやFFを意識した物じゃないと受けないらしいんです。
なので、ラブコメを書こうと思いました。
そのため、ラブコメを書くために性の知識を身に付けないといけませんでした。

上記の回答(ラノベらしいラブコメが書けません。の返信)

投稿者 サタン : 4 人気回答!

まず、恋愛に性知識は関係ない。
次に、ラノベ業界でウケるためには異世界ものかラブコメだというのは極論すぎて賛同しかねる。
私を含め、何名かの回答者はいくつか前のスレッドからそこを指摘し続けていますが、スレ主さんは頑なです。
なぜ、そう思い込んでいるのでしょうか?

異世界ものについては、ここ数年から十数年の流行りというだけで、ピークは過ぎてるし流行サイクルを考えるとあと数年以内おそくともあと十年は続かないと思いますよ。
恋愛要素は相変わらず強いけど、こと「ラブコメ」で考えると、これは異世界ファンタジーが流行ってる昨今の、その前に全盛期があったジャンルで、既に衰退しています。
確かに一定の人気はあるもののそれはラブコメ以外の流行でないジャンルも同様です。今現在の分析でどうしてラブコメという答えに至ったのか疑問でなりません。なぜですか?

10年前くらいに「異世界もの書きたい」って言ったら、まあ「そんなん流行んねえよ」って言われてたと思う。
流行ってあるときいきなりガラッと変わることあるから、「こうじゃないとウケない!」なんて固定観念は捨てないと、今すぐ最高のラブコメが書けたとして、でもあなたの作家寿命は10年で終わりって事になりかねないよ。
10年後「ラブコメとか古臭いだろ」って言われてる可能性もないわけじゃないんだよ。これまで鉄板だと思われてきた「異能バトル」は「とある魔術の禁書目録」をピークに最近ラノベじゃぜんぜん見かけないでしょ?
再三聞くけども、前回も前々回も聞いたところで「ラブコメじゃないとウケないからだ!」「そんなの決まってるでしょ!」と言い放つのみで会話が成立してなかったのだけど、重ねて聞くよ。
なんでラブコメが書けないとダメだと思ったの?
「恋愛が書けないとダメか?」という最初のお悩みで、多くの人が「書けなくても問題ないよ」と答えていたにも関わらず、その回答のどこが納得できなかったも明らかにせず、なぜ頑なにそう思い込んでるの?

さて。
説教ばかりでも面白くないので、「どうしたらラブコメが書けるか」ですが、あまくささんも仰っていますが、物語にはある程度のパターンがあります。
それは、ホラーにはホラーの、感動ものには感動ものの、そしてラブコメにはラブコメの、黄金比と言ったら言い過ぎだけど、「ちょうどよい味付けになる配分量」みたいなものがあります。
ですから、ラブコメが書きたいのであればラブコメを読み、ラブコメから学ぶべきでしょう。

ラブコメはつまり恋愛とコメディなので、「恋愛要素でコメディをする」というのが大きなコンセプトの一つになります。
例えば「ヒロインの秘密を知ってしまい、密かに想いを寄せる主人公はヒロインの秘密を守ろうと七転八倒する話」とか。
主人公の行動原理が「ヒロインのため(好きだから、助けたいから)」というところにあって、これが恋愛要素となって、そして「ヒロインの秘密を守るため七転八倒する」という内容がコメディになってる。そのため、この物語はラブコメと言えます。
まず、ラブコメというのは基本的にはこういうもの。「恋愛要素でコメディする」それは覚えておいたほうが良いと思う。

次に、既存のラブコメ作品から学びましょう。
具体的にどう学べばよいのかは、最初は「まんま」学習しましょう。つまり丸パクリしましょう。
例えば「ToLOVEる」あたりが漫画で読みやすいし一話完結なので、真似やすいかと思います。
ラブコメの基本を思い出してください。
では「ToLOVEる」はどうでしょうか。まず「主人公はヒロインBが好きだけど、ヒロインAに言い寄られて、断ることもできず困っている」。次に「ヒロインAは強引な展開なのを自覚してるので主人公の気を引こうと頑張る」。
ラブコメの基本、「恋愛でコメディする」の「恋愛」がここにありますよね。
ついでに、前回さんざん書いたけど、ラブコメの「恋愛」って恋愛じゃないのよ。この程度でいいの。ラブコメの恋愛は主張しちゃだめ。
恋愛って真面目なものだから、主張したら「コメディ」が出来ない。
だから、要素として「置いとくだけ」でいい。
で。
前述したような「主人公」と「ヒロインA」があれば、例えば「主人公が本命のヒロインBに告白しに行く」となれば当然のことヒロインAは焦るし、ヒロインAに協力してる人物がいればこれを邪魔するでしょう。それを乗り越えて主人公はヒロインBに告白しにいくわけで、ところが運悪くヒロインBとヒロインAが入れ替わってて、「主人公はヒロインAに告白してしまいました」でオチにする。
例えば「ヒロインAは主人公の気を引こうとする」なら、単純に「気を引こうとして失敗して主人公が酷い目に合う話」とかでも良いわけで、どうとでも作れる。
自力で作れそうにないのであれば、「ToLOVEる」の1エピソードをそのまま流用して、例えば「宇宙から来たヒロイン」を「異世界から来たヒロイン」に変えてみるなど、ほぼまんまの丸パクリでとりあえず書いてみましょう。

それが出来ないのであれば、そもそも「ラブコメが書けない」のではなくて、物語が書けてないのだと思う。
だとすると、なおのこと「ラブコメ」とか「異世界もの」とか流行や需要を気にするのは逆効果で、書けない原因はそこにあると思う。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ラノベらしいラブコメが書けません。

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