学生の頃は二次創作メインで沢山書いてましたが、ここ数年は書きたいものがなくなったことと他人との比較による自信喪失で筆から離れていました。
最近二次創作ではありますが、久々に「こんな話を読みたいな」と思うことがありました。
ネタをまとめてみて、メモ帳に流れやセリフを書いて、ある程度固まったところでさぁ主人公の設定だ……となった瞬間、軽快に働いていた頭の回転が一気に鈍りました。
よく「話が先か人物が先か」という議論がありますが、私は長い間前者を貫いてきました。二次創作だからキャラを考える必要があまりなかったこともあり、オリジナルのキャラを考えるのがとても苦手です。
話を考えるのはいいんです。あれがこうなって時間経過する事に状況が変わって言って……と頭の中でこねくり回すのは楽しいです。
ですが主人公というオリキャラを入れようとすると、固まってしまいます。それまで考えていたストーリーで主人公は必要最低限の存在でしかなく、また自分が考えた子達はみんなありきたりでワンパターンになってしまうからです。
そんなやり方が当たり前だったので、私は話を完結させたことがありません。友人からは「それは小説に対するネグレクトだ」と言われました。
でもオリジナルキャラクターはいつもワンパターンだし、自分の要素が強すぎて上手く動かせず、愛せません。
「読みたいものがないなら書けばいい」とはよく言いますが、そのために必要なことを考える頭が足りず、ただ悶々と考えて、話をまとめて、でも自分では書けないまま諦めてしまうことの繰り返し。
消費者に甘んじてしまえば楽なのに、諦めが悪いのですがりついています。
書いてもいないのに、書くことを考えると楽しく無くなってしまいます。学生の頃は楽しかったのに。
読みたいものがあるのに、書こうと思うと逃げたくなります。
こういう状況、皆さんはありますか?
私は無いかな?
読むせんだけに、自分の価値観をネットアップするより、人の感性や価値観を知りたいし、知ることが超楽しい。
私のリアルは、なぜか身近に洗脳タイプの人間が多くて【○○は良くないよ!!】【それ悪い癖だよ!!】とか人の罪悪感を抉って他人をコントロールに来るんです。
でもってそういうタイプの人間って、固定観念が酷すぎてワンパターンだから、その人といると、あらゆる面で規制を受けてしまって・・・・・独りでいるよりも独りぼっちな気分になって死にたくなるんです。
「あー生きていたって絶対ツマンナイ!!おっしゃ一丁死んでみよう!!きっと死ぬ方が今よりもぜったい楽しーわ!!」みたいな。
価値観の更新や、作者のむき出しの心臓を触るたびに
【人間スゲー。生きる事の方が、死より絶対面白い】になっていきます。
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読むせん的には理解できない人の心臓にこそ興味があるので、そういう理解できない悩みを抱えているはすさんの描くだろう物語は、けっこう読んでみたいです。
ですが・・・書けないなら別に書かなくても良いですよ?(;´・ω・)
>>友人からは「それは小説に対するネグレクトだ」と言われました。
その言葉通りのセリフを言われたのなら、その友人は洗脳タイプの人間です。
ハスさんが、いざ執筆始めたが最後、あらゆる駄目だしを行い、ハスさんが本当に書きたかった物語ではなく【自分(友人氏)が書きたいけど描けない物語】を描く生体マシーン『自動執筆機ハス』に改造されますよ?