小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

シンさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:神視点での小説の成功例の返信

皆さんが、神視点の例に挙げていた作品を少しだけですが、読んでみました。

「聖書」
翻訳の仕方にもよるでしょうし、成立したころに視点なんて概念もなかったでしょうから、論じる意味があるのか疑問がありますが、「カインとアベル」なんかはカイン視点と見ることもできます。「ノアの箱舟」も微妙な感じ。でも全体的に見れば、神視点なんでしょうね。

「黒いおみみのうさぎなの」
Web版で確認しました。
イルークレオンの視点から始まり、ミイシャに移動。そのあともちょっと微妙ながらも視点移動を繰り返して、「その5」辺りから神視点になってますね。序盤しか読んでないので、後々また誰かの視点になるのかもしれませんが。
神視点だから読みにくいということは、ありませんでした。むしろ一元視点のところで、視点が揺らぐ方が気になりましたね。
お話はとっても面白かったので、続けて読もうと思います。

「竜馬がゆく」
試し読みで、一章のみ読みました。
神視点ではなく、乙女(おとめ:竜馬の姉)の視点じゃないですか。
当時はまだ、視点について言及されてなかったのでしょう。なので、乙女が居ない場面は、神視点になってますが、心内描写も乙女のみですし、乙女の視点と考えて間違いないと思います。
江戸に旅立つところまでしか読めなかったので、それ以降、誰の視点で語られるのか、わかりませんが。ひょっとしたら、神視点になってるのかもしれないですね。

「ハードコア」
映画の予告映像ですね。実験的な作品だったようですが、数年しか経ってないにもかかわらず、今ならVR作品で一人称映像は溢れてます。時代の移り変わりの早さに驚愕です。

「グインサーガ」
試し読みで冒頭部分を読みました。
有名な作品にもかかわらず、未読でした。これは見事な神視点ですね。
ただ、これも古い作品なので最近書かれたもの、129巻を確認してみました。試し読みできる範囲が少ないので、何とも言えませんが一元視点になってるような。
栗本氏没後に書かれた132巻は、確実に一元視点ですね。

「美味礼讃」は試し読みができませんでした。
私も神視点の作品には興味があったので、たいへん勉強になりました。ありがとうございました。
一部しか読んでないので、誤認があるかもしれません。ご指摘いただければ幸いです。

上記の回答(神視点での小説の成功例の返信の返信)

投稿者 シン : 0 投稿日時:

回答ありがとうございます。
そして、他の方たちが上に挙げられた作品の説明ありがとうございました。一部ですが、中身の概略を知ることが出来ました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 神視点での小説の成功例

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元記事:小説の理想形

グイン・サーガの栗本薫さんは、自分は小説の「絶対音感」を持っていると何かに書いていました。どう書けばいいか自然にわかるのだそうです。あの作家の書き方を視点で括れば神視点ということになるでしょうが、たぶんあの人は自分が神視点で書いているというようには意識していなかったと思いますよ。
普通に書いていただけだと思う。

で、この「普通」っていうのがクセモノで。
何事も「普通にやれ」って言われるのが一番どうしたらいいかわからないでしょう?

司馬遼太郎さんも栗本薫さんも括れば神視点になると思うけれど、読んだ印象はかなり違います。司馬さんの作品は文章も内容もクセがつよくて、好きでない人はたぶん鼻につきます。
栗本さんの作品はもっと透明感がありました。これもご本人がどこかで書いていたのですが、「名文を書く気はない。読者が文章を読んでいることを忘れて物語に没入できる方がよい」とのことでした。
神視点なのに読んでいて引っかかるところがなく、すらすら自然に物語に入り込める。そういう書き方ができれば、小説の一つの理想形だとは思います。

上記の回答(小説の理想形の返信)

投稿者 シン : 0 投稿日時:

回答ありがとうございます。
他の方も栗本薫の「グイン・サーガ」を例示されていたので、やはり神視点の小説では有名な方のようですね。
<神視点なのに読んでいて引っかかるところがなく、すらすら自然に物語に入り込める。そういう書き方ができれば、小説の一つの理想形だとは思います。
僕も、そういう本を読んでみたいですね。「グイン・サーガ」がそのような本であれば嬉しいですが...…。
栗本薫などの紹介ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 神視点での小説の成功例

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元記事:神視点での小説の成功例の返信

神視点について。
ひとつ前のレスで挙げた例

 A 太郎は次郎を殴った。次郎に太郎は殴り返された。
 B 太郎は次郎を殴った。次郎が太郎を殴り返した。

Aは太郎視点、Bは一歩引いた俯瞰の視点と説明しました。この俯瞰の視点を続ければ、神の視点の作品になります。
客観的事実を、淡々と書き連ねていけば「神視点の小説は読者の混乱を招きやすい」なんてことにはならないのですが、そうは行かないのが小説です。

三人称一元視点の作品は、視点者以外の心内描写をしてはいけない、なんていわれます。が、これは「心内描写をする=その人物の視点」だからです。

つまり、神視点で複数の心内描写をすると混乱するのは、多視点で頻繁に視点変更するのと、同じことだからです。神視点だから複数の心内描写をしても良い、ではなく、視点が移動しても読者が混乱しない描写を心がけることが大切です。

もうひとつ、神視点が混乱する理由。
ダメ出しみたいになって申し訳ないのですが、あざらしさんの出した例

3)突然、手を握られて太郎は口をあんぐりと開けた。華子は恥ずかしさを押しとどめるように口を開く。

心内描写を排した表現とのことですが、これ素直に読めば、太郎視点ですよね。

神視点の作品で、部分的に登場人物の視点に入り込むことはOKです。
あざらしさんの例でも、前後の文脈次第では、混乱することなく読み進めるかもしれません。

ですが、神視点の例としては、不十分ではないでしょうか。
神視点で書こうとすると、こういうミスが起きやすい。そこが問題点です。

ちなみに、あざらしさんの例文を、神視点にすると

 華子が太郎の手を握った。突然のことに太郎は口をあんぐりと開けた。華子は恥ずかしさを押しとどめるように口を開く。

うーん「突然」が太郎視点になってるかなぁ。難しいですね。

上記の回答(神視点での小説の成功例の返信の返信)

投稿者 シン : 0 投稿日時:

回答ありがとうございます。
やはり、神視点は難しそうですね。
<ただBは、視点が太郎から次郎に移ってるようにみえます。ですが、そうではありません。実際、三人称一元視点の作品に、よくみられる表現です。これは視点が一歩引いた、俯瞰になってるのです。
こういうのは確かに普通に良くありますよね。
神視点について詳しい説明ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 神視点での小説の成功例

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元記事:神視点での小説の成功例の返信

ご質問を拝読し、ちょっと切り口を変えてみます。
流れとして一人称を飛ばせませんので、冒頭で一人称が混じりますがご容赦を。

小説の人称ですが、ほぼ全てが一人称か三人称ですよね。もちろん二人称小説もありますし、実際に名作も存在しますが”極めて特殊な物語”に限られます。

ところが小説以外の物語となると、三人称が基本、というかほぼこれだけです。
映画も漫画も一人称っぽいのは、小説で言うところの三人称単一視点のカメラ位置(ちょい変化)である作品ばかりです。
小説以外で一人称が多数派をしめる物語というと、これも小説の延長線ですがノベルゲーぐらいでしょうか。
それぐらい一人称というのは小説ならではです。

例えば、よくありますが一人称で書かれたラノベをアニメ化したケース。
これもカメラ位置を主体にいえば、アニメ化するために三人称単一視点(っぽいもの)に変化させています。
理由は簡単で、一人称は映像化するのに無理がある。
一応、実際にやった映画もありますのでご紹介を。
【2015年ハードコアhttps://www.youtube.com/watch?v=vP2b4PiXSqQ】
好き嫌いは別にして、観客を主人公と同化しようとする試みですね。

言い方を変えれば『一人称は、一人称で無ければ語れない物語』もあります。
物語での約束事、これを逸脱すると、物語をゆがめて大失敗してしまうケースがチラホラしてきます。
個人的な感想ですが、有名どころでの代表格は【涼宮ハルヒの憂鬱】のエンドレスエイト。(超有名作ですが、今となっては年月も経っていますので、未読・未視聴であれば【エンドレスエイト】でググってみてください。当然ネタバレですので今後楽しむ予定があればお勧めしません)
原作小説では主人公はループする時間を知り得ませんし、読者も物語の結末まで時間が繰り返されていることを知りません。
理由は一人称だから。つまり視点人物が知り得ない情報は読者も知り得ないのが一人称です。
ところがアニメでは、同じ内容を演出を変えて何度も放映するという暴挙をやらかしてます。

視点人物が知り得ないことは、読者もまた知り得ない、という物語の土台にまで手を入れた結果、悪い方に作用した例ですね。
視点が変わるというのは、物語にも変化を与えます。

冒頭より一人称について実例を交えて書きましたが、小説という枠を省いて、物語として見ると、三人称を選択されるというのは自然な展開でもあります。
『三人称多視点』
これは、主人公が知り得ない情報、主人公が不在である場所の出来事、これらを物語に組み込む上で必要になってくる書き方です。
『神視点』
人によって解釈が色々ありますが、心情・内面をベースにすると、心理に自由に立ち入るか、もしくは全く立ち入らないかのいずれか。
これを区別していないと、

>「神視点の小説は読者の混乱を招きやすい」

こうなります。
もちろん他にも様々な原因がありますが、もっとも「やらかしてる」パターンが多いのはコレ。登場人物の心理。
私は単なる読者なんですが、ちょい例を。

主人公太郎くんに、ヒロイン華子ちゃんが予期せぬ告白をするシーン。と、しましょう。
シナリオ風に書くと、
―― 告白シーン
華子、太郎の手を握り、告白する。
こうですね。監督や役者さんが(物語全般と、それまでの関係性を考え)演技をつけます。

これを文章にすると、
1)突然、手を握られて太郎は驚いた。華子は恥ずかしさを押しとどめるように口を開く。
2)突然、手を握られて太郎は口をあんぐりと開けた。華子は恥ずかしさを押しとどめながら言葉を絞り出した。

と、まぁ例文なんで面白み皆無なのはお許しを。
1)は太郎の心理に立ち入った場合。「驚いた」わけです。華子ちゃんは「押しとどめるように」(太郎が)見た。
2)が華子の心理に立ち入った場合。「恥ずかしさを押しとどめた」わけです。太郎は「口をあんぐりと開けた」(華子が)見た。

誰の心理にも入り込まないと、
3)突然、手を握られて太郎は口をあんぐりと開けた。華子は恥ずかしさを押しとどめるように口を開く。

なんか、字面がグチャグチャしますね。
内容も、よく言えばサッパリしている、悪くいえば何も引っかからない。
総括して読みにくい。

両者ともの心理に入り込むと、
4)突然、手を握られて太郎は驚いた。華子は恥ずかしさを押しとどめながら言葉を絞り出した。

混乱というより、いっそ拒否感が出ます。私だって、いくら活字好きでも物語がよほど面白くない限り、もし一般小説でこれをやられたら読めません。
ただ、ラノベの場合『いまからラノベを読む』という心構えがありますので、多少の「やらかし」は許容範囲です。率直には物語の邪魔をしない文章なら読みます。

とりあえず心理面から例をあげましたが、こういう3)や4)を易々とやっちゃう作家さんもいらっしゃいます。

>>「神視点の小説は読者の混乱を招きやすい」

つまり、これは「よほど達者な筆致が無ければ」という条件があります。
ただ『よほど達者な筆致』なだけに、そうでないケースが多数、つまりは定説になっているだけではないでしょうか?

小説で神視点を利用するかどうか。
これも三人称単一視点を基本として、ほぼカバーできるはずです。心理面の問題はシークエンスで視点を切り替えればリーダビリティに影響を与えません。

映画にしろ漫画にしろ、アニメだって物語としての心理面はキャラクターの演技が基本です。モノローグの多様なんて、凡百の手腕ではうるさいだけになっちゃいます。
それでも神視点を利用する作家さんがいらっしゃるというのは、達者な筆致を持った著者がやれば、確かに効果的だからです。
登場人物の内面に踏み込み、その人物の感情に寄り添いながら物語を楽しむというのは、ある種、小説が持つ最も光り輝く魅力です。
人称は物語を主体にして、その物語を最も引き立てる手法が正解なのではないでしょうか。

ということで実例を。
【栗本薫著:グインサーガ】
発行部数3300万部という超有名なベストセラーですね。巻数も化け物ですが、40巻ぐらいまでは(あくまで個人的な話し)夢中になって読みました。
極めてスケールの大きい話しですので、神視点で無ければ、こういった物語にならないという好例かと思います。

文章面でお勧めの著者さんを。
【海老沢泰久著:美味礼讃】
小説としての神視点、の実例ではありません。
というのも基本的にノンフィクション作家さんです。
お勧め作も辻調理師学校の創設者が題材。
あくまで読みやすく、かつ内容の濃い文章を書かれる著者の力量としてご紹介しました。

ではでは、執筆頑張って下さい。

上記の回答(神視点での小説の成功例の返信の返信)

投稿者 シン : 0 投稿日時:

回答ありがとうございます。
「グインサーガ」は知っていましたが、神視点だったのですね。また、「神視点 小説」と調べても全く的を射たものが出てこなかったのに、「グインサーガ 神視点」と検索したら、3つくらいの紹介を見つけることが出来ました。
「グインサーガ」はどうやら神視点の小説では有名な方らしいですね。
>登場人物の内面に踏み込み、その人物の感情に寄り添いながら物語を楽しむというのは、ある種、小説が持つ最も光り輝く魅力です。
確かに魅力的だとも思いますね。漫画などは、神視点が多いですよね。
他のサイトも参考にし、取り敢えず「グインサーガ」と他何冊かを、その本の文章の良し悪しが判断出来るまで読んでみたいと思います。
1人称の説明から3人称までの説明、そして神視点の小説の紹介ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 神視点での小説の成功例

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元記事:神視点=作者の知識と主観が地の文に入り込む

多視点と神視点は少し違います。多視点は単に複数の視点という意味ですが、神視点というのは作者が知っていることは何でも書いてしまうということです。その中には複数のキャラの心情なども当然含まれますから多視点に似ていますが、事件の背景となる事柄とか、SFだったら特殊な物理法則だとか、あるキャラとキャラが仲が悪い理由の解釈だとか、過去の出来事だとか、遠い将来に主人公が遭遇する運命だとか、もう何でもかんでもです。
「そんなに何もかも知ってるやつなんて、神様だけだろ?」という多少の揶揄をこめて、「神視点」と言うんですよ。まあ、そこまで行かなくても、作中のキャラクターから遊離した知識や主観が入り込んで来がちなのが神視点の特徴です。

例えば小説ではないですが、『ちびまる子ちゃん』ではナレーターがやたらにキャラの行動につっこみを入れるでしょ? あれは誰がつっこんでいるのかよく分からないから、一種の神視点です。ああいう手法、マンガやアニメだとわりとマッチするようですが、三人称の小説の地の文であれをやると鬱陶しくなると思います。ラノベの場合、一人称ならよくありますよね? 一人称ならつっこんでいるのも登場人物の一人なので、そういう性格のキャラとして設定してあれば違和感がないんです。

映画やアニメを含む物語の形式の中で、「地の文」というのがあるのは小説だけです。いわゆる「カメラ視点」とも微妙に違う小説だけにある要素で、ここに作者の主観が入り込むのは要注意。これが神視点の最大の問題点です。
繰り返しますが一人称では地の文もキャラ描写の一つになるので、ここに入る主観は作者や神の主観ではなく語り手キャラの主観ということになるんですね。だから大丈夫なんです。

ということで。
シンさんがやりたいことが単に「複数視点」であれば、注意点はシンプルです。視点が切り替わる部分を分かりやすくすることと、特定のキャラに感情移入させにくいというデメリット。主にこの二つでしょう。
しかし、上で説明したような神視点をやりたいのなら、かなりのセンスと実力が問われます。
昔のエンタメ小説にはむしろ多かったですけどね、神視点。これが得意な人は、地の文に味を出せる人、雑多な内容をまとめ切れる腕力のある人です。
『国盗り物語』や『竜馬がゆく』のころの司馬遼太郎作品は、そんな感じでした。(後年の司馬作品は作者の歴史観を延々と書き綴る随想のような感じで、ファンじゃないととても読めません)

上記の回答(神視点=作者の知識と主観が地の文に入り込むの返信)

投稿者 シン : 0 投稿日時:

回答ありがとうございます。
やはり、定説は定説ですね。あと、私は神視点での作品は創るつもりは毛頭ありませんので、大丈夫です(笑)。
昔のエンタメ小説には神視点の小説が結構あったのですか。全く知りませんでした。
司馬遼太郎の作品ですかぁ......。正直、全く関心はありませんでしたが、2冊程持っているので、後年かどうかは知りませんが、取り敢えず読んで確認したいと思います。
神視点に関する説明と、その他の説明ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 神視点での小説の成功例

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元記事:日常パートが書けません。

今書いている物語を端的に言うと、シリアスバトル系です。
戦闘シーンや陰謀シーンはある程度書けるのですが、その間の日常パートというのがどうにも書けません。
書いたとしても、本当に面白いシーンになるのか、もしかしたら読者はここで離れてしまうのではないかと思ってしまいます。

皆様に教えていただきたいことは三つあります。一つ目は、日常パートは全体でみて何割に抑えるべきか(あるいは書くべきか)、二つ目は、どのように書けば日常パートでも読者を惹きつけられるか、三つ目は、日常パートの書き方(あるいはアイデアの思いつき方)は何であるか、の以上三つです。

細かい指摘であっても大歓迎です。ぜひよろしくお願いします。

上記の回答(日常パートが書けません。の返信)

投稿者 読むせん : 0

え?ストーリーに依る。
シリアスバトルものとかやと・・・・ダクソ系やダークタワー系小説とかの日常パートは比較的邪魔ですね。
 ただ、そいう奴だからこそ、何気ない生き物感が出ると「あ、こいつはミンチ製造機なんかじゃない、1人のにんげんなんだ」と愕然とできて良いよね。

この場合、3章くらいの文章内に一言で充分やけど。
ーーーーーーーー
ガンダムさんとか現代伝奇物とかだと日常パートは絶対大事やん?
次の戦闘シーンであっけなく犬死にさせる前に、ちゃんと愛着が湧くようにお祀りしたらんなんさかい。
ーーーーーーー
強いていうと【陰謀】を大事にしたいなら日常パートは思いの外、大事にせなあかん要素になると思いますよ?

【陰謀】ってある意味うすっぺらいんですよ。
でもって、そんなうすっぺらい都合で轢き潰されるのは、何気なくて当たり前な日常なんよ。
 ターミネーター2のワンシーンとかでサラ・コナーが悪夢見るシーンあるやん?
越えられない金網越しに幼児たちが無邪気にキャッキャ笑って、ブランコ乗って。そこから逃げて!!と叫んでも子供たちに声は届かなくて、そこにミサイルが着弾して、子供たちが火に捲かれて黒焦げになって。

陰謀によって起こる結果と未来をああゆう形で表している感じ。あの金網越しの幼稚園児達は「損(そこ)なわれる日常」の象徴。損なわれる物をちゃんと意識させないと単なる記録になってしまうのよ。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 日常パートが書けません。

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投稿日時:

元記事:主人公の戦闘、殺人について

いつもお世話になっております。
長編小説の執筆を進めている、やとうと申します。

先日は「執筆中の浮気心」の件について、皆様に大変お世話になりました。
ノルマを課すことで、読書や映画も楽しみながら進むことができます。

しかし執筆が進むなかで、ひとつ迷いが出てきたため、
こちらで皆様のお考えを伺えればと思い、お邪魔しました。

現在困っていることは、「主人公が作中で敵を殺す数について」です。
書いたものや、今後の展開の予定を読み直していると、
ちょっと、殺しすぎる? これだとR指定に? 読者側は大丈夫なのでしょうか?
などなど色々な考えから、主人公の行動を決めるときに迷いが出ます。

物語の内容としては、
ヴィクトリア朝のイギリスをモデルにした架空の舞台で、
武士階級出身の主人公が異国から派遣されて、
命を狙われた貴族の少年の護衛として行動する話を予定しています。

その中では、
少年を害する敵のとの戦いだけでなく、
主人公の考えから「切腹に値せず」な連中の始末(敵だけでなく味方?も)も含まれています。
場合によっては斬首もあり得る状況です。

殺人については、
戦続きで荒っぽいの故郷のノリで最初は殺しに躊躇のなかった主人公が、
異国の常識を認識し、周りの人間の立場を考えた行動ができるようになる。
手加減や非殺傷の手段の選択も増えていく、というように変化をつけるため
「最初はちょっと派手に」と思っていました。

ただ、それが読者側にどう受け取られるかと考えると、控えるべきか、どうするのが良いか判断に迷っています。

主人公を動かす上では、
・殺人の行為、描写を控えるべきか

皆様が小説を書く中ではどのように線引きをされているか、
また、読者としては「ここまでならば大丈夫」という基準についてなど、
皆様のお考えを伺うことができれば幸いです。

連休中のお忙しい時期に申し訳ないのですが、
書き手として、また読み手として、皆様のご意見をお願いいたします。

上記の回答(主人公の戦闘、殺人についての返信)

投稿者 ふ じ た に : 0

この「殺しに躊躇う主人公」というのは、
そもそも若い子ではなく、大人向きのテーマだと個人的に感じたので、
「殺人の行為、描写」をあまり気になさらなくても大丈夫ではないかと思いました。

あくまで個人の意見なので、合わなければ流して頂いて構いませんので~。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公の戦闘、殺人について

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投稿日時:

元記事:良いキャラを作る方法、ストーリーを作る前にキャラクターを作る方法

キャラクターの作り方に悩んでおります。
初めに自分はテーマと、大まかなストーリーを作ったあとに、それにあったキャラクターを作成しているのですが、いざそのキャラをストーリーに組み込んで話を進めた場合、セリフが思い浮かばなかったり、キャラがストーリーに動かされているようで、キャラが淡白に感じます。
これはキャラクターの根幹が定まってないせいでしょうか?

ストーリーを作る前にキャラクターを作っている作家さんもいらっしゃいますが、ストーリーを作る前からキャラクターを作成するにはどうすればいいですか?
その方達はストーリーを作る前に、小説のテーマにあったキャラクターを作成しているだけでしょうか?
アドバイスお願いします

上記の回答(良いキャラを作る方法、ストーリーを作る前にキャラクターを作る方法の返信)

投稿者 あざらし : 0

まずはタイトルの一部から。
『ストーリーを作る前にキャラクターを作る』
こっちに関しては杞憂でしょう。
迷いを深めるだけだと思いますよ。
以下、執筆はせず単なる物語好きの見解です。

1)キャラクターが最も魅力的に輝く
2)物語が最も魅力的に輝く

1)はストーリーのこと。2)がキャラクターです。
映画・小説・漫画、よく嗜むのはこの三つで、舞台その他は年に数本ですが、名作や傑作は(対象年齢によって多少の比率が異なる傾向はありますが)例外なくこういった関係にあります。
わかりきったことを書きましたが、両者は密接に関係しています。あえて書いてもラノベならばキャラクター重視の傾向を強くする、ぐらいでしょう。

たとえば、そうですね、ちょうど最新巻を読んだところですので【のんのんびより】にしましょうか。
同作で、キャラ立ってるな、というと《れんちょん》が真っ先に浮かびましたが、いくら良いキャラでもゾンビものには合いません。登場してもシュールなだけです。
【アイアムアヒーロー】に出してもえらい悲しい喰われるだけの存在になっちゃいますし、メインキャストで成立させるとキャラか物語のいずれかをつぶすことになります。
なんとかいけそうで共通項のギャグテイストを持つ【ゾンビランドサガ】が精一杯。基本的にゾンビという特徴が強すぎ、それを若干薄めのキャラでバランスをとってますので、いずれにせよキャラが立ちすぎて物語を喰っちゃいます。1)と2)を両立させるには『そのまま』とは行かないでしょう。
極端な例を出しましたが良いキャラも物語も、それ単独ではなく、両方揃って支え合ってこそです。

『キャラクター未定だが、ストーリーから考える』
この順序は出来る、というか一般的ですよね。
もうひとつ、
『物語のジャンルを決め、キャラクターを作る』
これも出来るでしょう。

さて本題。

>ストーリーを作る前にキャラクターを作っている作家さんもいらっしゃいます

さすがに無理でしょ。
いや、インタビュー記事で『キャラクターから作る』と仰ってる方は確かにいらっしゃいます。それも結構大勢いらっしゃることは存じ上げています。
でも言葉通りではなく、つまり前提が存在する話であって”純然とした順序”ではない。
というのも、そう答えていらっしゃる方は大枠の作風が著者として固定されてます。
5本6本と世に送り出されている著者でも大枠だけは存在している。
これは悪い意味ではなく、どの作品をみても、恋愛を大きな柱にしてたり、アクション戦闘を柱にしてたり、はたまたギャグテイストだったり、時には舞台設定だったりといった具合にです。
著者自身が無意識にでもジャンルや雰囲気などを自作で固定しているから出てきた言葉が『キャラクターから作る』であって、純然とした意味で『ストーリーが全く存在しないのにキャラクターから作る』ではありません。
ぼんやりとしたイメージで良いと思いますので、キャラクターはそれから。でないと作品にあったキャラは作れないはずです。

作風を固定させない、ギャグっぽいのも超シリアスでも、なんでも書く、ジャンルすらをも固定しないというタイプの著者さんに、キャラクターからってのは見受けられません。特定の著者のファンになるとインタビュー記事も読みますが、少なくとも私はお目にかかったことがありません。

あえて一番考えられる例外をあげておきますが、私の根拠がインタビュー記事にある点です。
つまりプロが対象です。当然ながら無名の素人にインタビューなんて誰もやらない。
当たるかどうか、おもしろいかどうかは別にして、最低限のレベルをクリアしているプロではなくアマチュアだとあり得るかも知れません。

>セリフが思い浮かばなかったり、キャラがストーリーに動かされているようで、キャラが淡白に感じます。

ライトノベルとして書かれているならば、ちょっと辛いですね。
ただこれ、思い当たる原因が多すぎます。
そもそもでいえば『セリフが思い浮かばなかったり、キャラがストーリーに動かされている』これこそ、キャラクターが出来てないのが理由だと思います。

ももすきさんが大好きな作品に出てくるキャラクター、これはおそらく数人はあげられると思いますが、そういった中で内面(性格)に魅力を感じるキャラクターをひとり選んでみて下さい。
そのキャラクターが『雨の中、道ばたで捨てられている子猫』を見つけたとしましょう。
ベタなシーンですが、その子猫を放置すれば死ぬであろう時、キャラクターが取るであろう行動が想像できるでしょうか?
では、その行動に対して通りすがりのおっさんが『どうして、そんなことをするんだい?』と訪ねたとき、どう答えるでしょうか?
もちろん、ももすきさんが、ではなくキャラクターがです。

どっちも答えられるならば、『そのようにキャラクターを作って下さい』となります。答えられないならば、問題の根がかなり深い。
おそらくは答えられると思いますので、このまま話を続けます。

そのキャラクターが登場する作品名をウィキペディアで結構ですから検索してみましょう。
そんな熱狂的に好きな訳じゃないんですが、話の流れで冒頭で書いた【のんのんびより】でやってみましょうか。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%82%93%E3%81%AE%E3%82%93%E3%81%B3%E3%82%88%E3%82%8A#%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9

有志によるフリー百科事典、ひらたくいえば『その作品がすげぇ好き』なファンが書いているわけですが、作品を通してこれだけの情報を掴んでいるということです。
ここに書いてある登場人物の情報、最低限これぐらいを決めてから執筆されることをお勧めします。

言い方をかえれば、『もし、ここで書かれているような情報がももすきさんの作中キャラに存在しないなら、根本的にキャラクターができあがってない』ということです。そりゃキャラが淡泊であたりまえ。
人生ゲームのコマに乗っかってる棒状の人でしかありませんから、セリフなんて喋ってくれません。

最低でも、
年齢・生年月日・身長・体格・家族構成・一人称・あだ名・好き嫌い・口癖・癖・登場人物との相関関係・登場人物による呼称の区別、必要に応じて宗教や死生観。こういった事を元にして大ぐくりの性格傾向を箇条書きで10行程度。
これぐらいは最低限いると思います。
だってですね、赤の他人が産み出したであろう前述にある、ももすきさんの好きなキャラ、生年月日なんかの数字的なことはともかく、薄ぼんやりとでも『こうかな?』ぐらいが浮かぶはずなんです。
これはイメージができあがっているということに他なりません。

マズいのは作中で使われないことは著者でさえ全く決めてない。
アマチュア作品で『たぶんコレ、著者がキャラクターのことをよく知らないよね』という印象を抱くことが結構あります。
これはね、バレます。
大概は物語もおもしろくなく、おおよそ途中で読むのを辞めちゃうパターンです。

ざっくりと書きましたが、魅力的なキャラクターとストーリーを産みだして下さい。
両輪が揃って、おもしろい物語になります。
ではでは、おもしろい物語お待ちしております。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 良いキャラを作る方法、ストーリーを作る前にキャラクターを作る方法

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