小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

DYDYDYDYさんの返信一覧。最新の投稿順3ページ目

元記事:ナルシシズムについて知るお方はいますかの返信

いいんじゃないですか?
小説を書いている人のナルシスト率は、全員とは言いませんがかなり高いだろうと思いますよ。私も含めて(笑

上記の回答(ナルシシズムについて知るお方はいますかの返信の返信)

スレ主 DYDYDYDY : 0 投稿日時:

自分も小説を書く人の中では普通ですかね、それなら悪くないでしょう。
小説を読みながら作者の心理を把握しようとするような人もないですしね(望み)。
自分はただ恥ずかしくなりたくないと思ってただけかもしりません。
ありがとうございます、心が楽になろうとしてます。そして恥ずかしいですz

カテゴリー : その他 スレッド: ナルシシズムについて知るお方はいますか

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元記事:ナルシシズムについて知るお方はいますかの返信

詳しくはないけれど、たぶん、ナルシストではないと思う。
理由はこれ。
>自分が書いたやつと悪いほうに比べっちゃいます(ex.俺は失格だ)。
ナルシストは要するに自己愛、自分大好きなので、当然作品も「他人のものより素晴らしい」と考えるのでは。
うろ覚えだけど確かこの場合は他者の作品を必要以上に貶めて自分を相対的に優位に持ってくような行動を取る、だったかな。
ああ。Wikipediaに書いてあるな。
「羨望:ナルシシストは「軽蔑」を使用して他人の存在や業績を最小化することで、他人の能力に直面した際に優位性を確保する。(Wikipedia引用)」
それとも他に何か定義があるのかな。

他人と自分を比べて自分の作品が劣ってるように見えるのは、慣れない頃はよくあることです。多少慣れてきた頃のほうが多いかも。
というのも、多少書き慣れてくると「良し悪し」がわかるようになるためですね。
「良いもの」も「悪いもの」もわからないままがむしゃらに書いてきた頃はそうした判断が出来ないので、出来ないだけに他人と比べるような事もなく、比べたとしても自分なりに自分の作品は良いのではないか、と思える。
でも作品の良し悪しが理解できるようになると、つまりそれだけ成長すると、作品の「良さ」も「悪さ」も今まで以上に見えてくる。
そして、人間は「良いところ」よりも「悪いところ」のほうが目についてしまう(良いところを挙げるよりも悪いところを挙げるほうが簡単であるため)ので、結果、自分の作品の悪いところばかり目についてしまう。他人より劣ってるように思えてします。

では、事実は違うのか、自分の作品は悪くないのか、というと、まあアマチュアなりに高い評価ではないと思うけど、必要以上に自分を卑下することはないわけです。

それで独白が多いとのことですが、これも初心者の一人称には良くあることで、ようするに主人公の自分語りが多いってことですよね。
これは基本プロットを作ってない・機能してないためで、何をすれば話が進むか・主人公がどう動けば話が進むか作者がわかってないので、では何を書くかっていうと主人公の内面なわけです。それで独白が多くなる。

そうではなくちゃんと作品を作ってるし経験も長いしプロットもきちんと機能させてるって場合でそのような作品になっているのだとしたら。
そりゃ、そういう作風がスレ主さんの個性です、ってだけです。この場合は、むしろ大事にしてください。

スレ主さんはナルシストではないと思うけど、自分で自分に問題があるという悩みを抱えているのは事実だと思います。
もし小説を書くのを止めて真っ当に生きようと思うなら、ある程度社交的になるよう治す試みをしたほうがよいでしょう。
小説を書き続けるのであれば、つまり作品のことだけを考えるのであれば、別に何も問題ないし、むしろ安直に治すというのもどうかなと思うところもあります。

「治す」って言いかえると「正常な状態」ってことで、じゃあ「正常」ってどういうことって言うと、ようは「常識的・世間一般敵に普通な状態」ってことでしょ。
普通の常識人が書いた普通の作品が面白い作品になると思います?
そういう変人やゴミクズやロクデナシが文化人気取って輝けるのが創作の世界ですよ。
もっとも。
プロとして活動するならある程度社交性がないと仕事が取りにくいし、あえて変人になるようなものでもないけども。
まあ、とはいえ例えば性癖なんてのがいい例だけど、人間って恥をなくして素顔になれば誰でも変人だと思いますけどね。
ちなみにナルシストって恥知らずのようですから、作家向きなんじゃないかなと思ったりする。
そんでついでに。ナルシストじゃなくてナルシシストってことを今知ったw 

上記の回答(ナルシシズムについて知るお方はいますかの返信の返信)

スレ主 DYDYDYDY : 1 投稿日時:

詳しい助言ありがとうございます
仰ってくれたようにナルシストじゃないなら何よりですけど自分は今までの行き方がナルシストだったって最近になってこそ気付きました。多分「かっこ悪い自分がいやで自己否定でかっこいい自分を妄想して、そのままぺらぺらこれが俺だ式に生きる者」のナルシストには合ってると思います。時々落ち込んでしまったのも本当の自分に向き合ってしまったからと、今になっては思います。
小説が苦しくなったのは「あ、俺ナルシストだったんだ、俺の小説読んだら皆気付いてしまう恥ずかしいキモイ」ってただ奥の自分を見てから恥ずかしかっただけかもしれないです。
自分が書いた小説に向き合っての拒否感が消えるかは分からないんですけど小説を書く人たちってやっぱりまともじゃなかったね(もちろんみなではない)、と思うと少し安心になりました。
慰めになりました、ありがとうございます。

ナルシシストかナルシストかは分かりませんzz

カテゴリー : その他 スレッド: ナルシシズムについて知るお方はいますか

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元記事:ナルシシズムについて知るお方はいますかの返信の返信の返信

ご自分の書いた小説に問題点を感じるようになってきたのなら、自身の性格ではなく小説の方を直してみませんか?

>文章、登場人物たちはどうしても普通の人とは違うように見えるために頑張っていました。

それが書き手の自己愛の投影だと気がついたのなら、すでにある程度キャラを客観視するということができはじめています。
ならば、作品にもう一人別のキャラを(キャラB)登場させて、独白ばかりしていた一人目のキャラ(キャラA)をキャラBの視点から描いてみるというのはどうでしょう?

例えば。

1)キャラBはキャラAの友人で、基本的には好意的。

2)キャラBはキャラAの長所をいくつか知っている。

3)しかしキャラBはキャラAの欠点も知っていて、心配している。

4)キャラBは、キャラAの欠点に関わる行為を目にしたとき、あえて厳しい態度をとることもある。

こんな設定で、キャラAではなくキャラBの心情を想像しながら、キャラAの特徴を描いてみるといいような気がします。

   *   *   *

自分の性格は、直そうとしてもそうそう直るものではありません。
しかし、自分以外のことに目を向けて取り組んでいるうちに、いつの間にか直っていたりすることもあります。

上記の回答(ナルシシズムについて知るお方はいますかの返信の返信の返信の返信)

スレ主 DYDYDYDY : 0 投稿日時:

もとにBと似たキャラがいたので書いてみたらほんとうにその通りでした。
ありがとうございます!

カテゴリー : その他 スレッド: ナルシシズムについて知るお方はいますか

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元記事:ナルシシズムについて知るお方はいますかの返信

ナルシズムの語源はギリシャ神話のナルキッソスの狂愛。突き詰めると自分の姿かたちしか夜のオカズにできなくなった【自己性愛】やから、その言葉は60%くらいしか合っていないっす。
マンガ読むやつは全てオタク!女はみんなBL好き!くらいの合致率やね。

今の状態はナルシストにもざらにある症状で、【自分自身が理想の自分として納得できるレベルに達していない事への嫌悪】になると思う。ナルシストというか異常にプライドが高い人あるあるです。高二病あるあるでもあります。

どうやったって急にレベルアップできないジレンマを楽しんでください。

ネタとしては【主人公は自分がナルシストだと自覚したようです】で書けばいいと思う。
恥ずかしがるのもまた大事。共感をともなうネタになるよ?

上記の回答(ナルシシズムについて知るお方はいますかの返信の返信)

スレ主 DYDYDYDY : 0 投稿日時:

お久しぶりです(前にも見た気がします)
僕が聞いたところでは(ユ-ツブから)ナルキッソスは水に移った自分が自分だってことを分かってないです、これは心理学的観点からみると「自己否定」になります。僕はそれをもとに「自分はナルシストだ!」と結論をついたんですけどやっぱり違いますかね、確かにこれは医者さんに相談しない以上確定は難しいかもしりません

+高2病とは正確にどういう意味ですか?(ググリングではパッとこない)

カテゴリー : その他 スレッド: ナルシシズムについて知るお方はいますか

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元記事:ナルシシズムについて知るお方はいますかの返信の返信の返信

あ、韓国の方だ。お久しぶりですm(__)m。

>>+高2病とは正確にどういう意味ですか?(ググリングではパッとこない)

 私もニュアンス理解の域を出ませんが、中二病(厨二病とも呼ばれる)の発展形になります。
過剰に中二病を馬鹿にする、ヤレヤレ系と呼ばれる無気力型人間を気どる、しかし本質的には選民思想に酔っている・・・・・等になると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーー高二病あるある具体例(引用してきました)ーーーーーーーーーー

①物語やその設定のいわゆる中二的要素を必要以上に嫌悪する。

②特に天才や美形といった派手な要素や特殊な漢字表記・ヴ行単語などに大きく反応を示す。

③玄人・通を気取り、人気がある・有名な・流行している物や作品を嫌う。

④理想や前向きな理屈を綺麗事・ご都合主義と嫌い、逆に悲観的な正論と妥協を好む。

⑤評論家のようになり、最初から期待することをせず、前情報から粗探しに終始する。

⑥努力や根性、縁の下の力持ちなどといった泥臭い・渋い要素を好む。

ファンタジーやSFなどの話に対して現実・現代的価値観の面から突っ込みを入れ始める。

⑧日常物などのいわゆる平和で明るい話よりも、病んだ状況・言動や暴力・修羅場などが多い暗く陰惨な話を好む。

⑨ストイックを気取り、大衆など広い対象に向けた物事を「ゆとり向け」と嫌う。

⑩オタク的要素を嫌う。(ただし、オタク文化内における高二病の場合はその限りではない)

⑪大きな流行を避ける行為を見下す一方で、そのアンチ流行的態度をさらに回避しようとする。

⑫ブラックコーヒーを中二病と言いつつ、ビールやワインを嫌って日本酒やウィスキーに走るなど。

⑬自分は中二病なんかとは違う、まともな存在だと思い込む。

(ただし、症例の多くは中二病から派生してその基準が自然に定まっている状況であるため、
中二病とされる要素が変化した場合はそれを否定する高二病の症状も同じく変化するものと推測されている。)
ーーーーーーー
と、あります。
たしかに、韓国では「ナルシズム」の方が分かりやすいニュアンスかもしれません。
 日本ではナルシズムは細分化されて、それぞれに名称がつけられています。
高二病や中二病もナルシズムの一端に位置しています。

―――――――――――――――――——
人間を「女」と「男」、「大人」と「子供」捉える、みたいな細分化です。

1人の幼い少女を見て
「あそこに人間の女がいる(日本語では女とは成人女性を指す)」
【嫌、あそこにいるのは幼い女、少女だろう。】

と訂正を入れたくなった程度です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
韓国映画などを見るり、韓国の方の方がナルシズムを上手く使いこなしている印象。
日本人はナルシズムを持て余しているので、自虐や自嘲、嘲笑を行うために使っています。

上記の回答(ナルシシズムについて知るお方はいますかの返信の返信の返信の返信)

スレ主 DYDYDYDY : 1 投稿日時:

3, 4, 8、9、11 が当たりました・・・
こうして見たら高2病、うざい奴ですね、まんまと自分ですけども
いつの間に心理検査になっちまった
綺麗事だと思うことが多いし、暗い話を好み、書いてはいるけど根性がすきでたまらない!!
繊細な引用ありがとうございます

日本のその細分化にはいつも面白いと思っております
韓国も似たような嫌悪を示す言葉が次々と出てくるのでやっぱり近いな、と思います(もちろん嫌悪の強度は韓国のほうがひどいと思います)

確かに日本の映画はただではいいんですけどそれを韓国人が韓国語で演じると思えば見てるほうが辛くなるよな、そんな気が時々します(すみません)

僕一人の意見ですけども韓国でもナルシシズムは自嘲でよく使われると思います
例えばネット番組で
「こうでもしないと悲しいすぎるんじゃないっすか」(自分の悲惨なgakuseijidaiをを笑い事にしてから)
でもこれがまた見てるほうでは一度ぐらいは笑えます

カテゴリー : その他 スレッド: ナルシシズムについて知るお方はいますか

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元記事:小説の師匠を募集しています。

ただいま行き詰まっていまして小説の師匠を募集しております。
読書経験が豊富でなおかつ執筆歴が五年以上あるかた。
どうか私を導いてくださいませんか?
ご検討のほどよろしくお願いいたします。

上記の回答(小説の師匠を募集しています。の返信)

投稿者 hexa : 0

>読書経験が豊富でなおかつ執筆歴が五年以上あるかた。

この条件だけでオキノラクさんの希望に沿った方が見つかるかどうかの保障はできかねますが。ふつーにこちらに投稿してふつーにアドバイスもらう、という手段もありますよ。

例えば、アドバイスくださる方には好きなジャンル、得意なジャンルなどを付記してもらうとか。小説投稿室のぞけば誰がどういうテイストの作品書いているかわかるから、その方に感想残してアドバイスもらうよう頼んでみるとか。

あんまり違う方向の人に指導もらっちゃうとかえって混乱しちゃったりもするし。
ふつう、小説のハウツー本でも、その執筆者の代表作くらい読んでおくのは礼儀ですし。

師匠と仰ぐ方を見つけたければ、それなりの姿勢を見せましょう。

カテゴリー : その他 スレッド: 小説の師匠を募集しています。

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投稿日時:

元記事:短編を書き上げたのでどなたか批評をお願いします

お初にお目にかかります。
本日、しばらく放置していた短編を最後まで書き上げ、力尽きました。

妖狐、座敷童、ろくろ首の3人が営む恋愛相談所を訪れた女性が過去への執着を切り離す、というような話です。

私が現在気になっている部分は、
・『あやかしが営む恋愛相談所』なのに、語り部の成長がメインになっていて、折角の妖怪成分を活かし切れていない

・わたし自身が学生で、周囲に事務をしている方もおらず、職場の描写にリアリティがない

(ただ、前者に関しては、この3人についてあまりにも掘り下げられなかったので、短編連作にすることも考えています。
その場合、導入としてこの相談所の役割を示すために、このくらいでもアリかな、とも思うのですが…ご意見お待ちしております)

https://novema.jp/book/n1581839

読んでいただけるだけでも本当に嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

上記の回答(短編を書き上げたのでどなたか批評をお願いしますの返信)

投稿者 あまくさ : 0

拝読しました。

うん、悪くないと思いますよ。
彩也子を語り部と仰っていますが、語り部ではなくちゃんと主人公になっていたと思います。語り部というのはただの傍観者です。本作は大人しい作りなので彩也子がこれといって何をするとうわけでもないのですが、ちゃんと彼女を軸にした物語になっていました。

これから良いと思った点と、もう一がんばりかなと思った点を書いていこうと思います。

まず、ご質問について。

>・『あやかしが営む恋愛相談所』なのに、語り部の成長がメインになっていて、折角の妖怪成分を活かし切れていない

そうでしょうか?
繰り返しますが本作は、彩也子の成長がメインになっているのが良いところだと感じました。妖怪たちはあくまでサポート役という位置づけで別に問題ないと思います。

ただ、狙いとしては問題ないと思うものの、少し扱いが難しい素材かもしれないなとは感じました。
もう少し具体的に言うと、例えば沙也加がはじめて妖怪と遭遇するところ。驚いている表現はあるにはありましたが、わりとすんなり受け入れてしまっています。
身も蓋もないですが、そんなことはないだろうと思ってしまいました。
もう少しギャグ・テイストな作風ならそういうのノリでもいいのですが、本作は基調が繊細で、主人公の悩みがわりあいリアルに表現されていました。そこが少しそぐわなかったんじゃないかと。一回受け入れてしまえばそこから先は問題ないのですが、最初の遭遇シーンだけはもう一工夫必要かもしれません。

妖怪成分が活かし切れていないのでは、と。

まあ本作だけならそうかもしれませんが、短編連作にすることを考えていらっしゃるんでしょう? おそらくそれは大正解で、本作はこれっきりの単体で勝負できる内容にはなっていません。単体で勝負するなら少なくとも中編以上の尺は必要だろうなと。

要するに本作の尺では、主人公のリアルな成長プラス妖怪の恋愛相談所というアイデアの組み合わせはとうてい処理できません。だから長編化するか短編連作にするかの2拓は必然で、そうであればイントロ程度の本作で妖怪成分を活かし切る必要はありません。

>・わたし自身が学生で、周囲に事務をしている方もおらず、職場の描写にリアリティがない

まあ、ないですね。
しかし作者が経験したことしか書けないものなら、小説は私小説しか存在し得ないことになってしまいます。ファンタジーとかSFとか時代小説とかどうやって書いているんだという話です。経験したことがなくても何とか書いてしまうのが小説家というものなので、そこは乗り切るしかありません。

じゃあどうしたらいいかと聞かれたらそれだけで一つのまとまった創作相談案件になってしまいますが、扱いたいことと共通する舞台の小説なりテレビドラマなりマンガなりをいくつか読んだり観たりする手もあります。エンタメはガチガチの現実を描くことが目的ではないですし、読者の知識も似たようなものだったりしますから、作者がヘタに現実を知りすぎているよりむしろ判りやすくなる場合もあります。

短編連作にするメリットについて、もう少し。
リアル寄りの作風なら主人公が妖怪に遭遇して受け入れるシーンに工夫が必要と書きました。この問題が2話以降はかなり緩和します。
と言っても、毎回同じ主人公でなくてもいいんです。と言うか短編連作なら1話ごとに人間の主人公は違うキャラにするべきでしょう。
ただ。
妖怪の存在に慣れてほしいのは、本当は主人公じゃなくて読者なんですね。
毎回の主人公がはじめて妖怪に会ったときに驚く描写は必要ですが、お約束のパターンとして読者が受け入れてくれれば、そこは多少おざなりでも大丈夫になるものです。
短編連作の2話3話を読んでいる読者は、間違いなく1話の雰囲気なりキャラなり世界観なりを気に入った人です。気に入らなければ読みませんから。で、気に入って読むのと懐疑的な気持ちで読むのとでは大違いなんですね。気に入って読めば多少のキズは気にならなくなるものです。

本作は取り合えず5話くらいの短編連作にしてみるのがいいような気がします。
妖怪の恋愛相談所を訪れる人間はそのつど変えて、できたら性格も変えてみたいところです。本作では自信のない地味めな女の子でしたが、ならば次は勝気だけれど周囲との関係が空回りするところのある女性にしてみるとか。男の主人公を入れるのもいいですね。そうすると5話で5つの違った恋愛模様が描かれるわけで、妖怪成分の活用はそういう流れの中に少しづつ盛り込んでいくのが得策じゃないかと思います。

繰り返しますが、本作は相談所を訪れる人間の物語になっていて、前向きに新たな1歩を踏み出す方向を示しているのが良さだと感じます。そして妖怪たちは、実力行使っぽい手助けはしてくれないのですが、人間関係に傷ついた主人公に一息つかせる寄港地みたいな感じなんですね。主人公が一時立ち止まり、自分を見つめなおして新たな一歩を踏み出すきっかけとなってくれる存在。そういう感じがよく描かれていたと思います。
妖怪成分が活かし切れていないという余計なあせりに気をとられて改悪してしまわないように気を付けてください。

次。
彩也子について。
後半になって好感度の上がったキャラでした。そこに本作の良さと物足りなさがつまっている気がします。
やや要領が悪く、お人好し。そして自信のない女性なんですね。ただ、本人が思っているほどダメなわけではないことが後半になって何となく分かってきます。
称賛したいのは、そういう女性だということを地の文で説明していないことです。
語り手と仰っていますけど、これ実は三人称なんですね。しかし語り手と言ってもおかしくないほど彩也子視点で書かれています。
一人称三人称というのは文体の問題で、これほど強い彩也子視点なら、彩也子というキャラを直接描写で客観的に叙述することはできません。この作品はあくまで彩也子の主観によって紡がれたストーリーです。そこをきっちり押さえた上で、彩也子というキャラがどういう女性なのかストーリーとエピソードの積み重ねによって読者に伝えようとしていました。そこは素晴らしいです。

反面、本作の物足りなさもそこに有りました。
たぶん作者様が書きなれていないためだと思うのですが、伝え方が十分ではなかったように感じます。

前半を読んでいた時には、彩也子が仕事でミスをして叱られるエピソードあたりでは、実際に彼女が社会人としての自覚に欠けるんじゃないの?とも思ってしまったんですね。
これはまずいんです。エンタメは主人公が読者に好かれてなんぼの世界です。
読み終えて理解したのは、彩也子は真面目な女性で、未熟で実力不足なところはあるにせよ、自分で気に病んでいるほどダメな子ではないということ。むしろ彼女のお人好しをいいことに洗脳している輩がいるんですね。彼氏とか上司とか。
そういうことが何とか判ったのですが、もう少しすっきり判らせた方がいいです。ポイントは、彼氏と上司の描き方だと思います。
『美味しんぼ』という有名な料理マンガがありますよね? あれ、参考になるかもしれません。ネガティブなキャラの描き方が実に巧みです。
箸にも棒にもかからない嫌なキャラとか、クセが強いけどいいところもあるキャラとか、そういう明暗がくっきりしています。

本作にもどりますが、後半、主人公がふっきっれるところがあります。それはいいのですが、その時点で読者も主人公と同じ感情を共有していることがとても大事です。こんな彼氏ゴミも同然なんだというフラグはまかれてはいたのですが、彩也子の気持ちが吹っ切れるタイミングに向けてピントが合ってくる流れが作り切れていないので、いくぶんもやっとする感じでした。
そういうところを明快にチューニングするコツをつかめば、格段に良くなるのではないかと思いました。

私からはこれくらいです。私とて勉強中の身、作者様の参考になる意見になっているかどうかは判りませんが、取捨選択はおまかせします。
それでは執筆お疲れさまでした。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 短編を書き上げたのでどなたか批評をお願いします

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投稿日時:

元記事:架空戦記を書きたいのですが

銀河英雄伝説、ファイアーエムブレムなど架空戦記が好きで、今回初めて架空戦記ものを書いてみようと思い立ち(頭の中に主人公だけ構想が浮かんでいます)

疑問が生まれました。
登場させるメインの陣営の適切な人数や
中東をメインにする場合、参考にしやすいのはどこか などです。

知恵をお貸しいただけると幸いです。
私自身能がなく、架空戦記をそもそも描く事が出来るのかという個人的な心配もあるのですが

上記の回答(架空戦記を書きたいのですがの返信)

投稿者 サタン : 4 人気回答!

一番簡単な方法は、架空戦記の戦記は作ろうとしないのが最も楽です。

たぶん、私を含め多くの人がやるだろう・やっただろう作業工程は「まずどんな話を書きたいのか想定して設定や戦争理由を作って、その状況に合った資料を探して戦争シーンを組み立て、政治や外交を……」という感じじゃないかなと思います。
これは至極真っ当な手段で間違っていないのですが、これを素人がやると100%資料でつまずきます。
これが出来るのは、もともと歴史に詳しくて「こんな話が作りたい」と思った瞬間に「アレとコレの資料を当たってみよう」とアタリが付けられる人だけだと思う。
あるいは最初から「中国の○○時代みたいなのを」とイメージがしっかりしてる人。
ようは当たるべき資料が最初から明確な人。

じゃあ素人はどうすればいいのかっていうと、まあ完全な持論というか「そのとき自分が思ったこと」という程度の話ですが、
この行程は逆をやったほうがいい。
つまり、「歴史関係の書物を読んで、面白そうな時代や名将が輝く戦争にアタリをつけて、そこから妄想を膨らませ、何を書くのか決める・書くものを擦り合わせる」としたほうがいい。
そしたら、そもそも資料を探す必要がない。
最初に手元にあるものから広げていくだけなので。

そうすると、
>中東をメインにする場合、参考にしやすいのはどこか などです。
中東をメインにしたいなら中東の歴史戦史が参考になるでしょ、と思うけど、中東っぽいだけの架空戦記なので、実際の参考元がどこだろうと中東っぽく組み立てりゃいいわけで、自分が最も興味のある歴史や馴染み深い歴史が良いだろうと思います。
例えば中東だとアサシンが有名ですかね。語源にもなってるし。アサシンが政治や戦争に深く関わってくるとなると、日本で言うと伊賀甲賀の忍者が有名ですか。
すると武田織田あたりの戦国時代後期は、割と「忍者」を「アサシン」に変えるだけでそれっぽくなるんじゃないですかね?
もちろん風土文化も違うから、そういうのも擦り合わせるけども。
戦争の理由や経緯なんてのは古今東西似てるから、それを例え剣と魔法の世界に適用しても違和感なく応用できる。
織田信長の鉄砲三段撃ちとか、失われた古代魔術を発掘し独創的な方法で戦争に応用した、とかにすりゃいいわけだしさ。
長篠の戦いは「武田最強の騎馬兵がまったく通用しなかった・騎馬の時代が終わった」って事を象徴する戦闘だから、例えばこの案で組み立てると「騎士剣士の時代が終わり、それまで後方支援のみだった魔術が戦争を左右する時代になった」という場面が作れるわけで。
参考にしようと思えば、このように日本の戦史から異世界の架空戦記をでっち上げることもできます。
なので、あまり資料にはこだわらず、面白いと思う戦争をピックアップしてみると良いと思う。
それを自分の作品に応用させる発想の柔軟さってのも大事かなと。

まあ、あえて「参考にしやすい戦争」って事で言うと、長篠の戦いみたいに「何かを象徴する戦争」というのはとても応用しやすい。象徴するもののワードを入れ替えるだけなので。
例えば、モンゴル帝国が西洋に攻め込んだときは、ヨーロッパは重装兵なんだけどモンゴルは軽装兵が主体だった。
白人はそんなモンゴル兵を見て「貧乏人やな、鎧も買えんらしいで!」と笑ったんだけど、知っての通り機動力で勝るモンゴル兵に蹂躙さる結果になった。
この頃の戦いは「身を守る鎧って概念が崩壊した」とも言えるよね。
これを応用すると、太古の魔道具を手に入れた人間一人が無双しはじめて、鎧も何も意味がない文字通りの一騎当千の猛者が現れた。おかげで「戦争は数という概念が崩壊した」というような感じ。
歴史上のモンゴル兵の動き・活躍を一騎当千の無双に置き換えりゃいいだけ。

近年は動画サイトなどで有名な歴史戦史を紹介してる動画が多くあるので、そこで解説を聞きながら「こういうことを象徴してる戦争だな」と自分で答えを出してしまえば、まあ割となんでも応用できるようになる。

あ、いや。この「応用」はやりすぎればゼロから作ってるのとほぼ変わらないのだけど、そこまで行く必要はなくて、
書き慣れていないのなら最初に書いた通りこのように「作る」必要はなく、
面白そうな戦争をまんま使うくらいの感覚で、名称を置き換えたりそれっぽくアレンジする程度で、作ろうとしない事が一番楽で確実だと思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 架空戦記を書きたいのですが

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投稿日時:

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