小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

壱番合戦 仁さんの返信一覧。得点の低い順2ページ目

元記事:キャラクターによる殺害描写の返信の返信の返信

まず言葉の問題ですが「最期」とは「命が尽きる時」という意味で、「最後」とは区別されて使われます。
そういう意味でこの質問は「キャラの死は前提」という質問になるのですが、それはよろしいでしょうか?

生存ラストを考えない場合、それこそ作品次第、作者が何を書きたいか次第で最期は千差万別でしょう。
キャラクターには悪意も害意もないのだから、「ものすごく運の悪い連続過失致死魔」と例えられたように、運の悪い最期をもって「可哀想な人」という印象を与えたいか、最後には自分のしてきたことを正しく認識し、善行をつもうとしてささやかな良いことのために命を落として救いを与えたいのか。
例えば、本編ではすごい悪人として書かれていたけど、黒幕に騙されてただけなのがわかって離反する、その後、子供が事故にあう場面に出くわして、悪人が身を挺して子供を救う。瀕死の悪人は感謝されて悪くない気分だと言いつつ命を落とす。なんて典型パターンなんかは覚えがあるんじゃないでしょうか?
もちろんこれはただの例で(前のレスの例も、あくまでただの例というだけです)、表現したい事次第でもっと考えられる展開はあるでしょう。
今回の質問のテーマは、そのキャラクターを「悪人」と捉えるか捉えないかで答えは大きく変わると思う。

生存ラストを考える場合、相応の「変化」が求められます。
キャラに変化を与える場合は「善行をつもうとする」など行動や性格に変化が見られることが多いです。
例えば「これらの生は罪を償うためにある」みたいなキャラとか、あるいはベジータじゃないけど主人公サイドに協力(すなわち行動で示す)していくことで「罪を恥じている」ことを表現していくとか。
キャラに変化を与えない場合は、周囲が変化する、キャラに対して理解を示すとか、解決しようとしてどうしようもないことを悟る主人公たちとか。
これはギャグやコメディなどでよくありますね。「不幸な呪いをかけられた善人」とか、本人が良かれと思って行動することの全てが周囲に不幸を呼ぶ、なんてのはまま見るキャラクターでしょう。そのうえ世話好きで責任感が強いキャラだから質が悪い。みたいな。

このように、キャラクターを限定しても状況や展開、作者や作品の方向性次第で大きく最適解が変わるので、キャラクターの扱いは一言で答えるには難しいものがあります。
例えば少年誌では年齢層が低いために直接描写はしないのが一般的ですが、「悪人が死なない」というのは「いずれまた出番がある可能性」を示唆しているわけで、「元悪人が改心して大事な局面で主人公の手助けをしてくれる」という熱い展開が生まれることになります。
元は「少年誌だから」という理由の「殺しはしない」という選択だったのが、「悪人が再び出てきて協力してくれる」というファンには嬉しい展開手段が新しく生まれたと言えます。
ここで私が良し悪しを語ったところで、新しい利用方法を思いつけば、私の考えなんぞなんも意味がない事になります。
好きにやりましょう、という以外に

上記の回答(キャラクターによる殺害描写の返信の返信の返信の返信)

投稿者 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

ええ、そうでしょうね。
少し愚問だったかもしれません。
有意義な回答ありがとうございました。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターによる殺害描写

この書き込みに返信する >>

元記事:処女作前編の批評依頼。

こんにちは!サタンさん、ブルースクリーンさん、黒鐘 黒ぅさん。
皆様も初めまして!
竹牟礼 基です!

なんとこの度ついに、僕の処女作の前編が完成いたしました!
喜びで感無量でございます!
そして見てるかい、我がライバルの桂香さん!
ついやったぜベイ((殴)

それはさておき本題なのですが、場違いでなければ僕の作品を批評していただけないでしょうか?
推敲はまだしておりません。
こういった原稿は小説鍛錬投稿室へ今すぐ放り込むべきなのでしょうが、 何しろなろうには疎いもので、 できるだけ多くの方々に評価を頂いた方がより良い作品になると思いまして、依頼しました次第です。

以下に URL を貼っておきます。
第1章
https://ncode.syosetu.com/n2843em/1/

第2章
https://ncode.syosetu.com/n2843em/2/

第3章
https://ncode.syosetu.com/n2843em/3/

第1章から第3章までが前編で、編名は『 白きエルフに花束を』です。
後編を作る予定でいますが、 前編が出来上がったばかりなので、まだ着手していません。
なにせ昨日今日の話なので……。
それでは厳しい批評の程、宜しくお願い致します!

追記: この前編は師匠の監修のもと執筆しました。
そのおかげで師匠の影響を強く受ける形となり、 僕が書きたいものとはかけ離れてしまいました。
ですので表現にブレが生じていることについては重々理解しております。
書き方について右も左も分からないまま 教えていただき、書きたいものを書こうとする意欲を押さえつけた結果、 閃きという形で大爆発して、後編を含めた物語全体の構成が定まったことはまた別の話。
後編は読者に対する配慮を忘れず、自らのポリシーと小説作法に則って、 やりたい放題書いてみたいと思います!

上記の回答(処女作前編の批評依頼。の返信)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

コメントしてくださる方がないのでこのスレ閉じます。
どうやら、色々間違えちゃったみたいです。
ごめんなさい。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 処女作前編の批評依頼。

この書き込みに返信する >>

元記事:処女作前編の批評依頼。の返信の返信

「色々間違えちゃったみたい」と仰るのが、この掲示板にリンクを張る形で小説を出してみたことを指すのであれば、ちょっと違います。別の方の前例がありますが、返信もあるし、注意もされていません。

 このサイトには「鍛錬投稿室」があり、小説を投稿して感想を頂くことができます。
 御作の文字数と読むための所要時間を確認してみます(所要時間はPCブラウザのFirefoxのリーダービューによる推定)。

・赤の章 (推敲前版):33,061文字(所要時間 31~39分)
・青の章(推敲前版):16,374文字(所要時間 16~20分)
・黒の章(推敲前版):6,524文字)(所要時間 7~8分)
――――――――――――――――――――――
 合計:55,959文字(所要時間 54~67分)

 合計の文字数を400字詰め原稿用紙に換算すると140枚です。鍛錬投稿室であれば長編の間が適する長さになります。すらすら読んで行った場合だと、1時間前後で読めるはず。

 竹牟礼さんが、この掲示板で返信がないことから、読んでもらってないか、読んでもコメントしたくないと思ったかとお考えになるのも、無理はないかもしれません。1時間前後かければ読めるはずなのに、丸1日以上経過しても何の音沙汰もないように見えますもんね。

 しかし個人的にはですが、「ちょっと違います」と申し上げておきます。読もうとしています。なかなかまとまった時間が取れませんが、時間が空いたら読んでいます。途切れ途切れながら、3時間以上はかけたと思います。でも読み進められたのは、「赤の章」の、

> ―――――――――――――――4―――――――――――――――

の直前までです。文字数にして約1万字分ですね。小説全体で約5万6千字、所要時間1時間前後なのに、なぜそんなに時間をかけても1万字しか読めなかったのか。

 書いてあることが極めて分かりにくいんです。当たり前のことですが、読者は作品を読み始める前は、作品について何も知らないわけです。有名作家の作品や有名作品なら、ネットであらすじ見たりすることはありますが、御作はそうではないですよね。だから、御作を前提となる知識は全くなしで読み始めます。

 このスレッドでは、いきなり各章へのリンクが張られてます。でも、「なろう」掲載ですから、前文(あらすじや作品紹介等が書かれる)を読もうと、小説ページに行ってみました。前文はそこそこ分かる。

 なお、前文があまりにもよく分かると、小説を読むモチベが湧きにくいですから、そこそこ分かるレベルがよいのです。つまり、前文はかなりうまく書けている。

 これなら、と期待して第1章(赤の章)を読み始めてみました。しかし、一読して分かるようには書かれていませんでした。行きつ戻りつして読んでも、まだ分からない。仕方なく、「作者さんはこの文章で何を書こうとしたのか」と真剣に考えつつ読んでみました。だから、たった1万字で3時間もかかってしまったわけです。そうまでしても、よく分かりませんでした。

 各キャラの動作がつながらない感じだし、キャラがいる状況がよく見えないし、キャラの感情があまりにも唐突だし、台詞も会話になってない感じだし、ある一人のキャラの台詞ですらつながっていない感じです。

 作者さんは頭の中でしっかりと物語の進行をイメージしたはずですよね。そうでないと、文章で書くことができないですから。だけど、イメージしたものを、赤の他人が分かるように文章で伝えていない。作者さんがイメージしたものの中で、作者さんの注意がいったもの、面白がったものだけを抜き書きしてあるような印象です。

 もしかすると、竹牟礼さんは「分かりにくいのは自分が抱えているもののせいではないか」とお考えになるかもしれません。先に竹牟礼さんが仰っていたものですね。

 でも、まず間違いなく違います。小説での説明が下手なのです。竹牟礼さんは、「小説なんだからダイナミックに、キャラの感情をしっかり伝えて、アクションもスピードと迫力が感じられるように」みたいなことを念頭に執筆されたのではないでしょうか。

 そこはとても大事です。その大事なことを成り立たせるための大前提が「状況を説明できていること」なんです。その説明が圧倒的に不足で、しかもおざなりです。繰り返すようですが、作者さんが感動したり興奮したことしか書いてなくて、しかも説明ではなく感想になってしまっているのです。これでは、作品内容を事前に全く知らない読者はついていけません。

 では、竹牟礼さんは説明が下手なのか。言い換えれば、説明する技術に書けているのか。そんなことはないですね。小説前文は必要な程度に分かるように書いてある。こちらの掲示板での竹牟礼さんのご質問は、何をお聞きになりたいかよく分かるように書かれている。

 当たり前ですが、返信する人は私を含めて、竹牟礼さんがどうお悩みなのか、事前に知っているわけではありません。それどころか、竹牟礼さんどういうお方なのかすら全く知りません。だけど、ご質問になったのがどういうことか分かり、回答も考えることができています。竹牟礼さんが分かるように説明されてお出でだからです。

 ご質問をお書きのときは、「誰かに自分の悩みを知ってもらいたい」「自分が何を知りたいかを分かって欲しい」と思っておられたと思います。小説のときも同様にされてはどうかと思います。面白く思ってもらいたいということ以前に、「まず自分が考えた話を知ってもらいたい」「ストーリーがどう進んでいるか分かってもらいたい」を常に念頭に置くということです。

―――――――――――――――――――――――――――――

 とはいえ、いくつか困った点もあります。

 例えば、「赤の章 (推敲前版)」となってますよね。まだ推敲せずにアップしたと明示してあるわけですが、読者としては「冗談じゃないよ、推敲くらいしてから出してくれよ」と思います。ラフに書いたからちょっと見てくれ、と言われるのは嫌なのです。

 作者さんが「やれるだけやった」「やれることは全部したつもりだ」と言うようなものでないと、読み始めたくありません。評価依頼だとしても、全力を尽くしてからにして頂ければと思います。言い換えれば、読者の読む手間と時間や、感想を考える労力に敬意を払ってくださいということです。

 小説中の日本語も首を傾げるものがちらほらあります。覚えている範囲だと、例えば「意味朦朧」。普通は「意味(が)曖昧」でしょう。朦朧は「ぼんやりかすんでいる」「はっきり見えない」ですから、意味朦朧もなんとなくイメージは分かる。ですが、「意味朦朧」自体が「朦朧」としています。読者をわざと惑わせる、あるいは主人公の思考の特徴を表したいのかもしれませんが、印象付け含めて効果はありません。

「現実から反目する」もおかしい。反目は「仲が悪い」ことを意味します。現実を嫌う、と読めなくもありませんが、何を意味したいのか惑います。これも「反目」で意味的なイメージが湧かないわけではない。ですが、「目を逸らすを目を反らすと勘違いして、反目としたのか?」みたいな疑問も生じてしまいます。

 いずれも、物語から読者を現実に引き戻します。そういう、単なる日本語の用法、技術的な問題が散在していて、とても損です。こういう部分だけは推敲して取り除くべきでしょう。用法を間違えて覚えているなら正してください。何らかの効果を狙って、わざと普通とは違う書き方をしたのなら、逆効果ですから避けたほうがいいでしょう。

―――――――――――――――――――――――――――――

(この返信は2時間以上かけて書きました。この程度の回答でも、どう申し上げるか考えるのが、なかなか難しかったことをお察し頂ければと思います。)

上記の回答(処女作前編の批評依頼。の返信の返信の返信)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

ご感想ありがとうございます。
実のところ、師匠と相談しまして一応人様に見せられるだけのクオリティには仕上がってるから、 完成してないけど1度多くの人に見てもらうことはいいだろうということになりました。

でも、推敲もしていない作品を上げること自体がアウトだったのですね。
全く知りませんでした。

「自分が書いた本をお金を出してわざわざ 読んでもらうからには、 作者にとって読者はお客様」がモットーなのですが、どうやらまだまだ配慮が足りなかったらしいです。

僕も書いていてずっと違和を感じていました。

それがブルースクリーンさんがおっしゃっていた通り、 キャラクターの行動や感情に繋がりがない、 作者の僕は面白いと思ったところだけを抜き書きした、というところです。

まさにおっしゃる通りです。
僕はずっとその辺を気にしていましたし、とても致命的だと思ってました。

赤の章執筆当時は全くプロットを決めていなかったのです。

それに序章として白の章という『前提』がありました。
ですが黒の書が完結した時点で白の章を書き始めることにしたので、まだ着手すらしていないのです。

『たぶん白の章の展開が前提に置かれた赤の章だから理解ができない』のではないでしょうか?

でもこうして誰かに指摘されるまで全く自覚できなかったのです。

それを気づかせてくださったブルースクリーンさん、本当にありがとうございます。

至らないところばかりで皆様申し訳ありません。
これからも日々精進してまいります!

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 処女作前編の批評依頼。

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元記事:処女作前編の批評依頼。の返信

僕は時間を見つけて読んでいたのですが、やはり文章がわかりにくくて時間がかかってしまうのは、僕も実感していました。
読了してから感想を伝えるつもりでしたが、ちょっと問題があったようなので、とりあえずこの辺りで述べておきます。作品の批評以外の事も含みますが、ご了承下さい。
(因みに僕は最終的な感想を伝えるつもりでいました。今もそのつもりです。しかし、僕は何も気にならなかった訳ではありません。ただ、竹牟礼様が真剣なのは以前から知っていたので、こちらもその気になったって事です。色々足りない部分があるのも事実なので、次からは気をつけて下さい)

まず、最初も述べた通り、文章が凄くわかりにくかったです。正直、途中で疲れてきました。
オリジナリティとかの面で評価できなくもなかったんですが、それも伝わらなければ意味無いって事です。実際、ニュアンスでしか伝わって来ませんでした。

この最大の原因って、おそらく「推敲前」だからなんですよ。推敲せずに良い文章を書ける人なんて、プロでも中々いません。
だからといって、「推敲前だから仕方がない」と言うつもりは無く、ただ単純に「なぜ推敲前の作品を投稿した?」って事を申したい。
推敲前の作品を批評してもらうのが失礼って訳じゃありません。いや、それは事実なんですよ? 僕も「ん?」って思いました。ですが既にそれは指摘されてるはずなので、僕からは違った観点での指摘を。

まず、推敲前の作品を投稿したところで、完成作品としての評価は得られません。完成してないんですから、当たり前です。
もしこの質問が「推敲で困っているのでアドバイスをお願いします」というものなら、それなりに正しい回答は望めるでしょう。ですが、この質問は「完成作品の批評依頼」だと思われます。質問内容からして確実にそうです。
それだというのに、推敲してない。これでは、回答する側としては文章について指摘できないんですよ。

先に述べたように、竹牟礼様が真剣なのはわかっています。ですがその割に、批評される点(文章について)を自ら潰している事になっているんです。本来なら文章について詳しく批評できるはずだったのですから。
僕からすれば「それで良いのか?」って思います。
あなたは完成作品としての評価が欲しいはずですから、質問の内容、方法には気をつけるべきです。

あと、読みにくい事と似ていますが、主人公が置かれた状況が伝わって来ません。それでは理解するために、読者がかなり頭を使う必要があります。
ラノベって、手軽さが凄く大事なんですよ。そのため、状況を説明する事は欠かせません。
説明臭い文章は流石に避けるべきですが、「この場面はこんな感じなんだな〜」と思わせるような台詞なら、書けると思います。
馴れない内は難しいでしょうが、何度か試していけば、身についてくるでしょう。

また、推敲したとしても、ラノベらしい文章になるのかは微妙です。というか、正直ならないと思います。
書いている文章の方向性がちょっと違う。
ラノベ文体がどんなものか、竹牟礼様は知らないのではないでしょうか。
もう少しラノベを読んで学んでいれば、推敲前であっても、多少ラノベらしくはなると思います。
最初はもっとラノベに馴れて、感覚的であっても知識をつけるべきです。

現段階で言える事はこのくらいですかね。もう少し読んでみます。
とはいえ、僕的にも推敲はしてほしいですかね。批評が難しくなってしまうので。

上記の回答(処女作前編の批評依頼。の返信の返信)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

わかりました。
完成という段階がどこまでのものなのか全く分かってませんでした。
友人や知人にまで言いふらしてしてしまった自分が恥ずかしいです。
原稿を推敲していない= 小説として完成していない、ということが理解できてませんでした。

読みにくいかと思われるので推敲して更新します。

また僕自身も、師匠から口酸っぱく「 インプット不足だから 映画を5、6本見てこい と言われます。
でも残念ながら、とてもではないですが今の金銭的な事情では行けません。
(言い訳ばかり言っている自分が嫌になる)

アウトプットばかりしていたのが良くなかったのかもしれませんので、図書館から借りた本を一度読み直してみます。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 処女作前編の批評依頼。

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元記事:処女作前編の批評依頼。の返信の返信の返信の返信

 以下は、万が一の誤解を心配して書きますが、指摘というものではないし、批判や非難でもありません。念のため、確認程度ということでご了解をお願いします。

 推敲すること自体が大事なのではありません。例えば、推敲3回やれば大丈夫だとか、推敲してないから絶対ダメだとか、そういうことはありません。

 要は、他人が読み物として分かるか(さらには楽しめるか)を確認することが大事なんですね。「たいていは書いただけではミスがある。だから見直してみる必要がある」という経験則から推敲がよく言われるわけです。

 さらにコツなども言われてて、「少なくとも1日経過してから観なおしたほうがいい」というのもあります。書いた直後だと、何を書いたつもりなのか、記憶が鮮明でミスを発見しにくいからなのです。

 大事なことなので言葉を変えまして。推敲はこなすべき作業でもなければ、儀式でもありません。作品を読みやすくするための必要悪でしかありません。目的が「読みやすい文章にする」であることは、常に念頭に置く必要があります。

 そして、推敲も(個人分類ですが)いろいろあります。

・校正:誤字脱字の発見と修正
・校閲:内容の誤りの発見と修正

 以上は単なる間違い修正なので、推敲に含めないことがあります。推敲って、ある漢詩人が「月下の門を僧が推(お)すにしようか、敲(たた)くにしようか」と迷い、人にも相談して、ようやく「推すのほうがいい」と思い定めたことが語源ですね。

 そのレベルでやるのが推敲であるわけです。読んですっとイメージできるか、何がイメージされるかを気にして、一字一句に拘って修正するわけです。例えば以下の二つを例文として見ます。

A. 侍は刀を鞘から抜いて構えた。
B. 侍は鞘から刀を抜いて構えた。

 別にどっちでもいい感じではありますが、作者としてはAとBで悩むくらいでちょうどいいです。こんなことを詳細にイメージして決めます。

A. 侍は刀を鞘から抜いて構えた。
 作者「イメージされるのは、侍→刀→鞘→構えるだな。刀から鞘に戻るわけか」

B. 侍は鞘から刀を抜いて構えた。
作者「イメージされるのは、侍→鞘→刀→構えるだな。刀がイメージされるのが遅れるな」

 こんな感じです。描きたい状況や前後の文脈から、どちらかを選ぶことになります。これに加えて読点を置くか否かも、テンポや見た目の読みやすさ、意味の明確さなどに影響しますから、いろいろ読点を置いたり削ったりです。

 この程度の差、ほとんどの読者は気が付きません。だけどやるんです。差異が0.1%だとしても、こういうのは数多と出ますから、細かい積み重ねが大きな差となってきます。推敲の個々は気づかれず、褒めてももらえない覚悟で、手間暇かける必要があります。

 もし推敲したとして、他人に作品をお見せになるのでしたら、上記のレベルまでやったかどうかも注意してください。もちろん、竹牟礼さんとしてお分かりになる範囲でいいのです。

 推敲に含まれないかもしれませんが、情報をどう出すかにも注意されたほうがいいと思います。シーンをイメージして書き始めるとして、シーン中の何を読者に出せばいいか(=文章化するか、以下同様)、出すもののどこを描写すればいいか、何を省くか、何を強調するか、何を弱めるか、場所は言うか言わないか、それらをどういう順序で出すか、等々です。

 こういう情報提示について間違うと、一字一句の推敲を行っても、読者に伝わる文章にはなりません。

 また、文章に向くものを作品設定に採用しているかどうかも、要注意です。絵的には素晴らしいシーンをイメージできても、コミックなら可能だが文章では難しいのでは、文章作品に向きません。我々志望者はまだイラストを付けててもらえないのですから。

 見たこともない世界設定をしようとすると、しばしば読者に理解不能になる罠に陥ります。例えば、「猫がいた」と書いたら、ほぼすべての読者は間違いなく猫を想像できるでしょう。でも「見たこともない猫がいた」(←イメージ不能の例ですから、ちょっと無理矢理です)と書いたら、読者はお手上げです。

 ほとんどの描写では読者が知っているものを使ってください。読者が知らない、作者の考案した設定なら、似ているものと使うといいかもしれません。例えば「ウサギのような長い耳の猫がいた」なら、ほぼ大丈夫でしょう。

 以上はとても難しいです。あるいはしたくもない譲歩をしなければならず、悔しかったりもします(せっかくいい思い付きなのに、といったもの)。偉そうに説明している私でもやれる、やり切る自信はありません。しかし、できそうにないからやろうとしないのでは、どうしても読者が読んで分かる文章にはできないように思います。

上記の回答(処女作前編の批評依頼。の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

なるほど、つまりおっしゃいたいのは『表現のコントロール』といったところでしょうか?

伝えたいことを『意図的に』確実に伝えること。
文章の抑揚を『意図的に』つけること。

この意図的に、というところが大切なのだと思います。
確かに僕の書き方はかなりコントロールがきかずに暴走していたと思います。

アップしてから1日経ちました。
その間見ていないので見直してみます。
ありがとうございます。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 処女作前編の批評依頼。

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元記事:ラノベに行間は必要か?また、まろん師匠の文学論について。

 こんにちは。壱番合戦 仁です。

 皆さんに質問させていただきたいことがあります。
 ズバリ、「ラノベに行間は必要ですか?」

 これについては、詳しくないので僕は意見しません。皆さんの回答をお待ちしております。

 次にまろん師匠の文学論について。
 彼方は、「せっかくアスペルガー症候群の君が、アスペルガー症候群の主人公をかくのだから、常識や常人の感性につきやってやる義理はない」と僕にご教示なさいました。
 暗に彼女は、「(きっちり描き切ってなお読者が読めないと文句を言うならそれは読者のせい)だからこそ、読者に媚びて読みやすくしてやる必要などない」といいます。湊かなえや百田尚樹のような売文奴になってほしくないのだといいます。

 「自分の主義主張を曲げてまで馬鹿に面白いといわれる事より、文学者として意義のある小説を書いて賢人に称えられるほうが尊い」

 これが彼女の一貫した主張です。これには僕も大いに賛同するところです。
 ですが、ここで一つ疑問が出てきます。
 「これって、純文学の流儀だよね?」「この方向があっていると強くサンドする僕は、ラノベ作家をやるべきではないのではないか?」と思ってしまったのです。

 面白い小説は書きたい。でも、読者に媚びたくないし、主義主張を捻じ曲げるなんてまっぴら。ましてや、奴隷ハーレムものを書いて「さすが○○様!すごいです!」なんてやりたくない。

 正直そろそろラノベに飽きました。
 【異世界転移ものにしろ、転生ものにしろ、魔王勇者ものにしろ、奴隷ハーレムものにしろ……。自己承認欲求を満たして現実逃避するためのオ〇ホじゃねーか!!】

 っとと。失敬。これは言い過ぎですが、読了しても胸の奥に何も残らない小説が多すぎる気がします。萌えとか抜きで、ラストシーンに差し掛かったあたりのヒロインを抱きしめたくなるようなラノベも、味わいのある余韻が残って、文学的に意味のある感動を覚えるラノベも、聞いたことないし見たこともありません。

 おそらくですが、ラノベの正体を彼方が知ったとしたら、たぶん僕がラノベ作家になることを義人はしないでしょう。そして、ぼくも、同じラノベを書くにしろ、純文学や大衆文学を書くにしろ、味気ない小説を書くつもりはありません。

 続きはまた今度。

上記の回答(ラノベに行間は必要か?また、まろん師匠の文学論について。の返信)

投稿者 かにさん : 1

純文学には純文学のルールがあって、その文脈に基づいて評価を受ける。自分の操作できないところにルールがある、という点はラノベとそう変わらないはず。なので、本件はルールが明確な場所で戦うか、ルールが不明瞭な場所に飛び込むかの選択肢に過ぎないと思う。

未知の地に自身の優位性があることを期待するのは個人的にはアリ。ただそれで万事うまく行くわけもなくて、どちらにせよ環境に合わせて自分を変えて行く努力は必要となってくる。その合わせやすさが、自分と環境との相性によって変わってくる。なので、相性をみるためにも一回試してみればいいのでは。

後は、障害があろうが病気を抱えていようが、作者の素性なんて読み手にとってはどうでもいいこと。自分にはどのような価値が提供できるか。それだけを考えればいいと思います。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: ラノベに行間は必要か?また、まろん師匠の文学論について。

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)

 ドラコンです。

 繰り返し質問している、「御召列車での皇帝・皇后の聖地巡礼の架空旅行記」についてです。なお、日程、過去質問、設定は後述します。

 とにかくストーリーが決まらないので、漫画で言えば「背景」のような部分である、中国茶、鉄道、中華・モンゴル・チベット料理のうんちくばかり書いています。

●しっくりこないストーリー案
 
過去質問でいただいた案や、自分で出した案で、以下の3つを思い付きました。ただ、何れも、しっくりきません。

 1、呪物を手に入れてしまったため、悪霊を呼び出してしまった。

 聖地巡礼の旅とうまく絡められない。(後述の過去質問「架空旅行記に明確な「悪役」は必要なのか? (スレッド「物語に「対立」「敵役」は必ず必要なのか?」のスレッド立て直し)」「中華風ファンタジーでの皇帝・皇后へのみみっちい嫌がらせは何があるか?」もご参照のこと)

 2、呪物のせいで、タイムリープが起きる。(後述の過去質問「中華風ファンタジーでの「タイムリープ」ネタについて」もご参照のこと)
 
 タイムリープが起きて、峠を越えようとした列車が、ふもとに戻され、「同じ一日」が繰り返される、との案。

 旅行に絡めるのはやりやすそうな感じがした。ただ、呪物を手に入れてから、タイムリープが起きるまでに、現在でも9,300字ほど使っている(さらに増える予定。内容は、タイムリープに直接関係のない、中国茶のうんちく、宴会、遊牧民のテントでのキャンプ、塩湖観光、製塩場視察)。タイムリープが起きるまでが遅く、唐突な感じがする。また、タイムリープは時系列が前後するので、混乱なく書けるかも疑問。

 3、悪天候による交通障害で足止めを食らう。

 峠の上が猛吹雪になったため、24時間ほど、峠の中腹駅で抑止される。これなら書けそうな感じがする。

不安と混雑で混乱する駅の待合室を、「後宮が劇団」との設定を生かして、講談、手品、歌、踊りを披露して、混乱を鎮める、という話にできる。

ついでに、皇帝の名君エピソードも作れそうな気がするが、思い付かない。逆に、暗君エピソードは思い付くが。天候を見極められず、地元の人の制止も聞かず、行軍を強行して、多数の死傷者を出した無能な指揮官の例はいくらでもある。

ただ一方で、「大きな事件」がこれだけ、というも弱い気がする。また、天候急変が「手に入れてしまった呪物のせい(蔵を整理していたら、呪物が出てきた)」なのか、「単なる自然現象」なのかで、迷う。

●日程

 ・出発から4日目~6日目
 塩湖観光、製塩場視察(塩の専売税は国の重要な財源)、想定モンゴル族の遊牧民との宴会、遊牧民のテントでのキャンプ。

 ・出発から8、9日目
 峠越え。今作最大の見せ場。この峠越えまでに、既に9,300字使っている。まだ増えるが、ここで「大事件」が起きるにしても、遅い感じもする。前もって、伏線となる「小事件」を起こすべきか? ただ、その「小事件」が思いつかない。

 ・出発から9日目~12日目
 想定チベットのラサの市内観光、各寺院の参拝、絨毯工場、遊牧民の馬術視察。

 ・出発から13日目~15日目
 聖地の湖で、舞の奉納、呪物の解呪、大祈祷会。

 ・出発から18日目
 帰宅。

●過去質問

「中華風ファンタジーでの「タイムリープ」ネタについて」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14947

「中華風ファンタジーでの皇帝・皇后へのみみっちい嫌がらせは何があるか?」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14792

「架空旅行記に明確な「悪役」は必要なのか? (スレッド「物語に「対立」「敵役」は必ず必要なのか?」のスレッド立て直し)」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14623

●設定

【キャラ・世界観】

 ・張銀鈴(ちょう ぎんれい) 主人公、女、14歳、皇后、好奇心旺盛、天性の無邪気娘、食いしん坊。
 
 ・紀仁瑜(き じんゆ) 皇帝、男、18歳、美形で「女装していなくても『男装の麗人』に間違われる」。銀鈴との関係は「夫婦」というより「兄と妹」。祖父の祖母の皇后が、香々(後述)の弟のひ孫。
 
 ・皇太后 年齢不詳、仁瑜の実母、後宮劇団の娘役トップ女優(娘役なら、100歳越えの老婆から15、4歳の少女まで、役柄も悪役から悲劇の主人公まで何でも演じられる)。ある程度呪術にも通じている。
 
 ・薛霜楓(せつ そうふう) 総女官長兼皇太后と銀鈴の侍女頭、年齢未設定(先々帝の代から後宮仕え)、皇太后の姉分、仁瑜の養育係。
 
 ・越忠元(えつ ちゅうげん) 仁瑜の兄貴分、最高裁長官、後宮太学教師、25歳、男、今作は腹黒軍師か?
 
 ・昌芳雲(しょう ほううん) 判事見習、後宮太学教師手伝い、父は学者。呪術の素質あり。16歳、女、銀鈴や女官たちの姉分。
 
 ・芬秋水(ふん すうすい) 娘子軍(後宮の警備・牢獄の管理担当)の将軍、18歳、女、後宮太学の寮では銀鈴と同室で、親友。

 ・麹香々(きく こうこう) 300年前の人で、銀鈴を気に入り取り付く幽霊皇后、外見年齢25、6歳。野玉雉の嫉妬で投獄され、獄死させられた(表向き急病死)。冊封国・火昌王国(中国新疆ウイグル自治区を想定)の王女で、踊り子。西方(インド、ペルシャ、アラビアを想定)の呪術には多少通じてはいる。だが、東方(中国を想定)の呪術には無知。隣国・胡との軍事的緊張が高まったので、寿国からの保護を求めるための政略結婚。寿国後宮への入内は前々から計画されていたが、胡との関係緊張で、急遽皇后として迎えられた。
 
 ・野玉雉(や ぎょくち) 側室(位は貴妃)。皇后冊立一歩手前で、皇后の座を香々に奪われ嫉妬。初代皇帝の天下取りに貢献した「開国の元勲」の一族。初代皇帝のころは立派な一族だったが、代を経るにつれて劣化。一族全体が吉良上野介。とはいえ、初代皇帝が世話になった一族のため、皇帝や皇族といえども、手を出しづらい。後述の『梨妙音伝』での「悪妃」のモデル。
 
 ・紀広卓(きこ うたく)(元号で「業平帝(「ぎょうへい)」) 300年前の人物。男。女好きのバカ皇帝。董卓や袁術のような感じか? 人の話を妄信しやすい。玉雉と組んで香々の皇后位を剥奪しようとしたが、外交上の配慮で、宰相に阻まれた。玉雉ともども非業死。≪後宮女官伝」での「悪帝」のモデル。
 
 ・バカ皇帝の跡継ぎ(元号で「正光(せいこう)帝」) 300年前の人物。男。バカ皇帝のまた従弟。名君。広卓の女好きに嫌気がさして、皇后以外とは関係を持たない。その後の皇帝もこれに倣う。このため、官界に女性の登用が進む。後宮も女性官吏独身者寮になる。『梨妙音伝』での『新帝』のモデル。

・世界観
【舞台全体】
 王朝名は「寿国(じゅこく)。帝政。鉄道や呪術(『ドラえもん のび太の魔界大冒険』での魔法世界ののび太の町のように、家電置き換えの魔法道具もあり)が存在する、中華時代劇風ファンタジー世界。

【後宮】
 皇帝の子を成す場所というより、女性だけの劇団や芸能学校、女性官吏の独身者寮の意味が強い。

【『梨妙音伝』】
 銀鈴が初主演(梨妙音役)を務めた後宮劇団の演目。香々を獄死させた玉雉の後日譚。舞台の王朝「寿国」とは、別の「架空王朝」での出来事との体裁を取っている。

 【『梨妙音伝』】あらすじと配役
・あらすじ
 嫉妬から、讒言で幽霊皇后の投獄に成功し、幽霊皇后を死に追いやった悪妃は、そのたたりで毎夜悪夢にうなされていた。
 そのストレスのはけ口に、梨妙音を虐待していた。ある朝、梨妙音は悪妃に洗面用の水をぶっかけてしまい、それが「不敬罪」とされ、投獄される。
 梨妙音は、公開で百叩きの上、無期限の重労役の刑に処される。そして、労役として、悪妃宮中庭の石畳磨きを命じられる。
 連日の重労働と虐待、空腹に耐える梨妙音は、夢の中で公主(姫)に転生し、同時に悪妃も公主付侍女に転生。そして侍女頭と共に、公主付侍女(悪妃)を「馬」にして、「お馬さんごっこ」をする。
 悪妃は連夜の夢の中での「馬」扱いの心労で、死亡。悪妃の讒言を聞き入れた≪悪帝≫も、長年の不摂生がたたって死亡。
 ≪悪帝≫のまた従弟の王子が新帝として即位。梨妙音も釈放され、新帝付の侍女となる。その後、梨妙音は新帝に見初められ皇后となった。

●追伸

 一応、ラ研管理人うっぴーさんには断りを入れてあります。

 このたび、エンタメ系小説(ライトノベル、キャラ文芸、ウェブ小説)の作者、読者が、エンタメ系小説の研究、相談、交流できる掲示板「エンタメ小説研究交流会」を設定しました。よければブックマークだけでもしていただければ、幸いです。

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上記の回答(ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)の返信)

投稿者 ごたんだ : 1

9千でも9万でも書いてからフリーの編集に持っていくのがベター

誤字脱字ならともかく減らす作業はサッカーの腐敗性が落ちる。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ストーリー案がどれもしっくりきません (中華風ファンタジーでの、皇帝・皇后の御召列車での聖地巡礼架空旅行記の再質問)

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投稿日時:

元記事:1話またはプロローグについて

1話を書くのに数ヶ月躓いている者です
作品全体の大雑把なプロットは用意したんですが、いざ1話を書こうとするとどういう話で進めようか定まりません
自分の認識として1話は下地づくりで、主人公の人となりを知ってもらうものだと思っています
そこで幼少期から始めようとしたり、少年期から始めようとしたりして、何度も書いては消してを繰り返ししているのが現状です

色々アイデア自体は思い付くのに、どれもしっくり来ない場合はどうしたらいいんでしょう?

上記の回答(1話またはプロローグについての返信)

投稿者 t : 1

こんにちは。
結論からいえば、事件から始めてみましょう。

主人公がバスに乗っていると事故に遭い気が付くとそこは異世界だった。
例えば主人公が大学生だったとしたら、
教授にレポートを提出することで頭がいっぱいで、そのことが主人公にとっての事件だったとします。未来でバスが事故遭うことを知っているのは作者だけです、主人公ではありません。
バスに乗った、あるいはすでに乗っている主人公がいたとして、主人公にとっての今の事件を書くことで、下地、人となりも伝わります。

幼少期や少年期なんでも大丈夫です。主人公が事件だと思って取り組んでいることが、バスが事故に遭うよくある異世界ものの出だしのように、主人公にとっての事件を書いた後で、そこからは予想もつかない方向に物語が転がっていく、そういったイメージで書きだしてみてください。
何かの参考になれば幸いです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 1話またはプロローグについて

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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