小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

日暮一星さんの返信一覧。得点の低い順5ページ目

元記事:書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。

ごめんなさい。プロットの書き方について教えていただけないでしょうか。
自分はプロットを結構細かく書いたつもりでも、途中であーじゃないこーじゃないといって文字を書いたり消したりの時間がものすごい多いです。そして結局かけません。

多分、詰まる箇所は、心情描写や説明描写、あとは書いたプロットの筋書きと筋書きの間を埋める文章あたりです。自分でも解決策がよくわかりません。この程度の説明じゃわかりにくいかもしれませんが、分かる方いらっしゃいましたら教えていただけませんか。

あと、もう一つなのですが、複数の情報を説明しなければならないとき、どっちを優先したらいいのかわからなくなる時があります。

例:敵につかまってどこかに拘束されているキャラクターが目を覚ますとき
目を覚ます ⇒ ここはどこなのか? ⇒ 動こうとする ⇒ 縛られている

目を覚ます ⇒ 縛られている ⇒ わけがわからない ⇒ ここはどこなのか?

どっちの切り口で話を進めればいいのか分からなくなります。
これもいい方法ありましたら教えていただけないでしょうか。

上記の回答(書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。の返信)

投稿者 日暮一星 : 2 投稿日時:

 初めまして、日暮一星です。

 >>詰まる箇所は、心情描写や説明描写、あとは書いたプロットの筋書きと筋書きの間を埋める文章あたりです。

 単純に書けない原因は『その時までに考えていなかったから』です。原稿に文章を書く段階で、その考えていなかった点が浮き彫りになって筆が止まってしまうんですね。

 自分は『分からない部分をプロット製作の時点で書いておく』という手段で乗り切っています。似たような相談に自分も返信しているので、下記ページの詳しい解答が参考になればと思います。
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/2789

 複数の情報を説明する際には、情報開示の順序よりも『いかに情報の肝を開示できているか』です。

例:敵につかまってどこかに拘束されているキャラクターが目を覚ますとき

 この例の限りでは『敵につかまってどこかに拘束されているキャラクター』が肝要な情報だと思うので、正直なところ回答例の二択そのどちらでも構いません。ただ、捕まったキャラの心情を開示できているという面では後者がいいかと思います。

 当然、あらゆる情報の説明はまず『書き手がいかに簡潔かつ的確に説明できるか』が重要です。ここを疎かにしてしまうと、原稿へ文章を書く段階で『説明の手順が分からなくなって筆が止まってしまう』という状況を招く恐れもあります。このような考えるコストのある情報は、あらかじめプロット製作の段階で整理して考えておくことをお勧めします。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。

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元記事:書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。の返信の返信

該当の記事を見てきました。分かりやすかったです。
そこで、プロット製作の時点で、分からない部分を明確にする、とのことでしたが、
その中で「分からない部分はト書きにする」とありましたが、具体的にどんな風に書けばよいのでしょうか。
例とかありましたらお教え願えるでしょうか。

上記の回答(書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。の返信の返信の返信)

投稿者 日暮一星 : 2 投稿日時:

『ト書きにする』以外に、『シーンの意義を明確にする』『大雑把な文章を使わない』も交えて説明します。多少ややこしいと思いますがご容赦ください。

 例えば以下のプロットがあるとします。

【敵地から自分の拠点へ戻る→(①)、宿敵と出くわし戦闘→圧倒的な宿敵の力に重傷を負い、死を覚悟する主人公の心境(②)→救援に来た仲間の力を借りて逃げ出す】

 さらに細かいプロットにするに当たり、分からない部分を①と②に置き換えましょう。

 まず①は『拠点へ戻る途中に宿敵と出くわすまでのシーン』です。これをどう書くべきか分からないとします。

 結論からいって、この答えは二つあります。シーンとして確立して描くか、いっそ省いて次のシーンに行くかです。

 まずシーンとして確立して書く場合。まず『そのシーンにでてくるキャラたちがどんな目的を持っているのか』を考えます。具体的には『互いにそのシーンで達成しようとするキャラの目的』です。
 この『目的のための取引』がない場合、自分はそのシーンを省きます。これがないと、キャラたちの動きがない退屈なシーン(例えば説明するだけのシーンなど)になってしまうからです。

 話を戻します。
 主人公はまだ敵地にいるので、宿敵の仲間である追っ手が来ている、鉢合わせした敵を蹴散らす、あるいは敵を掃討したあとで相棒と一緒に引き上げるなど、さまざまなシチュエーションが考えられます。ここでは『追っ手に追われる主人公』を例としましょう。
 主人公が敵と出くわしたのなら、いわずもがな敵の目的は『主人公を逃がさないこと』です。敵からして主人公は『敵』に当たる人物なので仕留めようと必死です。そして主人公の目的は『追っ手から逃れること』です。

 ここでシーン①にでてくるキャラ(追っ手と主人公)の目的、すなわちシーンの意義は定義されました。このシーンで、このキャラクターたちは互いの目的を達成しようと出来る限りの手段を使います。
 では『大雑把な文章は使わない』『ト書きにしてでも分からない部分は明確にする』を交えてプロットを書いていきます。

――――――
 廃れて閑散とした地帯へ、主人公は背を向けるべく来た道を戻る。風が吹き抜ける・砂塵が人影のように巻き上がる・どこか胸騒ぎを覚える主人公・風が止む・一瞬の静寂・かすかに聞こえた足音
 振り返ることもせず主人公は駆けた。それと同時に、荒々しい怒号が彼の背中をつつく。敵の追っ手だ。一人だけではない。塀の入り組んだ路地に駆け込み、複雑に曲がりながら前に走る。
 走りながら主人公は悩む・迎撃するかこのまま逃げ切るか
 その時、不意に前から敵の姿・しかし敵も思ってもみなかったのか、突如として見つけた主人公の姿に面を食らっていた。神経を尖らせていた主人公は、その隙を逃さない。鳩尾に鋭い拳・思わず屈んだ敵の頭を掴んで塀に叩き付ける・昏倒する敵
 即座に周囲へ注意する主人公・警鐘のように鳴り響く自分の心臓・取り戻せない考える冷静さ・ふと主人公は足元へ転がる敵に目をやった。
 主人公は敵の装備をあさる。安っぽい拳銃と申し分程度のマガジン・武器の代わりにはなるだろうが過信はできない・威嚇のための発砲がいいところだろう・迎撃することを諦める
 続いて再び周囲へ・傍らには袋が乱雑に放られたゴミ置き場・入り組んだ路地は相変わらず・よくよく考えてここは敵地・土地勘は敵のほうが充分に上・しかも敵の仲間が来ているとも考えられる・もしかすると、退路へ先回りされているかもしれない。
 隠れてやり過ごすことを主人公は決断・敵の銃を空へ発砲・そのまま奪い、放置されたゴミ袋の山へ身を隠す・ゴミに視界を覆われる・得体の知れない粘液が肌に触れる・鼻の曲がりそうな臭いが堪らなく不快だった。
 駆けつけた敵・なにかを話し合ったのち、この場を去って行く足音・しばらくして、彼らのものとおぼしき車が走っていく音も聞こえた。やはり退路を塞いでいたらしい。それからしばらくの時間が経つ。人気は感じない。落ち着きを取り戻したところでゴミ袋をどかしてその場をあとにする主人公
――――――

 普段書くものと比べてかなり雑ですが、自分が書くとこのようなプロットになります。主人公の目的は達成された時点でこのシーンは終わりです。

 続いてシーン②の『圧倒的な宿敵の力に、死を覚悟した主人公の心境』です。シーン①と同様、まずはこの場面に出てくるキャラの目的を考えます。
 宿敵…追い詰めた主人公を仕留める
 主人公…隠し持っていた爆弾で道連れにしようとする

 以下、同様のプロット。

――――――
 全身から泣き叫ぶような激痛・口から血を吐き、途切れそうな意識の中、主人公は体を起こそうと壁を這うようにして立ち上がる。曲がらない足・額から伝う生暖かな血の感触
「細い割にはなかなか丈夫な体してんじゃねーか、おい!」
 そこに宿敵の豪腕が容赦なく主人公の首元を掴みかかる。喉ごと潰れるような息苦しさに、主人公の意識はさらに揺らぐ。
 それでも宿敵の思うようにはさせまいと、力の入らない両手の爪を立て、彼の豪腕を掴んだ。おぼつかない視界の中に宿敵の顔を捉える。がたついた体に反して、その眼差しは刃のように鋭さを増す。
 そんな児戯にも等しい彼の行動に宿敵は笑みを浮かべた。
「感動だねぇ、そんなにオレを殺してーのか? そんなボロ雑巾みてーな格好でよぉ!」
 宿敵の顔に血を吐き捨てる主人公
主人公「」宿敵に対して挑発の台詞
 小馬鹿にしたように笑う・宿敵の顔から笑みが消えた
 その途端、主人公の体が勢いよく舞い上がる。投げ飛ばされたと気付いた時には地面に叩き付けられていた。
 呻き悶える主人公・激痛を無視し、主人公は辛くも仰向けになる
 空がいつも以上にまぶしい・それでも目を閉じることはない・死は、とうに覚悟の上だった・まだ動く左手をどうにか腰へ持っていく
(アイツさえ殺れば、俺は死んでも……ッ!)
 ぬっと、そこへ主人公へ影が覆う。すかさず動かした主人公の左手よりも早く、宿敵の足が彼の左手を踏み潰した。
「がああぁぁぁぁっ!!」
 皮の中から小骨が砕けるような音は、主人公の悲鳴に掻き消される。
宿敵「」隠し持っていた爆弾に気付いていたことを明かす
 万力のかかった踵・虫をすり潰すよう・おもむろに銃を向ける宿敵
「ボロ雑巾が街のゴミになるなんざ、皮肉なもんだよな」
 勝ち誇ったような宿敵の声色・銃口に怯えることなく、主人公は眼差しだけでも彼に反撃した・それも空しく宿敵は余裕綽々とした表情だった。
 その確かな現実が、主人公の宿敵に向けられた殺気をふつふつと沸き上がらせた。そして悔やんでもいた。彼を仕留められない自分の無力さを。仲間の仇を取れない、この瞬間を。
 銃声が轟く。銃弾が、衣服に血を滲ませたのを宿敵は見届けた。
 主人公へ向けられた銃口が朽ち葉のように落ちる。主人公の眼差しは、忽然と鋭さを潜めた。彼もまた、その瞬間を目の当たりにしたからだ。
「助けに来た、とでもいっておこうか?」仲間の声
 思わず膝を着く宿敵・後方から響く、主人公の聞き慣れた声
――――――

 相変わらずいつもよりも雑なプロットになってしまいましたが、形としてはこんな感じです。ト書きというよりも箇条書きに近いような気もしますが、とりあえず『分からない部分が、あらかじめ考えてあれば』問題ないかと。
 かなり長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。

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元記事:自分の作品の違和感

皆様はじめまして。ラノベ作家をガラにもなく目指している雨月と申します。以後お見知りおきを。

私ごときの質問を見てくださってありがとうございます。

さて、曖昧な質問で申し訳ないのですが……。

オリジナルの小説を書いていて、毎回起きることなのですが、たった数ページ分書いただけで、違和感が起こってその先を書くことができなくなるのです。
違和感の正体はなんなのかわからないんです。文章が変なのか、キャラが変なのか、キャラ同士の会話が変なのか、ストーリーが変なのか、ただ単に面白くないのか、全くわからないのです。
とりあえずストーリーを壱から再び考え直してみたり、キャラの設定をもっと細かく考えたりしましたが、違和感は抜けません。
結果、また新しいものを考えて、同じように違和感ができて、とループしてます。

皆様はこういった経験はあるでしょうか。
あるのでしたら、こういった場合どのようにしていますか?

上記の回答(自分の作品の違和感の返信)

投稿者 日暮一星 : 3 人気回答! 投稿日時:

 初めまして、日暮一星です。

 雨月様の書き方であったり、実際にその作品を見ないことには分かりかねますが、違和感のあることなら自分も書き始めて間もない頃に経験があります。本当に書き始めたばかり頃なので、その書いていたものがそもそも作品と呼べるものなのかというレベルでしたが、自分の場合は主に文章でした。

 簡単に言うと、当時の自分が書いていた文章が酷く薄っぺらいものだったんです。一人称の文章で、地の文が全体的に語り手(主人公)のぼやきのような感じでした。この正体に気付けず、次のページを書き始めようとしては前のページを読みふけり、何度も無意味な推敲をしたり修正をしたりという繰り返しです。その結果、その作品や自分の力量に自信をなくして放棄したりと。この経験から三人称視点で書き始めて以降、今度は設定やストーリーに『これでいいのか?』という疑問が湧いて出てきたのですが……。

 今でも自分の作品に対する違和感や疑問など尽きることはありませんが『創作は試行錯誤の繰り返し』という解釈で開き直って作業しています。少なくとも、違和感なくすらすら一冊が書けるほど創作は簡単ではないし、仮に可能であってもそんな才能は自分にはないと考えています。

 もし『違和感が気になって執筆できない』ことに悩んでいるのなら、強引にでもまず形にする(一冊にする)ことに集中したあとで、思う存分その違和感と向き合ってみるというやり方をしてはどうでしょうか。今の自分の書き方もそれと似たようなものです。ラノ研でも言及されていたと思いますが、少なくとも推敲のやり過ぎは作品にとっても書き手にとってもなんのプラスにもなりません。形にならないと、その作品にあるであろう違和感の正体にも気付けないと思うので。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 自分の作品の違和感

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元記事:プロットから執筆する際、ストップしてしまう要因

いつもお世話になっております。

現在長編のプロットを進めております、やとうです。

先日は皆様のお勧めの本を教えていただき、ありがとうございました。
疲れたときは少し休憩の読書をして、気分転換をしながら創作を続けています。

ところが現在、プロットから小説への文章化をする段階において作業が上手くいかずストップしてしまいました。

現状としては、
短編の連作の形式の計画の小説で、大まかな流れをつくり、
細かな話のプロットが完成した一作(一話分)ごとに本文を書くという手順で進めています。
A4用紙1枚分に収めたプロットです。

今は主人公の初登場、キャラクター達の出会いとなる場面の話のプロットが完成し、小説を書き始める段階となりました。
今後も別の話との整合性の関係で、書き直す可能性の高い場面ですが、一応流れは決まっています。

ここまではスムーズに書けた内容を、いざ文章化しようという段階になると、
途端に文字として浮かばなくなり、全く書けなくい状態です。(頭の中では動き・セリフ等のイメージ像はあります)

書きやすそうな場面からでもと、途中からのスタートも試みますが、結局進まず書いては消すの繰り返しです。
このような状況から動き出すためには、どうすればいいのか悩みが続いています。

皆様はプロットから本文を執筆される際、どのような手順で勧められていますか。
また、現在の執筆の方法の中に足りない作業・手順等があるのでしょうか。

年末のお忙しい時期にお手数をかけしますが、皆様にご指導いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

上記の回答(プロットから執筆する際、ストップしてしまう要因の返信)

投稿者 日暮一星 : 3 人気回答! 投稿日時:

 プロットを書いておいたはずが、よくよく見ると空白だった――そんな相談ですね、痛いくらいに分かります。

 自分は『プロット製作の時点で、分からない部分を明確にする』というやり方で文章にしています。

 キャラたちの会話の掛け合い、説明の導入、はっきりとした描写が必要なシーン、語り手の心情、場面ごとの情景etc……これらをコピーして貼り付けるだけの状態に、なるべく近付けながらプロットを作っています(自分はこれを“設計文”と呼んでいます)。

 最低でも、
『分からない部分はト書きにしてでもメモしておく』
『シーンごとの意義を明確にする』
『プロット製作で大雑把な文章(表現ないし内容)をできるだけ使わない』
 を意識しながらプロットを書いています。当然ながら、この手法を使うとプロット製作の時点で時間を浪費することになるのですが。
 個人的には『プロットがあるのに原稿が書けない、どうしようもなくもどかしい感覚』がもの凄く嫌いなので、これで納得しています。【プロット=設計図】という認識をしているので、これくらいやってもいいかなと。

 ちなみに自分は長編を書いているので、オープニングからエンディングまで上記の方法でプロットを書き終えたらそのまま原稿には行かず、構成の問題や細かい部分の突っ込みどころを探します。プロットを元に、構成やシーンごとにある内容を簡潔にまとめた“見取文”を作り、そこから修正や添削作業に入っていきます。
 それらを終えて原稿の作業に入ります。時間をプロットに費やしている分、この作業は割とすんなり終わります。一冊が完成したらしばらく時間を置き、複合機で原稿を紙にして誤字脱字の修正に取りかかります。物語構成などの修正はプロット製作の時点で終わっているので、そこは気にせずどんどん赤ペンを入れていき、最後の修正に取りかかって完成です。

 足りない手順……。短編を繋ぎ合わせた長編を書いているのであれば、やはりオープニングからエンディングまでプロットを書いたほうがいいかと。点と点を繋ぎ合わせて線になるという構成なら、なおさら情報の整理も重要になると思うので。
 物語が長ければ長いほど『いかに書き手が作品を把握しているか』も、創作上とても大切です。プロットの製作以上に『作品を把握する手段』は欠かせないと思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: プロットから執筆する際、ストップしてしまう要因

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元記事:叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてください

 今年中に新人賞に応募しようと考えている者なので、私の他の質問を見かけることがあるかもしれませんが、どうか少しばかりのお付き合いお願いします。
 まず私は、作品に叙情性、哀愁をほんの少しだけ匂わせたいです。ほんの少し、というのも上位ライトノベル作品で暗い、とういか真面目(大人びた)な作品はあまりありませんので。
 上記の理由の為、「叙情的で哀愁ある雰囲気、文章」を既存小説、作家から感じて、表現方法などを吸収したいと考えています。小説なら、官能小説以外(ラノベの少々エロいのは構いませんが)なら基本的に一考させて頂きますので、主観的でなく出来るだけ客観的にお願いします。因みに、川端康成の「雪国」はとても私の感性を擽りました。
 これは本当に出来たらでいいのですが、背徳を感じられる小説、作家も教えて頂けたら光栄です(しかし、これですら官能小説以外で…)。
 性癖に少々問題があるかもしれませんが(?)回答よろしくお願いします。
 

上記の回答(叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてくださいの返信)

投稿者 日暮一星 : 3 人気回答! 投稿日時:

 初めまして、日暮一星です。

 すでに読了されているかもしれませんが、ライトノベルなら【イヴは夜明けに微笑んで―黄昏色の詠使い】【イリヤの空、UFOの夏】【哀しみキメラ】【プシュケの涙】あたりでしょうか。いかんせんラノベはエンタメ色が一般文学より強いので、文章力に特化した作品を見付けるのは難しいですね。

 純文学なら(というか自分はこれしか読んでいないのですが)田中慎也氏の【共食い】が印象的でした。内容はどちらかといえば暗く、純文学らしく性描写も含まれていますが、文章だけ学ぶならそこは飛ばしてもいいかもしれないです。文章のリズムだけで余韻を表現できる氏の技術には息を呑みます。物語的にもしかすると、背徳を描けているかもしれません。
 また、レビューを見るあたりでは重松清氏の作品も評価が高いようです。氏の作品もいずれ読もうと思っているのですが、なかなか手がつけられず某通販サイトの欲しいものリストに保存したままになっています。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 叙情的で、哀愁を表現するのが上手な作家を教えてください

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元記事:スランプ?書かない方がいい?

自作の改稿に当たって、スランプに陥っています。何か抜け出す方法やヒントなど、思うところをお伝えいただけると嬉しいです。

現在自作の大々的な改稿を行っているのですが、そのうち2章の改稿で行き詰まっています。1章は個人的に満足のいく改稿となりましたが、2章がいまいち納得できていません。というのも、2章は起こった『事件』が少なすぎると思ったのです。

私の作品はラノベ系の文学というよりは、海外ファンタジーの児童書のようなイメージです。有名どころでいえばハリーポッター、ダレン・シャンなど……。その関係で、私の理想として、1章=1巻、2章=2巻のつもりで書いています。
よくある海外児童書ファンタジーは、1巻完結型で、2巻は1巻を引き継ぎながら事件を展開していき、謎を残しつつも2巻の大きな事件を解決して終了、そして3巻~のようなイメージだと思います。
私はそこまで厳密に作っているわけではないのですが、大体このような形にできればいいと思って改稿しています。

そして現在見返していたところ、2巻はほとんど事件がないことに気付いたのです。私の作品は本来事件解決型というよりは、○○というゴール(最終地点)を目指しながら世界中を旅して、その道中で起こったことを書いていくようなストーリーではあるのですが、それにしても2巻に大きな出来事が何もないと思って、新しくエピソードを追加しようと思いました。

そしてエピソードを思いつき、それを上手く組み込むための理由もできましたし、その伏線も綺麗に貼れそうだと思いました。そのエピソード自体は、イメージ的には、小説全体のクライマックスに当たる魔王との戦いに向けて、2巻の時点で魔王がチラッと顔を見せ少し戦いを仕掛け、それを撃退する、のようなエピソードです。つまり、物語の根幹をなすストーリーの伏線のようなエピソードにできました。

ただ、これの執筆ができません。
このエピソードの設定や展開、結末まできちんと考えられたのに(プロットはできました)、筆が進みません。書こうと思えません。なぜでしょうか?

私は普段小説を書く時、筆がのると2~3時間で一気に5000字ほど進めてしまいます。5000字でだいたい一区切りがつくので、区切りが着いたら、その時点で書いた文章を推敲する~のようなやり方で執筆を行っています。
ですので、私が上手くいっている、物語として自信がある!というときは、集中して物語を書き続けられるのです。でも、今回はそれができません……。

いつものように書けないということは、今回書こうとしている、原作に組み込もうとしているエピソードが"間違って"いるのでしょうか。書くな、入れるな、ということでしょうか。このままで十分面白いし、入れたら逆におかしくなる、本能的にそう悟っている、というようなことなのでしょうか……。

スランプかなとは思うのですが、同じ作品の番外編などは書けるので、完全なスランプでもないようなのです。今書こうとしている話が書けない……そういう状況です。

事情があって、時間を置いて一旦忘れる、というようなことができません。なるべく早く、このままエピソードを追加せず改稿を完了させるか、エピソードを追加して完了させるか決めなければいけません……。

エピソードを追加した方がいいのか、しない方がいいのか、スランプの原因はなんなのか、スランプを抜け出すためにはどうすればいいのか、
なんでもいいので、思うところがあればご教示いただけますと幸いです。

上記の回答(スランプ?書かない方がいい?の返信)

投稿者 サイド : 0

他の方がほとんど解答されてる感じだったので、あえてちょっとヘンなことを。
最近、プロットも最後まであった長編を書き上げたんですが、その中で普段扱わない要素、ヘイトを買うかもしれない要素を書くか迷ったことがありました。

筆が止まるということまでにはならなかったんですが、その時、自分にブーストかけてたのが、「ここでベタにしたら、50過ぎて読み直した時、誤魔化したな」って後悔しそうって想像でした。

ヘンに思われるかもしれない、新人賞でマイナス要素になり得る、叩かれる、頑張りが無駄になるかもしれない、後悔しそう。
そういう気持ちは常にありましたが、今までブレーキを踏んでいた箇所で、あえてアクセルベタ踏みしてみたんです。

書き上げたのが最近なので結果は出ていませんし、非常に怖いですが、実際にやってみて得られた肌感覚というか、そういうものが少し身に付いたというか。

なんだかあやふやな感じのことを言ってしまいましたが、個人的には、「まず健康面、経済面に不安がない」ことがクリアされているのなら、アクセルベタ踏みでやりたい事やって、突っ走って見るのも一つの手かなと思います。
そしたら読者さんの中にも、「ああ、この作者さんは暴走じゃなくて、今、冒険(実験)してるんだな」と理解してくれる人はいると思うので、そこでのコミュニケーションを大事にするのもいいかもしれませんね。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: スランプ?書かない方がいい?

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投稿日時:

元記事:海外ドラマの知識をベースに

中学生の頃から警察系のアメリカの海外ドラマやロシアやフランスのマフィア系、警察系の映画(米)がずっと好きで見ていて好きな作品ならセリフを暗唱できるくらいの映画や海外ドラマのファンです。
海外ドラマのような仲間との関係や恋愛政治的な駆け引きをベースに、アクションのストーリー描きたいと思っているのですが、小説は5年以上前に数十冊読んだことがありません。
文章を書く仕事(広告系)をしているので文章表現や幅には多少の自信がありますが、小説を書くためにはやはり何百冊と小説を読むべきでしょうか?

わかりにくい質問で申し訳ありません。

上記の回答(海外ドラマの知識をベースにの返信)

投稿者 宮代 蓮 : 0

どうも宮代 蓮と申します。

結論から述べると、最初期は『2~3』冊であるべきだと思っています。
あと、“目的を明確にする”ことをお勧めします。

あれ? なんで具体的に書けるの? と思われたかもしれませんが、個人的にはこの数字がベストだと感じています。

文字数やページ数、学術書か否かにもよりますが、何にせよこの冊数だと思っています。

なぜ2~3冊なのか。これは“適度に知識を吸収し、自分の作品に出力できる”冊数だと思っているからです。
え? でも本は多く読まなきゃ良い作品、表現はつくれないでしょ!?

そこでまずは多くの本を読む、という点について崩します。

(執筆の)勉強を目的に多くの本を読むということは、多くの知識や表現を学べる……これは当然のことだと思いますが、“苦痛を伴う場合が多い”ことと、“全て吸収できるわけではない”、そして“忘れやすい”ということを忘れている方が多いと思います。

苦痛を伴うことは、いざ作品を書く時の体力と意欲をそぎますし、全ての、特に自分の作品のように強烈な愛着の無いものからの知識を全て覚えられるわけがありません。

読んだ本の冊数は多いに越したことはない、とよく言われますが、お金は多いにこしたことはないと言われるのと同じで、理想的な面が強いです。

けど、沢山の本を読めば知識がつくんでしょ!!!
私も素晴らしい表現がしたい!!! どうすれば多くの本を読めるか。

ずばり“目的を明確にする”ことです。

実際に筆をとり、書きたい作品を書き始めます。
もちろん語彙や知識は少ない、まっさらな状態です。こんなのでは、表現の幅が狭まるどころか、書けない場合が出るのは当たり前です。
そこで、さっき提言した“2~3冊”が出てくるのです。
この2~3冊はこれを防ぐための最低限の準備だったのです。
2~3冊はあなたの作品を小説としてのカタチをつくる最低限の知識を補助する冊数になります。
やがてつらつらと書いている内に、表現が微妙なり、この表現は気に入らないなどといった点が出てくると思います。

すかさずそれをよく覚えましょう!

個人的にピックアップした語なので、他の雑多な活字よりもよく脳裏に焼き付くと思います。そして次に、その表現を探す旅に出るのです。つまり、出会うまで本を読むということです。
何の目的もなく、ただ知識が手に入ったらいいなぁ~~と、沢山の本を見るよりも遥かに効率的に、表現や知識を吸収できるようになるはずです。
なぜなら明確に、何が欲しいのかあなたは知っているからです!!! あとはそれを拾い上げるだけ。そうして手に入れたものは、テキトーに拾った表現よりも強烈に記憶に残ります。

これがさっき述べた“目的を明確にする”ということです。

本を多く読みたい! と思っているなら、という体で話しましたが。

乱文、長文、いまさらのレス失礼しました。
どうか創作活動が上手くいきますよう、お祈り申し上げます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 海外ドラマの知識をベースに

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投稿日時:

元記事:近未来で魔法の話をつくりたい

・近未来の日本、もしくは現代の地球より発達した社会
・魔法の存在が科学、生物学などで証明されている世界
・魔法の能力は、運動能力や学力のように、優劣はあれどほとんどの人に備わったもの。魔法学も、他の学問のように小学校から授業がある。

という設定の小説を前々から書きたいのですが、果たして可能なのでしょうか?
今よりも進んだ技術と知識があれば、魔法の出番はないような…と考えておきながら諦めかけています。
いま考えているのは、

・廃れそうな魔法を守るべく、世界を旅する魔法学者の話
・魔法の必要性は感じていないが、魔法が得意だったおかげで国立の高等学校に入れた主人公が魔法でなくては太刀打ちできない事態に仲間と立ち向かう話
・科学や生物学やらが市場を独占している業界に、魔法使いの主人公らが一旗揚げるべく乗り込む話

の3つです。派生系はありますが、だいたいこんな感じです。

どれは発展の余地あり、とか、そもそも近未来で魔法は厳しいだろ、とか、どれもちょっと…とか、何でもありがたいので、ご意見お待ちしています。

上記の回答(近未来で魔法の話をつくりたいの返信)

投稿者 のん : 4 人気回答!

こんばんは、のんです。
魔法と深い関わりのあるファンタジーというジャンルはそもそもSFの派生ですので、近未来と魔法の相性が最悪ということは無いと思います。

それより、科学で魔法の存在が証明されている=科学によって魔法の原理が解明されている。となるとそっちの方が問題ですね。
魔法が科学に含まれてしまい、差別化が出来なくなります。
似通った設定の『魔法科高校の劣等生』でも、魔法が科学によって解き明かされたりはしてなかったと思いますので、関わらせない方が良いでしょう。
吸血鬼や妖怪と共存しているようなノリで魔法使いを考えてみるといいかもしれませんね。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 近未来で魔法の話をつくりたい

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