小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

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元記事:バトルを売りにした小説において、ラスボスとの戦闘シーンには派手さが絶対必要か否か。

超能力や魔術を用いた直接的なバトルを売りにした作品で、ラスボス的存在が地味な能力であるというのはよろしくないでしょうか? やはり、バトル物であればある程度の華やかさをもった能力の方がいいでしょうか? 

上記の回答(バトルを売りにした小説において、ラスボスとの戦闘シーンには派手さが絶対必要か否か。の返信)

投稿者 いとなしサテラ : 2 投稿日時:

 いいえ、すべては作者がうまく表現できるかどうかです。
 いかに魅力的で主人公より優れた部分のある敵キャラを描けるかどうかです。主人公より優れた部分は必ずしも強さである必要はないんです。社会的な地位、表の顔、影響力なんかも、ある意味能力の一つです。
 有名な作品なんかで好きな悪人のキャラクターはいませんか? なぜか嫌いになれないキャラはいませんか? そういうキャラは主人公にない強さがあるんです。美学であったり、生き方であったり、努力があったりするんです。
 もし、主人公が今まで能力に頼ってきたのなら、圧倒的な力を示すのもいいですが、能力や魔術に頼らない戦い方で主人公を追い詰めるというのも一つです。その場合、決着の前にラスボスの回想を挟んだりして、立場だけでない対立を描きます。これで主人公が勝利した場合、主人公はラスボスに「戦闘に勝った」けど「努力で負けた」ことになります。それを知ってるのが、ラスボスやその部下だけだったりするとなおいいですね。この時、主人公の勝利に喜びつつも、読者はラスボスの側に共感すわけです。
 作品として楽しませる場合、主人公ばかり持ち上げる必要はありません。逆に主人公が理解しない方がいいこと、読者として主人公に理解してほしくないこともあります。能力者バトルで競うのは本当に能力だけかどうか、色々考えてみてください。

カテゴリー : キャラクター スレッド: バトルを売りにした小説において、ラスボスとの戦闘シーンには派手さが絶対必要か否か。

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元記事:創作に没頭しすぎると不眠になります

初めまして。柴犬と申します。
ここ数ヶ月不眠に悩んでいるのですが、恐らく原因の一つは、創作に没頭して頭が興奮した状態から眠るモードに切り替えることができなくなっていることです。
私は「こんな話が書きたい」というアイディアが浮かんだら、イメージを膨らませるのに役立ちそうな曲をガンガン聞き、とにかくテンションを上げ続けながら資料を集め(リアリティのために資料収集はかなり重視しています)、執筆し、高いテンションを維持したまま書き上げます。書き終わってもなかなか興奮は冷めません。
小説を書く一連のプロセスは好きなのですが、そのために不眠になるのは心身の健康に良くないので、どうにか頭を沈静化させて眠ることができないかと考えています。
皆様は創作の後に頭を切り替えるために何か工夫をされているでしょうか? もし良い方法があれば教えていただけると幸いです。

上記の回答(創作に没頭しすぎると不眠になりますの返信)

投稿者 いとなしサテラ : 0 投稿日時:

 不眠が完全に収まるわけではないですが、私はスマホの新規メールなんかに思いついた設定や語りなんかをよくメモして、下書き保存しています。それで、あとでパソコンにメールで送って執筆に使ったりします。「思いついたことを勢いに任せて書く時間」と「ちゃんとした執筆の時間」をわけているんです。イメージが膨らむ曲や画像が見つかればフォルダか何かにまとめて保存するかメモしておいて「ちゃんとした執筆の時間」に改めて使います。
 私も少し『そううつ』的な部分があるので、最近はいかに冷静にテンションを上げるかを考えています。テンションが上がってもパフォーマンスが上がるわけじゃないですからね。ただ、私の場合は体力の方がもたないので適当なところで休みます。参考になればいいですが。お体を大事にしてください。

カテゴリー : その他 スレッド: 創作に没頭しすぎると不眠になります

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元記事:どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますか

私は三人称多視点のストーリーを書きたいのですが、混乱してしまってどうやって書けばいいのかわかりません。コツとかあるのでしょうか?

上記の回答(どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますかの返信)

投稿者 いとなしサテラ : 3 人気回答! 投稿日時:

 改めて書かせてもらいます。まず、あなたは自分のことを映画監督だと思ってください。カメラを自由に動かせるドローンだと思ってください。地の文はナレーションです。三人称の場合は神(作品中に登場しない人物)が語り、一人称の場合は登場人物・役者の誰かが語ってると思ってください。
 役者や登場人物は一人一人性格が違います。見えているものが違います。全く同じ
状況を説明するにしても言葉遣いが変わります。撮影しているシーンの中にいても、主人公の男から見た状況と、男の隣にいる女性の状況は違って見えます。主人公が憎々しいと思っている『相手』のことを、女性はかっこいいと思っているかもしれません。コレだけでも『相手』に関して語る文章には、人それぞれ個性が出ます。
 神がウソを言ってはいけません。えこひいきしてはいけません。事実の一部を語らないのはありです。神が見ている人物によって事実を多めに語るのはありです。
 逆に、ナレーション(語り手)が主人公ならひいき目に見てもいいですが、主人公がその時点で知らないはずの情報を知っていてはいけません。主人公が過去に撮った映像を見ながら、当時のことを思い出して過去形で語っているなら別です。
 じゃあ、適当に考えてみた文章を書いてみます。
――――――――――――――
【一人称(男)現在観測・思考&当時の語り】
 俺の目の前にいるのは赤髪の男、すました顔で「お前の親を殺すのは楽しかった」といいやがった。なんて奴だ。沸々と怒りが湧き上がってくる。
 その時の俺は、家族を殺した男を前に怒りを隠すことができなかった。
【三人称(神視点)現在説明・補足・仮定】
 親を殺された男はようやくたどり着いた。彼の目の前には赤髪の男。この赤髪は男の両親以外にも何人も人間を殺していた殺人鬼だ。復讐に燃える男はそれを知らなかったが、もし知ったとしたら、既に飛び掛かっていたかもしれない。
【一人称(女)現在観測・思考&男の過去&当時の語り】
 私は離れたところにある岩場の陰で、一人祈っていた。親を赤髪に殺された彼は今までつらい経験をいっぱいしてきた。それを私は知っている。本当は止めたかったけど、きっと復讐という目標がなければ彼は立つことができなかった。だから私にできることは祈ることだけだ。
 でも、赤髪の彼、顔はいい男よね。当時、私がそんなことを考えていたとは口が裂けても言えなかった。
【一人称(赤髪)現在観測・思考&過去語り&当時の語り】
 またこの顔か。オレを見る目は恨みを持った者の目だ。オレに復讐を誓う者の目だ。何も知らないってのは幸せなことだな。オレは目の前の男と過去の自分を重ねた。
 オレが今相手にしている男の両親は既に『ウイルス』に感染していた。人に宿り、化け物に変えてしまうウイルスだ。本当のところは、オレは奴の命の恩人だというわけだ。だが、それを言って意味があるだろうか。いや、ない。オレが言われても信じない。信じなかった。
 だから、オレはこの言葉をクチにする。この言葉で悪役を演じる。
「お前の親を殺すのは楽しかった」
 嘘だ。人だったものを殺して楽しいわけはない。残される家族を想像しないわけがない。オレも同じだったからだ。そのつらさを俺は知っている。
 だが、俺にできることはこれしかない。復習を受け止めるのも俺の役目だ。これが、オレが復讐で殺してしまった恩人へのせめてもの償いだった。
【三人称(神)現在観測・当時の語り】
 二人の男は対峙した。親を殺され復讐を誓う男と、責任を感じ償う男。この二人の戦いの先に何が待っているのか。果たして、勝利するのはどちらなのか。それを知るものはまだ誰もいなかった。
――――――――――――――――――――
 はい、こんな感じになりました。書きながら「ありそうな設定」とか、「その人物から見える事実」と「目に見えてない部分」を足していった結果です。
 もし、三人称を書けないっていうのなら、①どこから②どんな立場の③誰が見てしゃべっているかはっきりさせてないからです。キャラクターがいて過去と現在があればどうとでもなります。まずは、カメラの位置と誰に語らせるかを考えてみてください。

カテゴリー : ストーリー スレッド: どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますか

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元記事:プロットはできたけれど……

はじめて質問させていただきます。

先日ようやく自分でも面白いとおもえるレベルのプロットを作ることができました。

しかしいざ文章へといったところで全然ペンが進みません。

さまざまな参考資料や文章の書き方のような本を読みましたが、プロットの重要性、作り方までは丁寧に書かれていてもそれを文章にする方法が書かれていません。

なにかプロットを文章に変化させるコツなどがあれば是非教えていただきたいです。

上記の回答(プロットはできたけれど……の返信)

投稿者 いとなしサテラ : 1 投稿日時:

 あなたの気持ちはすごくわかります。私自身もプロットや話の流れは考えるのですが、中々筆が進みません。
 一回で完璧な文章を作ろうとはしていませんか? それは非常に難しいことです。面白い文章が簡単に書けないのなら、プロットを少しだけ詳しく書いてみるというのはどうでしょう。気楽な気持ちで情報を付け足す程度ならできるかもしれません。その時に思いついたセリフや情報をメモみたいにちょっとずつ書いて増やしていけばいいんです。こういうことを繰り返していると、いつのまにかしっかりとしたプロット、あるいは文章ができあがっているかもしれません。
 もしかすると、設定不足なのかもしれません。あなたが書きたいシーンを書くための場所の情報・宗教・時代・生活様式・風景であったり、そこに出てくる人物の性格・服装・経歴なんかが固まっていないのかもしれません。中身の空っぽな人物を登場させると、その人がどう生きているのかどう喋るのかもわからないものです。出したい人物の独白みたいなものを一人称でバーっと書けば設定が固まるかもしれません。まずは書ける部分を書いて、自分が書こうとしている作品の世界観を自分で理解してみるのはどうでしょう。何か変わるかもしれませんよ。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: プロットはできたけれど……

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元記事:小説の設定に無理があるのか不安です

小説ストーリーといいますか、ざっくりとした設定を思いつきました。
それが、無理のあるものではないか心配なので、ぜひアドバイス頂きたいです。

主人公の男子高生が、クラスメートの目立たないが優しい美少女に告白する。
しかし実は彼女はお嬢様で、許婚がいると言われてしまう。
諦めようとする主人公だが、彼女に「実は、諦めきれない初恋の人がいる。相手はどこの誰か分からないから、家族には言ったことがなかったけれど、婚約が確定する前にどうしても探しに行きたい。探すのを手伝ってくれないか?」
と頼まれる。主人公はそれを受けて、彼女と初恋相手を探す。

なかなか見つけられないまま、1か月が経ってしまう。
主人公は落胆し、彼女との登校中ぼんやりしていたために自転車とぶつかるが、なんと、自転車に乗っていたのが彼女の初恋相手だった。
しかも、その人は男子のようなだけの女子(イケメン女子)で、彼女の勘違い…

主人公たちがその人に事情を説明すると、「彼女の許婚は、もしかしたら自分が片思いしている他校の生徒かも……」という返答が。

主人公は許婚とその人をくっつけようと奔走し、2人はめでたく交際することに。
そして、主人公と彼女も両思いになりハッピーエンド。

というストーリーなのですが、もしかして無理がある設定なのではないか?と不安です。

アドバイスお待ちしています!
よろしくお願いします。

上記の回答(小説の設定に無理があるのか不安ですの返信)

投稿者 いとなしサテラ : 1 投稿日時:

まず、あなたが一番面白いと思ったところ、一番書きたいと思ったシーンはどこなのかをはっきりさせましょう。主人公と彼女の恋愛なのか。主人公とイケメン女子の結ばれぬ恋愛なのか。主人公とイケメン女子による謎解きなのか。主人公と彼女とイケメン女子による三角関係なのか。ここが曖昧だと、なんとなく始まってなんとなく終わってしまいます。漠然とした設定とストーリーだけではあなたが表現したいものというのが読者に伝わりません。

設定とストーリーの方ですが、偶然出会ったイケメン女子と協力するのが不自然です。それなら元々知り合いでぶつかったことによって思い出した方がいいです。最初から知っていれば「好きな子の許嫁と初恋の子を探してるんだけど知らない?」「許嫁の方なら知ってるかも」「マジで!?」「その代わりコッチの頼みも聞いてくれよ」と、受け入れやすい流れで話を進められます。もっとも、この場合は主人公とイケメン女子の性別を超えた友情を描くことになりそうですね。

主人公と彼女の恋愛を描きたいのであれば、省略した一ヶ月を濃いめに書いた方がいいです。同じ目的に向かって協力する主人公を見て、彼女の気持ちにも変化があるかもしれません。この場合、イケメン女子との出会いは最後の一押しになるので、イケメン女子の好きな人を探す部分は省略した方がいいと思います。

よく勘違いしている人がいるのですが、作者の個性は設定の違いで出すべきものではありません。その設定とストーリーで何を描くのか、どのように伝えるのか、という部分に作者としての個性や伝えたいこと、作風が現れてきます。読む人に面白いと思ってほしいのであれば、作者として面白いと考えた動機、きっかけになった部分をはっきりさせてみるのはいかがでしょうか。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 小説の設定に無理があるのか不安です

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元記事:個人哲学

このサイトにはあきらかに不勉強なまちがった個人哲学をたれ流しているアマチュア名人様がいるのですがなぜ彼らは他人にえらそうな態度をとれるのでしょうか

上記の回答(集団就職の返信)

投稿者 ごたんだ : 1

季節は愛と共にあり、愛によって季節は恵る。

全てのゴールは季節であり、季節無くしてゴールは無い。

サッカーが“愛”に満ちたスポーツだと10巻させられた素晴らしい大会だった…

その全てが“愛”無くしては産まれ経なかった。

関動を与えたサッカーと、それを支えた、全ての“愛”に感謝を伝えたい!!

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 個人哲学

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投稿日時:

元記事:「夢オチになりようのない展開」とは?

 ある漫画の主人公が「自分のことを誰々だと思っている精神異常者」と呼ばれています。フィクションの主人公は、いつでも彼になり得るのでは、と考えていて、例えば「異世界に行って超能力で活躍し、猫耳の少女と結婚!」という小説を書いたとしても、犬耳派の読み手に「という夢を見たんだ」などとコメントされる可能性があるわけで、つまるところ、主人公が精神異常者であり、異世界が全て妄想の産物であるという可能性は排除できないのか、という問題です。

 ゴールを決めておきますけど、そもそも小説が嘘をつくものですから、嘘が、「作者がこの内容で小説を書いている」という点だけであるという状態が、小説が最もリアルな状態(=ゴール)とします。つまり、主人公が精神異常から空想の彼女を作るのはアウトですが、誰かが小説を書いて、その内容がその誰かと無関係な別の誰か同士の恋愛であるというのであればOK、ということにします。「主人公」と「彼女」が同じ次元に居ればひとまず良い訳です。

 最初は三人称小説がそれだと考えていたのですが、「語り手が主人公から聞いた話を、自分の解釈も交えて喋っている」というだけに過ぎないのかもしれませんし、視点が「主人公」と「彼女」で交互に入れ替わる一人称小説であるとしても、「彼女」の存在が、途中から主人公の想像するそれと入れ替わっている可能性も否定できません。
 主人公を高校生という設定にして、高校生の考え付かなそうなことを彼女に言わせるということも考えたのですが、そもそも高校生でも相当な知識を持っている人は居るし、主人公が「自分を高校生だと思っている精神異常者」であるという可能性も捨てきれません。

 この問題を解決するには何をすれば良いでしょうか。教えてください。

上記の回答(「夢オチになりようのない展開」とは?の返信)

投稿者 神原 : 0

なんとなくだけど永井豪の「手天童子」を見る事をオススメします。

これが多分言っている事全部満たしているかと。

見当違いの事を言っていたらごめんなさい。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 「夢オチになりようのない展開」とは?

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投稿日時:

元記事:小説のテーマを複数設置することはどれだけ可能か

作品にはテーマ(またはメッセージ)があって、自分はそれは「作品を読んだ後も誰かに語って貰うためのもので、かつそれ自体では瞬発的な面白さに繋がりにくいもの」だと受け取っていますが、このテーマには複数の方向性があると感じています。この方向性はどれだけ共存が可能なのかという話です。

1)「ニューロマンサー」のようなSF作品のテーマといえば、それは架空の世界での文化や社会がどのように変化するかという思考実験です。
2)恋愛小説の類で言えば、キャラらしさの発露だとか、キャラ同士の掛け合いといったことになりましょう。
3)クトゥルフ神話などでは、設定の考察によって話題性に繋げているという点では、テーマと同等の機能があるとして良いでしょう。

前1者が価値観の提示、後2者はキャラクターないしデータベースの提示を行なっているように見えますが、問題としては、これらのテーマはどこまで並列可能なのか、という点です。

1と3は相性が良いように思えます。例えば「魔法が日常的に使われている異世界」を想像してみると、その挙動に一定の法則性を与えれば、考察の余地が生まれます。その実在感を担保しているのは「人がそれをどう扱うか」ですから、それについて文化人類学的・社会学的・経済学的・認知科学的に正確に見えるようなシミュレーションを行えば、1と3を有機的に繋げることができるでしょう。言わば価値観の提示がデータベースの提示を助けている形になりますから、これは問題は無い訳です。

次に、2と1または3を繋げることを考えてみます。
2の実在感を担保しているのは人間らしさですから、設定や作中社会のありようが生かされるとしても、それは現実世界と何らかの接点がある部分な筈です。即ち、2と1及び3はあまり接点がないことになります。

であれば、よりスマートな形を理想とするなら、例えばもし2と1及び3を同居させるなら、片方をテーマとしての生産性をなくす(→話題性が生まれにくい、作者しか得をしないものにする)か、テーマではなくて「ストーリーを読ませるためのエンタメ部分」にしてしまった方が良いかと思います。テーマがあまりに分散しては、読者が混乱し、「美しくない」からです。

しかし実際は、これらがいずれもテーマとして同居しているように見える作品もあります(例を挙げるとするなら、上橋菜穂子『精霊の守り人』などでしょうか)。このような作品では、世界観の一部を見せながら、作中のキャラクターの心情にも焦点を当て、しかもそれぞれにテーマとしての機能を持たせているように見えます。これは一見スマートではないように思えるのですが、これらを同居させる方法があるのでしょうか。

上記の回答(小説のテーマを複数設置することはどれだけ可能かの返信)

投稿者 読むせん : 0

なに小難しい持論ならべてんだろ?と過去レス見れば、前のBLがどーのこーのの人か。

なら【持論を言い逃げタイプ】だろうから、レスポンスの意味ないかもね?('ω')

まあ・・・・こういうロジックにおいて私が掲げる持論は【逆ルートでも辿ることが可能なものは、正しい】です。全部がそうとは限りませんが、だいたいの創作論はこれが当てはまるよ。
=============================

>>2「キャラ萌え」と1「思考実験」、及び3「ミステリアスな設定」なんかをダブル同居、トリプル同居させるなら片方のテーマの重要度を下げる方がいいと思う。

そうしないと「設定大渋滞」になって話題性が生まれにくそうやん?
2「キャラ萌え」とかは俺得くらいのノリか「読者にストーリーを読ませるための【誘引剤(エサ)】」くらいのノリにしてしまった方が良いかと思います。

テーマがあまりに分散しては、読者が混乱し、「美しくない」と思うんです!!

しかし実際は、これらのような「大量のテーマ」が、いずれも重要な地位を占める要素としてケンカせず同居しているように見える作品も見かけます。

(例を挙げるとするなら、上橋菜穂子『精霊の守り人』などは①人の命か世界の崩壊かの二択を選ばされる②バルサ母ちゃん萌えチャグム可愛い③精霊の人間の関係性。とか押さえていると思います)

 このような作品では、③世界観の一部を見せながら、②作中のキャラクターの心情にも焦点を当て、しかもそれぞれに①テーマとしての連続性を持たせているように見えます。

これは一見スマートではないように思えるのですが、これらを同居させる方法があるのでしょうか?
========================ー
まず精霊の守り人が【そう】見えるなら、成立します。

その持論上では、それが【存在しない】はずだもん。

わたしはべつに精霊の守り人を【そう】見ていないんで「へー」って感じ。だいぶ昔に【神の守り人の期間編】まで読んで「こんなもんかー」って思った記憶しかないや。

【同居させる方法が分からない】なら、そもそも持論が間違っているんじゃないかな?

カテゴリー : その他 スレッド: 小説のテーマを複数設置することはどれだけ可能か

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